JPH0560840A - インサーキツトテスト装置用ピンドライバ - Google Patents

インサーキツトテスト装置用ピンドライバ

Info

Publication number
JPH0560840A
JPH0560840A JP4015677A JP1567792A JPH0560840A JP H0560840 A JPH0560840 A JP H0560840A JP 4015677 A JP4015677 A JP 4015677A JP 1567792 A JP1567792 A JP 1567792A JP H0560840 A JPH0560840 A JP H0560840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
driver
pin
test
pin driver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4015677A
Other languages
English (en)
Inventor
Jack Lau
ロウ ジヤツク
Armagan A Akar
エイ. エイカー アーマガン
Hung-Wah A Lau
エイ. ロウ ハング−ウオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIYURUNBERUJIE TECHNOL Inc
Schlumberger Technologies Inc
Original Assignee
SHIYURUNBERUJIE TECHNOL Inc
Schlumberger Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIYURUNBERUJIE TECHNOL Inc, Schlumberger Technologies Inc filed Critical SHIYURUNBERUJIE TECHNOL Inc
Publication of JPH0560840A publication Critical patent/JPH0560840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/018Coupling arrangements; Interface arrangements using bipolar transistors only
    • H03K19/01806Interface arrangements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/316Testing of analog circuits
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31917Stimuli generation or application of test patterns to the device under test [DUT]
    • G01R31/31924Voltage or current aspects, e.g. driver, receiver
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00307Modifications for increasing the reliability for protection in bipolar transistor circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00346Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
    • H03K19/00353Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in bipolar transistor circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/018Coupling arrangements; Interface arrangements using bipolar transistors only
    • H03K19/01837Coupling arrangements; Interface arrangements using bipolar transistors only programmable
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/02Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
    • H03K19/08Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
    • H03K19/082Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using bipolar transistors
    • H03K19/0823Multistate logic
    • H03K19/0826Multistate logic one of the states being the high impedance or floating state

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 インサーキットテストシステム用の論理高、
論理低又は高インピーダンス出力を発生するトライステ
ートピンドライバを提供すること。 【構成】 トライステートピンドライバ23,25が、
ピンセンサ24,26と共に、集積回路上に一部形成さ
れている。ピンドライバ及びセンサは、テスト中の装置
20の共通のピンへ結合されている。通常モードにおい
ては、ピンドライバがテスト信号をドライブする。高イ
ンピーダンスモードにおいては、ピンドライバは高イン
ピーダンスにあり、センサが応答信号をモニタすること
を可能とする。ピンドライバは、テスト中の装置をドラ
イブし且つ先行する回路22をバックドライブするため
に大きな電流(即ち、±500mA)を供給又は吸い込
むことを可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インサーキット(回路
内)テストシステムに関するものであって、更に詳細に
は、インサーキットテストシステム用の集積化したピン
ドライバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路用のテストシステムは、「ファ
ンクショナル(functional)」又は「インサ
ーキット(in−circuit)」の何れかのテスト
システムとして業界において分類されている。ファンク
ショナルテストシステムは、PCボード(基板)全体を
単一のテスト要素として取扱い、一方インサーキットテ
ストシステムは単一のコンポーネントをテスト要素とし
て取扱う。ファンクショナルテストシステムの場合に
は、テストパターンがPCボード入力へ印加され、一方
PCボード出力がモニタされ且つ分析される。特定のコ
ンポーネントをファンクショナルテストシステムと分離
するためには、そのコンポーネントを励起させるために
適宜のテストパターンが発生されねばならない。そのコ
ンポーネントがPCボード入力接続部から離れた場所に
あり且つその他の多数のコンポーネントへ結合されてい
る場合には、複雑な設計に対してこの様なテストパター
ンを実現することは困難である。従って、ファンクショ
ナルテストシステムは、テスト中のPCボード上の一つ
のコンポーネントを分離することが不可能な場合があ
る。
【0003】インサーキットテストシステムは、単一の
