JPH11189287A - 温水洗浄便座の緩衝材 - Google Patents

温水洗浄便座の緩衝材

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JPH11189287A
JPH11189287A JP9360224A JP36022497A JPH11189287A JP H11189287 A JPH11189287 A JP H11189287A JP 9360224 A JP9360224 A JP 9360224A JP 36022497 A JP36022497 A JP 36022497A JP H11189287 A JPH11189287 A JP H11189287A
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JP
Japan
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toilet seat
receiving
tubular body
cushioning material
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP9360224A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiju Tadokoro
喜重 田所
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック発泡体を使用することなく、段
ボールを使用し、緩衝材の構成部品点数を減少させ、包
装作業の簡素化を図り、安価に提供する。 【解決手段】 直方体形状の包装箱4の中に収納される
温水洗浄便座5と包装箱4との間に、四角筒状であり1
面の略中間部から連設し、且つ、温水洗浄便座5の機構
部5aを受ける受面38を有する後部受台2と、同じ
く、四角筒状で1面の略中間部から連設し、且つ、温水
洗浄便座5の便座部5cを受ける受面を有する前部受台
3と、前記後部受台2及び前部受台3に収納された温水
洗浄便座5を上側から押さえるための、機構部押さえ1
a及び便座部押さえ1bを、両端部に傾斜起立片25
a、25bを有する板状体にて連設した上押さえ1と、
から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体局部を温水に
より洗浄する温水洗浄便座の緩衝材に関する。
【0002】
【従来の技術】被包装品である温水洗浄便座の外装は、
プラスチック製であり、光沢を有する外観部品によって
構成され、その内部には、多くの電子部品を使用してい
る。そのため、製品自体が非常にデリケートであり、包
装には、細心の注意が必要で、輸送及び荷扱中の衝撃、
振動等からの被包装品の保護には特に緩衝材が重要な働
きをなす。
【0003】前記緩衝材を構成する材料は、一般的にプ
ラスチック発泡体(発泡ポリスチレン)が使用されてい
るが、嵩高であると共に、使用済みとなった場合の処分
が、近年の環境問題を考えると困難である。
【0004】一方、プラスチック発泡体を使用しない緩
衝材としては、特開平8−2558号公報に、段ボール
を使用したものが記載されている。これは、直方体形状
をなした包装箱の内部に包装すべき物品の下側を支持す
る台を2つ、上側を押さえる台を2つ、クッションとし
て1つの計5個の段ボールを組み込んで使用するもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載されている発明は、プラスチック発泡体を使用
しないものの、緩衝材の構成部品が5点1セットで必要
であり、包装作業が繁雑になると共に、包装費用も高価
になるとの課題を有している。
【0006】本発明は、前記課題に鑑みなされたもので
あり、プラスチック発泡体を使用することなく、段ボー
ルを使用し、緩衝材の構成部品点数を減少させ、包装作
業の簡素化を図り、安価に提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、略直方体形状をなす包装箱4の内面に沿って配置
される温水洗浄便座5を緩衝する段ボール製の緩衝材に
おいて、四角筒状体であって、該四角筒状体の1面を開
口させ、該開口させた面と直交する面の任意の場所から
前記開口させた面までの部分を、前記四角筒状体の内部
に折り込み前記温水洗浄便座の機構部5aを受ける受面
38を形成し、且つ、該受面38と対向する四角筒状体
の面との間に補強片39a、39b、40a、40b
(図7参照)を有する後部受台2と、同じく、四角筒状
体であって、該四角筒状体の1面を開口させ、該開口さ
せた面と直交する面の任意の場所から前記開口させた面
までの部分を、前記四角筒状体の内部に折り込み前記温
水洗浄便座5の便座部5cを受ける受面52(図10参
照)を形成し、且つ、該受面52(図10参照)と対向
する四角筒状体の面との間に補強片53a、53b(図
10参照)を有する前部受台3と、前記後部受台2及び
前部受台3に収納された温水洗浄便座5を上側から押さ
えるための、機構部押さえ1a及び便座部押さえ1b
を、両端部に傾斜起立片25a、25bを有する板状体
26(図4参照)にて連設した上押さえ1と、から構成
されることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いる段ボールは、通常
使用されているものを適宜使用することが可能であり、
特に限定されるものではない。また、包装箱4は、図2
及び図3に示すように、側面6、7、8及び9と、下フ
ラップ10、11、12及び13と、上フラップ14、
15、16及び17とを組み立てた通常用いられる略直
方体形状のものが用いられる。
【0009】本発明では、図1に示すように直方体形状
の包装箱4の中に収納される温水洗浄便座5と包装箱4
との間には、四角筒状であり一面の略中間部から連設
し、且つ、温水洗浄便座5の機構部5aを受ける受面3
8を有する後部受台2と、同じく四角筒状で一面の略中
間部から連設し、且つ、温水洗浄便座5の便座部5cを
受ける受面52(図10参照)を有する前部受台3と、
前記後部受台2及び前部受台3に収納された温水洗浄便
座5を上側から押さえ、互いに連設された機構部上押さ
え1aと便座部押さえ1bとにより、外部からの衝撃か
ら温水洗浄便座5が保護される。
【0010】包装箱4の側面6、7、8及び9の内側面
に設置される、後部受台2、前部受台3及び上押さえ1
について個々に説明すると、後部受台2には、受面38
を設け、該受面38により収納される温水洗浄便座5の
機構部5aを受け、図6及び図7に示すように前記受面
38は、補強片39a、39b、40a及び40bにて
補強を行っている。
【0011】前部受台3には、図9及び図10に示すよ
うに、受面52を設け、該受面52により収納される温
水洗浄便座5の便座部5c(図1参照)を受け、受面5
2は補強片53a及び53bにより補強を行っている。
【0012】上押さえ1は、後部受台2及び前部受台3
に収納された温水洗浄便座5を上から押さえる機能を有
し、図4及び図5に示すように、板状体26から折り線
を介して連設形成される、機構部押さえ1a及び便座部
押さえ1bにより押さえられる。更に、傾斜起立片25
a及び25b、折曲げ片24a及び24bにより形成さ
れるスペース20には、連結管5e(図1参照)等の付
属品を収納することが可能である。
【0013】
【実施例】以下図面を用いて、本発明の実施例を説明す
る。本発明の後部受台2は、図6に示すように、側面3
0a、30b、31、32及び折曲げ片47にて四角柱
状をなし、側面32の中間部より折線を介して連設する
受面38、起立片37、受台底46、起立片36を設
け、前記起立片37には、折線を介して補強片40a及
び40bを設け、前記起立片36には、折線を介して補
強片39a及び39bを設けている。前記補強片39
a、39b、40a及び40bは、後部受台2を組み立
てる際に、図7に示す通り、受面38と受台底46(図
6参照)との間に入り、受面38に重量物が載置されて
も潰れないように、前記受面38の補強を行なってい
る。
【0014】更に、図6に示すように、側面32と受面
38の連設部にある折線には、起立片36の端部に設け
た係止片41a及び41bに相対する切り込み係止孔4
2a及び42bを設け、受面38と起立片37の連設部
にある折線には、側面31に設けた係止片44と相対す
る切り込み係止孔43を設けている。前述した各々の切
り込み係止孔には、図7及び図8に示すように、対応す
る係止片が嵌合するようになっており、後部受台2の組
立てに、接着剤等を不要としている。
【0015】温水洗浄便座5(図1参照)の載置高さ
は、側面32と受面38とを連接する折線位置を、上下
に調整することにより行われる。側面32と受面38に
連なる開口45は、機構部5a(図1参照)の下部にあ
る凸部(ボルト等)を逃げるために使用される。
【0016】前部受台3は、図9に示すように、側面4
8a、48b、49、50及び折曲げ片57にて四角柱
状をなし、前記側面50の中間部より折線を介して連設
する受面52及び起立片51を設け、前記起立片51に
は折線、切込み61a及び61bを介して補強片53a
及び53bを設けている。前記補強片53a及び53b
は、図10に示すように、前部受台3を組み立てた際
に、受面52と図2及び図3に示す包装箱4の底をなす
下フラップ11との間に入り、重量物が受面52に載置
されてもいいように、受面52の補強を行なっている。
【0017】側面50と受面52の連設部にある折線
は、開口56a及び56bを有し、該開口56a及び5
6bは、便座部5c(図1参照)の下部にある凸部(図
示省略)を逃げるために使用される。受面52と起立片
51の連設部にある折線は、側面49に設けた係止片5
5と相対する切り込み係止孔54を設ける。前記係止片
55は、図11に示すように、前部受台3を組み立てる
際に、前記切り込み係止孔54に嵌合するようになって
おり、接着剤等を必要としない。
【0018】温水洗浄便座5(図1参照)の載置高さ
は、側面50と受面52とを連接する折線位置を、上下
に調整することにより行われる。尚、側面50の切り込
み61a及び61bの位置は、便座部5cの大きさによ
り適宜調整する。
【0019】上押さえ1は、図4に示すように板状体2
6より折線を介して連設する起立片27、折曲げ片28
及び係止片29にて形成される便座部押さえ1b(図5
参照)、同じく折線を介して連設する起立片19及び折
曲げ片18で形成される機構部押さえ1a(図5参
照)、同じく折線を介して連設する傾斜起立片25a、
