JP3234016B2 - 自動変速機用シフトロック装置 - Google Patents

自動変速機用シフトロック装置

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JP3234016B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シフトレバーがパーキ
ングレンジに操作されているときに所定の条件下ではシ
フト操作を不能に保持するための自動変速機用シフトロ
ック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシフトロック装置は、ロック機
構、アクチュエータ、コントロールスイッチ及びマイク
ロコンピュータなどのコントローラを主体として構成さ
れている。そしてロック機構はパーキングレンジに操作
されたシフトレバーのグルーブドピンを受止めて互いに
係合するロックプレート及びこのロックプレートの動き
を規制できるプレートストッパーなどからなり、アクチ
ュエータはプレートストッパーを規制位置あるいは規制
解除位置へ作動させるソレノイドなどが用いられてい
る。またコントロールスイッチはシフトレバーの位置を
検出するためのもので、前記コントローラはこのコント
ロールスイッチやイグニッションスイッチなどからの電
気信号を入力して前記アクチュエータへの通電を制御す
る。従来、前記の各構成部材はシフトレバー周辺の部材
であるシフトレバープレートやディテントプレートに対
して個別に取付けられているのが一般的である。ただし
実開平2−458号公報に開示されている変速操作装置
においては、前記の各構成部材のうちロック機構のロッ
クプレートとコントロールスイッチとが一体的に組付け
られていて、これが前記アクチュエータと共にディテン
トプレートに取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにシフトロッ
ク装置の各構成部材を個別に取付ける場合、あるいは前
記公報に示されている装置の場合、いずれにおいても例
えば前記ロック機構を構成しているロックプレートと前
記アクチュエータで動かされるプレートストッパーとの
相対的な位置ずれが生じ易い。その対策として各部材の
寸法や移動量に余裕をもたせることが必要となり、結果
的にシフトロック装置のための設置スペースが大きくな
る。また前記コントローラとコントロールスイッチとの
ように相互を電気的に接続しなければならない部品につ
いて、これらが個別に配置されるとその電気配線が複雑
となり、かつ耐久性や信頼性にも問題が生じる。
【0004】本発明の技術的課題は、シフトロック装置
における各構成部材を単一のユニットケースに組込むこ
とで、各構成部材間の位置精度を高くし、余分な寸法や
移動量をなくしたコンパクトな設計を可能とし、かつ電
気配線も簡素化してその耐久性及び信頼性の向上を図る
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明はつぎのように構成されている。すなわち本
発明の自動変速機用シフトロック装置は、パーキングレ
ンジにシフト操作されたシフトレバーを他のレンジへ操
作するために必要なグルーブドピンの操作を所定の条件
に基づいてロックできるロック機構と、このロック機構
をロック解除状態に作動させるためのアクチュエータ
と、前記ロック機構の作動に連動して少なくともシフト
レバーがパーキングレンジにあるか否かの検出が可能な
コントロールスイッチと、このコントロールスイッチか
らの電気信号に基づいて前記アクチュエータに対する駆
動信号を制御するコントローラとが共に単一のユニット
ケースに組込まれている。
【0006】
【作用】この構成において、例えば前記ロック機構とア
クチュエータあるいはコントロールスイッチとの間の位
置関係は、これらが前記ユニットケースに組付けられる
ときに精度よく設定される。したがってこれら相互の位
置ずれなどを考慮した余分な寸法や移動量の確保が不要
となる。また例えば前記コントロールスイッチとコント
ローラとの間の電気配線については、ユニットケース内
において簡単な接続により実現され、通電不良などに対
する信頼性が高められる。
【0007】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。まず図5に自動変速機用のシフト装置が示され
ている。この図面で明らかなようにシフトレバー10
は、車両のフロア26に取付けられたシフトレバープレ
ート20に対しレバー軸18の軸線回りにシフト操作で
きるように組付けられている。このシフトレバー10の
シフト操作はシフトケーブル19を通じて自動変速機側
に伝達され、よって自動変速機のシフトレンジが切替え
られるのは周知のとおりである。なお前記シフトレバー
10の中にはディテントロッド14が組込まれていて、
このディテントロッド14の下端部にはシフトレバー1
0の内部から外部へ突出したグルーブドピン16が固定