コンポーネントをテスト要素(例えば、テスト中の装
置)として取扱う。テストパターンは、ピンドライバを
介して直接的にそのコンポーネントへ印加され、一方セ
ンサを介してその応答がモニタされる。従って、テスト
パターンがテスト中のコンポーネントを直接的に励起す
る。その結果、インサーキットテストシステムはより効
果的なテスト方法ということが可能である。
【0004】インサーキットテストシステム用のテスト
中の装置即ちDUTは、その他のICコンポーネントへ
電気的に結合されている1個のICコンポーネントであ
るので、該DUTは先行する回路から一つ又はそれ以上
の入力信号を受取り且つ爾後の回路に対して一つ又はそ
れ以上の出力信号を送給する。DUT入力端へテストパ
ターンを印加するためには、先行する回路からの入力信
号に対してオーバーライドさせることが必要である。こ
の様なオーバーライドは、先行する回路の「バックドラ
イブ(backdrive)」と呼ばれる。本明細書に
おいては、バックドライブという用語は、先行する回路
の出力が同一の論理状態にあるか又は異なった論理状態
にあるかということに拘らず、DUT入力端が所望の論
理状態へ駆動されるように十分な電流をシンク即ち吸い
込むか又はソース即ち湧き出す(供給する)ことを意味
している。先行する回路からの入力信号をオーバーライ
ドするためにDUTをドライブ即ち駆動するために、ピ
ンドライバ(ピン駆動器)が共通の高電流信号をDUT
入力端及び先行する回路出力端へ印加する。従って、先
行する回路をバックドライブしながらテストシステムが
DUTを駆動する。図1は、ドライバ12と、第一イン
バータ14(例えば、先行する回路)と、第二インバー
タ16(例えば、DUT)とを有する従来の回路10を
示している。通常の動作状態においては、第一インバー
タ14が第二インバータをドライブ即ち駆動する。第一
インバータ14への入力が論理高である場合には、第一
インバータ14に対する出力は論理低である。従って、
第二インバータ16に対する入力は論理低である。テス
ト動作に従って、第二インバータ16への入力が論理高
であり一方第一インバータ14への出力が論理低である
ことが所望される場合には、第一インバータの低出力が
オーバーライドされて第二インバータ16に対して論理
高入力を与えるものでなければならない。従って、ドラ
イバ12は、第二インバータ16の入力を論理高状態へ
上昇させるのに十分な電流をソース即ち供給することに
より第一インバータ14をバックドライブすることが必
要である。
【0005】別の場合においては、インバータ14への
入力が論理低である場合があり、その場合にはその出力
を論理高とさせる。従って、通常の動作状態において
は、第二インバータ16への入力は論理高である。テス
ト動作に従って、第二インバータ16への入力が論理低
であることが所望される場合には、第一インバータ14
の高出力は論理低入力を与えるためにオーバーライドさ
れねばならない。従って、ドライバ12は、第二インバ
ータ16の入力を低状態へドライブするために第一イン
バータ14からの電流をシンク即ち吸い込むことにより
第一インバータ14をバックドライブする。従って、該
ドライバは、DUTを制御し且つ先行する回路をバック
ドライブするために電流をシンク(吸い込み)又はソー
ス(湧き出し乃至は供給)するものでなければならな
い。
【0006】大きなバックドライブ電流は、大きな電力
散逸を誘発し、且つ温度増加を誘発する。長期的な温度
変化はテスト中の装置及び先行する回路に損傷を与える
場合がある。過剰な温度上昇は、金属又は半導体合金を
溶融させる場合があり、一方中程度の温度上昇は熱的に
誘発される機械的応力のために回路の寿命を短縮させる
場合がある。従って、バックドライブ用電流はその期間
が短いものであることが望ましい。高いテストパターン
レート、従って短い期間のバックドライブ電流は、テス
ト中の装置及び先行する回路を損傷することを回避する
ものであることが判明した。
【0007】テストされるべき種々の装置は、異なった
技術(例えば、ECL,CMOS,バイポーラ)の論理
ゲートを有する場合がある。各技術は、与えられた論理
レベルを得るためには所要の電圧レベルを必要とする。
この様な所要の電圧レベルは、典型的に、それぞれの技
術によって異なる。従って、異なった電圧レベルのテス
ト信号をドライブ即ち駆動することが可能なインサーキ
ットテストシステムは、多様なインサーキットテストシ
ステムを達成することが必要とされる。
【0008】短い時間で多くの装置をテストするために
は、高いデータレートが望ましい。データレートに影響
を与える一つのパラメータはテスト信号のスリューレー
トである。速いスリューレートは、テストシステムを高
いデータレートで稼動することを可能とし、従ってより
短い時間でより多くの装置をテストすることを可能とす
る。しかしながら、速いスリューレートは、より多くの
オーバーシュート及びリンギング(例えば、伝送ライン
効果)を発生させる。テスト信号はDUTに到達する前
にケーブルに沿って数フィート乃至は1メートル程度移
動するので、この様な伝送線効果は顕著なものとなる場
合がある。従って、高速のスリューレートを有する信号
によって発生されるオーバーシュート又はリンギング
が、与えられた装置により必要とされる論理レベルを変
化させるのに十分な大きさの電圧スイング(振れ)とな
る場合がある。負荷インピーダンスはソースインピーダ
ンスよりも常に著しく大きなものではないので、ソース
インピーダンスを伝送線インピーダンスとマッチングさ
せる解決方法は実用的なものではない。テストヘッドに
おける伝送線効果を最小とするために、従来、反射を散
逸させる直列ターミネーション(成端)が使用されてい
る。この様な成端はテスト信号振幅を減衰させ且つそれ
に対応してスリューレートを減少させる。従って、伝送
線効果を無視可能な程度に維持しながら、十分に高いデ
ータレートとすることを可能とするようにスリューレー
ト速度の利益衡量を行なうことが望ましい。
【0009】異なった入力/出力ピン形態を持った装置
をテストするためには、各々のピンドライバ及びセンサ
が共通のDUTピンを共用する複数個のピンドライバ及
び複数個のセンサを有する集積化したドライバ/センサ
を提供することが望ましい。従って、センサが共通のD
UTピンをモニタすべき場合に高インピーダンス出力を
有するトライステートピンドライバに対する必要性が存
在している。その結果、高インピーダンスモード期間中
に大きなブレークダウン電圧に耐えることが可能なピン
ドライバに対する必要性も存在している。
【0010】図2は従来のドライバの性能特性を示して
いる。図2にリストしたドライバは、シュルンベルジェ
シリーズ700(SLB)、アナログデバイシーズ13
23(AT)、ゼンテル8000、ヒューレットパッカ
ード3070(HP)、GenRad2282及びテラ
ダインL210i D4(Tera)を包含している。
従来のピンドライバは出力段において飽和電流スイッチ
を有している。出力端において論理状態の間でスイッチ
するためには、スイッチが飽和から脱出し、次いで反対
の論理状態における飽和状態に入ることが必要である。
その結果、スイッチング時間は不必要に長いものとな
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、論理
高、論理低又は高インピーダンス出力を発生するトライ
ステートピンドライバが提供される。通常モードにおい
ては、本ピンドライバは、所望のテストパターンに従っ
て論理状態の間でスイッチするダイナミックテスト信号
を発生する。高インピーダンスモードにおいては、本ピ
ンドライバ出力は高インピーダンスレベルにあり、従っ
てテスト中の装置(DUT)はセンサによりモニタする
ことが可能である。ピンドライバ及びセンサは、共通の
IC上に埋め込まれており、特定のピンドライバコンポ
