JPH11174710A - 目止めシート - Google Patents
目止めシートInfo
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- JPH11174710A JPH11174710A JP34497997A JP34497997A JPH11174710A JP H11174710 A JPH11174710 A JP H11174710A JP 34497997 A JP34497997 A JP 34497997A JP 34497997 A JP34497997 A JP 34497997A JP H11174710 A JPH11174710 A JP H11174710A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filler
- layer
- polymer
- filling
- styrene
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブロッキング性能が向上した目止めシートを
提供する。 【解決手段】 支持体の片面に剥離層を設けその上に熱
可塑性樹脂からなる目止め層を積層し、目止め層の中に
粒状有機フィラーを含有したことを特徴とする目止めシ
ート。
提供する。 【解決手段】 支持体の片面に剥離層を設けその上に熱
可塑性樹脂からなる目止め層を積層し、目止め層の中に
粒状有機フィラーを含有したことを特徴とする目止めシ
ート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被転写体の凹凸表
面を平滑化するための目止めシートに関する。
面を平滑化するための目止めシートに関する。
【0002】
【従来の技術】転写シートを用いて複写装置を使用し、
複写画像を得、得た複写画像を被転写体に貼りつけ及び
定着を行うが、このとき被転写体の表面に凹凸がある
と、鮮明な画像が得にくい。このため、目止めシートを
使用し被転写体の凹凸をうめ被転写体の表面を平らにし
て複写画像を貼りつけ、定着を行っている。
複写画像を得、得た複写画像を被転写体に貼りつけ及び
定着を行うが、このとき被転写体の表面に凹凸がある
と、鮮明な画像が得にくい。このため、目止めシートを
使用し被転写体の凹凸をうめ被転写体の表面を平らにし
て複写画像を貼りつけ、定着を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこうした
目止めシートは、その保管時にブロッキングを生じて、
目止め層とバック面とがくっついてしまい、目止めシー
トの機能である凹凸面をうめることができないことがあ
る。本発明は、この目止めシートのブロッキング性を改
善したシートを提供することを目的としている。
目止めシートは、その保管時にブロッキングを生じて、
目止め層とバック面とがくっついてしまい、目止めシー
トの機能である凹凸面をうめることができないことがあ
る。本発明は、この目止めシートのブロッキング性を改
善したシートを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の従来技術
の有する課題を解消すべく鋭意検討した結果、目止め層
中に有機フィラーを含有すれば転写シートを重ねた際の
ブロッキングを防げることを見出した。
の有する課題を解消すべく鋭意検討した結果、目止め層
中に有機フィラーを含有すれば転写シートを重ねた際の
ブロッキングを防げることを見出した。
【0005】すなわち、本発明は、支持体の片面に剥離
層を設けその上に熱可塑性樹脂からなる目止め層を積層
し、目止め層の中に粒状有機フィラーを含有したことを
特徴とする目止めシートに関する。
層を設けその上に熱可塑性樹脂からなる目止め層を積層
し、目止め層の中に粒状有機フィラーを含有したことを
特徴とする目止めシートに関する。
【0006】本発明に使用する有機フィラーとしては、
スチレン系、スチレン/イソプレン系、スチレン/アク
リル系、メチルメタクリレート系、エチルアクリレート
系、アクリル酸系、エチルメタクリレート系、アクリル
酸系、アクリロニトリル系、メタクリレート系、ジビニ
ルベンゼン系、n−ブチルアクリレート系、ナイロン
