JPH07119813A - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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JPH07119813A
JPH07119813A JP5262419A JP26241993A JPH07119813A JP H07119813 A JPH07119813 A JP H07119813A JP 5262419 A JP5262419 A JP 5262419A JP 26241993 A JP26241993 A JP 26241993A JP H07119813 A JPH07119813 A JP H07119813A
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shift lever
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善延 横山
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昇一 原田
Etsuo Shimizu
悦夫 清水
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Toyota Motor Corp
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Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性を損なうこと無く、簡単な構造によ
り、特定の条件下において確実にシフトロック状態とす
ることができるシフトレバー装置を得る。 【構成】 V字形に形成されたストッパリンク36は、
P係止部40、N係止部42がそれぞれ「P」シフトレ
ンジ、「N」シフトレンジに位置するシフトレバー12
に係合可能であり、ソレノイド48によって移動され
る。P係止部40が「P」シフトレンジに対応する状態
ではPレンジシフトロックとなり、N係止部42が
「N」シフトレンジに対応する状態ではRインヒビット
となる。このようにストッパリンク36とソレノイド4
8を用いた単純な構成によりシフトロックを行っている
ため、機構が簡単で小さなスペースでよく、作動タイミ
ングも容易に設定でき、シフトレバー12の操作性を損
なうこと無く確実にシフトロック状態とすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の変速機をシフト操
作するためのシフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、車両の自動変速機は多段変速仕様
化しており、シフトレンジが多数設定される傾向にあ
る。このため、この多数設定された複数のシフトレンジ
を選択できるシフトレバー装置が要求されている。
【0003】ここで、車両の自動変速機をシフト操作す
るためのシフトレバー装置は、シフトレバーを車両前後
方向にシフト操作して自動変速機をシフトする構成のも
のが一般的であるが、このような従来のシフトレバー装
置では、前述のシフトレンジが多数設定された自動変速
機に適用するには配置スペース(シフトレバーの操作移
動範囲)や操作性の点で限界があった。このため、シフ
トレバーを車両前後方向のみならず車両左右方向にもシ
フト操作してシフト位置を選択する構成のもの、所謂ゲ
ート(ジグザグ操作)式のシフトレバー装置が提案され
ている。
【0004】この種のジグザグ操作式のシフトレバー装
置では、複数のシフトレンジが設定された自動変速機に
適用する場合であっても、コンパクトなスペース(シフ
トレバーの操作移動範囲)で前記複数のシフトレンジを
選択操作することが可能となり、設定されるシフトレン
ジの増加に対応することができる。
【0005】ところで、前述の如きジグザグ操作式のシ
フトレバー装置では、単にシフトレバーの操作方向が車
両前後方向及び左右方向(所謂、ジグザグ)に設定され
る構成であり、例えば、シフトレバーがNシフトレンジ
に選択された場合にシフトレバーを車両左右方向へ移動
し次いで車両前方向へ移動させるという二操作で、Rシ
フトレンジへのシフト操作が可能である。しかしなが
ら、このようなシフトレバー装置においては、シフトレ
バーに斜め前方に荷重を加えるだけで上記の移動がされ
てしまい、一操作でRシフトレンジに入ることがある。
そこで、特定の条件下でのみシフト操作を可能とするシ
フトロック機構が必要であり、前述の如きNシフトレン
ジからRシフトレンジへのシフト操作を何らかの方法に
より制限する必要がある。
【0006】この場合、シフトレバーをRシフトレンジ
へ操作する際にはシフトレバーノブを押し込み操作しな
い限りこのRシフトレンジへのシフト操作が阻止される
ように構成したシフトレバー装置も提案されている。し
かしながら、このようなシフトレバー装置では、Rシフ
トレンジへのシフト操作の際にはシフトレバーノブの押
し込み操作を伴うため、更なる操作性の向上が望まれて
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、操作性を損なうこと無く、簡単な構造により、特
定の条件下において確実にシフトロック状態とすること
ができるシフトレバー装置を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシフトレバ
ー装置は、Pシフトレンジ、Rシフトレンジ、Nシフト
