JPH11190439A - 真空ゲート弁 - Google Patents

真空ゲート弁

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JPH11190439A
JPH11190439A JP22409698A JP22409698A JPH11190439A JP H11190439 A JPH11190439 A JP H11190439A JP 22409698 A JP22409698 A JP 22409698A JP 22409698 A JP22409698 A JP 22409698A JP H11190439 A JPH11190439 A JP H11190439A
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JP
Japan
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valve
valve plate
vacuum
plate support
support
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Application number
JP22409698A
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English (en)
Inventor
Shinichi Yamabe
真一 山辺
Yoshinori Sanada
佳典 真田
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する1対の真空容器1,2間に弁箱7を
配設し、この弁箱7内に、弁板21が支持される弁板支
持体16を昇降可能に配置し、弁板支持体16の昇降駆
動により弁板21で弁箱7と真空容器1との連通口8を
開閉して両真空容器1,2同士を連通又は連通遮断する
真空ゲート弁6において、弁板21の開閉駆動力を弁箱
7外側のシリンダ39から導入する部分のシール性を向
上させ、そのシール部材の摩耗を抑制する。 【解決手段】 真空ゲート弁6の弁箱7にその外部から
シリンダ39の伸縮作動により回転駆動される支持軸1
1,11を貫通状に支持し、この支持軸11,11を弁
箱7内のアーム12,12及びリンク13,13を介し
て弁板支持体16に連結し、この弁板支持体16の前側
側面に前側の真空容器1と弁箱7との連通部を開閉する
弁板21を支持し、支持軸11,11の回転により弁板
支持体16を弁板21と共に昇降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隣接する真空容器
同士の連通部を開閉して両真空容器間を連通状態又は連
通遮断状態に切り換えるための真空ゲート弁に関する技
術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の真空ゲート弁とし
て、例えば実開昭62―199567号や実開昭64―
770号の各公報に示されるものが知られている。この
ものでは、隣接する1対の真空容器に連通する弁箱内に
弁板支持体を昇降可能に配置し、この弁板支持体の一方
の真空容器側の側面に、弁箱と一方の真空容器との間の
連通部を開閉する弁板を平行リンク機構を介して接離可
能に支持し、弁箱内の下部に、弁板支持体の下降時に弁
板に当接して弁板を支持体に対し閉じ方向に相対移動さ
せるストッパを設け、弁箱上壁外面に、該上壁を上下方
向に気密状に貫通するピストンロッドを有するシリンダ
を取り付けて、そのピストンロッドの下端部を弁箱内の
弁板支持部に連結し、シリンダの伸縮作動により弁板支
持体を弁箱内で昇降移動させて弁板を開閉させ、シリン
ダの収縮作動により弁板支持体を上昇させたときには、
その弁板支持体と共に弁板を上昇させて弁箱の真空容器
との連通部を開き、両真空容器同士を連通させる一方、
シリンダの伸長動作により弁板支持体を下降させたとき
には、その途中で、弁板支持体と共に下降する弁板をス
トッパに当接させて平行リンク機構により弁板支持体か
ら離隔させ、この離隔により弁板を弁箱と真空容器との
連通部の周りに押し付けて両真空容器同士の連通を遮断
するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のも
のでは、シリンダのピストンロッドが弁箱の上壁を貫通
して摺動するので、そのピストンロッドの摺動時に空気
が貫通部を経て弁箱内に浸入し易いという問題がある。
また、上記ピストンロッドの貫通部をシールするシール
部材の摩耗も大きく、長期間に亘り安定した真空封じを
行うことが困難である。
【0004】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上記した弁板支持体を昇降等させるた
めの移動機構を改良することにより、その弁板の開閉駆
動力を弁箱外側のアクチュエータから導入する部分のシ
ール性を向上させ、そのシール部材の摩耗を抑制できる
ようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、この発明では、弁箱にその外部から回転駆動される
支持軸を貫通状に配置して、この支持軸を弁箱内でアー
ム及びリンクを介して弁板支持体に連結し、支持軸の回
転により弁板支持体を弁板と共に移動させるようにし
た。
【0006】具体的には、請求項1の発明の真空ゲート
弁は、隣接する1対の真空容器間に配設されて各真空容
器に連通する弁箱と、この弁箱内に回転可能にかつ弁箱
の壁部を気密状に貫通して支持された支持軸と、上記弁
箱内に配設され、上記支持軸に回転一体に取り付けられ
たアームと、このアームの先端部に内側リンクを介して
連結され、支持軸の回転により弁箱内で両真空容器の配
列方向と略直交する方向に沿って開弁位置及び閉弁位置
の間を移動する弁板支持体と、この弁板支持体の一方の
真空容器側の側面に平行リンク機構を介して接離可能に
支持され、弁箱と一方の真空容器との間の連通部を開閉
して両真空容器同士を連通又は連通遮断させる弁板と、
弁箱内に設けられ、弁板支持体の閉弁位置への移動時に
弁板に当接して該弁板を弁板支持体に対し弁板支持体か
ら離隔する閉じ方向に移動案内するストッパとを備えた
ことを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明の真空ゲート弁は、
隣接する1対の真空容器間に配設されて該各真空容器に
連通する弁箱と、この弁箱内に回転可能にかつ弁箱の壁
部を気密状に貫通して支持された支持軸と、弁箱内に配
