JPH11188888A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
- Publication number
- JPH11188888A JPH11188888A JP19989898A JP19989898A JPH11188888A JP H11188888 A JPH11188888 A JP H11188888A JP 19989898 A JP19989898 A JP 19989898A JP 19989898 A JP19989898 A JP 19989898A JP H11188888 A JPH11188888 A JP H11188888A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- ink jet
- cap
- ink
- jet head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】キャップに液体を供給して乾燥が確実に防止さ
れ、常に良好な記録が可能である。 【解決手段】インクジェットヘッド２を走査して記録媒
体３にインクを噴射して記録を行ない、この記録を行わ
ない時にインクジェットヘッド２を覆い乾燥を防止する
キャップ１１を備えるインクジェットプリンタ１におい
て、キャップ１１近傍に、インクジェットヘッド２の乾
燥を防止するために液体を供給する液体供給機構Ａを備
える。
れ、常に良好な記録が可能である。 【解決手段】インクジェットヘッド２を走査して記録媒
体３にインクを噴射して記録を行ない、この記録を行わ
ない時にインクジェットヘッド２を覆い乾燥を防止する
キャップ１１を備えるインクジェットプリンタ１におい
て、キャップ１１近傍に、インクジェットヘッド２の乾
燥を防止するために液体を供給する液体供給機構Ａを備
える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクジェット
ヘッドを走査して記録媒体にインクを噴射して記録を行
なうインクジェットプリンタに関する。
ヘッドを走査して記録媒体にインクを噴射して記録を行
なうインクジェットプリンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】インクジェットプリンタでは、インクジ
ェットヘッドのキャップ機構が備えられ、インクジェッ
トプリンタの電源ＯＦＦ時、休止中等にインクジェット
ヘッドが乾燥するのを防止するためにキャップをして、
密閉していた。
ェットヘッドのキャップ機構が備えられ、インクジェッ
トプリンタの電源ＯＦＦ時、休止中等にインクジェット
ヘッドが乾燥するのを防止するためにキャップをして、
密閉していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これだけでは
充分にインクジェットヘッドの乾燥を抑えることができ
ず、環境条件等によっては長時間が経過すると、やはり
インクジェットヘッドが乾燥してしまっていた。このた
め、インクジェットヘッドのノズルに目詰まりが生じイ
ンクの噴射不良となり、記録媒体に記録ができなかった
り、もしくは画質が低下する。
充分にインクジェットヘッドの乾燥を抑えることができ
ず、環境条件等によっては長時間が経過すると、やはり
インクジェットヘッドが乾燥してしまっていた。このた
め、インクジェットヘッドのノズルに目詰まりが生じイ
ンクの噴射不良となり、記録媒体に記録ができなかった
り、もしくは画質が低下する。
【０００４】また、図５に示すように、インクジェット
ヘッド１００にキャップ１０１を密着させ、ポンプ１０
２で吸引してインクジェットヘッド１００のインク詰ま
りを防止するものがあり、このものは吸引によって負圧
になったキャップ１０１内を適正な時間内に大気圧（近
く）に戻すためのリーク孔１０３がキャップ１０１とポ
ンプ１０２の間にあり、リーク孔１０３より入る空気の
ために、キャップ１０１内にインクが逆流し、ヘッド面
をぬらしてしまい、そのためにインクジェットヘッド１
００が汚れる。
ヘッド１００にキャップ１０１を密着させ、ポンプ１０
２で吸引してインクジェットヘッド１００のインク詰ま
りを防止するものがあり、このものは吸引によって負圧
になったキャップ１０１内を適正な時間内に大気圧（近
く）に戻すためのリーク孔１０３がキャップ１０１とポ
ンプ１０２の間にあり、リーク孔１０３より入る空気の
ために、キャップ１０１内にインクが逆流し、ヘッド面
をぬらしてしまい、そのためにインクジェットヘッド１
００が汚れる。
