JPH07132973A - パソコン等用の梱包具 - Google Patents

パソコン等用の梱包具

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JPH07132973A
JPH07132973A JP5276700A JP27670093A JPH07132973A JP H07132973 A JPH07132973 A JP H07132973A JP 5276700 A JP5276700 A JP 5276700A JP 27670093 A JP27670093 A JP 27670093A JP H07132973 A JPH07132973 A JP H07132973A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パソコン等の、本体、キーボード、付属品の
夫々を、個別に緩衝支持した状態で1つの梱包箱でまと
めて梱包する、一枚のシート材から折上げられて発泡ス
チロール製パッキンの代替品となる、パソコン等用の梱
包具を提供する。 【構成】 1枚のシート材100及び200から、夫々
外形が略直方体状でその一面に本体及びキーボードの左
右の各側端部を嵌合させる嵌合用凹部V及びWを備えた
形態に折上がる、夫々左右1組の本体用パッキン101
A,B及びキーボード用パッキン201A,Bと、1枚
のシート材300から箱状に折上がり、側端には、本体
用パッキンの側端と梱包箱の内壁面との隙間に挿し込む
ヒレ状の受突片61Aを備えた部品ケース301との組
合わせから成る。両パッキン101及び201の側端面
同士を当接状態で係合固定させる為に、その側端に鉤状
係合片45等を、他方端にその挿嵌用スリット24等を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タやワードプロセッサー等の、デイスプレー部を除く本
体、キーボード及びコード類や取扱説明書等の付属品
を、個別に緩衝支持した状態で、1つの梱包箱内にまと
めて収容する為に用いる、夫々1枚のシート材から所望
の形状に折上げられる、パソコン等用の梱包具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記パソコンやワープロの従来の梱包方
法は、デイスプレー部だけは別に箱詰し、本体とキーボ
ードは、夫々発泡スチロール製パッキンや、ハニカム構
造を備えた厚みのあるプラスチックフィルム製のラッピ
ング材等を使って、夫々個別に梱包したうえ、1つの段
ボール箱内に二段重ね状に収容する方法が一般に採られ
て来た。然し乍ら、発泡スチロールもプラスチックフィ
ルムも、その枯渇が懸念される貴重な石油から作られる
ので、使用1回限りで捨てられてしまう梱包材としての
使用を極力避けることが望まれている。然も、此等の用
済みプラスチックは、焼却炉で燃やせば高熱を発して炉
の寿命を著しく短縮させ、且つ有害ガスが発生する。
又、埋立処分すれば地盤が安定化し難くなる。そこで、
本願発明者は、再生産可能な天然資源であり、廃棄処分
上の問題も殆ど無い段ボールを素材として用い、唯一枚
の段ボールから、任意の立体形状を備えて従来の発泡ス
チロール製パッキンに代わり得る、新規な構成の梱包具
を折上げる方法を先に創案し、既に、様々な商品の梱包
に利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、上記先願発明の梱包具の使途を更に拡大すべく、プ
ラスチック系の素材を一切使わずに段ボール等のシート
材だけで構成されて、従来の発泡プラスチック製パッキ
ンに代わる役割を果す、パソコン等用の梱包具を提供す
るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の、本発明にパソコン等用の梱包具は、パソコンやワー
プロ等の、ディスプレー部を除く本体、キーボード及び
コード類や取扱説明書等の付属品を、夫々個別に緩衝支
持した状態で、1つの梱包箱内にまとめて収容する為に
用いるものであって、1枚のシート材100を折り目に
沿って折曲させることにより、外形が略直方体をなして
その一面に前記本体の左右の側端部を嵌合させる嵌合用
凹部Vを備えた形態に折上がる、左右1組の本体用パッ
キン101A,101Bと、1枚のシート材200を折
り目に沿って折曲させることにより、外形が略直方体を
なしてその一面に前記キーボードの左右の側端部を嵌合
させる嵌合用凹部Wを備えた形態に折上がる、左右1組
のキーボード用パッキン201A,201Bと、1枚の
シート材300を折り目に沿って折曲させることによ
り、箱状をなして、その側端から前記本体用パッキンの
側端と前記梱包箱の内壁面との隙間に挿し込む為のヒレ
状の挿嵌用突片61Aが突出した形態に折上がる付属品
ケース301との組合わせから成る構成とした。そし
て、前記キーボード用パッキンの側端面を、前記本体用
パッキンの側端面に当接状態で係合固定する為に、これ
等両側端面の一方には鉤状係合片35,45,55を突
設し、他方にはその挿嵌用スリット24,37,56を
設けた。又、前記本体用パッキンは、前記嵌合用凹部V
を囲む二重構造壁を備えると共に、前記嵌合用凹部Vの
外側面の複数箇所に当接される緩衝用リブ31を備える