系、シリコーン系、ウレタン系、メラミン系、セルロー
ス、酢酸セルロース、キトサン、アクリルゴム/メタク
リレート系、エチレン系、エチレン/アクリル酸系、ポ
リプロピレン又はベンゾグアナミン系、フェノール系、
フッ素系、塩化ビニリデン等の重合体、アルギン酸カル
シウム、4級ピリジウム塩、合成ゴム、炭素微粒子など
が好ましい。
スチレン系、スチレン/イソプレン系、スチレン/アク
リル系、メチルメタクリレート系、エチルアクリレート
系、アクリル酸系、エチルメタクリレート系、アクリル
酸系、アクリロニトリル系、メタクリレート系、ジビニ
ルベンゼン系、n−ブチルアクリレート系、ナイロン
系、シリコーン系、ウレタン系、メラミン系、セルロー
ス、酢酸セルロース、キトサン、アクリルゴム/メタク
リレート系、エチレン系、エチレン/アクリル酸系、ポ
リプロピレン又はベンゾグアナミン系、フェノール系、
フッ素系、塩化ビニリデン等の重合体、アルギン酸カル
シウム、4級ピリジウム塩、合成ゴム、炭素微粒子など
が好ましい。
【0007】目止め層である熱可塑性樹脂の中の有機フ
ィラーの含有量は、1〜60%が好ましい。有機フィラ
ーの量が1%に満たないとブロッキング特性に対する効
果が少なく、60%よりも多いと目止め層表面に凹凸が
発生するため転写画像が汚くなる傾向にある。又、有機
フィラーの粒径については0.03〜100μmが好ま
しい。0.03μmより小さいとブロッキング特性に対
する効果が少なく、逆に100μmより大きいと目止め
層表面が発生するため転写画像が汚くなる傾向にある。
ィラーの含有量は、1〜60%が好ましい。有機フィラ
ーの量が1%に満たないとブロッキング特性に対する効
果が少なく、60%よりも多いと目止め層表面に凹凸が
発生するため転写画像が汚くなる傾向にある。又、有機
フィラーの粒径については0.03〜100μmが好ま
しい。0.03μmより小さいとブロッキング特性に対
する効果が少なく、逆に100μmより大きいと目止め
層表面が発生するため転写画像が汚くなる傾向にある。
【0008】そして目止め層の表面粗さについては1.
3以上であることが好ましい。1.3よりも小さいとブ
ロッキング特性に対する効果が少ない。目止め層の厚さ
については、10〜100μmが好ましい。10μmよ
りも薄いとブロッキング特性に対する効果が少なく、逆
に100μmよりも厚いと転写された画像が汚くなる傾
向にある。
3以上であることが好ましい。1.3よりも小さいとブ
ロッキング特性に対する効果が少ない。目止め層の厚さ
については、10〜100μmが好ましい。10μmよ
りも薄いとブロッキング特性に対する効果が少なく、逆
に100μmよりも厚いと転写された画像が汚くなる傾
向にある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によれば支持体上に設けた
剥離層の上に熱可塑性樹脂を積層しており、その積層し
た樹脂層の中に有機フィラーを含み、シート間のブロッ
キング性能を改善することにより、シート同士の接触を
面と面から面と点にすることにより、ブロッキング性能
を改善したことを特徴とする目止めシートである。本発
明における剥離層としては離型性があれば無機顔料や有
機顔料、あるいは撥水性の高いシリコン、テフロン等で
よく、特に限定されるものではない。
剥離層の上に熱可塑性樹脂を積層しており、その積層し
た樹脂層の中に有機フィラーを含み、シート間のブロッ
キング性能を改善することにより、シート同士の接触を
面と面から面と点にすることにより、ブロッキング性能
を改善したことを特徴とする目止めシートである。本発
明における剥離層としては離型性があれば無機顔料や有
機顔料、あるいは撥水性の高いシリコン、テフロン等で
よく、特に限定されるものではない。
【0010】本発明における目止め層としてはカルボン
酸を構成単位として含む共重合体樹脂、ジカルボン酸無
水物を構成単位として含む共重合体樹脂及び/又はジカ
ルボン酸の無水物を構成単位として含む共重合体樹脂で
前記共重合体樹脂の一部が親水性塩基であるもの等があ
る。その他に6ナイロン、66ナイロン等のポリアミ
ド、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール等のビニル
