JPH11180176A - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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JPH11180176A
JPH11180176A JP9356744A JP35674497A JPH11180176A JP H11180176 A JPH11180176 A JP H11180176A JP 9356744 A JP9356744 A JP 9356744A JP 35674497 A JP35674497 A JP 35674497A JP H11180176 A JPH11180176 A JP H11180176A
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shift lever
shift lock
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重利 冨田
Yoshihiro Kawai
義廣 河合
Takehiro Kuroda
武浩 黒田
Yasuhiko Ito
寧彦 伊藤
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シフトロック状態でも手動操作により
シフトロックを解除でき、しかも、他の構成部材の配置
スペースに制約を受け難く、スペースの有効利用を図る
ことができるシフトレバー装置を得る。 【解決手段】 シフトレバー12のノブボタンにより
操作される連動部材20を、パーキングレンジ位置で、
連動部材20の動作制限用のディテント部材22と相ま
って、アクチェータ48に操作されるアクチェータ接続
部材70に接続手段を介して操作される制限部材72に
よってシフトロック状態にセット可能とするとともに、
手動操作機構によって、アクチェータ接続部材70から
接続手段で切り離された制限部材72をシフトロック解
除状態へ移動可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の変速機をシフ
ト操作するためのシフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の自動変速機をシフト操作するため
のシフトレバー装置は、シフトレバーを車両前後方向に
シフト操作して自動変速機をシフトする構成のものが一
般的である。この種のシフトレバー装置では、シフトレ
バーの操作方向が車両前後方向に設定される構成であ
り、例えば、シフトレバーがPシフトレンジに選択され
た場合にシフトレバーを単に車両後方向へ移動させるこ
とで、Rシフトレンジへのシフト操作が可能である。
【0003】ところで、このようなシフトレバー装置に
おいては、特定の条件下でのみシフトレバーのシフト操
作を可能とするシフトロック機構が必要であり、前述の
如きPシフトレンジからRシフトレンジへのシフト操作
を何らかの方法により制限する必要がある。
【0004】この場合、例えば、シフトレバーの近傍に
ソレノイド等の電気式アクチュエータやシフトコントロ
ーラを設けることにより、シフトレバーをPシフトレン
ジからRシフトレンジへ操作する際にはブレーキ操作を
しない限りアクチュエータがシフトレバーに係合してR
シフトレンジへのシフト操作が阻止されるように構成し
たシフトレバー装置が提案されている。
【0005】この種のシフトレバー装置(シフトロック
機構)では、シフトレバーがPシフトレンジに位置する
状態では、電気式アクチュエータによって固定化された
ロックプレートがグルーブドピンに係合してその移動
(ノブボタンの操作)が阻止され、シフトレバーのPシ
フトレンジ以外の他のシフトレンジへのシフト操作が阻
止される構成である。
【0006】ところで、従来の方法ではバッテリ−上り
等の電気的故障でソレノイドに通電されない場合でも、
キ−をONにすれば、シフトは可能であったが、何らか
の不具合でロックプレ−トが回転しなくなった時に強制
的にシフトロックを解除する方法がなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、シフトロック状態、及びキ−ロック状態の場合で
も手動操作により強制的にシフトロックを解除すること
ができ、しかも、手動でシフトロック状態等を解除する
ための他の部材の配置スペースに制約を受け難く、スペ
ースの有効利用を図ることができるシフトレバー装置を
