JP2001287564A - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

Info

Publication number
JP2001287564A
JP2001287564A JP2000102672A JP2000102672A JP2001287564A JP 2001287564 A JP2001287564 A JP 2001287564A JP 2000102672 A JP2000102672 A JP 2000102672A JP 2000102672 A JP2000102672 A JP 2000102672A JP 2001287564 A JP2001287564 A JP 2001287564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
shift lock
shift lever
vehicle
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000102672A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Suzuki
豊 鈴木
Keizo Fukuda
圭三 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2000102672A priority Critical patent/JP2001287564A/ja
Publication of JP2001287564A publication Critical patent/JP2001287564A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストが安価なゲート式のシフトレバー装置
を得る。 【解決手段】 本シフトレバー装置10では、シフトロ
ックプレート60が左右にスライド可能に設けられてお
り、P位置にてシフトレバー20がシフトロックプレー
ト60の係合壁64、66の間に位置する。P位置から
シフトレバー20を左に移動させると、シフトロックプ
レート60も左にスライドし、シフトロックリンク70
とキーインターロックリンク152が連動する。シフト
ロックソレノイド100が作動していなければシフトロ
ックリンク70が移動できず、結果としてシフトレバー
20が移動できないシフトロック状態となり、シフトロ
ックソレノイド100が作動した状態でシフトレバー2
0を移動させればキーインターロックリンク152がワ
イヤ162を操作してイグニッションキーの抜き取りを
制限するキーインターロック状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の変速機を操
作するためのシフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の自動変速機を車両の室内側から操
作して自動変速機に設定されたシフトレンジを変更する
ための操作装置には、棒状のシフトレバーを備え、この
シフトレバーを旋回操作することで自動変速機を操作す
るシフトレバー装置が一般的に使用されている。
【0003】この種のシフトレバー装置では、例えば、
略車両左右方向を軸方向としてこの軸周りにのみシフト
レバーを旋回操作(平面視では直線的に操作)する所謂
ストレート式のシフトレバー装置の他に、略車両左右方
向及び略車両前後方向の各方向をそれぞれ軸方向として
これらの軸周りにシフトレバーをジグザグに旋回操作す
る所謂ゲート式のシフトレバー装置がある。
【0004】このゲート式のシフトレバー装置は、上記
のようにシフトレバーをジグザグに操作する構成である
ため、平面視では直線的な操作となるストレート式のシ
フトレバー装置と同等若しくは狭い装置の設置範囲で、
平面視でシフトレバーを長い距離操作できる。このた
め、ゲート式のシフトレバー装置を採用する自動変速機
ではストレート式のシフトレバー装置を採用する自動変
速機よりも多くのシフトレンジを設定できるというメリ
ットがある。
【0005】また、上述した各種のシフトレバー装置に
は、ブレーキペダルを踏み込んだ場合にのみ車両の駆動
輪をロックするパーキングレンジ(以下、「Pレンジ」
と称する)の状態から他のシフトレンジへの切り替えを
許容するシフトロック機構、並びに、シフトレンジがP
レンジの場合にのみキーシリンダからのイグニッション
キーの抜き取りを許容するキーインターロック機構の2
つの機構を備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の2つのロック機
構のうち、キーインターロック機構は大別すると、電気
式と機械式の2種類に分かれる。
【0007】電気式はPレンジに対応したシフト位置で
のシフトレバーの近傍に設けられたマイクロスイッチ等
のP位置検出スイッチを備えている。このP位置検出ス
イッチはインターロックコントロール等と称される制御
手段へ電気的に接続されており、更に、制御手段を介し
てキーシリンダに設けられたキーインターロックソレノ
イドへ電気的に接続されている。キーインターロックソ
レノイドはソレノイド本体が通電されて励磁された際に
ソレノイド本体から抜け出てキーシリンダの内部へ突出
するプランジャを備えており、このプランジャがキーシ
リンダの内部に突出することでキーシリンダに差し込ま
れたイグニッションキーと共に回転する回転部材の回転
を制限する構成である。
【0008】すなわち、電気式のキーインターロック機
構では、シフトレバーがP位置に移動したことをP位置
検出スイッチが検出し、このときのP位置検出スイッチ
からの電気信号を制御手段が受けると、制御手段がキー
