JPH1117732A - 電子メール機能付通信端末装置 - Google Patents

電子メール機能付通信端末装置

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JPH1117732A
JPH1117732A JP9169291A JP16929197A JPH1117732A JP H1117732 A JPH1117732 A JP H1117732A JP 9169291 A JP9169291 A JP 9169291A JP 16929197 A JP16929197 A JP 16929197A JP H1117732 A JPH1117732 A JP H1117732A
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Kazuhiro Okada
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数の宛先に異なる意味合いでメールを送信
する場合の、本来の宛先、又は参考程度に送信する宛先
といった送信元の送信の意図が送信先に伝達される電子
メール機能付通信端末装置の提供。 【解決手段】 受信したメールのヘッダからメールのカ
ーボンコピーの宛先を含む複数の宛先に関するデータを
抽出し、抽出したデータを、メール本体とは別のページ
に印字するか、又はメール本体の印字ページの上端部又
は下端部に印字するソフトウェアを主制御部が実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールに接続
する機能を備えたファクシミリ装置のような電子メール
機能付通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ローカルなコンピュータ通信網を
通信回線で接続してさらにネットワーク化したインター
ネット等を介して電子メールを配信するコンピュータ通
信網が普及しつつある。コンピュータ通信網は誤り訂正
機能にすぐれ、最寄りのプロバイダ(コンピュータ通信
網への接続業者)までの通信費用を負担するだけで、日
本国内だけでなく海外のコンピュータと通信することが
できる。
【0003】従来のG3ファクシミリ装置の通信手順及び
通信方式は、コンピュータ通信網のそれと異なるので、
直接コンピュータ通信網へ接続することができない。し
かし、送信原稿等のイメージデータであっても、電子メ
ール形式に編集することによりコンピュータ通信網へ送
信することができる。
【0004】メール編集では、送信時に、コンピュータ
で使用される一般的な画像フォーマットであるTIFF(Tag
ged Image File Format)のイメージデータをテキストデ
ータに変換し、電子メールの管理情報としてメール本体
の情報に付加することがRFC(Request For Comments)822
において規定されているメールヘッダ情報をテキストデ
ータに付加して電子メール形式に編集し、受信時に、電
子メール形式のデータからメールヘッダ情報を取り除
き、テキストデータに変換されたTIFFイメージデータだ
けを取り出す。
【0005】メールのヘッダには、本来の宛先のインタ
ーネットe-mailアドレスを“To: "に続けて記述する以
外に、“Cc: ”に続けて、メールをカーボンコピーのよ
うに参照程度に送信する宛先を記述することができる。
従って、例えば質問のメールに対して返信が欲しい宛先
は“To: ”で、返信の必要はないが“To: ”の宛先に質
問のメールを送信したことを知らせたい宛先を“Cc: ”
で指定して、メール送信の意味合いを区別することがで
きる。
【0006】またヘッダには、“From: ”に続けて送信
元のユーザのインターネットe-mailアドレスを、 "Subj
ect:”に続けてメールの題名を記述することができる。
テキストメールを受信した“To: ”の宛先と“Cc: ”の
宛先との各ユーザは、画面表示されたヘッダ情報から本
来のメールの宛先とカーボンコピーの宛先とを知ること
ができる。
【0007】ところで、電子メール機能付のファクシミ
リ装置で、上述の“To: ”“Cc: ”を利用してファクシ
ミリの画データをメール送信した場合、ファクシミリ画
データのメールは“To: ”の宛先と“Cc: ”の宛先とに
同報送信される。従来のファクシミリ装置では、メール
のテキストデータをイメージデータに変換してプリント
アウトする際に、送信元の名称、電話番号、送信日時、
ページ番号等の送信元情報と、機種によっては宛先の名
称のような宛先情報とを本文の上端部又は下端部に印字
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のファク
