JPH11184145A - 静電荷像現像用現像剤 - Google Patents

静電荷像現像用現像剤

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JPH11184145A
JPH11184145A JP35656097A JP35656097A JPH11184145A JP H11184145 A JPH11184145 A JP H11184145A JP 35656097 A JP35656097 A JP 35656097A JP 35656097 A JP35656097 A JP 35656097A JP H11184145 A JPH11184145 A JP H11184145A
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silica
toner
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JP35656097A
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Yuji Moriki
裕二 森木
Hiroaki Kawakami
宏明 川上
Shinya Yanai
信也 谷内
Michihisa Magome
道久 馬籠
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動性、長期保存性、環境特性、耐久性を損
うことなく、感光体上カブリを安定的に低減させた静電
荷像現像用現像剤を提供することにある。 【解決手段】 少なくとも結着樹脂及び着色剤を含むト
ナーと、シリカ微粉体と、樹脂微粒子とを少なくとも有
する静電荷像現像用現像剤であって、シリカ微粉体は2
種類の個数平均粒径の異なるものの混合物であって、ト
ナー粒子に対して0.1〜3.0重量%存在し、樹脂微
粒子はトナー粒子に対して0.01〜0.1重量%存在
し、粒径の小さい第1のシリカ微粉体の個数平均粒径が
15nm未満であり、粒径の大きい第2のシリカ微粉体
の個数平均粒径が15nm〜150nmであり、2種の
シリカのうち、粒径の大きいシリカ微粉体の個数平均粒
径と樹脂微粒子の個数平均粒径の比が、1:0.05〜
20であることを特徴とする静電荷像現像用現像剤に関
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電複写機、レー
ザープリンタ等で用いられる静電荷像を現像するための
現像剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真法においては、光導電
性材料よりなる感光層を有してなる静電荷像保持体表面
に静電潜像を形成し、この潜像を正極又は負極に帯電し
た現像剤により現像することによって可視画像を形成す
る。
【0003】該現像剤は、その現像工程において、例え
ば静電荷像が形成されている感光体等の静電荷像保持体
に一旦付着され、次に転写工程において静電荷像保持体
から紙などの転写材に転写された後、定着工程において
転写材上に定着される。一方、転写工程後の静電荷像保
持体は、除電され、次いで転写されずに静電荷像保持体
上に残留した現像剤をゴムなどのクリーニングブレード
で除去した後に次の画像形成に供される。
【0004】静電荷像保持面上に形成される静電潜像を
現像するための現像剤としては、キャリアとトナーから
なる二成分系現像剤、及びキャリアを必要としない一成
分系現像剤(磁性トナー、非磁性トナー)が知られてい
る。二成分系では主にキャリアとトナーの摩擦によっ
て、また、一成分系では主にトナー同士の摩擦によっ
て、トナーヘの帯電が行われる。
【0005】該現像剤としては、二成分系現像剤、一成
分系現像剤の差異によらず、トナーの流動特性、帯電特
性等を改善する目的でトナー粒子にシリカ微粉末を添加
する方法が提案され、広く用いられている。しかし、シ
リカ微粉末を単独で用いると、有機感光体に代表される
静電荷像保持体や、静電荷像保持体に接するクリーニン
グブレードに傷が発生することがあり、可視画像に斑点
状の汚れが発生したり、クリーニング不良が発生したり
するという問題があった。
【0006】この問題に関しては、シリカ微粉末よりも
軟質であり、且つ画像に悪影響を与えないという観点か
ら、無色あるいは白色の樹脂微粉末を添加することによ
って、上記問題を解決する方法が知られている。
【0007】樹脂微粉末を併用する方法としては、例え
ば、特開平1−116648号公報にあるような、トナ
ー粒子に対して0.05〜1重量%のシリカ微粉末と、
ポリメチルメタクリレート系高分子微粒子を用いる方
法;特開平2−91659号公報にあるような、ポリメ
チルメタクリレート微粉末とシリカ微粉末との比率が
1:0.50〜3.0であり、且つ、当該添加微粒子の
合計の添加量が、トナー粒子に対して0.75〜1.5
5重量%になるように調整する方法等がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これら上記に示した方
法は、従来の静電画像形成システムにおいては有効に作
用してきたが、近来、画像形成プロセスの向上に伴っ
て、新たな問題が生じてきた。
【0009】すなわち、現像時に、現像剤が感光体の非
潜像形成部にも極微量ながら付着する現象(感光体上カ
ブリ)は、マシンの現像速度が中速・低速で、プリント
ボリュームも少なく、感光体の寿命も短い場合において
は問題とはならなかった。
【0010】また、マシンの構成自体も大型であり、ク
リーニングブレードで除去された廃トナーを貯蔵するス
ペースも大きく確保できた。
【0011】しかしながら、マシンの高速化、小型化、
プリントボリュームの増大化、感光体の長寿命化等に伴
い、従来の感光体上カブリ量では長期に渡る使用におい
て廃トナータンクが満杯になってしまい、このことが問
題となっていた。
【0012】したがって、本発明の目的は、流動性、長
期保存性、対環境特性、耐久性を損なうことなく、感光
体上カブリを安定的に低減させた現像剤を提供すること
にある。
【0013】また、本発明の目的は、マシンの高速化、
小型化、長寿命化を達成する現像剤を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも結
着樹脂及び着色剤を含むトナーと、シリカ微粉体と、樹
脂微粒子とを少なくとも有する静電荷像現像用現像剤で
あって、シリカ微粉体は2種類の個数平均粒径の異なる
ものの混合物であって、トナー粒子に対して0.1〜
3.0重量%存在し、樹脂微粒子はトナー粒子に対して
0.01〜0.1重量%存在し、粒径の小さい第1のシ
リカ微粉体の個数平均粒径が15nm未満であり、粒径
の大きい第2のシリカ微粉体の個数平均粒径が15nm
〜150nmであり、2種のシリカのうち、粒径の大き
いシリカ微粉体の個数平均粒径と樹脂微粒子の個数平均
粒径の比が、1:0.05〜20であることを特徴とす
る静電荷像現像用現像剤に関する。
【0015】本発明者らは、現像剤に用いる材料とそれ
