JPH1118958A - ホットプレート - Google Patents
ホットプレートInfo
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- JPH1118958A JPH1118958A JP18336197A JP18336197A JPH1118958A JP H1118958 A JPH1118958 A JP H1118958A JP 18336197 A JP18336197 A JP 18336197A JP 18336197 A JP18336197 A JP 18336197A JP H1118958 A JPH1118958 A JP H1118958A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- heating means
- ventilation path
- oil
- smoke removing
- Prior art date
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 油煙除去手段の交換を容易にして油煙除去能
力の低下を防止し、長期間にわたり室内を清潔に保ちな
がら焼き物調理を楽しむことができるホットプレートを
提供することを目的とする。 【解決手段】 環状に形成された加熱手段2により加熱
される皿状の調理用のプレート1と、加熱手段2の中央
部下方に油煙除去手段4を設けたホットプレートにおい
て、プレート1を取り除くだけで容易に油煙除去手段4
を交換することができるので、油煙除去能力の低下を防
止することができる。また、油煙除去手段4の直上に加
熱手段2がないため、加熱手段2からの輻射熱の影響が
小さくなり、また加熱手段2により熱せられた上昇気流
の影響も軽減され油煙除去手段4の過度の温度上昇を抑
えることができるため、油煙除去手段4の焼損を防ぎ、
油煙除去能力の低下を防止することができるホットプレ
ート。
力の低下を防止し、長期間にわたり室内を清潔に保ちな
がら焼き物調理を楽しむことができるホットプレートを
提供することを目的とする。 【解決手段】 環状に形成された加熱手段2により加熱
される皿状の調理用のプレート1と、加熱手段2の中央
部下方に油煙除去手段4を設けたホットプレートにおい
て、プレート1を取り除くだけで容易に油煙除去手段4
を交換することができるので、油煙除去能力の低下を防
止することができる。また、油煙除去手段4の直上に加
熱手段2がないため、加熱手段2からの輻射熱の影響が
小さくなり、また加熱手段2により熱せられた上昇気流
の影響も軽減され油煙除去手段4の過度の温度上昇を抑
えることができるため、油煙除去手段4の焼損を防ぎ、
油煙除去能力の低下を防止することができるホットプレ
ート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭用として焼
き肉などの調理に用いられるホットプレートに関するも
のであり、特に、調理中に発生する油煙の拡散を低減す
るホットプレートに関するものである。
き肉などの調理に用いられるホットプレートに関するも
のであり、特に、調理中に発生する油煙の拡散を低減す
るホットプレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、図3に示す特開昭
62ー101218号公報に記載の「ロースターにおけ
る消煙方法および装置」にみられるようなものがあり、
これによれば、加熱手段31によりプレート32を加熱
し、プレート32上に肉、野菜等の食材を置いて焼く
と、肉から出る油や調理前にプレート32表面に塗る油
などがプレート32上で焼けて大量の油煙が発生する
が、これを吸気口33より吸引し、内部に組み込まれた
消煙ユニット34を構成する不織布製のフィルターから
なる油煙除去手段35を通過させ油粒子を吸着除去して
いた。
62ー101218号公報に記載の「ロースターにおけ
る消煙方法および装置」にみられるようなものがあり、
これによれば、加熱手段31によりプレート32を加熱
し、プレート32上に肉、野菜等の食材を置いて焼く
と、肉から出る油や調理前にプレート32表面に塗る油
などがプレート32上で焼けて大量の油煙が発生する
が、これを吸気口33より吸引し、内部に組み込まれた
消煙ユニット34を構成する不織布製のフィルターから
なる油煙除去手段35を通過させ油粒子を吸着除去して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成のホットプレートでは、油煙除去手段35は油煙
を常時吸着し最も汚染されやすい部分でありながら、清
掃や交換をすることが困難であり、短期間の使用でも目
詰まりによる油煙除去性能の低下が起こるおそれがあっ
た。本発明はこのような従来の構成が有している課題を
解決しようとするもので、油煙除去手段の交換を容易に
して油煙除去能力の低下を防止し、長期間にわたり室内
を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができるホ
ットプレートを提供することを目的としている。
の構成のホットプレートでは、油煙除去手段35は油煙
を常時吸着し最も汚染されやすい部分でありながら、清
掃や交換をすることが困難であり、短期間の使用でも目
詰まりによる油煙除去性能の低下が起こるおそれがあっ
た。本発明はこのような従来の構成が有している課題を
解決しようとするもので、油煙除去手段の交換を容易に
して油煙除去能力の低下を防止し、長期間にわたり室内
を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができるホ
ットプレートを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の一つの手段は、環状に形成された加熱手段
と、加熱手段により加熱される皿状の調理用のプレート
と、プレートの温度を検知して前記加熱手段の通電を制
御する温度制御手段と、加熱手段の下方に設けられプレ
ート下方を覆う遮熱板と、この遮熱板の下方を覆う外郭
により形成され、前記プレート上で発生した油煙をプレ
ート中央の吸気口から吸引してプレート周壁に設けた排
気口から排出する通気路と、通気路内に設けられた送風
手段とを備え、この通気路途中でかつ前記加熱手段の中
央部下方に油煙除去手段を設けた構成としたものであ
る。
に本発明の一つの手段は、環状に形成された加熱手段
と、加熱手段により加熱される皿状の調理用のプレート
と、プレートの温度を検知して前記加熱手段の通電を制
御する温度制御手段と、加熱手段の下方に設けられプレ
ート下方を覆う遮熱板と、この遮熱板の下方を覆う外郭