されている。ディテントロッド14は、シフトレバーノ
ブ12の側部に設けられているノブボタン13を押すこ
とにより図示外のリターンスプリングに抗して前記グル
ーブドピン16と共に下方向へ移動操作されるようにな
っている。
【0008】前記シフトレバープレート20には、ディ
テントプレート22が一体に形成されている。このディ
テントプレート22には、シフトレバー10のシフト操
作方向に沿って開口部23が形成されていて、この開口
部23の内部には前記グルーブドピン16が位置してい
る。またこのグルーブドピン16はディテントロッド1
4に作用している前記リターンスプリングの力により常
時は開口部23上縁の凹凸面24に押付けられている。
したがってシフトレバー10を例えば走行レンジの一つ
であるリバースレンジ(以下、Rレンジと略する)から
図5に示されているパーキングレンジ(以下、Pレンジ
と略する)にシフト操作するには、前記ノブボタン13
を押してグルーブドピン16を下方へ移動させる操作が
必要である。つまりこの操作によってグルーブドピン1
6が前記凹凸面24におけるRレンジとPレンジとの間
の凸部を越えれることとなり、よってシフトレバー10
のシフト操作が可能となる。
【0009】さて図1にシフトロック装置が断面図で示
され、図2に同じくシフトロック装置が外観斜視図で示
されている。これらの図面においてユニットケース30
にはその両端部にビス挿通孔31が形成されており、ユ
ニットケース30はこれらのビス挿通孔31を利用して
図5で示されているように前記シフトレバープレート2
0に取付けられるようになっている。このユニットケー
ス30におけるシフトレバープレート20との接合面3
2の側には、縦方向の第一ガイド部33とこれに直交す
る横方向の第二ガイド部34とが形成されている。同じ
くこのユニットケース30には接合面32の側が開放さ
れた第一空間36と、接合面32の反対側が開放された
第二空間38とがそれぞれ形成されている。ただしこの
第二空間38の開放面は、その内部に後述するコントロ
ールスイッチ70及びコントローラ80が組込まれた後
に図1に示すカバー板39で閉ざされる。
【0010】つぎに前記シフトレバー10がPレンジに
あるときの前記グルーブドピン16の押し下げ操作をロ
ックするためのロック機構RCについて説明する。まず
前記ユニットケース30の第一ガイド部33にはロック
プレート40が縦方向へのスライド自在に設けられてい
る。このロックプレート40の上部には、シフトレバー
10がRレンジ側からPレンジにシフト操作されたとき
の前記グルーブドピン16を受入れ可能な凹形状の係合
部42が形成されている。なお図1及び図2のロックプ
レート40は、その係合部42に係合したグルーブドピ
ン16が前記ディテントロッド14に作用しているリタ
ーンスプリング(図示しない)により上方へ押し上げら
れているときの状態が示されている。またロックプレー
ト40には、そのスライド動作を後で説明するコントロ
ールスイッチ70のスライダー74に伝えるためのスイ
ッチアーム46が一体に形成されている。
【0011】一方、ユニットケース30の前記第二ガイ
ド部34にはプレートストッパー50が前記ロックプレ
ート40のスライド動作と直交する横方向へスライド自
在に設けられている。このプレートストッパー50とロ
ックプレート40とは互いのスライド動作に干渉しない
ように配置されているのであるが、図1及び図2の状態
ではプレートストッパー50のロック部51がロックプ
レート40に形成されている切欠部44に位置してい
る。したがってこの状態でロックプレート40を下方へ
スライドさせても、その切欠部44の面44aがプレー
トストッパー50のロック部51に当ってそれ以上のス
ライドが阻止されることとなる。つまりこれが前記ロッ
ク機構RCにより前記グルーブドピン16の押し下げ操
作をロックした状態である。なおプレートストッパー5
0の一部にはピン52が固定されていて、これが前記ユ
ニットケース30一部に当たることでプレートストッパ
ー50のスライドストロークが規制されている。
【0012】前記ロック機構RCのロック状態を解除す
るために前記プレートストッパー50をスライド制御す
るアクチュエータとして用いたソレノイド60は、ユニ
ットケース30の前記第一空間36に組込まれている。
このソレノイド60のプランジャー62は前記プレート
ストッパー50に対し結合具64で連結されていて、こ
の結合具64のフランジ部とソレノイド60との間には
リターンスプリング66が設けられている。このリター
ンスプリング66は、その弾性力により前記プレートス
トッパー50を図1及び図2の位置(ロック位置)へ常
に押し出すように作用している。また前記プレートスト
ッパー50の先端側には斜面54が形成されており、こ
こにはユニットケース30に対して上下動作可能に組付
けられたロック解除ロッド56の先端が接触している。
このロック解除ロッド56を手動で押し下げることによ
りプレートストッパー50を前記リターンスプリング6
