JP4303257B2 - インターネットファクシミリ装置 - Google Patents

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本発明は、専用線を介して、あるいは、ダイアルアップ機能によりインターネットサービスプロバイダに接続されたローカルエリアネットワークに接続され、ローカルエリアネットワーク上およびインターネット上での電子メールのやりとりの機能を備えるとともに、一般公衆回線を使用して所定のファクシミリ伝送手順により画情報伝送を行う機能を少なくとも備えたインターネットファクシミリ装置に関する。
従来より、専用線を介して、あるいは、ダイアルアップ機能によりインターネットサービスプロバイダに接続されたローカルエリアネットワークに接続され、ローカルエリアネットワーク上およびインターネット上での電子メールのやりとりの機能を備えるとともに、一般公衆回線を使用して所定のファクシミリ伝送手順により画情報伝送を行う機能を少なくとも備えたインターネットファクシミリ装置が実用されている。
このようなインターネットファクシミリ装置を利用すると、例えば、その中継機能を利用することで、ローカルエリアネットワークに接続されているワークステーション装置(パーソナルコンピュータ装置など)と、外部の一般公衆網に接続されているファクシミリ装置との間で画情報伝送が可能となり、非常に便利である。
また、インターネットファクシミリ装置が専用線を介してインターネットサービスプロバイダに接続されている場合には、インターネットファクシミリ装置間の通信については、追加の費用が加算されないので、インターネットファクシミリ装置の中継機能を利用すると、遠隔地間に配置されたファクシミリ装置間の画情報通信にかかる通信費用を大幅に削減できるというメリットもある。
特開平10−91553号公報
さて、インターネットファクシミリ装置では、ローカルエリアネットワークに接続されているワークステーション装置との間で画情報をやりとりするとき、あるいは、インターネットを介して他のインターネットファクシミリ装置との間で画情報をやりとりするときには、その通信アプリケーションとして、電子メールが用いられている。
一方、インターネットを利用する電子メールには、そのデータ形式やプロトコルなどが規定されており、それぞれの電子メールのヘッダ情報には、宛先ユーザのメールアドレス(Toフィールド)のほかに、発信ユーザのメールアドレス(Fromフィールド)や、本文情報の内容をあらわす件名情報(Subjectフィールド)などの種々の有意な情報が付加されている。
ところが、従来のインターネットファクシミリ装置では、電子メールのヘッダ情報のFromフィールドやSubjectフィールドには、使用するユーザの如何に問わず、インターネットファクシミリ装置に固有の情報が付加されていたため、同一インターネットファクシミリ装置から複数の画情報が配信されたユーザは、受信日時(あるいは送信日時)のみが異なり、発信者名と件名が同じ複数の電子メールを受信することになる。
すなわち、この場合、ワークステーション装置のユーザが電子メールの一覧情報を表示させると、例えば、図14に示すような内容が表示される。
このようにして、同一インターネットファクシミリ装置から複数の電子メールを受信したユーザは、図14に示したような電子メールの一覧情報からはそれぞれの電子メールの内容を伺い知ることができず、所望の画情報がある場合には、全ての電子メールの内容を表示させて探し出す必要があり、非常に不便であった。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、同一インターネットファクシミリ装置から複数の電子メールを受信したユーザの不便を解消することのできるインターネットファクシミリ装置を提供することを目的としている。
本発明は、ヘッダ情報としてFromフィールドとSubjectフィールドとを含む電子メールを送信するインターネットファクシミリ装置であって、ユーザ操作に基づき、発信者を示すメールアドレスを含む送信者固有情報を入力可能とする入力手段と、送信宛先がメールアドレスであるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により送信宛先がメールアドレスであると判断され、かつ、前記入力手段により送信者固有情報が入力された場合、前記Fromフィールドに、前記送信者固有情報から発信者名を示すメールアドレスを設定し、前記Subjectフィールドに件名を設定し、前記判断手段により送信宛先がメールアドレスであると判断され、かつ、前記入力手段により送信者固有情報が入力されなかった場合、前記Fromフィールドに、自端末にあらかじめ設定されている装置固有アドレスを設定するとともに、前記Subjectフィールドにあらかじめ自端末に設定されている固有内容を設定し、前記判断手段により送信宛先がメールアドレスでないと判断された場合、通常のファクシミリ送信の設定する設定手段と、を備えたものである。