に伴う諸物性が、定着画像ならびに感光体上カブリとど
のように関連するかを詳細に探求した結果、有機微粉末
の添加量をある範囲内に保ち、且つ、粒径の異なるシリ
カ微粉末を2種類用いることによって、上記問題を満足
に解決する方法を見いだし、本発明の現像剤を完成し
た。
【0016】
【発明の実施の形態】感光体の非画像部に現像剤が極微
量付着する理由について、その詳細は不明だが、以下の
ように推察される。
【0017】添加されたシリカ微粒子は通常不定形であ
り、当該微粒子が数十個から数千個集まって凝集体を形
成している。この凝集体は通常、当該微粒子をトナー粒
子と均一混合する工程、例えば流動撹拌機を用いて処理
する方法においてその大半が好ましく崩壊するために、
現像プロセス時には問題とならない。
【0018】一方、添加された樹脂微粒子は通常球形も
しくは球形に近い形であり、やはり当該微粒子が数十個
から数千個集まって凝集体を形成している。樹脂微粒子
の凝集体は、シリカ微粒子の凝集体に比べて、その一次
粒子形状、添加量差、嵩密度差等が理由となって、トナ
ー粒子と均一混合する工程においても、効果的なシェア
をかけることが出来ないために、好ましく崩壊しないも
のが残存する場合が多いことが分かった。
【0019】この崩壊しなかった樹脂微粒子の凝集体が
帯電部材との摩擦時に崩壊し、そのとき近傍にいたトナ
ーと接触するため、当該トナー粒子の静電特性が変化
し、トナーの帯電特性の分布が広がり、感光体上カブリ
が起こると考えられる。
【0020】この樹脂微粒子の凝集体を好ましく崩壊せ
しめるには、トナー粒子と均一混合する工程において、
樹脂微粒子により強いシェアをかけること、具体的には
混合時間の延長や、流動撹拌機の高速回転化等がある
が、この方法は樹脂微粒子の凝集体を崩壊させる反面、
トナー粒子に必要以上の微粒子を固着させ、帯電性およ
び定着性に悪影響を与えるために、好ましくはない。
【0021】本発明者らは検討を重ねた結果、通常添加
される流動性を付与するためのシリカ微粉体に加えて、
樹脂微粒子に近い粒径を有するシリカ微粉体をトナー粒
子と均一混合する工程において併用することにより、そ
の処理工程を変更することなく、樹脂微粒子の凝集体が
好ましく崩壊することを見いだした。
【0022】これらシリカの合計の添加量としては、ト
ナー粒子に対して0.1〜3.0重量%であり、且つ、
添加する樹脂微粒子はトナー粒子に対して0.01〜
0.1重量%であることが好ましい。シリカの合計の添
加量がトナー粒子に対して0.1重量%未満では、十分
な流動性を付与することが出来ない為、画像ムラ、トナ
ーの機内飛散が生ずる。また、シリカの合計の添加量が
3.0重量%を超えると、画像定着に必要な熱量が増大
するため、高速且つ連続的な定着が困難となる。また、
添加する樹脂微粒子がトナー粒子に対して0.01重量
%未満では、樹脂微粒子を添加した効果は発揮されず、
シリカ微粉体による感光体の傷、クリーニングブレード
の損傷が生じる。また、添加する樹脂微粒子が0.1重
量%を超えると、上記規定したシリカ量ではその凝集体
が満足に崩壊されない為、感光体上カブリ抑制が悪化す
る。
【0023】さらに、本発明で用いられる2種の粒径の
異なるシリカ微粉体のうち、大きいシリカ微粉体の個数
平均粒径と、樹脂微粒子の個数平均粒径の比が、1:
0.05〜20であることが好ましい。前述比が上記範
疇にない場合には、当該シリカ微粉体が有する、樹脂微
粒子の凝集体を崩壊せしめる能力が著しく低下し、樹脂
微粒子の凝集体が多く残存する為、感光体上カブリ抑制
が悪化する。
【0024】さらに、本発明で用いられる2種の粒径の
異なるシリカ微粉体のうち、粒径の小さい第1のシリカ
微粉体が、粒径の大きい第2のシリカ微粉体よりも重量
換算で多く含まれていることが好ましい。第1のシリカ
微粉体が、第2のシリカ微粉体よりも重量換算で少ない
場合には、十分な流動性を付与することが出来ない為、
画像ムラ、トナーの機内飛散が生ずる。
【0025】さらに、本発明における第1のシリカ微粉
体の個数平均粒径は、15nm未満、好ましくは10n
m以下である。第1のシリカ微粉体の個数平均粒径が1
5nm以上の場合には、流動性付与能が低下する為、画
像ムラ、トナーの機内飛散が生ずる。また、現像剤の摩
擦帯電を、例えば微少な間隙を通すことによって行うよ
うな方法を用いる場合には、第1のシリカ微粉体による
トナー粒子の変形が不均一なものとなり、トナー粒子の
帯電特性分布が広がり、感光体上カブリ抑制が悪化す
る。また、第2のシリカ微粉体の個数平均粒径は15〜
150nm、好ましくは25〜70nmである。第2の
シリカ微粉体の個数平均粒径が150nmを超える場合
には、感光体が傷つき、可視画像に斑点状の汚れが多数
出るようになる。第2のシリカ微粉体の個数平均粒径が
15nm未満の場合には、第1のシリカ微粉体以上の作
用効果は現れない。
【0026】さらに、本発明における第1のシリカ微粉
体は疎水化処理されていることが好ましく、より好まし
くはシランカップリング剤で処理されていることが望ま
しい。且つ、第2のシリカ微粉体は疎水化処理および潤
滑剤で処理されていることが好ましく、より好ましくは
シランカップリング剤およびシリコーンオイルで処理さ
れていることが望ましい。第1および第2のシリカがシ
ランカップリング剤で処理されていない場合には、高湿
度条件下において流動性付与能が低下するため、画像ム
ラ、トナーの機内飛散が生じる。また、第2のシリカ微
粉体がシリコーンオイルで処理されていない場合には、
第2のシリカ微粉体の凝集体が崩壊し難くなるため、当
該凝集体によって感光体が傷つき、可視画像に斑点状の
汚れが出るようになる。
【0027】本発明において、使用する樹脂微粒子はト
ナー粒子と逆極性を有するものであることがより好まし
い。逆極性を有する樹脂微粒子の方が同極性の樹脂微粒
子よりもトナー表面に良く付着し、均一な分散を長期間
にわたり維持することが出来る。
【0028】本発明においては、一般的な研磨剤、より
好ましくはチタン酸複合酸化物を0.01〜3.0重量
%含んでいることが望ましい。長期にわたる現像によ
り、感光体上に樹脂微粒子が薄層を形成する現象(フィ
ルミング)を、チタン酸複合酸化物を適量添加すること
により抑制できる。チタン酸複合酸化物の添加量がトナ
ー粒子に対して0.01重量%未満では、当該酸化物を
添加した効果は発揮されず、フィルミングが生じやす
い。また、添加するチタン酸複合酸化物が3.0重量%
を超えると、フィルミング抑制効果の他に、帯電部材汚
染、感光体への傷等が生じ、可視画像に斑点あるいは直
線状の汚れが出るようになる。
【0029】また、本発明においては、トナー粒子は懸
濁重合法で得られ、且つその重量平均粒径(D4)が3
〜8μmであることが好ましい。
【0030】懸濁重合法で得られるトナーは所謂粉砕法
のものと比べて、トナー粒子1個当たりの粒径、形状、
帯電特性等が均一なトナーが容易に得られるため、感光
体上カブリが起こりにくく、本発明による効果を最も好
ましく得ることが出来る。且つ、該トナーの個数平均粒
