JP3582241B2 - 電子メール受信機能を有する通信端末装置 - Google Patents

電子メール受信機能を有する通信端末装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メール受信機能を有する通信端末装置、たとえばインターネット等のコンピュータ通信網に接続して電子メールの受信が可能なファクシミリ装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信端末装置としてのファクシミリ装置には、アナログ回線に接続されるタイプとデジタル回線に接続されるタイプとがあり、前者は一般的にはG3機, 後者は一般的にはG4機と称される。但し、G4機ではG3機としての機能も併せ持っているのが一般的である。
【0003】
近年、インターネット等のコンピュータ通信網が普及している。その理由としては、コンピュータ通信網は誤り訂正機能に優れており、またユーザは最寄りの契約プロバイダ (コンピュータ通信網への接続業者) までの通信費用を負担するのみで国内のみならず全世界のコンピュータとの間で通信を行なうことが可能である等が挙げられる。
【0004】
ところで、従来のG3, G4ファクシミリの通信手順は上述のようなコンピュータ通信網を利用するコンピュータ通信のそれとは異なるため、ファクシミリ装置からコンピュータ通信網へ直接通信を行なうことは通常は出来ない。しかし、ファクシミリ通信で通常送受信されるイメージデータであっても、たとえばTIFF(Tagged Image File Format)ファイルのような電子メール形式のデータに変換した上であればコンピュータ通信網を介してファクシミリ装置で送受信することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような、ファクシミリ通信で通常送受信されるイメージデータを電子メール形式のデータに変換した上でコンピュータ通信網を介して送受信する場合、電子メールに必須である通信管理情報がヘッダ情報として付加されるため、受信側の装置においては第1ページにヘッダ情報が記録され、それに続いて本来の原稿の第1ページが記録されるため、受信側の以降の各ページは本来の原稿のページとは異なる位置で区切られることになる。
【0006】
また、ヘッダ情報の内には受信側のユーザが不要な情報も種々含まれており、特に画面表示に際しては無駄なスペースを取ることになる。
【0007】
更に、受信した電子メールが複数のページにわたって記録紙に出力された場合、第1ページを見なければその電子メールの発信元等が判明しないという問題もある。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、記録紙の第1ページに受信した電子メールのヘッダ情報を記録し、本来の原稿の第1ページ以降の各ページを第2ページ以降に記録する通信端末装置の提供を目的とする。
【0009】
また本発明は、ヘッダ情報に含まれる各項目の内の受信側のユーザが必要とする項目のみを表示するように選択可能な通信端末装置の提供を目的とする。
【0010】
更に本発明は、ヘッダ情報に含まれる複数の項目の内から少なくとも発信者及び/又は題名を表す項目を各ページに記録することが可能な通信端末装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る通信端末装置は、メール本体及び複数項目の通信管理情報を含む一連の情報である電子メールを受信する電子メール受信手段と、この電子メール受信手段が受信した電子メールを記録紙に記録する記録手段と、電子メール受信手段が受信した電子メールの一連の情報から通信管理情報とメール本体とを分離し、通信管理情報を第1ページとし、メール本体第2ページ以降として記録紙に記録するように記録手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る通信端末装置は、上述の構成に加えて、電子メール受信手段が受信した電子メールの通信管理情報に含まれる複数の情報項目の内から記録手段により記録紙の第1ページに記録されるべき情報項目を指定する指定手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
更に、本発明に係る通信端末装置は、前述の制御手段が、電子メール受信手段が受信した電子メールの通信管理情報に含まれる複数の情報項目の内の少なくとも発信者及び/又は題名を表す情報項目が記録紙の各ページに記録されるように記録手段を制御することを特徴とする。
【0014】
このような本発明の通信端末装置では、受信した電子メールの一連の情報から通信管理情報とメール本体とが分離され、通信管理情報が記録紙の第1ページに記録され、メール本体が記録紙の第2ページ以降に記録されるため、本来の原稿のページが分断されずに記録される。
【0015】
また本発明の通信端末装置では、記録紙の第1ページには受信した電子メールの複数の情報項目の内のユーザが望む情報項目のみが記録され、無駄なスペースを取ることがなく、煩わしさも無くなる。
【0016】