レンジ、Dシフトレンジ、Lシフトレンジ、及び前記D
シフトレンジとLシフトレンジとの間に設定された一ま
たは複数の中間シフトレンジ、の各シフトレンジを有す
る変速機に用いられるシフトレバー装置であって、前記
変速機に連結され前後左右に操作されることにより前記
複数のシフトレンジのうちの一つに選択されて変速機を
シフトするレバーと、前記Pシフトレンジ及びNシフト
レンジに位置する前記レバーに係合可能に配置され、係
合状態では、前記Pシフトレンジに位置する前記レバー
のPシフトレンジ以外の他のシフトレンジへの移動、及
び前記Nシフトレンジに位置する前記レバーのRシフト
レンジへの移動を阻止するストッパと、前記ストッパに
連結され、前記レバーがPシフトレンジに選択された際
にはブレーキ操作により作動して前記ストッパをPシフ
トレンジに位置する前記レバーの係合から解除する位置
へ移動させ、前記レバーがNシフトレンジ乃至Lシフト
レンジに選択された際にはNシフトレンジ乃至Lシフト
レンジに応じて設定された所定の車両速度で作動して前
記ストッパをNシフトレンジに位置する前記レバーに係
合可能な位置へ移動させるアクチュエータと、を有する
ことを特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成のシフトレバー装置では、アクチュエ
ータの作動によりストッパがレバーに係合可能な位置へ
移動される。
【0010】すなわち、レバーがPシフトレンジに選択
された場合には、ストッパがPシフトレンジに位置する
レバーに係合可能な状態とされ、これにより、レバーの
Pシフトレンジ以外の他のシフトレンジへの移動が阻止
され、シフトロック状態となる。一方この場合に、ブレ
ーキが操作されると、アクチュエータが作動してストッ
パがPシフトレンジに位置するレバーの係合から解除す
る位置へ移動される。これにより、レバーのPシフトレ
ンジ以外の他のシフトレンジへの移動が可能となり、シ
フトロック解除状態となる。
【0011】また、レバーがNシフトレンジ乃至Lシフ
トレンジに選択された際には、このNシフトレンジ乃至
Lシフトレンジに応じて設定された所定の車両速度でア
クチュエータが作動して、ストッパがNシフトレンジに
位置するレバーに係合可能な位置へ移動される。これに
より、レバーのRシフトレンジへの移動が阻止され、シ
フトロック状態となる。
【0012】このように、特定のシフトレンジにおいて
は、ブレーキ操作や設定された車両速度に応じてアクチ
ュエータが作動することでストッパが移動されてレバー
の移動を阻止するロック状態やロック解除状態となる。
すなわち、前後左右に操作されるレバーの操作性を損な
うこと無く、換言すれば他の特別な操作を伴うこと無
く、単一のアクチュエータによる簡単な構造により、シ
フトロック状態とすることができる。
【0013】
【実施例】図1及び図2には本発明の第1実施例に係る
シフトレバー装置10の主要部分が斜視図にて示されて
いる。なお、両図においては一部の部品を重複して示し
ている。
【0014】シフトレバー装置10では、シフトレバー
12がブロック14の上端部から上方へ一体的に突出さ
れている。ブロック14の下端部はピン16によってシ
ャフト18に回転可能に取り付けられている。このた
め、シフトレバー12はシャフト18と共にシャフト1
8の軸線周りに回転移動可能であり、かつピン16周り
にも回転移動可能である。シャフト18の端部にはリン
ク20が固着されており、さらにリンク20の他端部は
図示しない自動変速機にロッド等を介して連結されてい
る。
【0015】ブロック14の側部には、ブラケット22
が一体的に固着されている。このブラケット22内には
節度ピン24及びスプリング26が収容されており、節
度ピン24が上方へ向けて付勢された状態で突出してい
る。
【0016】以上の構成によるシフトレバー12は、プ
レート28に形成されたガイド孔30内に入り込んでい
る。
【0017】図3に詳細に示す如く、ガイド孔30は蛇
行して形成され(連続的に凹凸が形成され)、シフトレ
バー12はこのガイド孔30に沿って前後及び左右に
(所謂、ジグザグに)操作されてシフト移動できる。
【0018】一方、ブラケット22内に収容された節度
ピン24は、節度プレート32の裏面側に形成された節
度溝内に入りんでいる。この節度プレート32(節度
溝)は、シフトレバー12のシフト位置、すなわち
「P」、「R」、「N」、「D」、「3」、「2」、及
び「L」の各シフトレンジと関係付けられて周囲壁が凹
凸状に連続して屈曲されており、この凹凸によって節度
ピン24の移動(すなわち、シフトレバー12の移動)
を制限しながら特定のシフトレンジへ案内する。
【0019】シフトレバー12のブロック14の近傍に
はロック装置34が配置されている。
【0020】ロック装置34は、ストッパリンク36を
備えている。ストッパリンク36は側面視略V字形に形
成されており、V字の基端部が軸38によって回転自在
に支持されている。一方、ストッパリンク36のV字の
上端部は、それぞれP係止部40とN係止部42とされ
ている。P係止部40は、シフトレバー12が「P」シ
フトレンジに選択移動された際のブロック14の直近に
位置してブロック14に係合可能となっており、またN
係止部42は、シフトレバー12が「N」シフトレンジ
に選択移動された際のブロック14の直近に位置してブ
ロック14に係合可能となっている。
【0021】ストッパリンク36のP係止部40が
「P」シフトレンジに選択移動された際のブロック14
の直近に位置する状態では、「P」シフトレンジに位置
