JPH0643601Y2 - 調理器 - Google Patents
調理器Info
- Publication number
- JPH0643601Y2 JPH0643601Y2 JP1987129454U JP12945487U JPH0643601Y2 JP H0643601 Y2 JPH0643601 Y2 JP H0643601Y2 JP 1987129454 U JP1987129454 U JP 1987129454U JP 12945487 U JP12945487 U JP 12945487U JP H0643601 Y2 JPH0643601 Y2 JP H0643601Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooking chamber
- rear wall
- chamber
- combustion
- ventilation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案はバーナの燃焼熱気を用いて加熱調理を行なう調
理器に関する。
理器に関する。
（ロ）従来の技術 ファンにて調理室内に燃焼熱気を強制循環するもので
は、例えば特開昭60-108613号公報にて示す様に、調理
室の奥部に上記ファン並びにこれを回転駆動するモータ
を配置したものがあるが、この場合上記モータ並びにフ
ァンにより奥行き寸法が長くなり、器具本体の大型化を
招くという問題がある。
は、例えば特開昭60-108613号公報にて示す様に、調理
室の奥部に上記ファン並びにこれを回転駆動するモータ
を配置したものがあるが、この場合上記モータ並びにフ
ァンにより奥行き寸法が長くなり、器具本体の大型化を
招くという問題がある。
（ハ）考案が解決しようとする問題点 本考案はバーナの燃焼熱気をファン等にて調理室内に供
給するものに於て、器具本体の奥行き寸法の小型化を目
的とする。
給するものに於て、器具本体の奥行き寸法の小型化を目
的とする。
（ニ）問題点を解決するための手段 本考案は、調理室後壁の略全面に多数の略円形孔から成
る通気孔を穿設すると共に、後壁の後方に、下方にバー
ナを立設した燃焼室を区画形成し、かつ調理室の下方に
バーナに燃焼用空気を供給する送風ファンを設置し、更
に後壁の後面に、上部を除いてダクト板を装着し、この
ダクト板と上記後壁との間に、上面に流入孔を開口した
有底筒状の通気路を区画形成し、燃焼室内で発生した燃
焼熱気の一部を通気路を介して通気孔より調理室内に噴
出して成るものである。
る通気孔を穿設すると共に、後壁の後方に、下方にバー
ナを立設した燃焼室を区画形成し、かつ調理室の下方に
バーナに燃焼用空気を供給する送風ファンを設置し、更
に後壁の後面に、上部を除いてダクト板を装着し、この
ダクト板と上記後壁との間に、上面に流入孔を開口した
有底筒状の通気路を区画形成し、燃焼室内で発生した燃
焼熱気の一部を通気路を介して通気孔より調理室内に噴
出して成るものである。
（ホ）作用 燃焼室内にて発生した燃焼熱気の一部は、後壁の上方の
通気孔を通過して調理室内に噴出すると共に、一部は流
入孔より通気路内に流入した後、通気孔より調理室内に
噴出する。
通気孔を通過して調理室内に噴出すると共に、一部は流
入孔より通気路内に流入した後、通気孔より調理室内に
噴出する。
（ヘ）実施例 本考案の実施例を先ず第１図に基づき説明すると、
（１）は比較的小型の調理器本体で、外装ケース（２）
内に前面を開口（３）した調理室（４）を区画形成して
いると共に、上記開口（３）には縦開きに扉（５）を開
閉自在に装着している。
（１）は比較的小型の調理器本体で、外装ケース（２）
内に前面を開口（３）した調理室（４）を区画形成して
いると共に、上記開口（３）には縦開きに扉（５）を開
閉自在に装着している。
又上記調理室（４）内には、図示しないマグネトロンに
て高周波電波を供給すると共に、調理室（４）の後壁
（６）後方にガスバーナ（７）を立設した燃焼室（８）
を区画形成し、この燃焼室にて発生した燃焼熱気を、上
記後壁（６）に穿設した多数の通気孔（９）（９）…よ
り調理室（４）内に供給する。
て高周波電波を供給すると共に、調理室（４）の後壁
（６）後方にガスバーナ（７）を立設した燃焼室（８）
を区画形成し、この燃焼室にて発生した燃焼熱気を、上
記後壁（６）に穿設した多数の通気孔（９）（９）…よ
り調理室（４）内に供給する。