6の弾力に抗してスライド操作することが可能である。
なおユニットケース30の接合面32側に組付けられて
いる前記ロック機構RC及びソレノイド60は、このユ
ニットケース30を前記シフトレバープレート20に組
付けた状態では適正に保護されるようになっている。
【0013】前記ユニットケース30の第二空間38に
は、図1で示すようにコントロールスイッチ70のスイ
ッチケース71及びマイクロコンピュータを用いたコン
トローラ80のコンピュータ基板82が設けられてい
る。このコンピュータ基板82はユニットケース30に
固定されており、スイッチケース71はコンピュータ基
板82に固定されている。まず前記コントロールスイッ
チ70におけるスイッチケース71の中には、スイッチ
基板72とこのスイッチ基板72に沿って上下にスライ
ドするスライダー74とが組込まれている。このスライ
ダー74は通常二個の可動接点76(図面では一方のみ
が示されている)を備えている。そしてこの可動接点7
6がスイッチ基板72に沿ってスライドすることによ
り、このスイッチ基板72の各端子(図示しない)に対
する選択的な通電が切替えられ、もって後述するように
シフトレバー10がPレンジにあるか否かといった検出
ができるようになっている。なお前記スライダー74に
は、前記スイッチケース71及びユニットケース30の
それぞれの壁を貫通して前記スイッチアーム46に連結
された突出ピン78が一体に形成されている。これらの
壁の突出ピン78が貫通している箇所は、スライダー7
4のスライドを許容する長孔となっていて、前記ロック
プレート40のスライドによりスイッチアーム46を通
じてスライダー74がスライドすることとなる。
【0014】前記コントローラ80のコンピュータ基板
82には、コンデンサー、トランジスタ、ダイオード、
レジスタなどの各種デバイス86が設けられている。こ
のコンピュータ基板82の入力端子と前記コントロール
スイッチ70におけるスイッチ基板72の出力端子とは
図1で示すリード線83で接続されている。またコンピ
ュータ基板82の出力端子と前記ソレノイド60の電源
回路とは図示外のリード線により接続されていて、コン
トローラ80からソレノイド60に対して制御信号が出
力されるようになっている。しかもコンピュータ基板8
2にはコネクター84が設けられており、このコネクタ
ー84には、コントローラ80に対するフットブレーキ
のオンオフ信号の入力あるいはコントローラ80からキ
ーインタロック機構のソレノイド(図示しない)への信
号出力のための配線プラグ、さらにはメイン電源プラグ
などがそれぞれ接続される。
【0015】つぎに前記シフトロック装置の作用につい
て説明する。いま仮に前記シフトレバー10がRレンジ
にあり、そこからPレンジにシフトするには、すでに説
明したように図5に示されている前記ノブボタン13を
押すことによりグルーブドピン16を押し下げた状態で
シフトレバー10をそのレバー軸18の軸線回りに操作
する。この押し下げられた状態のグルーブドピン16
は、シフトレバー10がPレンジのポジションに達した
時点で前記ロック機構RCにおけるロックプレート40
の係合部42に係合している。ここで前記ノブボタン1
3に対する操作力が解除されると、前記ディテントロッ
ド14に作用しているリターンスプリングの力によりグ
ルーブドピン16はロックプレート40と共に上方向へ
戻される。このとき、前記ソレノイド60が非通電状態
にあるものとすると前記ロック機構RCは図1,2及び
図5で示すロック状態に保持されている。すなわちこの
ロック状態においては前記ノブボタン13を再び押して
グルーブドピン16を押し下げようとしても、これに連
動する前記ロックプレート40のスライドが、その切欠
部44の面44aとプレートストッパー50のロック部
51との当接により阻止される。このためグルーブドピ
ン16を、前記ディテントプレート22の凹凸面24に
おけるPレンジとRレンジとの間の凸部を越える位置ま
で押し下げることができず、もってシフトレバー10を
Pレンジから他のレンジへシフト操作することができな
い。
【0016】前記のロック状態において前記コントロー
ルスイッチ70のスライダー74は前記ロックプレート
40と対応して最も上の位置にスライドしてシフトレバ
ー10がPレンジにシフトされたことを検出し、その検
出信号は前記コントローラ80に入力されている。なお
前記ソレノイド60を通電状態に切替えるためのコント
ローラ80による制御条件は、前記コントロールスイッ
チ70からのPレンジの検出信号に加えてイグニッショ
ンスイッチのIG(オン)信号及びフットブレーキが踏
まれたときのオン信号が揃ってコントローラ80に入力
されたときである。したがってこれらの制御条件が揃っ
て前記ソレノイド60が通電されると、そのプランジャ
ー62が前記リターンスプリング66に抗して吸引さ
れ、これにより前記プレートストッパー50は、そのロ
ック部51がロックプレート40の前記切欠部44から
退いた図3の位置に移動し、ロック機構RCはロック解
