JP2004306661A - ゲート式シフトレバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】何らかの理由でレバー追従部材の位置が設定位置から外れた場合においても、シフトレバーのパーキングレンジへの移動に支障がないゲート式シフトレバー装置を提供することを課題とする。
【解決手段】シフトロック部材5は、リバースレンジから移動するシフトレバー2をパーキング手前対応位置で待ち受け係合する係合部7が設けられている。この係合部の壁を形成するU字状の一方の壁13に突起14が設けられ、この突起にシフトレバー2の運動方向に対して傾斜してカム面15が設けられる。シフトロック部材が位置ズレした場合、シフトレバーがカム面15の側面に当接し、カム面と摺接し係合部へ進入する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オートマチックトランスミッション車におけるゲート式シフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オートマチックトランスミッション車においては、ゲート式シフトレバー装置が多く用いられている。このゲート式シフトレバー装置は、自動変速機の変速操作で選択されるシフト位置として、パーキングレンジ(P位置)、リバースレンジ(R位置)、ニュートラルレンジ(N位置)、ドライブレンジ(D位置)等が非直線的にクランク状に配列されたガイド溝を備え、シフトレバーがこの溝の形状に沿って移動する。そして、シフト位置の選択方向と略直交する方向にシフトレバーが付勢された構造とし、付勢方向と反対方向にレバーを操作した後、選択方向に移動させるようにして、段階的な操作で車両の発進および走行が可能となる。パーキングレンジでは、シフトレバーをロックする機能が備えられている。
【0003】
発明者らは、先に特許文献1で、機械式のシフトロック装置を提案した。このシフトロック装置は、シフトレバーをパーキングレンジでロックするために、リバースレンジからパーキング手前位置でシフトレバーを受け入れ係合し、係合後にシフトレバーとともにパーキングレンジ位置へ追従して移動するレバー追従部材(ロック手段)を設け、このレバー追従部材をシフトレバーのパーキングレンジに対応する位置においてロックすることにより、レバー追従部材を介してシフトレバーをパーキングレンジでロックするものである。このレバー追従部材がパーキングレンジに移動することに連動して、例えばイグニッションキーがキーシリンダから抜けるように、キーロックの解除作動が生じる。このパーキングレンジでのシフトレバーのロック状態は、例えばブレーキペダルの踏込みに連動して作動するロック解除手段によってロック状態が解除される。通常は、レバー追従部材がパーキング手前位置に待機した状態で、シフトレバーを受入れるべく自身の係合部にシフトレバーを係合させるようになっている。この受入れ状態を維持するために、レバー追従部材はスプリングで常にパーキング手前位置(レバー受入れまたは待受け位置)に付勢されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−337566号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、振動や衝撃等外力が加わった場合、あるいはスプリングが壊れた場合、レバー追従部材は、通常のパーキング手前位置から外れた位置へ位置ズレを起こすおそれがあり、レバー追従部材が常にパーキング手前位置でシフトレバーを受入れるという状態が保障されないことになる。位置ズレを起こすと、レバー追従部材とシフトレバーとの相対的な係合位置が合致しないため、シフトレバーが受け入れられず、シフトレバーがパ−キングレンジに入らない場合が生じ得る。また、このレバー追従部材がシフトレバーと係合していない単独状態で、パーキングレンジの対応位置へ非拘束に移動すると、キーロックが解除されている状態となり、イグニッションキーをキーシリンダから抜くことが可能な状態になり、シフトレバーがパーキングレンジに戻っていない状態でキーが抜ける場合が生じ得る。
【0006】