そして上記調理室（４）の天板（10）前部には排気孔
（11）を穿設していると共に、この排気孔には外装ケー
ス（２）の天面後方に開口した排出孔（12）に連なる排
気筒（13）を連結し、調理室（４）内の排気を排気孔
（11）−排気筒（13）−排気孔（12）を通して外に排出
する。
（11）を穿設していると共に、この排気孔には外装ケー
ス（２）の天面後方に開口した排出孔（12）に連なる排
気筒（13）を連結し、調理室（４）内の排気を排気孔
（11）−排気筒（13）−排気孔（12）を通して外に排出
する。
又上記調理室（４）の底板（14）下方には収納室（15）
を区画形成し、この収納室内に上記ガスバーナ（７）に
燃焼用空気を供給する送風ファン（16）、ガスバーナ
（７）への燃料供給を制御するガスバルブ（17）等を配
置していると共に、上記調理室（４）内にはターンテー
ブル（18）を装着している。尚このターンテーブルには
下載置皿（19）を着脱自在に装着し、かつこの載置皿に
は、第２図にて示す様に上に、脚（20）にて所定の間隔
を置いて上載置皿（21）を着脱自在に装着する。
を区画形成し、この収納室内に上記ガスバーナ（７）に
燃焼用空気を供給する送風ファン（16）、ガスバーナ
（７）への燃料供給を制御するガスバルブ（17）等を配
置していると共に、上記調理室（４）内にはターンテー
ブル（18）を装着している。尚このターンテーブルには
下載置皿（19）を着脱自在に装着し、かつこの載置皿に
は、第２図にて示す様に上に、脚（20）にて所定の間隔
を置いて上載置皿（21）を着脱自在に装着する。
一方上記通気孔（９）（９）…は、後壁（６）の左右両
側の下載置皿（19）よりも下方部（22）（22）と、下載
置皿（19）と上載置皿（21）間部（23）（23）、並びに
略中央部の下載置皿（19）よりも下方部（24）と下載置
皿（19）と上載置皿（21）間部（25）、及び上記左右両
側並びに略中央部の載置皿（19）（21）間部（23）（2
3）（25）の間部（26）（26）、そして上載置皿（21）
よりも少し上方部（27）に各々穿設している。
側の下載置皿（19）よりも下方部（22）（22）と、下載
置皿（19）と上載置皿（21）間部（23）（23）、並びに
略中央部の下載置皿（19）よりも下方部（24）と下載置
皿（19）と上載置皿（21）間部（25）、及び上記左右両
側並びに略中央部の載置皿（19）（21）間部（23）（2
3）（25）の間部（26）（26）、そして上載置皿（21）
よりも少し上方部（27）に各々穿設している。
そして上記燃焼室（８）の後壁（６）の裏面（６′）に
は、その上部を除いて、上面に流入孔（28）を開口した
ダクト板（29）を固着し、このダクト板と後壁（６）と
の間に、上記燃焼室（８）内と通気孔（９）（９）…と
を連通する有底筒状の通気路（30）を区画形成し、かつ
この通気路（30）内には上記通気孔（９）（９）…の両
側部（22）（22）（23）（23）と、中央部（24）（2
5）、これらの間部（26）（26）間を各々縦割りに区画
する仕切板（31）（31）（31）（31）を固着している。
尚この仕切板（31）（31）（31）（31）間の通気孔
（９）（９）…よりも下方部には、第３図にても示す様
に水平方向の底仕切板（32）（32）を固着している。
は、その上部を除いて、上面に流入孔（28）を開口した
ダクト板（29）を固着し、このダクト板と後壁（６）と
の間に、上記燃焼室（８）内と通気孔（９）（９）…と
を連通する有底筒状の通気路（30）を区画形成し、かつ
この通気路（30）内には上記通気孔（９）（９）…の両
側部（22）（22）（23）（23）と、中央部（24）（2
5）、これらの間部（26）（26）間を各々縦割りに区画
する仕切板（31）（31）（31）（31）を固着している。
尚この仕切板（31）（31）（31）（31）間の通気孔
（９）（９）…よりも下方部には、第３図にても示す様
に水平方向の底仕切板（32）（32）を固着している。
しかして調理時には、送風ファン（16）、ガスバルブ
（17）等を作動してガスバーナ（７）を燃焼すること
で、燃焼室（８）内にて燃焼熱気が発生し、この熱気の
一部は燃焼室（８）内の上部より上方部（27）の通気孔
（９）（９）…を通過して調理室（４）内に噴出し、一
部は上記流入孔（28）より通気路（30）内に流入して、
各通気孔（９）（９）…より各々調理室（４）内に噴出
