JP3415197B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JP3415197B2 JP16251293A JP16251293A JP3415197B2 JP 3415197 B2 JP3415197 B2 JP 3415197B2 JP 16251293 A JP16251293 A JP 16251293A JP 16251293 A JP16251293 A JP 16251293A JP 3415197 B2 JP3415197 B2 JP 3415197B2
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伸介 本多
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、色白及び抗炎症作用に
優れた皮膚外用剤に関するものであって、より詳しく
は、コウジ酸及び/又はその誘導体に特定の植物のエキ
スを併用し、その色白作用を相乗的に高めるとともに抗
炎症作用を高めた皮膚外用剤に関する。 【0002】 【従来の技術】ヒトの皮膚の上に現われる、しみやそば
かす等の斑点は、主にユウメラニンの沈着によってもた
らされることが知られている。このような、しみやそば
かすの原因となるメラニンの生成を抑制し、更に皮膚全
体の色白を目的とした各種の化粧料の研究も古くから行
なわれている。それらの例としては、過酸化水素や、過
ホウ酸亜鉛等の過酸化物を化粧料に配合することや、ビ
タミンC、システイン、コロイド硫黄等を化粧料中に配
合すること等が試みられていたが、いずれも保存性や色
白効果の点で満足すべきものは得られていない。 【0003】本発明者等は、多年にわたって、ヒトの皮
膚に現れる、しみやそばかす等の斑点を除去し、皮膚全
体の色白作用を高めるための外用剤についての研究を重
ねており、正常のヒトの皮膚の色に関与する因子とし
て、メラニン、カロチン量、血流量(酸化、還元ヘモグ
ロビン)、皮膚の厚さや透明度があり、光がこれらの因
子によって反射、吸収、散乱して皮膚の色となるもので
あるが、これらのなかでは主としてメラニン、特に褐色
や黒色のユウメラニンが最も大きな色素沈着の要因であ
ることを解明し、このメラニンの生成を抑制する物質を
模索してきた。 【0004】その研究のなかで、コウジ酸(5−オキシ
−2−オキシメチル−γ−ピロン)及びその誘導体が極
めて優れたメラニン生成抑制作用を示すことを見い出
し、これらを有効成分とする色白化粧料並びに外用剤を
発明し、市場に提供してきたところである(特公昭56
−18569号公報、特開昭54−92632号公報、
特開昭56−79616号公報、特開昭56−7727
2号公報、特開昭56−7776号公報、特開昭56−
7710号公報、特開昭56−20330号公報、特公
昭63−24968号公報)。 【0005】これらの色白化粧料や外用剤は、クリー
ム、ローション、乳液、パック、化粧水、軟膏剤、パッ
プ剤等の商品形態で使用に供せられ、いずれも優れたメ
ラニン生成を抑制し、色白効果を奏する化粧料ないし外
用剤として使用されている。また、しみやそばかす等の
色素沈着が紫外線によって助長されるのを防ぐために、
前記化粧料ないし外用剤には紫外線吸収剤が適宜配合さ
れていた。ところが、長時間紫外線に曝された場合は、
皮膚が傷つき、炎症を起こし、使用上苦痛を伴うため、
優れた抗炎症作用を有する色白外用剤の開発が望まれた
いた。コウジ酸は、抗炎症作用を併せ持つ理想的な色白
剤として知られている(特公昭58−34446号公
報)が、重篤な皮膚の炎症を改善する効果としては必ず
しも十分なものとは言えない。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術の欠点を改良すべく鋭意検討した結果、コウジ酸及
び/又はコウジ酸誘導体を含有する皮膚外用剤の中に、
特定の植物のエキスを併用すれば、両者の相乗作用によ
って優れた抗炎症効果が得られるのみならず、色白効果