径が上記範疇にある場合には、感光体上にカブリが起き
ないこと、高精細な画像が得られることの両事象を、最
も好ましく達成することが出来る。トナーの平均粒径が
3μm未満の場合は、帯電性の制御が困難となり、感光
体上カブリが発生する。一方、トナーの平均粒径が8μ
mを超える場合では、満足な高精細画像を得ることが困
難となる。
【0031】本発明に用いられるシランカップリング剤
は、ヘキサメチルジシラザンまたは、 一般式 RmSiYn R:アルコキシ基または塩素原子 m:1〜3の整数 Y:アルキル基、ビニル基、グリシドキシ基、メタクリ
ル基を含む炭化水素基 n:1〜3の整数 で表されるもので、例えば代表的にはジメチルジクロル
シラン、トリメチルクロルシラン、アリルジメチルクロ
ルシラン、アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジ
メチルクロルシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−
メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、ビニル
トリアセトキシシラン、ジビニルクロルシラン、ジメチ
ルビニルクロルシラン等を挙げることが出来る。
【0032】上記シリカ微粉体のシランカップリング剤
処理は、微粉体を撹拌によりクラウド状としたものに気
化したシランカップリング剤を反応させる乾式法、又
は、微粉体を溶媒中に分散させシランカップリング剤を
滴下反応させる湿式法のいずれでも処理することが出来
る。
【0033】本発明に用いられるシリコンオイルは一般
に次の式で表されるものであり、
【0034】
【化1】
【0035】例えばジメチルシリコーンオイル、アルキ
ル変性シリコーンオイル、α−メチルスチレン変性シリ
コーンオイル、クロルフェニルシリコーンオイル、フッ
素変性シリコーンオイル等が挙げられる。
【0036】上記シリコーンオイルは、好ましくは25
℃における粘度がおよそ50〜1000センチストーク
スのものが用いられる。分子量が低すぎるシリコーンオ
イルは加熱処理等により、揮発分が発生することがあ
り、分子量が高すぎると粘度が高くなりすぎ処理は困難
となる。
【0037】シリコーンオイル処理の方法は、公知の技
術を用いることが可能である。
【0038】例えば、シリカ微粉体とシリコーンオイル
とをヘンシェルミキサーの如き混合機を用いて直接混合
しても良いし、ベースシリカへシリコーンオイルを噴霧
する方法によっても良い。適当な溶剤にシリコーンオイ
ルを溶解あるいは分散せしめた後、ベースのシリカ微粉
体を加え混合し、溶剤を除去して処理を行っても良い。
【0039】本発明で用いる樹脂微粒子を得るためには
従来公知の方法、すなわち乳化重合法やスプレードライ
法を用いることが可能である。
【0040】好ましくは、スチレン、アクリル酸、メチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘ
キシルアクリレートの如きトナー用結着樹脂に用いられ
るモノマー成分を乳化重合法により単独重合もしくは共
重合して得られる、ガラス転移点80℃以上の樹脂微粒
子が良好な効果を示す。
【0041】また、ジビニルベンゼンの如き架橋剤で架
橋されていてもよく、比電気抵抗及びトリボ電荷量調整
のために、樹脂微粒子表面が感光体表面を傷つけない程
度の金属、金属酸化物、顔料、界面活性剤等で処理され
ていてもよい。また、当該樹脂微粒子は球形であること
が望ましいが、当該樹脂微粒子が、感光体表面がシリカ
微粉体で傷つくことを防止するのに有効に働き、且つ、
クリーニングブレードで効果的に除去されるならば、適
度に扁平していてもよく、また、その一部が扁平した形
でトナー粒子表面に固定されていてもよい。
【0042】本発明の現像剤に含有されるトナーは、通
常、結着樹脂及び着色剤を有する。
【0043】本発明に係るトナーの結着樹脂としては、
ポリスチレン、ポリビニルトルエンの如きスチレン及び
その置換体の単重合体;スチレン−プロピレン共重合
体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビ
ニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル
共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチ
レン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル
酸オクチル共重合体、スチレン−アクリル酸ジメチルア
ミノエチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共
重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチ
レン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−メタク
リル酸ジメチルアミノエチル共重合体、スチレン−ビニ
ルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルエチルエ
ーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプ
レン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレ
ン−マレイン酸エステル共重合体の如きスチレン系共重
合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリ
レート、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジ
ン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪
族又は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、パラフ
ィンワックス、カルナバワックスなどが挙げられる。こ
れらは、単独あるいは混合して使用できる。
【0044】本発明に係るトナーに用いられる着色剤
は、黒色着色剤としてカーボンブラック,磁性体,以下
に示すイエロー/マゼンタ/シアン着色剤を用い各色に
調色されたものが利用される。
【0045】イエロー着色剤としては、縮合アゾ化合
物,イソインドリノン化合物,アンスラキノン化合物,
アゾ金属錯体,メチン化合物,アリルアミド化合物に代
表される化合物が用いられる。具体的には、C.I.ピ
グメントイエロー12、13、14、15、17、6
2、74、83、93、94、95、109、110、
111、128、129、147、168、180等が
好適に用いられる。
【0046】マゼンタ着色剤としては、縮合アゾ化合
物,ジケトピロロピロール化合物,アンスラキノン,キ
ナクリドン化合物,塩基染料レーキ化合物,ナフトール
化合物,ベンズイミダゾロン化合物,チオインジゴ化合
物,ペリレン化合物が用いられる。具体的には、C.