更に本発明の通信端末装置では、受信した電子メールの通信管理情報に含まれる複数の情報項目の内の少なくとも発信者及び/又は題名を表す情報項目が記録紙の各ページに記録され、ユーザには受信した第1ページ以外のページのみを見ただけで少なくとも発信者及び/又は題名が判明する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して詳述する。但し、以下に説明する本発明の実施の形態では、本来はファクシミリ通信されるべきイメージデータを電子メールとして送信するように構成された通信端末装置に本発明を適用しており、またコンピュータ通信網としてはインターネットを使用するものとする。
【0018】
まず最初に、本発明の通信端末装置Tのハードウェア構成を図1を参照して説明する。本発明の通信端末装置Tは従来のG3, G4のファクシミリ通信機能に加えてインターネットと通信(送受信)するための機能を備えている。
【0019】
CPU1は制御手段として機能し、バス12を通じてハードウェア各部を制御する他、後述する符号化, 復号化, 画像(TIFF)変換, バイナリ・テキスト変換, メール編集, 通信手順等のソフトウェア的機能を実行する。
【0020】
読取部2は、 CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデータを出力する。記録部3は電子写真方式等のプリンタを備え、他のG3, G4ファクシミリ装置からファクシミリ通信により受信したイメージデータ、またはインターネットから受信したイメージデータをハードコピーとして再生し、記録する。
【0021】
表示部4は、液晶表示装置(LCD) または CRTディスプレイ等の表示手段を備え、本発明の通信端末装置Tの動作状態を表示したり、タッチパネル方式で操作時の入力指示を行なったり、または送信すべき原稿のイメージデータ,受信したイメージデータの表示を行う。
【0022】
操作部5は、本発明の通信端末装置Tを操作するために必要な文字キー, テンキー (数字キー),短縮ダイヤルキー, ワンタッチダイヤルキー, 各種のファンクションキー等を備えている。なお、上述の表示部4をタッチパネル方式とすることにより、操作部5の各種キーの内の一部を代用することも可能である。
【0023】
ROM6は、本発明の通信端末装置Tの動作に必要な種々のソフトウェアのプログラムを予め格納している。RAM7は、SRAMまたはフラッシュメモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する他、各種のテーブル(後述)を記憶している。なお、RAM7にフラッシュメモリを使用した場合には、停電,装置の移動等のために電源が遮断された場合にも各種のテーブルの内容が失われない。イメージメモリ8はDRAM等で構成され、送信すべきイメージデータまたは受信したイメージデータを記憶する。
【0024】
DSU(データ回線終端装置:Digital Service Unit)9は、ベースバンド伝送方式を使用しているデジタル回線L1に接続できるように、送受信データと電圧の変換を行う。モデム10は、この例では従来の FAXモデム機能の他にデータモデム機能を備えている。NCU(Network Control Unit)11 はアナログ回線L2の閉結及び開放の動作を行う。
【0025】
本発明の通信端末装置Tは以上のようなハードウェア構成を有しており、通常のG3, G4機としての機能は勿論のこと、主としてTIFFファイル化されたイメージデータを電子メールとして送受信することが可能である。但し、そのための機能はソフトウェアプログラムとしてROM6に格納されているため、以下にそれらの機能について説明する。
【0026】
図2は、本発明の通信端末装置Tの機能構成及びデータの流れを模式的に示したブロック図である。なお、図1に対応する部分(ハードウェア要素)は同一の参照符号で示してある。従って、それぞれの詳細は後述するが、図1に対応する参照符号が示されていない符号化・復号化部21, 画像変換部22, バイナリ・テキスト変換部23, メール編集部24及びオートダイヤラ25の各ブロックは、ROM6に予め格納されているソフトウェアプログラムに従ってCPU1によって処理される機能的なブロックである。
【0027】
符号化・復号化部21は、読取部2により読み取られたドットイメージデータをファクシミリ通信の規格で定められているMH, MR, MMR 等の符号化方式によって符号化し、また逆に外部から受信した符号化されたイメージデータを復号化し、記録部3にハードコピーとして出力させる。以下、このような符号化方式によって符号化されたイメージデータを「G3形式のイメージデータ」と称する。なお、イメージメモリ8はG3形式のイメージデータを符号化・復号化部21から受け取って記憶し、また逆に記憶しているG3形式のイメージデータを符号化・復号化部21に送る。
【0028】