構成とし、該緩衝用リブ31の上縁には、緩衝作用を調
節する切欠部nを設けるとよい。更に、前記本体用パッ
キンの側端には、前記キーボード用パッキンを受支える
受突片26を設けるとよい。或は、前記本体用パッキン
の二重構造壁の内壁面6,7に形成した凹入箇所15の
口縁部15aを波打線状に形成してもよい。そして、前
記左右1組の本体用パッキンは、夫々の頂面同士を互い
に当接合体させた状態で保管する為に、又は、この当接
合体させた状態で使用する為に、夫々の頂面4,5の一
方には係合突起91を、他方にはこの係合突起91を挿
嵌させる挿嵌孔93を設けるとよい。前記キーボード用
パッキンの嵌合用凹部Wの底面41上には、段差箇所Q
を折曲形成させ、その側面をキーボードの側端部を当接
させる当接面47aとするとよい。前記嵌合用凹部Wの
底面41上には、段差箇所Qの折曲形状を保持させると
共に、キーボードの側端面を緩衝支持する形状保持部材
202を配設するとよい。前記付属品ケースには、筒状
をした付属品を挟持させる為の、ケースの内向きにL状
形に折曲される挟持用帯状部83を設けてもよい。
【0005】
【作用】パソコンのディスプレー部を除く本体、キーボ
ード、及びコード類や取扱説明書等の付属品を、本発明
の梱包具を使って、夫々個別に緩衝支持した状態で、1
つの梱包箱内にまとめて梱包するには、先ず、各2枚の
シート材100及び200と、1枚のシート材300と
から、夫々左右1組の本体用パッキン101A、101
B及び左右1組のキーボード用パッキン201A,20
1Bと、部品ケース301とを折上げる。次に、キーボ
ード用パッキン201A及び201Bの夫々の一方の側
端面を、本体用パッキン101A及び101Bの夫々の
側端面に当てがって、これ等の対向面に設けた各鉤状係
合片35,45,55を、夫々の挿嵌用スリット24,
37,56に挿嵌すれば、パッキン101Aと102
A、及びパッキン101Bと201Bとが、夫々一体に
係合々体されて、以後の梱包作業を手早く行える状態に
なる。即ち、本体とキーボードとを横並びに据え置き、
夫々の左右の側端部に、上記の如くして係合々体された
言わば複合パッキンの夫々の嵌合用凹部V及びWを嵌着
させれば、本体とキーボードとを夫々のパッキンで個別
に緩衝支持する作業は極めて簡単・迅速に終わる。一
方、付属品は、シート材300から付属品ケース301
を折上げる途中で、このケース内に収容して置く。次
に、本体とキーボードを梱包箱に収めたうえ、残存する
空所に、付属品ケース301を、その挿嵌用突片26が
本体用パッキンの側端面と箱壁との隙間に挿し込まれる
様にして押込めば、各パッキン101,102及びび付
属品ケース301の三者は、梱包箱内にガタツキ無くキ
ッチリ嵌め込まれた状態になり、一連の梱包作業は極め
て簡単・迅速且つ確実に完了する。そして、本体用パッ
キン101の嵌合用凹部Vを囲む二重構造壁の外側面に
当接される緩衝用リブ31は、その上縁に設けた切欠部
nの形状・配置を任意に変えることにより、その緩衝作
用を任意に調節出来る。又、本体用パッキンの側端に設
けた受突片26が、キーボー用パッキンを受け支えるの
で、此等両パッキンの係合状態はより堅固になる。更
に、本体用パッキンの二重構造壁の内壁面に形成した凹
入箇所15の口縁部15aを波打線状に形成すれば、本
体を被覆するプラスチック袋が、この口縁部ですり切れ
る恐れが解消する。そして、左右対象形状の1組の本体
用パッキンは、夫々の頂面の一方に設けた係合突起91
を、他方に設けた挿嵌孔93に挿嵌して、左右1組を係
合々体させた状態で保管・輸送すれば、梱包具の使用者
は、左右の弁別にまご付かなくて済む。或は、この係合
々体させた1組のパッキンは、この状態で、独立した梱
包具としても使用出来る。又、キーボード用パッキンの
嵌合用凹部Wの底面41上に段差箇所Qを形成し、且
つ、この箇所に形状保持部材202を組込めば、キーボ
ードの上面に突出したキー群が保護されるうえに、緩衝
性能も高められる。更に、付属品ケースには、ケースの
内向きにL状形に折曲さ挟持用帯状部83を設けて置け
ば、筒状をした付属品を、この帯状部分で挟持出来る。
【0006】
【実施例】以下に、図面を参照し乍ら本発明の一実施例
を説明する。マイコンのディスプレー部を除く本体と、
キーボードと、接続コードや取扱説明書等の付属品との
3つの部分を、夫々個別に緩衝支持した状態で1つの段
ボール箱(梱包箱)内にまとめて梱包する為の、この実
施例の梱包具は、全て段ボール製である。梱包具は、図
18に示した様に、本体500の左右の側端部を緩衝支
持する左右1組の本体用パッキン101A,101B
と、キーボード600の左右の側端部を緩衝支持する左
右1組のキーボード用パッキン201A,201Bと、
付属品(図示略)をまとめて収容する部品ケース301
との3種類、合計で5つの部分で構成されている。次
に、これ等5つの部分の、夫々の具体的な構成を順次説
明する。
【0007】先ず、本体用パッキン101Aは、図4に
示した様に偏平で細長い略直方体をなして、偏平側の1
面(図では上面)には、本体500の側端部を嵌合させ
る嵌合用凹部Vが形成されている。この嵌合用凹部Vの
左右の側壁及び前後方向の一方の側壁は二重構造壁を成
している。そして、嵌合用凹部Vの底面及び左右の側壁
の外側には、背面図としての図5の様に、所定間隔を隔