I.ピグメントレッド2、3、5、6、7、23、4
8:2、48:3、48:4、57:1、81:1、1
22、144、146、166、169、177、18
4、185、202、206、220、221、254
が特に好ましい。
【0047】シアン着色剤としては、銅フタロシアニン
化合物及びその誘導体,アンスラキノン化合物,塩基染
料レーキ化合物等が利用できる。具体的には、C.I.
ピグメントブルー1、7、15、15:1、15:2、
15:3、15:4、60、62、66等が特に好適に
利用できる。
【0048】これらの着色剤は、単独又は混合し更には
固溶体の状態で用いることができる。
【0049】本発明の着色剤は、カラートナーの場合、
色相角,彩度,明度,耐候性,OHP透明性,トナー中
への分散性の点から選択される。該着色剤の添加量は、
樹脂100重量部に対し1〜20重量部添加して用いら
れる。
【0050】黒色着色剤として磁性体を用いた場合に
は、他の着色剤と異なり樹脂100重量部に対し40〜
150重量部添加して用いられる。
【0051】本発明のトナーには、必要に応じて荷電制
御剤を用いることができる。
【0052】本発明に用いられる荷電制御剤としては、
公知のものが利用できるが、カラートナーの場合は、特
に、無色でトナーの帯電スピードが速く且つ一定の帯電
量を安定して維持できる荷電制御剤が好ましい。
【0053】具体的化合物としては、ネガ系としてサリ
チル酸、ナフトエ酸、ダイカルボン酸、それらの誘導体
の金属化合物、スルホン酸、カルボン酸を側鎖に持つ高
分子型化合物、ホウ素化合物、尿素化合物、ケイ素化合
物、カリークスアレーン等が利用でき、ポジ系として四
級アンモニウム塩、該四級アンモニウム塩を側鎖に有す
る高分子型化合物、グアニジン化合物、イミダゾール化
合物等が好ましく用いられる。
【0054】該荷電制御剤は樹脂100重量部に対し
0.5〜10重量部が好ましい。しかしながら本発明に
おいて荷電制御剤の添加は必須ではなく、二成分現像方
法を用いた場合においては、キャリアとの摩擦帯電を利
用し、非磁性一成分ブレードコーティング現像方法を用
いた場合においてもブレード部材やスリーブ部材との摩
擦帯電を積極的に利用することで、トナー中に必ずしも
荷電制御剤を含む必要はない。
【0055】本発明のトナーには、必要に応じて離型
剤、いわゆるワックスを用いることができる。
【0056】本発明の静電荷像現像用トナーに用いられ
る離型剤としては、パラフィンワックス、ポリオレフィ
ンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシ
ャートロピッシュワックスの如きポリメチレンワック
ス、アミドワックス、高級脂肪酸、長鎖アルコール、エ
ステルワックス及びこれらのグラフト化合物、ブロック
化合物の如き誘導体が挙げられ、これらは低分子量成分
が除去されたDSC吸熱曲線の最大吸熱ピークがシャー
プなものが好ましい。
【0057】好ましく用いられるワックスとしては、炭
素数15〜100個の直鎖状のアルキルアルコール、直
鎖状脂肪酸、直鎖状酸アミド、直鎖状エステルあるい
は、モンタン系誘導体が挙げられる。また、これらワッ
クスから液状脂肪酸の如き不純物を予め除去してあるも
のも好ましい。
【0058】さらに、好ましく用いられるワックスは、
アルキレンを高圧下でラジカル重合あるいは低圧下でチ
ーグラー触媒またはその他の触媒を用いて重合した低分
子量のアルキレンポリマー;高分子量のアルキレンポリ
マーを熱分解して得られるアルキレンポリマー;アルキ
レンを重合する際に副生する低分子量アルキレンポリマ
ーを分離精製したもの;一酸化炭素及び水素からなる合
成ガスからアーゲ法により得られる炭化水素ポリマーの
蒸留残分から、あるいは、蒸留残を水素添加して得られ
る合成炭化水素から、特定の成分を抽出分別したポリメ
チレンワックスが挙げられる。これらワックスには酸化
防止剤が添加されていても良い。
【0059】本発明に使用されるワックスは、DSC吸
熱曲線において、40〜90℃(さらに好ましくは45
〜85℃)の領域に吸熱メインピークを有することが好
ましい。さらに、吸熱メインピークは、半値幅が10℃
以内(より好ましくは5℃以内)であるシャープメルト
性のワックスが好ましい。特に、ワックスが炭素数15
〜45個の長鎖アルキルアルコールと、炭素数15〜4
5個の長鎖アルキルカルボン酸とのエステル化合物を主
成分とするエステルワックスが好ましい。
【0060】本発明において、懸濁重合法によってトナ
ー粒子を得る場合、係る重合性単量体としては、スチレ
ン,o(m−、p−)−メチルスチレン,m(p−)−
エチルスチレン等のスチレン系単量体;(メタ)アクリ
ル酸メチル,(メタ)アクリル酸エチル,(メタ)アク
リル酸プロピル,(メタ)アクリル酸ブチル,(メタ)
アクリル酸オクチル,(メタ)アクリル酸ドデシル,
(メタ)アクリル酸ステアリル,(メタ)アクリル酸ベ
ヘニル,(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル,(メ
タ)アクリル酸ジメチルアミノエチル,(メタ)アクリ
ル酸ジエチルアミノエチル等の(メタ)アクリル酸エス
テル系単量体;ブタジエン,イソプレン,シクロヘキセ
ン,(メタ)アクリロニトリル,アクリル酸アミド等の
エン系単量体が好ましく用いられる。これらは、単独ま
たは一般的には出版物ポリマーハンドブック第2版II
I−p139〜192(John Wiley&Son
s社製)に記載の理論ガラス転移温度(Tg)が、40
〜80℃を示すように単量体を適宜混合し用いられる。
理論ガラス転移温度が40℃未満の場合には、トナーの
保存安定性や現像剤の耐久安定性の面から問題が生じ、
一方80℃を超える場合は定着点の上昇をもたらし、特
にフルカラートナーの場合に於いては各色トナーの混色
が不十分となり色再現性に乏しく、更にOHP画像の透
明性を著しく低下させ高画質の面から好ましくない。
【0061】また、懸濁重合法を用いてトナー粒子を得
る方法においては、重合単量体の重合反応を阻害無く行
わせしめるという観点から、極性樹脂を同時に添加する
が特に好ましい。本発明に用いられる極性樹脂として
は、スチレンと(メタ)アクリル酸の共重合体,マレイ
ン酸共重合体,ポリエステル樹脂,エポキシ樹脂が好ま
しく用いられる。該極性樹脂は、単量体と反応しうる不
飽和基を分子中に含まないものが特に好ましい。
【0062】本発明で使用される重合開始剤として、例
えば、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロ
ニトリル)、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、
1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニト
リル)、2,2’−アゾビス−4−メトキシ−2,4−
ジメチルバレロニトリル、アゾビスイソブチロニトリル
等のアゾ系重合開始剤;ベンゾイルペルオキシド、メチ
ルエチルケトンペルオキシド、ジイソプロピルペルオキ
シカーボネート、クメンヒドロペルオキシド、2,4−