画像変換部22は、送信時には、G3形式のイメージデータをコンピュータで使用される一般的な画像フォーマットであるTIFF(Tagged Image File Format)形式に変換し、受信時には、TIFF形式からG3形式のイメージデータに変換する。なお、TIFFの仕様はAdobe Systems 社によって公開されており、白黒2値のみならず、白黒多値, フルカラー等の種々のデータを扱うためにそれぞれに対応した Classが定義されている。それらの内の一つである CLASS FはG3形式のイメージデータを定義している。従って、G3形式のイメージデータの先頭に、CLASS F のTIFFヘッダ情報を付加する等の比較的容易な処理を施すことによってTIFF形式に変換することが可能である。以下、CLASS F のTIFFヘッダ情報が付加されたG3形式のイメージデータを「TIFFイメージデータ」と称する。
【0029】
バイナリ・テキスト変換部23は、送信時には、画像変換部22により得られたTIFFイメージデータのバイナリデータをテキストデータに変換し、受信時には、その逆の処理、即ちテキストデータをバイナリデータに変換する。これは、インターネットにはバイナリデータの電子メールを扱うことが出来ないコンピュータも接続されているからである。このため、相手先に確実に電子メールが届くようにするために、TIFFイメージデータ等のバイナリデータを送信する場合にはそれを一旦テキストデータに変換して送信する。なお、インターネットで扱うテキストデータはIETF(Internet Engineering Task Force) が発行するドキュメントであるRFC(Request For Comments) 822 において、7ビットのコードとして規定されている。
【0030】
そこで、一例としてMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions) のエンコーディングタイプの一つである”base64”を利用してテキストデータへの変換を行うと、バイナリデータは6ビット単位で64種類のキャラクタ (大文字及び小文字のアルファベット, 数字, +, /) の内の一つに置換されることにより、テキストデータに変換される。なお、MIMEに関しては前述のRFC で規定されており、たとえば上述のbase64の他に”7bit”, ”8bit”, ”binary”等のエンコーディングタイプが規定されている。
【0031】
メール編集部24は送信すべきファイルを電子メールの体裁に整え、また逆に受信した電子メールから本体とヘッダ情報(メールヘッダ)とを分離してTIFFイメージデータとメールヘッダとを取り出す。具体的には、メール編集部24は、送信時には、テキストデータに変換されたTIFFイメージデータに通信管理情報としてのメールヘッダ情報を付加して電子メール形式に編集し、受信時には、電子メール形式のデータからメールヘッダ情報を分離してテキストデータに変換されたTIFFイメージデータとメールヘッダとを取り出す。このようなメール編集部24による操作は、インターネットの電子メールには所定のヘッダ情報を付加することが規定されているために必須であり、送信時には、図12に示されているようにTIFFイメージデータの先頭に、”Date:”(その電子メールの発信日時), ”From:” (その電子メールの発信者), ”To:” (その電子メールの宛先), ”Subject:”(その電子メールの題名、但し本発明の通信端末装置Tでは符号化方式), ”Cc:” (その電子メールのコピーの宛先) 等の各項目からなるヘッダ情報を追加し、受信時にはこれらのヘッダ情報を分離する。
【0032】
なお、受信時には、メール編集部24で分離されたヘッダ情報が記録部3により印字されるが、後述する印字指定テーブルT4で指定されている項目のみが選択的に印字される。
【0033】
オートダイヤラ25はハードウェアとしてはRAM7内に存在する相手先テーブルT1, プロバイダテーブルT3から読み出された電話番号へ発呼すべく、DSU9, モデム10またはNCU 11へ相手先電話番号データを送る。
【0034】
ここで、各テーブルについて説明する。相手先テーブルT1は、図3に示すように、短縮番号またはワンタッチダイヤルそれぞれに関して相手先名称, インターネットe−mailアドレス, ファクシミリ番号及びファクシミリ種別 (G3またはG4) がそれぞれ登録されている。
【0035】
利用者 (発信者) テーブルT2は、図4に示すように、本発明の通信端末装置Tのユーザ名, インターネットe−mailアドレス, プロバイダ種別, インターネットにログインするためのユーザID及びパスワードが登録されている。なお、事業所等において、複数の利用者が1台の通信端末装置を共用する場合には、それぞれの利用者について登録を行なっておき、送信時に選択することも可能である。
【0036】
プロバイダテーブルT3は、図5に示すように、インターネットに接続する際に使用するプロバイダの電話番号, 回線種別 (アナログまたはデジタル),プロバイダの名称及びプロバイダ種別を記憶している。プロバイダ種別は利用者テーブルT2のプロバイダ種別と対応しており、プロバイダ毎に異なるログイン手順を識別するためのものである。一つのプロバイダが複数の電話回線を有している場合、または複数のプロバイダを利用する場合等には、それぞれの電話番号について登録を行なっておき、送信時に選択することも可能である。
【0037】
