JPH11180885A - 抗アレルギー性皮膚外用剤 - Google Patents
抗アレルギー性皮膚外用剤Info
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- JPH11180885A JPH11180885A JP9365252A JP36525297A JPH11180885A JP H11180885 A JPH11180885 A JP H11180885A JP 9365252 A JP9365252 A JP 9365252A JP 36525297 A JP36525297 A JP 36525297A JP H11180885 A JPH11180885 A JP H11180885A
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Abstract
線,酸化的ストレス,炎症等により生じる皮膚傷害を良
好に防止又は改善し得る、抗アレルギー性皮膚外用剤を
得る。 【解決手段】 ゴマ,レンギョウ,シナレンギョウ,チ
ョウセンレンギョウ,チョウセンゴミシ,マツブサ,エ
ンジュ,イヌエンジュ,ハネミイヌエンジュ,シャジク
ソウ属に属する植物,ハリエンジュ属に属する植物,レ
ンゲソウ,ソバ,ダッタンソバ,シャクチリソバ,ウラ
ジロガシ以外のコナラ属に属する植物,ヤマモモ及びシ
ロヤマモモの各抽出物より選ばれる1種又は2種以上
を、外用剤基剤に含有させる。
Description
ー作用を有し、さらに紫外線,酸化的ストレス,炎症等
により生じる皮膚傷害を良好に防止又は改善し得る皮膚
外用剤に関する。さらに詳しくは、ゴマ,レンギョウ等
特定の植物の抽出物の1種又は2種以上を含有して成る
抗アレルギー性皮膚外用剤に関する。
質の影響をはじめ、社会生活におけるストレスの増大等
により、蕁麻疹,接触性皮膚炎,アトピー性皮膚炎な
ど、アレルギー反応,特にI型アレルギー反応の関与す
る皮膚疾患が増加している。これらアレルギー性皮膚疾
患の治療においては、肥満細胞の細胞膜安定化作用を有
する薬物、ケミカルメディエーターの産生又は遊離を抑
制する薬物、或いはケミカルメディエーターに対し拮抗
作用を有する薬物等の抗アレルギー薬、抗コリン薬,抗
ヒスタミン薬,キサンチン系薬,交感神経刺激薬,ステ
ロイド薬等の対症療法的薬物の適用が検討されている。
作用が穏和で、日常的な皮膚の手入れにも使用できるよ
うな抗アレルギー剤の需要も高く、また天然指向の向上
も相まって、植物起源の抗アレルギー剤のスクリーニン
グも盛んに行われており、ウラジロガシ(特開平6−2
39757),エンゴサク(特開平7−10764),
ウルシ科植物(特開平7−10765),ハイビスカス
(特開平9−87188),ザクロ(特開平9−110
710),イヌカタヒバ(特開平9−263526)等
の抽出物が有効成分として開示されている。
は、局所刺激性,粘膜刺激性等を有したり、抗ヒスタミ
ン薬に代表されるように、眠気を催すといった副作用を
有するものが存在していた。また、植物起源の抗アレル
ギー剤の中には、十分な作用効果が得られなかったり、
特有の色や臭いを有し、製剤化において支障となるもの
も少なくなく、一定した品質のものが得られにくいとい
った問題点があった。
は、少量の適用で優れた抗アレルギー作用を示し、さら
に日常的な皮膚の手入れにも用いることのできる低刺激
性の抗アレルギー性皮膚外用剤を得ることを目的とし
た。
め、本発明者は少量の配合で十分な抗アレルギー作用を
発揮することができ、しかも作用が穏和で、皮膚刺激性
等の好ましくない作用のない有効成分の検索を行った。
その結果、ゴマ,レンギョウ等特定の植物の抽出物が有
効な効果を発揮し得ることを見いだし、それらを皮膚外
用剤に応用することにより、本発明を完成するに至っ
た。
m indicum L.),レンギョウ(Forsythia suspensa Vah
l.),シナレンギョウ(F.viridissima Lind.),チョ
ウセンレンギョウ(F.koreana Nakai),チョウセンゴ
ミシ(Schisandra chinensisBaill.),マツブサ(S.ni
gra Maxim.),エンジュ(Sophora japonica L.),イ
ヌエンジュ(Maackia amurensis Rupr. var. buergeri
Schneid.),ハネミイヌエンジュ(M.floribunda Taked
a),シャジクソウ(Trifolium)属に属する植物,ハリ
エンジュ(Robinia)属に属する植物,レンゲソウ(Ast
ragalus sinicus L.),ソバ(Fagopyrum esculentum M
oench.),ダッタンソバ(F.tataricumGaertn.),シャ
クチリソバ(F.cymosum Meisn.),ウラジロガシ以外の
コナラ(Quercus)属に属する植物,ヤマモモ(Myrica
rubra Sieb. et Zucc.)及びシロヤマモモ(M.cerifera
