JP2001238033A - ファクシミリ装置及び記録媒体 - Google Patents

ファクシミリ装置及び記録媒体

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JP2001238033A
JP2001238033A JP2000045199A JP2000045199A JP2001238033A JP 2001238033 A JP2001238033 A JP 2001238033A JP 2000045199 A JP2000045199 A JP 2000045199A JP 2000045199 A JP2000045199 A JP 2000045199A JP 2001238033 A JP2001238033 A JP 2001238033A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信費用を比較的低額に抑えることが可能な
ファクシミリ装置、及びファクシミリ装置のようなコン
ピュータでの読み取りが可能な記録媒体を提供する。 【解決手段】 ファクシミリメッセージの如き画データ
を公衆電話回線網6を介してファクシミリ送信する機能
に加え、画データをインターネット/イントラネットを
介してインターネットファクシミリ送信する機能を備え
ており、画データの送信先のファクシミリ番号又は電子
メールアドレスの少なくとも何れか一方を予め宛先テー
ブル12aに登録しておき、送信対象となる画データが
カラーである場合、該当する送信先の電子メールアドレ
スが記憶されていれば、この電子メールアドレス宛てに
インターネットファクシミリ送信を優先して行なう構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常のファクシミ
リ通信機能及びインターネットファクシミリ通信機能を
備えたファクシミリ装置、及びファクシミリ装置のよう
なコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】国際電気通信連合(ITU:Internatio
nal Communications Union)による標準通信規格がG3
(Group 3 )のファクシミリ装置においては、ファクシ
ミリメッセージとしての白黒2値の画データを送信する
という一般的なファクシミリ送信機能に加えて、ファク
シミリメッセージとしてのカラーの画データを送信する
ためのBFT(Binary File Transfer)機能を備えてい
る。このBFT機能においては、カラーの画データをバ
イナリデータにフォーマット変換して送信するようにな
っている。
【0003】ところで、最近では所謂インターネットフ
ァクシミリ通信が可能なファクシミリ装置の開発が行な
われている。このファクシミリ装置は、上述した如き通
常のファクシミリ送信機能に加えて、ファクシミリメッ
セージとしての画データを電子メール形式にフォーマッ
ト変換してインターネット/イントラネット経由で送信
する機能を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した如
き従来のファクシミリ装置においては、家庭用/業務用
等の利用場所に拘わらず、一般的には公衆電話回線網経
由でファクシミリ送信されることが多いが、カラーの画
データは、一般に白黒2値の画データに対してデータ量
が大きくなるので通信費用が嵩むという問題があった。
【0005】勿論、インターネットファクシミリ通信機
能を兼ね備えたファクシミリ装置であれば、G3ファク
シミリ通信規格の通信速度よりもずっと高速なデータ送
信が可能であるので、比較的に低い通信費用で済むが、
これを達成するために、送信先が電子メールの受信機能
(インターネットファクシミリ受信機能)を有している
か否か判断すること等は、送信側のユーザに任されてお
り、操作が面倒となる。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、ファクシミリメッセージとしての画データを電
話回線網を介して送信する一般的なファクシミリ送信機
能に加えて、画データをインターネット/イントラネッ
ト等のコンピュータネットワークを介して送信する所
謂、インターネットファクシミリ送信機能を備えたファ
クシミリ装置にあって、例えば、画データの送信先のフ
ァクシミリ番号又は電子メールアドレスの少なくとも何
れか一方を予め記憶しておき、送信対象となる画データ
がカラーである場合、該当する送信先の電子メールアド