設され、上記支持軸に回転一体に取り付けられたアーム
と、このアームの先端部に内側リンクを介して連結さ
れ、支持軸の回転により弁箱内で両真空容器の配列方向
と略直交する方向に沿って開弁位置及び閉弁位置の間を
移動する弁板支持体と、この弁板支持体の両真空容器側
の側面にそれぞれ平行リンク機構を介して接離可能に支
持され、弁箱と各真空容器との間の連通部を開閉して両
真空容器同士を連通又は連通遮断させる1対の弁板と、
弁箱内に設けられ、弁板支持体の閉弁位置への移動時に
各弁板に当接して該各弁板を弁板支持体に対し弁板支持
体から離隔する閉じ方向に移動案内する対なるストッパ
とを備えたことを特徴としている。
【0008】これら請求項1又は2の発明では、支持軸
の回転駆動により該支持軸と一体のアームを回動させる
と、その先端に内側リンクを介して連結されている弁板
支持体が弁箱内で開弁位置及び閉弁位置の間を移動し、
弁板支持体を開弁位置に向けて移動させたときには、そ
の弁板支持体と共に弁板が同方向に移動して弁箱と真空
容器との間の連通部を開き、ゲート弁が開弁状態になっ
て両真空容器同士が連通する。一方、弁板支持体を閉弁
位置に向けて移動させたときには、その弁板支持体と共
に弁板が同方向に移動し、この弁板支持体の閉弁位置へ
の移動時に弁板がストッパに当接して平行リンク機構に
より弁板支持体から離隔し、この離隔動作により弁板が
弁箱の真空容器との連通部の周りに押し付けられてゲー
ト弁が閉弁状態になり、両真空容器同士の連通が遮断さ
れる。
【0009】そのとき、上記支持軸は弁箱内に弁箱の壁
部を気密状に貫通して支持され、この支持軸の回転によ
り弁板の開閉駆動力(弁板支持体の駆動力)を弁箱内に
導入するので、従来のようにシリンダのピストンロッド
の摺動により駆動力を導入する構造に比べ、支持軸の貫
通部分から弁箱ないし真空容器の内部に持ち込まれる空
気を少なくできるばかりでなく、その貫通部分に設けら
れるシール部材の摩耗も抑制でき、よって真空容器内に
対する真空封じを長期間に亘り安定して確保することが
できる。
【0010】特に、請求項2の発明では、弁板支持体の
両側面にそれぞれ弁板が平行リンク機構を介して接離可
能に支持され、この各弁板により弁箱と各真空容器との
間の連通部が開閉されるので、両真空容器同士を連通又
は連通遮断できるのみならず、弁箱と各真空容器とを連
通又は連通遮断することができる。また、両真空容器内
の圧力に差があっても、その影響を受けることなく、両
真空容器同士を安定して連通又は連通遮断することがで
きる。
【0011】請求項3の発明では、上記弁板を弁板支持
体に接近させるように付勢する付勢手段を備えている。
こうすると、この付勢手段の付勢力により、弁板が常に
弁板支持体側に接近するように付勢されるので、真空ゲ
ート弁を、弁板支持体の開弁位置が上昇端位置となり、
閉弁位置が下降端位置となって弁板支持体が弁箱内で昇
降移動するように通常の縦向き姿勢で設置させる場合は
勿論のこと、逆に、弁板支持体の開弁位置が下降端位置
となり、閉弁位置が上昇端位置となって弁板支持体が弁
箱内で昇降移動するように倒立状態の縦向き姿勢で設置
させる場合や、弁板支持体の開弁位置が水平方向の一側
とされ、閉弁位置が同他側とされて弁板支持体が弁箱内
で水平移動するように横向き姿勢で設置される場合等の
いずれであっても、その弁板を弁板支持体に安定して接
近保持させることができ、弁板の弁箱内面との接触を確
実に防いで異物ダストの発生による真空空間の汚染を防
止することができる。
【0012】請求項4の発明では、上記付勢手段は圧縮
ばねとする。この場合、付勢手段を引張ばね等で構成す
るのに比較して、応力が繰り返し働いても破損し難くな
り、弁板を弁板支持体に接近する方向に付勢する効果が
長期間に亘り安定して得られ、真空ゲート弁の耐久性、
信頼性を高めることができる。
【0013】請求項5の発明では、弁板支持体をその移
動方向及び両真空容器の配列方向の双方と略直交する幅
方向に移動不能に規制しながら案内する案内手段を設け
る。このことで、ゲート弁が縦向き又は横向きのいずれ
の姿勢にあっても、また、弁板支持体が1つの支持軸の
回動により移動するように構成されていても、弁板支持
体が開弁位置及び閉弁位置の間で移動するときに幅方向
に移動するのを防止でき、弁板支持体が弁箱内面に直接
接触して異物ダストが発生するのを防ぐことができる。
また、この弁板支持体に対する規制案内により該弁板支
持体に連結されている弁板も弁箱に対して位置ずれせ
ず、その弁板を弁箱の同じ位置に押し付けて真空容器と
の間の連通部を閉じることができ、安定した閉弁状態が
得られる。
【0014】請求項6の発明では、上記支持軸、アーム
及び内側リンクを、弁板支持体の移動方向及び両真空容
器の配列方向の双方と略直交する幅方向に沿って1対設
けて、両内側リンクは弁板支持体に対し上記幅方向に離
れた位置に連結する。そして、上記両支持軸が同期して
回転することにより、上記弁板支持体が移動するように
構成する。このことで、弁板支持体及び弁板を傾斜する
ことなく移動させることができる。
【0015】請求項7の発明では、上記弁箱外の支持軸
に回転一体に取り付けられたレバーと、このレバーの先
端部に外側リンクを介して連結されかつ直線運動をする
出力部を有するリニアアクチュエータとを設ける。こう
すれば、リニアアクチュエータの出力部の直線運動を外
側リンク及びレバーによって支持軸の回転運動に変換す
ることができ、リニアアクチュエータを用いながら、上
記請求項1又は2の発明の効果を容易に得ることができ
る。
【0016】請求項8の発明では、上記請求項7の真空
ゲート弁において、アームとレバーとは、支持軸の軸方
向から見て直交方向に延びていて、弁板支持体が開弁位
置近傍にあるときにアームが略幅方向に延びる状態にな
る一方、弁板支持体が閉弁位置近傍にあるときにレバー
が略幅方向に延びる状態になるように配置する。
【0017】このことで、リニアアクチュエータの出力
部の移動速度が一定でも、弁板支持体が開弁位置及び閉
弁位置の各近傍にあるときの移動速度は、開弁位置及び
閉弁位置の中間位置にあるときよりも低くなり、弁板支
持体を開閉動作の開始時及び終了時に相対的に緩やかに
移動させて、その弁板及び弁板支持体の慣性による衝撃
を低減でき、よって弁板支持体の移動速度つまりゲート
弁の開閉速度の高速化を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜図3は本発
明の実施形態1を示し、1は前側に位置する第1真空容
器、2は第1真空容器1の後側に隣接する第2真空容器
であって、各真空容器1,2はそれぞれ互いに対向配置