ーネントがオフチップで形成されている。ピンドライバ
/センサ対は共通のDUTピンへ結合されており且つ与
えられたDUTピンのみのドライブ(駆動)、与えられ
たDUTピンのみのセンス(検知)、又は同一のDUT
ピンを同時的にセンスしながら与えられたDUTピンの
ドライブのうちの何れかを実施すべく機能することが可
能である。
【0012】本発明の1側面によれば、ピンドライバ
が、波形発生器を有すると共に、オフチップのエミッタ
ホロワ出力段へ結合されている単位利得エミッタホロワ
プレドライバ段増幅器を有している。通常モードにおい
ては、ピンドライバはDUTピンをドライブすると共に
先行する回路をバックドライブするために大きな出力電
流をソース(供給乃至は湧き出し)又はシンク(吸い込
み)する。その大きな電流を得るために、ドライバ出力
段は、一対のエミッタ結合型パワートランジスタ(例え
ば、プルアップパワートランジスタ及びプルダウンパワ
ートランジスタ)によりオフチップで形成されている。
【0013】本発明の別の側面によれば、出力段を形成
するパワートランジスタがアクティブ即ち活性領域で動
作し、飽和ドライブトランジスタを有するピンドライバ
よりも一層高速のスイッチング時間、従って一層高速の
テストレートとすることを可能としている。これらのパ
ワートランジスタは、活性領域に止どまり、飽和トラン
ジスタのスイッチング遅延を回避している。更に、出力
格納容量が減少されるので、出力信号におけるリンギン
グが低下する。その結果、ピンドライバは一層信頼性が
あり且つ先行する回路における論理状態の不本意の変化
を発生することを回避している。高及び低基準電圧レベ
ルに関連するレール電圧レベルで活性領域における動作
は、自動的に、異なった論理高出力電圧レベル及び論理
低出力電圧レベルに対するパワートランジスタをコンフ
ィギャ即ち形態を構成する。従って、本ピンドライバ
は、単に論理高基準電圧及び論理低基準電圧を変化させ
ることにより異なった技術(従って異なった論理電圧レ
ベル)のDUTをドライブ即ち駆動すべく適合させるこ
とが可能である。
【0014】本発明の好適実施例によれば、波形発生器
が、スリュー制御信号により制御される一対の電流源を
有している。これらの電流源は、テスト状態信号により
交互にスイッチされる。高テスト状態信号は、波形発生
器出力を、高基準電圧レベルよりも1個のダイオード降
下高いレベルへ移行させる。低テスト状態信号は、波形
発生器出力を、低基準電圧レベルよりも1個のダイオー
ド降下低いレベルへ移行させる。出力は、それぞれの電
流源及びノード容量の大きさにより制御されるスリュー
レートでスイッチする。このスリューレート制御信号
は、波形発生器のスリューレートを制御するために電流
源を変化させる。
【0015】波形発生器の出力は、2個のカスケード構
成とされたエミッタホロワ回路を包含する単位利得増幅
器によりバッファされる。クラスAB動作のためには、
該エミッタホロワは順方向バイアスされて、オフチップ
出力段を介して低い零入力電流を維持し且つクロスオー
バー高調波歪を減少させる。
【0016】本発明の別の側面によれば、ピンドライバ
が、高インピーダンスピンドライバ出力と内部電圧レベ
ルとの間の典型的に大きな電圧スイング(振れ)に耐え
ることが可能なブレークダウン電圧経路を有している。
プレドライバ段入力と高インピーダンス出力との間のブ
レークダウン電圧経路は、二つのプレドライバ信号経路
の各々における一対の保護トランジスタにより向上され
ている。通常モード期間中、各それぞれの対の保護トラ
ンジスタは、それぞれのプレドライバ信号を通過させる
伝達ゲートとして機能する。高インピーダンスモード期
間中、各それぞれの対の保護トランジスタは、各保護ト
ランジスタのそれぞれのコレクタ・エミッタ接合を横断
して開回路を与える。各トランジスタのコレクタ・エミ
ッタ接合は、一方の方向において大きなブレークダウン
電圧を受付けることが可能であり、且つ他方の方向にお
いては小さなブレークダウン電圧を受付けることが可能
であるに過ぎない。従って、一対の保護トランジスタが
2個のプレドライバ信号経路の各々において使用されて
いる。その一方は順方向ブレークダウン電圧保護に対し
て配向されており、且つその他方は逆ブレークダウン電
圧保護に対して配向されている。
【0017】
【実施例】 概観 図3は、ドライバ/センサ18,18′、テスト中の装
置(DUT)20、先行する回路22を包含するテスト
形態17を示している。DUT20は、複数個のピン又
はリードを有する集積回路コンポーネントである。イン
サーキットテストの場合、DUT20は、典型的に、一
つ又はそれ以上の先行する回路22へ結合されている。
ドライバ/センサ18は、ピンドライバ23を有すると
共に、テスト信号(即ち、28)をドライブするか又は
応答信号をモニタするセンサ24を有している。同様
に、ドライバ/センサ18′は、テスト信号をドライブ
するか又は応答信号をモニタするために(即ち、29)
ピンドライバ25及びセンサ26を有している。
【0018】ピンドライバ/センサ回路18,18′
は、ピンをドライブし、ピンを検知し、又はピンをドラ
イブすると共に検知するための機能を行なう。ピンをド
ライブすることなしにピンを検知する場合には、ドライ
バ回路23は高インピーダンスモードにある。DUT2
0をテストするためには、ピンドライバ23がテストパ
ターンを発生し、該テストパターンはDUT20の入力
ピンへ印加され、一方センサ26がDUT20の出力ピ
ンをモニタしてそのテストパターンに対する応答を検知
する。ドライバ/センサ18,18′は、部分的に、D
UT20の共通ピンへ電気的に結合されているピンドラ
イバ及びセンサと共にICとして埋め込まれている。入
力ピンであるDUTピンの場合には、ピンドライバ2
3,25はテスト信号を発生する。出力ピンであるDU
Tピンの場合には、ドライバ23,25が高インピーダ
ンス状態とされ、センサ24,26がDUTピンの出力
信号をモニタすることを可能とする。図1に示した如
く、ピンドライバ23はテスト信号28をDUT20の
入力ピンに対してドライブし、一方ピンドライバ25は
高インピーダンス状態にあって、センサ26がDUT2
0の出力ピンにおいて発生される応答信号29をモニタ
することを可能とする。
【0019】ピンドライバ23は、先行する回路22を
バックドライブし、従って、先行する回路22の出力ピ
ンの論理状態に拘らず、所望の論理状態がDUT20の
入力ピンへ印加される。
【0020】図4はピンドライバ23(25)のブロッ
ク図である。ピンドライバ23は、ドライバ段30、プ
レドライバ段32、波形発生器34、バイアス回路3
6,38及び電流源40,42を有している。プレドラ
イバ段32、波形発生器34、バイアス回路36,38
及び電流源40,42は、その他のピンドライバ25に
対する対応する回路と共に及びセンサ24,26と共
に、集積回路44上に形成されている。従って、ドライ
バ/センサ18は、それぞれのピンドライバ23,25
に対する複数個のドライバ段30を包含する幾つかのオ
フチップコンポーネントと共に集積回路により形成され
ている。
【0021】ピンドライバ23(25)は、トライステ
ートイネーブル信号46、テスト状態信号50及びアナ
ログスリューレート制御信号52を受取り、且つ高及び
低基準電圧54,56及び高及び低レール電圧58,6
0を受取る。トライステートイネーブル信号46は、本
ピンドライバがノーマルモードであるか又は高インピー
ダンスモードであるかを決定する。テスト状態信号50
は、与えられた時間において、テスト信号28の論理状
態を決定する。スリューレート制御信号52は、論理状
態の間でのスイッチングのためにテスト信号28のスリ
ューレートを決定する。高及び低基準電圧54,56
は、それぞれのテスト信号28論理状態に対する電圧レ
ベルを決定する。レール電圧58,60は、テスト信号
