JPH0532343Y2 - - Google Patents

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JPH0532343Y2
JPH0532343Y2 JP1988119431U JP11943188U JPH0532343Y2 JP H0532343 Y2 JPH0532343 Y2 JP H0532343Y2 JP 1988119431 U JP1988119431 U JP 1988119431U JP 11943188 U JP11943188 U JP 11943188U JP H0532343 Y2 JPH0532343 Y2 JP H0532343Y2
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lock
shift lever
lever
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/22Locking of the control input devices
    • F16H2061/223Electrical gear shift lock, e.g. locking of lever in park or neutral position by electric means if brake is not applied; Key interlock, i.e. locking the key if lever is not in park position
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20238Interlocked
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
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    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20238Interlocked
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車に搭載される自動変速機を車室
内から手動で遠隔操作するのに用いられるシフト
レバー装置に係り、詳細にはシフトロツクとシフ
トロツクを手動で解除できるシフトロツク手動解
除手段とを備えた自動変速機用シフトレバー装置
に関する。
[従来の技術] 自動変速機用シフトレバー装置には、特定のシ
フト位置でシフトレバーを拘束し、ブレーキの操
作でアクチユエータを電気的に作動させてシフト
レバーの拘束を解除するシフトロツクを備えたも
のがある(実公昭62−20343号等)。
また、このようなシフトロツクを備えたシフト
レバー装置では、電源との接続を絶つてなされる
整備作業の際等、アクチユエータに電力を供給で
きない場合でも、手動でシフトレバーの拘束を解
除できるようにしたシフトロツク手動解除手段を
共に備えたものがある。
このようなシフトロツク手動解除手段では、操
作部から入力された手動操作力で作動機構部がシ
フトレバーの拘束を解除するようになつている。
上記作動機構部はアクチユエータが取り付けら
れる基台に設けられる。一方、操作部は必要が生
じた際、すぐに操作できる位置に配置しなければ
ならないので、ハウジングに覆われてしまう前記
基台には設けられず、車室内に露出する前記ハウ
ジングに設けられる。
これらハウジングと基台とは別部品であり、最
終工程で基台にハウジングが位置合せされて一体
の組立状態となる。
このため、操作部及び作動機構部は、互に分離
した状態でハウジング及び基台に組み付けられ、
ハウジングと基台とが一体の組立状態となること
で、夫々の端末が合致して連係状態となる。
従つて、不可避的に発生する種々の誤差から、
操作部及び作動機構部の端末同士が交差範囲で合
致しないことが多々あり、これを調整するための
作業を必要としたり、調整作業を不要とする別途
機構を付設しなければならない欠点があつた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上記に鑑み、シフトロツク手動解除手
段の操作部が設けられる部材とシフトロツク手動
解除手段の作動機構部が設けられる部材との位置
関係に拘らず、操作部と作動機構部との間の調整
が不要な自動変速機用シフトレバー装置の提供を
課題としている。
[課題を解決するための手段] 本考案になる自動変速機用シフトレバー装置で
は、シフトロツク手動解除手段は操作部と作動機
構部とが、長手方向両端部が車体に固定されるア
ウタケーブルとこのアウタケーブル内に摺動自在