するシフトレバー12の「P」シフトレンジ以外の他の
シフトレンジへの移動(すなわち、「R」シフトレンジ
方向への移動)を阻止することができ、さらに、ストッ
パリンク36のN係止部42が「N」シフトレンジに選
択移動された際のブロック14の直近に位置する状態で
は、「N」シフトレンジに位置するシフトレバー12の
「R」シフトレンジ方向への移動を阻止することができ
る構成である。
【0022】なおここで、ストッパリンク36のP係止
部40とN係止部42は互いに同時に移動して前記各状
態となる。すなわち、ストッパリンク36は、P係止部
40が「P」シフトレンジに選択移動された際のブロッ
ク14の直近に位置する状態では、N係止部42が
「D」シフトレンジに選択移動された際のブロック14
の直近に位置し(換言すれば、「N」シフトレンジにお
けるシフトレバー12から離間し)、一方、N係止部4
2が「N」シフトレンジに選択移動された際のブロック
14の直近に位置する状態では、P係止部40が「P」
シフトレンジに選択移動された際のブロック14よりも
前方(図3紙面上方)へ離間して位置するように、各部
の寸法等が設定されている。
【0023】ストッパリンク36のP係止部40の側の
中間部には、アーム44が軸38と平行に延出されてお
り、さらに、このアーム44には、アクチュエータを構
成するソレノイド48のプランジャ50が連結されてい
る。ソレノイド48は通電時にプランジャ50を吸引す
るようになっており、非通電時には巻装されたリターン
スプリング52の付勢力によりプランジャ50が引き出
されている。ソレノイド48が励磁された場合には、リ
ターンスプリング52の付勢力に抗してプランジャ50
を引き込むことでストッパリンク36を軸38周りに図
1矢印A方向へ回転させるようになっている。したがっ
て、ソレノイド48の非通電時には、ストッパリンク3
6のP係止部40が「P」シフトレンジに選択移動され
た際のブロック14の直近に位置すると共にN係止部4
2が「D」シフトレンジに選択移動された際のブロック
14の直近に位置し、一方、ソレノイド48が通電され
てストッパリンク36が上記のように矢印A方向へ回転
された場合には、P係止部40が「P」シフトレンジに
選択移動された際のブロック14よりも前方(図3紙面
上方)へ離間して位置すると共にN係止部42が「N」
シフトレンジに選択移動された際のブロック14の直近
に位置する状態となる。
【0024】このソレノイド48は、車両の走行状態に
応じた電気的制御によって通電励磁およびこれが解除さ
れるようになっており、具体的には、シフトレバー12
が「P」シフトレンジに選択された際にはブレーキ操作
により作動し、シフトレバー12が「P」シフトレンジ
から抜け出すと停止(励磁解除)され、さらに、シフト
レバー12が「N」シフトレンジ乃至「L」シフトレン
ジに選択された際にはこれらのシフトレンジに応じて設
定された所定の車両速度に達すると作動し、所定の車両
速度以下になると停止(励磁解除)されるようになって
いる。
【0025】また、ロック装置34には強制解除機構が
設けられている。すなわち、図2に示す如く、ストッパ
リンク36を支持する軸38にはロッド54が一体的に
連結固着されている。このロッド54の先端部は偏平に
形成されて押圧部56とされており、解除ボタン58に
連結された解除ロッド59に対向している。したがっ
て、解除ボタン58が押圧操作されると、押圧部56が
押圧されてロッド54が軸38と共に回転され、これに
よりストッパリンク36がリターンスプリング52の付
勢力に抗して図2矢印A方向へ強制的に回転される構成
である。
【0026】次に、本実施例の作用を説明する。上記構
成のシフトレバー装置10では、シフトレバー12がガ
イド孔30内で前後左右に操作されると、節度ピン24
が節度プレート32の節度溝の凹凸によって案内され、
シフトレバー12の操作に応じた特定のシフト位置へ節
度感を持って移動する。
【0027】またここで、特定のシフトレンジや車両の
走行状態においては、ソレノイド48が作動し、ストッ
パリンク36がシフトレバー12(ブロック14)に係
合可能な位置へ移動される。
【0028】すなわち、例えばシフトレバー12が
「P」のシフトレンジに選択された場合には、ソレノイ
ド48は非通電状態であり、ストッパリンク36のP係
止部40がブロック14の直近に位置すると共にN係止
部42は「N」シフトレンジから離間している(図3に
破線にて示す状態)。したがって、シフトレバー12の
「P」シフトレンジ以外の他のシフトレンジへの移動
(「R」シフトレンジ方向への移動)が阻止されたシフ
トロック状態となる(所謂、Pレンジシフトロック)。
【0029】一方、シフトレバー12が「P」のシフト
レンジに選択されてシフトロック状態となった後に、車
両のイグニッションスイッチがONされかつブレーキが
踏込まれると、ソレノイド48に通電される。これによ
り、リターンスプリング52の付勢力に抗してプランジ
ャ50が引き込まれてストッパリンク36が軸38周り
に図1矢印A方向へ回転され、P係止部40が「P」シ
フトレンジに選択移動された際のブロック14よりも前
方(図3紙面上方)へ離間して位置する状態(図3に二
点鎖線にて示す状態)となる。したがって、シフトレバ
ー12の「R」シフトレンジ方向への移動が可能なシフ
トロック解除状態となり、シフトレバー12はシフト操
作をすることができる。
【0030】シフトレバー12が操作されて「P」シフ
トレンジから抜け出すと、ソレノイド48の通電が停止