シミリ装置では、送信元が、“To: ”“Cc: ”を利用し
て本来の宛先とカーボンコピーの宛先とを区別しようと
しても、送信先のファクシミリ装置は、そのファクシミ
リ装置のユーザの名称のような宛先情報を印字するだけ
である。従って、送信先のユーザは、本来の宛先として
メールが送信されて、例えば返信のメールを送信する必
要があるのか、又は参照程度に送信されただけであって
返信のメールを送信する必要はないのかといった送信元
の意図を知ることはできない。
【0009】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、受信したメールのヘッダから
抽出した“To: ”及び“Cc: ”の宛先情報を印字するこ
とにより、または、このような宛先情報をメールの本体
として送信することにより、複数の宛先に異なる意味合
いでメールを送信する場合の、本来の宛先、又は参考程
度に送信する宛先といった送信元の送信の意図が送信先
に伝達されるファクシミリ装置のような電子メール機能
付通信端末装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明の電子メール機
能付通信端末装置は、電子メール通信機能を備えた通信
端末装置において、受信したメールのヘッダから該メー
ルのカーボンコピーの宛先を含む複数の宛先に関するデ
ータを抽出する手段と、該手段が抽出した前記データを
印字する手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】第1発明では、受信したメールのヘッダか
ら“To: ”“Cc: ”で指定されている複数の宛先のメー
ルアドレスを抽出し、例えばメール本体のテキストデー
タを画データに変換して印字する際に、先頭ページ又は
全ページの上端部又は下端部に印字する。従って、メー
ルの受信側では、メールの本来の宛先として送信された
のか、参考程度に送信されただけであるかといった送信
元の送信の意図を知ることができる。
【0012】第2発明の電子メール機能付通信端末装置
は、第1発明に加えて、メール本体と同一ページに印字
することが可能なメール本体以外のデータの文字数を記
憶する手段と、前記データの印字結果が、前記文字数を
超える場合は前記データを、メール本体を印字するペー
ジとは別のページに印字する手段とを備えたことを特徴
とする。
【0013】第2発明では、宛先に関する情報を印字し
た場合の文字数が、メール本体のテキストデータを印字
するページの、例えば上端部又は下端部に印字できる文
字数を超えない場合は、宛先に関するデータをメール本
体と同一ページに印字するが、この文字数を超える場合
は、宛先に関するデータを、例えばカバーページのよう
に、メール本体を印字するページと別のページに印字す
る。従って、メールの宛先が非常に多数であっても、メ
ールの受信側では、メールの本来の宛先として送信され
たのか、参考程度に送信されただけであるかといった送
信元の送信の意図を知ることができる。
【0014】第3発明の電子メール機能付通信端末装置
は、電子メール通信機能を備えた通信端末装置におい
て、メールの宛先として指定された、カーボンコピーの
宛先を含む複数の宛先に関するデータをメール本体のデ
ータとして送信すべくなしたことを特徴とする。
【0015】第3発明では、“To: ”“Cc: ”で指定さ
れている複数の宛先に関するデータを、例えばメール本
体とは別の第1ページ(カバーページ)のメールとし
て、又はメール本体の送信元情報に埋め込んでメール本
体のデータとして送信する。このメールの受信側でメー
ル本体を印字した結果、“To: ”“Cc: ”で指定されて
いる複数の宛先に関するデータがカバーページとして印
字され、又はメール本体を印字したページの上端部又は
下端部に印字される。従って、メールの受信側では、メ
ールの本来の宛先として送信されたのか、参考程度に送
信されただけであるかといった送信元の送信の意図を知
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る電子メール機
能付ファクシミリ装置(以下、本発明装置という)の構
成を示すブロック図である。なお、本発明の実施の形態
では、コンピュータ通信網としてインターネットを使用
するものとする。主制御部1は、バスを通じてファクシ
ミリ装置のハードウェア各部を制御するだけではなく、
ROM 6に記憶されたソフトウェアに基づいて、原稿の画
像データをMH, MR, MMR 等の符号化方式によって符号化
または復号化する符号化・復号化、前述したメール編
集、後述する画像(TIFF)変換、バイナリ・テキスト変
換、モデム切り換え,ATコマンドによるRS232Cの制御な
どを含む通信手順等のソフトウェアを実行する。