【０００５】この発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、請求項１乃至請求項３記載の発明は、液体を供給す
る機構をキャップに設けることにより乾燥が確実に防止
され、常に良好な記録が可能なインクジェットプリンタ
を提供することを目的とし、請求項４記載の発明は、イ
ンクジェットヘッドのインク詰まりを防止すると共に、
インクが逆流してヘッド面をぬらすことがないインクジ
ェットプリンタを提供することを目的とする。
で、請求項１乃至請求項３記載の発明は、液体を供給す
る機構をキャップに設けることにより乾燥が確実に防止
され、常に良好な記録が可能なインクジェットプリンタ
を提供することを目的とし、請求項４記載の発明は、イ
ンクジェットヘッドのインク詰まりを防止すると共に、
インクが逆流してヘッド面をぬらすことがないインクジ
ェットプリンタを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【０００７】請求項１記載の発明は、『インクジェット
ヘッドを走査して記録媒体にインクを噴射して記録を行
ない、この記録を行わない時に前記インクジェットヘッ
ドを覆い乾燥を防止するキャップを備えるインクジェッ
トプリンタにおいて、前記キャップに、前記インクジェ
ットヘッドの乾燥を防止するために液体を供給する液体
供給機構を備えることを特徴とするインクジェットプリ
ンタ。』である。
ヘッドを走査して記録媒体にインクを噴射して記録を行
ない、この記録を行わない時に前記インクジェットヘッ
ドを覆い乾燥を防止するキャップを備えるインクジェッ
トプリンタにおいて、前記キャップに、前記インクジェ
ットヘッドの乾燥を防止するために液体を供給する液体
供給機構を備えることを特徴とするインクジェットプリ
ンタ。』である。
【０００８】この請求項１記載の発明によれば、液体を
供給する機構をキャップに設けることにより、インクジ
ェットヘッドの乾燥が確実に防止され、常に良好な記録
が可能である。
供給する機構をキャップに設けることにより、インクジ
ェットヘッドの乾燥が確実に防止され、常に良好な記録
が可能である。
【０００９】請求項２記載の発明は、『前記液体供給機
構は、前記液体を貯留した液体タンクと、この液体タン
クと前記キャップとを連通する液体を毛管現象により前
記キャップに導く毛管を備える液体供給パイプとから構
成したことを特徴とする請求項１記載のインクジェット
プリンタ。』である。
構は、前記液体を貯留した液体タンクと、この液体タン
クと前記キャップとを連通する液体を毛管現象により前
記キャップに導く毛管を備える液体供給パイプとから構
成したことを特徴とする請求項１記載のインクジェット
プリンタ。』である。
【００１０】この請求項２記載の発明によれば、液体タ
ンクの液体を毛管現象による簡単な機構により常にキャ
ップ近傍に導くことができ、インクジェットヘッドの乾
燥が確実に防止され、常に良好な記録が可能である。
ンクの液体を毛管現象による簡単な機構により常にキャ
ップ近傍に導くことができ、インクジェットヘッドの乾
燥が確実に防止され、常に良好な記録が可能である。
【００１１】請求項３記載の発明は、『前記液体供給機
構は、前記液体を貯留した液体タンクと、この液体タン
クと前記キャップとを直接連通し液体の蒸発により前記
キャップに導く連通路とから構成したことを特徴とする
請求項１記載のインクジェットプリンタ。』である。
構は、前記液体を貯留した液体タンクと、この液体タン
クと前記キャップとを直接連通し液体の蒸発により前記
キャップに導く連通路とから構成したことを特徴とする
請求項１記載のインクジェットプリンタ。』である。
【００１２】この請求項３記載の発明によれば、液体タ
ンクとキャップとを直接連通し液体の蒸発による簡単な
機構により常に液体をキャップ近傍に導くことができ、
インクジェットヘッドの乾燥が確実に防止され、常に良
好な記録が可能である。
ンクとキャップとを直接連通し液体の蒸発による簡単な
機構により常に液体をキャップ近傍に導くことができ、
インクジェットヘッドの乾燥が確実に防止され、常に良
好な記録が可能である。
【００１３】請求項４記載の発明は、『インクジェット
ヘッドを走査して記録媒体にインクを噴射して記録を行
ない、この記録を行わない時に前記インクジェットヘッ
ドを覆い乾燥を防止するキャップを備えるインクジェッ
トプリンタにおいて、前記インクジェットヘッド側に、
前記キャップ内を大気と連通するリーク孔を設けたこと
を特徴とするインクジェットプリンタ。』である。
ヘッドを走査して記録媒体にインクを噴射して記録を行
ない、この記録を行わない時に前記インクジェットヘッ
ドを覆い乾燥を防止するキャップを備えるインクジェッ