する。そして調理室（４）内の熱気は、排気孔（11）よ
り排気筒（13）を通り排出孔（12）より外に排出する。
（17）等を作動してガスバーナ（７）を燃焼すること
で、燃焼室（８）内にて燃焼熱気が発生し、この熱気の
一部は燃焼室（８）内の上部より上方部（27）の通気孔
（９）（９）…を通過して調理室（４）内に噴出し、一
部は上記流入孔（28）より通気路（30）内に流入して、
各通気孔（９）（９）…より各々調理室（４）内に噴出
する。そして調理室（４）内の熱気は、排気孔（11）よ
り排気筒（13）を通り排出孔（12）より外に排出する。
尚上記左右両側部（22）（22）（23）（23）の通気孔
（９）（９）…から噴出する熱気は、上下載置皿（19）
（21）の外周部に載置された被調理物を主に加熱し、中
央部（24）（25）の通気孔（９）（９）…から噴出する
熱気は、同じく載置皿（19）（21）の主に中央部分に載
置された被調理物を加熱し、これらの間部分（26）（2
6）の通気孔（９）（９）…から噴出する熱気は、底仕
切板（32）（32）により多少噴出速度を早められて、上
記左右両側の上下載置皿（19）（21）間部（23）（2
3）、並びに中央部の上下載置皿（19）（21）間部（2
5）から噴出する熱気の不足分を補う。
（９）（９）…から噴出する熱気は、上下載置皿（19）
（21）の外周部に載置された被調理物を主に加熱し、中
央部（24）（25）の通気孔（９）（９）…から噴出する
熱気は、同じく載置皿（19）（21）の主に中央部分に載
置された被調理物を加熱し、これらの間部分（26）（2
6）の通気孔（９）（９）…から噴出する熱気は、底仕
切板（32）（32）により多少噴出速度を早められて、上
記左右両側の上下載置皿（19）（21）間部（23）（2
3）、並びに中央部の上下載置皿（19）（21）間部（2
5）から噴出する熱気の不足分を補う。
即ち上記左右両側並びに中央部の上下載置皿（19）（2
1）間部（23）（23）（25）の通気孔（９）（９）…か
ら噴出する熱気の速度は、下載置皿（19）よりも下方部
（22）（22）（24）の通気孔（９）（９）…の存在によ
り噴出速度が弱くなるので、これを補足している。そし
て上載置皿（21）の上方部（27）の通気孔（９）（９）
…から噴出する熱気は、主に上載置皿（21）に載置され
た被調理物を加熱する。
1）間部（23）（23）（25）の通気孔（９）（９）…か
ら噴出する熱気の速度は、下載置皿（19）よりも下方部
（22）（22）（24）の通気孔（９）（９）…の存在によ
り噴出速度が弱くなるので、これを補足している。そし
て上載置皿（21）の上方部（27）の通気孔（９）（９）
…から噴出する熱気は、主に上載置皿（21）に載置され
た被調理物を加熱する。
（ト）考案の効果 本考案による構成にて、調理室後壁の後方に燃焼室を区
画形成すると共に、調理室の下方に、燃焼室の下方に立
設したバーナに燃焼用の空気を供給する送風ファンを設
け、かつ後壁の後面にダクト板を装着して、このダクト
板内に通気路を区画形成し、燃焼室内で発生する熱気の
一部を通気路を介して調理室内に供給する事で、従来の
様に調理室の後方に調理室内に熱気を供給する為の循環
ファンを設置する必要がなく、器具本体の特に奥行き寸
法を小型にできると同時に、バーナを燃焼室の下方に設
置した事で、例えば調理室の下方にバーナを設置した場
合に比較し、調理室の底面の断熱材等が不要と成り、部
品点数の削減によるコイトダウンを計る事ができる。
画形成すると共に、調理室の下方に、燃焼室の下方に立
設したバーナに燃焼用の空気を供給する送風ファンを設
け、かつ後壁の後面にダクト板を装着して、このダクト
板内に通気路を区画形成し、燃焼室内で発生する熱気の
一部を通気路を介して調理室内に供給する事で、従来の
様に調理室の後方に調理室内に熱気を供給する為の循環
ファンを設置する必要がなく、器具本体の特に奥行き寸
法を小型にできると同時に、バーナを燃焼室の下方に設
置した事で、例えば調理室の下方にバーナを設置した場
合に比較し、調理室の底面の断熱材等が不要と成り、部
品点数の削減によるコイトダウンを計る事ができる。
又本考案のダクト板により、燃焼室内で発生した燃焼熱
気の一部を、燃焼室の上方を経由させた後、後壁の底部
に穿設した通気孔より調理室内の底部に噴出することに
より、後壁の底部に穿設した通気孔がバーナに近接して
位置しているにもかかわらず、通気路の通過により燃焼