28をドライブするために、ドライバ段30に対する供
給電圧を決定する。好適には、レール電圧58,60は
基準電圧54,56に関連している。レール電圧58
は、基準電圧54よりも1個のダイオード降下分高いレ
ベルに制御され、一方レール電圧60は基準電圧56よ
りも1個のダイオード降下分低いレベルへ制御される。
この様な関係は、ドライバ段30の電力散逸を減少させ
る。
【0022】トライステートイネーブル信号46がピン
ドライバ23に対する如く不活性状態であると、ピンド
ライバ23は通常モードとなり、DUT20をドライブ
し且つ先行する回路22をバックドライブするためのテ
スト信号28を発生する。センサ24は、この期間中活
性状態のままでありDUT20における信号を検知す
る。トライステートイネーブル信号46がピンドライバ
25に対するものの如く活性状態となると、ピンドライ
バ25が高インピーダンスモードとなり、且つピンドラ
イバ出力は高インピーダンス状態であり応答信号29が
センサ26により検知可能な状態とする。
【0023】波形発生器34は、テスト状態信号50及
びスリューレート制御信号52を受取り且つそれに応答
して制御信号62を発生し、その信号はプレドライバ段
32へ入力される。通常モード期間中、プレドライバ段
32は第一及び第二プレドライバ信号64及び66を発
生する。この様なプレドライバ信号64,66は、ドラ
イバ段30を介してテスト信号28をプルアップ又はプ
ルダウンさせる。プレドライバ段32は、それぞれのバ
イアス回路36,38から第一及び第二バイアス信号6
8,70を受取る。プレドライバ段32は、更に、ドラ
イバ段30のパワートランジスタを制御するための十分
な電流で第一及び第二プレドライバ信号64,66を供
給するための第一及び第二電流信号72,74を受取
る。
【0024】高インピーダンスモード期間中、プレドラ
イバ段32が第一及び第二プレドライバ信号64,66
を発生すべくバイアスされ、それらの信号がドライバ段
30のパワートランジスタをターンオフさせ本ピンドラ
イバ出力を高インピーダンスとさせるが、波形発生器3
4は尚且つ制御信号62を発生する。図5はドライバ段
30及びプレドライバ段32の実施例を包含するピンド
ライバ23(25)の部分的概略図を示している。ドラ
イバ段30はICチップ44外部に設けられているの
で、第一及び第二プレドライバ信号64,66は寄生容
量及びピンインダクタンスを包含する電気的接続、PC
ボード、ICパッケージの電気的特性により影響を受け
る。この様な電気的特性を考慮に入れるために、IC4
4のLCモデル76を図5に示してある。
【0025】ドライバ段30 一実施例によれば、ピンドライバ23は、ドライバ段3
0を有しており、それはDUT20をドライブし且つ先
行する回路22をバックドライブするために約500m
Aの電流をシンク(吸い込み)又はソース(供給)する
ことが可能である。この様な大きなバックドライブ用電
流を受付けるために、ドライバ段30は大型のパワート
ランジスタ100,102によりIC44の外部に形成
されている。図5はパワートランジスタ100,102
及び抵抗104,106を包含するドライバ段30を示
している。
【0026】これらのパワートランジスタはプレドライ
バ出力トランジスタ108,110に対してカスケード
接続されている。好適には、トランジスタ100,10
2は、クラスAB動作を与えるために軽度に順方向バイ
アスされる。パワートランジスタ100はNPNバイポ
ーラトランジスタであり、そのベースは第一プレドライ
バ信号64を受取るべく結合されており、そのコレクタ
は高レール電圧VRHへ接続されており且つそのエミッタ
はドライバ出力端子101へ結合されている。抵抗10
4は、高インピーダンスモード期間中、パワートランジ
スタ100のベース・エミッタ接合を横断しての電圧降
下を制限するために、トランジスタ100のエミッタと
ベースとの間に横断して接続されている。
【0027】パワートランジスタ102はPNPトラン
ジスタであり、そのベースは第二プレドライバ信号66
を受取るべく結合されており、そのコレクタは低レール
電圧VRLへ接続されており、且つそのエミッタはドライ
バ出力端子101へ結合されている。抵抗106は、高
インピーダンスモード期間中にトランジスタ102のベ
ース・エミッタ接合を横断しての電圧降下を制限するた
めにパワートランジスタ102のベースとエミッタとの
間に接続されている。図示した如く、パワートランジス
タ100,102のエミッタは共通結合されており、パ
ワートランジスタ100はテスト信号28の電圧レベル
をプルアップさせ且つパワートランジスタ102はテス
ト信号28の電圧レベルをプルダウンさせる。
【0028】パワートランジスタ100,102は、従
来技術における如く飽和状態を出たり入ったりしてスイ
ッチングする代わりに本発明の1側面に基づいて活性領
域において動作する。活性領域において動作させること
により、トランジスタ100,102の格納容量は減少
され、論理高電圧レベルと論理低電圧レベルとの間での
より高速なスイッチング時間とすることを可能としてい
る。その結果、同一の程度の信号の歪を発生することな
しに(且つ伝送線効果がより少ない状態で)高速のテス
トレートを達成することが可能である。一方、同一の程
度のリンギングに対し一層高速のデータレートを適用す
ることが可能である。好適実施例によれば、高速のテス
トレートが適用され、一方出力は従来のドライバの場合
よりも信号の歪を経験する程度はより少ない。従って、
本ピンドライバはより信頼性があり、且つ先行する回路
における論理状態を不本意に変化させることはない。
【0029】前述した如く、レール電圧は、対応する基
準電圧よりも1個のダイオード降下分高いか又は低いレ
ベルに制御することが可能である。従って、本ピンドラ
イバは、単に論理高基準電圧Vh 及び論理低基準電圧V
l を変化させることにより異なった論理電圧レベルのD
UTを駆動すべく適合させることが可能である。
【0030】5.0Vが論理高であり且つ0.0Vが論
理低である回路20,22の場合には、基準電圧Vh
びVl として5.0V及び0.0Vを使用することが可
能である。入力基準電圧信号54,56は比較的小さな
電流を有している。ドライバ段30はより大きな電流に
おいて選択論理レベルを出力すべく作用する。前述した
如く、約500mA出力電流が、好適実施例に従って、
ドライバ段30によりソース即ち供給又はシンク即ち吸
い込まれる。
【0031】ドライバ段30から5V及び500mAの
論理高出力を達成するために、パワートランジスタ10
0のベースは約20mAにおいて5.7Vの第一プレド
ライバ信号64でバイアスされる。パワートランジスタ
102のベースは、−0.7Vの第二プレドライバ信号
66でバイアスされ、パワートランジスタ102をター
ンオフさせる。各パワートランジスタ100,102の
ベースとエミッタとの間に0.7Vのベータが与えられ
ると、その結果得られる出力レベルは5.0Vである。
【0032】ドライバ出力として論理低を達成するため
には、パワートランジスタ100のベースが0.7Vの
第一プレドライバ信号64でバイアスされ、一方ドライ
バトランジスタ102のベースは約20mAにおいて−
5.7Vの第二プレドライバ信号66でバイアスされ
る。パワートランジスタ100,102は、所望の50
0mAの電流をソース即ち供給又はシンク即ち吸い込む
のに十分に大きいように選択されている。
【0033】ドライバ段ブレーク電圧保護 ピンドライバ23,25がドライバ段出力を高インピー
ダンス状態とさせる能力は、大きなブレークダウン電圧
を受付けることの可能な信号経路に対する必要性を発生
させている。高インピーダンスモード期間中、両方のパ
ワートランジスタ100,102はオフである。なぜな
らば、第一及び第二プレドライバ信号64,66が0.
