JP2002027193A - ネットワークファクシミリ装置 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置

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JP2002027193A
JP2002027193A JP2000211570A JP2000211570A JP2002027193A JP 2002027193 A JP2002027193 A JP 2002027193A JP 2000211570 A JP2000211570 A JP 2000211570A JP 2000211570 A JP2000211570 A JP 2000211570A JP 2002027193 A JP2002027193 A JP 2002027193A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールにてファクシミリ画情報(ファッ
クスデータ)をSMTP送信する際、宛先として相手先
通信端末を直接指定することにより、前記ファクシミリ
画情報の送達確認を行うことが可能なネットワークファ
クシミリ装置を提供する。 【解決手段】 ネットワークファクシミリ装置25で
は、送信原稿を読み込み、TIFF−F(MH)ファイ
ルに変更し、MIMEエンコード化して、送信メールを
作成する。次いで、宛先メールアドレス「ifaxb@
ifaxb.xyz.co.jp」からドメイン部(i
faxb.xyz.co.jp)をSMTPプロトコル
にて抽出し、ネットワークファクシミリ装置26に直接
接続要求を行い、SMTPプロトコルにて電子メールを
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワーク(LAN)またはインターネットあるいはイ
ントラネットを介して電子メールを送受する機能と、公
衆網を介し、ファクシミリ伝送手順でファクシミリデー
タを送受する機能と、を備えたネットワークファクシミ
リ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるネットワークファクシミリ装置
においては、公衆網を介してのファクシミリ伝送手順に
よるファクシミリ通信機能に加えて、LAN上でのデー
タ通信機能を有し、さらに、ファクシミリ伝送手順によ
って受信するサブアドレス情報と、そのサブアドレス情
報に対応したネットワークアドレスとを関連付けて記憶
したアドレス変換テーブルを備えている。従って、ネッ
トワークファクシミリ装置は、公衆網を介して受信した
画情報を、受信時に相手先通信端末から通知されたサブ
アドレス情報に対応したネットワークアドレスの通信端
末にLANを介して送信することができる。また、ネッ
トワークファクシミリ装置と接続されたLANが、さら
にインターネットに接続されている場合、そのネットワ
ークファクシミリ装置は、LANまたはインターネッ
ト、イントラネットを介し、異なるLANに接続された
通信端末との間で、画情報を電子メールとして送受する
ことができる。
【0003】さて、前述のネットワークファクシミリ装
置の伝送形態がストア・アンド・フォワード型である場
合は、送信元のネットワークファクシミリ装置からの送
信データ(送信原稿)を一旦、メールサーバ(SMTP
サーバ)のバッファメモリに蓄積し、エラーチェックを
行ってから転送している。また、電子メールの受信方式
としては、前記SMTPサーバから直接メールを受信す
る方式、POPサーバから定期的にメールを取得する方
式などがある。
【0004】前記ストア・アンド・フォワード型の場
合、送信元のネットワークファクシミリ装置では、送信
原稿が指定のメールサーバまで送信できたか否かを確認
することはできるが、最終的な相手先(送信先のネット
ワークファクシミリ装置)まで届いたか否かは確認でき
ない。
【0005】この対策として、リアルタイム型の伝送形
態や、RFC(Request for Comments)文書による能
力記述の文法などが規定されている。このRFC文書
は、IETF(Internet Engineering Task Force)
から発行されており、TCP/IP(Transmission Co
ntrol Protocol/Internet Protocol)、SMT
P(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Po
st Office Protocol)などの通信プロトコル、およ