除状態となる。またこのロック解除は、前記ロック解除
ロッド56を手動で押し下げ、これにより前述したよう
にプレートストッパー50を前記リターンスプリング6
6に抗してスライド操作させることによっても実現でき
る。
【0017】前記ロック機構RCのロック解除状態にお
いてシフトレバー10のノブボタン13を押すと、前記
グルーブドピン16がロックプレート40と共に図4の
状態に移動する。つまりグルーブドピン16は前記ディ
テントプレート22の凹凸面24におけるPレンジとR
レンジとの間の凸部を越えれる位置となり、もってシフ
トレバー10をPレンジから他のレンジへシフト操作す
ることが可能となる。なおシフトレバー10がPレンジ
以外のシフトレンジに操作されると、グルーブドピン1
6がロックプレート40の係合部42から外れ、このと
きのロックプレート40及びコントロールスイッチ70
のスライダー74は最も下にスライドし、このコントロ
ールスイッチ70の検出信号は前記コントローラ80に
入力される。このため前記ソレノイド60を通電するた
めのコントローラ80による制御条件のうちの少なくと
も一つが欠けることとなり、このソレノイド60は非通
電状態になる。この結果、ロック機構RCのプレートス
トッパー50は前記リターンスプリング66によって図
1,2で示すロック位置に戻される方向の力を受けるこ
ととなるが、この力は図4で示すようにプレートストッ
パー50のロック部51端面がロックプレート40の一
部で受止められている。ここでシフトレバー10がグル
ーブドピン16を押し下げた状態で再度Pレンジにシフ
ト操作され、このグルーブドピン16がロックプレート
40の係合部42に係合して上方へ復帰動作したとき
に、ロック機構RCは再びロック状態となる。
【0018】図6に前記とは別の実施例が図1と対応さ
せた断面図で示されている。この実施例では、コントロ
ールスイッチ70の前記スイッチ基板72を廃止し、こ
れをコントローラ80のコンピュータ基板82で兼用し
ている。この場合、スライダー74はコンピュータ基板
82に沿ってスライドすることとなり、その検出信号は
コンピュータ基板82にプリントされた導電体を通じて
コントローラ80に直接取り込まれる。
【0019】
【発明の効果】このように本発明は、シフトロック装置
の各構成部材がユニットケースに一括して組込まれてい
るため、これらの部材間の位置精度を高めることがで
き、各部材の寸法や移動量に余裕をもたせることが不要
となってコンパクトな設計が可能となり、また電気部材
間の配線も簡素化されてその耐久性及び信頼性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】シフトロック装置の断面図である。
【図2】同じくシフトロック装置の外観斜視図である。
【図3】ソレノイドが通電された状態のシフトロック装
置の外観斜視図である。
【図4】シフト操作可能な状態のシフトロック装置の外
観斜視図である。
【図5】自動変速機用のシフト装置を表した正面図であ
る。
【図6】別実施例のシフトロック装置を表した断面図で
ある。
【符号の説明】
10 シフトレバー 16 グルーブドピン 30 ユニットケース 60 アクチュエータ(ソレノイド) 70 コントロールスイッチ 80 コントローラ RC ロック機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−80038(JP,A) 特開 平4−173432(JP,A) 特開 平2−38146(JP,A) 実開 平2−458(JP,U) 実開 平2−129928(JP,U) 実開 平1−171723(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 20/00 - 20/08 F16H 59/00 - 59/12 G05G 1/00 - 25/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーキングレンジにシフト操作されたシ
    フトレバーを他のレンジへ操作するために必要なグルー
    ブドピンの操作を所定の条件に基づいてロックできるロ
    ック機構と、このロック機構をロック解除状態に作動さ
    せるためのアクチュエータと、前記ロック機構の作動に
    連動して少なくともシフトレバーがパーキングレンジに
    あるか否かの検出が可能なコントロールスイッチと、こ
    のコントロールスイッチからの電気信号に基づいて前記
    アクチュエータに対する駆動信号を制御するコントロー
    ラとが共に単一のユニットケースに組込まれていること
    を特徴とする自動変速機用シフトロック装置。
JP35586292A 1992-12-17 1992-12-17 自動変速機用シフトロック装置 Expired - Fee Related JP3234016B2 (ja)

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