得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のシ
フトレバー装置は、車両の変速機の変速操作用シフトレ
バーと、シフトレバーに設けられ、ノブボタンの操作に
より第1位置から第2位置まで移動するよう装着された
連動部材と、シフトレバーのシフト操作時に、シフトレ
バーがパーキングレンジ位置から他のレンジ側へシフト
操作される場合に第1位置にある連動部材と当ってシフ
ト操作を制限し、連動部材が第2位置にある状態で連動
部材からシフト操作を自由とするように外れるよう形成
されたディテント部を設けたディテント部材と、シフト
レバーがパーキングレンジ位置にある状態で、連動部材
を第1位置から第2位置に移動可能とするシフトロック
解除状態と、移動不能とするシフトロック状態との間を
移動可能に装着された制限部材と、制限部材を、シフト
ロック状態からシフトロック解除状態に移動させる操作
を手動で行わせる手動操作機構と、アクチェータに操作
されることにより、制限部材と一体的に移動動作するよ
う装着されたアクチェータ接続部材と、アクチェータ接
続部材と、制限部材との間に装着され、アクチェータに
操作されたアクチェータ接続部材の駆動力を伝達するこ
とによって制限部材をシフトロック状態からシフトロッ
ク解除状態に移動操作するとともに、制限部材をシフト
ロック状態に操作した際に手動操作機構によって制限部
材をシフトロック解除状態へ移動可能に構成した接続手
段と、を有することを特徴とする。
【0009】上述のように構成することにより、手動操
作機構を操作して、ディテント部を塞いでいる制限部材
をシフトロック解除状態に移動し、パーキングレンジ位
置で、ディテント部内にある連動部材をパーキングレン
ジ位置のディテント部から離脱させ、シフトレバーをパ
ーキングシフト位置から他のシフトレンジへ移動操作を
行える。よって、シフトレバー装置のシフトロックがか
かり、パーキングレンジ位置から連動部材が移動を制限
されているシフトロック状態であっても、手動操作機構
を操作することによってシフトレバーのシフト操作を可
能とできる。また、パーキングレンジ位置から連動部材
が他のレンジ側へ移動しないよう制限するシフトロック
位置にある場合には、手動操作機構を操作しない限り、
パーキングレンジ位置にある連動部材をパーキングレン
ジ位置から他のレンジ側へ移動不能とし、シフトレバー
をパーキングシフト位置から他のシフトレンジへ移動操
作操作できないようにするシフトレバー装置のシフトロ
ック状態とできる。さらに、制限部材及びアクチェータ
接続部材をディテント部材に近接して構成すれば、この
制限部材及びアクチェータ接続部材の配置スペースやそ
の解除移動のための移動スペースの有効利用を図ること
ができる。
【0010】請求項2記載のシフトレバー装置は、車両
の変速機の変速操作用シフトレバーと、シフトレバーに
設けられ、ノブボタンの操作により移動するよう装着さ
れた連動部材と、シフトレバーのシフト操作時に、少な
くともシフトレバーがパーキングレンジ位置から他のレ
ンジ側へシフト操作される場合に連動部材と当ってシフ
ト操作を制限するためのディテント部を設けたディテン
ト部材と、パーキングレンジ位置にある連動部材をディ
テント部から離脱可能とするようディテント部の開放部
分から外れて位置されるシフトロック解除状態と、ディ
テント部の開放部分を塞ぐよう位置されるシフトロック
状態との間を移動可能に装着された制限部材と、制限部
材を手動でシフトロック状態からシフトロック解除状態
まで移動操作する手動操作機構と、アクチェータに操作
されることにより、制限部材と一体的に移動動作するよ
う装着されたアクチェータ接続部材と、アクチェータ接
続部材と、制限部材とが一体的にアクチェータに操作さ
れ、シフトロック状態からシフトロック解除状態へ移動
するよう係止する係止部材と、制限部材と、アクチェー
タ接続部材との間に架設されて両者が一体的に動作する
よう付勢するとともに、シフトロック状態において、手
動操作機構で制限部材をシフトロック解除状態まで移動
する際弾性変形するよう装着されたばねと、を有するこ
とを特徴とする。
【0011】上述のように構成することにより、アクチ
ェータで操作されるアクチェータ接続部材が係止部材を
介して制限部材に係止し、確実にシフトロック状態から
シフトロック解除状態に移動させることができる。
【0012】また、アクチェータによりアクチェータ接
続部材がシフトロックの位置に制止されていても、ばね
が弾性変形して、手動操作機構に手動操作された制限部