系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン・ビ
ニルアルコール共重合体、エチレンアクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等のポリオ
レフィン系共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリメタ
アクリル酸メチル、ポリアクリル酸メチル、ポリメタア
クリル酸エチル等のアクリル樹脂の他に、ポリスチレ
ン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体
(ABS)、セルローストリアセテート、ポリカーボネ
ート等が挙げられる。
酸を構成単位として含む共重合体樹脂、ジカルボン酸無
水物を構成単位として含む共重合体樹脂及び/又はジカ
ルボン酸の無水物を構成単位として含む共重合体樹脂で
前記共重合体樹脂の一部が親水性塩基であるもの等があ
る。その他に6ナイロン、66ナイロン等のポリアミ
ド、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール等のビニル
系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン・ビ
ニルアルコール共重合体、エチレンアクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等のポリオ
レフィン系共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリメタ
アクリル酸メチル、ポリアクリル酸メチル、ポリメタア
クリル酸エチル等のアクリル樹脂の他に、ポリスチレ
ン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体
(ABS)、セルローストリアセテート、ポリカーボネ
ート等が挙げられる。
【0011】本発明における目止めシートの支持体とし
ては紙、合成紙、布、不織布、皮革またはポリエチレン
フタレート、ジアセテートセルロース、トリアセテート
セルロース、アクリル系ポリマー、セロハン、セルロイ
ド、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリイミド、
ポリエーテルスルホン、ポリエーテル、エーテルケト
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂シート、金
属板、金属箔等が挙げられる。
ては紙、合成紙、布、不織布、皮革またはポリエチレン
フタレート、ジアセテートセルロース、トリアセテート
セルロース、アクリル系ポリマー、セロハン、セルロイ
ド、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリイミド、
ポリエーテルスルホン、ポリエーテル、エーテルケト
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂シート、金
属板、金属箔等が挙げられる。
【0012】またこれらの材料を適宜組み合わせて製造
した複合シートやこれらに塗工やラミネートによって耐
水性や導電性を付与したもの等の使用も可能であり、特
に限定されない。好ましくは20〜200g/m2の紙
が経済性及び複写装置安定性の面で用いられる。
した複合シートやこれらに塗工やラミネートによって耐
水性や導電性を付与したもの等の使用も可能であり、特
に限定されない。好ましくは20〜200g/m2の紙
が経済性及び複写装置安定性の面で用いられる。
【0013】剥離層及び目止め層を形成は以下のように
して行うことができる。各層を形成する材料を水又は適
当な溶剤中に溶解もしくは分散もしくはエマルジョン化
させて調製した塗工液をロールコーター、ブレードコー
ター、ワイヤーバーコーター、エアナイフコーター、ロ
ッドコーター等のコーターを適宜使用して支持体上に塗
布して形成する。その他ホットメルトコーター、ラミネ
ートコーター等を使用して支持体上に積層して形成して
も良い。
して行うことができる。各層を形成する材料を水又は適
当な溶剤中に溶解もしくは分散もしくはエマルジョン化