び、電子メールのデータ形式やデータ構造などを規定す
るものである。
【0006】例えば、RFC2530では、メール配信
後の処理についてMDN(MessageDisposition Notifi
cations)やDSN(Delivery Status Notification
s)での通知レポートにおける識別子が規定されている
が、通常のメールに関しての規定は存在しない。
【0007】また、RFC1891、RFC1894で
は、前記DSNについて、SMTPコマンドレベルで送
達確認を行い、末端のMTA(Message Transfer Age
nt)のメールボックスにメールを格納した時点で、前記
MTAが受領確認メールを送信元に返す旨が規定されて
いる。前記受領確認メールは、UA(User Agent)が
このメールを見たか否かを確認するものではない。
【0008】また、RFC2298では、前記MDNに
ついて、メールヘッダに「Disposition−N
otification−To:」フィールドを新設
し、このフィールドに確認メールを送付するアドレスを
記述し、送達確認要求を行う旨が規定されている。
【0009】なお、単純なメール送達確認方法として
は、メールを受信したUAが、そのメールの「Fro
m:」フィールドのメールアドレス宛に送達確認メール
を送信するものがある。また、サーバからメールアドレ
ス間違いなどで通知されるエラーメールの識別方法につ
いては、特開平11−15755号公報に開示されてい
る。また、ファクシミリ装置に接続された電子装置から
ファクシミリ装置の通信管理情報を取得するシステムに
ついては、特開平10−32703号公報に開示されて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、ネットワークファクシミリ装置の伝送形
態がストア・アンド・フォワード型であって、電子メー
ルにてファックスデータを送信する場合、データ送信後
に、そのデータが確実に相手先通信端末に届いたか否か
を判別する方法がなかった。また、前記DSNやMDN
では、メールにて送達確認を行うため、「ネットワーク
に余計な負荷を与える」、「確認に余計な時間がかか
る」などの不都合があった。さらに、リアルタイム型の
伝送形態では、従来のメールプロトコル(SMTP)が
使用できず、新規にプロトコルを作成する必要がある。
【0011】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、電子メールにてファクシミリ画情報(ファックスデ
ータ)をSMTP送信する際、宛先として相手先通信端
末を直接指定することにより、前記ファクシミリ画情報
の送達確認を行うことが可能なネットワークファクシミ
リ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
少なくとも、公衆網を用い、ファクシミリ伝送手順にて
ファクシミリ通信を行う機能と、LAN上でファクシミ
リ画情報を電子メールのメッセージに添付してSMTP
通信を行う機能とを有するネットワークファクシミリ装
置であって、電子メールを用いてファクシミリ画情報を
送信する場合、宛先として通信相手先のネットワークフ
ァクシミリ装置を直接指定する直接指定手段を備え、前
記通信相手先に電子メールが届いたことを前記通信相手
先からの応答で直接確認することに特徴がある。
【0013】あるLAN上のネットワークファクシミリ
装置から他のLAN上の通信相手先ネットワークファク
シミリ装置に対し、電子メールを用いてファクシミリ画
情報をSMTP送信する場合、前記通信相手先ネットワ
ークファクシミリ装置のアドレスを指定することによっ
て、SMTPメールサーバを介さずにメールデータを直
接送信することができる。SMTP通信の過程で、前記
通信相手先ネットワークファクシミリ装置への送信結果
を確実に知ることが可能となる。
【0014】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、前記直接指定手段により、通信相手先ネットワーク
ファクシミリ装置のホスト名またはIPアドレスを指定
することに特徴がある。
【0015】通信相手先ネットワークファクシミリ装置
のホスト名またはIPアドレスを直接指定してSMTP
送信することにより、ファクシミリ画情報を添付した電
子メールの送達結果を保証することができる。さらに、
前記ホスト名またはIPアドレスを変更可能とすること
によって、SMTPサーバによる従来のストア・アンド
・フォワード型の伝送形態と併用することも可能であ
る。
【0016】請求項3に係る発明は、請求項1におい