0mAだからである。その結果、各パワートランジスタ
100,102はコレクタからエミッタへの開回路を形
成する。従って、出力端子101は高インピーダンスに
ある。
【0034】図3乃至5を参照すると、ピンドライバ2
5がDUT出力ピンへ結合して示されている。従って、
ピンドライバ25は高インピーダンスモードへ設定され
ている。パワートランジスタ100,102のコレクタ
・エミッタ接合は、最大電圧スイング(振れ)の2倍の
電圧差に耐えるべきである。従って、パワートランジス
タ100,102は、十分に大きなコレクタ・エミッタ
ブレークダウン電圧定格を有するべく選択される。
【0035】該ベース・エミッタ接合は、典型的に、コ
レクタ・エミッタ接合よりもより低いブレークダウン電
圧定格を有している。該ベース・エミッタ接合は、出力
端子101からプレドライバ段32内の点へのそれぞれ
の信号経路の一部である。この様な信号経路に対するブ
レークダウン保護は、プレドライバ段ブレークダウン電
圧保護に関する説明において説明してある。
【0036】プレドライバ段32 プレドライバ段32は、単位利得カスケード型相補的エ
ミッタホロワとして構成されている。第一及び第二プレ
ドライバ信号64,66は、制御信号62、バイアス信
号68,70及び電流信号72,74に応答して発生さ
れる。図5は、プレドライバ段32を示しており、それ
は、波形発生器34と第一プレドライバ信号64との間
の第一信号経路120と、波形発生器34と第二プレド
ライバ信号66との間の第二信号経路122とを有して
いる。第一信号経路120は、波形発生器34からのプ
レドライバ段入力端から、トランジスタ124のベース
・エミッタ接合、トランジスタ126のコレクタ・エミ
ッタ接合、トランジスタ128のエミッタ・コレクタ接
合、トランジスタ108のベース・エミッタ接合を横断
して形成されている。第二信号経路122は、波形発生
器34からのプレドライバ段32の入力端から、トラン
ジスタ130のベース・エミッタ接合、トランジスタ1
32のコレクタ・エミッタ接合、トランジスタ134の
エミッタ・コレクタ接合、トランジスタ110のベース
・エミッタ接合を横断して形成されている。
【0037】テスト信号28において論理高を発生する
制御信号62の場合、トランジスタ124を介しての信
号電流は減少され、電流源40からの電流を、トランジ
スタ128及びトランジスタ108を介してパワートラ
ンジスタ100へドライブ入力すべくそらさせる。更
に、トランジスタ130を介しての電流が増加し、トラ
ンジスタ110及びパワートランジスタ102への電流
を減少させるために、電流源42内への電流のほとんど
をソース即ち供給する。
【0038】テスト信号28において論理低を発生する
制御信号62の場合には、トランジスタ130を介して
の信号電流が減少され、電流源42からの電流をトラン
ジスタ134及びトランジスタ110を介してパワート
ランジスタ102内へドライブさせるべくそらさせる。
更に、トランジスタ124を介しての電流が増加し、電
流源40からの電流のほとんどをシンク即ち吸い込んで
トランジスタ108及びパワートランジスタ100への
電流を減少させる。
【0039】プレドライバ段32は、更に、トランジス
タ136及び第一及び第二信号経路120,122を横
断して接続されている抵抗138,140からなるバイ
アス回路網を有している。このバイアス回路網は、プレ
ドライバ段を約3VBEへ順方向バイアスしてクラスAB
動作を達成する。この様なバイアス動作は、テスト信号
28に対し零入力電流を低く維持し且つクロスオーバー
高調波歪を減少させる。
【0040】それぞれのトランジスタ108,110内
へのベース電流がこの様なトランジスタ108,110
の導電度を決定し、従ってそれぞれの第一プレドライバ
信号64及び第二プレドライバ信号66の電流を決定す
る。従って、パワートランジスタ100,102を介し
ての零入力電流が減少される。トランジスタ108内へ
のベース電流の量は、電流源40からの電流信号72入
力の電流により決定される。電流信号72は、適宜の論
理高出力を発生させるためにパワートランジスタ100
をバイアスさせるのに十分な第一プレドライバ信号64
を発生するように決定される。好適実施例によれば、電
流信号72は21mAであり、それは、テスト信号28
に対する電圧レベルとしてテスト状態信号50が論理高
を選択する場合に、トランジスタ108のベース内への
電流が約11mAとさせる。この11mAのベース電流
は、パワートランジスタ100のベース内へ約20mA
の電流を発生させるようにトランジスタ108をバイア
スさせ、ドライバ段30から論理高出力を発生させる。
【0041】同様に、トランジスタ110内へのベース
電流の量は、電流源42からの電流信号74入力の電流
により決定される。電流信号74は、適宜の論理低出力
を発生させるためにパワートランジスタ102をバイア
スさせるのに十分な第二プレドライバ信号66を発生さ
せるように決定される。好適実施例によれば、電流信号
74は−21mAであり、それは、テスト状態信号50
がテスト信号28に対する電圧レベルとして論理低を選
択する場合に、トランジスタ110のベース内へ約−1
1mAを発生させる。この−11mAのベース電流は、
パワートランジスタ102のベース内へ約−20mAの
電流を発生させるようにトランジスタ110をバイアス
する。
【0042】前述した如く、第一信号経路120におけ
るトランジスタ126,128及び第二信号経路122
におけるトランジスタ132,134は、通常モード期
間中に伝達ゲートとして機能する。通常モード期間中、
トライステートイネーブル信号46は不活性状態であ
り、バイアス回路36,38がそれぞれの−15V及び
+15Vをプレドライバ段32へ印加することを可能と
している。バイアス回路36は−15V信号68を発生
し、それは抵抗142,144を横断して受取られ、ト
ランジスタ126,128をターンオンさせる。同様
に、バイアス回路38は+15V信号70を発生し、そ
れは抵抗146,148を横断して受取られ、トランジ
スタ132,134をターンオンさせる。トランジスタ
126,128,132,134は、通常モード期間中
バイアスされ、ベース抵抗142,144,146,1
48が導通度をそれぞれ決定する。+15V乃至−15
Vの出力レール電圧スイング及び各々が5KΩのベース
抵抗142,144,146,148の場合、それぞれ
のトランジスタ126,128をドライブするベース電
流は5.4mAである(及び、トランジスタ132,1
34の場合には−5.4mAである)。その結果、最悪
の場合で11mAがトランジスタ108(110)へ流
れる。適度のスイッチング速度及び適度のベースドライ
ブを維持するためには、電流源40が通常モード期間中
に21mAの一定の電流信号72を与え、一方電流源4
2が−21mAの一定の電流信号74を供給する。
【0043】プレドライバ段ブレークダウン電圧保護 前述した如く、ピンドライバ23,25がドライバ段3
0の出力を高インピーダンス状態とさせる能力は、大き
なブレークダウン電圧を受付けることの可能な信号経路
を必要としている。ピンドライバ23,25が高インピ
ーダンスモードにある場合には、トライステートイネー
ブルラインはアクティブ即ち活性状態である。しかしな
がら、波形発生器34はいまだに制御信号62を出力す
ることが可能である。更に、DUT20又は先行する回
路22が出力端子101において電圧を発生する場合が
ある。−12Vの波形発生器制御信号62及び約+12
Vの端子101における電圧の場合には、プレドライバ
段32及びドライバ段30を横断して24Vの電圧差が
発生する。電流源40,42における電圧レベルはたか
だか±14Vとなる場合がある。従って、電圧差は26
Vとなる場合がある。
【0044】第一プレドライバ信号経路120は、トラ
ンジスタ124及び108のベース・エミッタ接合を有
している。経路120をドライバ出力端101へ延在す
ると、更に、パワートランジスタ100のベース・エミ
ッタ接合を包含する。ベース・エミッタ接合のブレーク
ダウン電圧は約7.7Vであるので、保護トランジスタ
126及び128が信号経路120内に設けられてい
る。この様なトランジスタのコレクタ・エミッタ接合は
信号経路120の一部を形成する。コレクタ・エミッタ
接合に対するブレークダウン電圧は約33Vである。し
かしながら、ベース・エミッタ接合と異なり、コレクタ
・エミッタ接合は一方向においてのみ高いブレークダウ
ン電圧を有している。従って、プレドライバ信号経路1
20内には二つのトランジスタ126,128が使用さ
れており、各々が個別的な方向において高いブレークダ
ウン電圧を与えている。これら二つのトランジスタ12
6,128は、一方のトランジスタ126のコレクタ・
エミッタ接合が順方向のブレークダウン電圧保護を与
え、一方他方のトランジスタ128のコレクタ・エミッ
タ接合が逆方向のブレークダウン電圧保護を与えるよう
に配向されている。
【0045】同様に、第二プレドライバ信号経路122
はトランジスタ130及び110のベース・エミッタ接
合を有している。この経路122をドライバ出力端10
1へ延在させると、パワートランジスタ102のベース