材をシフトロック解除状態の位置まで移動できる。
【0013】また、このように働く係止部材と、ばねと
は、制限部材と、アクチェータ接続部材との間にコンパ
クトに装着できるので、配置スペースや移動スペースの
有効利用を図ることができる。
【0014】請求項3記載のシフトレバー装置は、車両
の変速機の変速操作用シフトレバーと、シフトレバーに
設けられ、ノブボタンの操作により第1位置から第2位
置まで移動するよう装着された連動部材と、シフトレバ
ーのシフト操作時に、少なくともシフトレバーがパーキ
ングレンジ位置から他のレンジ側へシフト操作される場
合に第1位置にある連動部材と当ってシフト操作を制限
するためのディテント部を設けたディテント部材と、パ
ーキングレンジ位置の第1位置にある連動部材の第2位
置への移動を許容するシフトロック解除状態と、第1位
置にある連動部材の第2位置への移動を阻止するシフト
ロック状態との間を移動可能に装着された制限部材と、
制限部材を、手動でシフトロック状態からシフトロック
解除状態まで移動操作する手動操作機構と、アクチェー
タに操作されることにより、移動動作するようにされた
アクチェータ接続部材と、アクチェータ接続部材と、制
限部材との間に位置し、アクチェータに操作されたアク
チェータ接続部材の移動を制限部材に伝えて制限部材を
シフトロック解除状態に移動させるとともに、シフトロ
ック状態にある制限部材をアクチェータ接続部材とは独
立して手動操作機構によってシフトロック解除状態に移
動可能に構成した係止手段と、制限部材を、シフトロッ
ク状態側に付勢するばねと、を有することを特徴とす
る。
【0015】上述のように構成することにより、アクチ
ェータに操作されると、制限部材は確実にシフトロック
解除状態に移動し、また、制限部材はアクチェータ接続
部材とは独立してシフトロック解除状態に移動可能に構
成してあるので、手動操作機構によってもシフトロック
解除状態に移動させることができる。さらに、ばねによ
り、制限部材は元のシフトロック状態に容易に戻ること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るシフト
レバー装置の主要部分の構成が図1及び図2に示されて
いる。
【0017】図示するシフトレバー装置10では、シフ
トレバー12の基端部がシフトレバー装置10の支持ブ
ラケット14に軸ボルト16で回転可能に軸支されてい
る。
【0018】このシフトレバー12の軸中間部には、そ
の軸線方向に沿った長穴であるスライド穴18が穿設さ
れており、このスライド穴18を貫通した断面矩形状の
連動部材であるグルーブドピン20が、シフトレバー1
2の先端側にある図示しないノブボタンの押し操作によ
って、スライド穴18におけるシフトレバー12の先端
側から基端側(図1の下方)へ移動するよう装着されて
いる。なお、このグルーブドピン20は、図示しないば
ねによって、スライド穴18におけるシフトレバー12
の先端側に移動するよう付勢されている。
【0019】このシフトレバー12は、図示しない車両
用自動変速機にロッド又はケーブル等を介して接続され
ており、このシフトレバー12の軸ボルト16を中心と
して回動操作された位置に対応して、自動変速機を所要
の位置にシフトできるよう構成されている。
【0020】このシフトレバー12に隣接し、グルーブ
ドピン20に対応した位置には、このシフトレバー12
の傾動方向に沿ってディテント部材であるディテントプ
レート22が配置されている。このディテントプレート
22には、開口状に形成されたディテント部24が設け
られている。このディテント部24におけるシフトレバ
ー12の先端側周辺部には、P(パーキング)レンジ用
凹部26、R(リバース)レンジ用辺部28、N(ニュ
ートラル)及び、D(ドライブ)レンジ用辺部30、さ
らに2(セコンド)及び、L(ロー)レンジ用辺部32
が設けられている。
【0021】そして、シフトレバー12が図1に示すP
レンジ位置にあるときグルーブドピン20が第1位置で
あるPレンジ用凹部26内に位置し、これから第2位置
に離脱しない限りRレンジ位置に移動することが制限さ
れている。また、シフトレバー12がRレンジ位置のと
き、グルーブドピン20がRレンジ用辺部28部位に位
置し、同様にN及びDレンジ位置のとき、N及びDレン
ジ用辺部30部位に位置し、2及びLレンジ位置のとき
2及びLレンジ用辺部32に位置するよう構成されてい
る。
【0022】図1、及び図2に示すように、このシフト
レバー装置10には、シフトロック機構用のシフトロッ
