JPH11174127A - 電子デバイスへの負荷電流出力回路およびicテスタ - Google Patents

電子デバイスへの負荷電流出力回路およびicテスタ

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JPH11174127A
JPH11174127A JP9356070A JP35607097A JPH11174127A JP H11174127 A JPH11174127 A JP H11174127A JP 9356070 A JP9356070 A JP 9356070A JP 35607097 A JP35607097 A JP 35607097A JP H11174127 A JPH11174127 A JP H11174127A
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恵一 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイオードスイッチ回路を含めて負荷電流出力
回路をIC化してもリーク電流を低減することができ、
高速応答ができる電子デバイスへの負荷電流出力回路お
よびICテスタを提供することにある。 【解決手段】設定電圧を一方の入力に受け他方の入力に
出力側の電圧が帰還されて一方の入力電圧と他方の入力
電圧との差に応じた電圧出力を発生する比較増幅器と、
この比較増幅器の出力電圧を受け比較増幅器の前記他方
の入力に出力を帰還させるバッファアンプと、第1の端
子にこのバッファアンプからの出力電圧を受け、第2の
端子が被検査デバイスに接続されたダイオードブリッジ
からなるダイオードスイッチ回路と、このダイオードス
イッチ回路の第1の端子とバッファアンプの出力端子と
の間に設けられた第1のスイッチ回路とを備えていて、
比較増幅器とバッファアンプとダイオードスイッチ回路
とが1つのICに集積化され、第2の端子における入力
インピーダンスを高抵抗に設定するときに第1のスイッ
チ回路をOFFにしかつダイオードスイッチ回路をOF
F状態に設定するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子デバイスへ
の負荷電流出力回路およびICテスタに関し、詳しく
は、被検査デバイス(以下DUT)に負荷電流を供給し
て出力波形状態の判定をするとき以外には、接続された
端子に対して高抵抗(高い入力インピーダンス)を保持
してDUTの消費電力を低減でき、精度の高いテストを
することが可能な電子デバイスへの負荷電流出力回路お
よびICテスタに関する。
【0002】
【従来の技術】ICテスタでは、所定の端子をあらかじ
め設定された電圧で駆動して、所定の時間後にDUTの
出力端子(あるいは入出力端子,以下同じ)から出力さ
れた信号の波形について、HIGHレベル(以下
“H”)か、LOWレベル(以下“L”)かを、所定の
タイミングで発生するストローブ信号に応じて判定回路
で判定し(以下判定モード)、期待値と比較することで
DUTの動作試験あるいは性能試験等を行う。この場合
に、特定の出力端子には、“H”、“L”の出力波形に
応じてあらかじめ決められた電流値、例えば、数mAか
ら数十mAの程度の負荷電流を供給して判定が行われ
る。そのためにICテスタには、判定モード時にDUT
の出力端子に負荷電流を供給する負荷電流供給回路が設
けられている。この負荷電流供給回路は、通常、内部の
ダイオードスイッチ回路を介して出力端子に接続状態に
されている。
【0003】ダイオードスイッチ回路は、一般的に、ダ
イオードブリッジで構成され、出力端子の“H”、
“L”の出力に応じて、これのダイオードをON/OF
Fさせて負荷電流の供給を制御する。この関係で、判定
モード以外ではダイオードスイッチ回路をOFF状態に
させておく必要がある。しかし、負荷電流を供給してい
ない状態でのDUTの出力端子から負荷電流供給回路へ
リークするリーク電流がこの場合に問題になる。このリ
ーク電流は、例えば、CMOSIC(半導体集積回路)
等の低消費電力デバイスの電源電流測定などに影響を及
ぼさない程度のリーク電流として通常は数100nA以
下であることが好ましい。そのため、ICテスタにおけ
る負荷電流供給回路のダイオードスイッチ回路部分は、
ディスクリートな回路として設けざるを得ないのが現状
である。
【0004】図5は、ICテスタの負荷電流供給回路を
含む全体的な構成を示す。図5において、ICテスタ7
0は、装置の制御を行うコンピュータ71と、時間基準
となるクロック信号を発生する基準信号発生器54、ク