・エミッタ接合が包含される。ベース・エミッタ接合の
ブレークダウン電圧は約7.7Vであるので、保護トラ
ンジスタ132及び134が信号経路122内に設けら
れている。この様なトランジスタのコレクタ・エミッタ
接合は信号経路122の一部を形成している。これら二
つのトランジスタ132,134は、一方のトランジス
タ132のコレクタ・エミッタ接合が順方向のブレーク
ダウン電圧保護を与え、一方他方のトランジスタ134
のコレクタ・エミッタ接合が逆方向のブレークダウン電
圧保護を与えるように配向されている。
【0046】トランジスタ126,128は、伝達ゲー
トとして「連続的」に構成されており、電流源40をエ
ミッタホロワ124及び108へ結合している。トラン
ジスタ132,134も伝達ゲートとして「連続的」に
構成されており、電流源42をエミッタホロワ130及
び110へ結合している。図5に示した如く、二つの電
流スイッチトランジスタを「連続的」に接続することに
より、その対の一方が高い逆方向の電圧ブレークダウン
を維持することが可能であり、一方他方のものは高い順
方向の電圧ブレークダウンを維持することが可能であ
る。
【0047】高インピーダンスモード期間中にブレーク
ダウン電圧保護を達成するために、トランジスタ12
6,128は、バイアス回路36において受取られるト
ライステートイネーブル信号46に応答して、バイアス
信号68によりターンオフされる。同様に、トランジス
タ132,134は、バイアス回路38において受取ら
れるトライステートイネーブル信号46に応答してバイ
アス信号70によりターンオフされる。バイアス信号6
8は通常−15Vである。トランジスタ126,128
をターンオフさせるためには、バイアス信号68が、ト
ライステートイネーブル信号46に応答して、−15V
へスイッチされる。バイアス信号70は通常+15Vで
ある。トランジスタ132,134をターンオフさせる
ためには、バイアス信号70が、トライステートイネー
ブル信号46に応答して−15Vへスイッチされる。こ
れらの伝達ゲートをスイッチングさせるための大きな電
圧スイングは、低い「オン」抵抗を確保し、且つプレド
ライバ段出力信号64,66に対する単位利得を維持し
ている。ピンドライバは、通常、比較的遅い速度で通常
モードと高インピーダンスモードとの間でスイッチする
ので、その結果得られる高インピーダンスモードへスイ
ッチする場合のより遅いスイッチング時間を認容するこ
とが可能である。
【0048】波形発生器34 図6はオフチップ回路160及びLCモデル162と共
に、IC44上に形成された波形発生器34の好適実施
例の概略図を示している。波形発生器34の機能は、プ
レドライバ段32に対する制御信号62を発生すること
である。波形発生器34は、高基準電圧Vh 又は低基準
電圧Vl の何れが制御信号62の電圧レベルを決定する
かを決定するテスト状態信号50を受取る。スリュー制
御信号52は、論理状態の間でのスイッチングのための
ピンドライバ23,25のスリューレートを決定する。
【0049】信号経路54,56は、クランプダイオー
ド164,166へ入力される高及び低電圧基準を担持
する。ダイオード164,166はICチップ44外部
に形成されており、従って大きな逆方向ブレークダウン
電圧レベルを有するダイオードを使用することが可能で
ある。好適実施例によれば、ダイオード164,166
は高いコンダクタンスを有し高速のスイッチングダイオ
ードで、5μAにおいて75V以上のブレークダウン電
圧を有するものである。
【0050】電圧レベルを正確に定義し且つ波形発生器
の出力信号62におけるリンギングを減少させるため
に、ICパッケージの寄生容量及びインダクタンスを表
わすためにLCモデル162が示されている。オフチッ
プ回路160も、LCモデル162により発生されるリ
ンギングを減衰させるための抵抗168を有している。
寄生容量170も示してある。
【0051】波形発生器34に関して説明すると、テス
ト状態信号50が二対のエミッタ結合型トランジスタ1
80,182,184,186により形成される2レベ
ル変換器を制御する。テスト状態信号50が論理高状態
へスイッチすると、トランジスタ184,186により
形成される第一レベル変換器が、トランジスタ200の
ベースを、抵抗204及び206により定義される電流
スイッチ190のスイッチングスレッシュホールドより
高いレベルへスイッチさせる。トランジスタ202は、
スリュー電流源52′をスイッチオフして、出力信号6
2を放出することを防止する。トランジスタ180,1
82により形成される第二変換器は、トランジスタ19
2のベースを、抵抗196及び198により定義される
電流スイッチ188のスイッチングスレッシュホールド
より高いレベルへスイッチさせる。電流スイッチ188
のトランジスタ194がスリュー電流源信号52″をス
イッチオンして波形発生器の出力信号62を充電する。
電流源信号52″は、スリューレート制御信号52によ
り決定される。波形発生器34の出力は、それがVh
りも1ダイオード降下高いレベルへクランプされるまで
上昇する。スリュー制御信号が大きければ大きいほど、
プレドライバ段32は一層速く充電し、従ってターンオ
ンスリューレートは一層速くなる。好適実施例によれ
ば、スリューレート制御信号は0と5Vとの間で変化す
るアナログ信号である。アナログ信号を使用することに
より、スリューレートに関する制御は増分的ではなく連
続的なものとなる。
【0052】テスト状態信号50が論理低へスイッチす
る場合には、トランジスタ180,182により形成さ
れる第二レベル変換器がトランジスタ192のベースを
電流スイッチ188のスイッチングスレッシュホールド
より低いレベルへスイッチさせる。トランジスタ194
がターンオフし、スリュー電流源信号52″が波形発生
器34の出力を充電することを防止する。トランジスタ
184,186により形成される第一レベル変換器は、
トランジスタ200のベースを、電流スイッチ190の
スイッチングスレッシュホールドより低いレベルにスイ
ッチさせる。電流スイッチ190のトランジスタ202
がスリュー電流源信号52′をスイッチさせて、波形発
生器の出力信号62を放電させる。電流源信号52′
は、スリューレート制御信号52により決定される。波
形発生器34の出力は、それがVlよりも1ダイオード
降下低いレベルへクランプされるまで放電する。スリュ
ー制御信号が大きければ大きいほど、プレドライバ段3
2は一層速く放電し、従ってターンオフスリューレート
は一層速くなる。
【0053】バイアス回路36,38及び電流源40,
42バイアス回路36,38はトライステートイネーブ
ル信号46に応答して+15V又は−15Vバイアス信
号68,70の何れかを発生する従来の回路である。前
述した如く、バイアス回路36は、トライステート信号
46がアクティブである場合に+15V信号68を発生
し、且つトライステート信号46が非アクティブである
場合に−15V信号68を発生する。同様に、バイアス
回路38は、トライステートイネーブル信号46がアク
ティブである場合に−15V信号70を発生し、且つト
ライステートイネーブル信号46が非アクティブである
場合に+15V信号70を発生する。
【0054】電流源40,42も従来の回路である。好
適実施例によれば、電流源40,42はいわゆる「ウイ
ルソン(Wilson)」電流源であり、9:1の電流
ミラー比を有しており且つ21mA(−21mA)の定
電流を供給する。
【0055】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のピンドライバ及び一対の従来のインバ
ータを示した概略図。
【図2】 幾つかの従来のドライバに対する性能特性を
示した説明図。
【図3】 本発明の一実施例に基づくテスト形態を示し
た概略ブロック図。
【図4】 本発明の一実施例に基づく図3のドライバの
概略ブロック図。
【図5】 本発明の実施例に基づく図4のドライバ段及
びプレドライバ段の概略図。
【図6】 本発明の一実施例に基づく図4の波形発生器
の概略図。
【符号の説明】
18,18′ ドライバ/センサ 20 テスト中の装置(DUT) 22 先行する回路 30 ドライバ段 32 プレドライバ段 34 波形発生器 36,38 バイアス回路 40,42 電流源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アーマガン エイ. エイカー アメリカ合衆国, カリフオルニア 95120, サン ノゼ, モンタルバン ドライブ 1487 (72)発明者 ハング−ウオ エイ. ロウ アメリカ合衆国, カリフオルニア 94022, ロス アルトス, ガダルプ ドライブ 475

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスト中の装置をドライブすると共に前
    記テスト中の装置へ結合されている別の回路をバックド
    ライブするテスト信号を発生するトライステートピンド
    ライバにおいて、第一及び第二パワートランジスタを有
    するドライバ段が設けられており、前記テスト信号を発
    生する出力端を形成するために前記パワートランジスタ
    の相互的な端子が結合されており、前記パワートランジ