により形成され、前記プレート上で発生した油煙をプレ
ート中央の吸気口から吸引してプレート周壁に設けた排
気口から排出する通気路と、通気路内に設けられた送風
手段とを備え、この通気路途中でかつ前記加熱手段の中
央部下方に油煙除去手段を設けた構成としたものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、環状に形
成された加熱手段と、加熱手段により加熱される皿状の
調理用のプレートと、プレートの温度を検知して前記加
熱手段の通電を制御する温度制御手段と、加熱手段の下
方に設けられプレート下方を遮熱板と、この遮熱板の下
方を覆う外郭により形成され、前記プレート上で発生し
た油煙をプレート中央の吸気口から吸引してプレート周
壁に設けた排気口から排出する通気路と、通気路内に設
けられた送風手段とを備え、この通気路途中でかつ前記
加熱手段の中央部下方に油煙除去手段を設けたものであ
り、プレートを取り除くだけで容易に油煙除去手段を交
換することができるので、油煙除去能力の低下を防止す
ることができる。また、油煙除去手段の直上に加熱手段
がないため、加熱手段からの輻射熱の影響が小さくな
り、また加熱手段により熱せられた上昇気流の影響も軽
減され油煙除去手段の過度の温度上昇を抑えることがで
きるため、油煙除去手段の焼損を防ぎ油煙除去能力の低
下を防止することができる。従って、長期間にわたり室
内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができ
る。
成された加熱手段と、加熱手段により加熱される皿状の
調理用のプレートと、プレートの温度を検知して前記加
熱手段の通電を制御する温度制御手段と、加熱手段の下
方に設けられプレート下方を遮熱板と、この遮熱板の下
方を覆う外郭により形成され、前記プレート上で発生し
た油煙をプレート中央の吸気口から吸引してプレート周
壁に設けた排気口から排出する通気路と、通気路内に設
けられた送風手段とを備え、この通気路途中でかつ前記
加熱手段の中央部下方に油煙除去手段を設けたものであ
り、プレートを取り除くだけで容易に油煙除去手段を交
換することができるので、油煙除去能力の低下を防止す
ることができる。また、油煙除去手段の直上に加熱手段
がないため、加熱手段からの輻射熱の影響が小さくな
り、また加熱手段により熱せられた上昇気流の影響も軽
減され油煙除去手段の過度の温度上昇を抑えることがで
きるため、油煙除去手段の焼損を防ぎ油煙除去能力の低
下を防止することができる。従って、長期間にわたり室
内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができ
る。
【0006】請求項2記載の発明は、油煙除去手段の全
周を覆い、かつプレート中央の吸気口と連通し、通気路
の一部を形成するフィルターカバ−を設けたものであ
り、これにより加熱手段からの輻射熱を遮り、さらに加
熱手段近傍の熱気が油煙除去手段へ吸気され難くなるの
で、油煙除去手段の温度上昇を抑えることができ、油煙
除去手段の焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止するこ
とができる。また、吸気口から加熱手段まで通気路が形
成されるため、途中で無駄な空気を吸気することなく効
率よく油煙を吸気するようになり、油煙除去性能の向上
を図ることが出来る。従って、さらに長期間にわたり室
内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができ
る。
周を覆い、かつプレート中央の吸気口と連通し、通気路
の一部を形成するフィルターカバ−を設けたものであ
り、これにより加熱手段からの輻射熱を遮り、さらに加
熱手段近傍の熱気が油煙除去手段へ吸気され難くなるの
で、油煙除去手段の温度上昇を抑えることができ、油煙
除去手段の焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止するこ
とができる。また、吸気口から加熱手段まで通気路が形
成されるため、途中で無駄な空気を吸気することなく効
率よく油煙を吸気するようになり、油煙除去性能の向上
を図ることが出来る。従って、さらに長期間にわたり室
内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができ
る。
【0007】請求項3記載の発明は、加熱手段とフィル
ターカバーの間に、加熱手段からの輻射熱を遮断する遮
熱壁を、プレート裏面に設けたものであり、加熱手段か
らの輻射熱を遮ることにより油煙除去手段の過度の温度
上昇を抑えることができるため、油煙除去手段の焼損を
防ぎ油煙除去能力の低下を防止することができる。従っ
て、さらに長期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き
物調理を楽しむことができる。
ターカバーの間に、加熱手段からの輻射熱を遮断する遮
熱壁を、プレート裏面に設けたものであり、加熱手段か
らの輻射熱を遮ることにより油煙除去手段の過度の温度
上昇を抑えることができるため、油煙除去手段の焼損を
防ぎ油煙除去能力の低下を防止することができる。従っ
て、さらに長期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き
物調理を楽しむことができる。
【0008】請求項4記載の発明は、温度制御手段を通
気路側壁に貫通させ、その温度検知部の一部を通気路の
内側の遮熱板内に臨ませ、他方の電気接点部を対峙する
通気路側壁外方に配置したものであり、温度検知部が吸
排気の温度に影響され難くなるためプレートの温度制御
を安定化できるため加熱手段の遅切れによる油煙除去手
段の異常加熱による焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防
止することができる。また、電気接点部は油煙にさらさ
れないため異物の付着や腐食による通電不良等の故障を
防止することができる。従って、さらに長期間にわたり
室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができ
る。
気路側壁に貫通させ、その温度検知部の一部を通気路の
内側の遮熱板内に臨ませ、他方の電気接点部を対峙する
通気路側壁外方に配置したものであり、温度検知部が吸
排気の温度に影響され難くなるためプレートの温度制御
を安定化できるため加熱手段の遅切れによる油煙除去手
段の異常加熱による焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防