クプレート46及びアクチェータ48と、キーインター
ロック機構用のカムプレート50とが装着されている。
図3〜図5にも示すように、このシフトロックプレート
46は、アクチェータ接続部材70と、制限部材72と
が相対的に回動可能に組み合わされて一つの部材に構成
されており、その基端部が軸ピン52によってシフトレ
バー装置10のブラケット106に軸着され、ディテン
トプレート22に隣接して配置されている。
【0023】このアクチェータ接続部材70は、小板状
の部材として形成され、その軸ピン52の軸支部から所
定距離だけ離れた側面中間部に突設された軸ピン74
が、アクチェータ48のロッド49の先端部の長穴に遊
挿されて、このロッド49の伸縮動作に連動して矢印D
方向又はその逆方向へ回動動作するよう構成されてい
る。さらに、アクチェータ接続部材70の基端部と反対
側の円弧状自由端部には、接続手段を構成するための円
弧溝状の収容溝76が形成されている。
【0024】このアクチェータ接続部材70と組み合わ
される制限部材72には、その軸ピン52で軸着される
側の基端板部72Aと、これより自由端側へ延設された
制限部72Bと、さらにその自由端から延設された操作
用腕部78とが設けられている。
【0025】この基端板部72Aは、アクチェータ接続
部材70と略同形状に形成されている。また、基端板部
72Aには、アクチェータ接続部材70の収容溝76内
のアクチェータ48側の一方の端部76Aに隣接する位
置に接続手段の一部である立方体状の突部80が係止部
材として突設されている。また、突部80と収容溝76
の他方の端部76Bとの間には、接続手段の一部である
ばねとしての圧縮コイルばね82が配置されていて、こ
の突部80と一方の端部76Aとが当接し、相対的に回
動可能なアクチェータ接続部材70と、基端板部72A
とが合致して重なる図3に示す状態に復帰するよう付勢
している。なお、接続手段として、他の構成を取り得る
ことは勿論である。
【0026】基端板部72Aにおける、アクチェータ接
続部材70の収容溝の端部76B側から、略矩形板状の
制限部72Bが突設されている。図5に示す如く、制限
部72Bは、基端板部72Aからアクチェータ接続部材
70へかけて肉厚が増大するよう形成されている。
【0027】図3に示すように、シフトロックプレート
46は、パーキングシフトロック位置において、その制
限部72B先端の円弧状端辺部46Aが、ディテントプ
レート22におけるPレンジ用凹部26の出口開口を塞
ぎ、グルーブドピン20が、Pレンジ用凹部26から出
て他のレンジ位置へ移動不能なように構成されている。
【0028】また、シフトロックプレート46が図1の
矢印D方向へ図2に示す状態まで回動することにより、
端辺部46AがPレンジ用凹部26の出口開口から外れ
て、このPレンジ用凹部26内にあるグルーブドピン2
0が出口開口から第2位置に移動し制限用先端部34を
回って越え、ディテント部24の他のレンジ用辺部2
8、30、32側へ移動可能とするよう構成されてい
る。
【0029】図3〜図5に示すように、強制的なシフト
ロックの解除のための手動操作機構として、シフトレバ
ー装置10本体には、第1操作部材84と、第2操作部
材86とが装着されている。この第1操作部材84は、
シフトレバー装置10のハウジング88の幅方向両側部
に両端を軸支された軸棒90における、シフトロックプ
レート46を設けた側部とは反対側の側部近くの所定位
置に、小突片状の操作腕部92を軸棒90の外周から放
射線方向へ突設するとともに、軸棒90のシフトロック
プレート46側位置に小突片状の連動腕部94を突設し
た形状に構成されている。さらに、図5に示すように、
第1操作部材84には、その軸棒90の操作腕部92側
の端部にねじりコイルばね96を装着し、この第1操作
部材84が、図3 の状態から矢印F方向へねじりコイル
ばね96の付勢力に抗して回動された後、解放された際
に、このねじりコイルばね96の付勢力で、第1操作部
材84が図示しないストッパに当り、図3に示す位置ま
で復帰するよう回動されて停止するよう構成されてい
る。
【0030】また、第1操作部材84の操作腕部92
は、その自由端部がハウジング88に穿設された透孔で
ある挿通孔98の直下に位置するよう構成されている。
【0031】図3〜図5に示す如く、第2操作部材86
は、その軸部100の外周から異る放射線方向である所
定2方向へそれぞれ被動腕部102と、作用腕部104
とを突設して構成されている。この軸部100は、ブラ