インターロックソレノイドを通電させて励磁し、プラン
ジャをソレノイド本体から抜け出させて回転部材の回転
制限を解除するものである。
【0009】これに対して機械式は、P位置へ移動した
シフトレバーに連動する連動部材を備えている。この連
動部材にはケーブル等の機械的な接続部材が取り付けら
れており、接続部材を介してキーシリンダに設けられた
ロック部材へ機械的に接続されている。ロック部材はシ
フトレバーに連動した連動部材により接続部材が動く
と、この接続部材の動きに連動してキーシリンダに設け
られた回転部材の回転を制限し、また、回転制限を解除
するものである。
【0010】以上の電気式と機械式の各キーインターロ
ック機構を比較すると、電気式は機械式に比べて各種の
設定が非常に難しいうえ、部品コストが嵩むという欠点
がある。しかしながら、上述したゲート式のシフトレバ
ー装置では、これまでその構造上の理由等から電気式の
キーインターロック機構が採用されていた。このため、
ゲート式のシフトレバー装置のコストは高いものになっ
てしまっていた。
【0011】本発明は、上記事実を考慮して、各ロック
機構のコストを安価にできるゲート式のシフトレバー装
置を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、適宜に屈曲した所定の移動軌跡上を移動可能なシフ
トレバーを備え、前記シフトレバーの移動により変速機
に設定されたシフトレンジを前記移動軌跡上のシフト位
置に対応したシフトレンジに切り替えるシフトレバー装
置であって、前記複数のシフトレンジのうちの特定のシ
フトレンジに対応した特定のシフト位置で前記シフトレ
バーが係合し、当該係合状態では前記シフトレバーと共
に移動するシフトロックプレートと、前記シフトロック
プレートへ係合し、前記シフトロックプレートの移動に
連動して変位するシフトロックリンクと、前記特定のシ
フト位置から離脱する前記シフトレバーの動作に連動し
た前記シフトロックリンクの変位軌跡上に設けられて前
記シフトロックリンクの変位を制限するシフトロック機
構と、車両のエンジンを起動するキー装置へ長手方向一
端が接続され、長手方向に沿ったロック方向への移動に
より前記キー装置に差し込まれたイグニッションキーの
回転を制限する接続部材と、前記接続部材の他端が係止
されると共に前記シフトロックプレートへ係合し、前記
特定のシフト位置からの前記シフトレバーの移動に連動
して前記接続部材を前記ロック方向へ移動させるキーイ
ンターロック部材と、を備えることを特徴としている。
【0013】上記構成のシフトレバー装置では、特定の
シフトレンジに対応した特定のシフト位置にシフトレバ
ーが位置する状態では、シフトロックプレートにシフト
レバーが係合している。この特定のシフト位置からシフ
トレバーを離脱させると、シフトレバーがシフトロック
プレートを介してシフトロックリンクを変位させようと
するが、シフトロック機構によってこのときのシフトロ
ックリンクを変位が制限されるため、シフトロックプレ
ートの移動も間接的にシフトロック機構によって制限さ
れ、ひいては特定のシフト位置からのシフトレバーの離
脱も制限される(シフトロック状態)。
【0014】この状態で、例えば、ブレーキペダルを踏
み込む等の特定の操作を行ない、シフトロック機構によ
るシフトロックリンクの変位制限を解除すれば、シフト
ロックプレートの移動も可能となり、特定のシフト位置
からのシフトレバーの離脱も可能となる(シフトロック
解除状態)。
【0015】一方、特定のシフト位置からシフトレバー
を移動させてシフトロックプレートを移動させると、シ
フトロックプレートの移動にキーインターロック部材が
連動してキーインターロック部材が接続部材をロック方
向へ移動させる。これにより、規制部材が変位してキー
シリンダに差し込まれたイグニッションキーの回転が規
制部材によって制限される(キーインターロック状
態)。
【0016】このように、本シフトレバー装置では、シ
フトロックシフトロックプレートリンク、及びキーイン
ターロック部材の機械的な連動により、シフトロック状
態及びその解除とキーインターロック状態とその解除が
連動して行なわれる。このため、電子的な装置を用いて
このような制御を行なう構成に比べてコストが安価とな
る。
【0017】請求項2記載のシフトレバー装置は、適宜
に屈曲した所定の移動軌跡上を移動することで当該移動
軌跡上のシフト位置に対応して変速機に設定された複数
のシフトレンジを変更すると共に、前記複数のシフトレ
ンジのうち車両の駆動輪をロックするパーキングレンジ
に対応したシフト位置であるP位置から離脱する際に略
車両左右何れか一方に移動するシフトレバーと、略車両
左右方向に沿って移動可能であると共に、前記P位置に
前記シフトレバーが位置する状態で前記シフトレバーが
係合し、当該係合状態では前記シフトレバーと共に略車
両左右方向に沿って移動するシフトロックプレートと、
前記シフトロックプレートへ機械的に係合すると共に、
略車両左右方向に沿った前記シフトロックプレートから
の押圧力を略車両上下方向に沿った力の変換する係合部
を有し、前記P位置から離脱する前記シフトレバーの移
動に連動する前記シフトロックプレートからの押圧力に
よって略車両下方へ変位するシフトロックリンクと、略
車両下方へ変位する前記シフトロックリンクの変位軌跡
上に設けられて前記シフトロックリンクの変位を制限す
るシフトロック機構と、車両のエンジンを起動するキー
装置へ長手方向一端が接続され、長手方向に沿ったロッ
ク方向への移動により前記キー装置に差し込まれたイグ
ニッションキーの回転を制限する接続部材と、前記接続
部材の他端が係止されると共に前記シフトロックプレー
トへ係合し、前記P位置からの前記シフトレバーの移動