させて調製した塗工液をロールコーター、ブレードコー
ター、ワイヤーバーコーター、エアナイフコーター、ロ
ッドコーター等のコーターを適宜使用して支持体上に塗
布して形成する。その他ホットメルトコーター、ラミネ
ートコーター等を使用して支持体上に積層して形成して
も良い。
【0014】本発明の目止めシートを使用した画像作成
は以下の方法にて行われる。まず複写装置を用いて公知
の複写シートを用い転写画像を用意する。次に支持体の
片面に剥離層を設け、この剥離層上にEVA等のビニル
系樹脂を積層してなる目止めシートを作成する。
は以下の方法にて行われる。まず複写装置を用いて公知
の複写シートを用い転写画像を用意する。次に支持体の
片面に剥離層を設け、この剥離層上にEVA等のビニル
系樹脂を積層してなる目止めシートを作成する。
【0015】この目止めシートと被転写体を重ね合わせ
熱プレスし被転写体の凹凸部に樹脂を埋込み平滑面をつ
くる。放熱後、目止めシートを剥離層から剥離し、次に
この被転写体と複写画像を向かい合わせ画像を被転写物
に定着させる、これを充分に冷却した後、剥離層を熱可
塑性樹脂層の界面より剥がす。
熱プレスし被転写体の凹凸部に樹脂を埋込み平滑面をつ
くる。放熱後、目止めシートを剥離層から剥離し、次に
この被転写体と複写画像を向かい合わせ画像を被転写物
に定着させる、これを充分に冷却した後、剥離層を熱可
塑性樹脂層の界面より剥がす。
【0016】<ブロッキング試験法>ブロッキングテス
トは目止めシートを数十枚を重ね合わせ内装用のポリエ
チレン袋等に入れ、袋の下にステンレス板をしいて上部
に1kgのステンレス板をのせ、50℃恒温槽にて24
時間保管し、内装の袋より出して剥がす時の音・シート
表面の荒れ等で評価を行う。
トは目止めシートを数十枚を重ね合わせ内装用のポリエ
チレン袋等に入れ、袋の下にステンレス板をしいて上部
に1kgのステンレス板をのせ、50℃恒温槽にて24
時間保管し、内装の袋より出して剥がす時の音・シート
表面の荒れ等で評価を行う。
【0017】<表面粗さ試験法>RAの測定は(株)東
京精密社製の表面粗さ計測器を用いた。測定長10mC
UTOFF…0.8mm、TILT COR…FLAT
−ML V−MAG…200 H…MAG…50 T−
SPEED0.3mm/s。
京精密社製の表面粗さ計測器を用いた。測定長10mC
UTOFF…0.8mm、TILT COR…FLAT
−ML V−MAG…200 H…MAG…50 T−
SPEED0.3mm/s。
【0018】実施例 本発明について以下実施例により説明する。部は重量部
である。本実施例により本発明は限定されない。
である。本実施例により本発明は限定されない。
【0019】実施例1 市販の一般上質紙(坪量104.3g/m2)にWB
(ワイヤーバー)を用いて下記組成からなる剥離層塗料
Aを塗布、乾燥し、剥離層を設け、また下記組成からな
る目止め層塗料(A)を剥離層の上に積層し、本発明の
目止めシートAを得た。
(ワイヤーバー)を用いて下記組成からなる剥離層塗料
Aを塗布、乾燥し、剥離層を設け、また下記組成からな
る目止め層塗料(A)を剥離層の上に積層し、本発明の
目止めシートAを得た。
【0020】 <剥離層塗料(A)> 常温硬化型シリコンエマルジョン(SE1980クリヤー、 東レダウコーニングシリコーン社製 固型分45%) 10部 水 40部 <目止め用塗料(A)>下記組成の材料を混ぜ合わせ目
止め用塗料(A)とした。
止め用塗料(A)とした。
【0021】 メチロール成分含有自己架橋型エチレン−酢ビ−アクリル系共重 合体樹脂エマルジョン(ポリゾールEF−421、Tg=−21℃、 昭和高分子社製、固型分45%、分子量10万〜20万、架橋温度 120℃以上) 40部 メチロール成分含有自己架橋型エチレン−酢ビ−アクリル系共重 合樹脂エマルジョン(ポリゾールEF−250N、Tg=20℃、 昭和高分子社製、固型分50%、分子量10万〜20万、架橋温度 120℃以上) 40部 セルフローC−25(天然ポリマー系セルロース)チッソ社製、 平均粒径8〜10μm 10部 水 10部 本目止めシートAを用いてブロッキングテストを行った
がブロッキング性能は良好であった。この目止めシート
を用いて被転写体例えばキャンバスに目止めを行い、複