て、前記通信相手先からの応答に基づき、SMTP送信
が正常終了した場合は、送信結果を通信管理情報の記載
に反映し、通信レポートとして出力するための制御手段
を備えたことに特徴がある。
【0017】LAN上のネットワークファクシミリ装置
において、SMTP送信が成功した場合、通信管理情報
に結果を印字することができるので、ユーザは、通信管
理レポートなどで送信結果を知ることとなる。
【0018】請求項4に係る発明は、請求項1におい
て、前記通信相手先からの応答に基づき、SMTP送信
が失敗した場合は、送信結果を通信管理情報の記載に反
映し、通信レポートとして出力するための制御手段を備
えたことに特徴がある。
【0019】LAN上のネットワークファクシミリ装置
において、SMTP送信が失敗した場合、不達レポート
を印字し、通信管理情報に結果を印字することができる
ので、ユーザは、通信管理レポート等で送信結果を知る
こととなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の一形態を説明する。図1に、本実施形態の通信シス
テムの構成を示し、図2に本実施形態のネットワークフ
ァクシミリ装置の構成を示す。
【0021】この通信システムには、LAN31を主と
するドメイン37(ドメイン名:abc.co.jp)
とLAN32を主とするドメイン38(ドメイン名:x
yz.co.jp)とが含まれる。
【0022】ドメイン37、38は、それぞれルータA
29、ルータB30を介してイントラネット22のサー
ビスプロバイダ(図示せず)に専用線接続されている。
ドメイン37、38には、予め割り当てられたネットワ
ークアドレスに所定値のネットマスクを適用して分割し
た固有のネットワークアドレス(ドメイン名)が設定さ
れており、それにより、ドメイン37、38の相互間
で、ルータA29、ルータB30およびイントラネット
22を介したデータ伝送を行うように構成されている。
前記ドメイン37、38は、イントラネット22で接続
されているが、ファイアウォールなどは存在しないもの
とする。
【0023】また、ドメイン37には、LAN31に接
続されたクライアント端末(ワークステーション装置)
33、34およびネットワークファクシミリ装置25に
電子メールサービスを提供するためのメールサーバ装置
27が設けられている。また、クライアント端末33、
34、ネットワークファクシミリ装置(ネットワークフ
ァックスA)25、メールサーバ装置27のそれぞれに
は、ドメイン37のネットワークアドレスに固有のアド
レスを連結してなる固有のホストアドレス(IPアドレ
ス)が設定されており、ドメイン37を使用するユーザ
には、固有のユーザ名に、いずれかのクライアント端末
33、34のホストアドレスを連結してなるユーザアド
レスが設定されている。
【0024】同様に、ドメイン38には、LAN32に
接続されたクライアント端末(ワークステーション装
置)35、36およびネットワークファクシミリ装置
(ネットワークファックスB)26に電子メールサービ
スを提供するためのメールサーバ装置28が設けられて
いる。また、クライアント端末35、36、ネットワー
クファクシミリ装置26、メールサーバ装置28のそれ
ぞれには、ドメイン38のネットワークアドレスに固有
のアドレスを連結してなる固有のホストアドレス(IP
アドレス)が設定されており、ドメイン38を使用する
ユーザには、固有のユーザ名に、いずれかのクライアン
ト端末35、36のホストアドレスを連結してなるユー
ザアドレスが設定されている。
【0025】また、ネットワークファクシミリ装置2
5、26には、LAN31、32に接続して画情報を電
子メールに添付して送受するための伝送機能と、公衆網
(PSTN/ISDN)21に接続してG3ファクシミ
リ伝送手順により画情報を送受する伝送機能と、を備え
る。LAN31、32に接続された端末間でのデータの
送受、および、イントラネット22を介したデータの送
受には、TCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤ
までの伝送プロトコルと、その上位レイヤの通信プロト
コルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が
適用される。例えば、電子メールデータの送受には、上
位レイヤの通信プロトコルとして前述のSMTPが適用
される。特に、ネットワークファクシミリ装置25(ホ
スト名:ifaxa.abc.co.jp)、ネットワ
ークファクシミリ装置26(ホスト名:ifaxb.x
