JPH11178023A - ファクシミリ転送システム - Google Patents

ファクシミリ転送システム

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JPH11178023A
JPH11178023A JP34606297A JP34606297A JPH11178023A JP H11178023 A JPH11178023 A JP H11178023A JP 34606297 A JP34606297 A JP 34606297A JP 34606297 A JP34606297 A JP 34606297A JP H11178023 A JPH11178023 A JP H11178023A
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Koushirou Koshirae
浩史郎 栫
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/327Initiating, continuing or ending a single-mode communication; Handshaking therefor
    • H04N1/32704Establishing a communication with one of a facsimile and another telecommunication apparatus sharing a single line

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  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信したファクシミリ電文データをボイスメ
ール装置、ファクシミリメール装置、電子メール装置及
びボタン電話機間で自動転送できるようする。 【解決手段】 公衆電話回線網1を通じたファクシミリ
端末2から構内交換機3に着信したファクシミリ電文デ
ータをボイスメール装置5、ファクシミリメール装置
4、電子メール装置8a,8b及びボタン電話機6a,
6b間で自動転送する。ボイスメール装置5では、回線
インタフェース部50が着信を処理する。音声応答制御
部51が音声ガイダンスデータ記憶部56の音声ガイダ
ンスデータを読み出し、かつ、応答を制御すると共に、
通話転送制御部53が記憶部54に記憶しているファク
シミリメール装置1への転送制御情報に基づいてファク
シミリ端末2からの着信を転送する制御を回線インタフ
ェース部50を通じて行う。ハードディスク装置55で
ボイスメールデータを記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内交換機を通じ
て着信した公衆電話回線網からのファクシミリ電文デー
タをボイスメール装置、ファクシミリメール装置及び電
子メール装置間で自動転送するファクシミリ転送システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公衆電話網(PSTN)を収容す
る構内交換機にボタン電話機、ボイスメール装置及びフ
ァクシミリ(以下、適宜、FAXと略称する)装置を接
続した構内電話交換システムが用いられている。また、
近年の構内電話交換システムでは、統合サービスデジタ
ル通信網(ISDN)をターミナルアダプタ(TA)の
出力側のR点に構内交換機を接続して収容し、この構内
交換機にローカルエリアネットワーク(LAN)によっ
て構築された電子メールシステムを接続している例があ
る。
【0003】この構内電話交換システムにおけるボイス
メール装置は、個人ごとの内線電話番号などに対応した
ボイスメールボックスを備えている。例えば、内線電話
番号のボタン電話機に構内交換機を通じて着信があり、
この着信に対して所定の呼び出し回数を超えてもボタン
電話機が応答しない場合、構内交換機から予め固体録音
素子などに格納している不在メッセージを発呼側に音声
通知し、発呼側からの用件メッセージをボイスメールボ
ックスで録音するようにしている。また、個人ごとの内
線電話番号に対応したボイスメールボックス番号に直
接、発呼側から着信が行われ、かつ、用件メッセージを
ボイスメールボックスで録音している。
【0004】この後、例えば、構内交換機から不在着信
(用件メッセージ録音中)を示す信号を着信があったボ
タン電話機に送出し、このボタン電話機でランプ表示な
どによって報知している。この後、このボタン電話機が
の使用者の操作によってボイスメール装置のボイスメー
ルボックスに録音している用件メッセージが聴取され
る。
【0005】また、ファクシミリ装置では、このファク
シミリ装置専用の電話番号に着信があると、そのファク
シミリ電文データを受信し、印字して出力している。こ
のファクシミリ着信は、そのファクシミリ電文データの
印字出力(ハードコピー)によって、そのファクシミリ
着信が確認される。この場合、不定期で着信するファク
シミリ電文(ハードコピー)を人によって確認する必要
があり、その確認作業が面倒である。
【0006】また、電子メールシステムでは、構内交換
機に接続されたLANに汎用小型コンピュータ(パーソ
ナルコンピュータ)のデータの送受信を行うデータ通信
端末を接続したネットワークが構築されている。このL
ANにおけるノードやデータ通信端末にISDN番号又
はサブアドレスを含むISDNアドレスによる着信によ
