JP2001217970A - ネットワークファクシミリ装置 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置

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JP2001217970A
JP2001217970A JP2000025838A JP2000025838A JP2001217970A JP 2001217970 A JP2001217970 A JP 2001217970A JP 2000025838 A JP2000025838 A JP 2000025838A JP 2000025838 A JP2000025838 A JP 2000025838A JP 2001217970 A JP2001217970 A JP 2001217970A
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JP
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mail address
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Application number
JP2000025838A
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English (en)
Inventor
Katsuji Aihara
勝治 相原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短縮ダイアル機能へ登録されたメールアドレ
スの不備をユーザに確認することができるようにすると
ともに、エラー通知メールの頻度を軽減できるネットワ
ークファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 送信メールが配信先不明で、メールサー
バのMTAよりエラー通知メールを受信したとき、その
エラー通知メールで通知された送信メールの宛先メール
アドレスがワンタッチダイアルキーに登録されていると
きには、そのワンタッチダイアルキーを使用禁止に設定
するので、再度、同一のワンタッチダイアルキーが選択
されたことにより、エラーメールが発生することを抑制
するので、適切な電子メール送信動作を行うことができ
るという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信媒体としてネ
ットワークへ接続し、電子メールを介して画情報を送受
信する機能を備えたネットワークファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信媒体として、ローカルエ
リアネットワークやインターネットなどのネットワーク
へ接続し、電子メールを介して画情報を送受信する機能
を備えたネットワークファクシミリ装置が実用されてい
る。
【0003】このような電子メール型のネットワークフ
ァクシミリ装置の機能は、例えば、ITU−T勧告T.
37に規定されている。
【0004】このようなネットワークファクシミリ装置
を利用すると、ローカルエリアネットワークやインター
ネットなどのネットワークへ接続されているパーソナル
コンピュータ装置などのデータ処理装置との間で画情報
通信が可能になるとともに、特に、インターネットを利
用した場合には、ファクシミリ通信に要する通信料金を
低減することができる。
【0005】一方、このようなネットワークファクシミ
リ装置においては、画情報送信時、宛先を指定する情報
として、電子メールアドレス(以下、単に「メールアド
レス」という)を使用する必要がある。
【0006】メールアドレスは、通常、英数字および所
定の記号を含む最大64文字までの文字列からなり、送
信操作時にいちいち全桁を入力するのは煩雑であるの
で、短縮ダイアル機能やワンタッチダイアル機能などに
登録し、宛先入力時には、短縮ダイアルあるいはワンタ
ッチダイアルを使用することで、宛先指定操作の作業を
軽減できるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置には、次のような不都合を生じていた。
【0008】すなわち、短縮ダイアル機能やワンタッチ
ダイアル機能に登録されたメールアドレスが間違ってい
る場合、あるいは、登録されたメールアドレスが抹消さ
れている場合、そのメールアドレスを宛先に指定した電
子メールは、宛先へ送付されず、エラーとなる。
【0009】このとき、ユーザがそのエラーの原因を知
ることができなければ、同一のメールアドレスを再度宛
先として指定することが考えられ、その結果、ユーザが
意図する画情報送信を行えないという不具合を生じるお
それがあった。
【0010】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、短縮ダイアル機能へ登録されたメールアドレ
スの不備をユーザに確認することができるようにすると
ともに、エラー通知メールの頻度を軽減できるネットワ
ークファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信媒体とし
てネットワークへ接続し、電子メールを介して画情報を
送受信する機能を備えたネットワークファクシミリ装置
において、送信宛先の電子メールアドレスを登録すると
ともに、その登録した電子メールアドレスを所定のキー
操作で選択可能にした短縮ダイアル機能を備え、受信し
た電子メールが、メールサーバ装置より受信した所定の
エラー通知メールであり、そのエラー通知メールが宛先
メールアドレスの不備が原因となっている場合、そのエ
ラー通知メールで通知された宛先メールアドレスが上記
短縮ダイアル機能に登録されているかどうかを調べ、登
録されているときには、当該電子メールアドレスを上記
短縮ダイアル機能で使用禁止にするようにしたものであ
る。
【0012】また、送信操作時、前記短縮ダイアル機能
を利用して宛先メールアドレスが選択されたとき、その
選択された宛先メールアドレスが使用禁止にされている
ときには、その旨を可視表示して警告するようにしたも
のである。
【0013】また、送信操作時、前記短縮ダイアル機能
を利用して宛先メールアドレスが選択されたとき、その
選択された宛先メールアドレスが使用禁止にされている
ときには、その旨およびその使用禁止の理由を可視表示
して警告するようにしたものである。
【0014】また、前記短縮ダイアル機能において、使
用禁止にされた電子メールアドレスの一覧情報を作成
し、可視出力するようにしたものである。
【0015】また、通信媒体としてネットワークへ接続
し、電子メールを介して画情報を送受信する機能を備え