yz.co.jp)ともに、それぞれメールサーバ装置
(SMTPサーバ)27、28から直接メールを受信す
ることが可能であり、受信した電子メールのメールアド
レスのローカルパート部(@の前の部分:ifaxa、
ifaxb)の記述に拘わらず、自端末宛てメールとし
て前記電子メールを受信できるものとする。
【0026】ここで、ネットワークファクシミリ装置2
5、26の構成(共通)について説明する。
【0027】図2において、システム制御部1は、装置
全体の動作(ファクシミリ伝送制御手順の実行、等)を
制御する。システムメモリ2は、システム制御部1が実
行する制御プログラム、この制御プログラムを実行する
際に必要な各種データ、および後述の通信管理情報など
を記憶すると共に、ワークエリアとして使用される。パ
ラメータメモリ3は、ネットワークファクシミリ装置に
固有の各種情報を記憶し、時計回路4は、現在時刻情報
を出力する。
【0028】また、システムメモリ2には、ファクシミ
リ伝送手順によって受信するサブアドレス情報と、その
サブアドレス情報に対応したネットワークアドレスとを
対応させて更新可能に記憶している。ここで、ネットワ
ークファクシミリ装置25、26については、操作表示
部7による後述のモード設定内容に応じ、一つのサブア
ドレス情報に対して二つのネットワークアドレス(ホス
ト名またはIPアドレス)が更新可能に登録されてい
る。例えば、ネットワークファクシミリ装置25につい
ては、メールアドレスとして、「ifaxa@ifax
a.abc.co.jp」と「ifaxa@msrva
1.abc.co.jp」が登録され、ネットワークフ
ァクシミリ装置26については、メールアドレスとし
て、「ifaxb@ifaxb.xyz.co.jp」
と「ifaxb@msrva1.xyz.co.jp」
が登録されている。
【0029】また、システムメモリ2には、操作表示部
7で入力・設定されたモード設定内容(直接送信モード
/サーバ送信モード)が更新可能に記憶されている。こ
の直接送信モードは、電子メールの宛先アドレスとして
前記ifaxa@ifaxa.abc.co.jp(ま
たは、ifaxb@ifaxb.xyz.co.jp)
を記述することにより、SMTP送信で通信相手先のネ
ットワークファクシミリ装置に直接、画像ファイル(フ
ァクシミリ画情報)を添付した電子メールを送達するも
のである。
【0030】一方、前記サーバ送信モードは、電子メー
ルの宛先アドレスとして前記ifaxa@msrva
1.abc.co.jp(または、ifaxb@msr
va1.xyz.co.jp)を記述することにより、
SMTP送信で通信相手先ドメインのメールサーバ装置
に前記電子メールを送達するものである。この場合、前
記電子メールは、前記メールサーバ装置に一旦蓄積して
から転送するストア・アンド・フォワード型の伝送形態
で送信されるものとする。受信側のネットワークファク
シミリ装置は、所定の周期で前記メールサーバ装置に対
する問い合わせを行い、当該ユーザ宛ての電子メールが
蓄積されている場合は、前記メールサーバ装置からその
電子メールを受信する。なお、ネットワークファクシミ
リ装置については、自端末に設定されている電子メール
アドレスをユーザアドレスとして取り扱う。ここで、前
記ネットワークファクシミリ装置がメールサーバ装置に
対して電子メールの受信確認を行う場合には、POP3
(Post Office Protocol Version3)を適用する。この
ストア・アンド・フォワード型の伝送形態は、ワークス
テーション装置33〜36についても適用される。
【0031】スキャナ5は、所定の解像度で原稿の画像
面を読み取り、プロッタ6は、所定の解像度で画像デー
タを記録・出力する。操作表示部7は、テンキーやスタ
ート/ストップキーなどの各種の操作キー、LCDなど
の表示器からなり、装置の操作を行うために用いられ
る。
【0032】また、操作表示部7は、画面表示や各種キ
ー操作などで、前述のメールアドレスを設定したり、前
記直接送信モード/サーバ送信モードを選択・設定する
ために用いられる。その設定内容は、システムメモリ2
あるいは他のメモリに記憶される。
【0033】符号化復号化部8は、画像信号を符号化圧
縮すると共に、符号化圧縮されている画情報を元の画像
信号に復号化する。画像メモリ9は、符号化圧縮された
状態の画情報を多数記憶する。
【0034】G3FAXモデム10は、G3ファクシミ
リのモデム機能を実現するものであって、伝送手順信号
を送受するための低速モデム機能(V.21モデム)、
及び主に画情報を送受するための高速モデム機能(V.