    スタは前記テスト信号の高及び低論理レベルの各々を発
    生するために活性領域で動作されることを特徴とするピ
    ンドライバ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、プレドライバ段が設
    けられており、前記プレドライバ段は、前記第一パワー
    トランジスタのベースへ結合されている第一信号経路を
    有すると共に前記第二パワートランジスタのベースへ結
    合されている第二信号経路を有しており、前記第一及び
    第二信号経路の各々の信号経路は、前記ピンドライバ出
    力が高インピーダンスにある場合に前記一方の信号経路
    を開回路させ且つ前記ピンドライバ出力が前記テスト信
    号を駆動する場合に伝達ゲートを形成する一対のトラン
    ジスタを有していることを特徴とするピンドライバ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記開回路が前記信
    号経路トランジスタのそれぞれのコレクタ・エミッタ接
    合を横断して形成されており、前記一対の信号経路トラ
    ンジスタの一方のトランジスタは順方向ブレークダウン
    電圧保護を与えるべく構成されており、前記一対の信号
    経路トランジスタの他方のトランジスタは逆ブレークダ
    ウン電圧保護を与えるべく構成されていることを特徴と
    するピンドライバ。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記プレドライバ段
    が、単位利得エミッタホロワとして構成されており、且
    つ前記ドライバ段の前記パワートランジスタがエミッタ
    ホロワとして前記プレドライバ段に対しカスケード構成
    とされていることを特徴とするピンドライバ。
  5. 【請求項5】 請求項1において、論理高及び論理低に
    対するテスト信号電圧レベルが、近似的に高基準電圧及
    び低基準電圧によりそれぞれ定義され、且つ異なったテ
    スト信号論理高電圧レベルが異なった高基準電圧を置換
    することにより発生され、且つ異なったテスト信号論理
    低電圧レベルが異なった低基準電圧を置換することによ
    り発生され、前記置換が論理高電圧レベルとして別の電
    圧レベルを有し且つ論理低電圧レベルとして別の電圧レ
    ベルを有する別のテスト中の装置と適合性のあるテスト
    信号を発生させるために本ピンドライバを使用すること
    を可能とすることを特徴とするピンドライバ。
  6. 【請求項6】 請求項2において、本ピンドライバが集
    積回路として構成されており、前記ドライバ段がオフチ
    ップとして構成されており、前記パワートランジスタを
    約500mAのテスト信号電流を吸い込み又は湧き出さ
    せるのに十分に大型のものとすることを可能としている
    ことを特徴とするピンドライバ。
  7. 【請求項7】 テスト中の装置をドライブし且つ前記テ
    スト中の装置が結合されている別の回路をバックドライ
    ブするテスト信号を発生するトライステートピンドライ
    バにおいて、ドライバ段と、プレドライバ段と波形発生
    器とが設けられており、前記ドライバ段が第一及び第二
    パワートランジスタを有しており、前記パワートランジ
    スタの相互的端子は前記テスト信号を発生する出力端を
    形成すべく結合されており、前記パワートランジスタは
    前記テスト信号の高及び低論理レベルの各々を発生する
    ために活性領域において動作され、前記プレドライバ段
    は前記第一パワートランジスタのベースへ結合されてい
    る第一信号経路と前記第二パワートランジスタのベース
    へ結合されている第二信号経路とを有しており、前記第
    一及び第二信号経路の各々の信号経路は、前記ピンドラ
    イバ出力が高インピーダンスにある場合に前記一方の信
    号経路を開回路とさせ且つ前記ピンドライバ出力が前記
    テスト信号をドライブする場合に伝達ゲートを形成する
    一対のトランジスタを有しており、前記開回路は前記信
    号経路トランジスタのそれぞれのコレクタ・エミッタ接
    合を横断して形成され、前記一対の信号経路トランジス
    タのうちの一方のトランジスタは順方向ブレークダウン
    電圧保護を与えるべく構成され、前記一対の信号経路ト
    ランジスタのうちの他方のトランジスタは逆ブレークダ
    ウン電圧保護を与えるべく構成されていることを特徴と
    するトライステートピンドライバ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記波形発生器が前
    記テスト信号の論理状態を画定するためのテスト状態信
    号を受取ると共に前記テスト信号のスリューレートを画
    定するためのスリュー制御信号を受取り、前記波形発生
    器は前記プレドライバ段に入力される制御信号を発生
    し、前記制御信号は前記画定したテスト信号論理状態に
    従って前記テスト信号のプルアップ又はプルダウンを定
    義する電圧レベルを有しており、且つ前記画定されたテ
    スト信号スリューレートに従って前記プルアップ又はプ
    ルダウンの速度を決定する電流を有することを特徴とす
    るピンドライバ。
  9. 【請求項9】 請求項8において、本ピンドライバが集
    積回路として構成されており、前記ドライバ段がバック
    ドライブ用電流を吸い込むか又は湧き出させるためにオ
    フチップ状態で形成されていることを特徴とするピンド
    ライバ。
  10. 【請求項10】 請求項9において、更に、前記波形発
    生器において前記集積回路に結合して第一及び第二ダイ
    オードが設けられており、前記高基準電圧は前記第一ダ
    イオードを横断して印加され、前記低基準電圧は前記第
    二ダイオードを横断して印加され、前記テスト状態信号
    が前記制御信号がほぼ前記高基準電圧+1個のダイオー
    ド降下にあるか又はほぼ前記低基準電圧−1個のダイオ
    ード降下にあるかを決定し、前記第一及び第二ダイオー
    ドの各々が30Vを超えた逆ブレークダウン電圧を有す
    ることを特徴とするピンドライバ。
  11. 【請求項11】 請求項7において、前記プレドライバ
    段が、前記テスト信号の低零入力電流を維持するために
    クラスAB動作のために順方向バイアスされていること
    を特徴とするピンドライバ。
JP4015677A 1991-02-01 1992-01-31 インサーキツトテスト装置用ピンドライバ Pending JPH0560840A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/649,081 US5146159A (en) 1991-02-01 1991-02-01 Pin driver for in-circuit test apparatus
US649081 1996-05-17

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560840A true JPH0560840A (ja) 1993-03-12

Family

ID=24603383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4015677A Pending JPH0560840A (ja) 1991-02-01 1992-01-31 インサーキツトテスト装置用ピンドライバ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5146159A (ja)
JP (1) JPH0560840A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009125491A1 (ja) * 2008-04-11 2009-10-15 株式会社アドバンテスト ドライバ回路および試験装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5459738A (en) * 1994-01-26 1995-10-17 Watari; Hiromichi Apparatus and method for digital circuit testing
US5696773A (en) * 1996-04-25 1997-12-09 Credence Systems Corporation Apparatus for performing logic and leakage current tests on a digital logic circuit
US5757217A (en) * 1996-06-28 1998-05-26 Intel Corporation Slow speed driver with controlled slew rate