止することができる。また、電気接点部は油煙にさらさ
れないため異物の付着や腐食による通電不良等の故障を
防止することができる。従って、さらに長期間にわたり
室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができ
る。
【0009】請求項5記載の発明は、吸気口を上方に突
出させ、吸気口開口部下端とプレート調理面底面をなだ
らかな形状で繋いだものであり、これにより吸気口の入
口は空気抵抗が少なくなり、油煙を含む空気は滞留する
ことなくスムーズに吸気されるので、吸気温度が異常高
温になることはなく、油煙除去手段の異常加熱による焼
損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止することができると
共に、油煙除去能力の向上にもなる。従って、さらに長
期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽し
むことができる。
出させ、吸気口開口部下端とプレート調理面底面をなだ
らかな形状で繋いだものであり、これにより吸気口の入
口は空気抵抗が少なくなり、油煙を含む空気は滞留する
ことなくスムーズに吸気されるので、吸気温度が異常高
温になることはなく、油煙除去手段の異常加熱による焼
損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止することができると
共に、油煙除去能力の向上にもなる。従って、さらに長
期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽し
むことができる。
【0010】請求項6記載の発明は、加熱手段を通気路
側壁に貫通させ、その発熱部を通気路の内側の遮熱板内
に臨ませ、他方の充電部を対峙する通気路側壁外方に配
置したものであり、発熱部の表面を排気される空気が通
過しないため、加熱手段の表面温度低下を防ぎ、調理性
能を向上させることができる。また、充電部は油煙にさ
らされないため異物の付着や腐食による通電不良等の故
障を防止することができる。従って、調理性能を低下さ
せることなく長期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼
き物調理を楽しむことができる。
側壁に貫通させ、その発熱部を通気路の内側の遮熱板内
に臨ませ、他方の充電部を対峙する通気路側壁外方に配
置したものであり、発熱部の表面を排気される空気が通
過しないため、加熱手段の表面温度低下を防ぎ、調理性
能を向上させることができる。また、充電部は油煙にさ
らされないため異物の付着や腐食による通電不良等の故
障を防止することができる。従って、調理性能を低下さ
せることなく長期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼
き物調理を楽しむことができる。
【0011】請求項7記載の発明は、通気路外側壁を樹
脂製とし、通気路外側壁に設けた貫通穴に加熱手段を貫
通させ、前記貫通穴と加熱手段の空間を遮蔽板でふさぐ
ことにより、通気路から封口部の方へ高温多湿の排気が
漏れて来ないため絶縁劣化を防止することができる。ま
た、通気路外側壁は高温になっている加熱手段と接触し
ていないため伝導熱による溶解を防止できる。また、貫
通穴近傍以外は安価な樹脂材料を用いて、空気抵抗が少
なく効率よく油煙を吸排気できる通気路形状を実現する
ことができる。従って、低コストでしかも長期間にわた
り安全に室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむこ
とができる。
脂製とし、通気路外側壁に設けた貫通穴に加熱手段を貫
通させ、前記貫通穴と加熱手段の空間を遮蔽板でふさぐ
ことにより、通気路から封口部の方へ高温多湿の排気が
漏れて来ないため絶縁劣化を防止することができる。ま
た、通気路外側壁は高温になっている加熱手段と接触し
ていないため伝導熱による溶解を防止できる。また、貫
通穴近傍以外は安価な樹脂材料を用いて、空気抵抗が少
なく効率よく油煙を吸排気できる通気路形状を実現する
ことができる。従って、低コストでしかも長期間にわた
り安全に室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむこ
とができる。
【0012】請求項8記載の発明は、通気路内の温度制
御手段周囲の一部あるいは下方および側方に空気流路を
遮断する遮風壁を設けたものであり、温度検知部が吸排
気の温度に影響され難くなるためプレートの温度制御を
安定化できるため加熱手段の遅切れによる油煙除去手段
の異常加熱による焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止
することができる。従って、さらに長期間にわたり室内
を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。
御手段周囲の一部あるいは下方および側方に空気流路を
遮断する遮風壁を設けたものであり、温度検知部が吸排
気の温度に影響され難くなるためプレートの温度制御を
安定化できるため加熱手段の遅切れによる油煙除去手段
の異常加熱による焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止
することができる。従って、さらに長期間にわたり室内
を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。
【0013】
(実施例1)以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ
説明する。図1において、1は調理用のプレート、2は
プレート1を加熱するための加熱手段で、環状に形成さ
れたシーズヒータから成る。5はプレート1の略中央に
設けられた吸気口、プレート1周壁には排気口7が設け
られている。3は排気口7から吸気口5に向けて空気を
流す送風手段で、ラジアルまたは後退翼の遠心ファンか
ら成っており、ベルト11を介してモータ12により駆
動される。4は送風手段3の吸気側に配設され吸引した
油煙を除去する油煙除去手段で、パルプを主成分とする
不織布製のフィルタから成る。また8は、プレート1の
吸気口5下部に設けられたステンレス製のフィルターカ
バーで、フィルターの焦げ防止の役割と油煙の通気路の
一部を構成している。6は送風手段3で発生した風を排
気口7に導くための通気路で、加熱手段2の下方に設け
られプレート1の下方を覆う鋼板製の遮熱板13と、こ
の遮熱板13の下方を覆うポリプロピレン製の外郭10
によって形成されている。
説明する。図1において、1は調理用のプレート、2は