も得られることを見出し、本発明を完成した。 【0007】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、コ
ウジ酸及び/又はその誘導体と、エチナシ、オドリコソ
ウ、クマツヅラ、クロガラシ、ゴートウィード、サクラ
ソウ、シモツケ、シャクヤク、ショウブ、タイソウ、ト
ウヒ、ドウォーフパイン、ドクダミ、ナズナ、パセリ、
ハリモクシュク、ビワ葉、桃葉、ヨモギ、レディースマ
ントル、ローズマリー、ワレモコウからなる群から選ば
れる植物のエキスの一種または二種以上とを含有してな
る抗炎症作用並びに色白作用に優れた皮膚外用剤であ
る。 【0008】 【発明の具体的な説明】本発明において使用されるコウ
ジ酸(5−オキシ−2−オキシメチル−γ−ピロン)と
しては、5−オキシ−2−オキシメチル−γ−ピロンの
純品、コウジ酸生産能を有する公知の菌株を培養して得
られるコウジ酸を主成分とする醗酵液、該醗酵液の濃縮
液、及び該醗酵液からコウジ酸を抽出して結晶化したも
のなどが使用される。 【0009】コウジ酸誘導体としては、例えば、特公昭
60−10005号、特公平1−45472号公報、特
公平3−74229号公報、特公昭58−22151
号、特公昭58−22152号公報に開示されているコ
ウジ酸のエステル化物及びコウジ酸の2位の−CH2
H基に糖類を結合させることによって、コウジ酸分子を
安定化させたコウジ酸誘導体など公知のものを単独又は
二種以上を組み合わせて用いることができる。 【0010】コウジ酸及び/又はその酸誘導体と併用す
る特定の植物のエキスとしては、以下のものが例示でき
る。 【0011】エチナシ(Echinaceae pallida)は、北ア
メリカとロシアに生育する植物で、30〜120cmに
成長する植物で、細い茎と披針形の葉と周辺花を持つ、
そのエキス(Echinacea Extract )としては、根茎から
抽出されたものが好適に使用できる。 【0012】オドリコソウ(Lamium album L. )は、日
本全土、樺太、朝鮮、中国の山野に自生する多年草であ
る。そのエキス(White Nettle Extract)としては、花
から精製水、エタノール、プロピレングリコール、1,
3ーブチレングリコールまたはこれらの混液にて抽出し
たものと、茎、葉及び花をプロピレングリコール溶液で
抽出したものが好適に使用でき、又その油溶性エキス
(Oil-soluble White Nettle Extract)としては、花を
パーシック油、流動パラフィン、またはこれらの混液で
抽出して得られたものが好適に使用できる。 【0013】クマツヅラ(Verbena officinalis )は、
生垣や森林地帯の境界にみられる雑草で、壁にも生育す
る。葉柄はざらざらしていて四角い、小さな、赤あるい
は淡青色の花が咲く。そのエキス(Verbena Extract )
としては、葉の抽出物が好適に使用できる。 【0014】クロガラシ(Brassica nigra)は、アジア
を原産地とする1年生の植物であるが、現在は、世界中
で栽培されている。3mの高さになり、葉は全体に小歯
状突起があり、葉柄の上部では、披針形となる。花は黄
色で大きく、房の中に集合している。果実は、黒い球状
の種子の入ったさや状になっている。そのエキス(Blac
k Mustard Extract )としては、実の抽出物が好適に使
用できる。 【0015】ゴートウィード(Aegopodii podagrariae
)は、ヨーロッパ、アジアにおいて一般的は植物で、
50ないし100cmの高さに成長するセリ科の植物で
ある。中空の茎、楕円形で葉緑がぎざぎざの先細の葉、
白またはピンク色の花をもつ。そのエキス(Goat Weed
Extract )としては、葉から抽出されたものが好適に使
用できる。 【0016】サクラソウ(Primula )は、小さな植物
で、卵形の柔らかい葉をもつ。英国および北ヨーロッパ
が産地である。草地、丘陵地、森に生育し、繖形状の黄
色い花を、4月ないし5月に咲かせる。そのエキス(Pr
imula Extract )としては、花の抽出物が好適に使用で
きる。 【0017】シモツケエキス(Spiraea Extract )とし