ジクロロベンゾイルペルオキシド、ラウロイルペルオキ
シド等の過酸化物系重合開始剤が用いられる。
【0063】トナーの粒度分布制御や粒径の制御は、難
水溶性の無機塩や保護コロイド作用をする分散剤の種類
や添加量を変える方法や機械的装置条件、例えばロータ
ーの周速・パス回数・撹拌羽根形状等の撹拌条件や容器
形状又は、水溶液中での固形分濃度等を制御することに
より所定の本発明のトナーを得ることができる。
【0064】本発明のトナーを製造する方法としては、
樹脂,離型剤,着色剤,荷電制御剤等を加圧ニーダーや
エクストルーダー又はメディア分散機を用い均一に分散
せしめた後、機械的又はジェット気流下でターゲットに
衝突させ、所望のトナー粒径に微粉砕化せしめた後、更
に分級工程を経て粒度分布をシャープ化せしめトナー化
する所謂粉砕方法によるトナーの製造方法がある。
【0065】また、重合トナーの製造方法としては、重
合性単量体中に離型剤,着色剤,荷電制御剤,重合開始
剤その他の添加剤を加え、ホモジナイザー・超音波分散
機等によって均一に溶解又は分散せしめた単量体組成物
を、分散安定剤を含有する水相中で、ホモミキサー等に
より分散せしめる。単量体組成物からなる液滴が所望の
トナー粒子のサイズが得られた段階で、造粒を停止す
る。その後は分散安定剤の作用により、粒子状態が維持
され、且つ粒子の沈降が防止される程度の撹拌を行えば
良い。重合温度は40℃以上、一般的には50〜90℃
の温度に設定して重合を行う。また、本発明の分子量分
布を得る目的で、重合反応後半に昇温しても良く、更
に、未反応の重合性単量体、副生成物等を除去するため
に反応後半、又は、反応終了後に一部水系媒体を留去し
ても良い。反応終了後、生成したトナー粒子を洗浄・ろ
過により回収し、乾燥する。懸濁重合法においては、通
常単量体組成物100重量部に対して水300〜300
0重量部を分散媒として使用するのが好ましい。
【0066】トナー粒子の個数平均粒径の算出について
は、一般に知られている電気的検知帯法、光子相関法、
レーザー回折散乱法等を用いた各種測定機器で算出可能
であるが、本発明においてはコールターカウンターTA
−II型(コールター社製)を用い、超音波分散器で電
解水溶液中に均一に分散させた試料を100μmアパー
チャーを用いて測定し、体積分布から重量平均粒径(D
4)を求めた。
【0067】また、シリカ微粒子および樹脂微粒子の個
数平均粒径の算出については、透過型電子顕微鏡(TE
M)を用い、エポキシ樹脂中で分散、包埋処理後、薄く
スライスして粒子の写真像(倍率10,000〜10
0,000倍)を得た。この写真像を無作為に20〜5
0サンプル抽出した後、球状粒子に関してはその直径、
扁平粒子に関してはその長径をもって当該粒子の粒径と
し、その相加平均を求め個数平均粒径を算出した。
【0068】本発明の現像剤の評価に関しては、市販の
キヤノンLBP−2030を用いた。
【0069】感光体上の傷およびそれに依存するトナー
融着については、全ベタ画像、すなわち現像可能な領域
全てに描画した画像を連続してプリントした後に感光体
を目視して評価を行い、以下のようにその程度を表記し
た。 e: 500枚プリント終了時に、傷もしくはトナー融
着発生 d:1000枚プリント終了時に、傷もしくはトナー融
着発生 c:2000枚プリント終了時に、傷もしくはトナー融
着発生 b:3000枚プリント終了時に、傷もしくはトナー融
着発生 a:3000枚プリント終了時に、傷ならびにトナー融
着発生せず
【0070】感光体上カブリに関しては、ベタ白画像、
すなわち潜像描画を行っていない画像を連続して25,
000枚プリントした後に、クリーニングブレードによ
り捕集された廃トナーの重量を測定することにより評価
を行った。なお、通常の画像を用いないのは、感光体上
カブリと転写残現像剤とを区別するためである。
【0071】画像ムラに関しては、全ベタ画像を連続し
てプリントし、以下のようにその程度を表記した。 e: 500枚プリント終了時までに、不均一な全ベタ
画像が出現 d:1000枚プリント終了時までに、不均一な全ベタ
画像が出現 c:2000枚プリント終了時までに、不均一な全ベタ
画像が出現 b:3000枚プリント終了時までに、不均一な全ベタ
画像が出現 a:3000枚プリント終了時までに、不均一な全ベタ
画像が出現しない
【0072】精細画像部の表現性については、図1に示
すような縞状の潜像画像を用いた。図1は、解像度60
0dpiにおける潜像部幅が4ドット(170μm)で
あり、非潜像部幅が10ドット(420μm)の潜像画
像である。上記縞状の潜像画像を連続して1,000枚
現像し、1,000枚目の画像を用い、現像部から無作
為に5点を選んで以下のようにその程度を表記した。
【0073】5点の現像部幅の平均値と、理論潜像部幅
(170μm)との差の絶対値が、 c:100μm超 b:50μmより大きく、100μm以下 a:0μmより大きく、50μm以下
【0074】紙上のカブリについては、反射式濃度計
(TOKYO DENSHOKU CO.,LTD社製
REFLECTOMETER ODEL TC−6D
S)を用いて測定(プリント後の白地部反射濃度最悪値
をDs、プリント前の用紙の反射濃度平均値をDrとし
た時のDs−Drを紙上カブリ量とした)した。紙上カ
ブリ量2%以下は実質的に紙上カブリの無い良好な画像
であり、5%を超えると紙上カブリの目立つ不鮮明な画
像である。 c:4000枚プリント終了時に、紙上カブリ量5%以
上 b:4000枚プリント終了時に、2%より大きく5%
未満 a:4000枚プリント終了時に、紙上カブリ量2%以
【0075】定着試験は以下の方法にて行った。
【0076】記録材として市販の複写機用紙キヤノンニ
ュードライペーパー(キヤノン販売社54g/m2紙)
を用い、市販のキヤノンNP−6650の定着器を改造
し、プロセススピード150mm/secにて、定着温
度を5℃おきに変調(120〜220℃)して定着開始
温度及びオフセット温度を測定した。
【0077】ここで、定着開始温度の決定は、得られた
定着画像をシルボン紙で、往復10回,約100g荷重
で擦り、画像のはがれを反射濃度の低下率(%)で10
%以下となった温度とした。
【0078】
【実施例】以下本発明を実施例により具体的に説明する
が、これは本発明をなんら限定するものではない。
【0079】本発明の実施例1〜12および比較例1〜
6については、以下に示すようなシリカあるいは樹脂微
粉体を用いた。 粉体A:未処理のシリカ微粉体1を用いた。TEM写真
像観察による個数平均粒径は7nmであった。 粉体A+:粉体Aにシランカップリング剤処理を行っ
た。TEM写真像観察による個数平均粒径は7nmであ
った。 粉体B:未処理のシリカ微粉体2にシランカップリング
剤処理を行った。TEM写真像観察による個数平均粒径
は6nmであった。 粉体C:未処理のシリカ微粉体3にシランカップリング
剤処理、およびシリコーンオイル処理を行った。TEM
写真像観察による個数平均粒径は40nmであった。 粉体C-:シリカ微粉体3にシランカップリング剤処理
のみを行った。TEM写真像観察による個数平均粒径は