トプリンタにおいて、前記インクジェットヘッド側に、
前記キャップ内を大気と連通するリーク孔を設けたこと
を特徴とするインクジェットプリンタ。』である。
【００１４】この請求項４記載の発明によれば、インク
ジェットヘッドにキャップを密着させ吸引してインクジ
ェットヘッドのインク詰まりを防止し、この吸引によっ
て負圧になったキャップ内をリーク孔によって適正な時
間内に大気圧（近く）に戻すが、リーク孔がインクジェ
ットヘッド側に設けられており、リーク孔から入った空
気は、キャップ内にインクが逆流することがなく逆にイ
ンクをキャップから排出する方向にはたらくため、イン
クがヘッド面をぬらしてインクジェットヘッドを汚すこ
とが防止される。
ジェットヘッドにキャップを密着させ吸引してインクジ
ェットヘッドのインク詰まりを防止し、この吸引によっ
て負圧になったキャップ内をリーク孔によって適正な時
間内に大気圧（近く）に戻すが、リーク孔がインクジェ
ットヘッド側に設けられており、リーク孔から入った空
気は、キャップ内にインクが逆流することがなく逆にイ
ンクをキャップから排出する方向にはたらくため、イン
クがヘッド面をぬらしてインクジェットヘッドを汚すこ
とが防止される。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、この発明のインクジェット
プリンタの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明す
る。
プリンタの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明す
る。
【００１６】図１はインクジェットプリンタの概略構成
図である。
図である。
【００１７】インクジェットプリンタ１は、インクジェ
ットヘッド２を備え、このインクジェットヘッド２によ
り走査して記録媒体３にインクを噴射して記録を行な
う。インクジェットヘッド２はキャリッジ４に設けら
れ、キャリッジ４は支持棒５にガイドされて移動する。
キャリッジ４はベルト６に取り付けられ、ベルト６は走
査モータとしてのステッピングモータ７により作動して
キャリッジ４を正方向または逆方向に移動させ、これに
よりインクジェットヘッド２が走査可能になっている。
ットヘッド２を備え、このインクジェットヘッド２によ
り走査して記録媒体３にインクを噴射して記録を行な
う。インクジェットヘッド２はキャリッジ４に設けら
れ、キャリッジ４は支持棒５にガイドされて移動する。
キャリッジ４はベルト６に取り付けられ、ベルト６は走
査モータとしてのステッピングモータ７により作動して
キャリッジ４を正方向または逆方向に移動させ、これに
よりインクジェットヘッド２が走査可能になっている。
【００１８】キャリッジ４の移動方向には、キャッピン
グセンサ１０、キャップ１１、吸引部材１２、ワイピン
グブレード１３及びオーバランセンサ１４が配置されて
いる。キャップ１１は、インクジェットプリンタ１の電
源ＯＦＦ時、休止中等にインクジェットヘッド２のノズ
ルが乾燥するのを防止するために、インクジェットヘッ
ド２をキャップ１１の位置に移動させて密閉する。キャ
ップ１１は、キャッピングセンサ１０がキャリッジ４の
一側の突片４ａを検知したら、インクジェットヘッド２
をキャッピングする。
グセンサ１０、キャップ１１、吸引部材１２、ワイピン
グブレード１３及びオーバランセンサ１４が配置されて
いる。キャップ１１は、インクジェットプリンタ１の電
源ＯＦＦ時、休止中等にインクジェットヘッド２のノズ
ルが乾燥するのを防止するために、インクジェットヘッ
ド２をキャップ１１の位置に移動させて密閉する。キャ
ップ１１は、キャッピングセンサ１０がキャリッジ４の
一側の突片４ａを検知したら、インクジェットヘッド２
をキャッピングする。
【００１９】吸引部材１２は、インクジェットヘッド２
のヘッド面に付着するインクの吸引を行い、またワイピ
ングブレード１３はヘッド面に凝結して固着するインク
を除去する。オーバランセンサ１４は、キャリッジ４の
他側の突片４ｂによりオーバランを検出してキャリッジ
４の折り返しオーバランを防止する。
のヘッド面に付着するインクの吸引を行い、またワイピ
ングブレード１３はヘッド面に凝結して固着するインク
を除去する。オーバランセンサ１４は、キャリッジ４の
他側の突片４ｂによりオーバランを検出してキャリッジ
４の折り返しオーバランを防止する。
【００２０】このようにインクジェットプリンタ１に
は、電源ＯＦＦ時、あるいは休止中等の記録を行わない
時にインクジェットヘッドを覆い乾燥を防止するキャッ
プが備えられている。
は、電源ＯＦＦ時、あるいは休止中等の記録を行わない
時にインクジェットヘッドを覆い乾燥を防止するキャッ