てた複数箇所に、後述する平面形状が凹形をした緩衝用
リブ31が当接されている。
【0008】本体用パッキン101Aは、図1に示した
1枚の段ボール(シート材)100から、簡単・迅速に
折上げることが出来る。段ボール100には、所定の複
数箇所に折り目や切れ目等を設けてあるので、それ等の
配置状態の詳細に就いて以下に説明する。段ボール10
0は、その中央部分を占める方形域を、本体用パッキン
101Aの底部分となる中央面1としている。
【0009】中央面1の左右両側(図1中で)には、嵌
合用凹部Vの左右の二重構造壁を構成する外壁面2,3
を、主折り目A,Aを介して連設している。外壁面2及
び3の側端には、二重構造壁の頂壁及び内壁を構成する
頂面4,5及び内壁面6,7を、折り目B,C及び折り
目D,Eを介して順次連設している。頂面5には、その
幅方向の真ん中に、所定長さの座屈変形用凹条Xを設け
ている。凹条Xは、過大な衝撃力を座屈によって吸収す
る役割を果すものである。内壁面6,7には、嵌合用凹
部Vの底面を二枚重ね状に形成させる底面8,9を、折
り目B,Cより短い折り目F,Gを介して夫々連設して
いる。従って、底面8,9の前後両端部分は、図示の様
に頂面4,5に直接連なっている。
【0010】外壁面2,3の夫々の前端(図1では下
端)には、本体用パッキン101Aの前端部を補強する
為の略方形の折返し補強片10,10を、夫々折り目a
を介して連設している。この折返し補強片10には、折
り目B,Cの延長線上に折り目bを設けて、L字形に折
曲出来る様にしている。又、頂面4,5の夫々の後端に
は、本体用パッキン101Aの後端部を補強する為の略
方形の折返し補強片11,11を、夫々折り目cを介し
て連設している。この折返し補強片11には折り目dを
設けてL字形に折曲される様にしている。更に、折り目
dの片側部分を2枚重ね状に2つ折する折り目eを設け
ている。そして、折返し補強片11の後端には係合用突
起11aを設けている。
【0011】底面8,9を折曲形成させる折り目F,G
の長さは、嵌合用凹部Vの長さに等しく、夫々の折り目
の前側及び後側部分は折り目F,Gを欠如させている。
そして、折り目F,Gの前端及び後端には、折り目の左
右両側に跨がらせて所定長さのスリット12A及び12
Bを夫々設けている。各スリット12A,12Bの前側
及び後側の帯状部分には、2条の平行折り目fを、内壁
面6,7の高さに等しい間隔を隔てて設けている。
【0012】内壁面6には、本体500の突起部分を避
ける刳抜孔13を設けている。又、底面8の両隅角部は
矩形状に切欠いている。底面9には、その側端の前後2
箇所に、帯状の補強片14,14を突設している。補強
片14の長手方向の両側には、起立片14aを垂直に起
立させる折り目gと、L字形に折曲させた折曲起立片1
4bを起立させる折り目h,iを設けている。
【0013】中央面1の前端には、本体用パッキン10
1Aの前端に二重構造壁を形成させる為の、外壁面2
1、頂面22、内壁面23を、折り目H,I,Jを介し
て順次連設している。内壁面23の左右両端には、夫々
挿込片23aを連設している。外壁面21には、折り目
Hに沿わせて所定長さの挿嵌用スリット24を設けてい
る。この挿嵌用スリット24は、極く偏平な凹形に形成
されている。
【0014】更に、外壁面21とこれに隣接する折返し
補強片10に跨がらせて、略U字形の切れ目25を底面
1及び外壁面2の前端に連なる様に設けている。この切
れ目25に囲まれて形成され受突片26には、折り目k
を設けてL字状に折曲される様にしている。この受突片
26は、本体用パッキン101Aを折上げた状態で、図
4に示した様にパッキンの側端にヒレ状に突出する。
【0015】中央面1には、嵌合用凹部Vの底面及び左
右両側壁の裏側に当接させる、平面が略凹形をした複数
枚、この場合は6枚の緩衝用リブ31を、所定間隔を隔
てて切起し状に起立形成させる様にしている(図5参
照)。その為に、この中央面1には、複数の切起用切れ
目32及び切起用折り目Kを、両主折り目A,A間に跨
がらせて、図1に示した配置を以て並列状に設けてい
る。そして、最後端(図では上端)の緩衝用リブ31の
上縁は、スリット12Bに挿通する部分を幾分突出させ
て、本体用パッキン101Aを折上げた時に頂面4,5
の上方に突き出る様にしている(図4参照)。又、前後
両端の緩衝用リブ31は、夫々の凹入部mの横幅を他の
リブより狭めている。更に、各緩衝用リブ31の上縁に
は、その緩衝性能を調節する為の任意の形状の切欠部n
を、適宜の配置で設けている。
【0016】そして、外壁面2,3には、各緩衝用リブ
31の折曲起立を助ける起立補助片33を、各緩衝用リ
ブ31の両側端に夫々主折り目Aを介して連なる様に形
成させている。この起立補助片33は、図1に示した様
に台形又は三角形をしており、各緩衝用リブ31の底辺
の両端から主折り目Aに対して45度の傾きで伸びる所
定長さの斜折り目Lと、各緩衝用リブ31の上縁両端と
斜折り目Lの先端とを結ぶ切れ目34とに囲まれて形成
されている。斜折り目Lには半切線を設けている。尚、
前端の1つと、後端側の2つの緩衝用リブ31を除く、
残りの緩衝用リブ31の切起用折り目Kは、切起用切れ
目32と重なっており、実際には存在しない。
【0017】次に、1枚の段ボール100から、本体用