40nmであった。 粉体D:未処理のシリカ微粉体4にシランカップリング
剤処理、およびシリコーンオイル処理を行った。TEM
写真像観察による個数平均粒径は120nmであった。 粉体E:樹脂微粒子として、正帯電性のポリメタクリル
酸メチル微粉体を用いた。TEM写真像観察による個数
平均粒径は400nmであった。 粉体F:樹脂微粒子として、負帯電性のポリスチレン微
粉体を用いた。TEM写真像観察による個数平均粒径は
820nmであった。 粉体G:樹脂微粒子として、負帯電性のポリスチレン微
粉体を用いた。TEM写真像観察による個数平均粒径は
平均粒径60nmであった。
【0080】実施例1 イオン交換水700重量部に、0.1M−Na3PO4
溶液450重量部を投入し、50℃に加温した後、TK
式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用いて、10,0
00rpmにて撹拌した。これに1.0M−CaCl2
水溶液70重量部を徐々に添加し、リン酸カルシウム塩
を含む水系媒体を得た。
【0081】一方、 (モノマー)スチレン 170重量部 n−ブチルアクリレート 30重量部 (着色剤)C.I.ピグメントブルー15:3 15重量部 (荷電制御剤)サリチル酸金属化合物 2重量部 (極性樹脂)飽和ポリエステル 20重量部 (酸価10mgKOH/g,ピーク分子量;15,000) (離型剤)ベヘニルステアレート 30重量部 (架橋剤)ジビニルベンゼン 0.3重量部 上記処方を50℃に加温し、TK式ホモミキサー(特殊
機化工業製)を用いて、9000rpmにて均一に溶
解、分散した。これに、重合開始剤2,2’−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)5重量部を溶解
し、重合性単量体組成物を調製した。
【0082】前記水系媒体中に上記重合性単量体組成物
を投入し、50℃,N2雰囲気下において、TK式ホモ
ミキサーにて8000rpmで撹拌し、重合性単量体組
成物を造粒した。
【0083】その後、パドル撹拌翼で撹拌しつつ、2時
間で60℃に昇温し、4時間後、昇温速度40℃/H
r.で80℃に昇温し4時間反応させた。重合反応終了
後、減圧下で残存モノマーを留去し、冷却後、塩酸を加
えリン酸カルシウム塩を溶解させた後、ろ過、水洗、乾
燥をして、重量平均径6.5μmの着色トナー粒子を得
た。
【0084】このトナー粒子100重量部に対し、第1
のシリカとして粉体A+、第2のシリカとして粉体C、
樹脂微粒子として粉体Eを、それぞれ1.2重量部、
0.7重量部、0.05重量部加え、チタン酸ストロン
チウムを1.0重量部加えた後、三井鉱山社製ヘンシェ
ルミキサーを用い、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0085】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0086】実施例2 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、第1のシリカとして粉体
+、第2のシリカとして粉体D、樹脂微粒子として粉
体Eを、それぞれ1.2重量部、0.7重量部、0.0
5重量部加え、チタン酸ストロンチウムを1.0重量部
加えた後、三井鉱山社製ヘンシェルミキサーを用い、実
施例1と同一条件で、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0087】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0088】実施例3 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、第1のシリカとして粉体
+、第2のシリカとして粉体D、樹脂微粒子として粉
体Fを、それぞれ1.2重量部、0.7重量部、0.0
5重量部加え、チタン酸ストロンチウムを1.0重量部
加えた後、三井鉱山社製ヘンシェルミキサーを用い、実
施例1と同一条件で、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0089】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0090】実施例4 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、第1のシリカとして粉体
+、第2のシリカとして粉体D、樹脂微粒子として粉
体Gを、それぞれ1.0重量部、0.5重量部、0.0
3重量部加え、チタン酸ストロンチウムを1.2重量部
加えた後、三井鉱山社製ヘンシェルミキサーを用い、実
施例1と同一条件で、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0091】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0092】実施例5 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、第1のシリカとして粉体
+、第2のシリカとして粉体C、樹脂微粒子として粉
体Gを、それぞれ1.2重量部、0.5重量部、0.0
2重量部加え、チタン酸ストロンチウムを0.5重量部
加えた後、三井鉱山社製ヘンシェルミキサーを用い、実
施例1と同一条件で、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0093】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0094】実施例6 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、第1のシリカとして粉体
B、第2のシリカとして粉体C、樹脂微粒子として粉体
Eを、それぞれ1.2重量部、0.7重量部、0.05
重量部加え、チタン酸ストロンチウムを1.0重量部加
えた後、三井鉱山社製ヘンシェルミキサーを用い、実施
例1と同一条件で、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0095】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0096】実施例7 四つ口フラスコに、窒素置換した水180重量部とポリ
ビニルアルコールの0.2重量%水溶液20重量部を投
入したのちに、スチレン75重量部、アクリル酸−n−
ブチル25重量部、ベンゾイルパーオキサイド3.0重
量部、ジビニルベンゼン0.01重量部を加え、撹拌し
懸濁液とした。この後、フラスコ内を窒素で置換した後
に、80℃に昇温し同温度に10時間保持し重合反応を
行った。該重合体を水洗した後に、温度を65℃に保ち
つつ減圧環境にて乾燥し樹脂を得た。該樹脂を88重量
%、含金属アゾ染料を2重量%、カーボンブラック5重
量%、パラフィンワックス8重量%を固定槽式乾式混合
機により混合し、ベント口を吸引ポンプに接続し吸引し