プが備えられている。
【００２１】このキャップには、図２及び図３に示すよ
うなインクジェットヘッド２の乾燥を防止するために液
体を供給する液体供給機構Ａが備えられる。
うなインクジェットヘッド２の乾燥を防止するために液
体を供給する液体供給機構Ａが備えられる。
【００２２】先ず、図２に示す液体供給機構について説
明する。液体供給機構Ａは、液体を貯留した液体タンク
２０と、この液体タンク２０とキャップ１１とを連通す
る液体を毛管現象により連通孔１１ａの先端まで導く毛
管２１を備える液体供給パイプ２２とを備えている。
明する。液体供給機構Ａは、液体を貯留した液体タンク
２０と、この液体タンク２０とキャップ１１とを連通す
る液体を毛管現象により連通孔１１ａの先端まで導く毛
管２１を備える液体供給パイプ２２とを備えている。
【００２３】液体タンク２０には、補給パイプ２３を介
してカートリッジ２４が交換可能に接続されている。こ
のカートリッジ２４内の液量を残液検出センサ２５によ
り検出し、カートリッジ２４の液量がなくなると交換し
て液体を補給する。液体としては、水、または水とグリ
セリンとを混合したもの、またはインクから染料分を除
いたダミーインク等が用いられる。
してカートリッジ２４が交換可能に接続されている。こ
のカートリッジ２４内の液量を残液検出センサ２５によ
り検出し、カートリッジ２４の液量がなくなると交換し
て液体を補給する。液体としては、水、または水とグリ
セリンとを混合したもの、またはインクから染料分を除
いたダミーインク等が用いられる。
【００２４】液体供給パイプ２２は、樹脂やゴム等の可
撓性部材が用いられ、液体タンク２０を任意の位置に配
置することができる。また、毛管２１は、多孔質部材、
あるいは繊維等から構成され、液体を毛管現象により連
通孔１１ａに導くものであればよい。キャップ１１はイ
ンクジェットヘッド２のノズル２ａを密閉するように覆
っており、このキャップ１１の底部に連通孔１１ａが形
成され、この連通孔１１ａの先端で毛管２１を通ってき
た液体が蒸発し、連通孔１１ａからキャップ１１とイン
クジェットヘッド２とで密閉された空間に導かれる。
撓性部材が用いられ、液体タンク２０を任意の位置に配
置することができる。また、毛管２１は、多孔質部材、
あるいは繊維等から構成され、液体を毛管現象により連
通孔１１ａに導くものであればよい。キャップ１１はイ
ンクジェットヘッド２のノズル２ａを密閉するように覆
っており、このキャップ１１の底部に連通孔１１ａが形
成され、この連通孔１１ａの先端で毛管２１を通ってき
た液体が蒸発し、連通孔１１ａからキャップ１１とイン
クジェットヘッド２とで密閉された空間に導かれる。
【００２５】このように、キャップ１１とインクジェッ
トヘッド２とで密閉された空間に液体が蒸発により供給
されることで、インクジェットヘッド２の乾燥が確実に
防止され、常に良好な記録が可能である。また、液体タ
ンク２０の液体を毛管現象による簡単な機構により常に
キャップ１１に導くことができ、インクジェットヘッド
２の乾燥が確実に防止され、常に良好な記録が可能であ
る。
トヘッド２とで密閉された空間に液体が蒸発により供給
されることで、インクジェットヘッド２の乾燥が確実に
防止され、常に良好な記録が可能である。また、液体タ
ンク２０の液体を毛管現象による簡単な機構により常に
キャップ１１に導くことができ、インクジェットヘッド
２の乾燥が確実に防止され、常に良好な記録が可能であ
る。
【００２６】次に、図３に示す液体供給機構について説
明する。この実施の形態の液体供給機構Ａは、液体を貯
留した液体タンク３０と、この液体タンク３０とキャッ
プ１１とを直接連通し液体の蒸発によりキャップに導く
連通路１１ａとから構成されている。このように、液体
タンク３０とキャップ１１とを直接連通し液体の蒸発に
よる簡単な機構により、インクジェットヘッド２の乾燥
が確実に防止され、常に良好な記録が可能である。ま
た、液体タンク３０をキャップ１１に一体化しており、
安価でコンパクトなインクジェットプリンタ１を得るこ
とができる。
明する。この実施の形態の液体供給機構Ａは、液体を貯
留した液体タンク３０と、この液体タンク３０とキャッ
プ１１とを直接連通し液体の蒸発によりキャップに導く
連通路１１ａとから構成されている。このように、液体
タンク３０とキャップ１１とを直接連通し液体の蒸発に
よる簡単な機構により、インクジェットヘッド２の乾燥
が確実に防止され、常に良好な記録が可能である。ま
た、液体タンク３０をキャップ１１に一体化しており、
安価でコンパクトなインクジェットプリンタ１を得るこ
とができる。
【００２７】図４はインクジェットプリンタの他の実施