パッキン101Aを折上げる方法に就いて、図2〜5を
参照し乍ら説明する。先ず、段ボール100の両主折り
目A,Aの各外側部分を持って、両主折り目A,Aを、
一旦、下向きに折曲させて折り癖を付ける。次いで、図
2に示した様に主折り目A,Aを上向きに折曲させる
と、各緩衝用リブ31及び起立補助片33が左右の外壁
面2,3間で圧迫されるのに伴って、各斜折り目L及び
切起用折り目Kが夫々上向きに、主折り目Aは下向きに
夫々折曲されるので、各緩衝用リブ31は中央面1上に
自ずから起立される。
【0018】次に、図3に示した様に折り目B,C及び
折り目D,Eを内向きに、折り目F,Gを外向きに夫々
直角に折曲させれば、嵌合用凹部Vを形成させる左右の
二重構造壁が形成されると共に、嵌合用凹部Vの底面が
2枚重ね状に形成される。この状態で、嵌合用凹部Vの
底面及び左右両側壁の裏面には、図5に示した様に、所
定間隔を隔てた複数箇所に緩衝用リブ31の凹入部mが
当接されて、嵌合用凹部Vを緩衝状態で受け支える。
【0019】続いて、外壁面2,3の前端に連設した折
返し補強片10,10を、L字形に折曲させながら折曲
起立させて、本体パッキン101Aの前端部を補強す
る。次いで、中央面1の前端に連設した外壁面21、頂
面22及び内壁面23の夫々を内向きに直角に折曲さ
せ、且つ、挿込片23aをスリット12Aに挿嵌させれ
ば、嵌合用凹部Vの前面側にも二重構造壁が形成され、
且つ、夫々の二重壁構造が固定される。
【0020】そして、最後に、頂面4,5の後端に設け
た折返し補強片11,11をL字形に折曲させながら下
向きに折返せば、係合突起11aが最後端の緩衝用リブ
31の上縁と頂面4,5との隙間に挿し込まれて固定さ
れる。その為、本体用パッキン101Aの後端部分は、
後方からの衝撃力に対して補強された状態となる。かく
して、本体用パッキン101Aは、些か冗長な上記一連
の説明とは異なって、至極簡単・迅速に図4,5に示し
た所望の形状に折上がる。
【0021】次に、上記本体用パッキン101Aと対を
なす、本体用パッキン101Bに就いて説明する。本体
用パッキン101Aとの相異点は、左右対称形状である
ことに加えて、図13に部分図として示した様に、外壁
面21には、挿嵌用スリット24を設ける代わりに、鉤
状係合片35を形成させる切れ目36を設け、更に、折
り目Iに沿って挿嵌用スリット37を設けた処にある。
【0022】続いて、キーボード用パッキン201Aの
説明に移る。図8,12に示した様に、前面が解放され
た箱状を成すキーボード用パッキン201Aは、図6に
示した形状の1枚の段ボール(シート材)200から折
上げられる。段ボール200は、本体用パッキン101
Aの中央面の左右幅に略等しい長さを有する矩形域41
を底面とし、左右(図中で)の側端には、左右側壁4
2,42を折り目M,Nを介して夫々連設している。両
左右側壁42の夫々の前後両端には、折曲片43を夫々
折り目O介して連設している。
【0023】更に、一方の左右側壁42には、その折り
目Mに沿って略C字形をした切れ目44を設けて、この
切れ目44に囲まれた鉤状係合片45を形成させてい
る。他方の左右側壁42の折り目Nは、中間部分を欠如
させて、この折り目欠如部分の前後(図では上下)両端
には、幾分く字形に折曲した所定長さの切れ目46,4
6を折り目Nの左右両側に跨がらせて設けている。両切
れ目46,46間に挟まれて形成された段差部形成片4
7には、その左端と中程部分とに、折り目Mに対して幾
分傾斜させた斜折り目r,rを平行状に設けている。
又、右端には折り目Nと平行する折り目sを設けてい
る。この斜め折り目rの傾斜角は、キーボード600の
上面の傾斜角に一致させている。
【0024】底面41の前後両端近くには、夫々挿嵌孔
48を設けている。又、底面41の前後両端には、折り
目tに沿って二枚重ね状に折曲される前後側壁49,4
9を、折り目Pを介し連設している。折り目tから先の
部分は横幅を幾分狭め、先端には挿嵌孔48に挿嵌させ
る突起49aを設けている。
【0025】段ボール200からキーボード用パッキン
201Aを折上げるには、図7に示した様に、先ず左右
側壁42,42を折り目M,Nに沿って折曲し底面41
上に起立させたうえ、各折曲片43を夫々内向きに直角
に折り曲げる。その際に、段差部分形成片47は折り目
r,sに沿って自ずから折曲されて、底面41上に段差
箇所Q(図 参照)が形成される。この段差箇所Qの側
面は、キーボード600の左右の側端部に緩衝的に接さ
れる当接面47aとなる。そして、図11に示した様
に、この当接面47aと、左右側壁42との間に生じた
溝状の隙間が、キーボード600の左右の側端部を嵌合
させる嵌合用凹部Wとなる。
【0026】次いで、前後側壁49,49を、折り目P
に沿って折曲起立させ、更に折り目tから先の部分を内
向きに2つ折すれば、この折重ね部分に折曲片43を挟
み込んだ状態で、突起49aが底面41の挿嵌孔48に
嵌め込まれて、キーボード用パッキン201Aは簡単・
迅速に折上がる。
【0027】図10は、段差箇所Qが外力を受けて変形
するのを防ぐ形状保持部材202を示している。この形
状保持部材202は、図9に示した1枚の段ボール20
0Bから折上げられる。段ボール200Bは、キーボー