って、データ受信を行っている。
【0007】また、近年、ゲートウェイ装置によってフ
ァクシミリ装置と電子メール装置との間の転送を行うF
AX/電子メール転送システムも構築されている。この
FAX/電子メール転送システムでは、送信側からのフ
ァクシミリ電文データをファクシミリ又は電子メールを
選択して送信できるようになっている。この場合、送信
側が電子メールの個人ごとのメールボックスを、プッシ
ュボタン(PB)のボタン操作、すなわち、DTMFト
ーンによるセカンドダイヤルによって指示してファクシ
ミリ電文データを個人宛のメールボックスに送信してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
では、ファクシミリ電文データをファクシミリ及び電子
メールを選択して、その送信が可能であるが、ボイスメ
ール装置との連動は出来ない。すなわち、着信したファ
クシミリ電文をボイスメール装置、ファクシミリメール
装置及び電子メールシステムにおけるデータ通信端末間
で自動転送できないため、その使用上の不便があった。
【0009】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、構内交換機を通じて着信し
た公衆電話回線網からのファクシミリ電文データをボイ
スメール装置、ファクシミリメール装置及び電子メール
装置間で自動転送が出来るようになり、そのファクシミ
リ送信の利便性が向上するファクシミリ転送システムの
提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は、公衆電話回線網を収容する構内交換機に
ボイスメール装置、及びファクシミリメール装置が接続
され、かつ、ファクシミリメール装置に電子メール装置
が接続されたファクシミリ転送システムであり、公衆電
話回線網に収容されるファクシミリ端末から構内交換機
に着信したファクシミリ電文データをボイスメール装
置、ファクシミリメール装置及び電子メール装置間で自
動転送する構成としてある。この構成にあって、前記構
内交換機に収容されるボタン電話機を更に備え、構内交
換機を通じてファクシミリメール装置への着信がファク
シミリ電文データでない場合に、この着信を前記ボタン
電話機に接続するための制御をファクシミリメール装置
の指示で構内交換機が行う。
【0011】また、本発明のファクシミリ転送システム
は、前記ファクシミリ端末として、入力操作部から入力
指示したボイスメール装置における個人宛メールボック
ス番号データ及び原稿読取部で読み取ったファクシミリ
電文データをファクシミリ通信制御装置及び制御部の通
信制御で公衆電話回線網及び構内交換機を通じてボイス
メール装置に送信する構成としてある。
【0012】更に、構内交換機として、回線で接続され
る局線回路と、ボイスメール装置及びファクシミリメー
ル装置が接続される内線回路と、これらの局線回路及び
内線回路の通話路を切り替えるスイッチ回路と、ボイス
メール装置へのファクシミリ電文データの着信後に転送
情報を取り込んだ際、内線回路を通じてボイスメール装
置とファクシミリメール装置との通話路接続を制御する
制御部とを備える構成としてある。
【0013】また、ファクシミリメール装置として、印
字部、入力操作部、ファクシミリ電文データ蓄積部、フ
ァクシミリ通信制御装置及び電子メール装置とのインタ
フェースを処理する接続部と共に、ファクシミリ通信制
御装置のファクシミリ伝送制御によって構内交換機を通
じて着信したファクシミリ電文データを、印字部に送出
し、かつ、着信がファクシミリ電文データでない場合
に、この着信の転送を構内交換機に指示すると共に、構
内交換機を通じたボイスメール装置から転送されたファ
クシミリ電文データを接続部を通じて電子メール装置に
送出する制御を行う制御部を備える構成としてある。
【0014】更に、ボイスメール装置として、回線イン
タフェース部と、音声ガイダンスの応答を制御する音声
応答制御部と、ファクシミリ端末からの着信を転送する
通話転送制御部と、ファクシミリメール装置への転送制
御情報を記憶する記憶部と、ボイスメールデータを記憶
するハードディスク装置と、音声ガイダンスデータ記憶
部とを備える構成としてある。
【0015】また、電子メール装置が、パーソナルコン
ピュータを含む汎用小型コンピュータであり、また、ボ
タン電話機として、入出力インタフェース部と、送話信
号及び受話信号に対する少なくとも増幅及び側音処理を
行う電話回路と、マイクロホン及びスピーカと、キーボ
ードとを備える構成としてある。更に、電子メール装置
の複数台がファクシミリメール装置に収容されるローカ
ルエリアネットワークに接続され、また、電子メール装
置の複数台が構内交換機に収容されるローカルエリアネ
ットワークに接続される構成である。
【0016】更に、本発明のファクシミリ転送システム
は、着信後の一定時間内に個人宛メールボックス番号デ
ータ及び呼出トーン信号を検出した際に、ファクシミリ
電文データの転送制御を行う。更に、ファクシミリ伝送
手順がバイナリ伝送制御手順であり、かつ、ローカルエ
リアネットワークにおけるファクシミリメール装置から
のファクシミリ電文データの伝送手順が、インターネッ
トファクシミリ伝送手順である。また、ファクシミリ転
送制御データテーブルを備えると共に、ここに格納され
る転送制御情報が、プッシュボタン方式における数字及
び記号を含むDTMFデータである。
【0017】このような本発明のファクシミリ転送シス
テムでは、ボイスメール装置によってファクシミリ電文