の形態の概略構成図である。この実施の形態のインクジ
ェットプリンタ１は、インクジェットヘッド２がヘッド
モジュール５０に備えられ、インクジェットヘッド２に
はインクタンク５１からダンパー５２を介してインクが
供給される。
の形態の概略構成図である。この実施の形態のインクジ
ェットプリンタ１は、インクジェットヘッド２がヘッド
モジュール５０に備えられ、インクジェットヘッド２に
はインクタンク５１からダンパー５２を介してインクが
供給される。
【００２８】ヘッドモジュール５０のインクジェットヘ
ッド側、即ちキャップ１１内のインクジェットヘッド２
の近傍の位置にキャップ１１内を大気と連通するリーク
孔５３が設けられている。リーク孔５３のキャップ１１
内に開口する開口部５３ａは、インクジェットヘッド２
のヘッド面２ｂから突出しない位置に設けられている。
ッド側、即ちキャップ１１内のインクジェットヘッド２
の近傍の位置にキャップ１１内を大気と連通するリーク
孔５３が設けられている。リーク孔５３のキャップ１１
内に開口する開口部５３ａは、インクジェットヘッド２
のヘッド面２ｂから突出しない位置に設けられている。
【００２９】インクジェットヘッド２の清掃時には、イ
ンクジェットヘッド２にキャップ１１を密着させ、ポン
プ５４を駆動して吸引してインクを排液入れ５５に排出
し、インクジェットヘッド２のインク詰まりを防止す
る。
ンクジェットヘッド２にキャップ１１を密着させ、ポン
プ５４を駆動して吸引してインクを排液入れ５５に排出
し、インクジェットヘッド２のインク詰まりを防止す
る。
【００３０】このとき、リーク孔５３から空気が入る
が、リーク孔５３が小径であるのでポンプ５４の駆動に
よる吸引は、確実に行なわれる。
が、リーク孔５３が小径であるのでポンプ５４の駆動に
よる吸引は、確実に行なわれる。
【００３１】そして、この吸引によって負圧になったキ
ャップ１１内をリーク孔５３によって適正な時間内に大
気圧（近く）に戻すが、リーク孔５３がインクジェット
ヘッド側に設けられており、リーク孔５３から入った空
気は、キャップ１１内にインクが逆流することがなく逆
にインクをキャップ１１から排出する方向にはたらくた
め、インクがヘッド面２ｂをぬらしてインクジェットヘ
ッド２を汚すことが防止される。
ャップ１１内をリーク孔５３によって適正な時間内に大
気圧（近く）に戻すが、リーク孔５３がインクジェット
ヘッド側に設けられており、リーク孔５３から入った空
気は、キャップ１１内にインクが逆流することがなく逆
にインクをキャップ１１から排出する方向にはたらくた
め、インクがヘッド面２ｂをぬらしてインクジェットヘ
ッド２を汚すことが防止される。
【００３２】
【発明の効果】前記したように、請求項１記載の発明で
は、液体を供給する機構をキャップに設けることで、イ
ンクジェットヘッドの乾燥が確実に防止され、常に良好
な記録が可能である。またキャップ底部に孔を開けるこ
とによってインクジェットヘッドをキャップした時に生
じるキャップ内の圧力変化を抑え、インクジェットヘッ
ドのインク面のメニスカスを壊すことなくキャップする
ことができる。
は、液体を供給する機構をキャップに設けることで、イ
ンクジェットヘッドの乾燥が確実に防止され、常に良好
な記録が可能である。またキャップ底部に孔を開けるこ
とによってインクジェットヘッドをキャップした時に生
じるキャップ内の圧力変化を抑え、インクジェットヘッ
ドのインク面のメニスカスを壊すことなくキャップする
ことができる。
【００３３】請求項２記載の発明では、液体タンクの液
体を毛管現象による簡単な機構により常にキャップに導
くことができ、インクジェットヘッドの乾燥が確実に防
止され、常に良好な記録が可能である。
体を毛管現象による簡単な機構により常にキャップに導
くことができ、インクジェットヘッドの乾燥が確実に防
止され、常に良好な記録が可能である。
【００３４】請求項３記載の発明では、液体タンクとキ
ャップとを直接連通し液体の蒸発による簡単な機構によ
り常に液体をキャップ近傍に導くことができ、インクジ
ェットヘッドの乾燥が確実に防止され、常に良好な記録
が可能である。
ャップとを直接連通し液体の蒸発による簡単な機構によ
り常に液体をキャップ近傍に導くことができ、インクジ
ェットヘッドの乾燥が確実に防止され、常に良好な記録
が可能である。
【００３５】請求項４記載の発明では、インクジェット
ヘッドにキャップを密着させ吸引してインクジェットヘ
ッドのインク詰まりを防止し、この吸引によって負圧に
なったキャップ内をリーク孔によって適正な時間内に大
気圧（近く）に戻すが、リーク孔がインクジェットヘッ
ド側に設けられており、リーク孔から入った空気は、キ