プレート1を加熱するための加熱手段で、環状に形成さ
れたシーズヒータから成る。5はプレート1の略中央に
設けられた吸気口、プレート1周壁には排気口7が設け
られている。3は排気口7から吸気口5に向けて空気を
流す送風手段で、ラジアルまたは後退翼の遠心ファンか
ら成っており、ベルト11を介してモータ12により駆
動される。4は送風手段3の吸気側に配設され吸引した
油煙を除去する油煙除去手段で、パルプを主成分とする
不織布製のフィルタから成る。また8は、プレート1の
吸気口5下部に設けられたステンレス製のフィルターカ
バーで、フィルターの焦げ防止の役割と油煙の通気路の
一部を構成している。6は送風手段3で発生した風を排
気口7に導くための通気路で、加熱手段2の下方に設け
られプレート1の下方を覆う鋼板製の遮熱板13と、こ
の遮熱板13の下方を覆うポリプロピレン製の外郭10
によって形成されている。
【0014】次に、動作を説明する。加熱手段2に通電
すると、プレート1が加熱される。これにより、プレー
ト1上に置かれた調理物から出てくる油や調理前にプレ
ート1に塗った油が加熱され、油煙が発生する。
すると、プレート1が加熱される。これにより、プレー
ト1上に置かれた調理物から出てくる油や調理前にプレ
ート1に塗った油が加熱され、油煙が発生する。
【0015】一方、モータ12に通電するとベルト11
の駆動により送風手段3から風が発生する。送風手段3
は遠心ファンから成っているので、排気口7からはプレ
ートの略中央にある吸気口5へ向けて空気が排出され
る。排出された空気は、プレート上で発生する油煙をプ
レート中央に向けて押し流し、吸気口5より油煙と共に
吸引される。吸引された油煙は油煙除去手段4によって
除去される。
の駆動により送風手段3から風が発生する。送風手段3
は遠心ファンから成っているので、排気口7からはプレ
ートの略中央にある吸気口5へ向けて空気が排出され
る。排出された空気は、プレート上で発生する油煙をプ
レート中央に向けて押し流し、吸気口5より油煙と共に
吸引される。吸引された油煙は油煙除去手段4によって
除去される。
【0016】油煙除去手段4は、通気路6途中の加熱手
段2の中央部下方に設けられており、プレート1を取り
除くだけで容易に交換することができるので、油煙除去
能力の低下を防止することができる。また、油煙除去手
段4の直上に加熱手段2がないため、加熱手段2からの
輻射熱を受け難く、また加熱手段2により熱せられた上
昇気流による加熱も軽減され油煙除去手段4の温度上昇
を抑えることができるため、油煙除去手段4の焼損を防
ぎ油煙除去能力の低下を防止することができる。従っ
て、長期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理
を楽しむことができる。
段2の中央部下方に設けられており、プレート1を取り
除くだけで容易に交換することができるので、油煙除去
能力の低下を防止することができる。また、油煙除去手
段4の直上に加熱手段2がないため、加熱手段2からの
輻射熱を受け難く、また加熱手段2により熱せられた上
昇気流による加熱も軽減され油煙除去手段4の温度上昇
を抑えることができるため、油煙除去手段4の焼損を防
ぎ油煙除去能力の低下を防止することができる。従っ
て、長期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理
を楽しむことができる。
【0017】なお、本実施例では加熱手段2をシーズヒ
ーターとしたが、これを電熱線をセラミックパイプで保
護したヒーターや面状ヒーター、電磁誘導加熱コイルと
しても同様の効果が得られる。
ーターとしたが、これを電熱線をセラミックパイプで保
護したヒーターや面状ヒーター、電磁誘導加熱コイルと
しても同様の効果が得られる。
【0018】また、フィルターカバー8の材質をステン
レスとしたが、これをメッキを施した鋼板等の他の金属
やセラミックとしても同様の効果が得られる。また、遮
熱板13の材質も鋼板ではなく、ステンレス等の他の金
属でも同様の効果が得られる。また、外郭10の材質も
ポリプロピレンではなく、ナイロン等の他の樹脂材料で
も同様の効果が得られる。
レスとしたが、これをメッキを施した鋼板等の他の金属
やセラミックとしても同様の効果が得られる。また、遮
熱板13の材質も鋼板ではなく、ステンレス等の他の金
属でも同様の効果が得られる。また、外郭10の材質も
ポリプロピレンではなく、ナイロン等の他の樹脂材料で
も同様の効果が得られる。
【0019】(実施例2)基本的な構成の説明は実施例
1と同様なので省略し、油煙除去手段4の焼損防止構成
とその作用について説明する。
1と同様なので省略し、油煙除去手段4の焼損防止構成
とその作用について説明する。
【0020】フィルターカバー8は油煙除去手段4の全
周を覆い、かつプレート1中央の吸気口5と連通し、通
気路6の一部を形成しており、これにより加熱手段2か
らの輻射熱を遮り、さらに加熱手段2近傍の熱気が油煙
除去手段4へ吸気され難くなるので、油煙除去手段4の
温度上昇を抑え焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止す
ることができる。また、吸気口5から加熱手段4まで通
気路6が形成されるため、途中で無駄な空気を吸気する
ことなく効率よく油煙を吸気するようになり、油煙除去
性能の向上を図ることが出来る。従って、さらに長期間
にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむこ
とができる。
周を覆い、かつプレート1中央の吸気口5と連通し、通
気路6の一部を形成しており、これにより加熱手段2か
らの輻射熱を遮り、さらに加熱手段2近傍の熱気が油煙
除去手段4へ吸気され難くなるので、油煙除去手段4の
温度上昇を抑え焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止す
ることができる。また、吸気口5から加熱手段4まで通
気路6が形成されるため、途中で無駄な空気を吸気する
ことなく効率よく油煙を吸気するようになり、油煙除去
性能の向上を図ることが出来る。従って、さらに長期間
にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむこ
とができる。
【0021】(実施例3)基本的な構成は実施例1と同
様なので異なる部分についてのみ説明し、油煙除去手段
4の焼損防止構成とその作用について説明する。
様なので異なる部分についてのみ説明し、油煙除去手段
4の焼損防止構成とその作用について説明する。
【0022】加熱手段2とフィルターカバー4の間に、