FR2764991B1 (fr) * 1997-06-24 1999-09-03 Sgs Thomson Microelectronics Procede de test fonctionnel et circuit comprenant des moyens de mise en oeuvre du procede
US6157224A (en) * 1998-12-23 2000-12-05 Raytheon Company High speed pin driver integrated circuit architecture for commercial automatic test equipment applications
US6114848A (en) * 1999-01-14 2000-09-05 Genrad, Inc. Direct-measurement provision of safe backdrive levels
US6175230B1 (en) 1999-01-14 2001-01-16 Genrad, Inc. Circuit-board tester with backdrive-based burst timing
US6137310A (en) * 1999-02-19 2000-10-24 Teradyne, Inc. Serial switch driver architecture for automatic test equipment
US6292010B1 (en) 2000-02-02 2001-09-18 Teradyne, Inc. Dynamic pin driver combining high voltage mode and high speed mode
US6509764B2 (en) * 2000-12-19 2003-01-21 Texas Instruments Incorporated Low component circuit for reducing power dissipation capacitance
US6737857B2 (en) 2001-01-10 2004-05-18 Analog Devices, Inc. Apparatus and method for driving circuit pins in a circuit testing system
US6677775B2 (en) * 2001-01-10 2004-01-13 Analog Devices, Inc. Circuit testing device using a driver to perform electronics testing
US7199604B2 (en) * 2003-03-28 2007-04-03 Analog Devices, Inc. Driver circuit with low power termination mode
JP4396539B2 (ja) * 2004-06-03 2010-01-13 株式会社デンソー レアショート検出回路及び異常監視信号生成回路
JP5411630B2 (ja) * 2009-09-03 2014-02-12 ローム株式会社 負荷駆動装置
TWI523420B (zh) 2013-03-01 2016-02-21 德律科技股份有限公司 具有反向驅動保護功能的測試設備
US9285286B2 (en) * 2014-01-08 2016-03-15 Invensys Systems, Inc. Slew rate detection circuit

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3976940A (en) * 1975-02-25 1976-08-24 Fairchild Camera And Instrument Corporation Testing circuit
US4176323A (en) * 1978-06-21 1979-11-27 Harman International Industries, Inc. Transistorized power amplifier
DE3173631D1 (en) * 1981-09-10 1986-03-13 Ibm Deutschland Procedure and circuit arrangement for checking a circuit which is integrated with a three-state driver, which is driven to high impedance by this circuit
US4572971A (en) * 1983-03-25 1986-02-25 Fairchild Camera And Instrument Corporation Tri-state driver circuit for automatic test equipment
JPS61265829A (ja) * 1985-05-20 1986-11-25 Fujitsu Ltd 半導体集積回路
US4818893A (en) * 1986-10-10 1989-04-04 Prime Computer, Inc. High speed switching circuit
US4864249A (en) * 1988-02-29 1989-09-05 Reiffin Martin G Nonslewing amplifier
US4866398A (en) * 1988-04-12 1989-09-12 Zdzislaw Gulczynski Analog power amplifier

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009125491A1 (ja) * 2008-04-11 2009-10-15 株式会社アドバンテスト ドライバ回路および試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5146159A (en) 1992-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0560840A (ja) インサーキツトテスト装置用ピンドライバ
US6275023B1 (en) Semiconductor device tester and method for testing semiconductor device
US6297921B1 (en) Write driver circuit having programmable overshoot and undershoot
KR100326654B1 (ko) 다중전압시스템용출력버퍼회로,입력버퍼회로및양방향버퍼회로
US5063308A (en) Output driver with static and transient parts
EP1217744B1 (en) An output buffer with constant switching current
US20020149392A1 (en) Level adjustment circuit and data output circuit thereof
JPH0563555A (ja) マルチモード入力回路
US5250854A (en) Bitline pull-up circuit operable in a low-resistance test mode
US5699001A (en) Driver circuit for semiconductor test system
JPS61500823A (ja) 過渡能動プルダウン
JPH0879050A (ja) BiCMOS論理回路
US5672982A (en) Semiconductor integrated circuit
US6801050B2 (en) Driver circuit integrated with load current output circuit, pin electronics and IC tester having thereof
US6184727B1 (en) Write driver circuit having enhanced switching control circuitry
JP3599989B2 (ja) 電子デバイスへの負荷電流出力回路およびicテスタ
US5969536A (en) Semiconductor device and burn-in method thereof
JP3599988B2 (ja) 電子デバイスへの負荷電流出力回路およびicテスタ
US6052028A (en) Low power, bipolar, wide bandwidth unity gain buffer
EP1030450B1 (en) Tristate differential output stage
KR100668250B1 (ko) 출력 신호 레벨을 스위칭하는 트리스테이트 회로 및 방법
JP3263231B2 (ja) 半導体装置及びそのバーンイン方法
JP2962051B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH02179118A (ja) 半導体集積回路
JP2924465B2 (ja) 半導体集積回路