写機より得られた画像を定着させたが鮮明な画像が得ら
れた。
がブロッキング性能は良好であった。この目止めシート
を用いて被転写体例えばキャンバスに目止めを行い、複
写機より得られた画像を定着させたが鮮明な画像が得ら
れた。
【0022】<実施例2>実施例1と同様に支持体上に
剥離層を設け下記組成の目止め層塗料(B)を剥離層の
上に積層し(60g/m2)本発明の目止めシート
(B)を得た。
剥離層を設け下記組成の目止め層塗料(B)を剥離層の
上に積層し(60g/m2)本発明の目止めシート
(B)を得た。
【0023】<剥離層塗料(A)>実施例1と同組成 <目止め用塗料(B)>下記組成の材料を混ぜ合わせ目
止め用塗料(B)とした。
止め用塗料(B)とした。
【0024】 メチロール成分含有自己架橋型エチレン−酢ビ−アクリル系共重 合樹脂エマルジョン(ポリゾールEF−421、Tg=−21℃、 昭和高分子社製、固型分45%、分子量10万〜20万、架橋温度 120℃以上) 10部 メチロール成分含有自己架橋型エチレン−酢ビ−アクリル系共重 合樹脂エマルジョン(ポリゾールEF−250N、Tg=20℃、 昭和高分子社製、固型分50%、分子量10万〜20万、架橋温度 120℃以上) 10部 CFB−100(大日本インキ化学工業(株))(主成分ウレタ ン、平均粒径15〜25μm) 15部 水 5部 本目止めシート(B)を用いてブロッキングテストを行
ったがブロッキング性能は良好であった。
ったがブロッキング性能は良好であった。
【0025】<実施例3>実施例1同様に支持体上に剥
離層を設け下記組成の目止め層塗料(C)を剥離層の上
に積層し(60g/m2)塗布乾燥し、本発明の目止め
シート(C)を得た。
離層を設け下記組成の目止め層塗料(C)を剥離層の上
に積層し(60g/m2)塗布乾燥し、本発明の目止め
シート(C)を得た。
【0026】<剥離層塗料(A)>実施例1と同組成 <目止め用塗料C>下記組成の材料を混ぜ合わせ目止め
用塗料(C)とした。
用塗料(C)とした。
【0027】 メチロール成分含有自己架橋型エチレン−酢ビ−アクリル系共重 合樹脂エマルジョン(ポリゾールEF−421、Tg=−21℃、 昭和高分子社製、固型分45%、分子量10万〜20万、架橋温度 120℃以上) 10部 メチロール成分含有自己架橋型エチレン−酢ビ−アクリル系共重 合樹脂エマルジョン(ポリゾールEF−250N、Tg=20℃、 昭和高分子社製、固型分50%、分子量10万〜20万、架橋温度 120℃以上) 10部 トスパール105(シリコンレジン)平均粒径0.5μm(東芝 シリコーン(株))合成ポリマー系シリコーン系 10部 水 10部 実施例3で得た目止めシール(C)を用いてブロッキン
グテストを行ったが非常によいブロッキング性能を示し
た。
グテストを行ったが非常によいブロッキング性能を示し
た。
【0028】<実施例4>実施例1同様に支持体上に剥
離層を設け、下記組成の目止め層塗料(d)を剥離層の
上より積層し(60g/m2)塗布乾燥し本発明の目止
めシート(d)を得た。
離層を設け、下記組成の目止め層塗料(d)を剥離層の
上より積層し(60g/m2)塗布乾燥し本発明の目止
めシート(d)を得た。
【0029】<剥離層用塗料(A)>実施例1と同組成 <目止め用塗料(d)>下記組成の材料を混ぜ合わせ目
止め用塗料(d)とした。
止め用塗料(d)とした。
【0030】 メチロール成分含有自己架橋型エチレン−酢ビ−アクリル系共重 合樹脂エマルジョン(ポリゾールEF−421、Tg=−21℃、 昭和高分子社製、固型分45%、分子量10万〜20万、架橋温度 120℃以上) 10部 メチロール成分含有自己架橋型エチレン−酢ビ−アクリル系共重 合樹脂エマルジョン(ポリゾールEF−250N、Tg=20℃、 昭和高分子社製、固型分50%、分子量10万〜20万、架橋温度 120℃以上) 10部 エポスターL15 日本触媒(合成ポリマー系、ベンゾグアナミ ン系、主成分BG、平均粒径15μm) 18部 水 2部 実施例4で得た目止めシート(d)を用いて、ブロッキ
ングテストを行ったが、非常によいブロッキング性能を
示した。
ングテストを行ったが、非常によいブロッキング性能を
示した。
【0031】<実施例5>実施例1同様に支持体上に剥
