JPH11181009A - ポリテトラフルオロエチレンの棒状微粒子を含む水性分散液の製造方法 - Google Patents

ポリテトラフルオロエチレンの棒状微粒子を含む水性分散液の製造方法

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JPH11181009A
JPH11181009A JP36562297A JP36562297A JPH11181009A JP H11181009 A JPH11181009 A JP H11181009A JP 36562297 A JP36562297 A JP 36562297A JP 36562297 A JP36562297 A JP 36562297A JP H11181009 A JPH11181009 A JP H11181009A
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aqueous dispersion
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polymer
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Hiroki Kamiya
浩樹 神谷
Kimiaki Kashiwagi
王明 柏木
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】繊維などの加工に有用なPTFE棒状微粒子を
含む水性分散液の効率よい製造方法の提供。 【解決手段】(CF2 C(OCF2 CF2 CF2 CO2
NH4 )F)n の構造を有する高分子量界面活性剤を添
加した水性媒体中でTFEを重合して、平均アスペクト
比が2以上のPTFE棒状微粒子を含む水性分散液を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリテトラフルオ
ロエチレン(以下、PTFEという)の棒状微粒子を含
む水性分散液の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テトラフルオロエチレン(以下、TFE
という)の水性分散重合により、棒状微粒子のPTFE
が生成することは公知である(特開昭49−2758
7)。また、光学的複屈折性を示すこのようなPTFE
棒状微粒子を含む水性分散液の製造方法、およびそれか
ら直接製造される白色繊維の製造方法も公知である(特
開昭63−81104)。
【0003】PTFE棒状微粒子を含む水性分散液は、
PTFEの紡糸時に粒子配向が促進されて得られるPT
FE糸強度が高くなる、ガラスクロスに浸漬しPTFE
微粒子をガラスクロスに付着させて焼付けをする場合に
ガラスクロスへのPTFEの付着量を多くできる、など
の利点がある。
【0004】しかし、PTFE棒状微粒子を含む水性分
散液を得るためには、臨界ミセル濃度以上、たとえば水
に対して界面活性剤濃度1重量%の高濃度でTFEを重
合しており、得られるPTFEに対して多量の界面活性
剤を要した。また、繊維などに成形加工したPTFEに
界面活性剤が残存し、成形物が着色するなどの問題があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、繊維などの
加工に有用なPTFE棒状微粒子を含む水性分散液を効
率よく製造する方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、水性分散重
合時に界面活性剤として作用する、特定の含フッ素重合
体の存在下に、TFEを重合することにより、アスペク
ト比の大きいPTFE棒状微粒子を含む水性分散液を製
造する方法を提供する。
【0007】すなわち、本発明は、式1で表される重合
単位からなる重合体、または、式1で表される重合単位
と式2で表される重合単位からなる共重合体(ただし、
全重合単位に対する式1で表される重合単位は40モル
%以上)、の存在下でテトラフルオロエチレンを重合す
ることを特徴とする、平均アスペクト比が2以上のポリ
テトラフルオロエチレンの棒状微粒子を含む水性分散液
の製造方法である。ただし、式1においてRf は炭素数
1〜6のペルフルオロアルキレン基、Mはアルカリ金属
イオンまたはアンモニウムイオンであり、式2において
Xはフッ素原子または塩素原子である。
【0008】
【化2】 −CF2 CFX− ・・・式2
【0009】以下、「式1で表される重合単位からなる
重合体」と「式1で表される重合単位と式2で表される
重合単位からなる共重合体(ただし、全重合単位に対す
る式1で表される重合単位は40モル%以上)」とをま
とめて「特定含フッ素重合体」という。