以上説明したように、本発明によれば、インターネットファクシミリ装置から受信した電子メールのFromフィールドまたはSubjectフィールドには、送信者固有情報の内容が配置されるため、ユーザは、電子メールの一覧情報の内容を参照してそれぞれの電子メールの内容の予想をすることができ、所望する電子メールを容易に探し出すことができるという効果を得る。
また、発信ユーザは、メールの属性も操作入力でき、それにより、受信側のユーザが受け取る電子メールのSubjectフィールドにメールの属性が付加されるので、受信側のユーザは、電子メールの重要度や緊急度を知ることができ、電子メールの検索がより簡単になり、使い勝手が大幅に向上するという効果も得る。
また、1つのワンタッチダイアルキーに、宛先ユーザと発信ユーザのメールアドレスが対にして登録されるので、発信ユーザは、1つのワンタッチダイアルキーを操作するだけで、宛先ユーザのメールアドレスと自分のメールアドレス(発信メールアドレス)を入力することができ、発信時の操作性が向上するという効果も得る。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかる通信システムを示している。なお、本発明においては、インターネットを利用するアプリケーションとして電子メールを主として取り上げるので、以下の説明においては、電子メール以外のアプリケーションについては省略している。
この通信システムは、主として、米国に設けられたローカルエリアネットワークLAN1を中心とするドメインDM1と、日本に設けられたローカルエリアネットワークLAN2を中心とするドメインDM2から構成されている。また、ファクシミリ装置FX1は、米国内に設置され国際電話回線網PSTN(米国国内網を含む。)を伝送路として用いるグループ3ファクシミリ装置であり、ファクシミリ装置FX2は、日本国内に設置され国際電話回線網PSTN(日本国内網を含む。)を伝送路として用いるグループ3ファクシミリ装置である。
また、それぞれのドメインDM1,DM2は、ルータRT1,RT2を介して、インターネットINETのサービスプロバイダ(網接続業者;図示略)に専用線接続されている。
ここで、ドメインDM1,DM2には、割り当てを受けたネットワークアドレスに所定値のネットマスクを適用して分割した固有のネットワークアドレスが設定されており、それにより、ドメインDM1,DM2の相互間で、ルータRT1,RT2およびインターネットINETを介したデータ伝送を行うことができる。
また、ドメインDM1には、ローカルエリアネットワークLAN1に接続されているクライアント端末(パーソナルコンピュータ装置などからなるワークステーション装置一般を指す。)CL1,CL2およびインターネットファクシミリ装置FI1に電子メールサービスを提供するためのメールサーバ端末SV1が設けられている。また、例えば、おのおののクライアント端末CL1,CL2、インターネットファクシミリ装置FI1、および、メールサーバ端末SV1には、それぞれドメインDM1のネットワークアドレスに固有のアドレスを連結してなる固有のホストアドレスが設定されており、このドメインDM1を使用するユーザは、固有のユーザ名に、いずれかのクライアント端末CL1,CL2のホストアドレスを連結してなるユーザアドレスが設定される。
同様に、ドメインDM2には、ローカルエリアネットワークLAN2に接続されているクライアント端末(パーソナルコンピュータ装置などからなるワークステーション装置一般を指す。)CL4,CL5およびインターネットファクシミリ装置FI2に電子メールサービスを提供するためのメールサーバ端末SV2が設けられている。また、例えば、おのおののクライアント端末CL4,CL5、インターネットファクシミリ装置FI2、および、メールサーバ端末SV2には、それぞれドメインDM2のネットワークアドレスに固有のアドレスを連結してなる固有のホストアドレスが設定されており、このドメインDM2を使用するユーザは、固有のユーザ名に、いずれかのクライアント端末CL4,CL5のホストアドレスを連結してなるユーザアドレスが設定される。
また、インターネットファクシミリFI1,FI2は、ローカルエリアネットワークLAN1,LAN2に接続して、画情報を電子メールとしてやりとりするための伝送機能と、国際電話回線網(公衆網)PSTNに接続し、この国際電話回線網PSTNを伝送路として用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能を備えている。