L.,M.carolinensis Mill.)の各抽出物より選ばれる
1種又は2種以上を、皮膚外用剤基剤に含有させて成
る。
ー反応に対し優れた抑制作用を示し、I型アレルギー反
応の関与する蕁麻疹,接触性皮膚炎,アトピー性皮膚炎
などの皮膚疾患症状を改善し得る。さらに、紫外線,酸
化的ストレス,炎症等により生じる皮膚傷害を良好に防
止又は改善することもできた。本発明に係る皮膚外用剤
の作用機序については明確ではないが、その一因とし
て、c-Jun N-terminal kinase(JNK),p38 MAP kin
ase等のMAPキナーゼファミリーに対し阻害作用を示
し、肥満細胞におけるヒスタミン等のケミカルメディエ
ーター遊離に至るシグナル伝達や、炎症反応におけるシ
グナル伝達を抑制することが寄与しているものと推測さ
れた。
ために用いる植物のひとつであるゴマ(Sesamum indicu
m L.)は、生薬「ゴマ油(Oleum Sesami)」の基原植物
であり、ゴマ科に属するアフリカ原産の一年草で、熱帯
及び温帯の各地で栽培される。
l.)は、生薬「レンギョウ(Forsythiae Fructus)」の
基原植物であり、モクセイ科に属する中国原産の落葉低
木である。近縁植物であるシナレンギョウ(F.viridiss
ima Lind.)及びチョウセンレンギョウ(F.koreana Nak
ai)も用いることができる。
nsis Baill.)は、生薬「ゴミシ」(Schisandrae Fruct
us)の基原植物であり、マツブサ科に属する蔓性落葉木
本で、東南アジアの温帯に自生する。近縁植物であるマ
ツブサ(S.nigra Maxim.)も用いることができる。
は、生薬「カイカ(Sophorae Flos)」の基原植物で、
マメ科に属する中国原産の落葉高木である。類似植物の
イヌエンジュ(Maackia amurensis Rupr. var. buerger
i Schneid.)及びハネミイヌエンジュ(M.floribunda T
akeda)も用いられる。
クソウ(Trifolium)属に属する植物としては、アレキ
サンドリアンクローバー(T.alexandrinum L.),ツメ
クサダマシ(T.fragiferum L.),タチオランダゲンゲ
(T.hybridum L.),ベニバナツメクサ(T.incarnatum
L.),シャジクソウ(T.lupinaster L.),アカツメク
サ(T.pratense L.),シロツメクサ(T.repens L.),
ラジノクローバー(T.repens L. var. giganteum),ク
ロバツメクサ(T.repens L. var. nigricans),サブク
ローバー(T.subterraneum L.)等が挙げられる。これ
らはマメ科に属する一年草又は多年草で、世界の温帯地
域に広く分布している。
ジュ(Robinia)属に属する植物としては、ニセアカシ
ア(ハリエンジュ)(R.pseudo-acacia L.)及びトゲナ
シニセアカシア(R.pseudo-acacia L. var. inermis D
C.)が挙げられる。また、類似植物であるムレスズメ
(Caragana sinica Rehd.)(Robinia sinica Buc'ho
z)も用いることができる。これらはマメ科に属し、北
米及び中米又は中国を原産地とする落葉高木又は落葉低
木である。
L.)は、中国原産のマメ科の越年草であり、全国的に分
布する。
h.)は、果実中の胚乳をソバ粉として食用に供するタデ
科の一年草であり、わが国各地で栽培される。近縁植物
であるダッタンソバ(F.tataricum Gaertn.),シャク
チリソバ(F.cymosum Meisn.)も用いられる。
外のコナラ(Quercus)属に属する植物としては、アカ
ガシ(Q.acuta Thunb.),クヌギ(Q.acutissima Carrt
h.),ホワイトオーク(Q.alba L.),ナラガシワ(Q.a
liena Bl.),スワンプホワイトオーク(Q.bicolor Wil
ld.),ターキーオーク(Q.cerris L.),モールオーク
(Q.chrysolepis Liebm.),カシワ(Q.dentata Thun
b.),シンオーク(Q.gambelii Nutt.),イチイガシ
(Q.gilva Bl.),アラカシ(Q.glauca Thunb.),ホー
リーオーク(Q.ilex L.),ルコンベオーク(Q.lucombe
ana Sweet),オキナワウラジロガシ(Q.miyagii Koid
z.),モンゴリナラ(Q.mongolica Fish.var. mongolic
a),ミズナラ(Q.mongolica Fish. var. grosseserrat
a Rehd. et Wils.),シラカシ(Q.myrsinaefolia B
l.),ウバメガシ(Q.phillyraeoidesA.Gray),チェス
トナッツオーク(Q.prinus L.),コーモンオーク(Q.r
oburL.),ヒマラヤブラウンオーク(Q.semicarpifolia