熱気の温度を低下させて通気孔から噴出する温度を下
げ、調理室内の温度むらを防止すると共に、ダクト板に
より通気孔からのバーナ燃焼炎の目視を防止する事も出
来る。
気の一部を、燃焼室の上方を経由させた後、後壁の底部
に穿設した通気孔より調理室内の底部に噴出することに
より、後壁の底部に穿設した通気孔がバーナに近接して
位置しているにもかかわらず、通気路の通過により燃焼
熱気の温度を低下させて通気孔から噴出する温度を下
げ、調理室内の温度むらを防止すると共に、ダクト板に
より通気孔からのバーナ燃焼炎の目視を防止する事も出
来る。
第１図は本考案の側面縦断面図、第２図は同じく要部の
正面図、第３図は同じく要部の側面縦断面図である。 （４）……調理室、（６）……後壁、（７）……ガスバ
ーナ、（８）……燃焼室、（９）（９）……通気孔、
（28）……流入孔、（29）……ダクト板、（30）……通
気路。
正面図、第３図は同じく要部の側面縦断面図である。 （４）……調理室、（６）……後壁、（７）……ガスバ
ーナ、（８）……燃焼室、（９）（９）……通気孔、
（28）……流入孔、（29）……ダクト板、（30）……通
気路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 尾崎 好文 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭47−2984（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭52−11993（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】調理室後壁の略全面に、多数の略円形孔か
ら成る通気孔を穿設すると共に、上記後壁の後方に、下
方にバーナを立設した燃焼室を区画形成し、かつ上記調
理室の下方に、バーナに燃焼用空気を供給する送風ファ
ンを設置し、更に上記後壁の後面に、上部を除いてダク
ト板を装着し、このダクト板と上記後壁との間に、上面
に流入孔を開口した有底筒状の通気路を区画形成し、燃
焼室内で発生した燃焼熱気の一部を、通気路を介して通
気孔より調理室内に噴出して成る調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987129454U JPH0643601Y2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987129454U JPH0643601Y2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 | 調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6435310U JPS6435310U (ja) | 1989-03-03 |
| JPH0643601Y2 true JPH0643601Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31383745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987129454U Expired - Lifetime JPH0643601Y2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 | 調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643601Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5702815B2 (ja) * | 2012-03-19 | 2015-04-15 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5211993U (ja) * | 1975-07-15 | 1977-01-27 |
-
1987
- 1987-08-26 JP JP1987129454U patent/JPH0643601Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6435310U (ja) | 1989-03-03 |
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