たネットワークファクシミリ装置において、送信宛先の
電子メールアドレスを登録するとともに、その登録した
電子メールアドレスを所定のキー操作で選択可能にした
短縮ダイアル機能と、複数の電子メールアドレスを1つ
のグループに登録するとともに、その登録したグループ
を所定のキー操作で宛先メールアドレスとして選択可能
にしたグループダイアル機能を備え、受信した電子メー
ルが、メールサーバ装置より受信した所定のエラー通知
メールであり、そのエラー通知メールが宛先メールアド
レスの不備が原因となっている場合、そのエラー通知メ
ールで通知された宛先メールアドレスが上記短縮ダイア
ル機能に登録されているかどうかを調べ、登録されてい
るときには、当該電子メールアドレスを上記短縮ダイア
ル機能で使用禁止にするとともに、上記通知された宛先
メールアドレスが上記グループダイアル機能に登録され
ているかどうかを調べ、登録されているときには当該グ
ループを使用禁止にするようにしたものである。
【0016】また、送信操作時、前記グループダイアル
機能を利用して宛先メールアドレスが選択されたとき、
その選択されたグループが使用禁止にされているときに
は、その旨を可視表示して警告するようにしたものであ
る。
【0017】また、前記グループダイアル機能におい
て、使用禁止にされたグループおよび当該グループに登
録されている電子メールアドレスの一覧情報を作成し、
可視出力するようにしたものである。
【0018】また、送信操作時、前記短縮ダイアル機能
を利用して宛先メールアドレスが選択されたとき、その
選択された宛先メールアドレスが使用禁止にされている
ときには、その旨を可視表示して警告するとともに、前
記グループダイアル機能を利用して宛先メールアドレス
が選択されたとき、その選択されたグループが使用禁止
にされているときには、その旨を可視表示して警告する
ようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例にかかるネット
ワークシステムを示している。
【0021】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが接続されているとともに、ルー
タ装置RTを介してインターネットへ接続されている。
したがって、ワークステーション装置WS1〜WSn、
メールサーバ装置SM、および、ネットワークファクシ
ミリ装置FXは、インターネットを介し、他の適宜な端
末装置との間でデータをやりとりすることができる。
【0022】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに
対して、周知の電子メールの収集および配布のサービス
を提供するものである。
【0023】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snには、ファクシミリ画情報を作成および表示出力す
るファクシミリアプリケーションソフトウェア、およ
び、ローカルエリアネットワークLANを介して種々の
データのやりとりを行うための種々のソフトウェアなど
の種々のプログラムが導入されており、特定のユーザに
より使用されるものである。ここで、特定のユーザは、
一人または複数人のユーザであってよい。
【0024】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、画情報や各種レポートなどを電子メールとしてやり
とりするための電子メール処理機能、および、アナログ
公衆網PSTNに接続し、この公衆網を伝送路として用
いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報伝送
を行う伝送機能を備えている。
【0025】図2は、ネットワークファクシミリ装置F
Xの構成例を示している。
【0026】同図において、システム制御部1は、この
ネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、
および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御
処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構
成するものであり、パラメータメモリ3は、このネット
ワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶
するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を
出力するものである。
【0027】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このネットワークファクシミリ装置FXを操作す
るためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示
器からなる。
【0028】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0029】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0030】網制御装置11は、このファクシミリ装置
をアナログ公衆網PSTNに接続するためのものであ
り、自動発着信機能を備えている。
【0031】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路12は、このネットワークファクシミリ装置F
XをローカルエリアネットワークLANに接続するため
のものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部
13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、
他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりす
るための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理
を実行するためのものである。
【0032】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝
送制御部13は、内部バス14に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内
部バス14を介して行われている。
【0033】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0034】ここで、本実施例において、基本的には、
ローカルエリアネットワークLANに接続されている端
末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/I