(解除)され、ストッパリンク36が再び基の位置に復
帰し、P係止部40がブロック14の直近に位置すると
共にN係止部42は「N」シフトレンジから離間する。
【0031】一方、シフトレバー12が「N」や「D」
シフトレンジに選択されて車両が走行中に、この「N」
シフトレンジに応じて設定された所定の車両速度に達す
ると、ソレノイド48が再び通電される。このため、ス
トッパリンク36が再び回転され、N係止部42が
「N」シフトレンジに選択移動された際のブロック14
の直近に位置する状態(図3に二点鎖線にて示す状態)
となる。これにより、シフトレバー12の「N」シフト
レンジから「R」シフトレンジ方向への移動が阻止され
たシフトロック状態(所謂、Rインヒビット)となる。
【0032】なお、この状態(Rインヒビット状態)に
おいては、N係止部42は「N」シフトレンジに選択移
動された際のブロック14に対応して「R」シフトレン
ジ方向への移動を阻止するのみであるため、シフトレバ
ー12の「D」シフトレンジや「3」シフトレンジ方向
への移動は可能である。
【0033】さらに、車両が所定の走行速度以下になる
と、ソレノイド48の通電が停止(励磁解除)される。
これにより、ストッパリンク36が再び基の位置に復帰
し、N係止部42が「N」シフトレンジから離間する。
したがって、シフトレバー12の「N」シフトレンジか
ら「R」シフトレンジ方向への移動が可能となり、シフ
トロック(Rインヒビット状態)が解除される。
【0034】このように、シフトレバー装置10では、
シフトレバー12の「P」及び「N」の各シフト位置に
おけるシフトロックを、ブレーキ操作や設定された車両
速度に応じて作動するソレノイド48と、このソレノイ
ド48によって移動されるストッパリンク36を用いた
単純な構成により行なっているため、機構が簡単で小さ
な配置スペースでよく、大幅なコストの低減を図ること
ができる。また、各シフト位置において設定された車両
速度に応じてソレノイド48が作動しシフトロックとな
るため、ソレノイド48の作動タイミングを容易に設定
することができ、確実にシフトロック状態とすることが
でき、適用の範囲も大幅に拡大する。さらに、前後左右
に操作されるシフトレバー12を、他の特別な操作(例
えば、シフトレバー12の押し込み操作等)を伴うこと
無く所望のシフトレンジへ移動させることができ、シフ
トレバー12の操作性を損なうことがない。
【0035】また、シフトレバー装置10では、シフト
レバー12が「N」シフトレンジ乃至「L」シフトレン
ジに選択されて位置する状態において、仮にソレノイド
48への通電が行われなかったり通電されても作動しな
いような事態が生じた場合(所謂、オフフェイル)に
は、ストッパリンク36のN係止部42が「N」シフト
レンジから離間状態であるため前記各シフトレンジから
「R」シフトレンジ方向への移動が可能である。したが
って、「R」シフトレンジからさらに「P」シフトレン
ジ方向へシフトレバー12を操作すると、ブロック14
がストッパリンク36のP係止部40を強制的に押圧し
てリターンスプリング52の付勢力に抗して移動させ、
シフトレバー12を「P」シフトレンジへ位置すること
ができる。シフトレバー12が一旦「P」シフトレンジ
へ位置すると、再びリターンスプリング52の付勢力に
よってストッパリンク36のP係止部40がブロック1
4の直近に位置する状態となる。これにより、前述のオ
フフェイルの後に一旦シフトレバー12が「P」シフト
レンジへ位置した後には、シフトレバー12の「P」シ
フトレンジからの他のシフトレンジへの移動(「R」シ
フトレンジ方向への移動)が阻止された状態となる。し
たがって、「P」シフトレンジにおいて運転者は前述の
故障を認識することができる。
【0036】さらに、このようなソレノイド48への通
電が行われなかったり通電されても作動しないような事
態が生じた場合(オフフェイル時)には、解除ボタン5
8を押圧操作することにより、強制的にシフトロック解
除状態とすることができる。すなわち、解除ボタン58
を押圧操作すると、ロッド54の押圧部56が押圧され
て軸38が回転され、これによりストッパリンク36が
リターンスプリング52の付勢力に抗して図2矢印A方
向へ強制的に回転される。これにより、ストッパリンク
36のP係止部40がブロック14よりも前方(図3紙
面上方)へ離間して位置する状態(図3に二点鎖線にて
示す状態)となり、シフトレバー12の「R」シフトレ
ンジ方向への移動が可能となって、シフトレバー12を
「P」シフトレンジから抜け出すことができる。
【0037】またさらに、シフトレバー装置10では、
シフトレバー12をロック状態とするストッパリンク3
6のP係止部40及びN係止部42は、シフトレバー1
2の車両左右方向の移動、すなわちソレノイド48の作
動方向と直交する方向の移動を阻止する構成であるた
め、例えばシフトロック状態で無理やりシフトレバー1
2を操作して移動させようとしても、この操作力がソレ
ノイド48に作用することがなく、ソレノイド48の耐
久性が大幅に向上する。
【0038】またこの場合、例えばストッパリンク36
の移動方向に沿ってガイド部材等を設けると、シフトレ
バー12を前述の如く無理やり操作した場合にストッパ
リンク36に作用する力を受け止めることができ、ロッ
ク機構全体の耐久性が向上して一層効果的である。
【0039】次に本発明の他の実施例を説明する。な
お、前記第1実施例と基本的に同一の部品には前記第1
実施例と同一の符号を付与しその説明を省略している。