データの着信に対し、音声ガイダンスデータを読み出
し、かつ、応答の制御を行う。更に、記憶しているファ
クシミリメール装置及び電子メール装置への転送制御情
報に基づいて着信のファクシミリ電文データを転送する
制御を行う。この結果、構内交換機を通じて着信した公
衆電話回線網からのファクシミリ電文データをボイスメ
ール装置、ファクシミリメール装置及び電子メール装置
間で自動転送が出来るようになり、そのファクシミリ送
信の利便性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明のファクシミリ転送
システムの実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明のファクシミリ転送システムの第1実
施形態における構成を示すブロック図である。このファ
クシミリ転送システムは、アナログ電話通話を行うため
の公衆電話回線網(PSTN)1と、この公衆電話回線
網1を通じてバイナリ伝送制御手順(CCIT,T.3
0)に基づいたG3方式のファクシミリ送受信を行うフ
ァクシミリ(FAX)端末2と、公衆電話回線網1を収
容して、内線及び外線の通話の接続切替えを行うための
構内交換機3と、この構内交換機3に収容されてファク
シミリ送受信を行うと共に、電子メール装置8a,8b
への自動転送を行うファクシミリメール装置4とを有し
ている。
【0019】更に、このファクシミリ転送システムは、
構内交換機3に収容されてボイスメールを格納し、か
つ、送出するボイスメール装置5と、構内交換機3に収
容されて内線及び外線の通話を行うボタン電話機6a,
6bと、ファクシミリメール装置4に収容されるイーサ
ネット又はFDDIなどのローカルエリアネットワーク
(LAN)7と、このローカルエリアネットワーク7を
構成し、電子メール通信を行う汎用小型コンピュータ
(パーソナルコンピュータ)を用いた電子メール通信装
置8a,8bとを有している。
【0020】図2は、図1中のファクシミリ端末2の詳
細な構成を示すブロック図である。このファクシミリ端
末2は、公衆電話回線網1との間でのバイナリ伝送制御
手順によるファクシミリ送受信制御を行うファクシミリ
通信制御装置20と、送話信号及び受話信号に対する増
幅や側音処理などを行う電話回路21と、各部を制御す
る制御部22と、ハンドセットを構成するマイクロホン
23a及びスピーカ23bとを有し、更に、ワーキング
用のメモリ24aと、受信したファクシミリ電文データ
を記憶する記憶装置24bと、受信したファクシミリ電
文データを印刷した印字紙Pを出力する印刷部25と、
送信する原稿Mを読み取る読取部26と、ファクシミリ
送受信にかかる処理内容を画面表示する液晶ディスプレ
イ(LCD)27と、ファクシミリ送受信にかかる処理
内容を点灯表示する発光ダイオード(LED)28と、
各種の入力操作を行うキーボード29と有している。
【0021】図3は、図1中の構内交換機3の詳細な構
成を示すブロック図である。この構内交換機3は、公衆
電話回線網1を収容し、回線の捕捉、締結及び開放を行
うための局線回路31a,31bと、内線及び外線の通
話路を切り替えるスイッチ回路32と、ボタン電話機6
a,6b、ファクシミリメール装置4及びボイスメール
装置5が接続されて信号処理を行う内線回路33a,3
3b,33c,33dとを有している。更に、各部を制
御する制御部34と、制御プログラムなどを格納したメ
モリ35とを有している。
【0022】図4は、図1中のファクシミリメール装置
4の詳細な構成を示すブロック図である。このファクシ
ミリメール装置4は、図2に示すファクシミリ端末2と
同様のファクシミリ通信制御装置41、制御部42、メ
モリ43b、印刷部45、読取部46、液晶ディスプレ
イ47、発光ダイオード48、及び、キーボード49を
有している。更に、受信したファクシミリ電文データを
格納するハードディスク装置43aと、ローカルエリア
ネットワーク7とのインタフェースを処理を行うローカ
ルエリアネットワークインタフェース(I/F)部44
とを有している。
【0023】図5は、図1中のボイスメール装置5の詳
細な構成を示すブロック図である。このボイスメール装
置5は、構内交換機3との間の入出力信号に対するイン
タフェース処理を行う回線インタフェース部50と、音
声ガイダンスの応答を制御する音声応答制御部51と、
ファクシミリ端末からの着信を転送する通話転送制御部
53とを有し、更に、ファクシミリメール装置4への転
送制御情報やファクシミリ転送制御データテーブルを記
憶する記憶部54と、ボイスメールデータを記憶するハ
ードディスク装置55と、音声ガイダンスデータを予め
記憶する音声ガイダンスデータ記憶部56を有してい
る。
【0024】図6は、図1中のボタン電話機6a,6b
の詳細な構成を示すブロック図である。このボタン電話
機6a,6bは、図2に示すファクシミリ端末2と同様
に、電話回路61、制御部62、マイクロホン63a及
びスピーカ63b、メモリ64、キーボード65、発光
ダイオード66,液晶ディスプレイ67を有している。
更に、構内交換機3との間での発呼、着呼及びダイヤル
(選択)信号の送出や各種の入出力のインタフェース処
理を行う入出力インタフェース部60が設けられてい
る。
【0025】次に、この第1実施形態の動作について説
明する。まず、全体動作の概要について説明する。図7
は、ボイスメール装置5の処理手順を示すフローチャー
トである。図1及び図7において、ファクシミリ端末2