された略矩形状の開口3,4を有する。この両真空容器
1,2間には両真空容器1,2の内部空間同士を連通又
は連通遮断するための真空ゲート弁6が配設されてい
る。この真空ゲート弁6は、両真空容器1,2間に気密
状に挟まれた薄厚矩形状の弁箱7を備え、この弁箱7の
前壁(図2及び図3で左側壁)の下部には上記第1真空
容器1の開口3に対応する前側連通口8が、また後壁
(図2及び図3で右側壁)の下部には第2真空容器2の
開口4に対応する後側連通口9がそれぞれ開口されてお
り、この連通口8,9を介して弁箱7内が各真空容器
1,2と連通している。
【0019】上記弁箱7内の上部には、左右方向(弁箱
7の幅方向)に所定間隔離れた位置を前後方向(図2及
び図3で左右方向)に互いに平行に延びる左右1対の支
持軸11,11がそれぞれ弁箱7の前後壁に形成した軸
孔7a,7aを貫通して回転可能に支持され、この各支
持軸11と各軸孔7aとの間はシール部材(図示せず)
を内挿した軸受10により気密状にシールされている。
上記左右の支持軸11,11において弁箱7内に位置す
る中間部にはそれぞれ2股状アーム12,12の基端部
が回転一体に取付固定され、この両アーム12,12の
先端部間にはアーム12と略同じ長さの板状の左右内側
リンク13,13の一端部がそれぞれ前後方向の軸1
4,14により揺動可能に支持されている。この内側リ
ンク13,13の他端部には、上記弁箱7下部の連通口
8,9よりも若干大きくかつ弁箱7内の後側(第2真空
容器2側)にオフセット配置した弁板支持体16上端の
左右方向に離れた位置にある取付部16a,16aがそ
れぞれ前後方向の軸17,17により揺動可能に連結さ
れている。つまり、弁板支持体16は、左右の両アーム
12,12の先端部にそれぞれ内側リンク13,13を
介して吊下げ状態に連結されていて、左右の両支持軸1
1,11が互いに逆方向に同期して回転することで、弁
箱7内で開弁位置である上昇端位置と閉弁位置である下
降端位置との間を昇降移動し、後述の如く左側(図1で
左側)の支持軸11が図1で時計回り方向に、また右側
支持軸11が図1で反時計回り方向にそれぞれ同期回転
したときに上昇するようになっている。
【0020】上記弁板支持体16の前後側面のうち、第
2真空容器2側(図2及び図3で右側)である後側面の
上下端部にはそれぞれ弁箱7の後壁内面上を転動可能な
複数の後側ローラ18,18,…が左右方向に並んだ状
態で水平方向のローラ軸18aにより支持されている。
【0021】一方、弁板支持体16の前側面(図2及び
図3で左側面)には弁板支持体16と略同じ大きさ(弁
箱7下部の連通口8,9よりも若干大)の弁板21が支
持されている。すなわち、弁板支持体16の上下中間部
には上下1対を1組とした例えば4組の開口部19,1
9,…がそれぞれ左右方向に並んだ状態で形成され、こ
の各開口部19内には支持体側受け部材58が嵌合固定
され、この支持体側受け部材58にはリンク24の後端
部が水平方向の軸心回りに揺動可能に軸支されている。
また、弁板21の後側面には上記弁板支持体16の各開
口部19に略対応して凹部22が形成され、この各凹部
22内には弁板側受け部材57が嵌合固定され、この弁
板側受け部材57には上記各リンク24の前端部が水平
方向の軸心回りに揺動可能に軸支されている。そして、
上記上下の対なるリンク24,24により平行リンク機
構25が構成されており、この平行リンク機構25を介
して弁板21が弁板支持体16の前側面(第1の真空容
器1側の側面)に接離可能に支持されている。
【0022】上記弁板21は、弁箱7と第1真空容器1
との間の連通部つまり弁箱7の前側連通口8を開閉して
第1及び第2真空容器1,2同士を連通又は連通遮断さ
せるもので、その前面外周部には弁箱7の前壁内面にお
ける連通口8周りに当接してシールするシール部材23
が取付固定されている。
【0023】さらに、上記弁箱7内の下部には前側寄り
に複数のストッパ29,29,…が左右方向に並んだ状
態で取り付けられている。この各ストッパ29は、弁箱
7内の底面上に取付固定されたブロック状のもので、そ
の上部にはストッパローラ31が左右方向の軸心をもっ
て回転可能に軸支されており、弁板支持体16が下降端
位置近傍まで下降したときに各ストッパ29上のストッ
パローラ31が弁板21の下面に当接してその下降移動
を停止させ、その後の弁板支持体16の下降移動に伴
い、弁板21を平行リンク機構25によって弁板支持体
16から離隔する前方向つまり閉じ方向に相対移動させ
るように案内する。
【0024】上記各支持軸11の前端部は弁箱7の前壁
外面よりも前側(弁箱7外)に延び、その前端部には、
前側(支持軸11の軸方向)から見て弁箱7の左右中央
側に上記アーム12と直角となるように延びる板状のレ
バー34が基端部にて回転一体に取付固定されている。
このレバー34の先端部にはレバー34と略同じ長さの
1対の平行な板材からなる外側リンク35の一端部が前
後方向の軸36により揺動可能に支持されている。ま
た、弁箱7よりも前側の左右中央部には上下方向の軸線
を有するリニアアクチュエータとしてのシリンダ39が
配置固定されている。このシリンダ39は、シリンダボ
ディから上方に突出して直線運動をする出力部としての
ピストンロッド40を有し、このピストンロッド40の
上端部には左右方向に延びる板状の連結部41が中央に
て移動一体に取付固定され、この連結部41の両端部に
それぞれ上記外側リンク35,35の他端部が前後方向
の軸37により揺動可能に連結されている。すなわち、
シリンダ39のピストンロッド40は各レバー34の先
端部に外側リンク35を介して連結されており、シリン
ダ39の伸縮作動によりピストンロッド40を昇降させ
て両支持軸11,11を同期して逆方向に回転させるこ
とにより、弁板支持体16及び弁板21を昇降させ、シ
リンダ39を収縮作動させたときには、左側支持軸11
を図1で時計回り方向に、また右側支持軸11を図1で
反時計回り方向にそれぞれ回転させて弁板支持体16及
び弁板21を上昇させ、ゲート弁6を開弁状態とする一
方、シリンダ39を伸長作動させたときには、左側支持
軸11を図1で反時計回り方向に、また右側支持軸11
を図1で時計回り方向にそれぞれ回転させて弁板支持体
16及び弁板21を下降させ、ゲート弁6を閉弁状態と
するようにしている。
【0025】そして、上記アーム12とレバー34と
は、各支持軸11の軸方向から見て直交方向に延びてい
て、弁板支持体16が上昇端位置近傍にあるときにアー
ム12が略水平状態になる一方、弁板支持体16が下降
端位置近傍にあるときにレバー34が略水平状態になる
ように配置されており、この配置構成により、図4に示