【0040】図4には第2実施例に係るシフトレバー装
置60の主要部が斜視図にて示されている。
【0041】このシフトレバー装置60においては、シ
フトレバー12のブロック14の近傍にはロック装置6
2が配置されている。
【0042】ロック装置62は、一対のストッパリンク
64、ストッパリンク66を備えている。各ストッパリ
ンク64、ストッパリンク66は、側面視略L字形に形
成されており、L字の基端部がそれぞれ軸68、軸70
によって回転自在に支持されている。ストッパリンク6
4のL字の下端部には突起72が突出形成されており、
また、ストッパリンク66のL字の下端部には連結孔7
4が形成されている。この突起72が連結孔74に嵌入
しており、これによりストッパリンク64とストッパリ
ンク66は互いに連動する構成である。
【0043】ストッパリンク64のL字の上端部はP係
止部76とされており、前述の第1実施例と同様に、シ
フトレバー12が「P」シフトレンジに選択移動された
際のブロック14の直近に位置してブロック14に係合
可能となっている。一方、ストッパリンク66のL字の
上端部はN係止部78とされており、同様に、シフトレ
バー12が「N」シフトレンジに選択移動された際のブ
ロック14の直近に位置してブロック14に係合可能と
なっている。これにより、前述の第1実施例と同様に、
シフトレバー12の所定方向への移動を阻止することが
できる構成である。
【0044】ここで、ストッパリンク64のP係止部7
6とストッパリンク66のN係止部78は互いに連動し
て前記各状態となる。すなわち、ストッパリンク64と
ストッパリンク66は、その下方側端部が連結されてい
るため、P係止部76とN係止部78は互いに接離移動
する。例えば、P係止部76が「P」シフトレンジに選
択移動された際のブロック14の直近に位置する状態で
は、N係止部78が「N」シフトレンジに選択移動され
た際のブロック14の直近に位置し、P係止部76が
「P」シフトレンジに選択移動された際のブロック14
よりも前方(図5紙面上方)へ離間して位置する状態で
は、N係止部78が「D」シフトレンジに選択移動され
た際のブロック14の直近に位置する(換言すれば、
「N」シフトレンジにおけるシフトレバー12から離間
する)構成である。
【0045】一方のストッパリンク64を支持する軸6
8には、アーム80がストッパリンク64と平行に延出
されており、さらに、このアーム80には、アクチュエ
ータを構成するソレノイド82のプランジャ84が連結
されている。ソレノイド82は通電時にプランジャ84
を吸引するようになっており、非通電時には巻装された
リターンスプリング86の付勢力によりプランジャ84
が突出されている。ソレノイド82が励磁された場合に
は、リターンスプリング86の付勢力に抗してプランジ
ャ84を吸引することでストッパリンク64を軸68周
りに図4矢印B方向へ回転させるようになっている。し
たがって、ソレノイド82の非通電時には、ストッパリ
ンク64のP係止部76が「P」シフトレンジに選択移
動された際のブロック14の直近に位置すると共にスト
ッパリンク66のN係止部78が「N」シフトレンジに
選択移動された際のブロック14の直近に位置し、一
方、ソレノイド82が通電されてストッパリンク64が
上記のように矢印B方向へ回転された場合には、ストッ
パリンク64と共にストッパリンク66も連動され、P
係止部76が「P」シフトレンジに選択移動された際の
ブロック14よりも前方(図5紙面上方)へ離間して位
置すると共にN係止部78が「D」シフトレンジに選択
移動された際のブロック14の直近に位置する(換言す
れば、「N」シフトレンジから離間して位置する)状態
となる。
【0046】このソレノイド82も、前述の第1実施例
と同様に、車両の走行状態に応じた電気的制御によって
通電励磁およびこれが解除されるようになっており、具
体的には、シフトレバー12が「P」シフトレンジに選
択された際には非通電状態とされ、ブレーキ操作により
通電(励磁)され、さらに、シフトレバー12が「N」
シフトレンジ乃至「L」シフトレンジに選択された際に
はこれらのシフトレンジに応じて設定された所定の車両
速度に達すると停止(励磁解除)し、所定の車両速度以
下になると作動されるようになっている。
【0047】次に、本実施例の作用を説明する。上記構
成のシフトレバー装置60においても、シフトレバー1
2が前後左右に操作されてシフトレンジが選択される。
また、特定のシフトレンジや車両の走行状態において
は、ソレノイド82が作動し、ストッパリンク64がシ
フトレバー12(ブロック14)に係合可能な位置へ移
動される。
【0048】すなわち、例えばシフトレバー12が
「P」のシフトレンジに選択されると、ソレノイド82
が停止(励磁解除)され、リターンスプリング86の付
勢力によってプランジャ84が引き出されて、ストッパ
リンク64のP係止部76が「P」シフトレンジに選択
移動された際のブロック14の直近に位置すると共にス
トッパリンク66のN係止部78が「N」シフトレンジ
に選択移動された際のブロック14の直近に位置する状
態(図5に破線にて示す状態)となる。したがって、シ
フトレバー12の「P」シフトレンジ以外の他のシフト
レンジへの移動(「R」シフトレンジ方向への移動)が
阻止されたシフトロック状態となる(所謂、Pレンジシ
フトロック)。
【0049】一方、シフトレバー12が「P」のシフト
レンジに選択されてシフトロック状態となった後に、車
両のイグニッションスイッチがONされかつブレーキが
踏込まれると、ソレノイド82が通電される。これによ