に収容されたインナケーブルとから成り可撓性を
有する動力伝達ケーブルを介して連係されてい
る。
[作用] 上記手段になる本考案では、操作部からの入力
は動力伝達ケーブルを介して作動機構部へ伝達さ
れる。動力伝達ケーブルは操作部が設けられる部
材と作動機構部が設けられる部材との位置関係に
影響されずに、操作部と作動機構部とを正確な連
係状態となす。
[実施例] 第1図乃至第5図には本考案になる自動変速機
用シフトレバー装置の第1実施例が示されてい
る。
第1図に示されるように、基台となるベースプ
レート10には、下端部に固着されたリテーナ1
2を介してシフトレバー14が軸支されており、
このシフトレバー14は上端部に取り付けられた
シフトノブ11の操作で矢印AB方向へ揺動可能
となつている。
ベースプレート10の上端部にはデイテントプ
レート16がリテーナ12の軸線方向に板厚方向
を沿わせて立設され、このデイテントプレート1
6にはデイテント孔18が穿設されている。デイ
テント孔18には、シフトレバー14に配設され
て長孔20から突出するデイテントピン22が貫
通している。
デイテントピン22は前記長孔20に案内され
てシフトレバー14の軸線方向に沿つて上下動可
能とされており、シフトレバー14に内設された
図示しない付勢手段により上方へ向けて付勢され
ている。このデイテントピン22はシフトレバー
14に内設された図示しないロツド等を介して、
シフトノブ11に配設されたデイテント解除釦2
4と連係されており、デイテント解除釦24が押
圧操作されることで前記図示しない付勢手段の付
勢力に抗して下方へ向けて移動可能となつてい
る。
前記デイテント孔18は、「P」、「R」、「N」、
「D」、「2」及び「L」の各シフト位置と関係付
けられて上部内周壁が凹凸状に屈曲されている。
これにより、デイテント孔18の内周壁によつて
形成される凸部に前記デイテントピン22が対向
した場合に、デイテントピン22の矢印A又はB
方向への移動を制限するようになつている。
即ち、デイテントピン22の対向する凸部のな
す面がシフトレバー14の軸線に対してほぼ平行
な場合には、デイテント解除釦24の押圧操作で
デイテントピン22を下方へ移動してからでない
と、矢印A又はB方向へのシフトレバー14の揺
動操作ができないようになつている。例えば、
「P」のシフト位置では上記操作を伴わないと、
他のシフト位置へのシフト操作ができないように
なつている。
前記デイテントプレート16にはデイテントピ
ン22が突出した側の面にロツクプレート26が
配設されている。ロツクプレート26はデイテン
トプレート16に固着されたガイドプレート28
に案内されて「P」のシフト位置に位置するシフ
トレバー14の軸線方向に沿つて上下動可能とな
つている。ロツクプレート26の上端部には、図
左側の「R」のシフト位置に向けて開口する切欠
30が形成されており、この切欠30は入口部3
0Aがテーパ状に拡開している。切欠30にはシ
フトレバー14が「P」のシフト位置に位置して
いる場合に、デイテントピン22が入口部30A
より奥の奥部30Bに進入可能となつている。
また、ロツクプレート26の上端には、「R」
のシフト位置とは逆方向の図右側へ向けてストツ
パ32が突設されている。このストツパ32はガ
イドプレート28の上端に当接して、ロツクプレ
ート26の下降限を規制するようになつている。
ロツクプレート26が下降限に位置した状態に
おいては、切欠30の入口部30Aは「P」のシ
フト位置と「R」のシフト位置との間の部分のデ
イテント孔18と重なり合うようになつている。
このロツクプレート26の下端には、「R」の
シフト位置とは反対側の図右側の角部に下部切欠
34が形成されている。下部切欠34にはレバー
プレート36の第1端部36Aが進入して、レバ
ープレート36がロツクプレート26に係合可能
となつている。レバープレート36は長手方向が
水平方向に沿つて配置され、中間部が第2図及び
第3図(第3図は上下が逆に図示されている。)
に示されるように垂直方向に沿つて軸線が配置さ
れた支持ピン38の上端部に軸支されている。支
持ピン38はベースプレート10に底壁が取り付
けられたL字形のブラケツト40に取り付けられ
ている。
また、このブラケツト40にはアクチユエータ
としてのソレノイド42が取り付けられており、
プランジヤ42Aがレバープレート36の第2端
部36Bにピン45を介して連結されている。ソ
レノイド42はプル式とされており、プランジヤ
42Aに巻装された圧縮コイルばねからなるリタ
ーンスプリング43の付勢力によりプランジヤ4
2Aが引き出され、励磁されてリターンスプリン
グ43の付勢力に抗してプランジヤ42Aを引き
込むことでレバープレート36を第2図矢印C方