【0017】主制御部1は、後述するように、“To: ”
“ Cc: ”“From: ”の行のデータを、原稿とは別の、
例えばカバーページに、又は原稿の第1ページ又は全ペ
ージの上端又は下端のTTI に埋め込んでメール本体のデ
ータとして送信するソフトウェア、受信したメールのヘ
ッダから“To: ”“ Cc: ”“From: ”の行のデータを
抽出し、このデータを原稿とは別の、例えばフロントペ
ージとして、又は原稿の第1ページ又は全ページの上端
又は下端のTTI として印字するソフトウェア等を実行す
る。
【0018】画像変換では、送信時には、G3形式のイメ
ージデータをTIFFに変換し、受信時には、TIFFからG3形
式のイメージデータに変換する。TIFFは Adobe Systems
社によって公開されており、白黒2値だけでなく、白黒
多値、フルカラーなどを扱う様々な Classが定義されて
いる。そのなかの1つである CLASS Fは、原稿の画像デ
ータをMH, MR, MMR 等の符号化方式によって符号化され
た原稿の画像データであるG3形式のイメージデータを定
義している。従って、G3形式のイメージデータの先頭
に、CLASS F のTIFFヘッダ情報を付加すること等によっ
てTIFFに変換することができる。
【0019】バイナリ・テキスト変換では、送信時に
は、バイナリデータをテキストデータに変換し、受信時
には、テキストデータをバイナリデータに変換する。イ
ンターネットにはバイナリデータの電子メールを扱うこ
とができないコンピュータが存在している。相手先に確
実に電子メールが届くように、TIFFイメージデータなど
のバイナリデータを送信する場合には、一旦テキストデ
ータに変換する。インターネットで扱うテキストデータ
はIETF(Internet Engineering Task Force) が発行する
ドキュメントであるRFC822において、7ビットのコード
として規定されている。
【0020】そこで、MIME(Multipurpose Internet Mai
l Extensions) のbase64などを利用して、変換を行う。
これによると、6ビットのバイナリデータは64のキャラ
クタ(大文字、小文字のアルファベット、数字、+、/)
の1つに置き換えられ、テキストデータに変換するこ
とができる。MIMEはRFC1521 等で規定されている。
【0021】読取部2は、CCD 等で原稿を読み取り、白
黒2値の原稿の画像データを出力する。記録部3は電子
写真方式などのプリンタを備え、他のG3ファクシミリ装
置やインターネットから受信した原稿の画像データをプ
リントアウトする。表示部4は、液晶表示装置などを備
え、ファクシミリ装置の動作状態や原稿の画像データの
表示を行う。
【0022】操作部5は、ファクシミリ装置を操作する
のに必要なテンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダ
イヤルキー、スタートキー、ストップキー、メール送信
モードの設定キー(例えば同報送信キー)のような各種
のファンクションキー等を備えている。ROM 6は、ファ
クシミリ装置の動作に必要なソフトウェアを記憶する。
RAM 7は、SRAMまたはフラッシュメモリ等で構成され、
ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶
する。
【0023】本実施の形態では、RAM 7として、受信し
たメールのヘッダから抽出した、“To: ”“Cc: ”“Fr
om: ”で指定されているデータを一時的に格納するバッ
ファが設けられている。またRAM 7には、メール本体の
印字ページの上端部又は下端部にアウトサイド処理で印
字することが可能な文字数のしきい値が記憶されてい
る。
【0024】画像メモリ8はDRAM等で構成され、原稿の
画像データを記憶する。モデム9は読取部2が読み取っ
た原稿の画像データをファクシミリ通信するためのモデ
ムであってデータ通信機能は備えていない。データモデ
ム10は、例えば電子メールに変換された原稿の画像デー
タをインターネットを介して通信するデータ通信のため
のモデムであって、NCU 11のチップに設けられている例
えば外付け電話用端子と電話用ケーブルで接続され、ま
たパーソナルコンピュータ等との接続用の外部I/F 12の
シリアルポートとRS232Cによって接続されている。NCU
11はアナログ回線の閉結、開放を行う。
【0025】“To: ”“Cc: ”“From: ”のデータの取
り扱い方についてまとめると以下のようになる。 〔送信時〕 1) “To: ”“Cc: ”“From: ”のデータをメール本体
のページとは別のページに埋め込んで送信 2) “To: ”“Cc: ”“From: ”を原稿の第1ページに