ては、シモツケ(Spiraea ulmaria(Rosaceae: バラ科)
)の花部からプロピレングリコール溶液または1,3
−ブチレングリコールで抽出して得られるエキスが好適
に使用できる。 【0018】シャクヤクエキス(Peony Root Extract)
としては、シャクヤク(Paeonia lactiflora Pallas (P
aeonia albiflora var.trichocarpa Bunge) )またはそ
のほか近緑植物(Paeoniaceae:ボタン科))の根の細末
から、エタノール、1,3−ブチレングリコール、生成
水またはこれらの混液で抽出したエキスが好適に使用で
きる。 【0019】ショウブ(Acorus calamus)は、アジアお
よび北アメリカの湿地に自生する植物で、分岐した根茎
をもち、その厚さは3cm程になる。葉は剣のような形
をしており、緑がかった小さい花が咲く。ショウブ根エ
キス(Calamus Root Extract)としては、根からの抽出
物が好適に使用できる。 【0020】タイソウは、ナツメ(Zizyphus jujuba Mi
ller var.inermis Rehder )またはその近緑植物の果実
であり、ナツメは、南欧の原産で、日本各地に栽培され
る落葉小喬木である。ナツメは夏芽の意味で、初夏の頃
ようやく芽をだすためこの名前がつけられている。その
エキス(Jujube Extract)としては、エタノール、1,
3−ブチレングリコール、精製水などで抽出されるエキ
スが好適に使用できる。 【0021】トウヒ(橙皮)とは、ダイダイ(Citrus a
urantium L.var.daidai Makino)の成熟した果皮のこと
を言う、ダイダイはインドの原産で、暖地に栽培される
ミカン科の常緑小喬木である。橙皮は芳香性健胃薬で、
漢方薬としては消化不良、食欲不振に用いられている。
トウヒエキス(Bitter Orange Peel Extract)として
は、トウヒを水、エタノール、プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコールなどで抽出して得られるエ
キスが好適に使用できる。 【0022】ドウォーフパインは、全長6m以下の松の
1種であり、そのエキス(Dwarf Pine Extract)として
は、針状葉(Pinepumilionis)の抽出物が好適に使用で
きる。 【0023】ドクダミ(Houttuynis cordata Thunberg
)は、ドクダミ科多年草で、山野、荒野、路傍の湿地
に自生する。そのエキス(Houttuynia Extract)として
は、葉および茎などをエタノール、1,3−ブチレング
リコール、精製水などで抽出して得られるものが好適に
使用できる。 【0024】ナズナ(Capsella bursapastoris)は、別
名ペンペングサとも言い、野原、荒野および道端に生育
する2年草で、茎は15ないし50cmの高さに成長す
る植物である。根元から葉縁がぎざぎざの葉をもち、1
年中実をつける。そのエキス(Shepherds Purse Extrac
t )としては、葉を精製水などで抽出したものが好適に
使用できる。 【0025】パセリ(Petroselinum sativum)は、別名
オランダセリとも言い、セリ科の2年生の草本植物で、
自生もあるが、広く栽培されている。そのエキス(Pars
leyExtract )としては、葉を精製水、1,3−ブチレ
ングリコールなどで抽出して得られるエキス、または根
からプロピレングリコール、モノラウリン酸ポリオキシ
エチレン(20)ソルビタン、精製水の混液で抽出して
得られるエキスが好適に使用できる。 【0026】ハリモクシュク(Oononis spinosa )は、
30ないし60cmの高さの植物で、通常、中央、東ヨ
ーロッパとアジアの乾燥した牧場、牧草地に生育する。
主根は強く深く土中に根をはっている。葉柄は毛で覆わ
れており、とげが多い。葉は先端で単葉で、下部は、3
つののこぎり状小葉をもつ羽状になっている。花は、ピ
ンクあるいはバラ色である。そのエキス(Restharrow E