すように、弁板支持体16が上昇端位置及び下降端位置
の各近傍にあるとき(弁板21のストロークが開き位置
及び閉じ位置の各近傍にあるとき)の移動速度が、上下
中間位置にあるときよりも低くなるように設定されてい
る。
【0026】次に、上記実施形態の作動について説明す
る。図1で実線及び図3に示す如き閉弁状態にあるゲー
ト弁6を開くときには、シリンダ39の収縮作動により
ピストンロッド40を下降移動させる。このことで、ピ
ストンロッド40上端の連結部41に外側リンク35,
35及びレバー34,34を介して連結されている両支
持軸11,11が同期して互いに逆方向に回転し、左側
支持軸11は図1で時計回り方向に、また右側支持軸1
1は同反時計回り方向にそれぞれ回転する。この支持軸
11,11の回転駆動により該支持軸11,11と一体
のアーム12,12も回動し、その先端に内側リンク1
3,13を介して連結されている弁板支持体16が弁箱
7内を下降端位置(閉弁位置)から上昇する。この弁板
支持体16の上昇により、弁箱7と第1真空容器1との
間の連通部つまり弁箱7の前側連通口8を気密状に閉じ
ていた弁板21が平行リンク機構25により引き上げら
れて、その前側連通口8が開かれ、シリンダ39の収縮
ストロークエンド近傍で、図1で仮想線及び図2に示す
ように弁板支持体16により弁板21が下端部を弁箱7
の連通口8,9の上端位置に略一致させるように移動し
て、両真空容器1,2の内部空間同士が弁箱7内を介し
て連通状態となる。
【0027】これに対し、上記開弁状態から逆にゲート
弁6を閉じるときには、シリンダ39の伸長作動により
ピストンロッド40を上昇させる。このことで、両支持
軸11,11が同期して互いに逆方向に回転し、左側支
持軸11は図1で反時計回り方向に、また右側支持軸1
1は時計回り方向にそれぞれ回転する。この支持軸1
1,11の回転駆動により該支持軸11,11と一体の
アーム12,12も回動して、その先端に内側リンク1
3,13を介して連結されている弁板支持体16が弁板
21と共に弁箱7内を上昇端位置(開弁位置)から下降
する。そして、弁板支持体16の下降端位置近傍で弁板
21が各ストッパ29のストッパローラ31に当接する
と、弁板21のそれ以上の下降移動が停止され、弁板支
持体16のさらなる下降移動により弁板21が今度は平
行リンク機構25の各リンク24の立上がり動作により
弁板支持体16から離隔するようにストッパローラ31
により前側に移動案内される。図1で実線及び図3に示
すように、上記シリンダ39の伸長ストロークエンド近
傍で弁板支持体16が下降端位置に達すると、弁板21
は上下の後側ローラ18,18,…により後側面を移動
規制されている弁板支持体16によりリンク24,2
4,…を介して前側に押されて弁箱7と第1真空容器1
との間の連通部つまり弁箱7の前側連通口8の周りに気
密シール状態で押し付けられ、両真空容器1,2の内部
空間同士の連通が弁板21によって遮断される。
【0028】この実施形態においては、上記各支持軸1
1が弁箱7内の上部に弁箱7の前後壁の軸孔7a,7a
を気密状に貫通して支持され、この各支持軸11の回転
により弁板21の開閉駆動力を弁箱7外から内部に導入
するので、シリンダのピストンロッドの摺動により上記
駆動力を導入する場合に比べると、支持軸11を貫通さ
せる軸孔7aから弁箱7ないし各真空容器1,2の内部
に持ち込まれる空気を少なくすることができるととも
に、その支持軸11と軸受10との間に介在されるシー
ル部材の摩耗も低減することができ、よって真空容器
1,2内に対する真空封じを長期間に亘り安定して確保
することができる。
【0029】また、上記各支持軸11の弁箱7外の前端
部にレバー34を回転一体に取り付け、このレバー34
の先端部を外側リンク35を介してシリンダ39のピス
トンロッド40の上端部に連結しているので、ピストン
ロッド40が上下方向に直線運動するシリンダ39を用
いながら、その伸縮作動に伴うピストンロッド40の昇
降動作を外側リンク35及びレバー34によって支持軸
11の回転運動に変換することができる。
【0030】さらに、上記アーム12とレバー34と
が、各支持軸11の軸方向から見て直交方向に延びてい
て、弁板支持体16が上昇端位置近傍にあるときにアー
ム12が、また下降端位置近傍にあるときにレバー34
がそれぞれ略水平状態になるように配置され、弁板支持
体16が上昇端位置及び下降端位置の近傍にあるときの
移動速度が上下中間位置にあるときよりも低くなるよう
に設定されているので(図4参照)、シリンダ39によ
る弁板支持体16の昇降速度つまりゲート弁6の開閉速
度を速くしても、その弁板支持体16を開閉動作の開始
時及び終了時に相対的に低速で移動させて、弁板21及
び弁板支持体16の慣性による衝撃を低減することがで
きる。換言すれば、弁板21及び弁板支持体16の慣性
による衝撃の悪影響を招くことなくゲート弁6の開閉を
高速化することができる。
【0031】また、上記支持軸11、アーム12及び内
側リンク13がそれぞれ左右1対設けられて、その左右
の内側リンク13,13が弁板支持体16の上端部に左
右方向に離れた取付部16a,16aにて連結されてお
り、シリンダ39の伸縮作動による左右支持軸11,1
1の逆方向の同期回転により弁板支持体16を弁箱7内
で昇降させるので、例えば上記支持軸11、アーム12
及び内側リンク13をそれぞれ1つ設けた場合のように
弁板支持体16及び弁板21を鉛直面内で傾斜すること
なく昇降移動させることができる。
【0032】(実施形態2)図5及び図6は本発明の実
施形態2を示し(尚、以下の実施形態では図1〜図3と
同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は
省略する)、上記実施形態1では弁板支持体16の前側
面に弁板21を平行リンク機構25によって支持してい
るのに対し、弁板支持体16の前後両側面にそれぞれ弁
板21F,21Rを支持するようにしたものである。
【0033】すなわち、この実施形態では、弁板支持体
16は弁箱7の前後中央部に配置されている。この弁板
支持体16の前側面には前側平行リンク機構25Fを介
して前側弁板21Fが、また後側面には後側平行リンク
機構25Rを介して後側弁板21Rがそれぞれ接離可能
に支持されている。上記前側平行リンク機構25Fの各
リンク24の後端部と、後側平行リンク機構25Rにお
いて上記前側平行リンク機構25Fのリンク24に対応
するリンク24の前端部とは同じ軸により弁板支持体1
6に支持されている。
【0034】また、弁箱7内の下部の前側寄りには複数
の前側ストッパ29F,29F,…が、また後側寄りに