ロック信号をもとに試験タイミング信号を発生するタイ
ミング発生器53、試験タイミング信号からテストパタ
ーンを発生するパターン発生器55、試験タイミング信
号およびテストパターン信号からテスト信号を発生する
波形フォーマッタ51、DUT73に印加する試験波形
の“H”,“L”の電圧レベルを生成するリファレンス
電圧発生器56、そのリファレンス電圧と波形フォーマ
ッタの出力パターン波形とを受けて、試験波形を持つテ
スト信号をDUT73に印加するドライバ42、ドライ
バ42から出力された試験波形をDUT73に与える伝
送線路72、DUT73からの応答信号(出力信号)と
リファレンス電圧の比較を行うコンパレータ43、コン
パレータ43からの比較信号と期待値信号の比較を行う
比較レジスタ52、そしてDUT73からの出力信号を
得るときに、その端子に所定の負荷電流を供給し、ある
いは負荷電流としてシンク電流を受ける負荷電流出力回
路41等とで構成されている。
【0005】なお、ICテスタ70において、DUT7
3は、パフォーマンスボードに搭載され、負荷電流出力
回路41とドライバ42、コンパレータ43は、パフォ
ーマンスボードの手前に配置された基板に搭載されてい
る。通常、この部分は、ピンエレクトロニクス(ピンエ
レクトロニクス4)と呼ばれている。近年、ICテスタ
では、波形フォーマッタ51と、比較レジスタ52と、
タイミング発生器53と、基準信号発生器54と、パタ
ーン発生器55と、リファレンス電圧発生器56と、ピ
ンエレクトロニクス4とをDUT73のピン対応に設け
たパーピン方式が採用されている。その結果、このよう
な回路基板がそれぞれI/Oピン数×測定デバイス数だ
け用意され、複数のDUT73に対してそれぞれの応答
信号(出力端子からの出力信号)を同時に試験してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】負荷電流出力回路41
は、IC化されたものではなく、図6に示すように4つ
のダイオードDからなるダイオードブリッジのスイッチ
回路10と、2つの定電流源211,221およびスイ
ッチ回路212,222と、バッファアンプ32と、差
動増幅器39とで構成されている。スイッチ回路21
2,222は、制御端子95に加えられるインヒビット
信号INHによりON/OFFされて、切換られれる。
ダイオードブリッジのスイッチ回路10と定電流源21
1,221の電流経路を切断したときには電流バッファ
32と入出力端子(I/O端子)92は、ダイオードに
より電気的に切り離れた高抵抗モード(DUTの出力端
子からみた入力インピーダンスが高い抵抗値になってい
る状態)になる。ここで、負荷電流出力回路41は、I
Cテスタ70においてDUT73の電流負荷をする回路
として使用されるので、負荷電流出力回路41を測定系
(出力波形判定系)から電気的に切り離す必要があると
きには前記の高抵抗モードになる。高抵抗モード時の負
荷電流出力回路41からのリーク電流は、他のテスト動
作に影響を及ぼさないような値でなければならない。こ
のリーク電流の条件を満たすため、従来の負荷電流出力
回路では、ダイオードブリッジのスイッチ回路10を構
成するダイオードにリーク電流が少ない特性の素子を使
用している。
【0007】したがって、従来のICテスタにあって
は、負荷電流出力回路のダイオードスイッチ回路部分を
ディスクリートな回路として設けざるを得ない。しか
も、多数のピンエレクトロニクス回路を使用する関係で
ディスクリートな回路を設けることでICテスタが大型
化する問題がある。また、ダイオードスイッチ回路部分
をディスクリートな回路で構成すると、ダイオードスイ
ッチ回路(ダイオードブリッジ)とバッファアンプ間の
経路の配線長が長くなる。さらに、経路中に集積回路の
パッケージピンによるインダクタが存在するために、負
荷電流出力回路の出力端子電圧が高速に変化しても、経
路の電流追従が難しくなる問題がある。そのために、出
力信号の周波数が高くなると高速な応答ができなくな
り、精度の高い測定ができない。
【0008】一方、IC化する場合には、低リーク電流
のダイオードとトランジスタ素子の両者を、両者の性能
を落とさず同一基板上に形成することが困難である。ま
た、両者を同一基板上に生成するためには高価な金属材
料と特殊な製造プロセスが必要になる。IC化するため
のダイオードをトランジスタで形成することもできる
が、動作が遅く、耐圧は低い。耐圧があり、動作が速い
ダイオードとして、例えば、ショットキー・ダイオード
を集積化することもできるが、タングステン等の一般に