ケット106に支受されており、図示しないねじりコイ
ルばねによって、図3の状態から矢印G方向へ、このば
ねの付勢力に抗して回動された後、解放された際に、こ
のばねの付勢力で図示しないストッパに当り図3の状態
に復帰するよう構成されている。
【0032】この被動腕部102は、側面視鉤状に形成
され、その自由端部が、第1操作部材84の連動腕部9
4の直下に位置するよう形成されている。そして、連動
腕部94が図3の矢印F方向へ回動するとき、被動腕部
102が、これに押し操作されて、第2操作部材86を
矢印G方向に回動させる。
【0033】また、作用腕部104は、その先端が小さ
な鉤状に折曲された小突片状に形成され、その自由端部
が制限部材72の操作用腕部78の先端部に臨むよう形
成されている。そして、作用腕部104が図3の矢印G
方向へ回動するとき、操作用腕部78が、これに押し操
作されて、操作用腕部78と一体の制限部材72を矢印
D方向に回動させるよう構成されている。
【0034】図1、及び図2に示すシフトロックプレー
ト46を操作するためのシフトロック機構のアクチェー
タ48は、そのソレノイドに通電しないときに図示しな
い圧縮ばねの付勢力でロッド49を本体から延出させる
よう動作し、ソレノイドを励磁した際に図示しない圧縮
ばねの付勢力に抗して図1に示すようにロッド49を本
体内に引き込み操作するよう構成されている。前述した
ようにロッド49の先端部は、アクチェータ接続部材7
0の中間部に接続されている。なお、アクチェータ48
はブレーキペダルが踏込まれると通電を遮断される。
【0035】図1、及び図2に示すように、このシフト
レバー装置10に装着されたキーインターロック用のカ
ムプレート50は、シフトロックプレート46のPレン
ジ用凹部26の出口開口から外れるよう回動する方向側
(図1、図2に向って右側)の隣接位置に配置されてい
る。このカムプレート50は、略三日月形状で、その一
方の端部近くの部位(図に向かって上側近くの部位)を
軸ピン56によってシフトレバー装置10のブラケット
106に軸着されている。さらに、この軸ピン56部分
には、図示しないねじりコイルばねが装着され、カムプ
レート50が図1の矢印E方向に回動するよう付勢され
ている。
【0036】また、カムプレート50の軸ピン56側の
端部には、小突片状の連接部58が一体的に形成されて
いる。
【0037】図1、及び図2に示すように、連接部58
は、ディテント部24のPレンジ用凹部26内にグルー
ブドピン20があるとき、この連接部58がグルーブド
ピン20の凹部26からの抜け出し動作に追従するよう
に当接した状態で図1から図2に示す状態まで移動す
る。なお、シフトレバー12内に装着されたグルーブド
ピン20をシフトレバー12の先端側へ移動するよう付
勢するばねの付勢力は十分に強いので、図2の状態から
図示しないシフトレバーのノブボタンを離すと、このば
ねの付勢力がカムプレート50の軸ピン56部分に装着
したばねの付勢力に勝って、カムプレート50を図2か
ら図1の状態まで矢印Eと逆方向へ回動させる。
【0038】カムプレート50の連接部58と反対側の
端部には、キーロックケーブル60の一端部が軸ピン6
2で軸着されている。このキーロックケーブル60の他
端部は、図示しないキーインターロック機構部に接続さ
れている。
【0039】また、カムプレート50の軸ピン62近く
の所定部位には、シフトロックプレート46に対向する
側辺部に側平面から柱状に突出し、制限部材72には当
接せずアクチェータ接続部材70の案内面64にのみ摺
接するよう突部50Aが形成されている。この突部50
Aは、カムプレート50が矢印E方向に若干回動した際
にシフトロックプレート46のアクチェータ接続部材7
0の側の滑らかに湾曲した案内面64に摺接されてカム
プレート50の動作にシフトロックプレート46の動作
が追従するよう構成されている。
【0040】次に、シフトレバー装置に装着されたシフ
トロック機構と、キーインターロック機構について図
1、及び図2により説明する。このキーインターロック
機構では、図示しないキーシリンダにキーを差し込んで
いないか又は、キーを差し込んでもOFF位置にあっ
て、ACC、エンジンON等の位置へ回動されていない
場合には、キーロックケーブル60を矢印K方向に移動
しないよう制止して、カムプレート50の矢印E方向へ
の回動を制止し、図1に示す状態を維持するよう構成さ
れている。
【0041】すなわち、この図1に示す状態では、シフ
トロック機構におけるアクチェータ48のソレノイドに