Pと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコ
ルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み
合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行わ
れる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位
レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)と
いう通信プロトコルが適用される。
【0035】また、各端末がメールサーバ装置SMに対
して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求など
のために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP
(Post Office Protocol)などを
適用することができる。
【0036】また、TCP/IP,SMTP,POPな
どの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式
やデータ構造などについては、それぞれIETFから発
行されているRFC文書により規定されている。例え
ば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SM
TPはRFC821、電子メールの形式は、RFC82
2,RFC1521,RFC1522(MIME(Mu
lti PurposeMail Extensio
n)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0037】そして、ネットワークファクシミリ装置F
Xは、読み取った原稿画像を公衆網PSTNを介して他
のグループ3ファクシミリ装置へ、または、ローカルエ
リアネットワークLAN(さらには、インターネット)
を介してワークステーション装置WS1〜WSnのユー
ザや他のネットワークファクシミリ装置FXへ送信する
とともに、公衆網PSTNを介して他のグループ3ファ
クシミリ装置より受信した画情報を、そのときに指定さ
れたサブアドレスに対応したユーザに対して、電子メー
ルを用いて転送したり、あるいは、ローカルエリアネッ
トワークLANのワークステーションWSより(電子メ
ールで)受信した画情報を、指定された公衆網PSTN
のグループ3ファクシミリ装置へ転送する転送サービス
機能等を備えている。
【0038】また、自端末宛に受信した電子メールにつ
いては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記
録出力するようにしている。
【0039】ここに、ファクシミリ画情報はバイナリデ
ータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含
ませることができないので、所定の変換方法(例えば、
Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビッ
トのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メール
に含められる。このような電子メールの本文情報の形式
をMIME形式という。
【0040】このように、ファクシミリ画情報を送信す
る際に用いられる電子メールの一例を図3に示す。
【0041】この電子メールは、複数の本文パートを持
つマルチパートMIME形式の電子メールであり、電子
メールの送信日付(「Date」フィールド)、宛先メ
ールアドレス(「To」フィールド)、送信元メールア
ドレス(「From」フィールド)などの所定の情報か
らなるメールヘッダ部、テキストデータを運ぶためのテ
キストパート部、および、ファクシミリ画情報を運ぶた
めのバイナリパート部からなり、バイナリパート部に
は、ファクシミリ画情報をMIME変換して得たMIM
Eエンコードデータが配置される。
【0042】また、電子メールで運ばれるファクシミリ
画情報は、元の画像データをMH符号化で圧縮し、それ
をTIFF−Fフォーマットへ変換したものであり、し
たがって、MIMEエンコードデータとしては、このT
IFF−FデータをMIME変換したものが配置され
る。
【0043】ここで、TIFF−Fフォーマットでは、
複数ページの画像データを1つのファイルとしてまとめ
ることができるので、1つのバイナリパート部に、複数
ページからなる1つの送信画情報ファイルのデータを配
置することができる。
【0044】さて、電子メールのメールアドレスは、通
常、英数字および所定の記号の組み合わせからなる所定
長(例えば、64桁あるいは256桁)の文字列からな
る。例えば、user1@abcd.efc.co.j
pなどである。
【0045】一方、このようなメールアドレスを操作表
示部7に備えられているキーユニット(図示略)から直
接入力するためには、例えば、ワークステーション装置
WS1〜WSnと同様のキーボード装置が必要となり、
また、送信操作時に宛先を指定するたびに宛先のメール
アドレスを操作入力するのは手間であり、また、メール
アドレスの桁数が多いため誤操作の原因ともなる。
【0046】そこで、本発明では、操作表示部7に設け
たワンタッチダイアルキー(図示略)に、メールアドレ
スを登録できるようにして、送信操作時のユーザの負担
軽減と、誤操作防止ができるようにしている。
【0047】また、ワンタッチダイアルキーのそれぞれ
のキーに登録されたワンタッチダイアル情報は、図4
(a)に示すようなワンタッチダイアルテーブルに登録
されている。また、ワンタッチダイアル情報は、同図
(b)に示すように、ワンタッチダイアルキーを区別す
るためのワンタッチダイアル番号、そのワンタッチダイ
アルに登録されている宛先情報が電話番号であるかメー
ルアドレスであるかを表示するためのダイアル属性、こ
のワンタッチダイアルを使用禁止にするか否かを記憶す
るための使用禁止フラグ、および、登録されたメールア
ドレスまたは電話番号からなる。
【0048】ところで、例えば、送信操作時に指定され
たメールアドレスが間違っていたり、あるいは、抹消さ
れていた場合、そのようなメールアドレスが宛先メール
アドレス(「To」フィールドに配置されたアドレス)
にセットされた電子メールを受信したメールサーバ装置
SMは、その電子メールを配信することができないの
で、その旨をあらわすエラー通知メールを作成し、送信
元のメールアドレス(「From」フィールドに配置)
へ送信する。
【0049】このようなエラー通知メールの一例を図5
に示す。
【0050】このエラー通知メールは、ヘッダ部とボデ
ィ部(本文)からなり、ヘッダ部の「From」フィー