離層を設け、下記組成の目止め層塗料(e)を剥離層の
上より積層し(60g/m2)塗布乾燥し本発明の目止
めシート(e)を得た。
離層を設け、下記組成の目止め層塗料(e)を剥離層の
上より積層し(60g/m2)塗布乾燥し本発明の目止
めシート(e)を得た。
【0032】<剥離層用塗料(A)>実施例1と同組成 <目止め用塗料(e)>下記組成の材料を混ぜ合わせ目
止め用塗料(e)とした。
止め用塗料(e)とした。
【0033】 スチレン−アクリル酸アンモニウム共重合体水溶液(ジョンソン ・ポリマー社製、J−743、Tg30℃) 40部 塩ビ−アクリル酸エチルヘキシル共重合体 40部 ベルパール R−800(鐘紡)(主成分…フェノール、平均粒 径15〜20μm) 10部 水 10部 実施例5で得た目止めシート(e)を使用し、ブロッキ
ング試験を行ったが、非常によいブロッキング性能を示
した。
ング試験を行ったが、非常によいブロッキング性能を示
した。
【0034】<実施例6>実施例1と同様に支持体上に
剥離層を設け、下記組成の目止め層塗料(f)を剥離層
の上より積層し(60g/m2)塗布乾燥し本発明の目
止めシート(f)を得た。
剥離層を設け、下記組成の目止め層塗料(f)を剥離層
の上より積層し(60g/m2)塗布乾燥し本発明の目
止めシート(f)を得た。
【0035】<剥離層用塗料(A)>実施例1と同組成 <目止め用塗料>下記組成の材料を混ぜ合わせ目止め用
塗料(f)とした。
塗料(f)とした。
【0036】 スチレン−アクリル酸アンモニウム共重合体水溶液(ジョンソン ・ポリマー社製、J−743、Tg30℃) 40部 塩ビ−アクリル酸エチルヘキシル共重合体 40部 テクポリマーUB(カラー)〔(積水化成品工業)ウレタン/顔 料(平均粒径5〜100μm)〕 10部 水 10部 実施例6で得た目止めシート(f)を使用し、ブロッキ
ング試験を行ったが、非常によい結果を示した。実施例
6で得た目止めシートを使用し、ブロッキング性能を確
認したら、非常によいブロッキング性能を示した。
ング試験を行ったが、非常によい結果を示した。実施例
6で得た目止めシートを使用し、ブロッキング性能を確
認したら、非常によいブロッキング性能を示した。
【0037】<比較例1> (剥離液)実施例1と同組成の物を支持体上に設け塗布
乾燥し、下記組成の目止め用塗料をワイヤーバーにて塗
布乾燥し積層して目止めシート(f)を得た。 (目止め用塗料)粒状有機フィラーを含まない下記組成
の材料を混ぜ合わせ目止め用塗料とした。
乾燥し、下記組成の目止め用塗料をワイヤーバーにて塗
布乾燥し積層して目止めシート(f)を得た。 (目止め用塗料)粒状有機フィラーを含まない下記組成
の材料を混ぜ合わせ目止め用塗料とした。
【0038】 スチレン−アクリル酸アンモニウム共重合体水溶液(ジョンソン ポリマー社製J−743、Tg30℃) 45部 塩ビ−アクリル酸エチルヘキシル共重合体 45部 水 10部 比較例1で得た目止めシートを使用し、ブロッキング性
能を確認したらブロッキング性能は不良であった。
能を確認したらブロッキング性能は不良であった。
【0039】<比較例2> (剥離液)実施例1と同組成の物を支持体上に設け塗布
乾燥し、下記組成の目止め用塗料をワイヤーバーにて塗
布乾燥し積層して目止めシート(g)を得た。
乾燥し、下記組成の目止め用塗料をワイヤーバーにて塗
布乾燥し積層して目止めシート(g)を得た。
【0040】(目止め用塗料)下記組成の材料を混ぜ合
わせ目止め用塗料とした。粒状有機フィラーを含まない
以外は実施例1と同組成液を使用する。
わせ目止め用塗料とした。粒状有機フィラーを含まない
以外は実施例1と同組成液を使用する。
【0041】 EF−421 40部 EF−250N 40部 水 10部 比較例2で得た目止めシート(b)を使用し、ブロッキ
ング性能を確認したらブロッキング性能はよい結果を示
さなかった。以上の実施例および比較例の結果を下記表
にまとめて示す。
ング性能を確認したらブロッキング性能はよい結果を示
さなかった。以上の実施例および比較例の結果を下記表
にまとめて示す。
【0042】
【表1】
【0043】また、目止めシートの表面あらさとブロッ
キング性能の関係を下記に示す。表面粗さは、表面粗さ