17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.2
7モデム、等)を備える。
【0035】網制御部11は、ネットワークファクシミ
リ装置を公衆網(PSTN/ISDN)21に接続する
ためのものであって、自動発着信機能を有する。
【0036】LANインタフェース(I/F)12は、
ネットワークファクシミリ装置をLAN31、32に接
続する。LAN伝送制御部13は、LAN31、32及
びイントラネット22を介し、他の通信端末との間で種
々のデータを送受するために所定のプロトコルスイート
の通信制御を行う。
【0037】前述のシステム制御部1、システムメモリ
2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プ
ロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積
部9、G3FAXモデム10、網制御部11、LANイ
ンタフェース12、LAN伝送制御部13は、システム
バス14に接続され、各部の間のデータ送受は主として
システムバス14を介して行われる。また、網制御部1
1とG3FAXモデム10の間のデータ送受は直接行わ
れる。
【0038】次に、ネットワークファクシミリ装置2
5、26における電子メールの作成方法について説明す
る。図3に、ネットワークファクシミリ装置25、26
で作成・送信される電子メール文書(マルチパート形
式)の構成を示す。
【0039】まず、ネットワークファクシミリ装置2
5、26では、スキャナ5で読み取った画情報、あるい
は公衆網21を介して送信されたファクシミリデータ
を、前述のTIFF形式に変換する。
【0040】次いで、得られたTIFFファイルをMI
ME形式に準拠して電子メールのバイナリパート部10
2に添付する。また、システムメモリ2の登録アドレス
および設定モードに従って、通信相手先の電話番号を宛
先アドレスに変換し、ヘッダ部101の「To」フィー
ルドに記述する。例えば、ネットワークファクシミリ装
置26へ直接送信モードでSMTP送信する場合には、
「ifaxb@ifaxb.xyz.co.jp」と記
述する。
【0041】さらに、「From」フィールドに送信元
メールアドレスを記述し、図示しない「Subjec
t」フィールドにメッセージタイトル「fax mes
sage」を記述し、「MIME−Version」フ
ィールドに固定値「1.0」を記述し、「Conten
t−Type」フィールドにMIMEマルチパート形式
であることを記述し、「Message−ID」フィー
ルドに送信元システムの識別子「1998060111
11@ifax1.abc.co.jp」を記述する
等、各種ヘッダ情報をヘッダ部101に記述する。
【0042】次に、ネットワークファクシミリ装置25
からネットワークファクシミリ装置26に対し、画像フ
ァイルを添付した電子メールを送信する場合の通信方法
について説明する。ここで、図4にネットワークファク
シミリ装置25、26間のSMTP通信方法を示し、図
5にはネットワークファクシミリ装置25、26間での
SMTPシーケンスを示す。また、図6に前記SMTP
通信が正常終了した場合の通信レポートを示し、図7に
は前記SMTP通信が異常終了した場合の通信レポート
を示す。
【0043】まず、ネットワークファクシミリ装置25
では、ユーザがスキャナ5に原稿を格納し、送信指示を
行い(s101)、前述のように予めシステムメモリ2
に設定された送信モード(直接送信モード/サーバ送信
モード)に従い、宛先アドレスを選択・入力する(s1
02)。
【0044】ここで、宛先メールアドレスを設定する
際、システムメモリ2のモード設定内容に従い、操作表
示部7の操作で入力された宛先電話番号(あるいはワン
タッチ番号)に対応するメールアドレス(ホスト名また
はIPアドレス)を前記表示器に表示し、選択されたも
のを入力する。例えば、予め直接送信モードが設定され
ている場合は、宛先メールアドレスとして「ifaxb
@ifaxb.xyz.co.jp」を選択・入力す
る。
【0045】なお、本実施形態に限らず、操作表示部7
の表示器でモード選択画面を表示し、直接送信モードが
設定されると、次いで宛先設定画面を表示して、宛先メ
ールアドレスの入力を促し、操作表示部7の操作で直