本発明は、上記した点を背景になされたものであり、何らかの理由でレバー追従部材の位置が設定位置から外れた場合においても、シフトレバーのパーキングレンジへの移動に支障がないゲート式シフトレバー装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題を解決するために本発明のゲート式シフトレバー装置は、屈曲形状のガイド溝にシフトレバーを複数の位置で保持する複数のレンジ位置が設定され、その複数のレンジ位置の1つとしてパーキングレンジが存在し、そのパーキングレンジでシフトレバーをロックする機能を有するとともに、パーキングレンジへの途上にあるパーキング手前位置から方向変換して該パーキングレンジへ至るようにされたゲート式シフトレバー装置において、
シフトレバーをパーキングレンジでロックするために、ガイド溝においてシフトレバーのパーキング手前位置に対応するパーキング手前対応位置で該シフトレバーに係合し、係合後に方向変換して移動する該シフトレバーと共にパーキングレンジに対応するパーキング対応位置へ追従して移動し、その追従する移動により、パーキングレンジにシフトレバーが移動したことに伴う例えばイグニッションキーの抜取りロック解除等の所定の連動機能を果たすレバー追従部材と、
そのレバー追従部材をシフトレバーのパーキングレンジに対応する位置においてロックすることにより該シフトレバーをパーキングレンジでロックする一方、そのロックを解除するための所定の作動によりレバー追従部材のロックを解除してシフトレバーのパーキングレンジでのロックを解除するロック装置と、
レバー追従部材のシフトレバーの係合を受け入れる係合部に近接して設けられ、通常は該レバー追従部材がパーキング手前対応位置に待機した状態で前記シフトレバーを係合部に係合させ、他方、何らかの理由で該レバー追従部材が該パーキング手前対応位置から外れた位置への位置ズレを生じている場合は、シフトレバーの該パーキング手前位置へ向かう運動に従い該運動と交差する方向に、該レバー追従部材をその外れた位置から該パーキング手前対応位置へ移動させて位置を更正し、係合部にシフトレバーを係合させる位置更正カム部と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
これにより、レバー追従部材が、本来の位置(パーキング手前対応位置)から外れた状態が生じても、レバー追従部材はその自己修復機能を有する自身の位置更正カム部にシフトレバーを摺接させ、シフトレバーの移動の力を利用して、位置更正カム部の作用により、シフトレバーを利用して自身の本来の位置に戻し、かつシフトレバーとの係合を実現できる。
【0009】
具体的には、レバー追従部材の係合部の延長線上にある部分のまたは該係合部の側面が、シフトレバーのパーキング反対側からパーキング手前位置へ向かう運動方向に対して傾斜して形成され、この傾斜面が位置更正カム部とされ、シフトレバーがその傾斜面と摺接してレバー追従部材を移動させることにより位置を更正して係合部に係合する。
【0010】
上記構成により、シフトレバーのパーキング手前位置への移動を利用し、しかもレバー追従部材の係合部またはその延長線上の側面に傾斜面を形成するという簡易構造で、レバー追従部材を正規の位置へ復帰させて、シフトレバーとの係合を保障することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき図面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明ゲート式シフトレバー装置の全体構成を示す斜視図である。シフトレバー装置1は、シフトレバー2と、このシフトレバーの操作により選択されるシフトレンジ位置、例えば、パーキングレンジ(P位置)、リバースレンジ(R位置)、ニュートラルレンジ(N位置)、ドライブレンジ(D位置)等が非直線的にクランク状に配列されたガイド溝3(スタッガードゲートともいう)が形成されたガイド板4と、シフトレバー2をシフトレンジの選択方向(図1に示すB方向)に回動させる支点となる軸21(回動の支点O1)と、シフトレバー2をシフトレンジの選択方向と交差する方向(図1に示すA方向)に回動させる支点となる軸22(回動の支点O2)と、パーキングレンジ手前位置Pf(図4参照)でシフトレバー2が係合し、パーキングレンジ(P位置)に追従して移動するレバー追従部材としてのシフトロック部材5と、シフトロック部材5をパーキング手前位置PfとパーキングレンジPとの間で、回動の支点O3を中心にして回動可能に支持する軸20とを含み構成される。
