JPH11172626A - 橋桁連続送り出し装置 - Google Patents

橋桁連続送り出し装置

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JPH11172626A
JPH11172626A JP36330797A JP36330797A JPH11172626A JP H11172626 A JPH11172626 A JP H11172626A JP 36330797 A JP36330797 A JP 36330797A JP 36330797 A JP36330797 A JP 36330797A JP H11172626 A JPH11172626 A JP H11172626A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 橋桁を水平方向へ連続的に送り出せるように
して、橋梁架設工事に要する期間を短縮する。 【解決手段】 橋桁1を送り出す方向に延びるベースフ
レーム2上の幅方向中央部と左右部に、水平ジャッキ8
と9,10を、長手方向に沿うよう並設設置する。中央
の水平ジャッキ8と左右の水平ジャッキ9,10に、桁
揚ジャッキ19と20,21を組み付ける。左右の桁揚
ジャッキ20,21の上端間に、ビーム架台22を掛け
渡す。中央の桁揚ジャッキ19の前進後退移動と左右の
桁揚ジャッキ20,21の前進後退移動とを交互に行わ
せ、これに伴わせて橋桁1を受け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は橋梁の架設工事に使
用する橋桁連続送り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】橋梁の架設工法の一つとして、予め、橋
桁を架設地点以外で所要の長さに組み立てた後、該橋桁
を架設地点まで長手方向へ水平に送り出して架設するよ
うにさせる工法がある。
【0003】かかる架設工法の概要を図4(イ)(ロ)
(ハ)に示すと、先ず、図4(イ)に示す如く、ベース
フレームa上の長手方向一端部位置に設置した水平ジャ
ッキbと、該水平ジャッキbの駆動でベースフレームa
の長手方向に沿って移動できるように組み付けた桁揚ジ
ャッキcと、該桁揚ジャッキcの移動ストローク(通常
1m)から外れたベースフレームaの長手方向他端部上
に設置した仮受ジャッキdとからなる送り出し装置e
を、地組ヤードや橋脚の天端面等の固定構造物f上に設
置し、仮受ジャッキcを収納させた状態において、送り
出し方向(矢印x)の後退側ストロークエンドに位置さ
せておいた桁揚ジャッキcを伸長させて、該桁揚ジャッ
キc上に、クレーンを用いて所要長さに組み立てておい
た橋桁gを載置させるようにする。なお、橋桁gの長手
方向の他の所要個所は、橋桁gの送り量に応じて別の送
り出し装置や補助台車にて受けられるようにしてある。
hは桁受板を示す。
【0004】上記の状態において、図4(ロ)に示す如
く、水平ジャッキbを駆動して桁揚ジャッキcを送り出
し方向へ前進移動させることにより、橋桁gを一定スト
ロークだけ送り出し方向へ送り出すようにする。次に、
図4(ハ)に示す如く、仮受ジャッキdを伸長させて橋
桁gの荷重を仮受ジャッキdに受けさせるようにし、こ
の間に、収縮させた桁揚ジャッキcを水平ジャッキbの
駆動で後退側ストロークエンド位置まで戻すようにす
る。
【0005】しかる後、図4(イ)に示す如く、桁揚ジ
ャッキcを伸長させ、且つ仮受ジャッキdを収縮させる
ことにより、橋桁gの荷重を再び桁揚ジャッキcに移
し、以後、上述した工程と同様な工程を繰り返すことに
より、橋桁gを架設地点まで送り出し、架設地点で、降
下設備を用いて橋桁gを降下させて架設するようにして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、橋桁gを水
平に送り出すようにする上述した架設工法の場合、水平
ジャッキbのストローク分だけ橋桁gを送り出すと、桁
揚ジャッキcを元の位置へ戻すように後退させた後、再
び前進させるようにする、いわゆる盛替え作業が必要と
なることから、橋桁gの連続送り出しを行うことができ
ず、したがって、時間的ロスが大きくて効率的に作業を
進めることができない、という問題がある。
【0007】因に、2台の送り出し装置eを長手方向に
縦列(直列)設置して、2台の送り出し装置eを交互に
作動させるようにすれば、連続送り出しは可能となる
が、送り出し装置eの設置場所が橋脚の天端面等ではス
ペース的に制約を受けるので、使用場所が限定される問
題がある。