が、公衆電話回線網1及び構内交換機3を通じて、ボイ
スメール装置5に発呼する。ボイスメール装置5は、呼
出信号(リンガ)を検出すると起動(オフフック)し、
ボイスメール受信に関する音声ガイダンスを発呼側に送
出する(ステップS1,S2)。次に、ファクシミリ端
末2から指定されたメールボックス番号情報を受信した
か否かを判断する(ステップS3)。メールボックス番
号情報を受信しない場合(S3:No)、オンフック処
理して(S4)終了となる。また、メールボックス番号
情報を受信した場合(S3:Yes)、一定時間内での
呼出トーンCNGの受信を判断し(ステップS5)、こ
の一定時間内に呼出トーンCNGを受信できない場合
(No)はボイスメールサービスを実行する(ステップ
S6)。
【0026】一定時間内に呼出トーンCNGを受信した
場合(S5:Yes)、受信したファクシミリ電文デー
タをファクシミリメール装置4に転送し(S7)、ここ
で印字した印字紙Pを出力する。また、ボイスメール装
置5は発呼先がファクシミリ端末2でないことを認識し
た場合、メールボックス番号に対応するボタン電話機6
a,6bの一方への着信転送を構内交換機3に指示す
る。構内交換機3が転送先のボタン電話機6a,6bの
一方を呼び出して、その発呼先との接続を行う。
【0027】次に、ファクシミリ端末2からファクシミ
リメール装置4へ直接発呼した場合の動作の概要につい
て説明する。図8は、ファクシミリ端末2とファクシミ
リメール装置4及び電子メール通信装置8a,8bとの
間の処理を示すシーケンス図である。図8において、こ
のシーケンスでは、ファクシミリ端末2が公衆電話回線
網1へ発呼の後にダイヤル情報を送出し、公衆電話回線
網1から構内交換機3を通じてファクシミリメール装置
4へ呼出情報が送出される。
【0028】ファクシミリメール装置4は応答(AC
K)を構内交換機3、公衆電話回線網1を通じてファク
シミリ端末2に送出する。ファクシミリ端末2からロー
カルエリアネットワーク7における電子メール通信装置
8a,8bの一方に対応した転送先の個人識別用番号
(ここでは100とする)が送出され、次に、ファクシ
ミリメール装置4から被呼局識別信号CEDが構内交換
機3、公衆電話回線網1を通じてファクシミリ端末2へ
送出される。
【0029】この後は、バイナリ伝送制御手順(CCI
T,T.30)に基づいたG3方式のファクシミリ送受
信が行われる。すなわち、非標準装置信号NSF、被呼
局識別信号CSI、デジタル識別信号DISと共に、デ
ジタル送信命令信号DTC、デジタル命令信号DCS、
送信局識別信号TSI、非標準装置解説信号NSS、ト
レーニングチェック信号TCF、受信準備確認信号CF
R、ファクシミリ格納画像情報PIX、マルチページ信
号MPS、メッセージ確認信号MCF、ファクシミリ格
納画像情報PIX、手順終了信号EOP、回線切断命令
信号DCNの送受信が行われる。この場合、ファクシミ
リメール装置4ではファクシミリ電文データを記憶す
る。
【0030】次に、ファクシミリメール装置4でのファ
クシミリ電文データの受信終了後に、ファクシミリメー
ル装置4から転送先の個人識別用番号(100)に対応
する電子メール通信装置8a,8bの一方へファクシミ
リ電文データを転送する。図8に示すようにファクシミ
リメール装置4と電子メール装置8a,8bとの間でイ
ンターネットファクシミリ伝送手順を実行する。まず、
ファクシミリメール装置4が電子メール装置8a,8b
へHELOコマンドを送出し、更に、電子メール装置8
a,8bからファクシミリメール装置4へ250 OK
コマンドを送出する。続いて、ファクシミリメール装置
4と電子メール装置8a,8bとの間でMAIL FR
OM,250 OK,RCTP TD,250 OK,
DATA,354 OKのそれぞれのコマンドをやり取
りしてファクシミリメール装置4が記憶しているDAT
A(ファクシミリ電文データ)を電子メール装置8a,
8bへ送出し、ここからの250 OKコマンドの送出
によって転送シーケンスが終了する。
【0031】次に、ファクシミリ端末2からボイスメー
ル装置5へ発呼した場合の詳細な動作について説明す
る。図9はファクシミリ電文データの転送制御に使用す
る文字/動作を説明するための図であり、図10は図5
に示すボイスメール装置5における記憶部54内のファ
クシミリ転送制御データテーブルを示す図である。ま
た、図11はファクシミリ端末2からボイスメール装置
5へ発呼した場合の詳細な動作のシーケンス図であり、
図12は図10におけるファクシミリ転送制御データテ
ーブルの記憶内容例を示す図である。
【0032】図9に示すファクシミリメール装置4への
転送制御情報は、図5に示すボイスメール装置5内の記
憶部54に予め格納されている。ここで、1〜9の文字
は、それぞれ1〜9ダイヤルデータの送出を意味し、
*、#の文字は、それぞれのダイヤルデータを送出し、
かつ、T,PがそれぞれDTMFデータ、DPデータの
送出を意味する。更に、・,F,Z,%Bがポーズ,オ
ンフック,メールボックス番号のダイヤルデータの送出
を意味する。
【0033】また、図10に示すファクシミリ転送制御
データテーブルは、図5に示すボイスメール装置5内の
記憶部54に記憶されており、このファクシミリ転送制
御データテーブルは、メールボックス番号/個人識別番
号部221と、FAX転送指定部221とからなる。
【0034】図1乃至図6、及び、図9乃至図12にお
いて、ファクシミリ端末2が公衆電話回線網1に発呼
し、ダイヤル情報を送出する。公衆電話回線網1からの