ルドの値としては、図示のような「Mailer−Da
emon」あるいは、「Mail Administr
ator」など、このエラー通知メールを作成したのが
メールサーバ装置SM(のMTA(Mail Tran
sfer Agent))である旨を表示する定型の内
容が配置され、また、「Subject」フィールドに
は、図示のような「Returned mail: U
ser unknown」など、配信先のユーザが不明
で、返信されたことをあらわす定型の内容が配置され
る。
【0051】そして、ボディ部には、このエラー通知メ
ールの原因となった電子メールのヘッダ部およびボディ
部が配置される。
【0052】したがって、例えば、画情報送信時にユー
ザがワンタッチダイアルキーを用いて宛先を選択した場
合、そのワンタッチダイアルキーに登録されたメールア
ドレスが間違っていたり、抹消されている場合、その画
情報送信にかかる電子メール(以下、「送信メール」と
いう)は、メールサーバ装置SMでは、配信先不明で配
信することができないので、上述したようなエラー通知
メールがメールサーバ装置SMよりネットワークファク
シミリ装置FXへ送信される。
【0053】ネットワークファクシミリ装置FXは、自
端末宛の電子メールを受信すると、その内容が上述した
ようなエラー通知メールであるかどうかを、そのヘッダ
部の内容に基づいて調べ、エラー通知メールであると判
定した場合には、そのエラー通知メールのボディ部に配
置されている送信メールのヘッダ部から「To」フィー
ルドの内容を取り出し、ワンタッチダイアルテーブルの
いずれかの要素のワンタッチダイアル情報にメールアド
レスとして登録されているかどうかを調べる。登録され
ている場合、そのワンタッチダイアル情報の使用禁止フ
ラグをセットし、当該ワンタッチダイアルキーを使用禁
止状態にして、同一の配信先不明によるエラーメールの
発生を抑制できるようにする。
【0054】このようにして、送信メールが配信先不明
で、メールサーバ装置SMのMTAよりエラー通知メー
ルを受信したとき、そのエラー通知メールで通知された
送信メールの宛先メールアドレスがワンタッチダイアル
キーに登録されているときには、そのワンタッチダイア
ルキーを使用禁止に設定するので、再度、同一のワンタ
ッチダイアルキーが選択されたことにより、エラーメー
ルが発生することを抑制するので、適切な電子メール送
信動作を行うことができる。
【0055】この場合、ネットワークファクシミリ装置
FXが電子メール受信時に実行する処理の一例を図6に
示す。
【0056】まず、ネットワークファクシミリ装置FX
は、メールサーバ装置SMへ接続して(処理101)、
自端末宛(自端末のメールアドレス宛)の未読メールが
あるかどうかを問い合わせ、未読メールがない場合で、
判断102の結果がNOになるときには、メールサーバ
装置SMとの接続を終了する(処理103)。
【0057】自端末宛の未読メールがある場合で、判断
102の結果がYESになるときには、電子メールを1
つ受信し(処理104)、その受信した電子メールの内
容を解析する(処理105)。
【0058】受信した電子メールが、メールサーバ装置
SMのMTAからのエラー通知メールであり、判断10
6の結果がYESになるときには、その内容が配信先不
明によるものであるかどうかを調べ(判断107)、判
断107の結果がYESになるときには、まず、そのエ
ラー通知メールのボディ部に配置されている送信メール
のヘッダ部から「To」フィールドの内容を取り出す
(処理108)。
【0059】次いで、ワンタッチダイアルテーブルから
ワンタッチダイアル情報を1つ選択して、それに登録さ
れているメールアドレスを抽出し、処理108で取り出
した内容と比較する(処理109)。
【0060】それらのメールアドレスが一致する場合に
は(判断110の結果がYES)、当該ワンタッチダイ
アル情報のアドレス禁止フラグをセットする(処理11
1)。また、それらのメールアドレスが一致しない場合
で、判断110の結果がNOになるときには、処理11
1を実行しない。
【0061】次いで、ワンタッチダイアルテーブルの全
てのワンタッチダイアル情報について比較したかどうか
を調べ(判断112)、判断112の結果がNOになる
ときには、処理109に戻り、次のワンタッチダイアル
情報について比較処理を実行する。
【0062】また、判断112の結果がYESになると
きには、そのときに受信した電子メールの内容をプロッ
タ6より記録出力し(処理113)、判断102へ戻
り、未読メールをチェックする。
【0063】また、受信した電子メールがメールサーバ
装置SMのMTAからのエラー通知メールではなく、判
断106の結果がNOになるとき、または、エラー通知
メールの内容が配信先不明によるものではない場合で、
判断107の結果がNOになるときには、処理113へ
移行し、そのときに受信した電子メールの内容をプロッ
タ6より記録出力し、判断102へ戻って、未読メール
をチェックする。
【0064】図7は、ネットワークファクシミリ装置F
Xが電子メール受信時に実行する処理の他の例を示して
いる。
【0065】まず、ネットワークファクシミリ装置FX
は、メールサーバ装置SMへ接続して(処理201)、
自端末宛(自端末のメールアドレス宛)の未読メールが
あるかどうかを問い合わせ、未読メールがない場合で、
判断202の結果がNOになるときには、メールサーバ
装置SMとの接続を終了する(処理203)。
【0066】自端末宛の未読メールがある場合で、判断
202の結果がYESになるときには、電子メールを1
つ受信し(処理204)、その受信した電子メールの内
容を解析する(処理205)。
【0067】受信した電子メールが、メールサーバ装置
SMのMTAからのエラー通知メールであり、判断20
6の結果がYESになるときには、その内容が配信先不
明によるものであるかどうかを調べ(判断207)、判
断207の結果がYESになるときには、まず、そのエ
ラー通知メールのボディ部に配置されている送信メール
のヘッダ部から「To」フィールドの内容を取り出す
(処理208)。
【0068】次いで、ワンタッチダイアルテーブルから
ワンタッチダイアル情報を1つ選択して、それに登録さ
れているメールアドレスを抽出し、処理208で取り出
した内容と比較する(処理209)。
【0069】それらのメールアドレスが一致する場合に
は(判断210の結果がYES)、当該ワンタッチダイ
アル情報のアドレス禁止フラグをセットするとともに、
そのメールアドレスをエラーアドレスとして保存する
(処理211)。また、それらのメールアドレスが一致
しない場合で、判断210の結果がNOになるときに
は、処理211を実行しない。
【0070】次いで、ワンタッチダイアルテーブルの全
てのワンタッチダイアル情報について比較したかどうか