【0008】そこで、本発明は、橋脚天端面等のスペー
ス的に制約を受ける場所であっても支障なく設置するこ
とができて、橋桁を連続的に送り出すことができるよう
にすることにより、橋梁の架設工事に要する期間を大幅
に短縮することができるような橋桁連続送り出し装置を
提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、橋桁を送り出す方向に延びるベースフレ
ームの幅方向中央位置に、水平ジャッキの駆動でベース
フレームの長手方向へ向けて所定の移動ストロークが得
られるように桁揚ジャッキを鉛直に組み付け、且つ上記
ベースフレーム上の中央の桁揚ジャッキを幅方向で挟む
左右位置に、水平ジャッキの駆動でベースフレームの長
手方向へ向けて所定の移動ストロークが得られるように
桁揚ジャッキを鉛直に組み付け、更に、該左右の桁揚ジ
ャッキの上端間に、橋桁を受けるためのビーム架台を着
脱可能に掛け渡した構成とする。
【0010】各ジャッキが並列に配置されていて、全長
が抑えられていることから、設置場所のスペース的な制
約を受けにくいものとすることができる。橋桁を送り出
す場合は、中央の水平ジャッキによる中央の桁揚ジャッ
キの前進後退移動と、左右の水平ジャッキによる左右の
桁揚ジャッキの前進後退移動とを交互に行わせ、且つ中
央の桁揚ジャッキと左右の桁揚ジャッキ上のビーム架台
との間で橋桁の受け渡しを行わせることにより、橋桁が
連続的に送り出される。
【0011】又、左右の桁揚ジャッキの上端間にビーム
架台を着脱可能に掛け渡すことに代えて、左右いずれか
一方の桁揚ジャッキの上端面部に、ビーム架台を水平方
向へ回動可能又はスライド可能に保持させた構成とする
ことにより、中央の桁揚ジャッキの前進工程と、左右の
桁揚ジャッキの後退工程とが交差するときに、ビーム架
台を、中央の桁揚ジャッキの邪魔にならないように回動
あるいはスライド変位させることができるので、より効
率的に作業を進めることができる。
【0012】更に、左右の桁揚ジャッキの載荷重を、中
央の桁揚ジャッキの載荷重のそれぞれ半分に設定した構
成とすることにより、左右の桁揚ジャッキに必要以上大
型のものを使用することなく、合理的な設計となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1(イ)(ロ)(ハ)は本発明の実施の
一形態を示すもので、橋桁1を送り出す方向(矢印X方
向)に延びるベースフレーム2上に、幅方向の中央部と
左右部に長手方向に延びるガイド溝3と4,5を設けた
ノンフリクションプレート6を固定し、上記中央のガイ
ド溝3の長手方向の両端部よりもやや内側位置に、エン
ドプレート7a,7bを取り付けて、該エンドプレート
7a,7b間にボールねじ11を回転自在に支持させ、
且つ該ボールねじ11の一端部に、送り用モータ16を
連結設置して、中央の水平ジャッキ8を構成し、又、上
記左右のガイド溝4と5の長手方向の両端部に、それぞ
れエンドプレート12a,12bと13a,13bを取
り付けて、該エンドプレート12a,12b間と13
a,13b間にボールねじ14と15をそれぞれ回転自
在に支持させ、且つこれらボールねじ14と15の一端
部に、送り用モータ17と18を連結設置して、左右の
水平ジャッキ9と10を構成する。
【0015】又、上記中央のガイド溝3に、鉛直方向上
向きに配置した桁揚ジャッキ19の基台部19aを嵌入
配置し、且つ該基台部19aに、水平ジャッキ8のボー
ルねじ11を貫通螺合させるようにして、水平ジャッキ
8の駆動により桁揚ジャッキ19がガイド溝3にガイド
されながら長手方向へ移動させられるようにすると共
に、上記左右のガイド溝4,5に、鉛直方向上向きに配
置した桁揚ジャッキ20,21の基台部20a,21a
を嵌入配置し、且つ該基台部20a,21aに、それぞ
れ水平ジャッキ9,10のボールねじ14,15を貫通
螺合させるようにして、水平ジャッキ9,10の同期駆
動により桁揚ジャッキ20,21がガイド溝4,5にガ
イドされながら長手方向へ同時に移動させられるように
し、更に、上記左右の桁揚ジャッキ20,21の上端間
に、橋桁1を中央部で受けるようにするためのビーム架
台22を着脱自在に掛け渡す。
【0016】なお、各桁揚ジャッキ19,20,21の
移動ストロークは、たとえば、少なくとも1mとしてあ
る。又、左右の桁揚ジャッキ20,21の載荷重は、中
央の桁揚ジャッキ19の載荷重のそれぞれ半分に設定し
てある。
【0017】次に、上記構成とした連続送り出し装置を
用いて橋桁1を架設地点まで送り出す具体的な手順を図