ャップ内にインクが逆流することがなく逆にインクをキ
ャップから排出する方向にはたらくため、インクがヘッ
ド面をぬらしてインクジェットヘッドを汚すことが防止
される。
ヘッドにキャップを密着させ吸引してインクジェットヘ
ッドのインク詰まりを防止し、この吸引によって負圧に
なったキャップ内をリーク孔によって適正な時間内に大
気圧（近く）に戻すが、リーク孔がインクジェットヘッ
ド側に設けられており、リーク孔から入った空気は、キ
ャップ内にインクが逆流することがなく逆にインクをキ
ャップから排出する方向にはたらくため、インクがヘッ
ド面をぬらしてインクジェットヘッドを汚すことが防止
される。
【図１】インクジェットプリンタの概略構成図である。
【図２】液体供給機構の実施の形態を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図３】液体供給機構の他の実施の形態を示す概略構成
図である。
図である。
【図４】インクジェットプリンタの他の実施の形態の概
略構成図である。
略構成図である。
【図５】従来のインクジェットプリンタの概略構成図で
ある。
ある。
１ インクジェットプリンタ ２ インクジェットヘッド ３ 記録媒体 ７ ステッピングモータ １１ キャップ Ａ液体供給機構
Claims (4)
- 【請求項１】インクジェットヘッドを走査して記録媒体
にインクを噴射して記録を行ない、この記録を行わない
時に前記インクジェットヘッドを覆い乾燥を防止するキ
ャップを備えるインクジェットプリンタにおいて、前記
キャップに、前記インクジェットヘッドの乾燥を防止す
るために液体を供給する液体供給機構を備えることを特
徴とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項２】前記液体供給機構は、前記液体を貯留した
液体タンクと、この液体タンクと前記キャップとを連通
する液体を毛管現象により前記キャップに導く毛管を備
える液体供給パイプとから構成したことを特徴とする請
求項１記載のインクジェットプリンタ。 - 【請求項３】前記液体供給機構は、前記液体を貯留した
液体タンクと、この液体タンクと前記キャップとを直接
連通し液体の蒸発により前記キャップに導く連通路とか
ら構成したことを特徴とする請求項１記載のインクジェ
ットプリンタ。 - 【請求項４】インクジェットヘッドを走査して記録媒体
にインクを噴射して記録を行ない、この記録を行わない
時に前記インクジェットヘッドを覆い乾燥を防止するキ
ャップを備えるインクジェットプリンタにおいて、前記
インクジェットヘッド側に、前記キャップ内を大気と連
通するリーク孔を設けたことを特徴とするインクジェッ
トプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19989898A JPH11188888A (ja) | 1997-10-24 | 1998-07-15 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-292356 | 1997-10-24 | ||
| JP29235697 | 1997-10-24 | ||
| JP19989898A JPH11188888A (ja) | 1997-10-24 | 1998-07-15 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11188888A true JPH11188888A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=26511823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19989898A Pending JPH11188888A (ja) | 1997-10-24 | 1998-07-15 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11188888A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018016035A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | セイコーエプソン株式会社 | キャップ装置及び液体噴射装置 |
| CN109421377A (zh) * | 2017-08-24 | 2019-03-05 | 精工爱普生株式会社 | 盖装置以及液体喷射装置 |
-
1998