【0010】特定含フッ素重合体としては、−COOM
を官能基として有する重合単位とTFEまたはクロロト
リフルオロエチレン(以下、CTFEという)のいずれ
かから選ばれる含フッ素オレフィンに基づく重合単位を
含む重合体が用いられ、また−COOMを官能基として
有する重合単位のみを含む重合体も用いられる。
【0011】ここで、−COOMを官能基として有する
重合単位中のRf は、直鎖または分岐構造であり、炭素
数1〜6のペルフルオロアルキレン基である。また、エ
ーテル酸素などのヘテロ原子を含んでもよい。好ましい
f は、ペルフルオロトリメチレン基(−CF2 CF2
CF2 −)である。Mはリチウムイオン、ナトリウムイ
オン、カリウムイオンなどのアルカリ金属イオンまたは
アンモニウムイオンでり、アンモニウムイオンが好まし
い。
【0012】式1で表される重合単位と式2で表される
重合単位との合計に対する式1で表される重合単位の割
合が40モル%以上である。40モル%未満では、特定
含フッ素重合体の水溶性が低下する。好ましくは50モ
ル%以上である。
【0013】特定含フッ素重合体の分子量は、2000
〜100000であることが好ましい。分子量が小さい
と生成するPTFE粒子の平均アスペクト比は2未満と
なりやすく、分子量が大きすぎると水に対する溶解性が
低下しPTFE水性分散液の安定性が低下し、PTFE
濃度を上げられない不都合がある。好ましくは、300
0〜10000である。
【0014】特定含フッ素重合体は、式1で表される重
合単位を形成しうる含フッ素ビニル単量体とTFEもし
くはCTFEとのラジカル共重合、または、式1で表さ
れる重合単位を形成しうる含フッ素ビニル単量体単独の
ラジカル重合によって製造される。また、−COOMの
代わりに−COOHもしくは−COOR(Rはアルキル
基など)を有する含フッ素ビニル単量体をラジカル重合
し、得られた重合体中の−COOHを中和すること、も
しくは−COORを加水分解した後中和することなどに
より−COOMを有するする重合体が製造される。
【0015】重合開始剤としては、一般的なラジカル開
始剤である有機過酸化物、無機過酸化物を使用できる。
特定含フッ素重合体の分子量は重合開始剤の使用量によ
り調整できる。通常、含フッ素ビニル単量体とTFEま
たはCTFEとのラジカル共重合は、1〜20kg/c
2 Gで、含フッ素ビニル単量体単独の重合は、0〜5
kg/cm2 Gの圧力で行われる。
【0016】本発明のPTFEを含む水性分散液は、特
定含フッ素重合体を界面活性剤として少量用い、通常の
水性分散重合の方法によって製造される。重合は通常5
0〜120℃で行われる。
【0017】重合開始剤はビス(3−カルボキシプロピ
オニル)ペルオキシドHOC(=O)CH2 CH2
(=O)OOC(=O)CH2 CH2 C(=O)OH、
ビス(4−カルボキシブチリル)ペルオキシドHOC
(=O)CH2 CH2 CH2 C(=O)OOC(=O)
CH2 CH2 CH2 C(=O)OHなどの有機過酸化物
または過硫酸アンモニウム過硫酸カリウムなどの無機過
酸化物が単独でまたは併用して用いられる。また、亜硫
酸ナトリウムなどの還元剤と共用したレドックス系重合
開始剤も使用できる。
【0018】特定含フッ素重合体の使用量は、安定した
水性分散液を効率よく製造するために、水性媒体として
用いる水に対して0.03〜0.5重量%が好ましく、
0.05〜0.4重量%がより好ましい。
【0019】TFE重合は、通常6〜40kg/cm2
GのTFE自体の圧力にて行われる。本発明によるPT
FEは、TFEの単独重合体であることが好ましいが、
溶融成形可能とならない程度の少量のコモノマーが共重
合されたものであってもよい。コモノマーとしては、ペ
ルフルオロ(アルキルビニルエーテル)、ヘキサフルオ
ロプロピレン、CTFE、(ペルフルオロアルキル)エ
チレンなどが挙げられる。これらのコモノマーに基づく
重合単位は0.5重量%以下が好ましい。
【0020】TFE重合は、通常生成PTFE濃度が1
0重量%に至った時点でTFEなどの単量体を系外にを
放出し撹拌を停止し終了する。15重量%以上にする
と,棒状微粒子が不安定となりやすく、凝集、疎水化
し、安定な水性分散液を得ることができにくい。
【0021】PTFE微粒子のアスペクト比とは、PT
FE微粒子分散体を電子顕微鏡で観察し、無作為に抽出
した50個以上の粒子につき画像処理を行って長径と短
径を測定し、その比の平均値である。本発明によるPT
FE棒状微粒子は、実質的にすべての棒状微粒子アスペ
クト比2以上の形状の粒子であることが好ましいが、小
さいアスペクト比の粒子が存在していても、平均が2以
上であればよい。
【0022】平均2未満では、その微粒子の紡糸時に粒