25b、折曲げ片24a、24bにて形成する付属部品
を収納するスペース20(図5参照)にて構成される。
前記係止片29の両端部には、部品である連結管5e
(図1参照)固定用の切欠き58a、58bを設けてい
る。折曲げ片24aの端部にはスペース20に収納され
る電源プラグ5bのコード通し用の切欠き59を設けて
いる。前記板状体26には、図5に示すように、スペー
ス20内に収納される付属品の固定用起立片21、2
2、及び23を設けている。傾斜起立片25a、25b
の傾斜角度は、収納される温水洗浄便座5(図1参照)
の上縁面の載置傾斜に合わせている。また、折曲げ片1
8と係止片29の長さは、後部受台2及び前部受台3の
筒状体の内設長さ寸法に合わせている。
【0020】
【発明の効果】本発明では、緩衝材の構成が3点であ
り、従来に比較し、簡素な構造となっており、組立作業
が容易にできると共に、安価に提供できる。また、本発
明の梱包材の材質は、段ボールであるために、その処理
が簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である、緩衝材全体を示す斜視
図である。
【図2】本発明の梱包箱の展開図を示す。
【図3】本発明の梱包箱の斜視図を示す。
【図4】本発明に使用する上押さえの展開図を示す。
【図5】本発明に使用する上押さえの斜視図を示す。
【図6】本発明に使用する後部受台の展開図を示す。
【図7】本発明に使用する後部受台の斜視図を示す。
【図8】本発明に使用する後部受台を背面側から見た斜
視図を示す。
【図9】本発明に使用する前部受台の展開図を示す。
【図10】本発明に使用する前部受台の斜視図を示す。
【図11】本発明に使用する前部受台を背面側から見た
斜視図を示す。
【符号の説明】
1.上押さえ 1a.機構部押さえ 1b.便座部押さ
え 2.後部受台 3.前部受台 4.包装箱 5.温
水洗浄便座 5a.機構部 5b.電源プラグ 5c.便座部 5d.操作部 5e.連結管 6.側面
7.側面 8.側面 9.側面 10.下フラップ 11.下フラップ 1
2.下フラップ 13.下フラップ 14.上フラップ
15.上フラップ 16.上フラップ 17.上フラ
ップ 18.折曲げ片 19.起立片 20.スペース
21.起立片 22.起立片 23.起立片 24
a.折曲げ片 24b.折曲げ片 25a.傾斜起立片
25b.傾斜起立片 26.板状体 27.起立片
28.折曲げ片 29.係止片 30a.側面 30b.側面 31.側
面 32.側面 33.折曲げ片 34.折曲げ片 3
5.折曲げ片 36.起立片 37.起立片 38.受面 39a.補強片 39b.補強片 40
a.補強片 40b.補強片 41a.係止片 41
b.係止片 42a.切り込み係止孔 42b.切り込
み係止孔 43.切り込み係止孔 44.係止片 4
5.開口 46.受台底 47.折曲げ片 48a.側面 48b.側面 49.
側面 50.側面 51.起立片 52.受面 53
a.補強片 53b.補強片 54.切り込み係止孔
55.係止片 56a.開口 56b.開口 57.折
曲げ片 58a.切欠き 58b.切欠き 59.切欠
き 61a.切込み 61b.切込み

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略直方体形状をなす包装箱の内面に沿っ
    て配置される温水洗浄便座を緩衝する段ボール製の緩衝
    材において、四角筒状体であって、該四角筒状体の1面
    を開口させ、該開口させた面と直交する面の任意の場所
    から前記開口させた面までの部分を、前記四角筒状体の
    内部に折り込み前記温水洗浄便座の機構部を受ける受面
    を形成し、且つ、該受面と対向する四角筒状体の面との
    間に補強片を有する後部受台と、同じく、四角筒状体で
    あって、該四角筒状体の1面を開口させ、該開口させた
    面と直交する面の任意の場所から前記開口させた面まで
    の部分を、前記四角筒状体の内部に折り込み前記温水洗
    浄便座の便座部を受ける受面を形成し、且つ、該受面と
    対向する四角筒状体の面との間に補強片を有する前部受
    台と、前記後部受台及び前部受台に収納された温水洗浄
    便座を上側から押さえるための、機構部押さえ及び便座
    部押さえを、両端部に傾斜起立片を有する板状体にて連
    設した上押さえと、から構成されることを特徴とする温
    水洗浄便座の緩衝材。
JP9360224A 1997-12-26 1997-12-26 温水洗浄便座の緩衝材 Pending JPH11189287A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009079877A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Sanyo Electric Co Ltd ショーケース
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CN107140311A (zh) * 2017-06-26 2017-09-08 上海科勒电子科技有限公司 包装箱及包装箱的制造方法

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