は同様に複数のストッパ29R,29R,…がそれぞれ
左右方向に並んだ状態で取り付けられており、弁板支持
体16が下降端位置近傍まで下降したときに前後の各ス
トッパ29F,29Rのストッパローラ31,31がそ
れぞれ前後の弁板21F,21Rの下面に当接してその
下降移動を停止させ、各弁板21F,21Rが平行リン
ク機構25F,25Rによって弁板支持体16から離隔
する閉じ方向に案内されるようになっている。
【0035】尚、この実施形態では、弁板支持体16の
前後両側面にそれぞれ弁板21F,21Rが支持され
て、それら両弁板21F,21Rを弁板支持体16か
ら、従って互いに離隔するように平行リンク機構25
F,25Rによって移動させる構造であるために、上記
実施形態1の如き、弁板支持体16の後面を弁箱7内の
側面に当接させるための後側ローラ18は設けられてい
ない。その他の構成は上記実施形態1と同様である。
【0036】したがって、この実施形態においては、ゲ
ート弁6を図5に示す如き開弁状態から閉じるときに、
シリンダ39の伸長作動によりピストンロッド40を上
昇させると、両支持軸11,11が同期して互いに逆方
向に回転し、この支持軸11,11の回転駆動により弁
板支持体16が前後の弁板21F,21Rを従えて弁箱
7内を下降する。この弁板支持体16が下降端位置近傍
に達すると、各弁板21F,21Rがそれぞれ対応する
ストッパ29F,29Rの各ストッパローラ31に当接
して弁板21F,21Rのそれ以上の下降移動が規制さ
れ、弁板支持体16のさらなる下降移動により各弁板2
1F,21Rが各平行リンク機構25F,25Rのリン
ク24,24,…の立上がり動作により弁板支持体16
から離隔するように案内されて移動する。そして、図6
に示すように、シリンダ39の伸長ストロークエンド近
傍で弁板支持体16が下降端位置に達すると、各弁板2
1F,21Rは弁板支持体16によりリンク24,2
4,…を介して押されて、前側弁板21Fにあっては弁
箱7と第1真空容器1との間の連通部つまり弁箱7の前
側連通口8の周りに、また後側弁板21Rにあっては弁
箱7と第2真空容器2との間の連通部つまり弁箱7の後
側連通口9の周りにそれぞれ気密シール状態で押し付け
られ、両真空容器1,2の内部空間同士の連通が弁板2
1F,21Rによって遮断される。
【0037】このとき、弁板支持体16の前後の両側面
にそれぞれ弁板21F,21Rが平行リンク機構25
F,25Rを介して接離可能に支持され、この弁板21
F,21Rにより弁箱7と各真空容器1,2との連通部
が開閉されるので、上記実施形態1と同様に両真空容器
1,2同士を連通又は連通遮断できることは勿論、弁箱
7自体と各真空容器1,2とを連通又は連通遮断するこ
ともできる。
【0038】また、上記実施形態1の構造では、第1真
空容器1内の圧力が第2真空容器2内の圧力よりも相対
的に高いとき(例えば前者が大気圧で後者が真空圧)
に、閉じ状態にある弁板21が両真空容器1,2間の圧
力差により押し戻されて真空遮断状態が不安定となり、
両真空容器1,2間の良好な真空遮断が阻害される虞れ
があるが、この実施形態2のように前後の両弁板21
F,21Rによりそれぞれ弁箱7の両真空容器1,2と
の間の連通部を閉じる構造とすると、上記の如く両真空
容器1,2間の圧力差により一方の弁板21F(又は2
1R)が押し戻されて不安定な真空遮断状態になって
も、そのことに伴い、弁箱7内の圧力が圧力の高い側の
真空容器1(又は2)の内圧と同じになるだけで、この
弁箱7内の圧力によって他方の弁板21R(又は21
F)が弁箱7内の側面に押し付けられる方向に押される
こととなり、上記の如き両真空容器1,2間の良好な真
空遮断は阻害されない。つまり両真空容器1,2内の圧
力に差があっても、その影響を受けることなく両真空容
器1,2同士を安定して連通又は連通遮断することがで
きる。
【0039】(実施形態3)図7は実施形態3を示し、
上記実施形態1ではシリンダ39をピストンロッド40
がシリンダボディから上方に突出するように配置してい
るが、このシリンダ39をピストンロッド40がシリン
ダボディから下方に突出するように配置したものであ
る。
【0040】すなわち、この実施形態では、シリンダ3
9は弁箱7前側でそれよりも上方位置の左右中央部に配
置固定され、そのピストンロッド40はシリンダボディ
から下方に突出し、このピストンロッド40の下端部に
連結部41が取付固定されている。
【0041】そして、シリンダ39の伸縮作動によりピ
ストンロッド40を昇降させて弁板支持体16及び弁板
21を昇降させるのは上記実施形態1と同じであるが、
シリンダ39を収縮作動させたときには、実施形態1と
は逆に、左側支持軸11を図7で反時計回り方向に、ま
た右側支持軸11を図7で時計回り方向にそれぞれ回転
させて弁板支持体16及び弁板21を上昇させ、ゲート
弁6を開弁状態とする一方、シリンダ39を伸長作動さ
せたときには、左側支持軸11を図7で時計回り方向
に、また右側支持軸11を図7で反時計回り方向にそれ
ぞれ回転させて弁板支持体16及び弁板21を下降さ
せ、ゲート弁6を閉弁状態とする。つまり、シリンダ3
9の収縮作動による開弁状態では、左右のアーム12及
び該アーム12,12の先端部に連結されている内側リ
ンク13,13は、上記実施形態1(実施形態1では反
左右中央側に移動して折り畳まれる)とは逆に左右中央
側(対向側)に移動して折り畳まれるようになってい
る。その他の構成は実施形態1と同じである。
【0042】したがって、この実施形態においては、シ
リンダ39が弁箱7前側の上方位置に配置されているの
で、上記実施形態1(又は実施形態2)の如き弁箱7前
側へのシリンダ39の配置が困難な場合であっても、そ
のシリンダ39を無理なく配置できる利点がある。
【0043】(実施形態4)図8及び図9は本発明の実
施形態4を示し、弁板支持体16の左右水平方向の移動
を規制する案内手段を設けるとともに、弁板21を弁板
支持体16に接近させるように付勢する付勢手段を設け
たものである。
【0044】すなわち、この実施形態の構成は基本的に
上記実施形態1と同様であり、弁板支持体16の前側に
1枚の弁板21が平行リンク機構25,25,…を介し
て接離可能に支持されている(図1〜図3参照)。そし
て、図8に示すように(尚、図8では左右方向の一側の
みを示している)、弁板支持体16の左右側部の上下端
部にはそれぞれ水平左右方向の軸心を持ったローラ軸4
3,43,…が突出して取付固定され、この各ローラ軸
43には、弁箱7の前後壁内面間の間隔よりも若干小さ
い外径を有しかつ弁箱7の連通口8,9の左右両側の前