向へ揺動させるようになつている。
レバープレート36は上記のように矢印C方向
へ揺動された状態では、第1端部36Aがロツク
プレート26から離隔した姿勢となる。
以上に説明したロツクプレート26、レバープ
レート36、ソレノイド42及びリターンスプリ
ング43等は、シフトロツクの機構部を構成し、
ソレノイド42は電気的制御手段によつて、「P」
のシフト位置が選択されている場合に、イグニツ
シヨンがオンされている状態でブレーキの操作が
なされると、電力を供給されて励磁されるように
なつている。
上記レバープレート36の第2端部36Bには
プランジヤ42Aと平行に配置された鉤形のリリ
ースバー44の先端部が係合可能となつている。
リリースバー44の後端部はシリンダ46に挿入
され、シリンダ46の内周壁に案内されてプラン
ジヤ42Aの軸線方向と平行に矢印DE方向へ移
動可能となつている。シリンダ46はソレノイド
42の上方に配置されてブラケツト40の立壁に
取り付けられている。リリースバー44はシリン
ダ46に内設された圧縮コイルばねからなるリタ
ーンスプリング48により矢印E方向へ付勢され
ている。そして、リターンスプリング48の付勢
力に抗して矢印D方向へ移動されることで、リリ
ースバー44の先端部がレバープレート36の第
2端部36Bと係合を開始して、リターンスプリ
ング43の付勢力に抗してプランジヤ42Aを引
き込ませつつ、レバープレート36を矢印C方向
へ揺動させるようになつている。
以上に説明したリリースバー44、シリンダ4
6及びリターンスプリング48は、シフトロツク
手動解除手段の作動機構部を構成している。
上記リリースバー44の後端部には、シリンダ
46内において、動力伝達ケーブルとしてのプル
ケーブル49のインナケーブル49Aが、ジヨイ
ント52を介して係止されている。プルケーブル
49のアウタケーブル49Bはシリンダ46に係
止されている。これにより、インナケーブル49
Aが引張られることで、リリースバー44は矢印
D方向へ移動されるようになつている。
一方、上記のように各種部品が組み付けられた
ベースプレート10を覆つて、第4図に全体が示
されるハウジグ54が配置されている。ハウジグ
54には第5図に示されるように、シフトロツク
手動解除手段の操作部56が組み付けられてい
る。操作部56は、シフトロツク解除釦58の上
端部がハウジグ54の外方へ突出し、このシフト
ロツク解除釦58の下部がハウジグ54に取り付
けられたボツクス60内に収容されるとともに、
ボツクス60の内壁に案内されて上下動可能とな
つている。
シフトロツク解除釦58の下部にはラツク62
が形成されており、このラツク62はボツクス6
0に軸支されてピニオン64と噛合している。ま
た、このピニオン64にはボツクス60に収容さ
れボツクス60の内壁に案内されて前記ラツク6
2と平行に上下動可能なラツク66が噛合してい
る。
上記シフトロツク解除釦58は、ボツクス60
に収容された圧縮コイルばねからなるリターンス
プリング68により上方へ向けて付勢されてい
る。また、ラツク66の下端部には前記プルケー
ブル49のインナケーブル49Aの他端部が係止
されており、アウタケーブル49Bの他端部がボ
ツクス60の下端部に係止されている。
これにより、シフトロツク解除釦58が押圧さ
れてリターンスプリング68の付勢力に抗して下
方へ移動すると、ラツク62と噛合するピニオン
64が第5図反時計方向へ回転され、ピニオン6
4と噛合するラツク66が上方へ移動して、イン
ナケーブル49Aを上方へ引張ることになる。な
お、ラツク66はラツク62が下方へ移動するの
と同じ距離上方へ移動するので、シフトロツク解
除釦58の下方への移動距離の2倍の距離上方へ
移動することになる。
上記のように構成される本実施例のシフトレバ
ー装置は、リテーナ12に固着された図示しない
アームがケーブルやリンク等を介して自動変速機
の油圧制御装置に設けられたマニユアルバルブと
連係され、シフトレバー14のシフト位置とマニ
ユアルバルブが選択する油圧レンジとが対応付け
られるようになつている。
次に本実施例のシフトレバー装置の操作態様に
ついて説明する。
シフト操作はシフトノブ11を把持して、シフ
トレバー14を第1図矢印AB方向へ揺動する操
作でなされ、シフト前とシフト後とのシフト位置
の関係に応じて、デイテント解除釦24を押圧操
作してデイテントピン22を下方へ移動させた状
態でなされるか、デイテント解除釦24を押圧操
作せずになされ、これらの操作は従来周知のシフ
トレバー装置と同様である。
車両が駐車状態では、シフトレバー14は
「P」のシフト位置が選択されており、この状態
ではシフトレバー装置は第1図に示される状態と
なつている。即ち、デイテントピン22は「P」