xtract)としては、根より抽出したものが好適に使用で
きる。 【0027】ビワ(Eriobotrya japonica Lindl.)はバ
ラ科の常緑喬木で、日本の暖地に自生し、また栽培され
ている。かつては、清涼、健胃薬として、暑気あたりま
たその予防薬に用いられた。浴用剤として、皮膚を滑ら
かにし、あせもによいといわれている。ビワ葉エキス
(Loquat Leaf Extract )としては、葉から精製水、
1,3−ブチレングリコール、エタノールなどで抽出し
て得られるエキスが好適に使用できる。また、油溶性ビ
ワ葉エキスとしては、葉からエタノールで抽出して得ら
れるエキスあるいはそれを、濃縮して、スクワランで抽
出培養したものが好適に使用できる。 【0028】モモ(Prunus persica Batch)は中国の原
産で、各地に栽培されるバラ科の落葉喬木である。桃葉
エキス(Peach Leaf Extract)としては、モモまたはノ
モモ(Prunus persica Batch var. davidiara Maximowi
ch)の葉から、エタノール、1,3−ブチレングリコー
ルなどにより抽出したもの、あるいは精製水で抽出して
濃グリセリンを加えたものが好適に使用できる。また、
油溶性桃葉エキス(oil-soluble peach leaf extract)
としては、モモの葉から無水エタノールで抽出して得ら
れるエキスから、スクワランで抽出溶解したものが好適
に使用できる。 【0029】ヨモギ(Artemisia princeps Pamp.)は、
キク科の多年草で、そのエキスとしては、葉から抽出し
たものが好適に使用できる。 【0030】レディースマントル(Achemilla vulgari
s)は、多年生の植物で、北アメリカ、ヨーロッパ各地
で見られる。茎は10ないし15cmの長さになり、小
さな黄緑色の花が咲く。そのエキス(Lady's Mantle Ex
tract )としては、葉の抽出物が好適に使用できる。 【0031】ローズマリー(Rosemarinus officinalis
L.)は、別名マンネンロウとも言い、シソ科の常緑低木
で、地中海沿岸に自生し、ヨーロッパ中部をはじめ世界
各地でよく栽培されている。独特の芳香をもっている。
そのエキス(Rosemary Extract)としては、葉または花
から精製水、エタノール、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコールなどで抽出して得られるものが
好適に使用でき、ヨーロッパでは民間薬として昔から強
壮剤、興奮剤、駆風剤として、また消化不良、胃痛、神
経疲労の治療に浸剤、煎剤を内服されていた。また、う
がい薬、洗浄液、浴剤として使われていた。また、その
油溶性エキスとしては葉からパーリック油、流動パラフ
ィン、ヒマワリ油、スクワランなどで抽出して得られる
ものが好適に使用できる。 【0032】ワレモコウ(Sanguisorbae officinalis
L. )は、ユキノシタ科の多年草で、山野に自生する植
物である。ワレモコウの根を地楡とよび、止血、収斂薬
として使われている。そのエキス(Burnet Extract)と
しては、ワレモコウおよびその変種の根と根茎から精製
水、エタノール、1,3−ブチレングリコールなどで抽
出して得られるエキスが好適に使用できる。 【0033】本発明において、前記コウジ酸及び/又は
その誘導体と上記に例示した植物のエキスの配合量は、
クリーム、ローション、乳液、パック、化粧水、エッセ
ンス等の化粧料の場合と、軟膏剤、パップ剤、プラスタ
ー剤等の外用剤として使用する場合のいずれにおいて
も、製剤全体に対して、植物抽出エキスが0.0001
ないし20重量%、好ましくは0.01ないし10重量
%、コウジ酸及び/又はその誘導体が0.001ないし
10重量%、好ましくは0.1ないし5重量%の範囲で
配合される。 【0034】本発明の皮膚外用剤は、外用施用上適する
ものであれば特に制限はなく、先に挙げたように、例え
ばパップ剤、プラスター剤、ペースト剤、クリーム、軟