通電されることはなく、図示しない圧縮ばねによりシフ
トロックプレート46は矢印D方向へ回動するよう付勢
されるが、このシフトロックプレート46のアクチェー
タ接続部材70の案内面64の一部がカムプレート50
の突部50Aに当って制止されるので、図1に示す状態
を保つよう構成されている。よって、シフトレバー12
の図示しないノブボタンを押しても、グルーブドピン2
0はPレンジ用凹部26の出口にあるシフトロックプレ
ート46の制限部材72の端辺部46Aに制止され、P
レンジ用凹部26から離脱できない。よって、シフトレ
バー12はPレンジ位置に保持される。
【0042】さらに、キーをキーシリンダに挿入して、
OFF位置から、ACC、エンジンON等の位置へ回動
した場合には、キーロックケーブル60が矢印K方向に
移動可能な状態となる。
【0043】また、キーを回してエンジンをONとし、
シフトレバー12がPレンジ位置にあるとき、ブレーキ
を踏まない状態では、アクチェータ48のソレノイドに
通電されてシフトロックプレート46が図1に示すPレ
ンジ用凹部26の出口を塞ぐ位置とされ、グルーブドピ
ン20がPレンジ用凹部26から離脱できなくし、シフ
トレバー12をPレンジ位置以外のDレンジ位置等へシ
フト操作できないよう構成されている。上述の状態で、
ブレーキを踏んだときには、アクチェータ48のソレノ
イドへの通電が切れ、シフトロックプレート46は矢印
D方向へ回動するようアクチェータ48のばねの付勢力
を受け、この付勢力は突部50Aを介してカムプレート
50に伝達するよう構成されている。このときカムプレ
ート50には、シフトロックプレート46の矢印D方向
の付勢力と、それ自体を回動しようとする矢印E方向の
付勢力とが働くことになり、これらの合力は、連接部5
8が当接するグルーブドピン20に伝達される。
【0044】また、グルーブドピン20をシフトレバー
12の先端側へ付勢する力(矢印Cと逆方向の力)は、
シフトロックプレート46とカムプレート50とに働く
付勢力の合力より十分に強く設定することにより、ノブ
ボタンを操作しない限り、図1の状態が保持されるよう
構成されている。この状態においてノブボタンを押し操
作すると、グルーブドピン20が矢印C方向へ押し下げ
られる。すると、このグルーブドピン20の動作に連動
して、連接部58を当接させながらカムプレート50が
矢印E方向に回動し、シフトロックプレート46のアク
チェータ接続部材70の矢印D方向への回動を阻止して
いた突部50Aが矢印E方向に移動するので、その突部
50Aに案内面64を摺接させながらシフトロックプレ
ート46のアクチェータ接続部材70が矢印D方向へ回
動して、それにつれて制限部材72も同方向に回動し端
辺部46AをPレンジ用凹部26の出口から外れた、図
2の位置まで回動する。
【0045】この図2の状態では、グルーブドピン20
がPレンジ用凹部26から離脱しているので、シフトレ
バー12を回動させ、他のレンジ位置へ移動操作するシ
フトチェンジ操作を行なえる。
【0046】また、図2に示す状態では、カムプレート
50の回動により、キーロックケーブル60が移動され
てキーインターロック機構を、キーの抜き取り不能な状
態とするよう構成されている。
【0047】なお、Pレンジ以外のシフト操作位置から
シフトレバー12をPレンジ位置に戻す場合は、ノブボ
タンを押しながらシフトレバー12を図2に示すPレン
ジの位置に戻し、ノブボタンを離す。すると、このノブ
ボタンに関するばねの付勢力によって、上述とは逆に動
作し、図1に示す状態に復帰する。この際、突部50A
が矢印E方向とは逆方向に移動してアクチェータ接続部
材70を矢印D方向とは逆方向に移動させるよう案内面
64を利用して作用する。
【0048】次に、上述した本実施の形態に係るシフト
レバー装置における強制的なシフトロック解除機構の作
用、及び動作について説明する。図1に示す、シフトレ
バー装置のパーキングの状態において、キーの操作、及
びブレーキを踏む等の操作なしに、シフトレバー12を
Pレンジ位置から他のR、N、D、2、Lのレンジにシ
フトチェンジ操作をする場合には、図3に示すようにド
ライバ等の工具108の先端部をハウジング88の挿通
孔98から矢印H方向へ挿入して、操作腕部92を押
す。
【0049】すると、第1操作部材84は、矢印F方向
へ回動し、これに伴って回動する連動腕部94が、被動
腕部102を押すことにより、第2操作部材86を矢印
G方向へ回動する。この回動動作の際、第2操作部材8
6の作用腕部104は、矢印G方向へ回動しながら、操