り、リターンスプリング86の付勢力に抗してプランジ
ャ84が引き込まれ、ストッパリンク64及びストッパ
リンク66が回動され、P係止部76が「P」シフトレ
ンジに選択移動された際のブロック14よりも前方(図
5紙面上方)へ離間して位置する状態(図5に二点鎖線
にて示す状態)となる。したがって、シフトレバー12
の「R」シフトレンジ方向への移動が可能なシフトロッ
ク解除状態となり、シフトレバー12はシフト操作をす
ることができる。
【0050】一方、シフトレバー12が「N」や「D」
シフトレンジに選択されて車両が走行中に、この「N」
シフトレンジに応じて設定された所定の車両速度に達す
ると、ソレノイド82が停止(励磁解除)される。この
ため、ストッパリンク64及びストッパリンク66が再
び回転され、N係止部78が「N」シフトレンジに選択
移動された際のブロック14の直近に位置する状態(図
5に破線にて示す状態)となる。これにより、シフトレ
バー12の「N」シフトレンジから「R」シフトレンジ
方向への移動が阻止されたシフトロック状態(所謂、R
インヒビット)となる。
【0051】なお、この状態(Rインヒビット状態)に
おいては、N係止部78は「N」シフトレンジに選択移
動された際のブロック14に対応して「R」シフトレン
ジ方向への移動を阻止するのみであるため、シフトレバ
ー12の「D」シフトレンジや「3」シフトレンジ方向
への移動は可能である。
【0052】さらに、車両が所定の走行速度以下になる
と、ソレノイド82に通電(励磁)される。これによ
り、ストッパリンク64及びストッパリンク66が再び
回動され、N係止部78が「N」シフトレンジから離間
する。したがって、シフトレバー12の「N」シフトレ
ンジから「R」シフトレンジ方向への移動が可能とな
り、シフトロック(Rインヒビット状態)が解除され
る。
【0053】このように、シフトレバー装置60におい
ても、シフトレバー12の「P」及び「N」の各シフト
位置におけるシフトロックを、ブレーキ操作や設定され
た車両速度に応じて作動するソレノイド82と、このソ
レノイド82によって移動されるストッパリンク64、
ストッパリンク66を用いた単純な構成により行なって
いるため、機構が簡単で小さな配置スペースでよく、大
幅なコストの低減を図ることができる。また、各シフト
位置において設定された車両速度に応じてソレノイド8
2が作動しシフトロックとなるため、ソレノイド82の
作動タイミングを容易に設定することができ、確実にシ
フトロック状態とすることができ、適用の範囲も大幅に
拡大する。さらに、前後左右に操作されるシフトレバー
12を、他の特別な操作(例えば、シフトレバー12の
押し込み操作等)を伴うこと無く所望のシフトレンジへ
移動させることができ、シフトレバー12の操作性を損
なうことがない。
【0054】また、シフトレバー装置60では、前記第
1実施例と同様に、シフトレバー12をロック状態とす
るストッパリンク64のP係止部76及びストッパリン
ク66のN係止部78は、シフトレバー12の車両左右
方向の移動、すなわちソレノイド82の作動方向と直交
する方向の移動を阻止する構成であるため、例えばシフ
トロック状態で無理やりシフトレバー12を操作して移
動させようとしても、この操作力がソレノイド82に作
用することがなく、ソレノイド82の耐久性が大幅に向
上する。
【0055】またこの場合にも、例えばストッパリンク
64及びストッパリンク66の移動方向に沿ってガイド
部材等を設けると、シフトレバー12を前述の如く無理
やり操作した場合にストッパリンク64及びストッパリ
ンク66に作用する力を受け止めることができ、ロック
機構全体の耐久性が向上して一層効果的である。
【0056】次に、図6には第3実施例に係るシフトレ
バー装置90の主要部が斜視図にて示されている。
【0057】このシフトレバー装置90においては、プ
レート28に形成されたガイド孔30の近傍にはロック
プレート92が配置されている。
【0058】ロックプレート92は、平面略L字形に形
成されており、L字の基端部が軸94によって回転自在
に支持されている。軸94には捩じりスプリング96が
巻装されており、L字の一方の先端部98がガイド孔3
0に接近する方向(図6矢印C方向)へ常に付勢してい
る。また、プレート28にはゴムクッション100が配
置されており、ガイド孔30に接近するように付勢され
たロックプレート92が当接して保持されている。ここ
で、前記ゴムクッション100に当接したロックプレー
ト92の保持状態において、ロックプレート92のL字
の一方の先端部98がガイド孔30の「N」シフトレン
ジに位置して(達して)おり、このため、「N」シフト
レンジに選択移動されたシフトレバー12に係合可能と
なっている。さらに、前記状態において、ロックプレー
ト92のL字の中間部102がガイド孔30の「P」シ
フトレンジに対応しており、このため、「P」シフトレ
ンジに選択移動されたシフトレバー12に係合可能とな
っている。
【0059】一方、プレート28の裏面側にはストッパ
リンク104が回転自在に配置されている。ストッパリ
ンク104の上端部は係止部106とされており、プレ
ート28に形成された透孔108からプレート28の上
方へ突出している。この係止部106は、透孔108の
一端(ロックプレート92に接近する側の端部)と他端
(ロックプレート92から離間する側の端部)との間で
移動可能となっており、透孔108の一端に位置する状
態では、前記ロックプレート92のL字の他方の先端部