後壁内面上を転動する前後ガイドローラ44が回転可能
に支持されている。
【0045】また、弁板支持体16の左右側部の上下中
間部にはそれぞれ水平前後方向の軸心を持つローラ軸4
5,45が取付固定され、この各ローラ軸45に弁箱7
の左右側壁内面上を転動するサイドローラ46が回転可
能に支持されており、これら前後ガイドローラ44、サ
イドローラ46及び後側ガイドローラ18により弁板支
持体16が弁箱7内で前後方向及び左右方向に殆ど位置
ずれすることなく昇降するようになっている。
【0046】さらに、図9に示すように、弁板21を弁
板支持体16に接近させるように付勢する付勢手段とし
ての引張ばね48が設けられている。すなわち、弁板支
持体16には各平行リンク機構25を構成する上下のリ
ンク24,24間の位置(尚、各リンク24に対し左右
方向にずれた位置でもよい)に弁板支持体16を貫通す
る開口部49が形成され、この開口部49下端部の弁板
支持体16後面には支持体側ばね掛け部材50が取付固
定され、この支持体側ばね掛け部材50の上端部には開
口部49内に臨むばね係合部50aが形成されている。
一方、弁板21の後面において上記弁板支持体16の開
口部49に対応する部位には有底の凹部51が形成さ
れ、この凹部51上端部の弁板21後面には弁板側ばね
掛け部材52が取付固定され、この弁板側ばね掛け部材
52の下端部には凹部51内に臨むばね係合部52aが
形成されている。そして、上記支持体側ばね掛け部材5
0のばね係合部50aには引張ばね48の下端部が係止
され、この引張ばね48の上端部は弁板側ばね掛け部材
52のばね係合部52aに係止されており、この引張ば
ね48の収縮ばね力により弁板21を後方向に引張付勢
して弁板支持体16に接近させるようにしている。ま
た、上記引張ばね48は鉛直面内に配置され、かつ、そ
の長さ方向が各平行リンク機構25における各リンク2
4の揺動接線方向と略一致する(各リンク24と略直角
になるように)ように設定されている。
【0047】また、この実施形態では、上記各実施形態
とは異なり、ストッパローラ31が弁板21側に設けら
れている。すなわち、図8に示すように、弁板21の前
側面における左右側部下端にはそれぞれ水平左右方向に
延びるローラ軸31aが取付固定され、この各ローラ軸
31aにストッパローラ31が回転可能に支承されてい
る。また、上記弁箱7内の下部には上記各ストッパロー
ラ31の真下位置にそれぞれストッパ29が左右方向に
並んだ状態で取り付けられており、弁板支持体16が下
降端位置近傍まで下降したときに弁板21のストッパロ
ーラ31をストッパ29に当接させて弁板21の下降移
動を停止させ、その後の弁板支持体16の下降移動に伴
い、弁板21を平行リンク機構25,25,…によって
弁板支持体16から離隔する前方向つまり閉じ方向に相
対移動させるように案内する。尚、弁箱7の前壁内面に
おける左右側部の下端には、弁板21が弁箱7の前側連
通口8を閉じた閉弁状態にあるときの各ストッパローラ
31に対応して有底の凹部7bが形成されており、弁板
21が前側連通口8を開いた状態では、ストッパローラ
31は前側連通口8の左右両側の前壁内面上を転動する
が、閉じた状態では、ストッパローラ31が弁箱7の凹
部7b内にその底面から浮いた状態で落ち込むようにな
っている。
【0048】その他の構成は上記実施形態1と同様であ
る。尚、図9中、24aは弁板側受け部材57に各リン
ク24の前端部を支持するためのリンク軸である。ま
た、支持体側受け部材58は、弁板支持体16の前側面
(弁板21側の側面)の開口部19周りに配置された第
1受け部材59と、弁板支持体16の後側面(弁板21
と反対側の側面)の開口部19周りに配置された第2受
け部材60とからなり、第1受け部材59に、各リンク
24の後端部を支持するリンク軸24bが設けられてい
る。
【0049】したがって、この実施形態においては、弁
板21と弁板支持体16との間に引張ばね48が架設さ
れ、この引張ばね48の収縮ばね力により弁板21が弁
板支持体16に接近するように後方向に引張付勢されて
いるので、弁板支持体16が上昇端位置(開弁位置)と
下降端位置(閉弁位置)との間で昇降移動する際、その
移動中は弁板21が常に安定して弁板支持体16に接近
するように保持される。このため、弁板21が弁箱7内
前面と接触することはなく、その接触に伴って発生する
異物ダストによる真空空間の汚染を確実に防止すること
ができる。
【0050】また、上記引張ばね48は長さ方向が各平
行リンク機構25の各リンク24の揺動接線方向と略一
致するように設定されているので、引張ばね48の伸縮
がスムーズに行われ、弁板21を弁板支持体16に接近
付勢する効果が安定して得られる。
【0051】そして、このように弁板21が引張ばね4
8によって弁板支持体16側に常に引き寄せられている
と、例えば、上記真空ゲート弁6の天地(上下方向)を
逆にして、弁板支持体16の開弁位置が下降端位置とな
り、閉弁位置が上昇端位置となって、弁板支持体16が
弁箱7内で上昇したときに閉弁し、下降移動したときに
開弁するようにゲート弁6が倒立状態の縦向き姿勢で設
置される場合、或いは、弁板支持体16の開弁位置が水
平左右方向の一側とされ、閉弁位置が同他側とされて弁
板支持体16が弁箱7内で左右方向に水平移動するよう
にゲート弁6が横向き姿勢で設置される場合であって
も、その弁板21を移動状態で弁板支持体16に安定し
て接近保持させることができ、弁板21の弁箱7内面と
の接触を確実に防いで真空空間の汚染を防止することが
できる。
【0052】また、弁板支持体16の左右側部にそれぞ
れサイドローラ46,46が軸支されているので、弁板
支持体16が上昇端位置(開弁位置)及び下降端位置
(閉弁位置)の間で昇降する際に、左右のサイドローラ
46,46が弁箱7内の左右側面に当接転動しながら昇
降移動することとなる。このことから、弁板支持体16
が弁箱7内で相対的に左右方向(幅方向)に移動するの
が規制され、弁板支持体16が弁箱7内面に直接接触し
て異物ダストが発生するのを防ぐことができる。しか
も、この弁板支持体16の規制案内により弁板21も弁
箱7に対して左右方向に位置ずれしなくなる。その結
果、ゲート弁6の閉弁時、弁板21を弁箱7の前壁内面
の同じ位置に押し付けて真空容器1との間の前側連通口
8を閉じることができ、安定した閉弁状態が得られる。
【0053】さらに、このように弁板支持体16の左右
側部にサイドローラ46,46が軸支されていると、ゲ
ート弁6が上記倒立状態の縦向き姿勢や横向き姿勢にあ
っても、弁板支持体16が開弁位置及び閉弁位置の間で
移動するときに幅方向に移動するのが防止され、上記と