使用される金属材料を用いるものはリークが大きい。こ
のようなダイオードを同一基板上に集積化するとダイオ
ードスイッチ回路と負荷電流供給回路との接続パスは短
くできる反面、ダイオードスイッチ回路から他の回路へ
のリーク電流が大きくなり、DUTの出力端子から流出
する電流リークによりDUT側での消費電力が増加して
測定精度が落ちる。そのため、従来の負荷電流出力回路
では、ダイオードブリッジのスイッチ回路は、集積回路
の外部に個別部品の低リークダイオードを設ける構成と
なっている。この発明の目的は、このような従来技術の
問題点を解決するものであって、ダイオードスイッチ回
路を含めて負荷電流出力回路をIC化してもリーク電流
を低減することができ、高速応答ができる電子デバイス
への負荷電流出力回路およびICテスタを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための発明の電子デバイスへの負荷電流出力回路およ
びICテスタの特徴は、設定電圧を一方の入力に受け他
方の入力に出力側の電圧が帰還されて一方の入力電圧と
他方の入力電圧との差に応じた電圧出力を発生する比較
増幅器と、この比較増幅器の出力電圧を受け比較増幅器
の前記他方の入力に出力を帰還させるバッファアンプ
と、第1の端子にこのバッファアンプからの出力電圧を
受け、第2の端子が被検査デバイスに接続されたダイオ
ードブリッジからなるダイオードスイッチ回路と、この
ダイオードスイッチ回路の第1の端子とバッファアンプ
の出力端子との間に設けられた第1のスイッチ回路とを
備えていて、比較増幅器とバッファアンプとダイオード
スイッチ回路とが1つのICに集積化され、第2の端子
における入力インピーダンスを高抵抗に設定するときに
第1のスイッチ回路をOFFにしかつダイオードスイッ
チ回路をOFF状態に設定するものである。
【0010】さらに、この発明の具体的な構成として
は、このICに同時にIC化された第1、第2の定電流
源を有していて、バッファアンプがプッシュプル動作の
ボルテージフォロアであり、ダイオードスイッチ回路
が、ダイオードブリッジの第3の端子に第1の定電流源
からの電流を第2のスイッチ回路を介して受け、このダ
イオードブリッジの第4の端子から流出する電流を第3
のスイッチを介して第2の定電流源に流すものであり、
被検査デバイスが出力信号を発生しないときあるいはテ
ストのために出力信号の状態を判定するタイミングにな
いときに高抵抗に設定されて、第2のスイッチ回路と第
3のスイッチ回路とが第1のスイッチ回路とともにOF
Fにされ、これによりダイオードスイッチ回路のOFF
状態に換えてダイオードスイッチ回路がバッファアンプ
と第1および第2の定電流源とから切り離されるもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】このように、負荷電流出力回路の
バッファアンプとダイオードブリッジ間にスイッチ回路
を設けて、1つのICとして集積化し、高抵抗モード時
に、スイッチ回路をOFFにして、かつ、例えば、逆バ
イアス等によりブリッジのダイオードをOFFにするこ
とでダイオードスイッチ回路をOFF状態に設定する。
このようにすれば、ダイオードスイッチ回路の入力端子
と出力端子とを切り離すことができるので、IC化され
ていてもリーク電流を低減することができる。これによ
り、負荷電流を供給して出力信号の状態を測定するとき
以外の高抵抗モード時においては、リーク電流が低減し
てDUTからみた消費電流を低減することができる。し
かも、バッファアンプとともにダイオードスイッチ回路
がIC化されているので、これらの間のパスが短くな
り、経路上のインダクタ値を少なくできる。その結果、
高速に応答する負荷電流出力回路を実現でき、DUTの
出力信号が高い周波数のものになっても負荷電流出力回
路がそれに追従することができる。
【0012】さらに、ダイオードスイッチ回路を含めて
IC化できることにより小形、かつ低価格な負荷電流出
力回路になり、多数のピンエレクトロニクス回路を使用
するICテスタの小形化、および低価格化を実現でき
る。
【0013】
【実施例】図1は、この発明によるICテスタにおける
負荷電流出力回路を中心とするブロック図である。92
は、負荷電流出力回路410が接続された入出力端子
(I/O端子)であり、ドライバ42により所定の波形
信号が入力された後にI/O切換スイッチ42aがOF
Fにされて入出力切換が行われ、ドライバ部42がI/
O端子92から切り離される。そして、I/O端子92
の出力のタイミングに合わせてその手前でダイオードブ