Sm.),コナラ(Q.serrataMurray),ツクバネガシ
(Q.sessilifolia Bl.),コルクガシ(Q.suber L.),
アベマキ(Q.variabilis Bl.)等が挙げられる。これら
はブナ科に属する常緑又は落葉の高木又は低木で、主と
して北半球の温帯から熱帯に分布する。
ca rubra Sieb. et Zucc.)は、ヤマモモ科に属する常
緑高木で、暖地に自生する。同属のシロヤマモモ(M.ce
rife ra L.,M.carolinensis Mill.)も用いることがで
きる。
実,茎,根,地下茎等いずれの部位を用いてもよく、全
草又は全木を用いてもよい。これらの各部位は、生のま
ま抽出操作に供してもよいが、抽出効率を考えると、細
切,乾燥,粉砕等の処理を行った後抽出を行うことが好
ましい。抽出は、抽出溶媒に浸漬して行う。抽出効率を
上げるため攪拌を行ったり、抽出溶媒中でホモジナイズ
することもできる。抽出温度としては、5℃〜抽出溶媒
の沸点以下の温度とするのが適切であり、抽出時間とし
ては、4時間〜2週間程度である。
エタノール,プロパノール,イソプロパノール等の低級
アルコール、1,3-ブチレングリコール,プロピレングリ
コール,ジプロピレングリコール等の多価アルコール、
エチルエーテル,プロピルエーテル等のエーテル類、酢
酸エチル,酢酸ブチル等のエステル類、アセトン,エチ
ルメチルケトン等のケトン類などの極性の高い有機溶媒
を用いることができ、これらより1種又は2種以上を選
択して用いる。また、生理食塩水,リン酸緩衝液,リン
酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。
剤に添加できるが、濃縮,乾固したものを水や極性溶媒
に再度溶解したり、或いは本発明の効果を損なわない範
囲で脱色,脱臭,脱塩等の精製処理を行った後に添加し
てもよい。また保存のためには、濃縮,精製処理の後凍
結乾燥等し、用時に溶媒に溶解させて用いることが好ま
しい。本発明においては、上記の植物の各抽出物より1
種又は2種以上を選択して用いる。皮膚外用剤への配合
量としては、これら植物の粗抽出物の状態で、0.00
1〜10重量%程度が適切である。
抗アレルギー剤,抗炎症剤,活性酸素消去剤,美白剤,
皮膚細胞賦活剤,殺菌剤の他、油類,界面活性剤,保湿
剤,紫外線吸収剤,粉体,香料,防腐剤等、一般的な外
用剤及び化粧料用原料をも含有させることができる。
剤,乳剤,ゲル剤,クリーム剤,軟膏等の剤型で提供す
ることができ、さらに化粧水,乳液,クリーム,パック
等の皮膚化粧料、メイクアップベースローション,メイ
クアップベースクリーム,液状又はクリーム状或いは軟
膏型のファンデーション,アイカラー,チークカラーと
いったメイクアップ化粧料、ハンドクリーム,レッグク
リーム,ボディローション等の身体用化粧料などとして
も提供することができる。
詳細に説明する。まず、以下の実施例において皮膚外用
剤に含有させた植物抽出物の調製例を示す。
エチルエーテル750ml中10℃にて48時間攪拌抽
出を行った。抽出液を分取後ろ過し、溶媒を減圧留去し
て、得られた濃縮乾固物をエタノール100mlに溶解
した。
物 レンギョウ(Forsythia suspensa Vahl.)の花,葉及び
果実各300gを細切し、メタノール1,500mlに
浸漬して、15℃で14日間静置した。抽出液を分取後
ろ過し、溶媒を減圧留去して、得られた濃縮乾固物を5
0容量%エタノール水溶液100mlに溶解した。
ル抽出物 チョウセンゴミシ(Schisandra chinensis Baill.)の
果実500gを乾燥後粉砕し、酢酸エチル500ml中
20℃で10時間攪拌抽出した。抽出液をろ過後、ろ液
より溶媒を減圧留去し、エタノールに溶解して再結晶さ
せ、乾燥した。
50gを50容量%エタノール750ml中にて10℃
でホモジネートし、続いて6時間攪拌抽出した後遠心分
離して上清を分取し、1/5容量となるまで減圧濃縮し
た。
抽出物 シャジクソウ(Trifolium.lupinaster L.)全草500
gを細切し、熱エタノール1,000ml中に浸漬して
4時間抽出した。ろ過して抽出液を回収し、減圧濃縮し
て得た乾固物を50容量%1,3-ブチレングリコール水溶
液200mlに溶解した。
300gを熱水500ml中でホモジネートし、6時間
攪拌抽出を行った。遠心分離後上清を濃縮乾固し、精製
水200mlに再度溶解した。
精製水2,000mlに25℃で5日間浸漬し、抽出液
を回収後減圧濃縮した。得られた濃縮物を20容量%グ
リセリン水溶液300mlに溶解した。
出物 ニセアカシア(Robinia pseudo-acacia L.)の花及び葉
各500gを生理食塩水1,000ml中にて5℃でホ
モジネートし、96時間攪拌抽出を行った。抽出液を遠
心分離後、上清を回収した。
出物 レンゲソウ(Astragalus sinicus L.)の全草500g
を20mMリン酸緩衝液(pH=7.2)1,000m