に連動して前記接続部材を前記ロック方向へ移動させる
キーインターロック部材と、を備えることを特徴として
いる。
【0018】上記構成のシフトレバー装置では、車両の
駆動輪をロックするパーキングレンジに対応したシフト
位置であるP位置にシフトレバーが位置する状態では、
シフトロックプレートにシフトレバーが係合しており、
P位置から離脱するためにシフトレバーを略車両左方或
いは右方へシフトレバーを移動させると、シフトレバー
がシフトロックプレートを同方向へ移動させようとす
る。さらに、このときのシフトロックプレートはシフト
ロックリンクの係合部をその移動方向へ押圧してシフト
ロックリンクを略車両下方へ変位させようとする。しか
しながら、シフトロックリンクはシフトロック機構に変
位が制限されるため、シフトロックプレートの移動も間
接的にシフトロック機構によって制限され、ひいてはP
位置からのシフトレバーの離脱も制限される(シフトロ
ック状態)。
【0019】この状態で、例えば、ブレーキペダルを踏
み込む等の特定の操作を行ない、シフトロック機構によ
るシフトロックリンクの略車両可能への変位制限を解除
すれば、シフトロックプレートの移動も可能となり、P
位置からのシフトレバーの離脱も可能となる(シフトロ
ック解除状態)。
【0020】一方、P位置からシフトレバーを離脱させ
てシフトロックプレートを移動させると、シフトロック
プレートの移動にキーインターロック部材が連動してキ
ーインターロック部材が接続部材をロック方向へ移動さ
せる。これにより、規制部材が変位してキーシリンダに
差し込まれたイグニッションキーの回転が規制部材によ
って制限される(キーインターロック状態)。
【0021】このように、本シフトレバー装置では、シ
フトロックシフトロックプレートリンク、及びキーイン
ターロック部材の機械的な連動により、シフトロック状
態及びその解除とキーインターロック状態とその解除が
連動して行なわれる。このため、電子的な装置を用いて
このような制御を行なう構成に比べてコストが安価とな
る。
【0022】また、上述したように、シフトロックプレ
ートはシフトレバーに連動して略車両左右方向へ移動す
るが、シフトロックリンクは略車両上下方向に変位する
構成であるため、係合部によるシフトロックプレートか
らの押圧力の変換方向の設定しだいでP位置から離脱す
るシフトレバーの移動方向が略車両左方であっても略車
両右方であっても対応できる。すなわち、このようなシ
フトレバー装置では略車両左右方向に沿ったシフトレバ
ーの移動方向が、所謂右ハンドル車に適用する場合と所
謂左ハンドル車に適用する場合とで逆になることが多
い。しかしながら、本シフトレバー装置では機械的な連
動によりシフトロック状態及びその解除とキーインター
ロック状態とその解除を行なうにもかかわらず、基本的
には係合部の仕様を変えるだけで対応が可能となり、右
ハンドル車仕様と所謂左ハンドル車仕様とで共用できる
部品が多くなる。このため、更にコストを安価にでき
る。
【0023】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施の形態に
係る右ハンドル車用のシフトレバー装置10の全体構成
が分解図によって示されている。
【0024】図1に示されるようにシフトレバー装置1
0はベース12を備えている。ベース12は左右方向に
沿って互いに対向する側壁部14、16を有し、上方側
が開口した略箱形状に形成され、下端部の四隅に形成さ
れた固定部18を貫通するボルト等の締結手段(図示省
略)により車両の運転席と助手席との間の床部近傍に固
定される。
【0025】ベース12の側壁部14と側壁部16との
間にはシフトレバー20を構成するリテーナ22が配置
されている。リテーナ22は左右方向に沿って貫通した
貫通孔を有する円筒状の筒部24を備えており、側壁部
14、16の双方(図1では側壁部14側のみを図示)
に同軸的に形成された円孔26に対して筒部24が同軸
的に配置された状態で軸部材としてのシャフトコントロ
ール30が貫通し、これにより、リテーナ22が左右方
向を軸方向として所定範囲旋回自在に軸支される。
【0026】また、このリテーナ22の筒部24には、
前後方向に沿って互いに対向する縦壁34、36を有す
る支持部38が一体形成されている。この支持部38の
縦壁34と縦壁36との間には上下方向に沿って長手と
されてリテーナ22と共にシフトレバー20を構成する
棒状のレバー本体40の下端部が位置している。レバー
本体40の下端部には前後方向に沿った貫通孔が形成さ
れており、前後方向に沿って縦壁34、36の双方に同
軸的に形成された貫通孔に対してレバー本体40の下端
部の貫通孔が同軸的に位置した状態でピンシャフト42
が貫通し、これにより、レバー本体40がリテーナ22
に対して前後方向を軸方向として所定範囲旋回自在に軸
支される。
【0027】このレバー本体40の上端部には、リテー
ナ22やレバー本体40と共にシフトレバー20を構成
する把持用のノブ44が螺合しており、車両乗員はノブ
44を握ってノブ44を左右方向に押し引きすることで
前後方向を軸方向としてピンシャフト42周りに左右に
旋回し、また、ノブ44を前後方向若しくは左右方向に
押し引きすることでレバー本体40がリテーナ22の縦
壁34、36を押圧し、リテーナ22と共に左右方向を
軸方向としてシャフトコントロール30周りに前後に旋
回する。
【0028】リテーナ22の縦壁36からは縦壁34と
は反対側(前方側)へ向けて係止片46が延出されてお
り。この係止片46に形成された係止ピン48にはワイ
ヤ(図示省略)の一端が係止される。このワイヤの他端
は直接或いは間接的に自動変速機若しくはこの自動変速
機を制御する制御装置へ機械的に接続されており、リテ