リッジからなるダイオードスイッチ回路1に電流が流さ
れてON状態にされる。このとき、ダイオードスイッチ
回路1の入力端子Aの電圧は、“H”と“L”の中間電
圧に設定される。その出力端子Bは、DUT73に接続
されている。なお、負荷電流出力回路410は、1つの
ICの中に集積化された回路である。
【0014】そこで、DUT73のI/O端子92の出
力が“H”のときには、ダイオードブリッジの入力端子
Aが出力端子Bよりも低くなる。そのため、I/O端子
92から流出する電流がダイオードブリッジの導通した
ダイオードD4を通してシンクされる。その電流値(シ
ンク電流値)は、通常、数mAから数十mAの範囲のあ
る値を採る。同様に、I/O端子92の出力が“L”の
ときには、ダイオードブリッジの導通したダイオードD
2を通してI/O端子92に電流が流出する。その電流
値(ソース電流値)も数mAから数10mAの範囲のあ
る値を採る。ソース電流,シンク電流の値は、ダイオー
ドスイッチ回路1のダイオードブリッジによるアナログ
スイッチをON/OFF制御する側の端子のうちの上流
に位置するソース電流流入端子と下流に位置するシンク
電流流出端子の2つの端子にそれぞれ接続された定電流
部21,22において流れる電流値で決定され、通常、
プログラマブルに設定可能である。なお、ここでのダイ
オードブリッジは、通常、アナログスイッチとして使用
されるダイオードブリッジの入力側から出力側への信号
伝達以上の電圧差を入出力端子間に与えてソース電流流
入端子の電流を出力端子に流出し、あるいは、出力端子
の電流をシンク電流流出端子へとシンクさせる電流切換
動作をさせるものである。
【0015】定電流部21は、定電流源211とスイッ
チ回路212からなる。定電流源211は、I/O端子
92へソース電流を流す電流源であり、電源電圧ライン
VCCに接続されている。定電流部22は、定電流源22
1とスイッチ回路222からなる。定電流源221は、
I/O端子92からのシンク電流を受ける電流源であ
り、グランドGNDより低い負電源の電圧ラインVEEに
接続されている。ここで、I1は、定電流源211の電
流値であり、I2は、定電流源221の電流値である。
DUT73の出力信号が“L”から“H”へと変化する
ときには、負荷電流出力回路41は、出力信号“L”,
“H”に応じて、図2に示すように、I1からI2に変化
するような電流出力になる。逆の場合には、I2からI1
に変化するような電流出力になる。なお、図中、VT
は、設定電圧入力端子91に設定される電圧である。
【0016】I/O端子92にこのような負荷電流が加
えられた状態において、出力波形の判定がコンパレータ
部431と432でそれぞれ行われる。コンパレータ部
431は、“H”側の判定を行うものであって、“H”
に対応するハイレベルの基準電圧信号VHが比較基準側
の端子に加えられている。コンパレータ部432は、
“L”側の判定を行うものであり、“L”に対応するロ
ーレベルの基準電圧信号VLが比較基準側の端子に加え
られている。なお、各コンパレータに与えられる判定タ
イミングを決定するストローブ信号は省略してある。
【0017】次に、このような負荷電流を発生する負荷
電流出力回路410の構成について詳細に説明する。負
荷電流出力回路41は、ショットキー・ダイオードD
1,D2,D3,D4のブリッジで構成されるダイオードス
イッチ回路1と、定電流部21および22と、バッファ
部3とからなる。この回路は、通常、I/O端子92に
DUT73を接続して使用される。バッファ部3は、設
定電圧入力端子91の電圧VTをダイオードスイッチ回
路1の入力端子Aに伝送して設定する回路である。バッ
ファ部3は、バッファアンプ31と疑似バッファ部36
と差動増幅器39で構成される。
【0018】バッファアンプ31は、ボルテージフォロ
ア32とこのボルテージフォロア32の出力端子とダイ
オードスイッチ回路1の入力端子Aとの間に接続された
スイッチ回路33で構成される。ボルテージフォロア3
2は、電圧利得が1倍の電流バッファであり、ダイオー
ドスイッチ回路1の入力端子に設定電圧入力端子91の
電圧信号VTと同じ電圧信号を発生し、これに応じて決
定される電流を入力端子Aへ流出し、あるいは入力端子
Aから電流をシンクさせる。いわゆる、入力端子Aの電
圧をVTに維持するためにプッシュプル動作をするバッ
ファアンプである。スイッチ回路33は、制御端子95
に入力されるインヒビット信号INHによりOFFにさ
れ、ボルテージフォロア32とダイオードスイッチ回路
1の電流経路の接続および切断を行う。