レスが記憶されていれば、インターネットファクシミリ
送信を優先して行なうようにすることにより、通信費用
を比較的低額に抑えることが可能なファクシミリ装置、
及びファクシミリ装置のようなコンピュータでの読み取
りが可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るファクシ
ミリ装置は、画データを電話回線網又はコンピュータネ
ットワークを介して選択的にファクシミリ送信する装置
において、画データの送信先のファクシミリ番号又は電
子メールのアドレスの少なくとも一方を記憶する記憶手
段と、画データがカラーであるか否かを判定する第1判
定手段と、カラーであると判定した場合、前記画データ
の送信先のアドレスが前記記憶手段に記憶されているか
否かを判定する第2判定手段と、前記アドレスが記憶さ
れていると判定した場合、前記アドレスを送信先として
選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
【0008】第2発明に係るファクシミリ装置は、第1
発明のファクシミリ装置において、前記アドレスが記憶
されていないと判定した場合、前記画データを電話回線
網を介して送信することが可能なデータ形式に変換する
手段を更に備え、前記選択手段は、ファクシミリ番号を
送信先として選択すべくなしてあることを特徴とする。
【0009】第3発明に係る記録媒体は、画データの送
信先のファクシミリ番号又は電子メールのアドレスの少
なくとも一方が所定の記憶手段に予め記憶されてあり、
コンピュータに、前記所定の記憶手段の記憶内容に基づ
いて、画データを電話回線網又はコンピュータネットワ
ークを介して選択的にファクシミリ送信させるプログラ
ムが記録されているコンピュータでの読み取りが可能な
記録媒体であって、コンピュータに、画データがカラー
であるか否かを判定させるプログラムコード手段と、コ
ンピュータに、カラーであると判定した場合、前記画デ
ータの送信先のアドレスが前記所定の記憶手段に記憶さ
れているか否かを判定させるプログラムコード手段と、
コンピュータに、前記アドレスが記憶されていると判定
した場合、前記アドレスを送信先として選択させるプロ
グラムコード手段とを含むプログラムが記録されている
ことを特徴とする。
【0010】本発明では、ファクシミリメッセージ等の
画データを電話回線網を介してファクシミリ送信する機
能及びインターネット/イントラネットを介してファク
シミリ送信する機能(インターネットファクシミリ送信
機能)を有したファクシミリ装置に、画データの送信先
のファクシミリ番号又は電子メールアドレスの少なくと
も一方を記憶し、送信対象となる画データがカラーであ
るか否かを判定し、カラーであると判定した場合には、
該当する送信先の電子メールアドレスが記憶されている
か否かを判定し、電子メールアドレスが記憶されている
と判定した場合には、記憶されている電子メールアドレ
スを送信先としてこの画データをインターネット/イン
トラネットを介して送信する構成としたので、例えば、
ファクシミリ装置内に通常登録されているファクシミリ
番号に加えて、電子メールアドレスを送信先に対応させ
て登録しておき、カラーの画データの送信の際に、当該
送信先の電子メールアドレスが登録されていれば、イン
ターネットファクシミリ送信を優先して行ない、通信費
用を低額に抑えることが可能である。なお、本発明にお
ける電話回線網としては、一般の公衆電話回線網に限定
するものではなく、例えば専用電話回線網であってもよ
い。
【0011】また、本発明においては、送信先の電子メ
ールアドレスが記憶されていないと判定した場合には、
この画データを電話回線網を介して送信することが可能
なデータ形式(バイナリデータ等)に変換し、変換した
データを、記憶してある送信先のファクシミリ番号に電
話回線網経由で送信する構成としたので、送信先がイン
ターネットファクシミリ受信機能を有していないような
場合、又は送信先がインターネットファクシミリ受信機
能を有しているが自装置側にこの送信先の電子メールア
ドレスが登録していないような場合であっても、送信先
にG3ファクシミリの機能の1つであるBFT受信機能
があれば、カラーの画データを例えばバイナリデータに
変換してからBFT送信することによって、折角のカラ
ーの画データを白黒2値で送信してしまうことがない。
【0012】このように、送信先の電子メールアドレ
ス,ファクシミリ番号等の登録状況に応じて、カラーの
画データの場合の送信形態をインターネットファクシミ
リ送信,BFTによるG3ファクシミリ送信,及び白黒