ーナ22の旋回に伴いワイヤが自動変速機若しくはこの
自動変速機を制御する制御装置を操作するようになって
いる。
【0029】一方、上述したベース12の上方側にはハ
ウジング50が配置されている。ハウジング50は下方
側へ向けて開口した箱状のアッパハウジング52と、こ
のアッパハウジング52の下側に設けられるロアハウジ
ング54とを備えている。
【0030】アッパハウジング52の上底部には前後方
向及び左右方向に屈曲してシフト孔56が貫通形成され
ており、このシフト孔56を上述したレバー本体40が
貫通し、シフト孔56に沿って旋回することができるよ
うになっている。
【0031】また、図4に示されるように、シフト孔5
6の右方側には「P」、「R」、「N」等の文字58が
前後方向に並んで形成されている。これらの文字58
は、車両の自動変速機(図示省略)に設定された複数の
シフトレンジの各々を示しており、「P」は車両の駆動
輪をロックするパーキングレンジ(以下、単に「Pレン
ジ」と称する)を表し、「R」は車両の駆動輪を逆転駆
動させるリバースレンジ(以下、単に「Rレンジ」と称
する)を表す。また、「N」は車両への駆動力の伝達を
遮断すると共に駆動輪を自由に回転できる状態とするニ
ュートラルレンジ(以下、単に「Nレンジ」と称する)
を表し、「D」は車両の駆動輪を正転駆動させるドライ
ブレンジ(以下、単に「Dレンジ」と称する)を表す。
さらに、このDの文字の右側に形成された「4」はDレ
ンジと同様に駆動輪を正転駆動させるもののDレンジで
の変速モードとは異なる変速モードの4レンジを表し、
また、「3」、「2」、及び「2」の左側の「L」もま
たそれぞれDレンジと同様に駆動輪を正転駆動させるも
ののDレンジでの変速モードとは異なる変速モードの3
レンジ、2レンジ、ローレンジ(以下、単に「Lレン
ジ」と称する)を表している。
【0032】本シフトレバー装置10では、シフト孔5
6を貫通したレバー本体40がこれらの文字58の側方
に位置した場合に、その文字58に対応したシフトレン
ジに自動変速機のシフトレンジが切り替わるようになっ
ている。
【0033】また、図1及び図4に示されるように、R
レンジに対応したシフト位置からからPレンジに対応し
たシフト位置へレバー本体40が移動する際に、レバー
本体40は左方へ移動した後に前方側へ移動し、次いで
右方へと移動するように本シフトレバー装置10は構成
されており、上述した軌跡をたどるようにシフト孔56
が形成されている。このPレンジに対応したシフト位置
に達する直前(すなわち、右方へ移動する状態)のレバ
ー本体40に対応して、ベース12にはシフトロックプ
レート60(図2参照)が左右方向に沿ってスライド自
在に組み付けられている。シフトロックプレート60
は、左右方向に沿って長手の角棒状とされており、その
左端部は前方側へ向けて湾曲したカム部62とされてい
る。
【0034】図2に示されるように、シフトロックプレ
ート60の後端面からは係合壁64、66が突出形成さ
れている。係合壁64、66は左右方向に沿って互いに
対向する如く形成されており、その間隔はレバー本体4
0の外形寸法よりも僅かに大きく、係合壁64、66の
間にはレバー本体40が入り込むことができ、Pレンジ
に対応したシフト位置に達する直前の位置までシフトレ
バー20が移動することで、この係合壁64、66の間
にレバー本体40が入り込むようになっている。
【0035】一方、シフトロックプレート60の上述し
たカム部62とは反対側にはピン68が前方側へ向けて
突出形成されており、シフトロックリンク70に係合し
ている。シフトロックリンク70は上下方向に沿って長
手とされた棒形状で、その上端部には係合部としての平
板状の基部72が形成されている。この基部72には、
基部72の上端部にて開口した切欠部74が形成されて
いる。切欠部74はその開口幅がピン68の外径よりも
僅かに大きく、その内側にはピン68が入り込んでい
る。また、切欠部74はその底部が開口端よりも下方で
且つ右方に位置しており、このため、切欠部74の開口
方向は右斜め上方とされている。
【0036】このシフトロックリンク70の先端(下
端)側はシフトロック機構としてのシフトロックソレノ
イド100に入り込んでおり、これにより、シフトロッ
クリンク70の移動方向が略車両上下方向に制限されて
いる。したがって、上述したピン68から略車両左方へ
の押圧力が切欠部74の内周部の斜面に付与されると、
シフトロックリンク70は略車両下方へ変位し、ピン6
8から略車両右方への押圧力が切欠部74の内周部の斜
面に付与されると、シフトロックリンク70は略車両上
方へ変位する。
【0037】ここで、図6にはシフトロックソレノイド
100の構成が断面図によって示されている。
【0038】図6に示すように、シフトロックソレノイ
ド100は、矩形箱状のケース102を備えており、ケ
ース102の上壁102Dにはガイド孔104が形成さ
れている。このガイド孔104は、シフトロックリンク
70がケース102の上方からガイド孔104を貫通し
てケース102の内部に入り込んでいる。
【0039】また、ケース102の内部には制限部材と
してのロック部材110が収容されている。このロック
部材110には矩形ブロック状のロック部112が形成
されている。このロック部112がケース102の側壁
102Aに当接した状態では、ロック部112がガイド
孔104の延長上に位置してシフトロックリンク70の
先端と対向し、シフトロックリンク70のケース102
内側への所定ストローク以上の移動を制限している。
【0040】また、ロック部材110は、ロック部11
2が側壁102Aに当接した状態からケース102の側
壁102Bに沿ってスライド移動できるようになってい