【0019】さて、I/O端子92の端子電圧、すなわ
ち、DUT73の端子電圧が設定電圧入力端子91の設
定電圧VTより低いときには、言い換えれば、I/O端
子92に“L”の出力信号が発生したときには、ダイオ
ードスイッチ回路1の入力端子Aが出力端子Bよりも高
いので、ダイオードD1とD4がOFFになり、ダイオー
ドD2とD3がONになる。その結果、定電流部21から
電流値I1がダイオードD2を介してI/O端子92を経
由してDUT73へ至る経路でソース電流が流れる。ま
た、バッファ部3(ボルテージフォロア32)の出力電
流がダイオードD3を通して定電流部22へと流れる。
【0020】I/O端子92の端子電圧が設定電圧入力
端子91の設定電圧VTより高いとき、言い換えれば、
I/O端子92に“H”の出力信号が発生したときに
は、ダイオードスイッチ回路1の入力端子Aが出力端子
Bよりも低くなるので、ダイオードD1とD4がONにな
り、ダイオードD2とD3とがOFFになる。その結果、
DUT73からI/O端子92を経由して電流値I2が
ダイオードD4を介して定電流部22へと流れる。ま
た、定電流部21の電流I1は、ダイオードD1を通して
バッファ部3(ボルテージフォロア32)へと流れる。
先に説明したように、前者がソース電流であり、後者が
シンク電流である。なお、設定電圧入力端子91の電圧
信号VTは、図5のリファレンス電圧発生器56から送
出されて設定される。この電圧信号VTは、例えば、
“H”が3Vで“L”が0Vのときには、1.5Vであ
る。
【0021】ICテスタ70が判定動作モードにないと
きには、あるいは、“H”,“L”の出力タイミングに
ないときは、インヒビット信号INHが発生する。この
インヒビット信号INHは、例えば、図5のタイミング
発生器53、波形フォマッタ51あるいはパターン発生
器95から発生させることができる。なお、このとき、
このインヒビット信号INHは、“L”有意の信号とす
ることができる。インヒビット信号INH(例えば、I
NHが“L”になっているとき)は、スイッチ回路21
2およびスイッチ回路222をOFFにし、さらに、ス
イッチ回路33をOFFにする。これにより負荷電流出
力回路410は、周囲の回路から切り離されて高抵抗モ
ードに切換えられる。その結果、DUT73のI/O端
子92は、バッファ部3の信号経路から電気的に切り離
される。なお、インヒビット信号INHを受けていない
とき(例えば、INHが“H”になっているとき)に
は、スイッチ回路212,スイッチ回路222,スイッ
チ回路33がONになり、前記した負荷電流出力回路4
10の動作により所定の負荷電流がI/O端子92に出
力される。
【0022】ダイオードスイッチ回路1は、前記したよ
うに、4つショットキー・ダイオードD1,D2,D3,
D4のブリッジで構成され、ソース電流とシンク電流と
の切換えを行い負荷電流を発生させる。これらをショッ
トキー・ダイオードで構成すると耐圧もあり高速な応答
をする切換えスイッチ回路にすることができる。また、
定電流源211、221は、通常は、プログラマブル定
電流源とするが、図ではこの関係を図示していない。こ
れは、例えば、この各定電流源211,221の電流値
を、図5のコンピュータ71からシステムバス6を介し
て設定することで調整できる。あるいは図5のパターン
発生器55からデータ設定することによりD/A変換回
路を介してリアルタイムで電流値を変更することも可能
である。なお、このプログラマブル定電流源の構成例と
しては、電流源に基準抵抗および差動増幅器を設ける方
法などがある。
【0023】次に、バッファ部3の疑似バッファ部36
について説明する。疑似バッファ部36は、バッファア
ンプ31とほぼ同一の回路特性を持たせたボルテージフ
ォロアである。これの出力電圧を差動増幅器39の
(−)入力端子にスイッチ回路38を介して帰還させ
る。差動増幅器39は、ここでは、比較増幅器を構成し
ていて(+)入力端子が設定電圧入力端子91に接続さ
れている。これにより、差動増幅器39は(−)入力端
子の電圧が(+)入力端子に一致するまで動作してボル
テージフォロアのバッファアンプ37の出力電圧が設定
電圧入力端子91の電圧値VTに一致するようにバッフ
ァアンプ32及びバッファアンプ37を制御する。疑似
バッファ部36はバッファアンプ31とほぼ同一の回路
特性を持つので、バッファアンプ32とバッファアンプ
37の出力電圧は同一であり、従ってダイオードスイッ
チ回路1の入力端子Aの電圧が設定電圧入力端子91の
電圧VTになる。
【0024】このような疑似バッファ部36のダミー回