加熱手段2からの輻射熱を遮断する遮熱壁14を、プレ
ート1裏面に環状に設けたものであり、加熱手段2から
の輻射熱を遮ることにより油煙除去手段4の過度の温度
上昇を抑えることができるため、油煙除去手段4の焼損
を防ぎ油煙除去能力の低下を防止することができる。従
って、さらに長期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼
き物調理を楽しむことができる。
加熱手段2からの輻射熱を遮断する遮熱壁14を、プレ
ート1裏面に環状に設けたものであり、加熱手段2から
の輻射熱を遮ることにより油煙除去手段4の過度の温度
上昇を抑えることができるため、油煙除去手段4の焼損
を防ぎ油煙除去能力の低下を防止することができる。従
って、さらに長期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼
き物調理を楽しむことができる。
【0023】なお、本実施例では遮熱壁14を環状に一
本のみ設けたが、これは、加熱手段2からの輻射熱を遮
断する形状、本数であれば環状でなくても何本でもよ
い。
本のみ設けたが、これは、加熱手段2からの輻射熱を遮
断する形状、本数であれば環状でなくても何本でもよ
い。
【0024】(実施例4)基本的な構成の説明は実施例
1と同様なので異なる部分についてのみ説明し、油煙除
去手段の焼損防止構成とその作用について説明する。
1と同様なので異なる部分についてのみ説明し、油煙除
去手段の焼損防止構成とその作用について説明する。
【0025】温度制御手段9を外郭10に貫通させ、そ
の温度検知部15の一部を通気路6の内側の遮熱板13
内に臨ませることにより、温度検知部15が吸排気の温
度に影響され難くなるため、プレート1の温度制御を安
定化できるので、油煙除去手段4の異常加熱による焼損
を防ぎ、油煙除去能力の低下を防止することができる。
の温度検知部15の一部を通気路6の内側の遮熱板13
内に臨ませることにより、温度検知部15が吸排気の温
度に影響され難くなるため、プレート1の温度制御を安
定化できるので、油煙除去手段4の異常加熱による焼損
を防ぎ、油煙除去能力の低下を防止することができる。
【0026】また、電気接点部16を対峙する外郭10
の外方に配置することにより、油煙にさらされないため
異物の付着や腐食による通電不良等の故障を防止するこ
とができる。従って、さらに長期間にわたり室内を清潔
に保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。
の外方に配置することにより、油煙にさらされないため
異物の付着や腐食による通電不良等の故障を防止するこ
とができる。従って、さらに長期間にわたり室内を清潔
に保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。
【0027】(実施例5)基本的な構成は実施例1と同
様なので異なる部分についてのみ説明、油煙除去手段4
の焼損防止構成とその作用について説明する。
様なので異なる部分についてのみ説明、油煙除去手段4
の焼損防止構成とその作用について説明する。
【0028】プレート1中央の吸気口5を上方に突出さ
せ、吸気口開口部下端25とプレート調理面底面26を
半径5のなだらかな形状で繋いだものであり、これによ
り吸気口5の入口は空気抵抗が少なくなり、油煙は滞留
することなくスムーズに吸気されるので、吸気温度が異
常高温になることはなく、油煙除去手段4の異常加熱に
よる焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止することがで
きる。
せ、吸気口開口部下端25とプレート調理面底面26を
半径5のなだらかな形状で繋いだものであり、これによ
り吸気口5の入口は空気抵抗が少なくなり、油煙は滞留
することなくスムーズに吸気されるので、吸気温度が異
常高温になることはなく、油煙除去手段4の異常加熱に
よる焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止することがで
きる。
【0029】従って、さらに長期間にわたり室内を清潔
に保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。なお、
このなだらかな形状は、半径5に限定されるものではな
く、油煙が滞留することなくスムーズに吸気されるので
あればどのような形状でもよい。
に保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。なお、
このなだらかな形状は、半径5に限定されるものではな
く、油煙が滞留することなくスムーズに吸気されるので
あればどのような形状でもよい。
【0030】(実施例6)図2において、基本的な構成
は実施例1と同様なので異なる部分についてのみ説明
し、調理性能向上及び故障防止構成とその作用について
説明する。
は実施例1と同様なので異なる部分についてのみ説明
し、調理性能向上及び故障防止構成とその作用について
説明する。
【0031】加熱手段2を外郭10に貫通させ、その発
熱部20を通気路6の内側の遮熱板内13に臨ませるこ
とにより、発熱部20の表面を排気される空気が通過し
ないため、加熱手段2の表面温度低下を防ぎ、調理性能
を向上させることができる。
熱部20を通気路6の内側の遮熱板内13に臨ませるこ
とにより、発熱部20の表面を排気される空気が通過し
ないため、加熱手段2の表面温度低下を防ぎ、調理性能
を向上させることができる。
【0032】また、他方の充電部21を対峙する外郭1
0外方に配置することにより、充電部21は油煙にさら
されず、異物の付着や腐食による通電不良等の故障を防
止することができる。従って、調理性能を低下させるこ
となく長期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調
理を楽しむことができる。
0外方に配置することにより、充電部21は油煙にさら
されず、異物の付着や腐食による通電不良等の故障を防
止することができる。従って、調理性能を低下させるこ
となく長期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調
理を楽しむことができる。
【0033】(実施例7)図2において、基本的な構成
は実施例1と同様なので異なる部分についてのみ説明
し、安全性を考慮しつつ効率よく油煙を吸排気できる通
気路形状を安価に実現する構成とその作用について説明
する。
は実施例1と同様なので異なる部分についてのみ説明
し、安全性を考慮しつつ効率よく油煙を吸排気できる通
気路形状を安価に実現する構成とその作用について説明