基本的には、ローカルエリアネットワークLAN1,LAN2に接続されている端末相互間でのデータのやりとり、および、インターネットINETを介して行うデータのやりとりは、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という通信プロトコルが適用される。
また、本実施例では、電子メールは、メールサーバ端末SV1,SV2にいったん蓄積された後に宛先へと配信される蓄積配信型の伝送形態で送信される。このとき、電子メールに付されている宛先アドレス(後述)の値が、それぞれのドメインDM1,DM2に設定されているネットワークアドレスを含む場合には、その電子メールは、対応するメールサーバ端末SV1,SV2にそのまま蓄積され、また、電子メールに付されている宛先アドレスの値が、それぞれのドメインDM1,DM2に設定されているネットワークアドレス以外の値を含む場合には、その電子メールは、ルータRT1,RT2を介して、インターネットINETに送り出され、インターネットINETのデータ転送機能により、その宛先アドレスの値に対応したネットワークアドレスを持つ適宜なドメインあるいはホストなどに送信される。
また、各端末がメールサーバ端末SV1,SV2に対して、ユーザ宛の電子メールの受信確認のために適用するプロトコルは、いわゆるPOP(Post Office Protocol)などが適用される。
ここに、電子メールには、直接バイナリデータを含ませることができず、所定の変換方法(例えば、Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビットのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メールに含められる。このような電子メールの形式をMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions(多目的メール);RFC(後述)1521,RFC1522参照)形式といい、MIME形式の本文情報を作成するための変換処理をMIME変換という。
また、TCP/IP,SMTP,POPなどの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ構造などについては、それぞれIETF(Internet Engineering Task Force)というインターネットに関する技術内容をまとめている組織から発行されているRFC(Request For Comments)文書により規定されている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SMTPはRFC821、電子メールの形式は、RFC822,RFC1521,RFC1522(MIME形式)などでそれぞれ規定されている。
図2は、インターネットファクシミリ装置FI1,FI2の構成例を示している。
同図において、システム制御部1は、このファクシミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
網制御装置11は、このファクシミリ装置を国際電話回線網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
ローカルエリアネットワークインターフェース回路12は、このインターネットファクシミリ装置をローカルエリアネットワークに接続するためのものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、ローカルエリアネットワークおよびインターネットを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行するためのものである。
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、内部バス14に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス14を介して行われている。
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
さて、例えば、インターネットファクシミリ装置FI2では、インターネットファクシミリ装置FI2を直接操作して、クライアント端末CL1,CL2やクライアント端末CL4、CL5のユーザに対して画情報を送信することができる。
ただし、インターネットファクシミリ装置FI2の操作表示部7に備えられている操作キーは、その占有スペースやデザインの統一性などの観点から、例えば、クライアント端末CL(CL1,CL2,CL4,CL5)に備えられているキーボード装置などに比べて操作性が劣る。
そこで、このような操作性の悪さを解消できるようにするために、ワンタッチダイアルキーに、宛先電話番号のみならず、宛先ユーザのメールアドレス、および、発信ユーザのメールアドレスを登録できるようにしている。ここで、ワンタッチダイアルキーとは、1つのキー(ワンタッチダイアルキー)操作で電話番号などを指定入力することのできるワンタッチダイアルキー機能において、入力手段として用いられるものである。