印字指定テーブルT4は、図6に示すように、受信した電子メールのヘッダ情報の内の予めユーザにより印字すべきことが指定された項目を記憶している。通常、電子メールのヘッダ情報に含まれる各項目それぞれについて、ユーザにより印字すべきことが指定されている項目には”1”が、印字でべきでないことが指定されている項目には”0”がそれぞれ記憶される。なお、この印字指定テーブルT4の初期値はオール”1”である。
【0038】
次に、インターネットへ電子メールを送信する手順について説明する。プロトコルは OSI参照モデムの各層において下記表1に示すものを使用する。
【0039】
【表1】
Figure 0003582241
【0040】
まず、ログイン手順について説明する。本発明の通信端末装置Tは、図7のタイムチャートに示されているように、プロバイダのコンピュータ (以下、サーバSという) との回線が設定されると、たとえば、PAP(Password Authentication Protocol) に従って、ユーザIDとパスワードとをサーバSから Ackまたは Nack を受信するまで送信し続ける。サーバSからNackを受信した場合には、本発明の通信端末装置Tは回線を一旦開放し、その後にリダイヤルする。一方、サーバSからAck を受信した場合には、本発明の通信端末装置TからサーバSへのログインが完了する。
【0041】
サーバSへのログイン完了後、図8のタイムチャートに示されているように、本発明の通信端末装置Tはたとえばインターネット上で電子メールの通信を行なう際の標準的なプロトコルであるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol) により電子メールを送信する。
【0042】
まず、本発明の通信端末装置TはサーバSに対してSMTPの接続要求をする。サーバSは、接続可能であれば応答コード220 を本発明の通信端末装置Tへ返送する。更に、本発明の通信端末装置Tが”HELO”コマンドで自分自身のドメイン名を送信する。これに対して、サーバSが本発明の通信端末装置Tのドメイン名を認識出来れば、応答コード250 とサーバS自身のドメイン名とを返送する。この後、本発明の通信端末装置Tが電子メールの送信を開始する。電子メールの送信が完了すると、本発明の通信端末装置Tは”QUIT”コマンドを送信する。これに応じてサーバSが応答コード221 を返送するとSMTPが終了し、電子メールの送信が完了する。
【0043】
次に、本発明の通信端末装置Tの電子メール送信時の動作について図9乃至図11に示されているフローチャートを参照して説明する。
【0044】
まず、利用者が送信する原稿を本発明の通信端末装置Tの原稿台 (図示せず) にセットし (ステップS1) 、操作部5のキー等を操作することにより指示を与えて使用するプロバイダまたは回線をテーブルT3から選択する (ステップS2) 。更に、登録されているユーザー名を選択するためのパスコードをユーザ自身が入力してテーブルT2から選択する (ステップS3) 。パスコードによってユーザー名を特定する理由は第三者による不正使用を防止するためである。このパスコードは、インターネットへ接続するためのパスワードと兼用することも可能である。次に、ユーザが相手先の短縮番号に続いてスタートキー (図示せず) を押すか、ワンタッチキーを押してテーブルT1から相手先を選択する (ステップS4) 。
【0045】
以上により、選択されたプロバイダまたは回線, ユーザー名, 相手先は一旦RAM7に記憶される。
【0046】
本発明の通信端末装置Tは、原稿台の原稿の全てを1枚づつ順次的にドットイメージデータとして読み取り、全ページを符号化・復号化部21で MMR方式により一旦符号化してG3形式のイメージデータとしてイメージメモリ8に蓄積する (ステップS5) 。そして、CPU1は先に使用者により短縮番号またはワンタッチダイヤルで指定されてRAM7に記憶されている相手先を読み出し、更にその相手先に関するデータを相手先テーブルT1から読み出す。
【0047】
この結果、相手先テーブルT1にインターネットe−mailアドレスが登録されていない場合には (ステップS6) 、電子メールの送信は出来ないため、CPU1はイメージメモリ8に蓄積されているG3形式のイメージデータをアナログの音声信号に変換してG3方式で、またはそのままデジタル信号でG4方式でファクシミリ送信する (ステップS7) 。インターネットe−mailアドレスが登録されていれば、CPU1はそれを電子メールとして送信するための以下のような処理を行う。
【0048】
インターネットでは、G3形式のイメージデータを直接送信することはできないため、以下のようにして電子メール形式に変換する (ステップS8) 。まず画像変換部22は、G3形式のイメージデータの先頭にTIFF CLASS Fのヘッダ情報を付加し、TIFFイメージデータを作成する。このTIFFイメージデータはバイナリデータであるので、バイナリ・テキスト変換部23はこれをテキストデータに変換する (ステップS9) 。
【0049】