する。
【0034】外郭10は樹脂製とし、外郭10に設けた
貫通穴22に加熱手段2を貫通させ、貫通穴22と加熱
手段2の空間を鋼板製の遮蔽板23でふさぐことによ
り、通気路6から封口部24の方へ高温多湿の排気が漏
れて来ないため絶縁劣化を防止することができる。ま
た、外郭10は高温になっている加熱手段2と接触して
いないため伝導熱による溶解を防止できる。また、貫通
穴22近傍以外は安価な樹脂材料を用いて、空気抵抗が
少なく効率よく油煙を吸排気できる通気路6形状を実現
することができる。従って、低コストでしかも長期間に
わたり安全に室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽し
むことができる。
貫通穴22に加熱手段2を貫通させ、貫通穴22と加熱
手段2の空間を鋼板製の遮蔽板23でふさぐことによ
り、通気路6から封口部24の方へ高温多湿の排気が漏
れて来ないため絶縁劣化を防止することができる。ま
た、外郭10は高温になっている加熱手段2と接触して
いないため伝導熱による溶解を防止できる。また、貫通
穴22近傍以外は安価な樹脂材料を用いて、空気抵抗が
少なく効率よく油煙を吸排気できる通気路6形状を実現
することができる。従って、低コストでしかも長期間に
わたり安全に室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽し
むことができる。
【0035】なお、本実施例では、遮蔽板23の材質を
鋼板としたが、これはステンレス等の他の金属やセラミ
ック、難燃製樹脂でも同様の効果が得られる。
鋼板としたが、これはステンレス等の他の金属やセラミ
ック、難燃製樹脂でも同様の効果が得られる。
【0036】(実施例8)図1において、基本的な構成
は実施例1と同様なので異なる部分についてのみ説明
し、油煙除去手段4の焼損防止構成とその作用について
説明する。
は実施例1と同様なので異なる部分についてのみ説明
し、油煙除去手段4の焼損防止構成とその作用について
説明する。
【0037】通気路6内の温度制御手段9周囲の下方お
よび側方に空気流路を遮断する鋼板製の遮風壁27を設
けたものであり、温度制御手段9の表面を通過する空気
量が減り、排気される空気の温度に影響され難くなる。
よって、プレート1の温度制御を安定化できるため加熱
手段2の遅切れによる油煙除去手段4の異常加熱による
焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止することができ
る。従って、さらに長期間にわたり室内を清潔に保ちな
がら焼き物調理を楽しむことができる。
よび側方に空気流路を遮断する鋼板製の遮風壁27を設
けたものであり、温度制御手段9の表面を通過する空気
量が減り、排気される空気の温度に影響され難くなる。
よって、プレート1の温度制御を安定化できるため加熱
手段2の遅切れによる油煙除去手段4の異常加熱による
焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止することができ
る。従って、さらに長期間にわたり室内を清潔に保ちな
がら焼き物調理を楽しむことができる。
【0038】なお、本実施例では、遮風壁27の材質を
鋼板としたが、これはステンレス等の他の金属やセラミ
ック、難燃製樹脂でも同様の効果が得られる。
鋼板としたが、これはステンレス等の他の金属やセラミ
ック、難燃製樹脂でも同様の効果が得られる。
【0039】また、温度制御手段9周囲全周に遮風壁2
7を設けても同様の効果が得られる。
7を設けても同様の効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、
環状に形成された加熱手段と、加熱手段により加熱され
る皿状の調理用のプレートと、プレートの温度を検知し
て前記加熱手段の通電を制御する温度制御手段と、加熱
手段の下方に設けられプレート下方を覆う遮熱板と、こ
の遮熱板の下方を覆う外郭により形成され、前記プレー
ト上で発生した油煙をプレート中央の吸気口から吸引し
てプレート周壁に設けた排気口から排出する通気路と、
通気路内に設けられた送風手段とを備え、この通気路途
中でかつ前記加熱手段の中央部下方に油煙除去手段を設
けたものであり、プレートを取り除くだけで容易に油煙
除去手段を交換することができるので、油煙除去能力の
低下を防止することができる。また、油煙除去手段の直
上に加熱手段がないため、加熱手段からの輻射熱の影響
が小さくなり、また加熱手段により熱せられた上昇気流
の影響も軽減され油煙除去手段の過度の温度上昇を抑え
ることができるため、油煙除去手段の焼損を防ぎ油煙除
去能力の低下を防止することができる。従って、長期間
にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむこ
とができる。
環状に形成された加熱手段と、加熱手段により加熱され
る皿状の調理用のプレートと、プレートの温度を検知し
て前記加熱手段の通電を制御する温度制御手段と、加熱
手段の下方に設けられプレート下方を覆う遮熱板と、こ
の遮熱板の下方を覆う外郭により形成され、前記プレー
ト上で発生した油煙をプレート中央の吸気口から吸引し
てプレート周壁に設けた排気口から排出する通気路と、
通気路内に設けられた送風手段とを備え、この通気路途
中でかつ前記加熱手段の中央部下方に油煙除去手段を設
けたものであり、プレートを取り除くだけで容易に油煙
除去手段を交換することができるので、油煙除去能力の
低下を防止することができる。また、油煙除去手段の直
上に加熱手段がないため、加熱手段からの輻射熱の影響
が小さくなり、また加熱手段により熱せられた上昇気流
の影響も軽減され油煙除去手段の過度の温度上昇を抑え
ることができるため、油煙除去手段の焼損を防ぎ油煙除
去能力の低下を防止することができる。従って、長期間
にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむこ
とができる。
【0041】本発明の請求項2記載の発明によれば、油
煙除去手段の全周を覆い、かつプレート中央の吸気口と
連通し、通気路の一部を形成するフィルターカバ−を設
けたものであり、これにより加熱手段からの輻射熱を遮
り、さらに加熱手段近傍の熱気が油煙除去手段へ吸気さ
れ難くなるので、油煙除去手段の温度上昇を抑えること
ができ、油煙除去手段の焼損を防ぎ油煙除去能力の低下
を防止することができる。また、吸気口から加熱手段ま
で通気路が形成されるため、途中で無駄な空気を吸気す
ることなく効率よく油煙を吸気するようになり、油煙除
去性能の向上を図ることが出来る。従って、さらに長期