そのために、インターネットファクシミリ装置FI2には、例えば、図3に示すようなワンタッチダイアルテーブルが保存される。
このワンタッチダイアルテーブルのそれぞれの要素は、おのおののワンタッチダイアルを識別するための番号、電話番号またはメールアドレスが登録される登録番号、および、登録番号の名称を登録するための登録名称からなる。この場合、登録番号として登録されるメールアドレスと、登録名称として登録される発信ユーザ名を、送信者固有情報として用いることができる。
図4は、直接操作時のインターネットファクシミリ装置FI2の処理の概略を示している。
まず、ユーザ送信操作が行われる(処理101)。このユーザ送信操作では、ユーザは、スキャナ5に送信原稿をセットし、宛先ユーザのメールアドレスおよび自分のメールアドレスなどを入力し、スタートキーを入力して、送信動作の開始を指令する。
次に、ユーザ送信操作処理(処理101)で操作入力された内容の解析が行われ(処理102)、その入力情報解析処理の処理内容に応じて電子メールのヘッダ情報が作成される(処理103)。
そして、送信原稿の読み取り、それによって得られた画像データを符号化複号化部8で符号化圧縮して送信画情報を作成し(処理104)、その送信画情報をMIME変換して(処理105)、電子メールの本文情報を作成し、処理103で作成したヘッダ情報と処理105で作成した本文情報からなる電子メールを、メールサーバに対して送信する(処理106)。
ユーザ送信操作処理(処理101)の一例を図5に示す。
まず、発信ユーザは、スキャナ5に送信原稿をセットする(処理201)。次いで、送信宛先の宛先情報をワンタッチキーを用いて入力する(処理202)。なお、このとき、宛先ユーザのメールアドレスなどの宛先情報は、直接操作表示部7のキーを用いて入力することもできる。
次に、発信ユーザは、操作表示部7に設けられているポーズキー(図示略)を入力し(処理203)、自分に付与されているメールアドレスなどの送信者固有情報を、ワンタッチキーあるいは操作表示部7のキーを用いて入力する(処理204)。なお、送信者固有情報としては、メールアドレスの他に、自分の所属する部署名や、自分の名前などがある。また、発信ユーザは、この処理204の送信者固有情報の入力を省略することもできる。
最後に、操作表示部7に設けられているスタートキー(図示略)を入力し(処理205)、このユーザ送信操作処理を終了する。
入力情報解析処理(処理102)、および、ヘッダ情報作成処理(処理103)の一例を図6に示す。
まず、送信宛先がメールアドレスであったかどうかを調べ(判断301)、判断301の結果がNOになるときには、通常のファクシミリ送信処理を実行する(処理302)。
また、判断301の結果がYESになるときには、次の入力情報があるかどうかを調べ(判断303)、判断303の結果がNOになるときには、例えば、図7(a)に示すように、ヘッダ情報のFromフィールドに自端末に設定されている装置固有アドレス(この場合は、「inet−fax@abcd.co.jp」)を設定するとともに、Subjectフィールドに自端末に設定されている固有内容(この場合は、「FAX Message from Internet FAX」)を設定して(処理304)、この処理を終了する。
また、判断303の結果がYESになるときには、その入力情報の内容がメールアドレスであるかどうかを調べる(判断305)。判断305の結果がYESになるときには、例えば、図7(b)に示すように、ヘッダ情報のFromフィールドには入力されたメールアドレス(この場合は、「user1@abcd.co.jp」)を設定するとともに、Subjectフィールドに自端末に設定されている固有内容(この場合は、「FAX Message from Internet FAX」)を設定して(処理306)、この処理を終了する。
また、判断305の結果がNOになるときには、例えば、図7(c)に示すように、ヘッダ情報のFromフィールドには自端末に設定されている装置固有アドレス(この場合は、「inet−fax@abcd.co.jp」)を設定するとともに、Subjectフィールドに入力された送信者固有情報の内容(この場合は、「FAX Message from [発信ユーザ名1]」)を設定して(処理307)、この処理を終了する。なお、この場合には、送信者固有情報として[発信ユーザ名1]が入力されている場合である。
したがって、この場合には、インターネットファクシミリ装置FI2から電子メールを受信したユーザは、例えば、図8に示したような電子メール一覧情報を得ることができ、件名の表示内容(受信した電子メールのSubjectフィールドの内容)、または、発信者名の表示内容(受信した電子メールのFromフィールドの内容)から、ユーザは、電子メールの内容の予想をすることができ、所望する電子メールを容易に探し出すことができる。