を調べ(判断212)、判断212の結果がNOになる
ときには、処理209に戻り、次のワンタッチダイアル
情報について比較処理を実行する。
【0071】また、判断212の結果がYESになると
きには、そのときに受信した電子メールの内容をプロッ
タ6より記録出力し(処理213)、1つ以上のエラー
アドレスが保存されているかどうかを調べ(判断21
4)、判断214の結果がYESになるときには、図8
に示すような使用禁止アドレス通知レポートを作成し、
プロッタ6より記録出力する(処理215)。次いで、
判断202へ戻り、未読メールをチェックする。
【0072】また、受信した電子メールがメールサーバ
装置SMのMTAからのエラー通知メールではなく、判
断206の結果がNOになるとき、または、エラー通知
メールの内容が配信先不明によるものではない場合で、
判断207の結果がNOになるときには、処理213へ
移行し、そのときに受信した電子メールの内容をプロッ
タ6より記録出力し、それ以降の処理を実行する。
【0073】このようにして、この場合には、送信メー
ルが配信先不明で、メールサーバ装置SMのMTAより
エラー通知メールを受信したとき、そのエラー通知メー
ルで通知された送信メールの宛先メールアドレスがワン
タッチダイアルキーに登録されているときには、そのワ
ンタッチダイアルキーを使用禁止に設定するとともに、
そのメールアドレスが不正な内容(エラーアドレス)で
ある旨を通知する使用禁止アドレス通知レポートを作成
して記録出力するので、再度、同一のワンタッチダイア
ルキーが選択されたことにより、エラーメールが発生す
ることを抑制できるとともに、ユーザに対し、エラーア
ドレスを明確に示すことができるので、ユーザは、適切
な処置(例えば、メールアドレスの修正など)をするこ
とができ、その結果、適切な電子メール送信動作を行う
ことができる。
【0074】ところで、送信操作時に、ワンタッチダイ
アルキーが用いられて宛先が入力された場合、その指定
されたワンタッチダイアルキーのワンタッチダイアル情
報に使用禁止フラグがセットされているとき、その旨を
ユーザに警告表示すると、エラーメールの発生を未然に
防ぐことができる。
【0075】その場合、ワンタッチダイアルキーが押下
されたときにネットワークファクシミリ装置FXが実行
する処理の一例を図9に示す。
【0076】ワンタッチダイアルキーが操作されると、
それに登録されているワンタッチダイアル情報をワンタ
ッチダイアルテーブルより読み出し(処理301)、そ
のワンタッチダイアル情報の使用禁止フラグがセットさ
れているかどうかを調べる(判断302)。
【0077】判断302の結果がYESになるときに
は、例えば、図10に示すようなエラーメッセージを操
作表示部7に表示し(処理303)、ユーザが送信を選
択するかどうかを調べる(判断304)。
【0078】判断304の結果がYESになるときに
は、そのときのメールアドレスを宛先アドレスへセット
し(処理305)、次の処理へ進む。
【0079】一方、判断304の結果がNOになるとき
には、処理305を実行せず、次の処理へ進む。すなわ
ち、そのときに操作されたワンタッチダイアルキーに対
応したメールアドレスは、宛先アドレスにセットされな
い。
【0080】さて、ネットワークファクシミリ装置FX
は、複数の宛先を1つのグループに指定し、同一画情報
をグループ単位に送信するグループ送信機能を有してお
り、操作表示部7には、グループダイアルキー(図示
略)が設けられている。
【0081】また、図11(a)に示すように、グルー
プダイアルテーブルには、グループダイアルキーのそれ
ぞれのキーに登録されたグループダイアル情報が登録さ
れている。また、グループダイアル情報は、同図(b)
に示すように、グループダイアルキーを区別するための
グループダイアル番号、このワンタッチダイアルを使用
禁止にするか否かを記憶するための使用禁止フラグ、こ
のグループダイアルに登録されている宛先情報の数をあ
らわす要素数、および、登録された1つ以上のメールア
ドレスまたは電話番号からなる。
【0082】この場合、ネットワークファクシミリ装置
FXが電子メール受信時に実行する処理の一例を図12
に示す。
【0083】まず、ネットワークファクシミリ装置FX
は、メールサーバ装置SMへ接続して(処理401)、
自端末宛(自端末のメールアドレス宛)の未読メールが
あるかどうかを問い合わせ、未読メールがない場合で、
判断402の結果がNOになるときには、メールサーバ
装置SMとの接続を終了する(処理403)。
【0084】自端末宛の未読メールがある場合で、判断
402の結果がYESになるときには、電子メールを1
つ受信し(処理404)、その受信した電子メールの内
容を解析する(処理405)。
【0085】受信した電子メールが、メールサーバ装置
SMのMTAからのエラー通知メールであり、判断40
6の結果がYESになるときには、その内容が配信先不
明によるものであるかどうかを調べ(判断407)、判
断407の結果がYESになるときには、まず、そのエ
ラー通知メールのボディ部に配置されている送信メール
のヘッダ部から「To」フィールドの内容を取り出す
(処理408)。
【0086】次いで、ワンタッチダイアルテーブルから
ワンタッチダイアル情報を1つ選択して、それに登録さ
れているメールアドレスを抽出し、処理408で取り出
した内容と比較する(処理409)。
【0087】それらのメールアドレスが一致する場合に
は(判断410の結果がYES)、当該ワンタッチダイ
アル情報の使用禁止フラグをセットする(処理41
1)。また、そのメールアドレスが、グループダイアル
テーブルのいずれかのグループダイアル情報に登録され
ているかどうかを調べ(判断412)、判断412の結
果がYESになるときには、そのグループダイアル情報
の使用禁止フラグをセットする(処理413)。
【0088】また、それらのメールアドレスが一致しな
い場合で、判断410の結果がNOになるときには、処
理411〜413を実行しない。
【0089】次いで、ワンタッチダイアルテーブルの全
てのワンタッチダイアル情報について比較したかどうか
を調べ(判断414)、判断414の結果がNOになる
ときには、処理409に戻り、次のワンタッチダイアル
情報について比較処理を実行する。
【0090】また、判断414の結果がYESになると
きには、そのときに受信した電子メールの内容をプロッ
タ6より記録出力し(処理415)、判断402へ戻
り、未読メールをチェックする。
【0091】また、受信した電子メールがメールサーバ
装置SMのMTAからのエラー通知メールではなく、判
断406の結果がNOになるとき、または、エラー通知
メールの内容が配信先不明によるものではない場合で、
判断407の結果がNOになるときには、処理415へ
移行し、そのときに受信した電子メールの内容をプロッ