路を設ける理由は、バッファアンプ31とほぼ同一の回
路特性を持った疑似バッファ部36を設けることによっ
て、スイッチ回路33のON/OFF動作に無関係に、
あらかじめ図1中のダイオードブリッジの入力端子Aに
発生させる電圧を疑似バッファ部36の出力端子である
C点の電圧として確保することができる点にある。した
がって、疑似バッファ部36中のスイッチ回路38を常
時接続することで帰還ループが常時動作して差分増幅器
39は正常動作を常時することができる。そこで、判定
モードに入る手前あるいはDUT73が信号を出力する
手前のタイミングにおいて正しい電圧をあらかじめ差動
増幅器39の出力として設定できる。これにより出力信
号の高速切換えに対応できる。なお、スイッチ回路38
は、スイッチ回路33と同一特性を持たせたもので、そ
の目的はバッファアンプ32の出力端子からA点までの
信号特性とバッファアンプ37からC点までの信号特性
をほぼ同一にすることにある。
【0025】また、疑似バッファ部36を設けることに
は次のような利点もある。最近では、“H”のレベルが
DUT(IC)の低消費電力化にともない3Vより低い
電圧になる傾向にある。“H”のレベルが低くなると、
図2において、“L”から“H”へと切換わる領域が原
点O側に移るので、“L”レベルでの負荷電流値が不安
定になり易い。これを防止する効果がある。なお、疑似
バッファ部36に同一の回路特性を持たせる方法の一例
としては、両回路の素子配置を相似にし、また回路を近
接して素子特性をほぼ同一にする方法がある。
【0026】さて、図1の負荷電流出力回路41の特徴
としては、ダイオードスイッチ回路1が、スイッチ回路
212,スイッチ回路222、およびスイッチ回路33
により、定電流部211および221とバッファ部3か
ら電気的に切り離せることにある。これら3つのスイッ
チ回路を切断した高抵抗モード時にはI/O端子92へ
至る電流経路は全て高抵抗になり、IC化した状態であ
っても、ディスクリートでスイッチ回路を構成した場合
と同様にI/O端子92からの漏れ電流が少なくなる。
なお、ダイオードブリッジのスイッチ回路は、通常、ア
ナログスイッチとして上流側を低い電圧に、下流側を高
い電圧にすれば、4つのブリッジのダイオードが逆バイ
アスになってOFFになるが、この場合、バッファ部3
とダイオードスイッチ回路1の入力端子とが接続されて
いると完全な逆バイアスを設定し難い。しかし、前記の
ようにバッファ部3とダイオードスイッチ回路1の入力
端子との間にスイッチ回路33を設けて、これらの間を
切り離した状態で逆バイアスにすると、その分、確実に
ダイオードブリッジがOFF状態になり、これの入出力
の切り離しが確実にできる。しかし、この場合には、逆
バイアスに設定する電力が必要になる関係から、また、
そのような回路を集積化しなければならないことから、
前記よりも消費電力が多くなる欠点がある。この点、前
記のように3つのスイッチ回路を設ける回路では、ダイ
オードブリッジ部分を他の回路から孤立させることで消
費電力の低減とともにリーク電流をいっそう低減できる
利点がある。
【0027】ところで、負荷電流出力回路410は、同
一チップ上に形成している。そのためバッファ部3から
ダイオードスイッチ回路の入力端子Aまでおよび出力端
子Bまでのインダクタンス成分が低減される。このイン
ダクタンス成分が大きくなると、インダクタンスに蓄え
られたエネルギにより電流変化が阻害され、電流応答速
度が遅くなる。図1の負荷電流出力回路410は、ダイ
オードスイッチ回路1と近接して、定電流部21、定電
流部22、バッファ部3を同一チップに配置し、かつ、
出力端子に近いところに配置することにより配線および
ボンディングワイヤのインダクタンスを減らし、出力端
子B点までのパスを短くすることができるので、電流応
答速度を改善することができる。
【0028】さて、前記の回路では、スイッチ回路21
2、222がインヒビット信号INHによりOFFされ
たときには定電流源211からの電流がダイオードブリ
ッジに流れなくなる。また、定電流源221はシンク動
作をしなくなる。このスイッチ回路212,222は、
電流経路を切り替えるカレント切換スイッチ回路で構成
することができる。これについて次に説明する。図3
は、スイッチ回路212およびスイッチ回路222をカ
レント切換スイッチ回路で構成した負荷電流出力回路4
11の他の実施例である。スイッチ回路212は、共通
エミッタ側に定電流源211を有するトランジスタQ
1,Q2からなる電流切換回路で構成され、スイッチ回路