図9は、本発明の他の実施例にかかるユーザ送信操作処理(処理101)の一例を示している。
まず、発信ユーザは、スキャナ5に送信原稿をセットする(処理401)。次いで、送信宛先の宛先情報をワンタッチキーを用いて入力する(処理402)。なお、このとき、宛先ユーザのメールアドレスなどの宛先情報は、直接操作表示部7のキーを用いて入力することもできる。
次に、発信ユーザは、操作表示部7に設けられているポーズキー(図示略)を入力し(処理403)、自分に付与されているメールアドレスなどの送信者固有情報を、ワンタッチキーあるいは操作表示部7のキーを用いて入力する(処理404)。なお、送信者固有情報としては、メールアドレスの他に、自分の所属する部署名や、自分の名前などがある。また、発信ユーザは、この処理404の送信者固有情報の入力を省略することもできる。
そして、再度ポーズキーを入力し(処理405)、送信メールの属性の内容、例えば、「緊急」や、「重要」などを操作入力する(処理406)。この属性の入力操作は、例えば、あらかじめ属性内容をワンタッチキーに登録している場合には、そのワンタッチキーの選択操作のみで行うこともできるし、操作表示部7に属性を入力するための特別なキーを設け、その属性キーを入力操作することで行うようにすることもできる。また、発信ユーザは、この属性の入力を省略することもできる。
最後に、操作表示部7に設けられているスタートキー(図示略)を入力し(処理407)、このユーザ送信操作処理を終了する。
図10は、入力情報解析処理(処理102)、および、ヘッダ情報作成処理(処理103)の他の例を示している。
まず、送信宛先がメールアドレスであったかどうかを調べ(判断501)、判断501の結果がNOになるときには、通常のファクシミリ送信処理を実行する(処理502)。
また、判断501の結果がYESになるときには、次の入力情報があるかどうかを調べ(判断503)、判断503の結果がNOになるときには、例えば、図7(a)に示すように、ヘッダ情報のFromフィールドに自端末に設定されている装置固有アドレス(この場合は、「inet−fax@abcd.co.jp」)を設定するとともに、Subjectフィールドに自端末に設定されている固有内容(この場合は、「FAX Message from Internet FAX」)を設定する(処理504)。
また、判断503の結果がYESになるときには、その入力情報の内容がメールアドレスであるかどうかを調べる(判断505)。判断505の結果がYESになるときには、例えば、図7(b)に示すように、ヘッダ情報のFromフィールドには入力されたメールアドレス(この場合は、「user1@abcd.co.jp」)を設定するとともに、Subjectフィールドに自端末に設定されている固有内容(この場合は、「FAX Message from Internet FAX」)を設定する(処理506)。
また、判断505の結果がNOになるときには、例えば、図7(c)に示すように、ヘッダ情報のFromフィールドには自端末に設定されている装置固有アドレス(この場合は、「inet−fax@abcd.co.jp」)を設定するとともに、Subjectフィールドに入力された送信者固有情報の内容(この場合は、「FAX Message from [発信ユーザ名1]」)を設定する(処理507)。
このようにして、一通りFromフィールドとSubjectフィールドの内容の設定を終了すると、次に、属性入力がされているかどうかを調べる(判断508)。判断508の結果がYESになるときには、例えば、図7(d)に示すように、Subjectフィールドの内容を、それまでに設定された内容にそのときに入力された属性の内容を付加したものに変更し(処理509)、この処理を終了する。なお、図7(d)の例では、属性の内容として「<緊急>」を付加している。
また、判断509の結果がNOになるときには、そのままこの処理を終了する。
したがって、この場合には、インターネットファクシミリ装置FI2から電子メールを受信したユーザは、例えば、図11に示したような電子メール一覧情報を得ることができ、件名、または、発信者名の表示内容から、ユーザは、電子メールの内容の予想をすることができ、所望する電子メールを容易に探し出すことができる。
また、メールの属性も同時に表示されるので、電子メールの重要度や緊急度を知ることができ、電子メールの検索がより簡単になり、使い勝手が大幅に向上する。
ところで、ワンタッチダイアルテーブルの内容として、図12に示すように、宛先ユーザと発信ユーザのメールアドレスを対にして登録するようにすると、発信ユーザは、1つのワンタッチダイアルキーを操作するだけで、宛先ユーザのメールアドレスと自分のメールアドレス(発信メールアドレス)を入力することができるので便利である。