110に係合可能である。すなわち、係止部106が透
孔108の一端に位置する状態では、ロックプレート9
2の他方の先端部110が係合してロックプレート92
の図6矢印D方向の移動が阻止される(換言すれば、ロ
ックプレート92の一方の先端部98や中間部102が
ガイド孔30から離間する方向の移動が阻止される)構
成である。したがって、この状態では、シフトレバー1
2が「P」シフトレンジや「N」シフトレンジに選択移
動された際に、シフトレバー12の所定方向への移動を
阻止することができる構成である。
【0060】一方、ストッパリンク104の下端部に
は、アクチュエータを構成するソレノイド112のプラ
ンジャ114が連結されている。ソレノイド112は通
電時にプランジャ114を吸引するようになっており、
非通電時には巻装されたリターンスプリング116の付
勢力によりプランジャ114が引き出されている。ソレ
ノイド112が励磁された場合には、リターンスプリン
グ116の付勢力に抗してプランジャ114を吸引する
ことでストッパリンク104を移動させ、係止部106
が透孔108の一端(ロックプレート92から遠い側の
端部)に位置する状態にできるように構成されている。
【0061】このソレノイド112も、前述の第1実施
例及び第2実施例と同様に、車両の走行状態に応じた電
気的制御によって通電励磁およびこれが解除されるよう
になっており、具体的には、シフトレバー12が「P」
シフトレンジに選択された際には停止(励磁解除)状態
とされ、ブレーキ操作により通電(励磁)され、さら
に、シフトレバー12が「N」シフトレンジ乃至「L」
シフトレンジに選択された際にはこれらのシフトレンジ
に応じて設定された所定の車両速度に達すると停止(励
磁解除)され、所定の車両速度以下になると作動される
ようになっている。
【0062】次に、本実施例の作用を説明する。上記構
成のシフトレバー装置90においても、シフトレバー1
2が前後左右に操作されてシフトレンジが選択される。
また、特定のシフトレンジや車両の走行状態において
は、ソレノイド112が作動してストッパリンク104
が移動される。
【0063】すなわち、例えばシフトレバー12が
「P」のシフトレンジに選択されると、ソレノイド11
2が非通電とされ、プランジャ114が突出してストッ
パリンク104が回転される。これにより、ストッパリ
ンク104の係止部106が透孔108の一端(ロック
プレート92に接近する側の端部)に位置する。したが
って、ロックプレート92の図6矢印D方向への回転が
阻止され、ガイド孔30の「P」シフトレンジに位置す
るシフトレバー12は、ロックプレート92の中間部1
02によって「P」シフトレンジ以外の他のシフトレン
ジへの移動(「R」シフトレンジ方向への移動)が阻止
されたシフトロック状態となる(所謂、Pレンジシフト
ロック)。
【0064】一方、シフトレバー12が「P」のシフト
レンジに選択されてシフトロック状態となった後に、車
両のイグニッションスイッチがONされかつブレーキが
踏込まれると、ソレノイド112が通電される。これに
より、リターンスプリング116の付勢力に抗してプラ
ンジャ114が引き込まれてストッパリンク104が回
動され、係止部106が透孔108の他端(ロックプレ
ート92から離間する側の端部)に位置する状態とな
る。したがって、ロックプレート92の図6矢印D方向
への回転が可能なシフトロック解除状態となり、ガイド
孔30の「P」シフトレンジに位置するシフトレバー1
2は、ロックプレート92の中間部102を押圧してロ
ックプレート92を回転させることにより、「P」シフ
トレンジから「R」シフトレンジ、更には「N」や
「D」シフトレンジ方向へ移動でき、シフトレバー12
はシフト操作をすることができる。
【0065】一方、シフトレバー12が「N」や「D」
シフトレンジに選択されて車両が走行中に、この「N」
シフトレンジに応じて設定された所定の車両速度に達す
ると、ソレノイド112が再び非通電とされる。このた
め、ストッパリンク104が再び回転され、係止部10
6が透孔108の一端してロックプレート92の図6矢
印D方向への回転が阻止された状態となる。これによ
り、シフトレバー12の「N」シフトレンジから「R」
シフトレンジ方向への移動が阻止されたシフトロック状
態(所謂、Rインヒビット)となる。
【0066】なお、この状態(Rインヒビット状態)に
おいては、ロックプレート92の一方の先端部98がガ
イド孔30の「N」シフトレンジに達するのみであり、
「N」シフトレンジに選択移動されたシフトレバー12
の「R」シフトレンジ方向への移動を阻止するのみであ
るため、シフトレバー12の「D」シフトレンジや
「3」シフトレンジ方向への移動は可能である。
【0067】さらに、車両が所定の走行速度以下になる
と、ソレノイド112が再び通電(励磁)される。これ
により、ストッパリンク104が再び回動され、係止部
106が透孔108の他端に位置する状態となる。した
がって、ロックプレート92の図6矢印D方向への回転
が可能なシフトロック解除状態となる。このため、ガイ
ド孔30の「N」シフトレンジに位置するシフトレバー
12は、ロックプレート92の先端部98を押圧してロ
ックプレート92を回転させることにより、「N」シフ
トレンジから「R」シフトレンジ、更には「P」シフト
レンジ方向へ移動でき、シフトロック(Rインヒビット
状態)が解除される。
【0068】このように、シフトレバー装置90におい
ても、シフトレバー12の「P」及び「N」の各シフト
位置におけるシフトロックを、ブレーキ操作や設定され