【0012】
シフトレバー2の下方部には、シフトレバー2と一体となって動くプランジャ6が設けられている。プランジャ6はスプリング(図示せず)により上方に付勢されるように設けられ、シフトレバー2をシフトレンジの選択方向と交差する方向のガイド溝3の一方側(図1、図4に示すA0方向)に付勢する働きをする。すなわち、プランジャ6の上部に対向するように別途設けられる傾斜面からなるプランジャガイド部(図示せず)にプランジャ6がスプリングで押し付けられ、この押し付け反力の作用により、プランジャ6およびプランジャ6と一体のシフトレバー2が、ガイド溝3の一方側に付勢される。
【0013】
図2、図3はシフトロック部材5と周りの部材との対応関係を示す説明図である。この図をもとにシフトロック部材5について説明する。シフトロック部材5は、シフトレバー装置1を構成する各部材が収納されるハウジング(図示せず)の壁部内側に、O3を支点にして、パーキング手前位置PfとパーキングレンジPとの間のシフトレバーの回動方向に対応した方向(図2に示すC方向)に回動できるように取り付けられる。シフトロック部材5は、リバースレンジから移動するシフトレバー2をパーキングレンジ手前対応位置で待ち受ける形態となるように略U字状に壁が形成されシフトレバー2が係合する係合部7と、シフトレバー2がパーキングレンジ手前位置PfからパーキングレンジPに移動したときに、追従して回動しシフトロック部材5をロックするストッパー8が係止するストッパー係止部9と含み構成される。シフトロック部材5がロックされることにより、シフトレバー2もロックされる。
【0014】
シフトロック部材5は、通常は、スプリング25により、図2に示すC0の方向に付勢された状態にある。従って、シフトロック部材5をロックするストッパー8の係止が離れた状態ではパーキング手前対応位置でシフトレバー2を待ち受け状態にある。
【0015】
ロック装置の主体をなすストッパー8は、シフトロック部材5の外縁の摺接部23に対向しこの摺接部23に当接する方向(図3に示すD0の方向)に付勢されており、シフトロック部材5が回動することにより、パーキングレンジに対応した位置で摺接部23から外れストッパー係止部9に係止するようにして、シフトロック部材5をロックするものである。このロック状態は、別途設けられたブレーキペダルの踏込みによってロック解除装置10のロックを解除する作動をさせることによりストッパー8が、前述の付勢方向と反対方向に移動して解除される。
【0016】
シフトロック部材5は、イグニッションキーが収容されるキーシリンダ部のイグニッションキーの抜き取りロック並びにロックを解除するキーロック解除装置11とケーブルで連結される連結部12を設けており、ロックされたとき、連動してイグニッションキーの抜き取りロックを解除する機能を果たすものである。
【0017】
シフトロック部材5の係合部7は、U字状溝の形態で形成され、このU字状溝は、前述のR、N、Dレンジ側、つまりPレンジ以外のレンジ側からパーキング手前位置Pfへ進行するシフトレバー2に向かって開口するように形成され、このU字状溝の係合部7は、シフトロック部材5の回動中心O3から一定量オフセットして形成され、このオフセット量が、係合部7の回動半径となる。また、このシフトロック部材5の係合部7の開口端面側であって、U字状溝のうちの一方の側の壁部13(U字状溝を挟んで片側部分)の先端面に、U字状溝の底部とは反対側に突出する突起14が形成され、その突起14の両側の壁面のうちU字状溝に近い側の壁面が、シフトロック2のシフト選択方向Bに対して傾斜したカム面15とされている。このカム面15は、係合部7の延長線上の部分に形成された、シフトロック部材5の位置を自ら位置更正する位置更正カム部として機能するもので、係合部7を構成するU字状溝の一方の溝壁7aに連続するように形成されている。突起14は山形状をなしているが、カム面15と反対側の側面は傾斜面でなくても自由に定めることができる。また、この突起14は、山形板状の形態としているが、円錐状の凸部としてもよい。
【0018】