呼出信号(リンガ)が構内交換機3を通じてボイスメー
ル装置5に送出される。この呼出信号でボイスメール装
置5が起動し、構内交換機3、公衆電話回線網1を通じ
て音声ガイダンス「○○○です。メールボックス番号を
入力して下さい」をファクシミリ端末2へを送出する。
【0035】ファクシミリ端末2は、これらの動作及び
以降の動作を図2に示す次の各部の動作によって行う。
メモリ24a及び制御部22の制御で、ファクシミリ通
信制御装置20が公衆電話回線網1との間でのバイナリ
伝送制御手順によるファクシミリ送受信制御を行い、ま
た、電話回路21がマイクロホン23aからの送話信号
及びスピーカ23bへの受話信号に対する増幅や側音処
理などを行う。
【0036】また、このファクシミリ端末2では、ファ
クシミリ送受信時に記憶装置24bが受信したファクシ
ミリ電文データを記憶し、印刷部25か受信したファク
シミリ電文データを印刷した印字紙Pを出力する。ま
た、読取部26が送信する原稿Mを読み取り、液晶ディ
スプレイ27がファクシミリ送受信にかかる処理内容を
画面表示し、また、発光ダイオード28が処理内容を点
灯表示する。これらの電話通話及びファクシミリ送受信
がキーボード29の操作に対応して行われる。
【0037】更に、構内交換機3は、これらの動作及び
以降の動作を図3に示す次の各部の動作によって行う。
メモリ35に格納された制御プログラムに基づいて制御
部34が各部を制御し、局線回路31a,31bが公衆
電話回線網1に対する回線の捕捉、締結及び開放を行
い、また、スイッチ回路32が内線及び外線の通話路を
切り替えるための制御を行う。更に、制御部34の制御
によって、内線回路33a〜33dがボタン電話機6
a,6b、ファクシミリメール装置4及びボイスメール
装置5との間の信号処理を行う。
【0038】ファクシミリメール装置4は、これらの動
作及び以降の動作を図4に示す次の各部の動作によって
行う。ファクシミリ通信制御装置41、制御部42、メ
モリ43a、印刷部45、読取部46、液晶ディスプレ
イ47、発光ダイオード48、及び、キーボード49が
図2に示すファクシミリ端末2と基本的に同様に動作す
る。更に、受信したファクシミリ電文データをハードデ
ィスク装置43aが蓄積し、また、ローカルエリアネッ
トワーク7との間のインタフェースをLAN・I/F部
44が行う。
【0039】ファクシミリ端末2側では、音声ガイダン
スに従ってメールボックス番号を入力する。例えば、フ
ァクシミリ端末2からローカルエリアネットワーク7に
おける電子メール通信装置8a,8bの一方である転送
先の個人識別用番号(100)が公衆電話回線網1及び
構内交換機3を通じてボイスメール装置5へ送出され
る。ファクシミリ端末2から指定されたメールボックス
番号情報を受信しない場合はオンフック処理を行う。
【0040】ボイスメール装置5は、これらの動作及び
以降の動作を図5に示す各部での次の動作によって行
う。回線インタフェース部50が、構内交換機3を通じ
た公衆電話回線網1からの呼出信号を検出すると、音声
応答制御部51へ呼出信号の検出を通知する。音声応答
制御部51は、呼出信号の検出に対応して回線インタフ
ェース部50にオフフックの設定を制御する。更に、音
声応答制御部51が音声ガイダンスデータ記憶部56か
ら音声ガイダンスデータを読み出し、回線インタフェー
ス部50から構内交換機3及び公衆電話回線網1を通じ
てファクシミリ端末2に送出する。
【0041】この動作と共に、ボイスメール装置5は更
に次の動作を行う。回線インタフェース部50がファク
シミリ端末2からの呼出トーンCNGを取り込んで音声
応答制御部51へ送出する。音声応答制御部51が記憶
部54のファクシミリ転送制御データテーブル(図10
に示すメールボックス番号/個人識別番号部221,F
AX転送指定部221)を参照して、このファクシミリ
転送制御情報を通話転送制御部53に転送する。また、
ハードディスク装置55にボイスメールデータを記憶す
る。
【0042】ここでボイスメール装置5は、次に送出さ
れるファクシミリ端末2からの呼出トーンCNGの受信
までの時間を検出するため検出タイマを設定する。ま
た、メールボックス番号情報を受信し、かつ、検出タイ
マの計時時間の一定時間内で呼出トーンCNGを受信で
きない場合はボイスメールサービスを実行する。また、
ボイスメール装置5は発呼先がファクシミリ端末2でな
いことを認識した場合、メールボックス番号に対応する
ボタン電話機6a,6bの一方への着信転送を構内交換
機3に指示する。構内交換機3が転送先のボタン電話機
6a,6bの一方を呼び出して、その発呼先との回線接
続を行う。
【0043】ボタン電話機6a,6bは、上記及び以降
の動作を図6に示す各部での次の動作によって行う。す
なわち、電話回路61、制御部62、マイクロホン63
a及びスピーカ63b、メモリ64、キーボード65、
発光ダイオード66,液晶ディスプレイ67が、入出力
インタフェース部60と構内交換機3との間での入出力
処理を通じて図2に示すファクシミリ端末2の電話系と
同様動作する。
【0044】ボイスメール装置5がファクシミリ端末2
からの呼出トーンCNGを検出タイマが計時した一定時
間内に受信した場合は、フックフラッシュ後に内線電話
番号(ここでは200とする)を構内交換機3に送出
し、構内交換機3がファクシミリメール装置4に呼出信
号を送出する。ファクシミリメール装置4が呼出信号に
対して応答(ACK)を送出する。ボイスメール装置5