更に、メール編集部24は、テキストデータに変換されたTIFFイメージデータに電子メールのヘッダを付加する (ステップS10)。このヘッダには、図12に示すように、少なくとも”From:”, ”To:”, ”Subject:”, の項目が含まれる。”From:” には、ステップS3において利用者テーブルT2から選択された利用者のインターネットe−mailアドレスが、”To:” には、ステップS4において相手先テーブルT1から選択された相手先のインターネットe−mailアドレスが、”Subject:”には、TIFF形式のイメージデータを含む電子メールであることを示す”TIFF(G3)”がそれぞれ設定される。
【0050】
このようにして電子メール形式のデータが完成すると、CPU1はインターネットへのダイヤルアップ接続を行なう。まずCPU1は、プロバイダテーブルT3からステップS2で選択されたプロバイダの回線の種別 (アナログ/デジタル) を判断し (ステップS11)、アナログ回線である場合にはモデム10を設定し (ステップS12)、デジタル回線である場合にはDSU9を設定し (ステップS13)、選択されたプロバイダの電話番号へ発呼し (ステップS14)、応答を待つ (ステップS15)。
【0051】
プロバイダとの電話回線が設定されると、CPU1は前述したPAP に従ってログインし、SMTPにより電子メールを送信し、送信が完了した後にログアウトし (ステップS16)、電話回線を開放する (ステップS17)。
【0052】
その後、CPU1は10分タイマをスタートさせ (ステップS18)、経過を待つ (ステップS19)。10分経過後、CPU1はステップS4で選択された相手先のファクシミリ番号及び種別 (G3/G4) を相手先テーブルT1から読み出し (ステップS20)、G3である場合にはモデム10を、G4である場合にはDSU9をそれぞれ設定し (ステップS21, S22) 、発呼する (ステップS23)。相手ファクシミリ装置からの応答後 (ステップS24)、CPU1は一例として図13に示すような送信証をG3またはG4手順で送信し (ステップS25)、回線を開放する (ステップS26)。
【0053】
なお、図13に示されている送信証について説明する。この送信証のフォーマット自体は予めROM6に登録されており、通信時刻 (年, 月, 日, 午前/午後,時,分) と、宛先と、送信元と、電子メールを送信した(又はする) ことを通知する簡略な文章と、送信された(又はする) 電子メールに関する情報と、送信された(又はする) イメージデータの一部とが表示される。
【0054】
電子メールに関する情報には、送信日時と、宛先と、発信元と、データタイプと、ページ数と、データ量とが表示される。送信日時は、本発明の通信端末装置Tに内蔵されている時計により自動的に表示される。宛先は、電子メールのヘッダの”To: ”の部分である相手先テーブルT1から選択された相手先のインターネットe−mailアドレスが表示される。送信元は、電子メールのヘッダの”From:” の部分である利用者テーブルT2から選択された利用者のインターネットe−mailアドレス表示される。データタイプは、電子メールのヘッダの”Subject:”の部分である”TIFF(G3)”が表示される。更に、ページ数は原稿のページ数が、データ量はTIFFイメージデータに変換後のデータ量がそれぞれ表示される。
【0055】
上述した実施の形態では、原稿等のイメージデータを電子メールとしてインターネットへ送信した後、所定時間 (この例では10分) 経過後にG3またはG4ファクシミリで通知するようにした。従って、受信人がファクシミリを受信した時点では、送信人がインターネットへ電子メールを送信してからいくらかの時間が経過しているので、所定の手続を行なえば直ちに電子メールを受信することが可能となる。この所定時間は受信人の状況, 回線の状況等に応じて適宜設定すればよい。また、バイナリデータをテキストデータに変換しているので、確実に電子メールを送信することが可能である。
【0056】
なお、上述のような実施の形態のみならず、たとえば、インターネットへ電子メールを送信することを事前にファクシミリで相手先へ通知した後、インターネットへ電子メールを送信するように構成してもよい。この場合、受信人が電子メールを受信しようとしても、受信人側のサーバにまだ到達していない可能性があるが、送信人が電子メールを送信したことを直ちに知ることができる。
【0057】
また、インターネットへの電子メールの送信と、ファクシミリによる通知を並行して行うように構成してもよい。この場合、2回線を同時に使用する必要があるので、デジタル回線L1を電子メールの送信に、アナログ回線L2をファクシミリ送信(但し、G3方式に限定される) にそれぞれ使用する。このように、インターネットへの電子メールの送信と、ファクシミリによる通知とを並行して行なうこととにより、全体の処理時間を短縮することができる。
【0058】
更にまた、白黒2値のイメージデータ以外のデータ、たとえば白黒多値, カラー等のイメージデータを電子メールとしてインターネットへ送信することも勿論可能である。また、イメージデータ以外の音声, 動画等のデータであっても同様である。
【0059】
また更に、インターネット以外のコンピュータ通信網、たとえば事業所内の LAN等、コンピュータ通信網であれば本発明の効果を得ることができる。