子配向が促進されにくく得られるPTFE糸強度が低く
なり、また、、ガラスクロスに浸漬しPTFE微粒子を
ガラスクロスに付着させて焼付けをする場合にガラスク
ロスへの付着量を多くできにくい。また、平均10超で
は粒子間のからみが発生し、その粒子を含む水性分散液
がゲル状となりやすく、安定な水性分散液が得られにく
い。PTFE棒状微粒子の平均短径の大きさは0.01
〜0.3μmの範囲が好ましい。
【0023】本発明のPTFE棒状微粒子を含む水性分
散液は、繊維などの用途に好適に用いられる。たとえ
ば、水性分散液を塩化カルシウムなどの塩析剤の溶液に
押し出したり、ビスコースや、アルギン酸ソーダまたは
アクリル酸ソーダの溶液に水性分散液を添加し、同様に
凝析剤中に押し出したりして紡糸できる。得られた繊維
は、焼成し、延伸する公知の方法でPTFE繊維となし
うる。粒子が棒状の形態であるため紡糸時に粒子の配向
が起こりやすく、最終的に得られる繊維強度が向上す
る。
【0024】また、繊維などにおいては、特定含フッ素
重合体である界面活性剤成分がPTFE粒子間の接着性
を増加させることも考えられ、通常の低分子量界面活性
剤を多量に用いて得た棒状微粒子形状を有するPTFE
と比べても繊維強度が向上する。
【0025】
【実施例】以下、本発明を参考例(例1、例2)、実施
例(例3、例4、例5)、比較例(例6、例7)によっ
て説明する。
【0026】[例1]CF2 =CFOCF2 CF2 CF
2 CO2 CH3 の306gを撹拌機付き500mlオー
トクレーブに仕込み、系内を窒素にて置換し内圧1kg
/cm2 Gにした。ビス(ペルフルオロブチリル)ペル
オキシドCF3 CF2 CF2 C(=O)OOC(=)C
2 CF2 CF3 5重量%の1,3−ジクロロ−1,
1,2,2,3−ペンタフロロプロパン(以下、HCF
C225という)溶液86gを添加し、内温を40℃に
昇温、重合反応させた。5.5時間後、内圧が1.8k
g/cm2 Gまで上昇し、その後、内圧の上昇はみられ
なくなり、重合終了とした。重合終了後、減圧にてHC
FC225を留去、さらに加熱し、減圧下にてCF2
CFOCF2 CF2 CF2 CO2 CH3 を留去した。
【0027】得られたCF2 =CFOCF2 CF2 CF
2 CO2 CH3 単独重合体の分子量は、GPC法により
測定した結果約4500であった。この重合体10gに
イオン交換水を30ml添加、110℃にて加水分解
し、さらに、29%アンモニア水溶液2.5gにてアン
モニウム塩とし、過剰のアンモニアおよび水を留去し
て、(CF2 C(OCF2 CF2 CF2 CO2 NH4
F)n の構造を有する特定含フッ素重合体(以下、界面
活性剤1という)を得た。
【0028】[例2]CF2 =CFOCF2 CF2 CF
2 CO2 CH3 の220g、ビス(ペルフルオロブチリ
ル)ペルオキシド5重量%のHCFC225溶液3gを
撹拌機付き200mlオートクレーブに仕込み、系内を
窒素にて置換した。この系を液体窒素にて冷却、脱気し
た後、TFE9gを導入し、内圧2.5kg/cm2
にした。さらに内温を40℃に昇温、重合反応させた。
3.0時間後、内圧が1.2kg/cm2 Gまで下降
し、その後、内圧の下降はみられなくなり、重合終了と
した。重合終了後、TFEをパージし、減圧にてHCF
C225を留去、さらに加熱し、減圧下にてCF2 =C
FOCF2 CF2 CF2 CO2 CH3 を留去した。
【0029】得られたCF2 =CFOCF2 CF2 CF
2 CO2 CH3 とTFEとの共重合体をF−NMR法に
より分析した結果、(CF2 =CFOCF2 CF2 CF
2 CO2 CH3 に基づく重合単位)/(TFEに基づく
重合単位)は1/1(モル比)の組成であった。また、
この重合体の分子量をGPC法により測定した結果、約
8700であった。
【0030】この重合体13gにイオン交換水を30m
l添加、100℃にて加水分解し、さらに29%アンモ
ニア水溶液2.5gにてアンモニウム塩とし、過剰のア
ンモニアおよび水を留去して、((CF2 CF)0.5
(CF2 C(OCF2 CF2 CF2 CO2 NH4 )F)
o.5n の構造を持つ特定含フッ素重合体(以下、界面
活性剤2という)を得た。
【0031】[例3]脱イオン水634g、界面活性剤
1の0.254g、パラフィンワックス7.9gを10
00mlオートクレーブに仕込み、系内をTFEにて置
換した。内温を65℃にしTFEにて16kg/cm2
Gに昇圧した。0.5重量%ビス(3−カルボキシプロ
ピオニル)ペルオキシド水溶液10mlを圧入し、重合
を開始した。内圧の低下を補うようにTFEを導入しな
がら、重合を継続した。TFEを70g添加した時点