- 1998-07-15 JP JP19989898A patent/JPH11188888A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018016035A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | セイコーエプソン株式会社 | キャップ装置及び液体噴射装置 |
| CN109421377A (zh) * | 2017-08-24 | 2019-03-05 | 精工爱普生株式会社 | 盖装置以及液体喷射装置 |
| CN109421377B (zh) * | 2017-08-24 | 2022-04-01 | 精工爱普生株式会社 | 盖装置以及液体喷射装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5412411A (en) | Capping station for an ink-jet printer with immersion of printhead in ink | |
| US6854826B2 (en) | Discharge recovery method for ink jet apparatus using waterproof ink and ink jet apparatus employing the method | |
| JPH106521A (ja) | 液体補充方法、液体供給装置及び液体吐出記録装置 | |
| JP2003334962A (ja) | 印刷装置及びノズルの保湿方法 | |
| JPH04284256A (ja) | インクジェット印刷装置及びプリントヘッド面洗浄方法 | |
| JP2001026112A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
| JP2000280494A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH06965A (ja) | インクジェット記録ヘッドのクリーニング装置 | |
| JPH11188888A (ja) | インクジェットプリンタ | |
| JP2002137415A (ja) | インクジェット式記録装置のフラッシング方法及びインクジェット式記録装置 | |
| JP2002052742A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
| JP2000141685A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
| JP2003001838A (ja) | ノズルの保守動作を行う印刷装置およびノズルの保守方法 | |
| JPH11268294A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH11227225A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2008149483A (ja) | 記録装置のクリーニング方法及び記録装置 | |
| JP2003251828A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
| JP2002019158A (ja) | 流体吸収パッドシステム | |
| JP2002103650A (ja) | インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドのクリーニング制御方法 | |
| JP2008307840A (ja) | 液体噴射装置 | |
| JP3521421B2 (ja) | インクジェット式記録装置に適用されるインク流路内の気泡排出方法および気泡排出装置 | |
| JP2000141675A (ja) | インクジェットプリンタ | |
| JP2007152813A (ja) | 液体噴射装置 | |
| JP2007245386A (ja) | 液体噴射装置とその制御方法 | |
| JPH05124212A (ja) | インクジエツト記録装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040310 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051101 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051104 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060301 |