2値によるファクシミリ送信の順で優先順位を定めてお
くことで、通信費用を可及的に低額に抑えることが可能
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係るファ
クシミリ装置としてのファクシミリサーバのネットワー
クへの接続形態を示すブロック図である。図1におい
て、1は本発明に係るファクシミリ装置として構成され
たファクシミリサーバであり、LAN7に接続されてい
る。
【0014】このファクシミリサーバ1のほかに、LA
N7には、メールサーバ2、ルータ3、及びクライアン
トコンピュータ4,4等が接続されている。ルータ3
は、LAN7及びインターネット5の間におけるゲート
ウェイ装置として機能する。
【0015】ファクシミリサーバ1は、アナログの公衆
電話回線網(PSTN)6に接続され、LAN7におけ
るインターネットファクシミリ通信機能を兼ね備えたサ
ーバコンピュータとして機能し、クライアントコンピュ
ータ4,4からの要求に応じてファクシミリメッセージ
をPSTN6へ送信する機能、及び電子メール形式のフ
ァクシミリメッセージをメールサーバ2へ送信する機能
(インターネットファクシミリ送信機能)等を少なくと
も備えている。
【0016】メールサーバ2は、ルータ3を介してイン
ターネット5に常時接続されており、ファクシミリサー
バ1からの要求に応じて電子メール形式のファクシミリ
メッセージをインターネット5へ送信し、また、インタ
ーネット5からの電子メール(電子メール形式のファク
シミリメッセージを含む)を受信して、指定されている
宛先に応じたクライアントコンピュータ4,4へ配信す
る。
【0017】図2は、本発明に係るファクシミリ装置と
して構成されたファクシミリサーバ1の構成を示すブロ
ック図である。図2において、ファクシミリサーバ1
は、CPU10と、該CPU10にバスを介して接続さ
れたPROM11,RAM12,モデム13a,NCU
13b,操作パネル14,ディスプレイ15,スキャナ
16,プリンタ17,LANI/F18,及びカードス
ロット19とから構成されている。
【0018】CPU10は、PROM11に記憶されて
いるコンピュータプログラムに基づいてファクシミリサ
ーバ1の動作に必要な様々な処理を実行する。PROM
11は、CPU10が実行する種々のコンピュータプロ
グラムを記憶している。
【0019】RAM12は、DRAM,SRAM,フラ
ッシュメモリ等を備え、CPU10によるコンピュータ
プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶す
るほか、画像メモリとしても機能する。また、本実施の
形態においてRAM12は、ファクシミリメッセージの
送信先(宛先)のファクシミリ番号,電子メールアドレ
ス等の情報を宛先テーブル12aとして記憶している。
【0020】モデム13aは、ファクシミリ通信が可能
なファックスモデムから構成されている。また、モデム
13aは、同様にバスに接続されたNCU(Network Co
ntrol Unit)13bと直接的に接続されている。NCU
13bは、PSTN6との回線の閉結及び開放の動作を
行なうハードウェアであり、必要に応じてモデム13a
をPSTN6と接続する。なお、ISDNインタフェー
スを備えることにより、デジタルの公衆電話回線網(I
SDN)に接続するように構成してもよい。
【0021】操作パネル14は、ファクシミリサーバ1
を操作するために必要な文字キー,テンキー,短縮ダイ
ヤルキー,及びワンタッチダイヤルキー等の各種キーを
備えている。
【0022】ディスプレイ15は、液晶表示装置(LC
D)から構成され、操作パネル14からの入力結果及び
CPU10の動作状態等を表示する。なお、ディスプレ
イ15としては、CRTディスプレイ等であってもよ
く、また、タッチパネル方式の表示装置から構成するこ
とにより、前述した操作パネル14の一部又は全部を不
要とすることも可能である。
【0023】スキャナ16は、カラーCCD等を利用し
て原稿の内容を画像として読み取り、白黒2値又はカラ
ーに変換したドットイメージデータ(画データ)を出力
する。
【0024】プリンタ17は、電子写真方式等のプリン
タ装置から構成され、スキャナ16からの読み取り内
容、ファクシミリ受信したイメージデータ(画デー
タ)、及びCPU10が出力する各種のメッセージ等を
印字出力する。
【0025】LANI/F18は、ファクシミリサーバ
1をLAN7へ接続するためのインタフェースである。