のシフト位置に対応するデイテント孔18の凹部
に位置するとともに、ロツクプレート26に形成
された切欠30の奥部30Bに進入して、奥部3
0Bの上部内周壁に当接している。ロツクプレー
ト26は自重で下方へ移動しようとするが、デイ
テントピン22を上方へ向けて付勢している図示
しない付勢手段の付勢力により移動を阻止されて
おり、デイテントピン22に吊持された状態とな
つている。
また、ロツクプレート26の下端に形成された
下部切欠34には、レバープレート36の第1端
部36Aが進入している。
これにより、この状態でシフト操作をなそうと
して、デイテント解除釦24を押圧操作すると、
デイテントピン22は切欠30の奥部30Bの下
部内周壁に当接するまでは下方へ移動できる。し
かしながら、ロツクプレート26がレバープレー
ト36により下方への移動を阻止されているの
で、それ以上下方へ移動することができない。
この状態においても、デイテント解除釦24が
押圧される前と同様に、デイテントピン22がデ
イテント孔18と切欠30とが重なり合つて形成
する閉断面内に位置しているので、シフトレバー
14を揺動させることができず、シフト操作がで
きないようになつている。
駐車中の車両が走行を開始する際にはイグニツ
シヨンがオンとされている。この状態でブレーキ
を操作しないでシフト操作をなそうとすると、シ
フトレバー装置は上記と同様の状態にあるので、
シフト操作ができない。
ここで、ブレーキを操作すると、ソレノイド4
2が励磁される条件が揃い、ソレノイド42は電
気的制御手段により電力を供給されて励磁され
る。ソレノイド42が励磁されると、プランジヤ
42Aがリターンスプリング43の付勢力に抗し
て引き込まれる。これにより、レバープレート3
6は第2図矢印C方向へ揺動されて、第1端部3
6Aが下部切欠34から離脱してロツクプレート
26と係合解除状態となる。
次いで、デイテント解除釦24を押圧操作する
と、ロツクプレート26はデイテントピン22に
吊持された状態のまま、デイテントピン22と共
に下方へ移動する。デイテントピン22は所定量
下降すると、デイテント孔18が形成する凹部か
ら抜け出すので、切欠30から第1図左方へ向け
て抜け出すことができ、シフトレバー14を第1
図矢印B方向へ揺動させることが可能となる。
デイテントピン22が切欠30から抜け出した
後は、ロツクプレート26はストツパ32がガイ
ドプレート28の上端に当接して、その状態が保
持される。
シフトレバー14が「P」のシフト位置から移
動すると、ソレノイド42が消磁され、プランジ
ヤ42Aがリターンスプリング43に付勢されて
引き出されて、レバープレート36が反矢印C方
向へ揺動する。
ここで、ロツクプレート26が第1図に示され
る位置よりも下降しているので、レバープレート
36の第1端部36Aは下部切欠34の上方でロ
ツクプレート26に当接して揺動を阻止される。
この状態では、レバープレート36がリターンス
プリング43の付勢力でロツクプレート26に押
圧当接しているので、ロツクプレート26は車両
の振動等で振動することがない。
「R」のシフト位置以外の他のシフト位置から
「P」のシフト位置へシフト操作がなされる場合
には、デイテント解除釦24が押圧操作された状
態でシフトレバー14が第1図矢印A方向へ揺動
され、デイテントピン22がロツクプレート26
の切欠30に進入する。
なお、デイテントピン22が切欠30の入口部
30Aの上部又は下部の内周壁に対向するように
進入して、これら内周壁に当接しても、これら内
周壁がデイテントピン22の移動方向に対して傾
斜面となつているので、デイテントピン22は円
滑に切欠30の奥部30Bに進入することができ
る。
デイテントピン22が切欠30の奥部30Bに
進入したところで、デイテント解除釦24の押圧
操作を止めると、デイテントピン22が図示しな
い付勢手段に付勢されて上方へ移動し、ロツクプ
レート26もデイテントピン22に吊り上げられ
て共に上方へ移動する。
このように「P」のシフト位置へシフト操作が
なされる場合には、ブレーキの操作がなされてい
るのが通常の運転操作である。このため、通常は
シフトレバー14が「P」のシフト位置へ揺動さ
れてくると同時にソレノイド42が励磁され、レ
バープレート36は矢印C方向へ揺動されて第1
端部36Aがロツクプレート26から離隔する。
従つて、ロツクプレート26が上方へ移動する際
には、レバープレート36がロツクプレート26
を押圧していないので、ロツクプレート26はデ
イテントピン22と共に円滑に上方へ移動するこ
とができる。
デイテント解除釦24の押圧操作が終了し、し
かる後にブレーキの操作が止められると、ソレノ
イド42が消磁される。これにより、プランジヤ
42Aがリターンスプリング43に付勢されて引