る。
【0041】さらに、ロック部材110には連結部11
4が形成されている。連結部114はロック部112の
側面から鉤状に屈曲した状態で延出されている。この連
結部114のケース102内側には電磁石116が一体
的に固着されている。電磁石116は、側壁102A側
に向けて開口した筒状とされており、外部にはコイル1
18が巻き掛けられている。
【0042】また、電磁石116とケース102の側壁
102Cとの間には第1のコイルスプリング120が配
置されており、電磁石116を常に側壁102A側へ向
けて付勢している。このため、電磁石116と一体のロ
ック部材110のロック部112は、常に側壁102A
に当接している。
【0043】また、電磁石116の内部にはプランジャ
128の本体128Aが摺動可能に配置されている。こ
こで、プランジャ128は金属材料によって形成されて
おり、コイル118に電流が流れると電磁石116の内
壁が磁化される。これによって本体128Aが電磁石1
16の内壁に吸着される。
【0044】また、この本体128Aには側壁102C
側に向けて開口した孔128Bが形成されており、この
孔128Bの内部には第2のコイルスプリング130が
収容されている。このコイルスプリング130は一端が
孔128Bの底部に当接し、他端が電磁石116の底部
を付勢している。
【0045】ここで、第2のコイルスプリング130の
付勢力は、第1のコイルスプリング120の付勢力より
も小さくなるように設定されており、また、第1のコイ
ルスプリング120の付勢力と励磁された状態での電磁
石116のプランジャ128を吸着する吸着力との合力
はコイルスプリング120の付勢力よりも大きくなるよ
うに設定されている。
【0046】一方、プランジャ128の本体128Aに
は突出部128Cが形成されており、電磁石116の外
方へ突出している。この突出部128Cの先端にはカム
部材132が取り付けられている。このカム部材132
は、断面台形状の傾斜した傾斜面とされており、シフト
ロックリンク70がケース102内側に移動すると、カ
ム部材132の端部がシフトロックリンク70によって
押圧されて側壁102C側へ移動する構成となってい
る。
【0047】また、側壁102Aにはガイド孔104に
隣接してガイド孔106が形成されており、強制解除レ
バー80の先端(下端)側が入り込んでいる。図2に示
されるように、強制解除レバー80の基端部(上端部)
には、上方へ向けて開口した浅底箱形状の当接部82が
形成されており、強制解除ボタン84から延出されたロ
ッド86の先端部が当接している。
【0048】図2に示されるように、強制解除ボタン8
4は、ベース12の前端部近傍の右端側に形成された開
口部88を貫通して外部に突出しており、下方へ押圧す
ることで強制解除レバー80を下方へ変位させることが
できるようになっている。
【0049】一方、シフトロックプレート60のカム部
62に対応してベース12にはキーインターロック部材
としてのキーインターロックリンク152が設けられて
いる。キーインターロックリンク152はベース12の
ベース12の内側で左右方向を軸方向として回転自在に
側壁部14に取り付けられている。上述したシフトロッ
クプレート60は側壁部14に形成された開口154か
らベース12の外側へ延出されており、ベース12の外
側に位置するカム部62には前方側からキーインターロ
ックリンク152に形成された当接部156が当接して
いる。また、キーインターロックリンク152には付勢
手段としての捩じりコイルスプリング158が設けられ
ており、この捩じりコイルスプリング158の付勢力に
よって常にキーインターロックリンク152の当接部1
56をカム部62に圧接させる方向へ付勢している。
【0050】さらに、キーインターロックリンク152
には、係止ピン160が形成されており、接続部材とし
てのワイヤ162の一端が係止されている。ワイヤ16
2の他端は図7に示されるキーシリンダ182側へ延ば
されている。
【0051】図7に示されるように、キー装置180は
円筒状のキーシリンダ182を備えており、キーシリン
ダ182の内部には、実質的にイグニッションキー18
4が差し込まれ、イグニッションキー184の回動に伴
って回動するキーロータ186が設けられている。キー
ロータ186は、差し込まれたイグニッションキー18
4を図5のLOCK位置でのみ抜き取ることができるよ
うになっている。
【0052】また、キーロータ162のイグニッション
キー184の差し込み側とは反対側(図7の矢印B方向
側)には、カム188が同軸的に連結されておりキーロ
ータ186と共に一体的に回転する。カム188の側方
にはワイヤ176の他端部が係止された規制部材として
のロックレバー190が設けられている。ロックレバー
190は上述したキーインターロックリンク152が旋
回した際の係止部174の変位量に応じてカム188の
回転軸方向(図7の矢印C、D方向)へ変位するように
なっている。
【0053】ところで、上述したように、本シフトレバ
ー装置10は右ハンドル車仕様であったが、このような
シフトレバー装置では、図5に示されるように、ハンド
ル位置が左右逆になると、シフト孔56の向きが左右反
対になると共に、強制解除ボタン84の位置も左右反対
になる。本シフトレバー装置10を左ハンドル車仕様に
転用した構成の要部を図3に示す。
【0054】図3に示されるように、本シフトレバー装
置10を左ハンドル車仕様に転用した場合には、シフト
ロックプレート60に代わりシフトロックプレート19
2が設けられる。シフトロックプレート192にはカム
部194が形成されている。このカム部194はシフト
ロックプレート60のカム部62とは異なり、シフトロ