【0026】カードスロット19は、ROMカード,E
EPROMカード等のカード式の記録媒体に記憶されて
いるコンピュータプログラムを読み取り、PROM11
に記憶する。なお、カードスロット19に代えて、CD
−ROM又はDVD−ROMドライブ装置等を備える構
成としてもよい。
【0027】なお、本実施の形態においては、本発明に
係るファクシミリ装置をLAN7に接続されたファクシ
ミリサーバ1として構成したが、例えばモデム13aと
してデータファックスモデムを備えた単独のファクシミ
リ装置として構成し、直接的にインターネット5へ電子
メールを送信するようにしても構わない。
【0028】図3は、RAM12に記憶されている宛先
テーブル12aの一例を示す模式図である。本実施の形
態における宛先テーブル12aには、宛先(送信先)
と、該宛先に対応するファクシミリ番号,BFT,及び
電子メールアドレスの各情報とが記憶されている。宛先
としては、会社名等の名称が記憶されている。ファクシ
ミリ番号及び電子メールアドレスの各情報としては、常
に両方の情報が対応する宛先に対して存在するわけでは
ないが、少なくとも何れかの情報が記憶されている。ま
た、BFTとしては、宛先の装置がBFTによるファク
シミリ受信機能を備えているか否かを示す情報が記憶さ
れており、これを“OK”又は“−”で示してある。
【0029】図3の例では、「○○機械(株)」の宛先
に対応して「075−672−8289」のファクシミ
リ番号、及び「xxx@yyy.com」の電子メール
アドレスが記憶されており、BFTも「OK」とされて
いる。また、「××産業(株)」の宛先に対応して「0
3−3456−7890」のファクシミリ番号が記憶さ
れているが、電子メールアドレスは記憶されていない。
また、BFTも「−」とされている。また、「△△商事
(株)」の宛先に対応して「abc@efg.co.j
p」の電子メールアドレスが記憶されているが、ファク
シミリ番号は記憶されていない。従って、BFTも
「−」とされている。
【0030】本発明に係るファクシミリ装置として構成
されたファクシミリサーバ1は基本的には以上の如きハ
ードウェア構成を有しており、通常のファクシミリサー
バとしての機能は勿論のこと、スキャナ16からの読み
取り結果としての画データ又はクライアントコンピュー
タ4,4から受信した画データを、該画データが白黒2
値又はカラーであるか等に応じて可及的に通信費用を抑
えるように、ファクシミリメッセージとして送信する機
能を有している。但し、この処理はファクシミリサーバ
1のCPU10によって実行されるため、以下にその処
理を図4のフローチャートに従って具体的に説明する。
【0031】図4は、ファクシミリメッセージとしての
画データの送信に伴う、本発明に係るファクシミリ装置
としてのファクシミリサーバ1のCPU10の処理内容
を示すフローチャートである。まず、CPU10は、ス
キャナ16にセットされたファクシミリメッセージとな
る原稿を操作パネル14からのファクシミリ送信要求に
応じて読み取るか、又は何れかのクライアントコンピュ
ータ4からファクシミリ送信要求とともにそのファクシ
ミリメッセージとしての画データをLANI/F18を
介して受信する(ステップ1)。
【0032】次いで、CPU10は、ステップ1におけ
る画データが白黒(白黒2値)のデータであるか又はカ
ラーのデータであるか否かを確認する(ステップ2)。
この画データがカラーであった場合には、CPU10
は、ファクシミリ送信要求に含まれている宛先の情報に
基づいてRAM12の宛先テーブル12aを参照し、こ
の宛先が電子メール受信機能を有している(電子メール
可である)か否かを、この宛先に応じた電子メールアド
レスが宛先テーブル12aに記憶されているか否かで判
定する(ステップ3)。
【0033】当該宛先が電子メール可であった場合に
は、画データをJPEG等のインターネットメーラで汎
用の画データ形式にフォーマット変換及び符号化し(ス
テップ4)、変換及び符号化した画データを電子メール
の添付形式としてインターネットファクシミリ送信する
(ステップ5)。なお、インターネットファクシミリに
おいては、電子メールの添付形式とすれば、殆どどの様
なデータであっても送信することが可能であるので、上
述した如きJPEG以外のデータ形式であってもよいこ
とは云うまでもない。
【0034】また、ステップ3において、当該宛先が電
子メール可でなかった場合には、CPU10は、宛先テ
ーブル12aを参照して、当該宛先がBFTによる受信
機能を有している(BFT可である)か否かを、この宛