【0060】
ところで、上述のようにして本発明の通信端末装置Tからインターネットへ送信された電子メールは本発明の通信端末装置Tと同様の構成を有する通信端末装置であれば勿論受信可能である。換言すれば、本発明の通信端末装置Tは自身と同様の構成を有する通信端末装置がTIFFイメージデータをテキストデータに変換して送信した電子メールを受信し、そのテキストデータをTIFFイメージデータに逆変換して更に元のドットイメージデータに戻すことが可能である。
【0061】
このような本発明の通信端末装置Tによる電子メールの受信に際しては、電子メールのヘッダ情報を最初の第1ページに記録し、本文は第2ページ以下に記録すること、そしてヘッダ情報の前述したような各項目の内の受信側のユーザが望む項目のみを表示させること、及び各ページにヘッダ情報の内の少なくとも発信者及び/又は題名を記録することが可能である。以下、そのような本発明の通信端末装置Tの受信時の動作について説明する。
【0062】
図14は受信側のユーザがヘッダ情報として表示 (記録) されるべきことを望む項目を予め選択指定するための操作に対応するCPU1の処理手順を示すフローチャートである。
【0063】
まず、操作部5の特定のキー (ファンクションキー) が操作されると、CPU1は受信した電子メールのメールヘッダの内の日付 (”Date: ”) を印字するか否かをユーザに問い合わせる表示を表示部4に行なう (ステップS31)。この表示に対してユーザが操作部5の特定のキー (たとえばアルファベットの”Y”キー)を入力操作すると (ステップS32)、CPU1は印字指定テーブルT4の”Date: ”欄をオン (”1”にセット) する (ステップS33)。なお、ユーザが上述の特定のキー以外のキー (たとえばアルファベットの”N”キーまたは他のあらゆるキー) を入力操作した場合には、印字指定テーブルT4の”Date: ”欄はオフ (”0”) のままで次のステップS34 へ処理が進められる。
【0064】
次に、CPU1は受信した電子メールのメールヘッダの内の発信者 (”From: ”) を印字するか否かをユーザに問い合わせる表示を表示部4に行なう (ステップS34)。この表示に対してユーザが操作部5の上述の特定のキーを入力操作すると (ステップS35)、CPU1は印字指定テーブルT4の”From: ”欄をオン (”1”にセット) する (ステップS36)。なおここでも、ユーザが上述の特定のキー以外のキーを入力操作した場合には、印字指定テーブルT4の”From: ”欄はオフ (”0”) のままで次のステップS37 へ処理が進められる。
【0065】
次に、CPU1は受信した電子メールのメールヘッダの内の題名 (”Subject:”) を印字するか否かをユーザに問い合わせる表示を表示部4に行なう (ステップS37)。この表示に対してユーザが操作部5の上述の特定のキーを入力操作すると (ステップS38)、CPU1は印字指定テーブルT4の”Subject:”欄をオン (”1”にセット) する (ステップS39)。勿論ここでも、ユーザが上述の特定のキー以外のキーを入力操作した場合には、印字指定テーブルT4の”Subject:”欄はオフ (”0”) のままで次のステップS37 へ処理が進められる。
【0066】
以下、同様にして、受信した電子メールのメールヘッダの全ての項目に関してユーザが選択を行なうと、この印字項目選択の処理は終了する。
【0067】
なお、この図14に示されている印字項目選択のフローチャートにおいては、アルファベットの”Y”キーで選択指定を行なうようにしているがこれに限定されるものではなく、たとえば”はい”, ”OK”,”いいえ”, ”NO”というようなファンクションキーを操作部5に予め用意しておいてもよい。更に、操作部5のキー操作ではなく、表示部4をタッチパネル方式にしておいてユーザが表示部4に表示された”はい”, ”OK”,”いいえ”, ”NO”等の部分の画面を直接触って指示を行なうようにしてもよい。
【0068】
次に、本発明の通信端末装置Tによる実際の受信時のCPU1による処理手順のメインルーチンを示す図15のフローチャートを参照して説明する。
【0069】
本発明の通信端末装置Tでは、たとえば前述のようにして電子メールを送信したことが送信元からファクシミリ通信により通知されるので、ユーザはプロバイダにアクセスしてその電子メールを読み出す指示を与える。これに応じて、CPU1は指定されたプロバイダへダイヤル発呼し (ステップS41)、電子メールを読み出す通常の手順を行なう (ステップS42)。そして、実際に自身宛の電子メールがあればその受信を開始する (ステップS43)。
【0070】
受信した電子メールは最初にメールヘッダの印字が行なわれる (ステップS44, S45) 。この手順はサブルーチンとして図16のフローチャートに詳細に示されている。まず、CPU1はヘッダ情報の項目が日付のデータ (”Date: ”) であるかまたは他の項目であるか否か、発信者のデータ (”From: ”) であるか否か、題名のデータ (”Subject:”) であるか否か等を調べ (ステップS441, S443, S445) 、いずれかであれば印字指定テーブルT4のそれぞれに対応する”Date: ”欄, ”From: ”欄, ”Subject:”欄または他の項目の欄がオン (”1”) であるか否かを調べる (ステップS442, S444, S446) 。オンであればCPU1はそのデータ (”Date: ”, ”From: ”, ”Subject:”等) を印字すべきデータとして扱い (ステップS447) 、記録部3に印字させる。