た車両速度に応じて作動するソレノイド112と、この
ソレノイド112によって移動されるストッパリンク1
04を用いた単純な構成により行なっているため、機構
が簡単で小さな配置スペースでよく、大幅なコストの低
減を図ることができる。また、各シフト位置において設
定された車両速度に応じてソレノイド112が作動しシ
フトロックとなるため、ソレノイド112の作動タイミ
ングを容易に設定することができ、確実にシフトロック
状態とすることができ、適用の範囲も大幅に拡大する。
さらに、前後左右に操作されるシフトレバー12を、他
の特別な操作(例えば、シフトレバー12の押し込み操
作等)を伴うこと無く所望のシフトレンジへ移動させる
ことができ、シフトレバー12の操作性を損なうことが
ない。
【0069】また、シフトレバー装置90においても、
前述の第1実施例及び第2実施例と同様に、シフトレバ
ー12をロック状態とするストッパリンク104は、ソ
レノイド112の作動方向と異なる方向の移動を阻止す
る構成であるため、例えばシフトロック状態で無理やり
シフトレバー12を操作して移動させようとしても、こ
の操作力がソレノイド112に作用することがなく、ソ
レノイド112の耐久性が大幅に向上する。
【0070】さらにこの場合にも、ストッパリンク10
4(係止部106)は透孔108によってガイドされる
ため、シフトレバー12を前述の如く無理やり操作した
場合にストッパリンク104に作用する力は透孔108
の周囲壁(プレート28)によって受け止められ、ロッ
ク機構全体の耐久性が向上して一層効果的である。な
お、前記各実施例においては、「D」のシフトレンジと
「L」のシフトレンジとの間に「3」及び「2」のシフ
トレンジを有する所謂4速の自動変速機に用いられるシ
フトレバー装置10について説明したが、本考案はこれ
に限らず、所謂5速あるいは3速自動変速機であっても
適用することができる。
【0071】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、操作性を
損なうこと無く、簡単な構造により、特定の条件下にお
いて確実にシフトロック状態とすることができるという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るシフトレバー装置の
主要部の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るシフトレバー装置の
主要部の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るシフトレバー装置の
シフトレバー、ガイド孔及びストッパリンクの対応関係
を示す平面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るシフトレバー装置の
主要部の構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るシフトレバー装置の
シフトレバー、ガイド孔及びストッパリンクの対応関係
を示す平面図である。
【図6】本発明の第3実施例に係るシフトレバー装置の
主要部の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 シフトレバー装置 12 シフトレバー 34 ロック装置 36 ストッパリンク(ストッパ) 40 P係止部 42 N係止部 48 ソレノイド(アクチュエータ) 60 シフトレバー装置 62 ロック装置 64 ストッパリンク(ストッパ) 66 ストッパリンク(ストッパ) 76 P係止部 78 N係止部 82 ソレノイド(アクチュエータ) 90 シフトレバー装置 92 ロックプレート 104 ストッパリンク(ストッパ) 106 係止部 112 ソレノイド(アクチュエータ)
フロントページの続き (72)発明者 清水 悦夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Pシフトレンジ、Rシフトレンジ、Nシ
    フトレンジ、Dシフトレンジ、Lシフトレンジ、及び前
    記DシフトレンジとLシフトレンジとの間に設定された
    一または複数の中間シフトレンジ、の各シフトレンジを
    有する変速機に用いられるシフトレバー装置であって、 前記変速機に連結され前後左右に操作されることにより
    前記複数のシフトレンジのうちの一つに選択されて変速
    機をシフトするレバーと、 前記Pシフトレンジ及びNシフトレンジに位置する前記
    レバーに係合可能に配置され、係合状態では、前記Pシ
    フトレンジに位置する前記レバーのPシフトレンジ以外
    の他のシフトレンジへの移動、及び前記Nシフトレンジ
    に位置する前記レバーのRシフトレンジへの移動を阻止
    するストッパと、 前記ストッパに連結され、前記レバーがPシフトレンジ
    に選択された際にはブレーキ操作により作動して前記ス
    トッパをPシフトレンジに位置する前記レバーの係合か
    ら解除する位置へ移動させ、前記レバーがNシフトレン
    ジ乃至Lシフトレンジに選択された際にはNシフトレン
    ジ乃至Lシフトレンジに応じて設定された所定の車両速
    度で作動して前記ストッパをNシフトレンジに位置する
    前記レバーに係合可能な位置へ移動させるアクチュエー
    タと、 を有することを特徴とするシフトレバー装置。
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