で、0.462gの界面活性剤1を15mlの水に溶解
して圧入し、重合を継続し、TFEを90g添加した時
点で、TFEをパージし、オートクレーブを冷却し重合
を停止した。
【0032】得られた水性分散液の固形分は12.8重
量%であった。得られた水性分散液の電子顕微鏡写真か
らPTFE棒状微粒子を無作為に50個を抽出し、画像
処理によって求めたその平均アスペクト比は4.8であ
った。平均短径は0.14μmであった。この分散体の
透過型電子顕微鏡写真を図1に示す。
【0033】[例4]初期仕込に用いる界面活性剤を界
面活性剤2の0.418gに変更し、TFEを30g添
加したところで添加する界面活性剤を界面活性剤2の
0.761gとし、TFEを60g添加したところで重
合終了する以外は例3と同様に重合を行った。得られた
水性分散液の固形分は8.57重量%であった。PTF
E棒状微粒子の平均アスペクト比は10.8であり、平
均短径は0.067μmであった。この分散体の透過型
電子顕微鏡写真を図2に示す。
【0034】得られた水性分散液を注射器で5重量%C
aCl2 水溶液に添加して製造したPTFE繊維は高い
光学的複屈折性を示し、配向した繊維が得られたことを
示した。また、この凝固糸を370℃で1分間加熱した
後の繊維強度は0.35g/デニールであった。
【0035】[例5]初期仕込に用いる界面活性剤を界
面活性剤2の3.53gに変更し、TFEを12g添加
したところでさらに界面活性剤を添加することなく重合
終了する以外は例3と同様に重合を行った。得られた水
性分散液の固形分は1.85重量%であった。PTFE
棒状微粒子はアスペクト比がきわめて大きい針状粒子と
なり、粒子1個1個を特定できず、平均アスペクト比は
10以上であった。平均短径は0.023μmであっ
た。この分散体の透過型電子顕微鏡写真を図3に示す。
【0036】[例6]界面活性剤としてペルフルオロオ
クタン酸アンモニウムを3.53g用いる以外は例3と
同様に重合を行った。PTFE微粒子の平均アスペクト
比1.3であった。得られた水性分散液から例4と同様
にして製造したPTFE繊維には光学的複屈折性は見ら
れず、加熱後の繊維強度も0.16g/デニールであっ
た。
【0037】[例5]初期仕込に用いる界面活性剤をペ
ルフルオロオクタン酸アンモニウム8gに変更し、TF
E40g添加したところで重合終了する以外は例3と同
様に重合を行った。得られた水性分散液の固形分10.
6重量%であった。PTFE微粒子は例5と同様にアス
ペクト比がきわめて大きい針状粒子となった。得られた
水性分散液から例4と同様にして製造したPTFE繊維
は光学的複屈折性を示したが、繊維強度は0.27g/
デニールであった。
【0038】
【発明の効果】界面活性剤として特定含フッ素重合体を
用いることにより、少量の界面活性剤でアスペクト比の
大きいPTFE棒状微粒子を効率よく製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】例1のPTFE分散体の透過型電子顕微鏡写
真。
【図2】例2のPTFE分散体の透過型電子顕微鏡写
真。
【図3】例3のPTFE分散体の透過型電子顕微鏡写
真。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式1で表される重合単位からなる重合体、
    または、式1で表される重合単位と式2で表される重合
    単位からなる共重合体(ただし、全重合単位に対する式
    1で表される重合単位は40モル%以上)、の存在下で
    テトラフルオロエチレンを重合することを特徴とする、
    平均アスペクト比が2以上のポリテトラフルオロエチレ
    ンの棒状微粒子を含む水性分散液の製造方法。ただし、
    式1においてRf は炭素数1〜6のペルフルオロペルフ
    ルオロアルキレン基、Mはアルカリ金属イオンまたはア
    ンモニウムイオンであり、式2においてXはフッ素原子
    または塩素原子である。 【化1】 −CF2 CFX− ・・・式2
  2. 【請求項2】式1で表される重合単位からなる重合体、
    または、式1で表される重合単位と式2で表される重合
    単位からなる共重合体、の分子量が、2000〜100
    000である請求項1記載の水性分散液の製造方法。
  3. 【請求項3】式1で表される重合単位からなる重合体、
    または、式1で表される重合単位と式2で表される重合
    単位からなる共重合体、の使用量が、水に対して0.0
    3〜0.5重量%である請求項1記載の水性分散液の製
    造方法。
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