き出されてレバープレート36が反矢印C方向へ
揺動する。
この際、ロツクプレート26は第1図に示され
る位置まで上昇しているので、レバープレート3
6の第1端部36Aはロツクプレート26の下部
切欠34に進入する。この状態が前述の第1図の
状態である。
何等かの事情により、「P」のシフト位置にお
いてソレノイド42を励磁させることができない
状態で、他のシフト位置へシフト操作をなす場合
には、シフトロツク解除釦58が押圧操作され
る。シフトロツク解除釦58の押圧操作により、
前述のようにしてプルケーブル49のインナケー
ブル49Aが引張られる。
これにより、インナケーブル49Aがリリース
バー44をリターンスプリング48の付勢力に抗
して第2図矢印D方向へ移動させる。リリースバ
ー44は先端部がレバープレート36の第2端部
36Bに係合し、プランジヤ42Aをリターンス
プリング43の付勢力に抗して引き込ませつつレ
バープレート36を矢印C方向へ揺動させ、ロツ
クプレート26の下部切欠34からレバープレー
ト36の第1端部36Aを離脱させる。
この状態はソレノイド42が励磁されている状
態と同様なので、前述と同様にデイテント解除釦
24を押圧操作しつつシフトレバー14を揺動さ
せて、他のシフト位置へシフト操作することがで
きる。
「P」のシフト位置から他のシフト位置へのシ
フト操作を終了した後に、シフトロツク解除釦5
8の押圧操作を止めると、リリースバー44がリ
ターンスプリング48に付勢されて第2図矢印E
方向へ移動するとともに、シフトロツク解除釦5
8がリターンスプリング68に付勢されて上方へ
移動するので、レバープレート36はプランジヤ
42Aがリターンスプリング43に付勢されて引
き出されることで反矢印C方向へ揺動して、下部
切欠34の上方でロツクプレート26に当接す
る。
また、ソレノイド42を励磁させることができ
ない状態で、「P」のシフト位置へシフト操作が
なされた場合にデイテントピン22が上方へ移動
する際には、レバープレート36はロツクプレー
ト26に押圧当接しているのでロツクプレート2
6と摺接し、デイテントピン22が上昇限に達す
るとほぼ同時にリターンスプリング43の付勢力
により揺動されて第1端部36Aが下部切欠34
に進入することになる。
以上のように構成されて操作される本実施例の
シフトレバー装置では、シフトロツク手動解除手
段はベースプレート10に設けられる作動機構部
とハウジング54に設けられる操作部とが動力伝
達ケーブルとしてのプルケーブル49を介して連
係されているので、シフトロツク手動解除手段に
関してはベースプレート10に対するハウジング
54の位置調整が一切不要である。
このため、ベースプレート10とハウジング5
4とを一体の組立状態とする際の作業が容易であ
り、作業手順もシフトロツク手動解除手段によつ
て制限されることがない。
また、プルケーブル49は可撓性を有していて
取回しが自由であり、従来構造のように操作部の
端末と作動機構部の端末とを合致させるためにベ
ースプレートとハウジングとの間のスペースにロ
ツド等を配置する必要がなくなり、設計の自由度
が大幅に拡大するとともに、シフトレバー装置の
小型化も容易に可能となる。
さらに、ハウジング54における操作部56の
配設位置を作動機構部の配設位置に拘らずに自由
に設定できるので、異なる型式の車両間で同一構
造のシフトレバー装置を共用することができると
ともに、操作部56をハウジング54のみならず
コンソールやインパネ等へ配設することも容易に
可能となる。
次に第6図乃至第8図により、操作部及び作動
機構部の他の実施例を説明する。
第6図に示されるのは、操作部56の他の実施
例であり、この実施例ではシフトロツク解除釦5
8とプルケーブル49との間に回転板70が介在
されている。
即ち、回転板70はボツクス60にピン71を
介して回動可能に軸支されとともに、ねじりコイ
ルばね72により矢印F方向へ付勢されている。
シフトロツク解除釦58は下端部に突設されたピ
ン74が、回転板70に穿設された長孔76に貫
挿されている。プルケーブル49はインナケーブ
ル49Aがビス78を介して回転板70に係止さ
れ、アウタケーブル49Bがクランプ80に挟持
されてビス82を介してボツクス60に一体とな
つているプレート84に係止されている。
この構成により、シフトロツク解除釦58が押
圧操作されると、回転板70はねじりコイルばね
72の付勢力に抗して反矢印F方向へ回転し、こ
れによりインナケーブル49Aが引張られること
になる。
この実施例では、回転板70には周方向に沿つ
てビス78の取付孔86が多数穿設されており、
インナケーブル49Aの係止位置を変更すること
でプルケーブル49の引出方向を多数に変更可能