はローカルエリアネットワーク7における電子メール通
信装置8a,8bの一方に対応する転送先の個人識別用
番号(100)の情報をファクシミリメール装置4に送
出する。
【0045】音声応答制御部51が記憶部54のファク
シミリ転送制御データテーブル(図10に示すメールボ
ックス番号/電話番号部221,FAX転送指定部22
1)を参照する。このメールボックス番号/電話番号部
221,FAX転送指定部221に格納されているファ
クシミリ転送指示データを音声応答制御部51が取り込
む。ここからファクシミリ転送制御データをデータを通
話転送制御部53に転送する。
【0046】ここで、ボイスメール装置5が送出する個
人識別用番号(100)及び内線電話番号(200)の
データは、記憶部54のファクシミリ転送制御データテ
ーブル、すなわち、図12(a)(b)に示すメールボ
ックス番号/個人識別番号部221,FAX転送指定部
221に格納されている。このファクシミリ転送制御デ
ータテーブルにおけるメールボックス番号/個人識別番
号部221には、ボイスメール装置5におけるメールボ
ックス番号100,101…199に対して個人識別用
番号100,101…199が格納されている。
【0047】したがって、FAX転送指定部221に格
納されるファクシミリ転送指示データは、図9に示すフ
ァクシミリ電文データの転送制御に使用する文字/動作
に基づいて、「HT200PPP*%B**Z」とな
る。この「HT200PPP*%B**Z」が音声応答
制御部51によって記憶部54から読み出される。ここ
で、メールボックス番号%Bが図12(a)に示すメー
ルボックス番号/個人識別番号部221のメールボック
ス番号と置換される。メールボックス番号は「100」
が図11に示すようにファクシミリ端末2から指定され
ているため、音声応答制御部51から通話転送制御部5
3へ送出されるファクシミリ転送制御データは「HT2
00PPP*100**Z」となる。
【0048】この後、ボイスメール装置5は構内交換機
3へオンフックを行い。ファクシミリメール装置4が構
内交換機3を通じてファクシミリ端末2と回線接続され
る。ファクシミリメール装置4から被呼局識別信号CE
Dが構内交換機3、公衆電話回線網1を通じてファクシ
ミリ端末2へ送出される。
【0049】この後は、バイナリ伝送制御手順(CCI
T,T.30)に基づいたG3方式のファクシミリ送受
信が行われる。すなわち、図8に示すように非標準装置
信号NSF、被呼局識別信号CSI、デジタル識別信号
DISと共に、デジタル送信命令信号DTC、デジタル
命令信号DCS、送信局識別信号TSI、非標準装置解
説信号NSS、トレーニングチェック信号TCF、受信
準備確認信号CFR、ファクシミリ格納画像情報PI
X、マルチページ信号MPS、メッセージ確認信号MC
F、ファクシミリ格納画像情報PIX、手順終了信号E
OP、回線切断命令信号DCNの送受信が行われる。
【0050】この場合、ファクシミリメール装置4では
ファクシミリ電文データを記憶する。次に、受信したフ
ァクシミリ電文データをファクシミリメール装置4に転
送し、ここで印字して出力する。更に、ファクシミリメ
ール装置4から転送先の個人識別用番号(100)に対
応する電子メール通信装置8a,8bの一方へファクシ
ミリ電文データを転送する。図8に示すようにファクシ
ミリメール装置4と電子メール装置8a,8bの一方と
の間でインターネットファクシミリ伝送手順を実行す
る。
【0051】すなわち、HELO,250 OK,MA
IL FROM,250 OK,RCTP TD,25
0 OK,DATA,354 OKのそれぞれのコマン
ドをやり取りしてファクシミリメール装置4から電子メ
ール装置8a,8bの一方へ記憶しているDATA(フ
ァクシミリ電文データ)を送出し、電子メール装置8
a,8bの一方から250 OKコマンドが送出されて
転送が終了する。
【0052】図13は、第2実施形態における構成を示
すブロック図である。この第2実施形態は構内交換機3
aがターミナルアダプタ(TA)72の出力側(R点)
に収容されており、このターミナルアダプタ72がIS
DN70に接続されると共に、ISDN70にデータ端
末装置71が接続されている。また、構内交換機3aが
ローカルエリアネットワーク7Aを収容している。他の
構成は第1実施形態と同様であり、公衆電話回線網1、
ファクシミリ端末2、ファクシミリメール装置4、ボイ
スメール装置5、ボタン電話機6a,6b、及び、電子
メール通信装置8a,8bを有している。
【0053】図14は、構内交換機3Aの詳細な構成を
示すブロック図である。この構内交換機3Aは、第1実
施形態と同様の局線回路31a,31b、スイッチ回路
32、内線回路33a〜33d、メモリ35を有してい
る。更に、第2実施形態に対応し、ISDN70とのイ
ンタフェースを処理するISDNインタフェース部84
と、各部を制御する制御部83と、ローカルエリアネッ
トワーク7Aとのインタフェースを処理するLAN・I
/F部87とを有している。
【0054】次に、この第2実施形態の動作について説
明する。基本的な動作は第1実施形態と同様であるが、
この第2実施形態では、構内交換機3がターミナルアダ
プタ72を通じてISDN70に収容されており、電子
メール通信装置8a,8bは、ローカルエリアネットワ
ーク7A及び構内交換機33A内のISDNインタフェ
ース部84、制御部83及びLAN・I/F部87を通
じて電子メールの送受信を行うと共に、ボイスメール装