タ6より記録出力し、判断402へ戻って、未読メール
をチェックする。
【0092】このようにして、この場合には、送信メー
ルが配信先不明で、メールサーバ装置SMのMTAより
エラー通知メールを受信したとき、そのエラー通知メー
ルで通知された送信メールの宛先メールアドレスがワン
タッチダイアルキーに登録されているときには、そのワ
ンタッチダイアルキーを使用禁止に設定するとともに、
そのメールアドレスが登録されているグループダイアル
キーを使用禁止に設定するので、再度、同一のワンタッ
チダイアルキーあるいはグループダイアルキーが選択さ
れたことにより、エラーメールが発生することを抑制で
き、その結果、適切な電子メール送信動作を行うことが
できる。
【0093】図13は、ネットワークファクシミリ装置
FXが電子メール受信時に実行する処理のさらに他の例
を示している。
【0094】まず、ネットワークファクシミリ装置FX
は、メールサーバ装置SMへ接続して(処理501)、
自端末宛(自端末のメールアドレス宛)の未読メールが
あるかどうかを問い合わせ、未読メールがない場合で、
判断502の結果がNOになるときには、メールサーバ
装置SMとの接続を終了する(処理503)。
【0095】自端末宛の未読メールがある場合で、判断
502の結果がYESになるときには、電子メールを1
つ受信し(処理504)、その受信した電子メールの内
容を解析する(処理505)。
【0096】受信した電子メールが、メールサーバ装置
SMのMTAからのエラー通知メールであり、判断50
6の結果がYESになるときには、その内容が配信先不
明によるものであるかどうかを調べ(判断507)、判
断507の結果がYESになるときには、まず、そのエ
ラー通知メールのボディ部に配置されている送信メール
のヘッダ部から「To」フィールドの内容を取り出す
(処理508)。
【0097】次いで、ワンタッチダイアルテーブルから
ワンタッチダイアル情報を1つ選択して、それに登録さ
れているメールアドレスを抽出し、処理508で取り出
した内容と比較する(処理509)。
【0098】それらのメールアドレスが一致する場合に
は(判断510の結果がYES)、当該ワンタッチダイ
アル情報の使用禁止フラグをセットするとともに、その
メールアドレスをエラーアドレスとして保存する(処理
511)。また、そのメールアドレスが、グループダイ
アルテーブルのいずれかのグループダイアル情報に登録
されているかどうかを調べ(判断512)、判断512
の結果がYESになるときには、そのグループダイアル
情報の使用禁止フラグをセットするとともに、そのグル
ープをエラーグループとして保存する(処理513)。
【0099】また、それらのメールアドレスが一致しな
い場合で、判断510の結果がNOになるときには、処
理511〜513を実行しない。
【0100】次いで、ワンタッチダイアルテーブルの全
てのワンタッチダイアル情報について比較したかどうか
を調べ(判断514)、判断514の結果がNOになる
ときには、処理509に戻り、次のワンタッチダイアル
情報について比較処理を実行する。
【0101】また、判断514の結果がYESになると
きには、そのときに受信した電子メールの内容をプロッ
タ6より記録出力し(処理515)、1つ以上のエラー
アドレスが保存されているかどうかを調べ(判断51
6)、判断516の結果がYESになるときには、図1
4に示すような使用禁止アドレス/グループ通知レポー
トを作成し、プロッタ6より記録出力する(処理51
7)。次いで、判断502へ戻り、未読メールをチェッ
クする。
【0102】また、受信した電子メールがメールサーバ
装置SMのMTAからのエラー通知メールではなく、判
断506の結果がNOになるとき、または、エラー通知
メールの内容が配信先不明によるものではない場合で、
判断507の結果がNOになるときには、処理515へ
移行し、そのときに受信した電子メールの内容をプロッ
タ6より記録出力し、それ以降の処理を実行する。
【0103】このようにして、この場合には、送信メー
ルが配信先不明で、メールサーバ装置SMのMTAより
エラー通知メールを受信したとき、そのエラー通知メー
ルで通知された送信メールの宛先メールアドレスがワン
タッチダイアルキーに登録されているときには、そのワ
ンタッチダイアルキーを使用禁止に設定するとともに、
そのメールアドレスが登録されているグループダイアル
キーを使用禁止に設定し、さらに、そのメールアドレス
およびグループが不正な内容(エラーアドレス)である
旨を通知する使用禁止アドレス通知レポートを作成して
記録出力するので、再度、同一のワンタッチダイアルキ
ーあるいはグループダイアルキーが選択されたことによ
り、エラーメールが発生することを抑制できるととも
に、ユーザに対し、エラーアドレスおよびエラーグルー
プを明確に示すことができるので、ユーザは、適切な処
置(例えば、メールアドレスの修正など)をすることが
でき、その結果、適切な電子メール送信動作を行うこと
ができる。
【0104】図15は、グループダイアルキーが押下さ
れたときにネットワークファクシミリ装置FXが実行す
る処理の一例を示している。
【0105】グループダイアルキーが操作されると、そ
れに登録されているグループダイアル情報をグループダ
イアルテーブルより読み出し(処理601)、そのグル
ープダイアル情報の使用禁止フラグがセットされている
かどうかを調べる(判断602)。
【0106】判断602の結果がYESになるときに
は、例えば、図16に示すようなエラーメッセージを操
作表示部7に表示し(処理603)、ユーザが送信を選
択するかどうかを調べる(判断604)。
【0107】判断604の結果がYESになるときに
は、そのときのグループダイアル情報に登録されている
1つ以上のメールアドレスを宛先アドレスへセットし
(処理605)、次の処理へ進む。
【0108】一方、判断604の結果がNOになるとき
には、処理605を実行せず、次の処理へ進む。すなわ
ち、そのときに操作されたグループダイアルキーに対応
したメールアドレスは、宛先アドレスにセットされな
い。
【0109】このようにして、送信操作時に、グループ
ダイアルキーが用いられて宛先が入力された場合、その
指定されたグループダイアルキーのグループダイアル情
報に使用禁止フラグがセットされているとき、その旨を
ユーザに警告表示するので、エラーメールの発生を未然
に防ぐことができるという効果も得る。
【0110】なお、上述した実施例では、使用禁止フラ
グがセットされているワンタッチダイアルキーまたはグ
ループダイアルキーが操作されたとき、ユーザ操作によ
っては、そのワンタッチダイアルキーまたはグループダ
イアルキーに登録されているメールアドレスを宛先メー
ルアドレスとして選択できるようにしているが、そのよ
うなエラーアドレスおよびエラーグループを選択できな