つつ、二軸押し出し機にて溶融混練を行った。
【0097】この溶融混練物を、ハンマーミルにて粗砕
し1mmメッシュパスのトナー組成物の粗砕物を得た。
さらに、この粗砕物を機械式粉砕機により、体積平均径
20〜30μmまで粉砕を行った後に、旋回流中の粒子
間衝突を利用したジェットミルにて粉砕を行い、表面改
質機において、熱的及び機械的な剪断力により、トナー
組成物を改質し、多段割分級機により、分級を行い重量
平均粒径7.0μmのトナー粒子を得た。
【0098】このトナー粒子100重量部に対し、第1
のシリカとして粉体A+、第2のシリカとして粉体C、
樹脂微粒子として粉体Eを、それぞれ0.7重量部、
0.5重量部、0.07重量部加え、チタン酸ストロン
チウムを1.5重量部加えた後、三井鉱山社製ヘンシェ
ルミキサーを用い、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0099】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0100】実施例8 イオン交換水700重量部に、0.1M−Na3PO4
溶液450重量部を投入し、50℃に加温した後、TK
式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用いて、10,0
00rpmにて撹拌した。これに1.0M−CaCl2
水溶液70重量部を徐々に添加し、リン酸カルシウム塩
を含む水系媒体を得た。
【0101】一方、 (モノマー)スチレン 225重量部 2−エチルヘキシルアクリレート 55重量部 (着色剤)C.I.ピグメントイエロー17 15重量部 (荷電制御剤)サリチル酸金属化合物 2重量部 (極性樹脂)飽和ポリエステル 15重量部 (酸価15mgKOH/g,ピーク分子量;20,000) (離型剤)エステルワックス(融点70℃) 30重量部 (架橋剤)ジビニルベンゼン 0.5重量部 上記処方を50℃に加温し、TK式ホモミキサー(特殊
機化工業製)を用いて、9000rpmにて均一に溶
解、分散した。これに、重合開始剤2,2’−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)5重量部を溶解
し、重合性単量体組成物を調製した。
【0102】前記水系媒体中に上記重合性単量体組成物
を投入し、50℃,N2雰囲気下において、TK式ホモ
ミキサーにて7500rpmで撹拌し、重合性単量体組
成物を造粒した。
【0103】その後、パドル撹拌翼で撹拌しつつ、3時
間で60℃に昇温し、4時間後、80℃に昇温し4時間
反応させた。重合反応終了後、減圧下で残存モノマーを
留去し、冷却後、塩酸を加えリン酸カルシウムを溶解さ
せた後、ろ過、水洗、乾燥をして、重量平均径9.0μ
mの着色粒子を得た。
【0104】このトナー粒子100重量部に対し、第1
のシリカとして粉体A+、第2のシリカとして粉体C、
樹脂微粒子として粉体Eを、それぞれ1.0重量部、
0.5重量部、0.02重量部加え、チタン酸ストロン
チウムを0.3重量部加えた後、三井鉱山社製ヘンシェ
ルミキサーを用い、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0105】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0106】実施例9 イオン交換水700重量部に、0.1M−Na3PO4
溶液450重量部を投入し、50℃に加温した後、TK
式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用いて、10,0
00rpmにて撹拌した。これに1.0M−CaCl2
水溶液70重量部を徐々に添加し、リン酸カルシウム塩
を含む水系媒体を得た。
【0107】一方、 (モノマー)スチレン 75重量部 2−エチルヘキシルアクリレート 5重量部 (着色剤)C.I.ピグメントイエロー17 5重量部 (荷電制御剤)サリチル酸金属化合物 2重量部 (極性樹脂)飽和ポリエステル 5重量部 (酸価15mgKOH/g,ピーク分子量;20,000) (離型剤)エステルワックス(融点70℃) 3重量部 (架橋剤)ジビニルベンゼン 0.5重量部 上記処方を50℃に加温し、TK式ホモミキサー(特殊
機化工業製)を用いて、20,000rpmにて均一に
溶解、分散した。これに、重合開始剤2,2’−アゾビ
ス(2,4−ジメチルバレロニトリル)2重量部を溶解
し、重合性単量体組成物を調製した。
【0108】前記水系媒体中に上記重合性単量体組成物
を投入し、50℃,N2雰囲気下において、TK式ホモ
ミキサーにて20,000rpmで撹拌し、重合性単量
体組成物を造粒した。
【0109】その後、パドル撹拌翼で撹拌しつつ、3時
間で60℃に昇温し、4時間後、80℃に昇温し4時間
反応させた。重合反応終了後、減圧下で残存モノマーを
留去し、冷却後、塩酸を加えリン酸カルシウムを溶解さ
せた後、ろ過、水洗、乾燥をして、重量平均径2.7μ
mの着色粒子を得た。
【0110】このトナー粒子100重量部に対し、第1
のシリカとして粉体A+、第2のシリカとして粉体C、
樹脂微粒子として粉体Eを、それぞれ1.3重量部、
1.0重量部、0.04重量部加え、チタン酸ストロン
チウムを2.0重量部加えた後、三井鉱山社製ヘンシェ
ルミキサーを用い、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0111】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0112】実施例10 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、第1のシリカとして粉体
A、第2のシリカとして粉体C、樹脂微粒子として粉体
Eを、それぞれ1.0重量部、0.5重量部、0.02
重量部加え、チタン酸ストロンチウムを1.0重量部加
えた後、三井鉱山社製ヘンシェルミキサーを用い、実施
例1と同一条件で、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0113】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0114】実施例11 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、第1のシリカとして粉体
+、第2のシリカとして粉体C-、樹脂微粒子として粉
体Eを、それぞれ1.2重量部、0.7重量部、0.0
5重量部加え、チタン酸ストロンチウムを1.0重量部
加えた後、三井鉱山社製ヘンシェルミキサーを用い、実
施例1と同一条件で、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0115】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0116】実施例12 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、第1のシリカとして粉体