測定器サーフコム570Aを用いて測定されたものであ
る。
キング性能の関係を下記に示す。表面粗さは、表面粗さ
測定器サーフコム570Aを用いて測定されたものであ
る。
【0044】
【表2】
【0045】
【発明の効果】本発明の目止めシートは目止め層に粒状
の有機フィラーを含有させたことによりブロッキング性
を向上することができる。
の有機フィラーを含有させたことによりブロッキング性
を向上することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 支持体の片面に剥離層を設けその上に熱
可塑性樹脂からなる目止め層を積層し、目止め層の中に
粒状有機フィラーを含有したことを特徴とする目止めシ
ート。 - 【請求項2】 粒状有機フィラーとしてスチレン系、ス
チレン/イソプレン系、スチレン/アクリル系、メチル
メタクリレート系、エチルアクリレート系、アクリル酸
系、エチルメタクリレート系、アクリル酸系、アクリロ
ニトリル系、メタクリレート系、ジビニルベンゼン系、
n−ブチルアクリレート系、ナイロン系、シリコーン
系、ウレタン系、メラミン系、セルロース、酢酸セルロ
ース、キトサン、アクリルゴム/メタクリレート系、エ
チレン系、エチレン/アクリル酸系、ポリプロピレン又
はベンゾグアナミン系、フェノール系、フッ素系、塩化
ビニリデン等の重合体、アルギン酸カルシウム、4級ピ
リジウム塩、合成ゴム、炭素微粒子のうちから少なくと
も1つを使用する請求項1記載の目止めシート。 - 【請求項3】 有機フィラーの含有量が目止め層の熱可
塑性樹脂基準で1〜60%である請求項1または2に記
載の目止めシート。 - 【請求項4】 有機フィラーの粒径が0.03〜100
μmである請求項1ないし請求項3の目止めシート。 - 【請求項5】 目止め層の表面粗さがRA(1.3)以
上である請求項1ないし4の目止めシート。 - 【請求項6】 目止め層の厚さが10μm〜100μm
の請求項1ないし請求項5の目止めシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34497997A JPH11174710A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 目止めシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34497997A JPH11174710A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 目止めシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11174710A true JPH11174710A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18373461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34497997A Pending JPH11174710A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 目止めシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11174710A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002046231A (ja) * | 2000-08-01 | 2002-02-12 | Gunze Ltd | 多層熱収縮性ポリスチレン系フィルム |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP34497997A patent/JPH11174710A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002046231A (ja) * | 2000-08-01 | 2002-02-12 | Gunze Ltd | 多層熱収縮性ポリスチレン系フィルム |
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