いようにすることも可能である。
【0111】また、上述した実施例では、短縮ダイアル
機能の1つとしてワンタッチダイアル機能を用いた場合
について説明したが、他の種類の短縮ダイアル機能を適
用した場合についても、本発明を同様にして適用するこ
とができる。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信メールが配信先不明で、メールサーバのMTAより
エラー通知メールを受信したとき、そのエラー通知メー
ルで通知された送信メールの宛先メールアドレスがワン
タッチダイアルキーに登録されているときには、そのワ
ンタッチダイアルキーを使用禁止に設定するので、再
度、同一のワンタッチダイアルキーが選択されたことに
より、エラーメールが発生することを抑制するので、適
切な電子メール送信動作を行うことができるという効果
を得る。
【0113】また、送信メールが配信先不明で、メール
サーバのMTAよりエラー通知メールを受信したとき、
そのエラー通知メールで通知された送信メールの宛先メ
ールアドレスがワンタッチダイアルキーに登録されてい
るときには、そのワンタッチダイアルキーを使用禁止に
設定するとともに、そのメールアドレスが不正な内容
(エラーアドレス)である旨を通知する使用禁止アドレ
ス通知レポートを作成して記録出力するので、再度、同
一のワンタッチダイアルキーが選択されたことにより、
エラーメールが発生することを抑制できるとともに、ユ
ーザに対し、エラーアドレスを明確に示すことができる
ので、ユーザは、適切な処置(例えば、メールアドレス
の修正など)をすることができ、その結果、適切な電子
メール送信動作を行うことができるという効果も得る。
【0114】また、送信操作時に、ワンタッチダイアル
キーが用いられて宛先が入力された場合、その指定され
たワンタッチダイアルキーのワンタッチダイアル情報に
使用禁止フラグがセットされているとき、その旨をユー
ザに警告表示すると、エラーメールの発生を未然に防ぐ
ことができるという効果も得る。
【0115】また、送信メールが配信先不明で、メール
サーバのMTAよりエラー通知メールを受信したとき、
そのエラー通知メールで通知された送信メールの宛先メ
ールアドレスがワンタッチダイアルキーに登録されてい
るときには、そのワンタッチダイアルキーを使用禁止に
設定するとともに、そのメールアドレスが登録されてい
るグループダイアルキーを使用禁止に設定するので、再
度、同一のワンタッチダイアルキーあるいはグループダ
イアルキーが選択されたことにより、エラーメールが発
生することを抑制でき、その結果、適切な電子メール送
信動作を行うことができるという効果も得る。
【0116】また、送信メールが配信先不明で、メール
サーバのMTAよりエラー通知メールを受信したとき、
そのエラー通知メールで通知された送信メールの宛先メ
ールアドレスがワンタッチダイアルキーに登録されてい
るときには、そのワンタッチダイアルキーを使用禁止に
設定するとともに、そのメールアドレスが登録されてい
るグループダイアルキーを使用禁止に設定し、さらに、
そのメールアドレスおよびグループが不正な内容(エラ
ーアドレス)である旨を通知する使用禁止アドレス通知
レポートを作成して記録出力するので、再度、同一のワ
ンタッチダイアルキーあるいはグループダイアルキーが
選択されたことにより、エラーメールが発生することを
抑制できるとともに、ユーザに対し、エラーアドレスお
よびエラーグループを明確に示すことができるので、ユ
ーザは、適切な処置(例えば、メールアドレスの修正な
ど)をすることができ、その結果、適切な電子メール送
信動作を行うことができるという効果も得る。
【0117】また、送信操作時に、グループダイアルキ
ーが用いられて宛先が入力された場合、その指定された
グループダイアルキーのグループダイアル情報に使用禁
止フラグがセットされているとき、その旨をユーザに警
告表示するので、エラーメールの発生を未然に防ぐこと
ができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステ
ムを示したフローチャート。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を
示したブロック図。
【図3】ファクシミリ画情報を送信する際に用いられる
電子メールの一例を示した概略図。
【図4】ワンタッチダイアルテーブルおよびワンタッチ
ダイアル情報の一例を示した概略図。
【図5】エラー通知メールの一例を示した概略図。
【図6】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メー
ル受信時に実行する処理の一例を示したフローチャー
ト。
【図7】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メー
ル受信時に実行する処理の他の例を示したフローチャー
ト。
【図8】使用禁止アドレス通知レポートの一例を示した
概略図。
【図9】ワンタッチダイアルキーが押下されたときにネ
ットワークファクシミリ装置FXが実行する処理の一例
を示したフローチャート。
【図10】エラーメッセージの一例を示した概略図。
【図11】グループダイアルテーブルおよびグループダ
イアル情報の一例を示した概略図。
【図12】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メ
ール受信時に実行する処理のさらに他の例を示したフロ
ーチャート。
【図13】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メ
ール受信時に実行する処理のさらに他の例を示したフロ
ーチャート。
【図14】使用禁止アドレス/グループ通知レポートの
一例を示した概略図。
【図15】エラーメッセージの他の例を示した概略図。
【図16】グループダイアルキーが押下されたときにネ
ットワークファクシミリ装置FXが実行する処理の一例
を示したフローチャート。
【符号の説明】
FX ネットワークファクシミリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32 H04N 1/32 Z F Fターム(参考) 5B089 GA26 JA31 JB03 KA02 KA08 KB06 KC22 KC47 KC52 LA06 LA11 LB04 LB14 LB15 5C062 AA02 AA13 AA29 AA35 AB23 AB43 AC22 AC35 AF02 AF15 5C075 AB90 BA09 BA15 CD07 CE08 CE14 CF90 5K101 KK01 KK02 LL05 NN19 RR12 RR27

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信媒体としてネットワークへ接続し、