置5からファクシミリメール装置4への転送が、構内交
換機33A内の内線回路33a,33b、スイッチ回路
32及び制御部83を通じて行われる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のファクシミリ転送システムによれば、ボイスメール装
置によってファクシミリ電文データの着信に対して、記
憶しているファクシミリメール装置及び電子メール装置
への転送制御情報に基づいて着信のファクシミリ電文デ
ータを転送する制御を行っているため、構内交換機を通
じて着信した公衆電話回線網からのファクシミリ電文デ
ータをボイスメール装置、ファクシミリメール装置及び
電子メール装置間で自動転送が出来るようになり、その
ファクシミリ送信の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のファクシミリ転送システムの第
1実施形態における構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のファクシミリ端末の詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図3】図1中の構内交換機の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1中のファクシミリメール装置の詳細な構成
を示すブロック図である。
【図5】図1中のボイスメール装置の詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図6】図1中のボタン電話機の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図7】第1実施形態にあってボイスメール装置の処理
手順を示すフローチャートである。
【図8】第1実施形態における概略動作のシーケンス図
である。
【図9】第1実施形態にあってファクシミリメール電文
データの転送制御に使用する文字/動作を説明するため
の図である。
【図10】図5に示すボイスメール装置における記憶部
内のファクシミリ転送制御データテーブルを示す図であ
る。
【図11】第1実施形態における詳細な動作のシーケン
ス図である。
【図12】図10におけるファクシミリ転送制御データ
テーブルの記憶内容例を示す図である。
【図13】第2実施形態における構成を示すブロック図
である。
【図14】図13中の構内交換機の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 公衆電話回線網 2 ファクシミリ端末 3 構内交換機 4 ファクシミリメール装置 5 ボイスメール装置 6a,6b ボタン電話機 7 ローカルエリアネットワーク 8a,8b 電子メール通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/00 303 H04N 1/32 Z H04N 1/00 104 H04L 11/20 101B 1/32

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆電話回線網を収容する構内交換機に
    ボイスメール装置、及びファクシミリメール装置が接続
    され、かつ、前記ファクシミリメール装置に電子メール
    装置が接続されたファクシミリ転送システムにあって、 前記公衆電話回線網に収容されるファクシミリ端末から
    構内交換機に着信したファクシミリ電文データをボイス
    メール装置、ファクシミリメール装置及び電子メール装
    置間で自動転送することを特徴とするファクシミリ転送
    システム。
  2. 【請求項2】 前記構内交換機に収容されるボタン電話
    機を備え、 構内交換機を通じてファクシミリメール装置への着信が
    ファクシミリ電文データでない場合に、この着信を前記
    ボタン電話機に接続するための制御を前記ファクシミリ
    メール装置の指示で構内交換機が行うことを特徴とする
    請求項1記載のファクシミリ転送システム。
  3. 【請求項3】 前記ファクシミリ端末として、 少なくとも原稿読取部、印字部、入力操作部、ファクシ
    ミリ通信制御装置及び制御部を備え、 前記入力操作部から入力指示したボイスメール装置にお
    ける個人宛メールボックス番号データ及び前記原稿読取
    部で読み取ったファクシミリ電文データをファクシミリ
    通信制御装置及び制御部の通信制御で、公衆電話回線網
    及び構内交換機を通じてボイスメール装置に送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載のファクシミリ転送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記構内交換機として、 公衆電話回線網と回線で接続される局線回路と、 ボイスメール装置及びファクシミリメール装置が接続さ
    れる内線回路と、 前記局線回路及び内線回路の通話路を切り替えるスイッ
    チ回路と、 前記ボイスメール装置へのファクシミリ電文データの着
    信後に転送情報を取り込んだ際、前記内線回路を通じて
    前記ボイスメール装置とファクシミリメール装置との通
    話路接続を制御する制御部と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    転送システム。