ド用パッキン201Aの底面41に等しい大きさの頂面
51を備え、頂面51の中程には段差箇所Qを避ける切
欠部uを設けている。そして、頂面51の一方の側端
(図では下端)には、段差箇所Qの高さの約半分の幅の
折曲片52を下向きの折り目vを介して連設し、切欠部
uに望む他方の側端にも、同じ幅の折曲片53を下向き
の折り目wを介して連設している。又、折り目wの両端
には所定長さの切れ目54を延設している。
【0028】形状保持部材202は、その折り目v,w
を夫々下向きに折曲させた状態で、キーボード用パッキ
ン201Aの内空部にその底面41に達する迄押し込
と、図11に示した状態になり、段差箇所Qは、その下
半部分を緩衝状態でしっかり固定される。
【0029】図12,13には、キーボード用パッキン
201Aと対をなす、キーボード用パッキン201Bを
示した。キーボード用パッキン201Aとの相異点は、
左右対象の形状を備えている他に、パッキン201Aの
鉤状係合片45を省いて、その代わりに、一方の左右側
壁42の側端に別の鉤状係合片55を突設し、更に、折
り目Mに沿って挿嵌用スリット56を設けた処にある。
このキーボード用パッキン201Bは、図13に示した
様に、その側端面を本体用パッキン101Bの側端に当
がって、鉤状係合片55を本体用パッキン101Bの挿
嵌用スリット37に挿嵌させ、又、挿嵌用スリット56
に本体用パッキン101Bの鉤状係合片35を挿嵌させ
れば、此等両パッキン101Bと201Bとを、互いに
係合状態でしっかり連結させることが出来る。
【0030】次に、付属品ケース301の構成を説明す
る。図16に示した偏平な箱状をした付属品ケース30
1は、図14に示した形状の1枚の段ボール300から
折上げられる。この段ボール300の構成は、横向き
(図14中で)の凸形をした底面61の左右両側端の夫
々に、左右側壁62及び63を夫々折り目Rを介して連
設している。左右側壁62の側端には、左右側壁63と
同じ長さの折曲片64を折り目Sを介して連設してい
る。この折り目Sの中程部分に添わせて、挿嵌孔65を
設けている。又、左右側壁62の前後両端近くには、付
属品ケース301を折上げる時に後述する前後側壁と干
渉する箇所に、嵌合用切れ目66を夫々設けている。そ
して、この切れ目の前後両側部分は折曲片67としてい
る。
【0031】左右側壁63の側端には、頂面68を折り
目Tを介して連設している。頂面68の側端中央部に
は、挿嵌孔65に挿嵌させる係止片69を形成させる2
条の平行切れ目70を設けている。係止片69には、2
条の平行折り目を設けて挿嵌させ易くしている。又、係
止片69の両脇には、先端に丸孔状の拡張部71aを備
える切れ目71を設けている。この切れ目71は、図1
8に示した様に、キーボード600に接続された配線コ
ード601の先端部分を引っ掛けて固定させる為のもの
である。
【0032】頂面68の前後両端には、前後側壁72,
73を折り目Uを介して連設している。前後側壁72,
73の夫々の前後端には、折曲片74,75を夫々折り
目xを介して連設している。この折り目xに跨がらせて
設けた嵌合用スリット76は、付属品ケース301を折
上げる時に左右側壁62との干渉を避ける為のものであ
る。77は覗き窓で、ケース内の付属品の有無を確認す
るに役立つ。
【0033】段ボール300を図15に示した様に折曲
させて箱状の付属品ケース301に折上げると、図16
に示した様に、付属品ケース301の前後両側端には、
底面61の前後の側端部分に当たる挿嵌用突片61A,
61Aがヒレ状に突出した状態になる。そして、その上
面に重ねられた折曲片74,75が、挿嵌用突片61A
を補強する。
【0034】次に、上記の如くして折上がった5つの部
分から成る梱包具を使って、パソコンの本体、キーボー
ド及び付属品の夫々を、個別に緩衝支持した状態で1つ
の段ボール箱(梱包箱)800内に収容する手順に就い
て、図17,18及び図13を参照しながら説明する。
先ず、梱包作業を手際良く行える様にする為に、本体用
パッキン101A及び101Bの夫々の長手方向の一方
の端面(前部側面)に、キーボード用パッキン201A
及び201Bの夫々の側面を、図13に説明されている
様にして、係合状態で固定させる。つまり、各鉤状係合
片35,45,55を、夫々に対応して位置する各挿嵌
用スリット24,37,56に挿嵌させる。この係合状
態に於いて、本体用パッキン101A,101Bの前端
に突出した受突片26が、キーボード用パッキン201
A,201Bの下面を夫々受け支えてくれる(図13参
照)。
【0035】そして、付属品は、段ボール300から付
属品ケース301を折上げる途中でこのケース内に収め
れば、付属品の梱包と付属品ケース301の折上げとを
同時に行える。
【0036】然る後、本体500とキーボード600と
を梱包作業台上に隣合わせに据え置き、本体500の左
右両端部には、本体用パッキン201A,201Bの夫
々の嵌合用凹部Vを、そして、キーボード600の左右
両端部には、キーボード用パキッン201A,201B
の夫々の嵌合用凹部Wを嵌合させる。これによって、本
体500及びキーボード600は、図18に示した様
に、夫々の左右両側端部を段ボール製のパッキンにより
緩衝支持された状態になる。そこで、この状態の本体5
00及びキーボード600を、図18の様に段ボール箱