先に応じた宛先テーブル12aのBFTの属性が「O
K」となっているか否かで判定する(ステップ6)。
【0035】当該宛先がBFT可であった場合には、C
PU10は、画データをJPEG等のBFTで汎用のカ
ラー画データ形式にフォーマット変換及び符号化し(ス
テップ7)、変換及び符号化した画データをBFTによ
りファクシミリ送信する(ステップ8)。
【0036】一方、ステップ6において当該宛先がBF
T可でなかった場合には、CPU10は、画データをM
R等の通常のG3ファクシミリで汎用の白黒2値の画デ
ータ形式にフォーマット変換及び符号化し(ステップ
9)、変換及び符号化した画データをファクシミリ送信
する(ステップ10)。
【0037】また、ステップ2において画データが白黒
(白黒2値)であった場合には、CPU10は、ステッ
プ3と同様にして電子メール可であるか否かを判定する
(ステップ11)。当該宛先が電子メール可であった場
合には、前述した如くに電子メールの添付形式であれば
データの種類を選ばないので、ステップ4の如くに、白
黒の画データをJPEG等の画データ形式にフォーマッ
ト変換及び符号化し、ステップ5の如くに、変換及び符
号化した画データを電子メールの添付形式としてインタ
ーネットファクシミリ送信する。
【0038】一方、ステップ11において当該宛先が可
でなかった場合には、CPU10は、BFTによるファ
クシミリ送信を行なっても通信費用の抑制効率が高くな
いので、ステップ9の如くに、画データをMR等の通常
のG3ファクシミリで汎用の白黒2値の画データ形式に
フォーマット変換及び符号化し、ステップ10の如く
に、変換及び符号化した画データをファクシミリ送信す
る。
【0039】図5は、本発明に係る記録媒体の構成を示
すブロック図である。ここに例示するコンピュータプロ
グラム(図5においてはプログラムと称す)は、図4に
示したステップ2〜5の処理を少なくとも含んでおり、
以下に説明する記録媒体に記録されている。
【0040】図5において、ファクシミリサーバ1とオ
ンライン接続する記録媒体Maは、ファクシミリサーバ
1の設置場所から隔たって設置される例えばLAN7上
のサーバコンピュータを用いてなり、記録媒体Maには
前述の如きコンピュータプログラムPaが記録されてい
る。そして、記録媒体Maから読み出されたコンピュー
タプログラムPaがファクシミリサーバ1を制御するこ
とにより、ファクシミリサーバ1が前述の如き処理を実
行する。
【0041】ファクシミリサーバ1の内部に設けられた
記録媒体は、本実施の形態においてはPROM11とし
て構成され、PROM11には前述の如きコンピュータ
プログラムPbが記録されている。そして、PROM1
1から読み出されたコンピュータプログラムPbがファ
クシミリサーバ1を制御することにより、ファクシミリ
サーバ1が前述の如き処理を実行する。
【0042】ファクシミリサーバ1に設けられたカード
スロット19に挿入して使用される記録媒体Mcは、運
搬可能な例えばROMカード,EEPROMカード等を
用いてなり、記録媒体Mcには前述の如きコンピュータ
プログラムPcが記録されている。そして、記録媒体M
cから読み出されたコンピュータプログラムPcがファ
クシミリサーバ1を制御することにより、ファクシミリ
サーバ1が前述の如き処理を実行する。
【0043】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係るファクシ
ミリ装置、及びファクシミリ装置のようなコンピュータ
での読み取りが可能な記録媒体においては、ファクシミ
リメッセージ等の画データを電話回線網を介してファク
シミリ送信する機能及びインターネット/イントラネッ
トを介してファクシミリ送信する機能(インターネット
ファクシミリ送信機能)を有したファクシミリ装置に、
画データの送信先のファクシミリ番号又は電子メールア
ドレスの少なくとも一方を記憶し、送信対象となる画デ
ータがカラーであるか否かを判定し、カラーであると判
定した場合には、該当する送信先の電子メールアドレス
が記憶されているか否かを判定し、電子メールアドレス
が記憶されていると判定した場合には、記憶されている
電子メールアドレスを送信先としてこの画データをイン
ターネット/イントラネットを介して送信する構成とし
たので、例えば、ファクシミリ装置内に通常登録されて
いるファクシミリ番号に加えて、電子メールアドレスを
送信先に対応させて登録しておき、カラーの画データの
送信の際に、当該送信先の電子メールアドレスが登録さ