  5. 【請求項5】 前記ファクシミリメール装置として、 少なくとも印字部、入力操作部、ファクシミリ電文デー
    タ蓄積部、ファクシミリ通信制御装置及び電子メール装
    置とのインタフェースを処理する接続部とを備え、か
    つ、 前記ファクシミリ通信制御装置のファクシミリ伝送制御
    によって構内交換機を通じて着信したファクシミリ電文
    データを、前記印字部に送出し、かつ、着信がファクシ
    ミリ電文データでない場合に、この着信の転送を前記構
    内交換機に指示すると共に、前記構内交換機を通じたボ
    イスメール装置から転送されたファクシミリ電文データ
    を前記接続部を通じて前記電子メール装置に送出する制
    御を行う制御部と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    転送システム
  6. 【請求項6】 前記ボイスメール装置として、 構内交換機との間の入出力信号のインタフェース処理を
    行う回線インタフェース部と、 音声ガイダンスの応答を制御する音声応答制御部と、 構内交換機を通じたファクシミリ端末からの着信を転送
    する通話転送制御部と、 ファクシミリメール装置への転送制御情報を記憶する記
    憶部と、 ボイスメールデータを記憶するハードディスク装置と、 前記音声応答制御部が制御する応答用の音声ガイダンス
    データを予め記憶する音声ガイダンスデータ記憶部と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    転送システム
  7. 【請求項7】 前記電子メール装置が、パーソナルコン
    ピュータを含む汎用小型コンピュータであることを特徴
    とする請求項1記載のファクシミリ転送システム。
  8. 【請求項8】 前記ボタン電話機として、 構内交換機との間の送話信号及び受話信号のインタフェ
    ース処理行う入出力インタフェース部と、 送話信号及び受話信号に対する少なくとも増幅及び側音
    処理を行う電話回路と、 送話信号及び受話信号を送出して通話を行うためのマイ
    クロホン及びスピーカと、 少なくとも電話番号入力操作を行うキーボードと、 を備えることを特徴とする請求項2記載のファクシミリ
    転送システム。
  9. 【請求項9】 前記電子メール装置の複数台がファクシ
    ミリメール装置に収容されるローカルエリアネットワー
    クに接続され、 公衆電話回線網に収容されるファクシミリ端末からボイ
    スメール装置の個人宛メールボックスを指定するメール
    ボックス番号が指示され、かつ、この指示されたメール
    ボックス番号に格納されている情報に基づいて前記ロー
    カルエリアネットワーク上の電子メール装置へ、ファク
    シミリメール装置を通じて着信したファクシミリメール
    電文データを転送することを特徴とする請求項1記載の
    ファクシミリ転送システム。
  10. 【請求項10】 前記ボイスメール装置における回線イ
    ンタフェース部及び音声応答制御部とが、 公衆電話回線網及び構内交換機を通じたファクシミリ端
    末からの着信後に一定時間を計時し、この一定時間内に
    個人宛メールボックス番号データを受信し、更に、この
    後の一定時間内に呼出トーン信号を検出したときにのみ
    ファクシミリ電文データの転送制御を行うことを特徴と
    する請求項6記載のファクシミリ転送システム。
  11. 【請求項11】 前記ファクシミリ伝送手順がバイナリ
    伝送制御手順であることを特徴する請求項5記載のファ
    クシミリ転送システム。
  12. 【請求項12】 前記記憶部に、 ファクシミリメール装置への転送制御情報を格納するメ
    ールボックス番号/個人識別番号部及びファクシミリメ
    ール転送指定部からなるファクシミリ転送制御データテ
    ーブルを備えることを特徴とする請求項6記載のファク
    シミリ転送システム。
  13. 【請求項13】 前記メールボックス番号/個人識別番
    号部及びファクシミリメール転送指定部に設定される転
    送制御情報が、プッシュボタン方式における数字及び記
    号を含むDTMFデータであることを特徴とする請求項
    12記載のファクシミリ転送システム。
  14. 【請求項14】 前記電子メール装置の複数台が構内交
    換機に収容されるローカルエリアネットワークに接続さ
    れ、 公衆電話回線網に収容されるファクシミリ端末からボイ
    スメール装置の個人宛メールボックスを指定するメール
    ボックス番号が指示され、かつ、この指示されたメール
    ボックス番号に格納されている情報に基づいて、前記ロ
    ーカルエリアネットワーク上の電子メール装置へ、ファ
    クシミリメール装置及び構内交換機を通じて着信したフ
    ァクシミリメール電文データが転送されることを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリ転送システム。
  15. 【請求項15】 前記ローカルエリアネットワークにお
    けるファクシミリメール装置からのファクシミリ電文デ
    ータの伝送手順が、インターネットファクシミリ伝送手
    順であることを特徴とする請求項9又は14記載のファ
    クシミリ転送システム。
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