800内に収容する。その際に、本体500の部分だけ
を抱えて持上げても、キーボード用パッキン201A,
Bは、本体用パッキン101A,Bにしっかり係合固定
されているので、キーボード600が脱落する恐れは全
く無い。
【0037】上記の様にして段ボール箱800内に収ま
った本体500の一方側には、本体用パッキン101
A,101Bの形状からして、丁度、付属品ケース30
1を嵌め込むに足る空間が残されている。そこで、図1
8に示した様に、付属品ケース301の前後端から突出
している挿嵌用突片61A,61Aが、箱の内壁と本体
用パッキン101A,101Bとの間隙に挟まれる様に
して、付属品ケース301を上記空間に押し込めば、本
体500,キーボード600及び付属品は、至極簡単に
手早く、段ボール箱800内にガタツキ無く箱詰され
る。そして、キーボード600に連結した配線コード6
01の末端側を、前述の如くして固定させた上、段ボー
ル箱800の蓋を閉ざせば、上記一連の梱包作業が完了
する。
【0038】図19〜23は、本体用パッキンの他の実
施例を示している。図19に示した1枚の段ボール10
0Bから、図21に示した形態に折上がるこの実施例の
本体用パッキン102A(102B)が、上記実施例の
本体用パッキン101A(101B}と相異する第1の
点は、夫々形状が幾分相異する左右で1組の本体用パッ
キン102A及び102Bを、使用の直前迄、図23に
示した様に、夫々の頂面同士を当接状態で係合々体させ
て置くことにより、使用者が梱包作業に掛かる時に、左
右の使い分けにまご付かない様にした処にある。その為
に、段ボール100Bの左右の頂面4,5の一方には、
係合突起91を形成させる切れ目92を設け、他方に
は、この係合突起91の挿嵌孔93を設けている。
【0039】上記相異点に関連して、最後端の緩衝用リ
ブ31は、その上縁のうちスリット12Bに挿通される
部分を、パッキンの頂面4,5と面一状にし、その代わ
りに、凹入部mの横幅を上の方程狭くして、凹入部mの
内側にせり出す様にしている。
【0040】又、左右1組の本体用パッキン102A,
102Bを、上記の様に互いに当接状態で係合々体させ
れば、その内部には、嵌合用凹部V2つ分の容積の物品
収容空間が形成される。そこで、上記の様にして互い突
合わせた本体用パッキン101A,101Bは、パソコ
ンの本体500以外の物品、例えばコードレス電話機を
緩衝状態で収容する為の、独立した梱包具としても利用
することも出来る。
【0041】第2の相異点は、本体500の突出部分と
の干渉を避ける為に、内壁面7に平行切れ目を設けて、
この切れ目に挟まれた部分を図21に示した様に内向き
にL字形に折曲させて、凹入箇所15を設けている。そ
して、この凹入箇所15の口縁部15aは、直線でなく
波打線状に形成している。その理由は、口縁部15aが
直線状であると、本体500に被せた包装用のプラスチ
ック袋(図示略)が、輸送中の振動を受けてエッジ状を
した口縁部にこすられ、擦り切れてしまうからである。
【0042】第3の相異点は、図19に示されている様
に、底面8,9に、梱包物品(例えばコードレス電話
機)の突起部を避ける刳抜孔16を設けた処にある。こ
の刳抜孔16を形成させる為に、底面8及び9には、切
れ目17及び切欠部18を設けている。その為、パッキ
ン102Aを折上げると、切れ目17に囲まれた突片状
部19が下向に延びて、その下方に位置する緩衝用リブ
31を支け支える役割を果す。突片状部19には、緩衝
用リブ31との干渉を避ける嵌合用切欠19aを設けて
いる。
【0043】図24〜26は、付属品ケースの他の実施
例を示している。図24に示した1枚の段ボール300
Bから、図26に示した形態に折上がるこの実施例の付
属品ケース302が、付属品ケース301と相異する主
な点は以下の如くである。即ち、図24に示した様に、
底面61と左右側面63とに跨がった部分に、所定間隔
を隔てて平行切れ目82,82を設け、この切れ目に挟
まれた帯状部分83をL字形に折曲させて、図25の様
にケースの内側に突出させた処にある。このL字形に折
曲された部分81は、図26にから理解される様に、例
えば、印刷ロール等の筒状の付属品85を、干渉状態で
挟持する役割を果してくれる。86は指掛孔である。
【0044】又、付属品ケース302の内部は、2枚重
ねされた中仕切84(図24参照)によって二区画に分
割しているが、この点に関しては、本願発明者による先
願発明「実願昭5−16683」に詳記しているので説
明は省く。
【0045】尚、上記構成に於いて、細部の構造は適宜
に設計変更しても本発明の目的は達成される。例えば、
嵌合用凹部V,Wの周壁は、その全周を二重構造壁で構
成してもよい。又、緩衝用リブ31やその起立補助片3
3の形成方法や、配置、数等は、梱包物品の形状や重さ
等に応じて適宜に変更すればよい。或は、シート材の任
意の箇所に、外力が加わる方向と直交方向に、適宜の長
さのミシン目状の半切線を設けて置けば、これによって
も、梱包具の各部位毎の緩衝性能を任意に調節すること
が出来る。そして、シート材は段ボールに限られない等
々である。
【0046】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明によるパソコン等用の梱包具は、以下に列挙した如き