となつている。これにより、異なる型式の車両に
共用できるようになつている。また、インナケー
ブル49Aの係止位置の変更に対応して、クラン
プ80の係止位置を変更可能なように、プレート
84にはビス82の取付孔88が多数穿設されて
いる。
第7図に示されるのは、操作部56のさらに他
の実施例であり、この実施例ではシフトロツク解
除釦58とプルケーブル49との間にスライドプ
レート90が介在されている。
即ち、スライドプレート90はボツクス60に
一体とされたプレート92及びプレート92に固
着されたガイドプレート94に案内されて矢印
GH方向へ摺動可能となつている。このスライド
プレート90には平行四辺形の透孔92が穿設さ
れており、この透孔92にシフトロツク解除釦5
8の下端部に穿設されたピン96が貫挿されてい
る。シフトロツク解除釦58はリターンスプリン
グ98により上方へ付勢され、プルケーブル49
はインナケーブル49Aがスライドプレート90
に係止され、アウタケーブル49Bがプレート9
2にクランプ100、ビス102を介して係止さ
れている。
この構成により、シフトロツク解除釦58がリ
ターンスプリング98の付勢力に抗して押圧操作
されると、スライドプレート90は透孔92の傾
斜内周壁がピン96に押圧されて矢印H方向へ移
動し、これによりインナケーブル49Aが引張ら
れることになる。
第8図に示されるのは、作動機構部の他の実施
例であり、この実施例では前記第1実施例のリリ
ースバー44に相当するリリースレバー104の
中間部がブラケツト40(前記第1実施例参照)
の底壁にピン105を介して揺動可能に軸支され
るとともに、ねじりコイルばねからなるリターン
スプリング106により矢印J方向に付勢されて
ストツパ107に当接している。このリリースレ
バー104は、一端部がレバープレート36の第
2端部36Bに対向し、他端部にプルケーブル4
9のインナケーブル49Aが係止されている。ま
た、アウタケーブル49Bはブラケツト40に係
止されている。
この構成により、インナケーブル49Aが引張
られると、リリースレバー104がリターンスプ
リング106の付勢力に抗して反矢印J方向へ揺
動し、レバープレート36を揺動させてロツクプ
レート26(前記第1実施例参照)から離隔させ
るようになつている。
以上に説明した第1実施例や他の実施例の操作
部及び作動機構部は、夫々任意に組合せることが
できるとともに、他にも種々の態様で実施可能で
ある。
[考案の効果] 以上に説明した通り、本考案になる自動変速機
用シフトレバー装置では、シフトロツク手動解除
手段の操作部と作動機構部とを、長手方向両端部
が車体に固定されるアウタケーブルとこのアウタ
ケーブル内に摺動自在に収容されたインナケーブ
ルとから成り可撓性を有する動力伝達ケーブルを
介して連係したので、操作部が設けられる部材と
作動機構部が設けられる部材との位置関係にか拘
らず、操作部と作動機構部との間の調整が不要と
なる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案になる自動変速機用
シフトレバー装置の第1実施例を示し、第1図は
側断面図、第2図は第1図の−線矢視断面
図、第3図は第2図の−線矢視断面図、第4
図は斜視図、第5図は操作部の断面図、第6図は
第5図に対応して示す操作部の他の実施例の断面
図、第7図は第5図に対応して示す操作部のさら
に他の実施例の断面図、第8図は第3図に対応し
て示す作動機構部の他の実施例の側面図(上下を
逆にして図示されている。)である。 14……シフトレバー、26……ロツクプレー
ト、36……レバープレート、42……ソレノイ
ド、44……リリースバー、49……プルケーブ
ル、56……操作部、58……シフトロツク解除
釦、104……リリースレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 特定のシフト位置でシフトレバーを拘束しブレ
    ーキの操作でアクチユエータを電気的に作動させ
    てシフトレバーの拘束を解除するシフトロツク
    と、操作部から入力された手動操作力で作動機構
    部がシフトレバーの拘束を解除するシフトロツク
    手動解除手段とを備えた自動変速機用シフトレバ
    ー装置において、前記シフトロツク手動解除手段
    は操作部と作動機構部とが、長手方向両端部が車
    体に固定されるアウタケーブルとこのアウタケー
    ブル内に摺動自在に収容されたインナケーブルと
    から成り可撓性を有する動力伝達ケーブルを介し
    て連係されたことを特徴とする自動変速機用シフ
    トレバー装置。
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