なお、この場合には、入力情報解析処理(処理103)およびヘッダ情報作成処理(処理104)では、入力されたワンタッチダイアルキーに登録されている登録番号のメールアドレスを宛先メールアドレスに用い、発信メールアドレスを送信者固有情報として入力されたメールアドレスとして用いるようにすればよい。
この場合のワンタッチダイアル情報の登録処理の一例を図13に示す。
まず、宛先の番号情報の登録操作が終了すると(処理601)、その登録内容がメールアドレスであるかどうかを調べ(判断602)、判断602の結果がYESになるときには、例えば、「自分のアドレスを入力しますか?(YES/NO)」という自アドレス入力問い合わせガイダンスメッセージを表示する(処理603)。
この自アドレス入力問い合わせガイダンスメッセージに対して、ユーザが「YES」と入力した場合には(判断604の結果がYES)、Fromアドレス、すなわち、発信メールアドレスの登録操作を行う(処理605)。
また、自アドレス入力問い合わせガイダンスメッセージに対して、ユーザが「NO」と入力した場合には(判断604の結果がNO)、発信メールアドレスの登録操作を行わず、この動作を終了する。
これにより、ユーザは、ワンタッチダイアルキーに、宛先メールアドレスと自分のメールアドレス(発信メールアドレス)を登録することができる。
ところで、上述した実施例では、ワンタッチダイアルテーブルに登録する送信者固有情報として、発信ユーザ名を用いたが、それ以外の送信者固有情報を登録しておくこともできる。例えば、会社名、部署名、あるいは、ニックネームなどである。
また、上述した実施例では、送信者固有情報として1つの情報を入力しているが、2つ以上の送信者固有情報を入力することもできる。その場合、メールアドレスはFromフィールドに配置し、それ以外の情報はSubjectフィールドに配置すればよい。
また、上述した実施例では、インターネットファクシミリ装置が公衆網としてPSTNを適用しているが、ISDNを適用する場合についても、本発明を同様にして適用することができる。
本発明の一実施例にかかる通信システムを示したブロック図。 インターネットファクシミリ装置FI1,FI2の構成例を示したブロック図。 ワンタッチダイアルテーブルの一例を示した概略図。 直接操作時のインターネットファクシミリ装置FI2の処理の概略を示したフローチャート。 ユーザ送信操作処理(処理101)の一例を示したフローチャート。 入力情報解析処理(処理102)、および、ヘッダ情報作成処理(処理103)の一例を示したーチャート。 ヘッダ情報の一例を示した概略図。 本発明の一実施例にかかる電子メール一覧情報を例示した概略図。 本発明の他の実施例にかかるユーザ送信操作処理(処理101)の一例を示したフローチャート。 入力情報解析処理(処理102)、および、ヘッダ情報作成処理(処理103)の他の例を示したフローチャート。 本発明の他の実施例にかかる電子メール一覧情報を例示した概略図。 ワンタッチダイアルテーブルの他の例を示した概略図。 ワンタッチダイアル情報の登録処理の一例を示したフローチャート。 電子メール一覧情報の従来例を示した概略図。
符号の説明
FI1,FI2 インターネットファクシミリ装置
1 システム制御部

Claims (1)

  1. ヘッダ情報としてFromフィールドとSubjectフィールドとを含む電子メールを送信するインターネットファクシミリ装置であって、
    ユーザ操作に基づき、発信者を示すメールアドレスを含む送信者固有情報を入力可能とする入力手段と、
    送信宛先がメールアドレスであるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により送信宛先がメールアドレスであると判断され、かつ、前記入力手段により送信者固有情報が入力された場合、前記Fromフィールドに、前記送信者固有情報から発信者名を示すメールアドレスを設定し、前記Subjectフィールドに件名を設定し、
    前記判断手段により送信宛先がメールアドレスであると判断され、かつ、前記入力手段により送信者固有情報が入力されなかった場合、前記Fromフィールドに、自端末にあらかじめ設定されている装置固有アドレスを設定するとともに、前記Subjectフィールドにあらかじめ自端末に設定されている固有内容を設定し、
    前記判断手段により送信宛先がメールアドレスでないと判断された場合、通常のファクシミリ送信の設定する設定手段と、
    を備えたことを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
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