間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむ
ことができる。
煙除去手段の全周を覆い、かつプレート中央の吸気口と
連通し、通気路の一部を形成するフィルターカバ−を設
けたものであり、これにより加熱手段からの輻射熱を遮
り、さらに加熱手段近傍の熱気が油煙除去手段へ吸気さ
れ難くなるので、油煙除去手段の温度上昇を抑えること
ができ、油煙除去手段の焼損を防ぎ油煙除去能力の低下
を防止することができる。また、吸気口から加熱手段ま
で通気路が形成されるため、途中で無駄な空気を吸気す
ることなく効率よく油煙を吸気するようになり、油煙除
去性能の向上を図ることが出来る。従って、さらに長期
間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむ
ことができる。
【0042】本発明の請求項3記載の発明によれば、加
熱手段とフィルターカバーの間に、加熱手段からの輻射
熱を遮断する遮熱壁を、プレート裏面に設けたものであ
り、加熱手段からの輻射熱を遮ることにより、油煙除去
手段の過度の温度上昇を抑えることができるため、油煙
除去手段の焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止するこ
とができる。従って、さらに長期間にわたり室内を清潔
に保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。
熱手段とフィルターカバーの間に、加熱手段からの輻射
熱を遮断する遮熱壁を、プレート裏面に設けたものであ
り、加熱手段からの輻射熱を遮ることにより、油煙除去
手段の過度の温度上昇を抑えることができるため、油煙
除去手段の焼損を防ぎ油煙除去能力の低下を防止するこ
とができる。従って、さらに長期間にわたり室内を清潔
に保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。
【0043】本発明の請求項4記載の発明によれば、温
度制御手段を通気路側壁に貫通させ、その温度検知部の
一部を通気路の内側の遮熱板内に臨ませ、他方の電気接
点部を対峙する通気路側壁外方に配置したものであり、
温度検知部が吸排気の温度に影響され難くなりプレート
の温度制御を安定化できるため、加熱手段の遅切れによ
る油煙除去手段の異常加熱による焼損を防ぎ、油煙除去
能力の低下を防止することができる。また、電気接点部
は油煙にさらされないため、異物の付着や腐食による通
電不良等の故障を防止することができる。従って、さら
に長期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理を
楽しむことができる。
度制御手段を通気路側壁に貫通させ、その温度検知部の
一部を通気路の内側の遮熱板内に臨ませ、他方の電気接
点部を対峙する通気路側壁外方に配置したものであり、
温度検知部が吸排気の温度に影響され難くなりプレート
の温度制御を安定化できるため、加熱手段の遅切れによ
る油煙除去手段の異常加熱による焼損を防ぎ、油煙除去
能力の低下を防止することができる。また、電気接点部
は油煙にさらされないため、異物の付着や腐食による通
電不良等の故障を防止することができる。従って、さら
に長期間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理を
楽しむことができる。
【0044】本発明の請求項5記載の発明によれば、吸
気口を上方に突出させ、吸気口開口部下端とプレート調
理面底面をなだらかな形状で繋いだものであり、これに
より吸気口の入口は空気抵抗が少なくなり、油煙を含む
空気は滞留することなくスムーズに吸気されるので、吸
気温度が異常高温になることはなく、油煙除去手段の異
常加熱による焼損を防ぎ、油煙除去能力の低下を防止す
ることができると共に、油煙除去能力を向上することが
できる。従って、さらに長期間にわたり室内を清潔に保
ちながら焼き物調理を楽しむことができる。
気口を上方に突出させ、吸気口開口部下端とプレート調
理面底面をなだらかな形状で繋いだものであり、これに
より吸気口の入口は空気抵抗が少なくなり、油煙を含む
空気は滞留することなくスムーズに吸気されるので、吸
気温度が異常高温になることはなく、油煙除去手段の異
常加熱による焼損を防ぎ、油煙除去能力の低下を防止す
ることができると共に、油煙除去能力を向上することが
できる。従って、さらに長期間にわたり室内を清潔に保
ちながら焼き物調理を楽しむことができる。
【0045】本発明の請求項6記載の発明によれば、加
熱手段を通気路側壁に貫通させ、その発熱部を通気路の
内側の遮熱板内に臨ませ、他方の充電部を対峙する通気
路側壁外方に配置したものであり、発熱部の表面を排気
される空気が通過しないため、加熱手段の表面温度低下
を防ぎ、調理性能を向上させることができる。また、充
電部は油煙にさらされないため、異物の付着や腐食によ
る通電不良等の故障を防止することができる。従って、
調理性能を低下させることなく長期間にわたり室内を清
潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。
熱手段を通気路側壁に貫通させ、その発熱部を通気路の
内側の遮熱板内に臨ませ、他方の充電部を対峙する通気
路側壁外方に配置したものであり、発熱部の表面を排気
される空気が通過しないため、加熱手段の表面温度低下
を防ぎ、調理性能を向上させることができる。また、充
電部は油煙にさらされないため、異物の付着や腐食によ
る通電不良等の故障を防止することができる。従って、
調理性能を低下させることなく長期間にわたり室内を清
潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。
【0046】本発明の請求項7記載の発明によれば、通
気路外側壁を樹脂製とし、通気路外側壁に設けた貫通穴
に加熱手段を貫通させ、前記貫通穴と加熱手段の空間を
遮蔽板でふさぐことにより、通気路から封口部の方へ高
温多湿の排気が漏れて来ないため絶縁劣化を防止するこ
とができる。また、通気路外側壁は高温になっている加
熱手段と接触していないため伝導熱による溶解を防止で
きる。また、貫通穴近傍以外は安価な樹脂材料を用い
て、空気抵抗が少なく効率よく油煙を吸排気できる通気
路形状を実現することができる。従って、低コストでし
かも長期間にわたり安全に室内を清潔に保ちながら焼き
物調理を楽しむことができる。
気路外側壁を樹脂製とし、通気路外側壁に設けた貫通穴
に加熱手段を貫通させ、前記貫通穴と加熱手段の空間を
遮蔽板でふさぐことにより、通気路から封口部の方へ高
温多湿の排気が漏れて来ないため絶縁劣化を防止するこ