l中にて10℃でホモジネートし、72時間攪拌抽出を
行った。抽出液を遠心分離後、上清を回収した。
水抽出物 ソバ(Fagopyrum esculentum Moench.)の葉500gを
20mMリン酸緩衝生理食塩水1,000ml中にて2
0℃でホモジネートし、24時間攪拌抽出を行った。抽
出物を遠心分離後、上清を5,000mlの精製水に対
し20℃で48時間透析し、次いで濃縮後凍結乾燥し
た。
を細切し、エタノール750ml中に浸漬して10℃で
72時間攪拌抽出した。ろ過して抽出液を回収し、溶媒
を減圧留去して得られた固形分を精製水で洗浄後、乾燥
して粉末化した。
切し、エタノール750ml中に浸漬して10℃で72
時間攪拌抽出した。ろ過して抽出液を回収し、溶媒を減
圧留去して得られた固形分を精製水で洗浄後、乾燥して
粉末化した。
切し、エタノール750ml中に浸漬して10℃で72
時間攪拌抽出した。ろ過して抽出液を回収し、溶媒を減
圧留去して得られた固形分を精製水で洗浄後、乾燥して
粉末化した。
コール抽出物 ヤマモモ(Myrica rubra Sieb. et Zucc.)の樹皮及び
葉各300gを細切し、プロピレングリコール1,00
0ml中に浸漬して、25℃で10時間攪拌抽出した。
ろ過して抽出液を回収し、活性炭処理した。
の処方を示す。
し、70℃に保つ。一方、(7)〜(10)の水相成分を混
合,加熱して均一とし、70℃とする。この水相成分に
前記油相成分を攪拌しながら徐々に添加して乳化し、冷
却した後40℃にて(11),(12)を添加,混合する。
を溶解させて添加し、次いで(3)を加えて増粘させ、(8)
を添加,溶解する。
熱する。一方、(8)〜(13)の水相成分を混合,溶解して
75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相成分を
添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化
し、冷却する。
75℃に加熱する。一方、(5)及び(6)の水相成分を混
合,溶解して75℃に加熱し、これに前記油相成分を添
加して乳化し、冷却後40℃にて(7)〜(9)を添加,混合
する。
する。
0℃に加熱した(4)に攪拌しながら徐々に添加する。こ
れをあらかじめ混合し70℃に加熱溶解した(1)〜(3)に
均一に分散し、これに(7)〜(10)を(11)の残部に溶解し
て70℃に加熱したものを攪拌しながら添加し、ホモミ
キサーにて乳化する。冷却後、40℃にて(12)を添加,
混合する。
均一とする。一方(5)〜(7)の水相成分を混合し、75℃
に加熱,溶解して均一とし、これに(8)〜(10)の顔料を
添加し、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水相
成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて乳化し
た後冷却し、40℃にて(11)〜(13)を添加,混合する。
均一とする。一方(6)〜(9)の水相成分を混合し、75℃
に加熱,溶解して均一とし、これに(10)〜(14)の顔料を
添加し、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水相
成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて均一に
乳化した後冷却し、40℃にて(15)〜(17)を添加,混合
する。
熱する。一方、(7)〜(12)の水相成分を混合,溶解して
75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相成分を
添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化
して冷却し、40℃にて(13)を添加,混合する。
施例5について抗炎症作用,抗アレルギー作用及び肌荒
れ改善作用を評価した。その際、各実施例においてそれ
ぞれ含有する各調製例の植物抽出物を、表1に示すよう
に代替したものをそれぞれ比較例1〜比較例5とし、同
時に評価した。
炎症を形成した1群5匹のマウスを用い、各群におい
て、実施例及び比較例をそれぞれ0.5gずつ1日2
回、炎症部位に7日間塗布し、7日目に炎症部位の改善
状態を観察し、「有効」,「やや有効」,「無効」の3
段階で評価し、各評価を得たマウスの数にて表2に示し
た。
塗布群ではすべてのマウスにおいて皮膚炎症の改善を認
めており、3例以上で明確な改善が見られ、有効な抗炎
症作用が示されていた。これに対し比較例塗布群では、
いずれにおいても有効な抗炎症作用は認められず、酢酸
トコフェロールを含有する比較例2塗布群で2例、アス
コルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩を含有する比
較例3塗布群で1例においてやや有効と評価されたのみ
であった。
アトピー性皮膚炎等のアレルギー性皮膚疾患を呈する患
者20名を1群とし、各群に実施例及び比較例のそれぞ