【0071】
ステップS442, S444またはS446において印字指定テーブルT4の”Date: ”欄, ”From: ”欄, ”Subject:”欄または他の欄がオフ (”0”) であった場合には、CPU1はそのデータを印字しないデータとして扱い (ステップS448) 、印字しない。そして、ヘッダ情報の全てについて上述の処理が終了すると (ステップS45)、CPU1は改ページを行なう。
【0072】
以上により、受信した電子メールのヘッダ情報の内の予め受信側のユーザが指定しておいた項目が第1ページに印字されるので、CPU1は改ページを行なう (ステップS46)。但し、記録部3による記録用紙としてカット紙を使用している場合には次のカット紙に印字するように、ロール紙を使用している場合にはロール紙を切断するように制御される。
【0073】
このようにしてヘッダ情報の記録が行なわれると、CPU1は次に電子メールの本文の1ページ分の印字を行なう (ステップS47)。この手順はサブルーチンとして図17のフローチャートに詳細に示されている。まず、CPU1は本文の1ライン部のデータを受信し (ステップS471) 、復号化し (ステップS472) 、記録部3に印字させ (ステップS473) 、ライン数のカウンタを”1”だけインクリメントする (ステップS474) 。
【0074】
ここでCPU1は改ページデータ(FF:Form Feed)が存在するか否かを判定し (ステップS457) 、存在する場合には改ページを行なう (ステップS477) 。改ページデータ(FF)が存在しない場合には、CPU1は印字済のライン数が1ページ分に達しているか否かを判定する (ステップS476) 。この場合の判定基準は、ファクシミリ装置では一般にはA4版の用紙を使用しているためA4版の行数としているが、事情に応じて他のサイズに変更してもよい。印字済のライン数が1ページ分に達していない場合には、CPU1はステップS471へ処理を戻して次の1ラインの印字を行なうが、1ページ分に達している場合には改ページが行なわれる (ステップS477) 。
【0075】
CPU1はステップS477では前述同様に新たなカット紙の用意、またはロール紙の切断により改ページの制御を行ない、印字すべき電子メールの本文のデータがまだ残っているか否かを判定し (ステップS478) 、残っていればステップS471へ処理を戻して次の1ラインの印字を行ない、残っていなければ図15のフローチャートに示されているメインルーチンへリターンする。そして、他にも読み出すべき電子メールがあれば (ステップS48)、ステップS43 へ戻って上述同様の処理が行われる。
【0076】
上述のような手順で一つの電子メールのヘッダ情報が第1ページに、本文が第2ページ以降の必要な数のページにそれぞれ印字される。なお、この例では、A4版の記録紙に自動的に1ページ分ずつ印字すると共に、原文に改ページデータ(FF)が含まれている場合にはその部分でも改ページされることになるが、原文の改ページデータを無視するようにしてもよいことは勿論である。
【0077】
ところで、上述のように第1ページにヘッダ情報が印字され、本文が第2ページ以降に印字された場合、本文の各ページを見ただけではその電子メールが誰から発信されたのか、またはどのような内容(題名)であるのかが一目では判然としない可能性がある。そこで、本発明の通信端末装置Tでは、本文の各ページにヘッダ情報の内の先にユーザにより印字すべきであるとして選択されている情報項目を印字することが可能である。そのような場合のCPU1による処理手順は前述の図17に示されているフローチャートに変えて図18に示されているフローチャートのようになる。
【0078】
この図18に示されているフローチャートでは基本的には図17に示されているフローチャートと同様の処理が行なわれるが、最初にステップS470の処理が行なわれることのみが異なる。即ち、CPU1は図15のメインルーチンにおいてステップS47 のサブルーチンに入ると、最初のステップS470において図16にその詳細が示されている前述のステップS44 と同様の処理を行なう。これにより、本文が印字される各ページにおいてもその上部にユーザが予め選択しているヘッダ情報の項目が印字され、その下側の部分に本文が印字されることになる。
【0079】
この際、ユーザがたとえ選択していなくても、少なくとも発信者(From:) 及び/又は題名(Subject:)を表す情報項目を印字するようにしておけば、個々のページが誰から発信されたのか、またはどのような内容(題名)であるのかが一目で判然とするようになる。
【0080】