作用腕部78を押し操作することによって、制限部材7
2を矢印D方向へ回動し、これら、第1操作部材84、
第2操作部材86、及び制限部材72が図4に示す状態
に至る。
【0050】この状態では、制限部材72の端辺部46
AがPレンジ用凹部26の出口から外れた位置にある。
そこで、この状態において、シフトレバー12のノブボ
タンを押し操作することにより、グルーブドピン20を
Pレンジ用凹部26から外へ出る位置まで下げてからシ
フトレバー12をR、N、D、2、Lのいずれかのシフ
トレンジ位置に移動操作する。このようにすれば、キー
がなくても、又はキーロックケーブル60、カムプレー
ト50、シフトロックプレート46、又はアクチェータ
48が動かない場合でもシフトロックを解除してシフト
レバー12のシフト操作ができる。
【0051】また、シフトレバー12がPレンジ位置以
外にある場合に、これをPレンジに復帰させるには、シ
フトレバー12をPレンジ位置に戻せば良い。このよう
にシフトレバー12を操作すれば、グルーブドピン20
が制限部材72に当って、これをばね82の付勢力に抗
して図4の状態に回動する。この後シフトレバー12の
ノブボタンを離せば、グルーブドピン20は、ばねの付
勢力によって、図3に示す如くPレンジ用凹部26内に
入り、制限部材72から離れる。そして、グルーブドピ
ン20が外れた制限部材72は、ばね82の付勢力によ
って、矢印Dと逆方向へ回動され、図3の状態に復帰す
る。
【0052】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るシフトレ
バー装置は、シフトロック状態の場合でも手動操作によ
り強制的にシフトロックを解除することができ、しか
も、手動でシフトロック状態等を解除するための他の部
材の配置スペースに制約を受け難く、スペースの有効利
用を図ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置の
主要部の構成を示す概略側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置の
主要部の構成における、シフトレバーをPレンジ位置か
ら他のレンジ位置へ移動する動作中の状態を示す概略側
面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置の
シフトロック機構及びその強制解除機構部分を取り出し
て示すシフトロック状態の概略側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置の
シフトロック機構及びその強制解除機構部分における、
シフトロック解除操作を行いシフトレバーをPレンジ位
置から他のレンジ位置へ移動する動作中の状態を取り出
して示す概略側面図である。
【図5】図3のV−V線による要部概略断面図である。
【符号の説明】
10 シフトレバー装置 12 シフトレバー 20 グルーブドピン(連動部材) 22 ディテントプレート(ディテント部材) 24 ディテント部 26 Pレンジ用凹部 28 Rレンジ用辺部 46 シフトロックプレート 46A 端辺部 60 キーロックケーブル 70 アクチェータ接続部材 72 制限部材 78 操作用腕部 80 突部(接続手段)(係止部材) 82 ばね(接続手段) 84 第1操作部材(手動操作機構) 86 第2操作部材(手動操作機構) 90 軸棒 92 操作腕部 94 連動腕部 98 挿通孔 100 軸部 102 被動腕部 104 作用腕部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 武浩 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 伊藤 寧彦 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の変速機の変速操作用シフトレバー
    と、 前記シフトレバーに設けられ、ノブボタンの操作により
    第1位置から第2位置まで移動するよう装着された連動
    部材と、 前記シフトレバーのシフト操作時に、前記シフトレバー
    がパーキングレンジ位置から他のレンジ側へシフト操作
    される場合に第1位置にある前記連動部材と当ってシフ
    ト操作を制限し、前記連動部材が第2位置にある状態で
    前記連動部材からシフト操作を自由とするように外れる
    よう形成されたディテント部を設けたディテント部材