また、このシフトロック部材5のU字状溝を挟んだ第1および第2の壁部13および24の、その互いに対向する面が円弧状断面で向い合うように形成され、この例では第1および第2の円弧状部が一定間隔をおいて対向し、その間の部分が、シフトレバー2が係合する溝たる係合部7とされている。これにより、シフトレバー2がその係合部7に入った状態でシフトレバー2の軸部と第1および第2の壁部13、24との両側の接触面が円弧状断面(この例では円筒状壁面)とされているため、シフトロック部材5が軸20(O3)を支点に回動する際に、シフトロック部材5とシフトレバー2との回動中心が異なることに伴う両者の相対的な滑りが、上記円弧状断面の両側面でスムーズに許容される。
【0019】
また、シフトロック部材5の回動中心O3を中心から一定量隔てた外縁は、ロック解除装置10のストッパー8を摺接させる摺接部23が形成され、シフトロック部材5がO3を中心に回動する際に、ストッパー8の先端が摺接部23に摺接しつつシフトロック部材5の回動を許容し、シフトロック部材5が回動端(パーキングレンジ対応位置)に至るとストッパー8が摺接部23から外れてストッパー係止部9に係止するようになっている。シフトロック部材5の上記カム面15の始端と終端との幅寸法、言い換えればシフトロック部材5の回動(移動)方向Cにおけるカム幅L1は、図4におけるシフトレバー2のパーキング手前位置PfとパーキングレンジPとの移動ストロークL2に対応するように設定されている(例えばL1はL2と同じかそれ以上)。したがって、シフトレバー2と非係合状態のシフトロック部材5が、本来のパーキング手前対応位置から最大でパーキング対応位置までズレいたとしてもシフトレバー2はカム面15の始端近傍に当接し、その位置ズレL2を更正することができる。
【0020】
次に、本実施形態の動作について説明する。シフトロック部材5は、通常、パーキング手前対応位置に待機した状態で、シフトレバー2を受け入れ可能な状態にある。シフトレバー2のA0方向への付勢力とシフトロック部材5のC0方向への付勢力とは、シフトレバー2のA0方向への付勢力の方が大きい関係としている。したがって、シフトレバー2が、シフトロック部材5の係合部7に係合した状態で、シフトレバー2のグリップから力を抜いてフリーの状態にすれば、シフトレバー2は付勢方向A0の方向に回動され、パーキングレンジP位置に押し込まれる。シフトレバー2の移動に追従して、シフトロック部材5がO3を中心にして回動し、パーキング対応位置においてストッパー8が作動してロックされる。シフトロック部材5のロックによりシフトレバー2もパーキングレンジPでロックされる。
【0021】
シフトレバー2のロックに連動して、キーロック解除装置11が、そのロックを解除するように作動して、イグニッションキーが抜ける状態となる。また、シフトレバー2のパーキングレンジにおけるロック状態は、ブレーキペダルを踏込むことによりロック解除装置10のストッパー8がシフトロック部材5のストッパー係止部9から抜けるように移動してその係止が外れ、その結果シフトロック部材5のパーキング対応位置におけるロックが解除され、それによってシフトレバー2のパーキングレンジPでのロックも解除される。その後、シフトレバー2にパーキングレンジから脱する方向の操作力を加えれば、シフトレバー2がパーキング手前位置Pfに至るのに併せて、シフトロック部材5は、スプリングの付勢に抗してパーキング手前対応位置に移動し、その後シフトレバーをシフト選択方向(B方向)へ移動すれば、シフトロック部材5の係合部7からシフトレバー2が離脱し、シフトロック部材5は前述のスプリング25の付勢力でパーキング手前対応位置に保持される。
【0022】
次に、車両に衝撃や振動が加わったり、シフトロック部材5をC0の方向に付勢するスプリングが壊れたりして、シフトロック部材5がパーキング手前対応位置から外れた位置へ位置ズレを起こした場合、シフトレバー2は、リバースレンジからパーキング手前位置に向かう途上で、シフトロック部材5の位置更正カム面15に当接する。シフトレバー2の移動がさらに進行すると、シフトレバー2が傾斜する位置更正カム面15を摺接して、シフトロック部材5を支点O3を中心としてC0の方向へ回動させつつ、シフトレバー2が係合部7の奥部に進入する。このように、シフトロック部材5が位置ズレを起こした場合も、シフトレバー2はシフトロック部材5の係合部7に係合でき、パーキングレンジに復帰が可能となる。言い換えればシフトロック部材5は正常な状態から位置ズレを生じてても、自身に形成された位置更正カム面15によりシフトレバー2をパーキングレンジに復帰させることができる。しかも、シフトレバー2の動きを利用して、パーキング手前対応位置へ、自らの位置を更正できるから、特別の位置ズレ変更装置がいらず、構造も簡易ですむ。なお、位置更正カム面15は、シフトレバー2が当接し、シフトレバー2がこの傾斜面を摺接して係合部7へ誘導される係合誘導カム面ともいえる。