+、第2のシリカとして粉体C、樹脂微粒子として粉
体Eを、それぞれ1.0重量部、1.5重量部、0.0
2重量部加え、チタン酸ストロンチウムを1.0重量部
加えた後、三井鉱山社製ヘンシェルミキサーを用い、実
施例1と同一条件で、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0117】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0118】実施例13 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、第1のシリカとして粉体
+、第2のシリカとして粉体C、樹脂微粒子として粉
体Eを、それぞれ1.2重量部、0.7重量部、0.0
5重量部加えた後、三井鉱山社製ヘンシェルミキサーを
用い、実施例1と同一条件で、均一に撹拌して現像剤を
得た。
【0119】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0120】比較例1 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、粉体A+、粉体Eを、そ
れぞれ1.2重量部、0.05重量部加え、チタン酸ス
トロンチウムを1.0重量部加えた後、三井鉱山社製ヘ
ンシェルミキサーを用い、実施例1と同一条件で、均一
に撹拌して現像剤を得た。
【0121】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0122】比較例2 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、粉体C、粉体Eを、それ
ぞれ0.7重量部、0.05重量部加え、チタン酸スト
ロンチウムを1.0重量部加えた後、三井鉱山社製ヘン
シェルミキサーを用い、実施例1と同一条件で、均一に
撹拌して現像剤を得た。
【0123】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0124】比較例3 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、粉体A+、粉体D、粉体
Eを、それぞれ1.0重量部、0.5重量部、1.0重
量部加えた後、三井鉱山社製ヘンシェルミキサーを用
い、実施例1と同一条件で、均一に撹拌して現像剤を得
た。
【0125】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0126】比較例4 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、粉体A+、粉体Dを、そ
れぞれ1.2重量部、0.7重量部加え、チタン酸スト
ロンチウムを1.0重量部加えた後、三井鉱山社製ヘン
シェルミキサーを用い、実施例1と同一条件で、均一に
撹拌して現像剤を得た。
【0127】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0128】比較例5 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、粉体A+、粉体D、粉体
Eを、それぞれ1.0重量部、2.5重量部、0.03
重量部加え、チタン酸ストロンチウムを1.5重量部加
えた後、三井鉱山社製ヘンシェルミキサーを用い、実施
例1と同一条件で、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0129】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0130】比較例6 実施例1と同様にして着色トナー粒子を得た後、このト
ナー粒子100重量部に対し、粉体A+、粉体C、粉体
Fを、それぞれ1.5重量部、1.4重量部、0.02
重量部加え、チタン酸ストロンチウムを1.5重量部加
えた後、三井鉱山社製ヘンシェルミキサーを用い、実施
例1と同一条件で、均一に撹拌して現像剤を得た。
【0131】得られた現像剤の評価結果について、表1
に記した。
【0132】
【表1】
【0133】
【発明の効果】本発明によれば、流動性、長期保存性、
対環境特性、耐久性を損なうことなく、感光体上カブリ
を安定的に低減させた現像剤を提供することができる。
【0134】また、本発明によれば、マシンの高速化、
小型化、長寿命化を達成する現像剤を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】精細部画像の表現性を評価するために用いたパ
ターンである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬籠 道久 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも結着樹脂及び着色剤を含むト
    ナーと、シリカ微粉体と、樹脂微粒子とを少なくとも有
    する静電荷像現像用現像剤であって、 シリカ微粉体は2種類の個数平均粒径の異なるものの混
    合物であって、トナー粒子に対して0.1〜3.0重量
    %存在し、 樹脂微粒子はトナー粒子に対して0.01〜0.1重量
    %存在し、 粒径の小さい第1のシリカ微粉体の個数平均粒径が15
    nm未満であり、 粒径の大きい第2のシリカ微粉体の個数平均粒径が15
    nm〜150nmであり、 2種のシリカのうち、粒径の大きいシリカ微粉体の個数
    平均粒径と樹脂微粒子の個数平均粒径の比が、1:0.
    05〜20であることを特徴とする静電荷像現像用現像
    剤。
  2. 【請求項2】 第1のシリカ微粉体が、第2のシリカ微
    粉体よりも重量換算で多く含まれることを特徴とする請
    求項1に記載の静電荷像現像用現像剤。
  3. 【請求項3】 第1のシリカ微粉体はシランカップリン
    グ剤で処理されており、且つ、第2のシリカ微粉体はシ
    ランカップリング剤およびシリコーンオイルで処理され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の静電荷
    像現像用現像剤。
  4. 【請求項4】 樹脂微粒子はトナーと逆の極性を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の静
    電荷像現像用現像剤。
  5. 【請求項5】 チタン酸複合酸化物をトナー粒子に対し
    て0.01〜3.0重量%含むことを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の静電荷像現像用現像剤。
  6. 【請求項6】 トナー粒子は懸濁重合法で得られ、且つ
    その重量平均粒径(D4)が3〜8μmであることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の静電荷像現
    像用現像剤。
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