ックプレート192の一方の端面を左前方側へ向いた湾
曲面とすることで構成されている。
【0055】また、本シフトレバー装置10を左ハンド
ル車仕様に転用した場合には、シフトロックリンク70
の代わりにシフトロックリンク196が設けられる。こ
のシフトロックリンク196は基本的にシフトロックリ
ンク70と同じ構成であるが、基部72には切欠部74
に代わり切欠部198が形成されている。この切欠部1
98はその底部が開口端よりも下方で且つ左方に位置し
ており、このため、切欠部198の開口方向は左斜め上
方とされている。したがって、ピン68から略車両右方
への押圧力が切欠部198の内周部の斜面に付与される
と、シフトロックリンク196は略車両下方へ変位し、
ピン68から略車両左方への押圧力が切欠部198の内
周部の斜面に付与されると、シフトロックリンク70は
略車両上方へ変位する。
【0056】さらに、本シフトレバー装置10を左ハン
ドル車仕様に転用した場合には、強制解除リンク200
が設けられる。強制解除リンク200は左右方向に沿っ
て長手とされた軸部材でその長手方向両端がベース12
に回動自在に軸支される。
【0057】この強制解除リンク200の右端側には押
圧部202が形成されており、強制解除レバー80の当
接部82に当接している。一方、強制解除リンク200
の左端側には当接部204が形成されており、強制解除
ボタン84の先端部(下端部)が当接している。
【0058】次に、本実施の形態の作用並びに効果につ
いて説明する。
【0059】上述したように、本シフトレバー装置10
では、右ハンドル車仕様であっても左ハンドル車仕様で
あってもシフト孔56に沿ってシフトレバー20を前後
左右にジグザグに移動させて、文字58の側方に位置さ
せると変速機のシフトレンジがその文字58に対応した
シフトレンジに変更される。
【0060】また、右ハンドル車仕様の場合、Pレンジ
に対応したシフト位置にシフトレバー20が位置する場
合には、レバー本体40がシフトロックプレート60の
係合壁64、66の間に位置していると共に、シフトロ
ックプレート60は右方にスライドしており、シフトロ
ックリンク70は上方に押し上げられている。この状態
では、シフトロックソレノイド100のロック部材11
0のロック部112は、側壁102Aに当接して、シフ
トロックリンク70がケース102の内側に移動する際
の移動軌跡上に位置していると共に突出部128Cのカ
ム部材132もシフトロックリンク70の移動軌跡上に
位置している。但し、この状態では、電磁石116が励
磁されていないため、シフトロックリンク70がケース
102の内側に移動してきてもカム部材132を変位さ
せることはできるが、ロック部材110のロック部11
2を移動させることはできず、したがって、この状態で
はシフトロックリンク70を下降させることはできな
い。シフトロックプレート60はピン68がシフトロッ
クリンク70の切欠部74に入り込んでおり、シフトロ
ックプレート60を左方へスライドさせようとすると、
切欠部74の内壁を押圧してシフトロックリンク70を
下降させようとするが、上述した状態では、シフトロッ
クリンク70を下降させることができないため、シフト
ロックプレート60を左方へスライドさせることはでき
ない。したがって、この状態でシフトレバー20を左方
へ移動させようとしても係合壁66がレバー本体40の
移動を規制するため、Pレンジに対応したシフト位置か
らシフトレバー20を移動させることができないシフト
ロック状態となっている。
【0061】一方、この状態では、キーインターロック
リンク152は後方側へ旋回した状態でシフトロックプ
レート60に当接し、これにより、ロックレバー190
はカム188から離間した位置にあり、キーロータ18
6は自在に回転できる状態、すなわち、イグニッション
キー184を抜き差しできるキーインターロック解除状
態となっている。
【0062】これに対し、左ハンドル車仕様の場合、P
レンジに対応したシフト位置にシフトレバー20が位置
する場合には、レバー本体40がシフトロックプレート
60の係合壁64、66の間に位置していると共に、シ
フトロックプレート192は左方にスライドしており、
シフトロックリンク196は上方に押し上げられてい
る。したがって、この状態では右ハンドル仕様の場合と
同様にシフトロックリンク70がケース102の内側に
移動してきてもカム部材132を変位させることはでき
るが、ロック部材110のロック部112を移動させる
ことはできず、したがって、この状態ではシフトロック
リンク196を下降させることはできない。シフトロッ
クプレート192はピン68がシフトロックリンク19
6の切欠部198に入り込んでおり、シフトロックプレ
ート192を右方へスライドさせようとすると、切欠部
198の内壁を押圧してシフトロックリンク196を下
降させようとするが、上述した状態では、シフトロック
リンク196を下降させることができないため、シフト
ロックプレート192を右方へスライドさせることはで
きない。したがって、この状態でシフトレバー20を右
方へ移動させようとしても係合壁64がレバー本体40
の移動を規制するため、Pレンジに対応したシフト位置
からシフトレバー20を移動させることができないシフ
トロック状態となっている。
【0063】一方、この状態では、キーインターロック
リンク152は後方側へ旋回した状態でシフトロックプ
レート60のカム部194に当接し、これにより、ロッ
クレバー190はカム188から離間した位置にあり、
キーロータ186は自在に回転できる状態、すなわち、
イグニッションキー184を抜き差しできるキーインタ
ーロック解除状態となっている。
【0064】上記のシフトロック状態及びキーインター