222は、共通エミッタ側に定電流源221を有するト
ランジスタQ3,Q4からなる電流切換回路で構成されて
いる。トランジスタQ1とトランジスタQ3のコレクタは
接地され、トランジスタQ2とトランジスタQ4のコレク
タの間にダイオードスイッチ回路1が挿入されている。
トランジスタQ2とトランジスタQ3のベースにはインヒ
ビット信号INHが入力され、トランジスタQ1とトラ
ンジスタQ4のベースには、インヒビット信号INHの
反転信号がインバータを介して入力されている。これに
よりインヒビット信号INHが“L”のときにトランジ
スタQ2とトランジスタQ4がONになり、I/O端子9
2に負荷電流が送出される。
【0029】図4は、本発明による負荷電流出力回路
の、さらに他の実施例を示すブロック図である。図4の
負荷電流出力回路41bは、図1におけるスイッチ回路
33をMOSトランジスタQ5およびQ6からなるトラン
スファゲートで形成した例である。その他の構成は図1
と同様である。スイッチ回路33は、nMOSトランジ
スタQ5およびpMOSトランジスタQ6から構成されて
いる。トランジスタQ5のゲート端子にはインヒビット
信号INHを、トランジスタQ6のゲート端子にはイン
バータを通してインヒビット信号INHを反転して入力
する。このことで、トランジスタQ5およびQ6はインヒ
ビット信号INHが“H”のとき導通し、また“L”の
とき遮断し、スイッチ回路の機能を果たす。この回路
は、スイッチ回路をCMOSで構成したことにより電力
消費が少なくて済む。なお、ダミー回路である疑似バッ
ファ部36のスイッチ回路38は、前記スイッチ回路3
3と同じトランスファゲートで構成される。
【0030】以上説明してきたが、実施例では、ダイオ
ードスイッチ回路のダイオードブリッジに対して上流側
の定電流源と下流側の定電流源との間にスイッチ回路を
設けてダイオードブリッジ回路を切り離しているが、こ
れは、ダイオードブリッジ回路をOFF状態にするもの
であってもよい。なお、ダイオードブリッジのダイオー
ドは高速動作が要求されないときには、トランジスタに
より形成されるダイオードであってもよいことはもちろ
んである。そうでないときには、PN接合からなる本来
のダイオードを形成してIC化することが好ましい。ま
た、実施例のバッファアンプは、ボルテージフォロアに
限定されない。さらに、ダイオードブリッジ回路のダイ
オードは、ショットキー・ダイオードに限定されるもの
ではない。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたが、この発明にあって
は、負荷電流出力回路のバッファアンプとダイオードブ
リッジ間にスイッチ回路を設けて、1つのICとして集
積化し、高抵抗モード時に、スイッチ回路をOFFにし
て、かつ、ダイオードスイッチ回路をOFF状態に設定
することにより、ダイオードスイッチ回路の入力端子と
出力端子とを切り離すことができるので、IC化されて
いてもリーク電流の低減を図ることができる。これによ
り、負荷電流を供給して出力信号の状態を測定するとき
以外の高抵抗モード時においては、リーク電流が低減し
てDUTからみた消費電流を低減することができる。し
かも、バッファアンプとともにダイオードスイッチ回路
がIC化されているので、これらの間のパスが短くな
り、経路上のインダクタ値を少なくできる。その結果、
高速に応答する負荷電流出力回路を実現でき、DUTの
出力信号が高い周波数のものになっても、負荷電流出力
回路がそれに追従することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明によるICテスタにおける負
荷電流出力回路を中心とするブロック図である。
【図2】図2は、負荷電流出力回路のI/O端子へ送出
する負荷電流の電流−電圧特性の説明図である。
【図3】図3は、カレント切換スイッチを有する負荷電
流出力回路の一実施例の回路図である。
【図4】図4は、負荷電流出力回路の他の一実施例の回
路図である。
【図5】図5は、負荷電流出力回路を備えたICテスタ
の全体的な構成の説明図である。
【図6】図6は、従来の負荷電流出力回路の回路図であ
る。
【符号の説明】
1…ダイオードブリッジ、21…定電流部、22…定電
流部、3…バッファ部、31…バッファアンプ、32…
ボルテージフォロア、36…疑似バッファ部、33,3
8…スイッチ回路、32,37…ボルテージフォロア、
39…差動増幅器、4…ピンエレクトロニクス、41
0,411,412…負荷電流出力回路、42…ドライ
バ、43…コンパレータ、431…コンパレータ部、4