【0023】
なお、カム面15は、シフトロック部材5の係合部7の壁13’の側面をシフトレバー2の運動方向に対して傾斜した形状としてカム面15’を形成してもよい。このカム面15’は、係合部7を構成するU字状の溝壁7aの一部から開口端側に連続して形成されるものである。また、係合部7を構成するU字状の溝の底部から開口端側に連続した傾斜形状としてカム面15’’を形成してもよい(図6a、6b参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ゲート式シフトレバー装置の全体構成を示す斜視図。
【図2】本発明に係るシフトロック部材とシフトレバーとの対応関係を示す説明図。
【図3】本発明に係るシフトロック部材とストッパーとの対応関係を示す説明図。
【図4】本発明に係るパーキング手前位置とパーキングレンジとの位置関係を示す説明図。
【図5】本発明に係るゲート式シフトレバー装置の要部斜視図。
【図6】本発明に係るシフトロック部材の他の実施例を示す説明図。
【符号の説明】
1 シフトレバー装置
2 シフトレバー
3 ガイド溝
5 シフトロック部材
7 係合部
8 ストッパー
9 ストッパー係止部
10 ロック解除装置
11 キーロック解除装置
14 突起
15 カム面

Claims (2)

  1. 屈曲形状のガイド溝にシフトレバーを複数の位置で保持する複数のレンジ位置が設定され、その複数のレンジ位置の1つとしてパーキングレンジが存在し、そのパーキングレンジでシフトレバーをロックする機能を有するとともに、パーキングレンジへの途上にあるパーキング手前位置から方向変換して該パーキングレンジへ至るようにされたゲート式シフトレバー装置において、
    前記シフトレバーをパーキングレンジでロックするために、前記ガイド溝において前記シフトレバーのパーキング手前位置に対応するパーキング手前対応位置で該シフトレバーに係合し、係合後に方向変換して移動する該シフトレバーと共にパーキングレンジに対応するパーキング対応位置へ追従して移動し、その追従する移動により、パーキングレンジにシフトレバーが移動したことに伴う例えばイグニッションキーの抜取りロック解除等の所定の連動機能を果たすレバー追従部材と、
    そのレバー追従部材を前記シフトレバーのパーキングレンジに対応する位置においてロックすることにより該シフトレバーをパーキングレンジでロックする一方、そのロックを解除するための所定の作動によりレバー追従部材のロックを解除して前記シフトレバーのパーキングレンジでのロックを解除するロック装置と、
    前記レバー追従部材の前記シフトレバーの係合を受け入れる係合部に近接して設けられ、通常は該レバー追従部材がパーキング手前対応位置に待機した状態で前記シフトレバーを前記係合部に係合させ、他方、何らかの理由で該レバー追従部材が該パーキング手前対応位置から外れた位置への位置ズレを生じている場合は、前記シフトレバーの該パーキング手前位置へ向かう運動に従い該運動と交差する方向に、該レバー追従部材をその外れた位置から該パーキング手前対応位置へ移動させて位置を更正し、前記係合部にシフトレバーを係合させる位置更正カム部と、
    を備えることを特徴とするゲート式シフトレバー装置。
  2. 前記レバー追従部材の係合部の延長線上にある部分のまたは該係合部の側面が、シフトレバーのパーキング反対側から前記パーキング手前位置へ向かう運動方向に対して傾斜して形成され、この傾斜面が前記位置更正カム部とされ、前記シフトレバーがその傾斜面と摺接して前記レバー追従部材を移動させることにより位置を更正して前記係合部に係合する請求項1記載のゲート式シフトレバー装置。
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