膏、エアゾール剤、乳剤、ローション、乳液、エッセン
ス、パック、ゲル剤、パウダー、ファンデーション、サ
ンケア、パスソルトなどの医薬品、医薬部外品、化粧品
として公知の形態で幅広く使用に供されるものである。 【0035】本発明の外用剤を製する場合、通常に用い
られる種々の公知の有効成分、例えば塩化カルプロニウ
ム、セファランチン、ビタミンE、ビタミンEニコチネ
ート、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベン
ジル、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキなどの末
梢血管拡張剤、カンフル、メントールなどの清涼剤、ヒ
ノキチオール、塩化ベンザルコニウム、ウンデシレン酸
などの抗菌剤、塩化リゾチーム、グリチルリチン、アラ
ントインなどの消炎剤、アスコルビン酸、アルブチンな
どの色白剤、胎盤抽出液、肝臓抽出物、乳酸菌培養抽出
物などの動物、植物、微生物由来の各種抽出物などを適
宜添加して使用することができる。 【0036】また、前述の医薬品、医薬部外品、化粧品
には公知の有効成分や界面活性剤、油脂類などの基剤成
分の他、必要に応じて公知の保湿剤、防腐剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤・散乱剤、キレート剤、pH調整剤、
香料、着色剤など種々の添加剤を併用できる。 【0037】 【実施例】次に実施例並びにその効果の実験例を挙げる
が、これらは本発明を何ら限定するものではない。 【0038】<実験例1> マウスメラノーマB16細
胞による白色化試験方法 試料をMEM(Eagle's Minimum Essential Medium)に
最終濃度が表1に示す濃度になるように調製、溶解し、
孔径0.45μmの除菌フィルターで濾過した。MEM
に不溶性の試料は、100μlのエタノールに溶解後、
MEMに添加した(なお、本試験においては、原植物を
10gに溶媒100mlを加え、室温で3時間攪拌した
後、蒸発乾固した植物のエキスを用いた)。2枚のプラ
スチックシャーレ(Falcon製、内径9cm)にそれぞ
れ、試料を溶解、濾過除菌したMEMを8ml,FBS
(ウシ胎児血清)1mlおよびMEM1mlに懸濁した
1×105 個/mlのB16細胞を添加し、培養開始3
日後に培地交換を行ない計5日間、5%CO2 、95%
空気条件下、37℃で培養した。培養終了後、シャーレ
の底に増殖した細胞を集めPhosphate buffered saline
(PBS)に懸濁させ、2,000rpmで3分間遠心分離
を行ない、得られた細胞ペレットの黒化度を肉眼的に評
価した。 【0039】表1において、肉眼的色調における+−
は、下記の評価を示す。 −:無添加区と同程度の黒化度を示す。 +:無添加区よりやや少ない黒化度を示す。 ++:無添加区より明らかに少ない黒化度を示す。 +++:僅かに認められる黒化度を示す。 ++++:白色ないし灰色で黒色と認められない。 +++++:白色。 【0040】 【0041】【0042】【0043】【0044】【0045】【0046】<実験例2> ラットカラゲニン浮腫抑制
作用 SD系雄性ラット(体重180ないし200g)右後肢
足蹠皮下に1%λ−カラゲニン0.1mlを皮下注射
後、直ちに別に調製したクリーム剤(下記のクリーム剤
基剤に表2に示した有効成分を配合した製剤)を塗布
し、3時間後の足容積を測定した。なお、コントロール
はクリーム剤を塗布しない群(対照)とし、クリーム剤
より有効成分を除いたクリーム基剤のみについても測定
した。本試験においては、原植物を10gに溶媒100
mlを加え、室温で3時間攪拌した後、蒸発乾固した植
物のエキスを用いた。 【0047】 【0048】試験用クリーム基剤 (重量%) (A)モノステアリン酸 ポリオキシエチレングリコール(40E.0.) 2.00 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 ステアリン酸 5.00 ベヘニルアルコール 1.00 流動パラフィン 1.00 トリオクタン酸グリセリン 10.00 防腐剤 0.1 香料 微 量 (B)1,3−ブチレングリコール 5.00 精製水 残 余 (A)に属する成分を加熱溶解し(油相)、別に、