接、宛先メールアドレスを入力するようにしてもよい。
【0046】次いで、ネットワークファクシミリ装置2
5では、スキャナ5から送信原稿を読み込み、TIFF
−F(MH)ファイルに変更し、MIME(base6
4)エンコードを行い、図3に示したメールフォーマッ
トで送信メールを作成する。次いで、ネットワークファ
クシミリ装置25では、前述のように指定された宛先メ
ールアドレス「ifaxb@ifaxb.xyz.c
o.jp」からドメイン部(ifaxb.xyz.c
o.jp)をSMTPプロトコルにて抽出し、前記ドメ
イン部に対して接続要求を行う(s103)。この後、
ネットワークファクシミリ装置25は、SMTPプロト
コルにてネットワークファクシミリ装置に電子メールを
送信する(s104)。
【0047】ここで、SMTPを用いた、ネットワーク
ファクシミリ装置25とネットワークファクシミリ装置
26との間の通信手順は、図5に示すとおりであって、
通常、ネットワークファクシミリ装置25からLAN上
のネットワークファクシミリ装置26に対してTCPコ
ネクションが確立され、ネットワークファクシミリ装置
25のHELOコマンドによって伝送路の使用開始を宣
言し、ネットワークファクシミリ装置25、26の双方
が初期状態にあることを確認する。次いで、ネットワー
クファクシミリ装置25からのMAILコマンドでメー
ル処理を要求し、受信者コマンド「RCPT」で受信者
を指定して、DATAコマンドによってメッセージ本体
の送信を開始する。次いで、メッセージの送信が終了す
ると、ネットワークファクシミリ装置25は通信終了コ
マンドを送信した後、ネットワークファクシミリ装置2
6からの応答を待ってコネクション切断要求を行い、T
CPコネクションを切断する。
【0048】前記ネットワークファクシミリ装置26か
らの応答が、正常終了である場合(s105のYE
S)、ネットワークファクシミリ装置25は、システム
メモリ2に記憶された通信管理情報の結果欄を「OK」
に書き換え、図6に示す通信管理レポートをプロッタ6
で印字出力するか(s106)、あるいは操作表示部7
の表示器で表示する。
【0049】また、前記ネットワークファクシミリ装置
26からの応答が、異常終了である場合(s105のN
O)、すなわち、メール送信中、なんらかのエラー(相
手先メモリーオーバー、能力不一致、データエラー等)
が発生した場合には、ネットワークファクシミリ装置2
5は、システムメモリ2に記憶された通信管理情報の結
果欄を「ERR」に書き換え、操作表示部7の表示器に
「送信不達」を表示し(s107)、図7に示す通信管
理レポートをプロッタ6で印字出力する(s108)。
【0050】一方、ネットワークファクシミリ装置26
は、メールサーバ装置28に蓄積せず、直接受信した電
子メールの内容をプロッタ6で印字出力する(s10
9)。
【0051】なお、本実施形態に限らず、予め設定した
送信原稿の種類(例えば、重要書類/通常書類)に応じ
て、前記直接送信モード/サーバ送信モードを自動的に
選択し、これに従って宛先メールアドレスを選択するよ
うにしてもよい。
【0052】本実施形態では、システム制御部1、シス
テムメモリ2、操作表示部7などが直接指定手段を構成
し、システム制御部1、システムメモリ2、LAN伝送
制御部13などが制御手段を構成する。
【0053】
【発明の効果】請求項1、2に係る発明によれば、LA
N上のネットワークファクシミリ装置で、他のLAN上
の通信相手先ネットワークファクシミリ装置のアドレス
を指定し、SMTPプロトコルにて直接メールデータを
送受信することができ、通信相手先への送信結果を確実
に知ることが可能となる。
【0054】請求項3に係る発明によれば、前記通信相
手先へのSMTP送信が成功した場合、通信管理情報に
結果を印字することができるので、ユーザは、通信管理
レポートなどで送信結果を知ることが可能となる。
【0055】請求項4に係る発明によれば、前記通信相
手先へのSMTP送信が失敗した場合、不達レポートを
印字し、通信管理情報に結果を印字することができるの
で、ユーザは、通信管理レポートなどで送信結果を知る
ことが可能となる。
【0056】以上説明したように、本発明によれば、電
子メールにてファクシミリ画情報をSMTP送信する
際、宛先として相手先通信端末を直接指定することによ