とができる。また、通気路外側壁は高温になっている加
熱手段と接触していないため伝導熱による溶解を防止で
きる。また、貫通穴近傍以外は安価な樹脂材料を用い
て、空気抵抗が少なく効率よく油煙を吸排気できる通気
路形状を実現することができる。従って、低コストでし
かも長期間にわたり安全に室内を清潔に保ちながら焼き
物調理を楽しむことができる。
【0047】本発明の請求項8記載の発明によれば、通
気路内の温度制御手段周囲の一部あるいは下方および側
方に空気流路を遮断する遮風壁を設けたものであり、温
度検知部が吸排気の温度に影響され難くなるためプレー
トの温度制御を安定化できるため加熱手段の遅切れによ
る油煙除去手段の異常加熱による焼損を防ぎ油煙除去能
力の低下を防止することができる。従って、さらに長期
間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむ
ことができる。
気路内の温度制御手段周囲の一部あるいは下方および側
方に空気流路を遮断する遮風壁を設けたものであり、温
度検知部が吸排気の温度に影響され難くなるためプレー
トの温度制御を安定化できるため加熱手段の遅切れによ
る油煙除去手段の異常加熱による焼損を防ぎ油煙除去能
力の低下を防止することができる。従って、さらに長期
間にわたり室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむ
ことができる。
【図1】本発明の第1〜5および8の実施例におけるホ
ットプレートの全体断面図
ットプレートの全体断面図
【図2】本発明の第6〜7の実施例におけるホットプレ
ートの全体断面図
ートの全体断面図
【図3】従来のホットプレートの全体断面図
1 プレート 2 加熱手段 3 送風手段 4 油煙除去手段 5 吸気口 6 通気路 7 排気口 8 フィルターカバー 9 温度制御手段 10 外郭 14 遮熱壁 15 温度検知部 21 充電部 23 遮蔽板 27 遮風壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大下 孝博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 秀和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井上 隆幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中野 幸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 保野 幹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 環状に形成された加熱手段と、加熱手段
により加熱される皿状の調理用のプレートと、プレート
の温度を検知して前記加熱手段の通電を制御する温度制
御手段と、加熱手段の下方に設けられプレート下方を覆
う遮熱板と、この遮熱板の下方を覆う外郭により形成さ
れ、前記プレート上で発生した油煙をプレート中央の吸
気口から吸引してプレート周壁に設けた排気口から排出
する通気路と、通気路内に設けられた送風手段とを備
え、この通気路途中でかつ前記加熱手段の中央部下方に
油煙除去手段を設けたホットプレート。 - 【請求項2】 油煙除去手段の全周を覆い、かつプレー
ト中央の吸気口と連通し、通気路の一部を形成するフィ
ルターカバ−を設けた請求項1記載のホットプレート。 - 【請求項3】 加熱手段とフィルターカバーの間に、加
熱手段からの輻射熱を遮断する遮熱壁をプレート裏面に
設けた請求項1記載のホットプレート。 - 【請求項4】 温度制御手段を通気路側壁に貫通させ、
その温度検知部の一部を通気路の内側の遮熱板内に臨ま
せ、他方の電気接点部を対峙する通気路側壁外方に配置
した請求項1記載のホットプレート。 - 【請求項5】 吸気口を上方に突出させ、吸気口開口部
下端とプレート調理面底面をなだらかな形状で繋いだ請
求項1記載のホットプレート。 - 【請求項6】 加熱手段を通気路側壁に貫通させ、その
発熱部を通気路の内側の遮熱板内に臨ませ、他方の充電
部を対峙する通気路側壁外方に配置した請求項1記載の
ホットプレート。 - 【請求項7】 通気路外側壁は樹脂製とし、これに設け
た貫通穴に加熱手段を貫通させ、前記貫通穴と加熱手段
の空間を遮蔽板でふさいだ請求項6記載のホットプレー
ト。 - 【請求項8】 通気路内の温度制御手段周囲の一部ある
いは下方および側方に空気流路を遮断する遮風壁を設け
た請求項1記載のホットプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9183361A JP3050171B2 (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | ホットプレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9183361A JP3050171B2 (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | ホットプレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1118958A true JPH1118958A (ja) | 1999-01-26 |
JP3050171B2 JP3050171B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=16134423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9183361A Expired - Fee Related JP3050171B2 (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | ホットプレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050171B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-09 JP JP9183361A patent/JP3050171B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3050171B2 (ja) | 2000-06-12 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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