同様に、弁板支持体16と弁箱7内面との直接接触によ
る異物ダスト発生の防止や、弁板21の弁箱7に対する
位置規制による閉弁安定化を図ることができる。
【0054】(実施形態5)図10及び図11は実施形
態5を示し、上記弁板21を弁板支持体16に接近させ
るように付勢するための引張ばね48を圧縮ばねに代え
たものである。
【0055】すなわち、この実施形態では、弁板支持体
16の開口部49上端には支持体側ばね受け部材61が
取付固定され、この支持体側ばね受け部材61は、前側
に突出して弁板21後面の凹部51内上部に嵌入可能な
突出部61aを有し、この突出部61a下面にはばね係
合凹部61bが形成されている。一方、上記弁板21後
面の凹部51下側には弁板側ばね受け部材62が取付固
定され、この弁板側ばね受け部材62は、後側に突出し
て弁板支持体16の上記開口部49内下部に嵌入可能な
突出部62aを有し、この突出部62a上面にはばね係
合凹部62bが形成されている。そして、上記弁板支持
体側ばね受け部材61のばね係合凹部61bには圧縮ば
ね63(付勢手段)の上端部が係止され、この圧縮ばね
63の下端部は弁板側ばね受け部材62のばね係合凹部
62bに係止されており、この圧縮ばね63の伸長ばね
力により弁板21を後方向に押圧付勢して弁板支持体1
6に接近させるようにしている。また、この圧縮ばね6
3も鉛直面内に配置され、かつその長さ方向が各平行リ
ンク機構25の各リンク24の揺動接線方向と略一致す
る(各リンク24と略直角になるように)ように設定さ
れている。
【0056】したがって、この実施形態においても、上
記実施形態4と同様に、圧縮ばね63の伸長付勢力によ
り、弁板21が常に弁板支持体16側に接近するように
付勢されるので、真空ゲート弁6が通常の縦向き姿勢や
倒立状態の縦向き姿勢、或いは横向き姿勢のいずれの姿
勢で設置されても、その弁板21を移動状態で弁板支持
体16に安定して接近保持させることができ、弁板21
の弁箱7内面との接触を確実に防いで真空ゲート弁6内
の真空空間の汚染を防止することができる。
【0057】また、この実施形態では、弁板21を弁板
支持体16に接近付勢する付勢手段が圧縮ばね63であ
るので、上記実施形態4(図9参照)のように引張ばね
48を用いるのに比べ、繰返し応力が働いても破損し難
くなり、弁板21に対する付勢効果が長期間に亘り安定
して得られ、真空ゲート弁6の耐久性及び信頼性を向上
させることができる。
【0058】尚、上記実施形態2又は3において、実施
形態4(又は5)と同様にばね48(又は63)を設け
るとともに、実施形態4と同様にサイドローラ46,4
6を取り付けるようにすることもできる。そうすると、
ゲート弁6の姿勢を変えて設置しても支障なく使用する
ことができる。
【0059】また、上記各実施形態では、リニアアクチ
ュエータをシリンダ39としているが、その他、直線運
動をする出力部を有するものであればよい。また、回転
型のアクチュエータにより支持軸11を直接に回転駆動
するようにしてもよく、その場合にはレバー34や外側
リンク35は不要となる。さらに、上記各実施形態で
は、シリンダ39から弁板支持体16に至る駆動連絡系
を2つとしているが、3つ以上又は1つに増減変更する
こともできる。特に、駆動系を1つとする場合、弁板支
持体16の左右側部にサイドローラ46,46を軸支す
ることは必須の構成であり、駆動系が1つであっても、
弁板支持体16が開弁位置及び閉弁位置の間で移動する
ときに幅方向に移動するのが確実に防止され、弁板支持
体16と弁箱7内面との直接接触による異物ダスト発生
の防止や、弁板21の弁箱7に対する位置規制による閉
弁安定化を図ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明した如く、請求項1の発明で
は、隣接する1対の真空容器間に配設されて各真空容器
に連通する真空ゲート弁の弁箱にその外部から回転され
る支持軸を配置し、この支持軸をアーム及びリンクを介
して弁板支持体に連結し、この弁板支持体の一方の真空
容器側の側面にその真空容器と弁箱との間の連通部を開
閉する弁板を支持し、支持軸の回転により弁板支持体を
弁板と共に移動させるようにした。また、請求項2の発
明では、上記弁板支持体の両真空容器側の側面に真空容
器と弁箱との連通部を開閉する1対の弁板を支持した。
従って、これら発明によると、回転する支持軸により弁
板の開閉駆動力を弁箱内に導入でき、支持軸の貫通部分
から弁箱ないし真空容器の内部に持ち込まれる空気を少
なくできるとともに、そのシール部材の摩耗も抑制で
き、よって真空容器内に対する真空封じの長期間に亘る
安定確保を図ることができる。特に、請求項2の発明に
よれば、両真空容器同士を連通又は連通遮断できるのみ
ならず、弁箱と各真空容器とを連通又は連通遮断でき、
さらには両真空容器内の圧力差の影響を受けることなく
安定して両真空容器同士を連通又は連通遮断することが
できる。
【0061】請求項3の発明によると、上記弁板を弁板
支持体に接近させるように付勢する付勢手段を設けたこ
とにより、真空ゲート弁の設置姿勢が通常の縦向き姿
勢、倒立状態の縦向き姿勢又は横向き姿勢のいずれであ
っても、その弁板を移動状態で弁板支持体に安定して接
近保持させることができ、弁板と弁箱内面との接触を防
いで真空空間の汚染防止を図ることができる。
【0062】請求項4の発明によると、上記付勢手段を
圧縮ばねとしたことにより、弁板に対する付勢効果が長
期間に亘り安定して得られ、真空ゲート弁の耐久性及び
信頼性をの向上を図ることができる。
【0063】請求項5の発明によれば、弁板支持体をそ
の移動方向及び両真空容器の配列方向の双方と略直交す
る幅方向に移動不能に規制しながら案内する案内手段を
設けたことにより、ゲート弁の設置姿勢、或いは弁板支
持体が1つの支持軸の回動により移動する構成に拘わら
ず、弁板支持体の幅方向の移動を規制でき、弁板支持体
と弁箱内面との接触による異物ダストの発生防止を図る
とともに、弁板を弁箱の常に同じ位置に押し付けて安定
した閉弁状態を得ることができる。
【0064】請求項6の発明によると、支持軸、アーム
及び内側リンクをそれぞれ幅方向に1対設けて、両内側
リンクを弁板支持体の幅方向に離れた位置に連結し、両
支持軸を同期回転させて弁板支持体を移動させるように
したことにより、弁板支持体及び弁板を傾斜させずに移
動できる。
【0065】請求項7の発明によると、弁箱外の支持軸
にレバーを回転一体に取り付け、このレバーの先端部に
外側リンクを介してリニアアクチュエータに連結したこ
とにより、リニアアクチュエータの出力部の直線運動を