れをブラインドにて、2カ月間1日2回患部に使用さ
せ、皮膚症状及び掻痒感の改善状況を調査して行った。
皮膚症状については、患部の状態を観察し、使用前の状
態に比べた改善度を「改善」,「やや改善」,「変化な
し」の三段階にて評価した。掻痒感については、試料の
使用により改善されたかどうかを、各患者に前記三段階
にて評価させた。いずれについても、各評価を得たパネ
ラー数にて表3に示した。
は、皮膚症状及び掻痒感について全パネラーで改善傾向
を認めており、明確な改善を認めたパネラーは皮膚症状
については50%以上、掻痒感については65%以上に
上っていた。これに対し比較例使用群では、皮膚症状に
ついて比較例2使用群で5名、比較例3使用群で3名に
やや改善を認めた他ははっきりした改善傾向を認めなか
った。掻痒感についても、各比較例使用群で明確な改善
は認められておらず、やや改善を認めたパネラーも35
%以下であった。
れ症状を有する20才〜50才代の女性20名を1群と
し、各群に実施例及び比較例のそれぞれをブラインドに
て1日2回2カ月間使用させた。使用試験開始前及び使
用試験終了後に皮膚の状態を写真撮影及びレプリカによ
り観察し、肌荒れ症状について表4に示す判定基準に従
って評価し、20名の平均値を算出して表5に示した。
いずれも皮膚の状態は良好な状態まで改善されていた。
これに対し比較例使用群では、比較例2使用群及び比較
例3使用群で皮溝が認められる程度にまで改善が認めら
れたが、他の比較例使用群では、若干の改善を認めたの
みであった。
いては、25℃で6カ月間保存した場合にも、含有成分
の析出,分離,凝集、変色,変臭といった状態変化は全
く見られなかった。また、男性パネラー30名による4
8時間の背部閉塞貼付試験において、皮膚刺激性反応や
皮膚感作性反応を示したパネラーも存在しなかった。
れた抗アレルギー作用を有し、さらに紫外線,酸化的ス
トレス,炎症等により生じる皮膚傷害を良好に防止又は
改善し得る皮膚外用剤を得ることができた。
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴマ(Sesamum indicum L.),レンギョ
ウ(Forsythia suspensa Vahl.),シナレンギョウ(F.
viridissima Lind.),チョウセンレンギョウ(F.korea
na Nakai),チョウセンゴミシ(Schisandra chinensis
Baill.),マツブサ(S.nigra Maxim.),エンジュ(S
ophora japonica L.),イヌエンジュ(Maackia amuren
sis Rupr. var. buergeri Schneid.),ハネミイヌエン
ジュ(M.floribunda Takeda),シャジクソウ(Trifoli
um)属に属する植物,ハリエンジュ(Robinia)属に属
する植物,レンゲソウ(Astragalus sinicus L.),ソ
バ(Fagopyrum esculentum Moench.),ダッタンソバ
(F.tataricum Gaertn.),シャクチリソバ(F.cymosum
Meisn.),ウラジロガシ以外のコナラ(Quercus)属に
属する植物,ヤマモモ(Myrica rubra Sieb. et Zuc
c.)及びシロヤマモモ(M.cerifera L.,M.carolinensi
s Mill.)の各抽出物より選ばれる1種又は2種以上を
含有して成る、抗アレルギー性皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9365252A JPH11180885A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 抗アレルギー性皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9365252A JPH11180885A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 抗アレルギー性皮膚外用剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11180885A true JPH11180885A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18483808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9365252A Pending JPH11180885A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 抗アレルギー性皮膚外用剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11180885A (ja) |
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