TTI として埋め込んで送信 3) “To: ”“Cc: ”“From: ”を原稿の全ページにTT
I として埋め込んで送信 4) 1)と2)又は1)と3)の組合せ(即ち、デフォルトはTT
I 埋め込み型にしておき、“Cc: ”の宛先数が多くてTT
I に埋め込んだ結果、本体のデータが1ページからはみ
出る場合は別の用紙に独立して印字する)
【0026】〔受信時〕 5) “To: ”“Cc: ”“From: ”をメールのヘッダから
抽出してメール本体とは別の1ページとして印字 6) “To: ”“Cc: ”“From: ”をメールのヘッダから
抽出してメール本体の第1ページにTTI として埋め込む 7) “To: ”“Cc: ”“From: ”をメールの ヘッダか
ら抽出してメール本体の全ページにTTI として埋め込む 8) 5)と7)又は6)と7)の組合せ(即ち、デフォルトはTT
I 埋め込み型にしておき、“Cc: ”の宛先数が多くてTT
I に埋め込んだ結果、本体のデータが1ページからはみ
出る場合は別の用紙に独立して印字する)
【0027】なお、本発明装置のような機能を持たない
ファクシミリ装置であっても送信者(“From: ”)のデ
ータを送信時にTTI として埋め込むことができるので、
受信側では“To: ”“Cc: ”だけをTTI として埋め込ん
でもよい。
【0028】次に、本発明装置のメール送信時の手順を
図2のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下
の説明では、1台の装置を共用している複数のユーザの
それぞれにユーザ番号が割り当てられているものとし、
宛先をダイレクト入力するものとする。
【0029】原稿台に原稿をセットし(ステップS1)、
キー入力で通常の通信モードからメール送信オペレーシ
ョンのモードに切り換える(ステップS2)。ユーザ番号
を入力すると(ステップS3)、入力されたユーザ番号が
正しいか否かを装置が判断し(ステップS4)、誤ったユ
ーザ番号が入力された場合は通常の通信モードに戻って
しまい、ユーザはステップS2からやり直さなくてはなら
ない。
【0030】正しいユーザ番号であると判断されると、
ユーザはダイレクトアドレス入力であることを示す記号
(例えば“+”)を入力し(ステップS5)、“To: ”に
続けて、本来の宛先のメールアドレスを入力する(ステ
ップS6)。本来の宛先以外にカーボンコピーを送信する
宛先を指定する場合(ステップS7のYES )、ユーザは
“Cc: ”を入力し(ステップS8)、その後ろにカーボン
コピーを送信する宛先のメールアドレスを入力する(ス
テップS9)。このとき複数のメールアドレスを入力する
場合はカンマで区切る。なお、カーボンコピーの送信先
を指定するための専用キーを操作部5のパネルに設けて
もよい。
【0031】宛先の入力が終わり、スタートキーのキー
入力で送信の開始を指示すると(ステップS10 )、装置
はプロバイダに発呼して(ステップS11 )、メールサー
バにログインする(ステップS12 )。“To: ”“Cc: ”
以降の宛先を基にヘッダを作成してネットワークへ送出
する(ステップS13 )。次に、“To: ”“Cc: ”“Fro
m: ”の情報をメール本体のページとは別のページ、原
稿の第1ページ又は全ページにTTI として埋め込んだフ
ァクシミリ画データをMIME形式に変換してネットワーク
へ送出する(ステップS14 )。
【0032】また、本発明装置のメール受信時の手順を
図3のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下
では前述の“To: ”“Cc: ”“From: ”のデータの取り
扱い方の8)を例にして説明する。所定時間毎に自動で、
又は手動でプロバイダに発呼し(ステップS21 )、メー
ルサーバにログインすると(ステップS22 )、ユーザの
メールボックスがチェックされる(ステップS23 )。受
信すべきメールが存在する場合(ステップ24のYES ) 、
メールのダウンロードを開始する(ステップS25 )。
【0033】受信したメールのヘッダから“To: ”“C
c: ”の行の宛先、“From: ”の行の送信者名を抽出
し、抽出したデータをRAM 7のバッファに格納する(ス
テップS26 〜S28 )。“To: ”“From: ”及び“Cc: ”
以降の文字数が、RAM 7に記憶されている前述の文字数
のしきい値以下であるか否かを判断し(ステップS29
)、しきい値を超える場合は、“To: ”“Cc: ”“Fro
m: ”のデータを、所定のフォーマットでメール本体と
別の1ページとして作成しプリントアウトし(ステップ
S30 )、メール本体をデコードしてプリントアウトする
(ステップS32 )。
【0034】一方、“Cc: ”以降の宛先の文字数がしき