(B)成分に属する成分を加熱溶解した(水相)。油相
に水相を添加し、撹拌乳化後、冷却してバニジングクリ
ーム基剤を得た。 【0049】 【0050】【0051】【0052】【0053】【0054】【0055】表2の結果より明らかな如く、本発明のク
リーム剤にはコウジ酸又はその誘導体の効果と植物のエ
キスの効果が相乗的にあらわれていることが認められ
た。 【0056】 【処方例】以下に本発明の処方例を挙げる。なお、処方
例中、「適量」とは処方全体が100重量%になる量を
意味する。 【0057】 <処方例1> クリーム (重量%) 1.モノステアリン酸 ポリエチレングリコール(40E.0.) 2.00 2.自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 3.ステアリン酸 5.00 4.ベヘニルアルコール 1.00 5.流動パラフィン 10.00 6.トリオクタン酸グリセリル 10.00 7.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 8.1,3−ブチレングリコール 5.00 9.エデト酸二ナトリウム 0.01 10.コウジ酸 1.00 11.エチナシ(エタノールエキス) 0.10 12.オドリコソウ(水エキス) 0.50 13.精製水 適 量製造方法 A.1ないし6を加温、溶解する。 B.7ないし13を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。用法及び用量 適量を顔面に塗擦する。 【0058】 <処方例2> 乳液 (重量%) 1.モノステアリン酸 ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0.) 2.00 2.テトラオレイン酸 ポリオキシエチレンソルビット(60E.0.) 0.50 3.親油型モノステアリン酸グリセリン 1.00 4.ステアリン酸 0.50 5.ベヘニルアルコール 0.50 6.アボカド油 4.00 7.トリオクタン酸グリセリル 4.00 8.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 9.1,3−ブチレングリコール 5.00 10.キサンタンガム 0.14 11.エデト酸二ナトリウム 0.01 12.コウジ酸 4.00 13.クマツヅラ(エタノールエキス) 5.00 14.精製水 適 量製造方法 A.1ないし7を加温、溶解する。 B.8ないし14を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。用法及び用量 適量を顔面に塗擦する。 【0059】 <処方例3> 化粧水 (重量%) 1.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.0.) 8.00 2.エタノール 15.00 3.コウジ酸グルコシド 7.00 4.クロガラシ(水エキス) 0.01 5.ゴートウィード(エタノールエキス) 0.05 6.パラオキシ安息香酸エステル 0.10 7.クエン酸 0.10 8.クエン酸ナトリウム 0.30 9.1,3−ブチレングリコール 4.00 10.エデト酸二ナトリウム 0.01 11.精製水 適 量製造方法 A.1ないし11を均一に撹拌、溶解する。 B.Aを容器に充填し、検査後製品とする。用法及び用量 適量を顔面に塗擦する。 【0060】 (重量%) <処方例4> 軟膏剤 1.モノステアリン酸 ポリエチレングリコール(40E.0.) 2.00 2.自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 3.ステアリン酸 5.00 4.ベヘニルアルコール 1.00 5.流動パラフィン 10.00 6.トリオクタン酸グリセリル 10.00 7.