32…コンパレータ部、91…設定電圧入力端子、92
…I/O端子、INH…インヒビット信号。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定電圧を一方の入力に受け他方の入力に
    出力側の電圧が帰還されて前記一方の入力電圧と前記他
    方の入力電圧との差に応じた電圧出力を発生する比較増
    幅器と、この比較増幅器の出力電圧を受け前記比較増幅
    器の前記他方の入力に出力を帰還させるバッファアンプ
    と、第1の端子にこのバッファアンプからの出力電圧を
    受け、第2の端子が被検査デバイスに接続されたダイオ
    ードブリッジからなるダイオードスイッチ回路と、この
    ダイオードスイッチ回路の前記第1の端子と前記バッフ
    ァアンプの出力端子との間に設けられた第1のスイッチ
    回路とを備え、前記比較増幅器と前記バッファアンプと
    前記ダイオードスイッチ回路とが1つのICに集積化さ
    れ、前記第2の端子における入力インピーダンスを高抵
    抗に設定するときに前記第1のスイッチ回路をOFFに
    しかつ前記ダイオードスイッチ回路をOFF状態に設定
    する電子デバイスへの負荷電流出力回路。
  2. 【請求項2】さらに、前記ICに同時にIC化された第
    1、第2の定電流源を有し、前記バッファアンプは、プ
    ッシュプル動作のボルテージフォロアであり、前記ダイ
    オードスイッチ回路は、前記ダイオードブリッジの第3
    の端子に前記第1の定電流源からの電流を第2のスイッ
    チ回路を介して受け、このダイオードブリッジの第4の
    端子から流出する電流を第3のスイッチを介して前記第
    2の定電流源に流すものであり、前記被検査デバイスが
    出力信号を発生しないときあるいはテストのために出力
    信号の状態を判定するタイミングにないときに前記高抵
    抗に設定されて、前記第2のスイッチ回路と前記第3の
    スイッチ回路とが前記第1のスイッチ回路とともにOF
    Fにされ、これにより前記ダイオードスイッチ回路のO
    FF状態に換えて前記ダイオードスイッチ回路が前記バ
    ッファアンプと前記第1および第2の定電流源とから切
    り離される請求項1記載の電子デバイスへの負荷電流出
    力回路。
  3. 【請求項3】さらに、前記ダイオードブリッジを構成す
    るダイオードはショットキー・ダイオードであり、前記
    バッファアンプと等価の動作をするダミー回路が設けら
    れ前記比較増幅器の出力をこのダミー回路で受けてこの
    ダミー回路の出力を前記バッファアンプの出力に換えて
    前記他方入力に送出し、前記ダミー回路も同時に集積化
    され、前記高抵抗に設定する制御信号を受けて前記第
    1、第2および第3のスイッチ回路がOFFにされる請
    求項1記載の電子デバイスへの負荷電流出力回路。
  4. 【請求項4】前記第2および第3のスイッチ回路はトラ
    ンジスタの電流切換回路で構成され、前記ダミー回路と
    前記他方の入力との間に第4のスイッチ回路が設けら
    れ、前記第1および前記第4のスイッチ回路は、CMO
    Sトランスミッションゲートで構成された請求項3記載
    の電子デバイスへの負荷電流出力回路。
  5. 【請求項5】設定電圧を一方の入力に受け他方の入力に
    出力側の電圧が帰還されて前記一方の入力電圧と前記他
    方の入力電圧との差に応じた電圧出力を発生する比較増
    幅器と、この比較増幅器の出力電圧を受け前記比較増幅
    器の前記他方の入力に出力を帰還させるバッファアンプ
    と、第1の端子にこのバッファアンプからの出力電圧を
    受け、第2の端子が被検査デバイスに接続されたダイオ
    ードブリッジからなるダイオードスイッチ回路と、この
    ダイオードスイッチ回路の前記第1の端子と前記バッフ
    ァアンプの出力端子との間に設けられた第1のスイッチ
    回路とを備え、前記比較増幅器と前記バッファアンプと
    前記ダイオードスイッチ回路とが1つのICに集積化さ
    れ、前記第2の端子における入力インピーダンスを高抵
    抗に設定するときに前記第1のスイッチ回路をOFFに
    しかつ前記ダイオードスイッチ回路をOFF状態に設定
    する負荷電流出力回路を有するICテスタ。
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