ロック状態で、例えば、ブレーキペダルを踏み込むと、
先ず、シフトロックソレノイド100の電磁石116が
励磁されるため、結果的にカム部材132とロック部材
110とが一体となり、これにより、シフトロックリン
ク70若しくはシフトロックリンク196がケース10
2の内側に移動させるとカム部材132と共にロック部
材110のロック部112が移動してシフトロックリン
ク70若しくはシフトロックリンク196の移動軌跡か
ら離脱する。
【0065】すなわち、シフトロックリンク70、19
6を下降させることが可能な状態であり、右ハンドル車
仕様の場合はシフトレバー20を左方へ移動させること
ができ、左ハンドル車仕様の場合はシフトレバー20を
右方へ移動させることができるシフトロック解除状態と
なる。
【0066】次いで、この状態から右ハンドル車仕様の
場合はシフトレバー20を左方へ移動させてシフトロッ
クプレート60が左方へ移動させると、捩じりコイルス
プリング158の付勢力によってキーインターロックリ
ンク152が後方へ旋回する。
【0067】また、左ハンドル車仕様の場合はシフトレ
バー20を右方へ移動させてシフトロックプレート19
2が右方へ移動させると、捩じりコイルスプリング15
8の付勢力によってキーインターロックリンク152が
後方へ旋回する。
【0068】このように、キーインターロックリンク1
52が旋回することで、ロックレバー190がカム18
8の回動軌跡上に位置し、これにより、カム188ひい
てはキーロータ186の回転が制限され、キーシリンダ
182に差し込まれたイグニッションキー184を図5
のLOCK位置へ回動させることができない(すなわ
ち、イグニッションキー184を抜き取ることができな
い)キーインターロック状態となる。
【0069】以上説明したように、本実施の形態では、
シフトロック及びその解除とキーインターロック及びそ
の解除をシフトロックプレート60、192、シフトロ
ックリンク70、196、及びキーインターロックリン
ク152の機械的な動作によってのみ行なうことができ
るためシフトロック機構及びキーインターロック機構に
要するコストを安価にできる。
【0070】さらに言うならば、上述したように、本シ
フトレバー装置10では、右ハンドル車仕様と左ハンド
ル車仕様とで多くの部品を共通部品として用いることが
できるため、この意味では装置全体としてのコストが安
価となる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、各ロ
ック機構を機械的に連動させる構成としたためコストを
安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るシフトレバー装置
の分解斜視図。
【図2】本発明の一実施の形態に係るシフトレバー装置
の要部の分解斜視図。
【図3】本発明の一実施の形態に係るシフトレバー装置
を左ハンドル車仕様に変更した場合の要部の分解斜視
図。
【図4】本発明の一実施の形態に係るシフトレバー装置
の平面図。
【図5】本発明の一実施の形態に係るシフトレバー装置
を左ハンドル車仕様に変更した場合の平面図。
【図6】シフトロックソレノイドの断面図。
【図7】キーシリンダの概略を示す斜視図。
【符号の説明】
10 シフトレバー装置 20 シフトレバー 60 シフトロックプレート 70 シフトロックリンク 100 シフトロックソレノイド(シフトロック機
構) 152 キーインターロックリンク(キーインターロ
ック部材) 176 ワイヤ(接続部材) 180 キー装置 190 ロックレバー(規制部材) 192 シフトロックプレート 196 シフトロックリンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜に屈曲した所定の移動軌跡上を移動
    可能なシフトレバーを備え、前記シフトレバーの移動に
    より変速機に設定されたシフトレンジを前記移動軌跡上
    のシフト位置に対応したシフトレンジに切り替えるシフ
    トレバー装置であって、 前記複数のシフトレンジのうちの特定のシフトレンジに
    対応した特定のシフト位置で前記シフトレバーが係合
    し、当該係合状態では前記シフトレバーと共に移動する
    シフトロックプレートと、 前記シフトロックプレートへ係合し、前記シフトロック
    プレートの移動に連動して変位するシフトロックリンク
    と、 前記特定のシフト位置から離脱する前記シフトレバーの
    動作に連動した前記シフトロックリンクの変位軌跡上に
    設けられて前記シフトロックリンクの変位を制限するシ
    フトロック機構と、 車両のエンジンを起動するキー装置へ長手方向一端が接
    続され、長手方向に沿ったロック方向への移動により前
    記キー装置に差し込まれたイグニッションキーの回転を
    制限する接続部材と、 前記接続部材の他端が係止されると共に前記シフトロッ
    クプレートへ係合し、前記特定のシフト位置からの前記
    シフトレバーの移動に連動して前記接続部材を前記ロッ
    ク方向へ移動させるキーインターロック部材と、 を備えることを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 【請求項2】 適宜に屈曲した所定の移動軌跡上を移動
    することで当該移動軌跡上のシフト位置に対応して変速
    機に設定された複数のシフトレンジを変更すると共に、
    前記複数のシフトレンジのうち車両の駆動輪をロックす
    るパーキングレンジに対応したシフト位置であるP位置
    から離脱する際に略車両左右何れか一方に移動するシフ
    トレバーと、 略車両左右方向に沿って移動可能であると共に、前記P