    電子メールを介して画情報を送受信する機能を備えたネ
    ットワークファクシミリ装置において、 送信宛先の電子メールアドレスを登録するとともに、そ
    の登録した電子メールアドレスを所定のキー操作で選択
    可能にした短縮ダイアル機能を備え、 受信した電子メールが、メールサーバ装置より受信した
    所定のエラー通知メールであり、そのエラー通知メール
    が宛先メールアドレスの不備が原因となっている場合、
    そのエラー通知メールで通知された宛先メールアドレス
    が上記短縮ダイアル機能に登録されているかどうかを調
    べ、登録されているときには、当該電子メールアドレス
    を上記短縮ダイアル機能で使用禁止にすることを特徴と
    するネットワークファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 送信操作時、前記短縮ダイアル機能を利
    用して宛先メールアドレスが選択されたとき、その選択
    された宛先メールアドレスが使用禁止にされているとき
    には、その旨を可視表示して警告することを特徴とする
    請求項1記載のネットワークファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 送信操作時、前記短縮ダイアル機能を利
    用して宛先メールアドレスが選択されたとき、その選択
    された宛先メールアドレスが使用禁止にされているとき
    には、その旨およびその使用禁止の理由を可視表示して
    警告することを特徴とする請求項1記載のネットワーク
    ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記短縮ダイアル機能において、使用禁
    止にされた電子メールアドレスの一覧情報を作成し、可
    視出力することを特徴とする請求項1または請求項2ま
    たは請求項3記載のネットワークファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 通信媒体としてネットワークへ接続し、
    電子メールを介して画情報を送受信する機能を備えたネ
    ットワークファクシミリ装置において、 送信宛先の電子メールアドレスを登録するとともに、そ
    の登録した電子メールアドレスを所定のキー操作で選択
    可能にした短縮ダイアル機能と、 複数の電子メールアドレスを1つのグループに登録する
    とともに、その登録したグループを所定のキー操作で宛
    先メールアドレスとして選択可能にしたグループダイア
    ル機能を備え、 受信した電子メールが、メールサーバ装置より受信した
    所定のエラー通知メールであり、そのエラー通知メール
    が宛先メールアドレスの不備が原因となっている場合、
    そのエラー通知メールで通知された宛先メールアドレス
    が上記短縮ダイアル機能に登録されているかどうかを調
    べ、登録されているときには、当該電子メールアドレス
    を上記短縮ダイアル機能で使用禁止にするとともに、上
    記通知された宛先メールアドレスが上記グループダイア
    ル機能に登録されているかどうかを調べ、登録されてい
    るときには、当該グループを使用禁止にすることを特徴
    とするネットワークファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 送信操作時、前記グループダイアル機能
    を利用して宛先メールアドレスが選択されたとき、その
    選択されたグループが使用禁止にされているときには、
    その旨を可視表示して警告することを特徴とする請求項
    5記載のネットワークファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記グループダイアル機能において、使
    用禁止にされたグループおよび当該グループに登録され
    ている電子メールアドレスの一覧情報を作成し、可視出
    力することを特徴とする請求項5または請求項6記載の
    ネットワークファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 送信操作時、前記短縮ダイアル機能を利
    用して宛先メールアドレスが選択されたとき、その選択
    された宛先メールアドレスが使用禁止にされているとき
    には、その旨を可視表示して警告するとともに、前記グ
    ループダイアル機能を利用して宛先メールアドレスが選
    択されたとき、その選択されたグループが使用禁止にさ
    れているときには、その旨を可視表示して警告すること
    を特徴とする請求項5記載のネットワークファクシミリ
    装置。
  9. 【請求項9】 前記短縮ダイアル機能において、使用禁
    止にされた電子メールアドレスの一覧情報、および、前
    記グループダイアル機能において、使用禁止にされたグ
    ループおよび当該グループに登録されている電子メール
    アドレスの一覧情報を作成し、可視出力することを特徴
    とする請求項5または請求項8記載のネットワークファ
    クシミリ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1984212B (zh) * 2005-10-17 2011-06-15 夏普株式会社 图像数据发送设备
JP2012249217A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Kyocera Document Solutions Inc 通信装置
US8549194B2 (en) 2006-10-11 2013-10-01 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Data transmission apparatus, image processing apparatus and program of the same

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US8549194B2 (en) 2006-10-11 2013-10-01 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Data transmission apparatus, image processing apparatus and program of the same
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