れていれば、インターネットファクシミリ送信を優先し
て行ない、通信費用を低額に抑えることが可能である。
【0044】また、送信先の電子メールアドレスが記憶
されていないと判定した場合には、この画データを電話
回線網を介して送信することが可能なデータ形式(バイ
ナリデータ等)に変換し、変換したデータを、記憶して
ある送信先のファクシミリ番号に電話回線網経由で送信
する構成としたので、送信先がインターネットファクシ
ミリ受信機能を有していないような場合、又は送信先が
インターネットファクシミリ受信機能を有しているが自
装置側にこの送信先の電子メールアドレスが登録してい
ないような場合であっても、送信先にG3ファクシミリ
の機能の1つであるBFT受信機能があれば、カラーの
画データを例えばバイナリデータに変換してからBFT
送信することによって、折角のカラーの画データを白黒
2値で送信してしまうことがない等、本発明は優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置としてのファク
シミリサーバのネットワークへの接続形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係るファクシミリ装置として構成され
たファクシミリサーバの構成を示すブロック図である。
【図3】RAMに記憶されている宛先テーブルの一例を
示す模式図である。
【図4】ファクシミリメッセージとしての画データの送
信に伴う、本発明に係るファクシミリ装置としてのファ
クシミリサーバのCPUの処理内容を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明に係る記録媒体の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 ファクシミリサーバ 5 インターネット 6 公衆電話回線網(PSTN) 7 LAN 10 CPU 11 PROM(記録媒体) 12 RAM 12a 宛先テーブル 13a モデム 13b NCU 18 LANI/F Ma,Mc 記録媒体 Pa,Pb,Pc コンピュータプログラム(プログラ
ム)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画データを電話回線網又はコンピュータ
    ネットワークを介して選択的にファクシミリ送信する装
    置において、画データの送信先のファクシミリ番号又は
    電子メールのアドレスの少なくとも一方を記憶する記憶
    手段と、画データがカラーであるか否かを判定する第1
    判定手段と、カラーであると判定した場合、前記画デー
    タの送信先のアドレスが前記記憶手段に記憶されている
    か否かを判定する第2判定手段と、前記アドレスが記憶
    されていると判定した場合、前記アドレスを送信先とし
    て選択する選択手段とを備えることを特徴とするファク
    シミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレスが記憶されていないと判定
    した場合、前記画データを電話回線網を介して送信する
    ことが可能なデータ形式に変換する手段を更に備え、前
    記選択手段は、ファクシミリ番号を送信先として選択す
    べくなしてある請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 画データの送信先のファクシミリ番号又
    は電子メールのアドレスの少なくとも一方が所定の記憶
    手段に予め記憶されてあり、コンピュータに、前記所定
    の記憶手段の記憶内容に基づいて、画データを電話回線
    網又はコンピュータネットワークを介して選択的にファ
    クシミリ送信させるプログラムが記録されているコンピ
    ュータでの読み取りが可能な記録媒体であって、コンピ
    ュータに、画データがカラーであるか否かを判定させる
    プログラムコード手段と、コンピュータに、カラーであ
    ると判定した場合、前記画データの送信先のアドレスが
    前記所定の記憶手段に記憶されているか否かを判定させ
    るプログラムコード手段と、コンピュータに、前記アド
    レスが記憶されていると判定した場合、前記アドレスを
    送信先として選択させるプログラムコード手段とを含む
    プログラムが記録されていることを特徴とする記録媒
    体。
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