    位置に前記シフトレバーが位置する状態で前記シフトレ
    バーが係合し、当該係合状態では前記シフトレバーと共
    に略車両左右方向に沿って移動するシフトロックプレー
    トと、 前記シフトロックプレートへ機械的に係合すると共に、
    略車両左右方向に沿った前記シフトロックプレートから
    の押圧力を略車両上下方向に沿った力の変換する係合部
    を有し、前記P位置から離脱する前記シフトレバーの移
    動に連動する前記シフトロックプレートからの押圧力に
    よって略車両下方へ変位するシフトロックリンクと、 略車両下方へ変位する前記シフトロックリンクの変位軌
    跡上に設けられて前記シフトロックリンクの変位を制限
    するシフトロック機構と、 車両のエンジンを起動するキー装置へ長手方向一端が接
    続され、長手方向に沿ったロック方向への移動により前
    記キー装置に差し込まれたイグニッションキーの回転を
    制限する接続部材と、 前記接続部材の他端が係止されると共に前記シフトロッ
    クプレートへ係合し、前記P位置からの前記シフトレバ
    ーの移動に連動して前記接続部材を前記ロック方向へ移
    動させるキーインターロック部材と、 を備えることを特徴とするシフトレバー装置。
JP2000102672A 2000-04-04 2000-04-04 シフトレバー装置 Pending JP2001287564A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000102672A JP2001287564A (ja) 2000-04-04 2000-04-04 シフトレバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000102672A JP2001287564A (ja) 2000-04-04 2000-04-04 シフトレバー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001287564A true JP2001287564A (ja) 2001-10-16

Family

ID=18616508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000102672A Pending JP2001287564A (ja) 2000-04-04 2000-04-04 シフトレバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001287564A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004306661A (ja) * 2003-04-02 2004-11-04 Sakae Riken Kogyo Co Ltd ゲート式シフトレバー装置
JP2007223603A (ja) * 2007-06-08 2007-09-06 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004306661A (ja) * 2003-04-02 2004-11-04 Sakae Riken Kogyo Co Ltd ゲート式シフトレバー装置
JP4532842B2 (ja) * 2003-04-02 2010-08-25 サカエ理研工業株式会社 ゲート式シフトレバー装置
JP2007223603A (ja) * 2007-06-08 2007-09-06 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置
JP4621229B2 (ja) * 2007-06-08 2011-01-26 株式会社東海理化電機製作所 シフトレバー装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4775345B2 (ja) 車両用ドアロック装置
KR920000329Y1 (ko) 자동변속기용 시프트레버의 로킹장치
US5489246A (en) Electronic park lock
JPH07119813A (ja) シフトレバー装置
JP3688923B2 (ja) シフトレバー装置
JP4690718B2 (ja) 個人idカードシステム用ステアリングコラムロック
JP3691681B2 (ja) シフトレバー装置
JP3938822B2 (ja) シフトレバー装置
JP2006335293A (ja) 車両用シフトレバー装置
JP2001287564A (ja) シフトレバー装置
JPH11180176A (ja) シフトレバー装置
JPH11245680A (ja) シフトレバー装置
JP3096418B2 (ja) ゲート式atシフトレバーのシフトロック装置
JP2007030634A (ja) シフト操作装置及び移動規制装置
JP3903222B2 (ja) コントロールケーブルの中間ロック装置
JP2587980Y2 (ja) シフトレバー装置
JP4630191B2 (ja) シフトロック機構
JP2000127793A (ja) シフトレバー装置
KR100476267B1 (ko) 자동변속기용 변속레버의 안전장치
JPH0620706Y2 (ja) 自動変速機付車両の盗難防止装置
JPH1044809A (ja) シフトレバー装置のシフトロック機構
JPH05231508A (ja) シフトレバー装置
JPH11165554A (ja) シフトレバー装置
JP2022131693A (ja) シフト装置
KR100210117B1 (ko) 자동변속기 차량용 변속레버의 시프트 록킹장치