い値以下の場合は、メール本体の第1ページ又は全ペー
ジの上端部又は下端部に“To: ”“Cc: ”“From: ”の
データが印字されるように“To: ”“Cc: ”“From: ”
のデータをTTI としてメール本体の第1ページ又は全ペ
ージに埋め込んでアウトサイド処理し(ステップS3
1)、メール本体をデコードしてプリントアウトする
(ステップS32 )。なお、メールの受信は、送信に続け
て行ってもよい。
【0035】
【発明の効果】第1発明の電子メール機能付通信端末装
置は、受信したメールのヘッダから“To: ”“Cc: ”で
指定されている複数の宛先のメールアドレスを抽出し、
例えばメール本体のテキストデータを画データに変換し
て印字する際に、先頭ページ又は全ページの上端部又は
下端部に印字するので、メールの受信側では、メールの
本来の宛先として送信されたのか、参考程度に送信され
ただけであるかといった送信元の送信の意図を知ること
ができるという優れた効果を奏する。
【0036】第2発明の電子メール機能付通信端末装置
は、宛先に関する情報を印字した場合の文字数が、メー
ル本体のテキストデータを印字するページの、例えば上
端部又は下端部に印字できる文字数を超えない場合は、
宛先に関するデータをメール本体と同一ページに印字す
るが、この文字数を超える場合は、宛先に関するデータ
を、例えばカバーページのように、メール本体を印字す
るページと別のページに印字するので、メールの宛先が
非常に多数であっても、メールの受信側では、メールの
本来の宛先として送信されたのか、参考程度に送信され
ただけであるかといった送信元の送信の意図を知ること
ができるという優れた効果を奏する。
【0037】第3発明の電子メール機能付通信端末装置
は、“To: ”“Cc: ”で指定されている複数の宛先に関
するデータを、例えばメール本体とは別の第1ページ
(カバーページ)のメールとして、又はメール本体の送
信元情報に埋め込んでメール本体のデータとして送信す
る。このメールの受信側でメール本体を印字した結果、
“To: ”“Cc: ”で指定されている複数の宛先に関する
データがカバーページとして印字され、又はメール本体
を印字したページの上端部又は下端部に印字されるの
で、メールの受信側では、メールの本来の宛先として送
信されたのか、参考程度に送信されただけであるかとい
った送信元の送信の意図を知ることができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置のブロック図である。
【図2】本発明装置のメール送信時の手順のフローチャ
ートである。
【図3】本発明装置のメール受信時の手順のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 主制御部 2 読取部 3 記録部 5 操作部 6 ROM 7 RAM 10 データモデム 12 外部I/F
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メール通信機能を備えた通信端末装
    置において、受信したメールのヘッダから該メールのカ
    ーボンコピーの宛先を含む複数の宛先に関するデータを
    抽出する手段と、該手段が抽出した前記データを印字す
    る手段とを備えたことを特徴とする電子メール機能付通
    信端末装置。
  2. 【請求項2】 メール本体と同一ページに印字すること
    が可能なメール本体以外のデータの文字数を記憶する手
    段と、前記データの印字結果が、前記文字数を超える場
    合は前記データを、メール本体を印字するページとは別
    のページに印字する手段とを備えた請求項1記載の電子
    メール機能付通信端末装置。
  3. 【請求項3】 電子メール通信機能を備えた通信端末装
    置において、メールの宛先として指定された、カーボン
    コピーの宛先を含む複数の宛先に関するデータをメール
    本体のデータとして送信すべくなしたことを特徴とする
    電子メール機能付通信端末装置。
JP16929197A 1997-06-25 1997-06-25 電子メール機能付通信端末装置 Expired - Lifetime JP3702583B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7248383B2 (en) 2001-02-20 2007-07-24 Fuji Xerox Co., Ltd. Print distribution system and print distribution program

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