    と、 前記シフトレバーがパーキングレンジ位置にある状態
    で、前記連動部材を第1位置から第2位置に移動可能と
    するシフトロック解除状態と、移動不能とするシフトロ
    ック状態との間を移動可能に装着された制限部材と、 前記制限部材を、シフトロック状態からシフトロック解
    除状態に移動させる操作を手動で行わせる手動操作機構
    と、 アクチェータに操作されることにより、前記制限部材と
    一体的に移動動作するよう装着されたアクチェータ接続
    部材と、 前記アクチェータ接続部材と、前記制限部材との間に装
    着され、前記アクチェータに操作された前記アクチェー
    タ接続部材の駆動力をなくすことによって前記制限部材
    をシフトロック状態からシフトロック解除状態に移動操
    作するとともに、前記制限部材をシフトロック状態に操
    作した際に前記手動操作機構によって前記制限部材をシ
    フトロック解除状態へ移動可能に構成した接続手段と、 を有することを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 【請求項2】 車両の変速機の変速操作用シフトレバー
    と、 前記シフトレバーに設けられ、ノブボタンの操作により
    移動するよう装着された連動部材と、 前記シフトレバーのシフト操作時に、少なくとも前記シ
    フトレバーがパーキングレンジ位置から他のレンジ側へ
    シフト操作される場合に前記連動部材と当ってシフト操
    作を制限するためのディテント部を設けたディテント部
    材と、 パーキングレンジ位置にある前記連動部材を前記ディテ
    ント部から離脱可能とするよう前記ディテント部の開放
    部分から外れて位置されるシフトロック解除状態と、前
    記ディテント部の開放部分を塞ぐよう位置されるシフト
    ロック状態との間を移動可能に装着された制限部材と、 前記制限部材を手動でシフトロック状態からシフトロッ
    ク解除状態まで移動操作する手動操作機構と、 アクチェータに操作されることにより、前記制限部材と
    一体的に移動動作するよう装着されたアクチェータ接続
    部材と、 前記アクチェータ接続部材と、前記制限部材とが一体的
    に前記アクチェータに操作され、シフトロック状態から
    シフトロック解除状態へ移動するよう係止する係止部材
    と、 前記制限部材と、前記アクチェータ接続部材との間に架
    設されて両者が一体的に動作するよう付勢するととも
    に、シフトロック状態において、前記手動操作機構で前
    記制限部材をシフトロック解除状態まで移動する際弾性
    変形するよう装着されたばねと、 を有することを特徴とするシフトレバー装置。
  3. 【請求項3】 車両の変速機の変速操作用シフトレバー
    と、 前記シフトレバーに設けられ、ノブボタンの操作により
    第1位置から第2位置まで移動するよう装着された連動
    部材と、 前記シフトレバーのシフト操作時に、少なくとも前記シ
    フトレバーがパーキングレンジ位置から他のレンジ側へ
    シフト操作される場合に第1位置にある前記連動部材と
    当ってシフト操作を制限するためのディテント部を設け
    たディテント部材と、 パーキングレンジ位置の第1位置にある前記連動部材の
    第2位置への移動を許容するシフトロック解除状態と、
    第1位置にある前記連動部材の第2位置への移動を阻止
    するシフトロック状態との間を移動可能に装着された制
    限部材と、 前記制限部材を、手動でシフトロック状態からシフトロ
    ック解除状態まで移動操作する手動操作機構と、 アクチェータに操作されることにより、移動動作するよ
    うにされたアクチェータ接続部材と、 前記アクチェータ接続部材と、前記制限部材との間に位
    置し、前記アクチェータに操作された前記アクチェータ
    接続部材の移動を前記制限部材に伝えて前記制限部材を
    シフトロック解除状態に移動させるとともに、シフトロ
    ック状態にある前記制限部材を前記アクチェータ接続部
    材とは独立して前記手動操作機構によってシフトロック
    解除状態に移動可能に構成した係止手段と、 前記制限部材を、シフトロック状態側に付勢するばね
    と、 を有することを特徴とするシフトレバー装置。
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