り、前記ファクシミリ画情報の送達確認を行うことが可
能なネットワークファクシミリ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る通信システムの構
成図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係るネットワークファ
クシミリ装置の構成図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係る電子メールフォー
マットを示す図である。
【図4】本発明の実施の一形態に係るネットワークファ
クシミリ装置のSMTP送信方法を示すフローチャート
である。
【図5】SMTPプロトコルの基本的なシーケンス図で
ある。
【図6】本発明の実施の一形態に係るネットワークファ
クシミリ装置の通信管理レポート(送信成功)を示す図
である。
【図7】本発明の実施の一形態に係るネットワークファ
クシミリ装置の通信管理レポート(送信失敗)を示す図
である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 システムメモリ 7 操作表示部 12 LANインタフェース(I/F) 13 LAN伝送制御部 22 イントラネット 25、26 ネットワークファクシミリ装置(ネットワ
ークファックス) 27、28 メールサーバ装置 29、30 ルータ装置 31、32 LAN 33〜36 ワークステーション装置(クライアント端
末)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 303 H04L 11/20 101B H04N 1/32 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA16 AA35 AB42 AC29 AE14 AF02 AF06 AF13 BA00 BD09 5C075 AA90 AB90 BA08 CA90 CF01 CF09 5K030 GA11 HA08 HB04 HC01 HD03 HD06 JT03 JT05 KA04 KA06 KA08 KA13 KA19 LD13 MB18 5K101 KK01 KK02 LL05 PP05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、公衆網を用い、ファクシミリ
    伝送手順にてファクシミリ通信を行う機能と、LAN上
    でファクシミリ画情報を電子メールのメッセージに添付
    してSMTP通信を行う機能とを有するネットワークフ
    ァクシミリ装置であって、 電子メールを用いてファクシミリ画情報を送信する場
    合、宛先として通信相手先のネットワークファクシミリ
    装置を直接指定する直接指定手段を備え、 前記通信相手先に電子メールが届いたことを該通信相手
    先からの応答で直接確認することを特徴としたネットワ
    ークファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記直接指定手段により、通信相手先ネッ
    トワークファクシミリ装置のホスト名またはIPアドレ
    スを指定することを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ークファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記通信相手先からの応答に基づき、SM
    TP送信が正常終了した場合は、送信結果を通信管理情
    報の記載に反映し、通信レポートとして出力するための
    制御手段を備えたことを備えたことを特徴とする請求項
    1記載のネットワークファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記通信相手先からの応答に基づき、SM
    TP送信が失敗した場合は、送信結果を通信管理情報の
    記載に反映し、通信レポートとして出力するための制御
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ークファクシミリ装置。
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