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 8.1,3−ブチレングリコール 5.00 9.エデト酸二ナトリウム 0.01 10.コウジ酸 1.00 11.サクラソウ(エタノールエキス) 2.00 12.シモツケ(水エキス) 1.00 13.シャクヤク(エタノールエキス) 2.00 14.精製水 適 量製造方法 A.1ないし6を加温、溶解する。 B.7ないし14を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。用法及び用量 適量を顔面に塗擦する。 【0061】 <処方例5> パップ剤 (重量%) 1.ポリアクリル酸 30.00 2.コウジ酸 0.50 3.ショウブ(75%エタノールエキス) 0.10 4.タイソウ(水エキス) 0.04 5.トウヒ(エタノールエキス) 0.01 6.ポリアクリル酸ソーダ 7.00 7.塩化アルミニウム 0.30 8.濃グリセリン 20.00 9.モノオレイン酸ソルビタン 1.00 10.酸化チタン 4.00 11.精製水 適 量製造方法 A.1ないし5,9及び11を加温、溶解する。 B.6ないし8及び10を加温、溶解する。 C.AにBを加え均一に撹拌し、混合する。 D.Cを冷却後、塗布剤に塗布し、検査後製品とする。用法及び用量 ライナーを剥離し、患部に塗布する。 【0062】 <処方例6> 浴用剤 (重量%) 1.流動パラフィン 65.00 2.ジ−2−ヘプチルウンデカン酸 グリセリンモノステアレート 5.00 3.ポリオキシエチレン(2E.0. ) グリセリンモノステアレート 2.00 4.ポリオキシエチレン(9E.0. )モノオレート 2.00 5.ポリオキシエチレン(3E.0. )ラウリルエーテル 5.00 6.ビタミンE 0.20 7.コウジ酸モノパルミテート 2.00 8.ドウォーフパイン(水エキス) 5.00 9.香料 1.00 10.色素 微 量 11.エタノール 適 量製造方法 A.1ないし9を混合溶解する。 B.11に10を添加し、溶解する。 C.AにBを加え均一に撹拌する。 D.Cを軟カプセルに充填し、検査後製品とした。用法及び用量 適量を浴槽に入れ入浴する。 【0063】 <処方例7> エッセンス (重量%) 1.1%カルボキシビニルポリマー溶液 10.00 2.グリセリン 20.00 3.ヒアルロン酸 0.50 4.エタノール 7.00 5.コウジ酸ガラクトシド 3.00 6.コウジ酸 2.00 7.ビワ葉(水エキス) 0.15 8.ヨモギ(水エキス) 0.05 9.レディースマントル(水エキス) 2.00 10.ローズマリー(水エキス) 0.01 11.ワレモコウ(水エキス) 0.04 12.精製水 適 量 製造方法 上記の各成分を混合、均一に撹拌、溶解しエッセンスを
製造した。 用法及び用量 適量を顔面に塗擦する。処方例1ないし7の皮膚外用剤
は、いずれも本発明の目的を満足する効果を有する製剤
であることが確認された。 【0064】 【発明の効果】本発明によれば、コウジ酸及び/又はそ
の誘導体に、特定の植物エキスを併用することによっ
て、コウジ酸及び/又はその誘導体が本来有する色白作
用を相乗的に高め、それに加えて抗炎症作用を高めた皮
膚外用剤が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61K 35/78 A61K 35/78 X (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 コウジ酸及び/又はその誘導体と、エ
    チナシ、オドリコソウ、クマツヅラ、クロガラシ、ゴー
    トウィード、サクラソウ、シモツケ、シャクヤク、ショ
    ウブ、タイソウ、トウヒ、ドウォーフパイン、ドクダ
    ミ、ナズナ、パセリ、ハリモクシュク、ビワ葉、桃葉、
    ヨモギ、レディースマントル、ローズマリー、ワレモコ
    ウからなる群から選ばれる植物のエキスの一種または二
    種以上とを有することを特徴とする皮膚外用剤。
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