実用上の様々の優れた効果を奏する。 (a) パソコンを梱包する場合には、その本体、キー
ボード及び付属品の夫々を個別に緩衝支持する、計5つ
のパッキン及びケースは、そのいずれもが、1枚のシー
ト材をその折り目に沿って折曲させるだけで、簡単・迅
速に折上げられる。 (b) 段ボール等の一枚のシート材から折上げられる
パッキン及びケースは、従来の発泡スチロール製パッキ
ンとは異なって石油資源を浪費せず、然も、これに劣ら
ない緩衝性能を備える。 (c) シート材に設ける折り目や切れ目等の形状・配
置を適宜に変更するだけで、個々の梱包物品に最適の緩
衝性能が容易に得られる。 (d) キーボード用パッキンは、予め本体用パッキン
に係合々体させて置くことにより、梱包作業を手際良く
容易に行える。 (e) 付属品は、付属品ケースを折上げながら、この
ケース内に収容出来て能率的である。 (f) 又、付属品ケースは、梱包箱内に嵌め込むだけ
で、その側端に突設した挿嵌用突片によって、ガタ付き
無くしっかり固定される。 (g) 本体用パッキンの嵌合用凹部をその外側から緩
衝支持する衝用リブ31は、その上縁に設けた切欠部n
の形状配置を任意に変えることによって、その緩衝作用
を任意に調節出来る。 (h) 嵌合用凹部の内壁面に形成した凹入箇所の口縁
部を波打線状に形成すれば、本体に被せたプラスチック
袋がこの口縁部に触れてすり切れる恐れが無くなる。 (i) 左右対象形状の1組の本体用パッキンは、夫々
の頂面同士を当接させ係合々体された状態で保管・輸送
すれば、梱包具の使用者は、左右の弁別にまご付かなく
て済む。 (j) 又、上記の如く係合々体させた1組の本体用パ
ッキンは、これだけで独立した梱包具として用い、その
内空部に、梱包物品を緩衝状態で収容することも出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としての本体用パッキン101Aを示
すもので、1枚のシートに展開した状態の平面図であ
る。
【図2】同上、シート材からパッキンを折上げ始めた状
態を示す斜視図である。
【図3】同上、折上途中の状態を示す斜視図である。
【図4】同上、折上がったパッキンの斜視図である。
【図5】同上、折上がったパッキンの背面側斜視図であ
る。
【図6】一実施例としてのキーボード用パッキン201
Aを示すもので、1枚のシートに展開した状態の平面図
である。
【図7】同上、シート材からパッキンを折上げ始めた状
態を示す斜視図である。
【図8】同上、折上がったパッキンの斜視図である。
【図9】キーボード用パッキンに付属させた形状保持部
材を示すもので、1枚のシートに展開した状態の平面図
である。
【図10】同上、折上がった形状保持部材の斜視図であ
る。
【図11】キーボード用パッキンに、形状保持部材を組
付けた状態を示す縦断面図である。
【図12】キーボード用パッキン201Bの斜視図であ
る。
【図13】本体用パッキン101Bの側端面に、キーボ
ード用パッキン201Bの側端面を係合させる手順の説
明図である。
【図14】一実施例としての付属品ケース301を示す
もので、1枚のシート材に展開した状態の平面図であ
る。
【図15】同上、シート材から付属品ケースを折上げつ
つある状態を示す斜視図である。
【図16】同上、折上がった付属品ケースの斜視図であ
る。
【図17】本体用パッキン、キーボード用パッキン及び
付属品ケースを、梱包箱に収められる様に組合わせた状
態を示す斜視図である。
【図18】本発明の梱包具と、1つの段ボール箱とを使
って、パソコンの本体、キーボード、及び付属品を一ま
とめに梱包した状態を示す斜視図である。
【図19】他の実施例の本体用パッキン102を示すも
ので、1枚のシートに展開した状態の平面図である。
【図20】同上、折上途中の状態を示す斜視図である。
【図21】同上、折上がった本体用パッキン102Aの
斜視図である。
【図22】同上、折上がった本体用パッキン102Bの
背面側斜視図である。
【図23】同上、本体用パッキン102Aと102Bと
を、夫々の頂面同士を突き合わせて係合々体させた状態
を示す斜視図である。
【図24】他の実施例の付属品ケース302を示すもの
で、1枚のシート材に展開した状態の平面図である。
【図25】同上、シート材から付属品ケースを折上げつ
つある状態を示す斜視図である。
【図26】同上、折上がった付属品ケースの斜視図であ
る。
【符号の説明】
101A,101B,102 本体用パッキン 201A,201B キーボード用パッキン 202 形状保持部材 301,302 付属品ケース 100,100B,200,300,300B 段ボー