最後に、上述のようにして本発明の通信端末装置Tにより印字された電子メールの印字状態を図19の模式図に示す。参照符号P1は受信した電子メールの第1ページを示しており、ヘッダ情報の各項目の内のユーザが選択した項目が印字される。参照符号P2, P3はそれぞれ受信した電子メールの第2, 第3ページを示しており、ヘッダ情報の内の日付の情報(Date:) と題名の情報(Subject:)とが各ページの上部に印字され、その下部に電子メールの本文が印字されている。
【0081】
なお、上記実施の形態においては、ファクシミリ通信としてG3, G4方式を例に挙げているがそれらに限定されるものではなく、他の方式のファクシミリ通信方式であってもよいことは言うまでもない。
【0082】
【発明の効果】
以上に詳述したように、本発明の電子メール受信機能を有する通信端末装置によれば、受信した電子メールのヘッダ情報が第1ページに印字され、本文は第2ページ以降の各ページに印字されるため、本文の本来の第1ページが途中で分断されて第1及び第2ページに印字されることがなくなる。
【0083】
また、ヘッダ情報の複数の項目の内の受信側のユーザが望む項目のみが印字されるので、ユーザは余分な情報に煩わされることがなくなる。
【0084】
更に、本文が印字される各ページにはその上部にヘッダ情報の内の少なくとも発信者及び/又は題名を表す情報項目が印字されるので、第1ページを見ずともユーザは容易にその内容を判断することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の通信端末装置の機能構成及びデータの流れを模式的に示したブロック図である。
【図3】相手先テーブルの内容例を示す模式図である。
【図4】利用者 (発信者) テーブルの内容例を示す模式図である。
【図5】プロバイダテーブルの内容例を示す模式図である。
【図6】印字指定テーブルの内容例を示す模式図である。
【図7】本発明の通信端末装置によるサーバへのログイン手順を示すタイムチャートである。
【図8】本発明の通信端末装置によるインターネットへの電子メールの通信手順を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の通信端末装置の電子メール送信時の動作手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の通信端末装置の電子メール送信時の動作手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の通信端末装置の電子メール送信時の動作手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の通信端末装置により送信される電子メールのヘッダの内容の一例を示す模式図である。
【図13】本発明の通信端末装置により電子メールの相手先へ送信される送信証の一例を示す模式図である。
【図14】本発明の通信端末装置の電子メール受信時に印字すべきヘッダ情報の項目を指定するための手順の一例を示すフローチャートである。
【図15】本発明の通信端末装置の電子メール受信時の動作手順の一例を示すフローチャートである。
【図16】本発明の通信端末装置の電子メール受信時の動作手順の一例を示すフローチャートである。
【図17】本発明の通信端末装置の電子メール受信時の動作手順の一例を示すフローチャートである。
【図18】本発明の通信端末装置の電子メール受信時の動作手順の他の例を示すフローチャートである。
【図19】本発明の通信端末装置により受信された電子メールの印字状態の例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 CPU
3 記録部
7 RAM
8 イメージメモリ
21 符号化・復号化部
22 画像変換部
23 バイナリ・テキスト変換部
24 メール編集部

Claims (3)

  1. メール本体及び複数項目の通信管理情報を含む一連の情報である電子メールを受信する電子メール受信手段と、
    該電子メール受信手段が受信した電子メールを記録紙に記録する記録手段と、
    前記電子メール受信手段が受信した電子メールの一連の情報から通信管理情報とメール本体とを分離し、通信管理情報を第1ページとし、メール本体第2ページ以降として記録紙に記録するように前記記録手段を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子メール受信機能を有する通信端末装置。
  2. 前記電子メール受信手段が受信した電子メールの通信管理情報に含まれる複数の情報項目の内から前記記録手段により記録紙の第1ページに記録されるべき情報項目を指定する指定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子メール受信機能を有する通信端末装置。
  3. 前記制御手段は、前記電子メール受信手段が受信した電子メールの通信管理情報に含まれる複数の情報項目の内の少なくとも発信者及び/又は題名を表す情報項目が記録紙の各ページに記録されるように前記記録手段を制御すべくなしてあることを特徴とする請求項1に記載の電子メール受信機能を有する通信端末装置。
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