外側リンク及びレバーによって支持軸の回転運動に容易
に変換でき、リニアアクチュエータを用いながら上記請
求項1又は2の発明の効果を得ることができる。
【0066】請求項8の発明によると、アームとレバー
とを、支持軸の軸方向から見て直交方向に延びていて、
弁板支持体が開弁位置近傍にあるときにアームが略幅方
向に延びる状態になる一方、弁板支持体が閉弁位置近傍
にあるときにレバーが略幅方向に延びる状態になるよう
に配置したことにより、弁板支持体が開弁位置及び閉弁
位置の近傍にあるときの移動速度を中間位置にあるとき
よりも低くでき、開閉動作の開始時及び終了時の弁板及
び弁板支持体の慣性による衝撃を低減しながら、ゲート
弁の開閉速度を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る真空ゲート弁の要部
を示す正面図である。
【図2】実施形態1に係るゲート弁の開弁状態を示す断
面図である。
【図3】実施形態1に係るゲート弁の閉弁状態を示す断
面図である。
【図4】レバーの開閉動作と弁板の昇降ストロークとの
関係を示す図である。
【図5】実施形態2を示す図2相当図である。
【図6】実施形態2を示す図3相当図である。
【図7】実施形態3を示す図1相当図である。
【図8】実施形態4のゲート弁における弁板支持体の左
右側部を拡大して示す正面図である。
【図9】実施形態4のゲート弁における平行リンク機構
を拡大して示す断面図である。
【図10】実施形態5のゲート弁の開弁状態を示す要部
拡大断面図である。
【図11】実施形態5のゲート弁の閉弁状態を示す図1
0相当図である。
【符号の説明】
1,2 真空容器 6 真空ゲート弁 7 弁箱 7a 軸孔 8,9 連通口 10 軸受 11 支持軸 12 アーム 13 内側リンク 16 弁板支持体 18 後側ローラ 21,21F,21R 弁板 24 リンク 25,25F,25R 平行リンク機構 29,29F,29R ストッパ 31 ストッパローラ 34 レバー 35 外側リンク 39 シリンダ(リニアアクチュエータ) 40 ピストンロッド(出力部) 44 ガイドローラ 46 サイドローラ(案内手段) 48 引張ばね(付勢手段) 63 圧縮ばね(付勢手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する1対の真空容器間に配設され、
    各真空容器と連通する弁箱と、 上記弁箱内に回転可能にかつ弁箱の壁部を気密状に貫通
    して支持された支持軸と、 上記弁箱内に配設され、上記支持軸に回転一体に取り付
    けられたアームと、 上記アームの先端部に内側リンクを介して連結され、支
    持軸の回転により弁箱内で両真空容器の配列方向と略直
    交する方向に沿って開弁位置及び閉弁位置の間を移動す
    る弁板支持体と、 上記弁板支持体の一方の真空容器側の側面に平行リンク
    機構を介して接離可能に支持され、弁箱と一方の真空容
    器との間の連通部を開閉して両真空容器同士を連通又は
    連通遮断させる弁板と、 上記弁箱内に設けられ、弁板支持体の閉弁位置への移動
    時に弁板に当接して該弁板を弁板支持体に対し弁板支持
    体から離隔する閉じ方向に移動案内するストッパとを備
    えたことを特徴とする真空ゲート弁。
  2. 【請求項2】 隣接する1対の真空容器間に配設され、
    各真空容器に連通する弁箱と、 上記弁箱内に回転可能にかつ弁箱の壁部を気密状に貫通
    して支持された支持軸と、 上記弁箱内に配設され、上記支持軸に回転一体に取り付
    けられたアームと、 上記アームの先端部に内側リンクを介して連結され、支
    持軸の回転により弁箱内で両真空容器の配列方向と略直
    交する方向に沿って開弁位置及び閉弁位置の間を移動す
    る弁板支持体と、 上記弁板支持体の両真空容器側の側面にそれぞれ平行リ
    ンク機構を介して接離可能に支持され、弁箱と各真空容
    器との間の連通部を開閉して両真空容器同士を連通又は
    連通遮断させる1対の弁板と、 上記弁箱内に設けられ、弁板支持体の閉弁位置への移動
    時に各弁板に当接して該各弁板を弁板支持体に対し弁板
    支持体から離隔する閉じ方向に移動案内する対なるスト
    ッパとを備えたことを特徴とする真空ゲート弁。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の真空ゲート弁におい
    て、 弁板を弁板支持体に接近させるように付勢する付勢手段
    を備えたことを特徴とする真空ゲート弁。
  4. 【請求項4】 請求項3の真空ゲート弁において、 付勢手段は、圧縮ばねであることを特徴とする真空ゲー
    ト弁。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの真空ゲート弁
    において、 弁板支持体をその移動方向及び両真空容器の配列方向の
    双方と略直交する幅方向に移動不能に規制しながら案内
    する案内手段が設けられていることを特徴とする真空ゲ
    ート弁。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかの真空ゲート弁
    において、 支持軸、アーム及び内側リンクは、弁板支持体の移動方
    向及び両真空容器の配列方向の双方と略直交する幅方向
    に沿って1対設けられていて、両内側リンクは弁板支持
    体に対し上記幅方向に離れた位置に連結されており、 上記両支持軸が同期して回転することにより、上記弁板
    支持体が移動するように構成されていることを特徴とす
    る真空ゲート弁。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれかの真空ゲート弁
    において、 弁箱外の支持軸に回転一体に取り付けられたレバーと、 上記レバーの先端部に外側リンクを介して連結されかつ
    直線運動をする出力部を有するリニアアクチュエータと
    を備えたことを特徴とする真空ゲート弁。
  8. 【請求項8】 請求項7の真空ゲート弁において、 アームとレバーとは、支持軸の軸方向から見て直交方向
    に延びていて、弁板支持体が開弁位置近傍にあるときに
    アームが略幅方向に延びる状態になる一方、弁板支持体
    が閉弁位置近傍にあるときにレバーが略幅方向に延びる
    状態になるように配置されていることを特徴とする真空
    ゲート弁。
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