ル(シート材) V,W 嵌合用凹部 Q 段差箇所 500 本体 600 キーボード 601 配線コード 800 段ボール箱(梱包箱) 1 中央面 2,3,21 外壁面 4,5,22 頂面 6,7,23 内壁面 8,9 底面 10,11 折返し補強片 11a 係合突起 12A,12B スリット 13 刳抜孔 14 補強片 14a 起立片 14b 折曲起立片 15 凹入箇所 15a 口縁部 15a 口縁部 16 刳抜孔 17 切れ目 18 切欠部 19 突片状部 19a 挿嵌用切欠 23a 挿込片 24 挿嵌用スリット 25 切れ目 26 受突片 31 緩衝用リブ 31a 両側縁部 32 切起用切れ目 33 起立補助片 34,36 切れ目 35 鉤状係合片 37 挿嵌用スリット 41,61 底面 42,62 左右側壁 43,64,67 折曲片 44,46 切れ目 45 鉤状係合片 47 段差部形成片 47a 当接面 48 挿嵌孔 49 前後側壁 49a 突起 51 頂面 52,53,67 折曲片 54 切れ目 55 鉤状係合片 56 挿嵌用スリット 61 底面 61A 挿嵌用突片 65 挿嵌孔 66 嵌合用切れ目 68 頂面 69 係止片 70 平行切れ目 71 切れ目 71a 拡張部 72,73 前後側壁 74,75 折曲片 76 挿嵌用スリット 77 覗き窓 81 L字形突部 82 平行切れ目 83 挟持用帯状部 84 中仕切 85 付属品 86 指掛孔 91 係合突起 92 切れ目 93 挿嵌孔 A 主折り目 B〜U 折り目 K 切起用折り目 L 斜折り目 X 座屈変形用凹条 a〜x 折り目(m,nを除く) m 凹入部 n 切欠部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコンやワープロ等の、ディスプレー
    部を除く本体、キーボード及びコード類や取扱説明書等
    の付属品を、夫々個別に緩衝支持した状態で、1つの梱
    包箱内にまとめて収容する為に用いるものであって、 1枚のシート材100を折り目に沿って折曲させること
    により、外形が略直方体をなしてその一面に前記本体の
    左右の側端部を嵌合させる嵌合用凹部Vを備えた形態に
    折上がる、左右1組の本体用パッキン101A,101
    Bと、 1枚のシート材200を折り目に沿って折曲させること
    により、外形が略直方体をなしてその一面に前記キーボ
    ードの左右の側端部を嵌合させる嵌合用凹部Wを備えた
    形態に折上がる、左右1組のキーボード用パッキン20
    1A,201Bと、 1枚のシート材300を折り目に沿って折曲させること
    により、箱状をなして、その側端から前記本体用パッキ
    ンの側端と前記梱包箱の内壁面との隙間に挿し込む為の
    ヒレ状の挿嵌用突片61Aが突出した形態に折上がる付
    属品ケース301との組合わせから成るパソコン等用の
    梱包具。
  2. 【請求項2】 前記キーボード用パッキンの側端面を、
    前記本体用パッキンの側端面に当接状態で係合固定する
    為に、これ等両側端面の一方には鉤状係合片35,4
    5,55を突設し、他方にはその挿嵌用スリット24,
    37,56を設けたことを特徴とする請求項1記載のパ
    ソコン等用の梱包具。
  3. 【請求項3】 前記本体用パッキンは、前記嵌合用凹部
    Vを囲む二重構造壁を備えると共に、前記嵌合用凹部V
    の外側面の複数箇所に当接される緩衝用リブ31を備え
    ており、該緩衝用リブ31の上縁には、緩衝作用を調節
    する切欠部nを設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載のパソコン等用の梱包具。
  4. 【請求項4】 前記本体用パッキンの側端には、前記キ
    ーボード用パッキンを受支える受突片26を形成させた
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のパ
    ソコン等用の梱包具。
  5. 【請求項5】 前記本体用パッキンの二重構造壁の内壁
    面6,7に形成した凹入箇所15の口縁部15aを波打
    線状に形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載のパソコン等用の梱包具。
  6. 【請求項6】 前記左右1組の本体用パッキンは、夫々
    の頂面同士を互いに当接合体させた状態で保管する為
    に、又は、この当接合体させた状態で使用する為に、夫
    々の頂面4,5の一方には係合突起91を、他方にはこ
    の係合突起91を挿嵌させる挿嵌孔93を設けたことを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のパソコン
    等用の梱包具。
  7. 【請求項7】 前記キーボード用パッキンの嵌合用凹部
    Wの底面41上には、段差箇所Qを折曲形成させ、その
    側面をキーボードの側端部を当接させる当接面47aと
    したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載
    のパソコン等用の梱包具。
  8. 【請求項8】 前記嵌合用凹部Wの底面41上には、前
    記段差箇所Qの折曲形状を保持させると共に、前記キー
    ボードの側端面を緩衝支持する形状保持部材202を配
    設したことを特徴とする請求項7記載のパソコン等用の
    梱包具。
  9. 【請求項9】 前記付属品ケースには、筒状をした付属
    品を挟持させる為の、ケースの内向きにL状形に折曲さ
    れる挟持用帯状部83を設けたことを特徴とする請求項
    1乃至7のいずれかに記載のパソコン等用の梱包具。
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