2(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)を参照して説
明する。
【0018】先ず、図2(イ)に示す如く、橋脚等の固
定構造物23上に装置全体を設置し、予め、中央及び左
右の桁揚ジャッキ19,20,21を後端側ストローク
エンドに位置させ、且つ左右の桁揚ジャッキ20,21
を収縮させ、中央の桁揚ジャッキ19を伸長させた状態
において、中央の桁揚ジャッキ19上に、橋桁1を載置
させるようにする。
【0019】上記の状態において、図2(ロ)に示す如
く、中央の水平ジャッキ8を駆動して、中央の桁揚ジャ
ッキ19を送り出し方向(矢印X)へ前進移動させるこ
とにより、橋桁1を1ストローク分だけ水平に送り出す
ようにする。中央の桁揚ジャッキ19が送り出し方向の
前進側ストロークエンドに達すると、次に、図2(ハ)
に示す如く、待機させておいた左右の桁揚ジャッキ2
0,21を伸長させ、上端間に掛け渡してあるビーム架
台22を介して左右の桁揚ジャッキ20,21に橋桁1
の荷重を移し、更に、伸長させておいた中央の桁揚ジャ
ッキ19を収縮させるようにする。
【0020】しかる後、図2(ニ)に示す如く、中央の
水平ジャッキ8の駆動で中央の桁揚ジャッキ19を後退
させると共に、左右の水平ジャッキ9,10の駆動で左
右の桁揚ジャッキ20,21を前進させるようにし、こ
の左右の桁揚ジャッキ20,21の前進工程により、橋
桁1を更に1ストローク分だけ水平に送り出すようにす
る。左右の桁揚ジャッキ20,21が前進側ストローク
エンドに達すると、続いて、図2(ホ)に示す如く、既
に後退側ストロークエンドに戻されている中央の桁揚ジ
ャッキ19を伸長させると共に、左右の桁揚ジャッキ2
0,21を収縮させることにより、橋桁1の荷重を中央
の桁揚ジャッキ19に受けさせるようにする。
【0021】次いで、中央の桁揚ジャッキ19を前進さ
せて、橋桁1を更に1ストローク分だけ送り出すように
させるが、この際、中央の桁揚ジャッキ19の前進工程
と左右の桁揚ジャッキ20,21の後退工程とが交差す
るときに、すなわち、前進する中央の桁揚ジャッキ19
と後退する左右の桁揚ジャッキ20,21とがすれ違う
ときに、図2(ヘ)に示す如く、左右の桁揚ジャッキ2
0,21の上端間に掛け渡してあるビーム架台22を、
中央の桁揚ジャッキ19の前進移動の邪魔にならないよ
うに一旦撤去し、左右の桁揚ジャッキ20,21が後退
側ストロークエンド位置に達するまでの間に、当該位置
へ移動させて再び左右の桁揚ジャッキ20,21の上端
間に掛け渡すようにする。しかる後、図2(ハ)に示す
如く、橋桁1の荷重を左右の桁揚ジャッキ20,21に
受けさせるようにし、以後、同様な工程を所要回繰り返
すようにすることによって、橋桁1を架設地点まで送り
出すようにする。
【0022】なお、本発明の連続送り出し装置で橋桁1
を受けている個所以外の長手方向所要個所は、橋桁1の
送り出し量に応じて、別の送り出し装置や補助台車等に
よって適宜支持させるようにする。
【0023】上記において、中央の桁揚ジャッキ19と
左右の桁揚ジャッキ20,21を交互に前進、後退させ
るようにするので、橋桁1を連続的に送り出すことがで
き、効率よく作業を行うことができる。この際、上記桁
揚ジャッキ19,20,21を移動させる水平ジャッキ
8,9,10は並列に配置してあって、従来装置と比し
て全長が長くならないので、橋脚の天端面の如きスペー
ス的に制約を受ける場所であっても支障なく使用するこ
とができる。又、中央の桁揚ジャッキ19から左右の桁
揚ジャッキ20,21への橋桁1の受け渡しには、左右
方向に延びるビーム架台22が用いられることから、橋
桁1の支持点を左右にずらすことなく常に一定にするこ
とができ、これにより、橋桁1を安定して送り出すこと
ができる。更に、左右の桁揚ジャッキ20,21の載荷
重は中央の桁揚ジャッキ19の載荷重の半分に設定して
あるため、無駄のない合理的な設計とすることができ
る。
【0024】次に、図3(イ)(ロ)はいずれも本発明
の他の実施の形態を示すもので、前進する中央の桁揚ジ
ャッキ19と後退する左右の桁揚ジャッキ20,21と
のすれ違いを容易に行えるようにしたものである。すな
わち、上記実施の形態と同様な構成において、図3
(イ)は、左右の桁揚ジャッキ20,21の上端間に掛
け渡したビーム架台22を、左右いずれか一方の桁揚ジ
ャッキ20又は21の上端面部に、旋回フレーム23を
介して水平方向へ回動可能とした場合を、又、図3
(ロ)は、上記ビーム架台22を、左右いずれか一方の
桁揚ジャッキ20又は21の上端面部に取り付けたスラ
イド受部材25に、水平方向へスライド可能に係合支持
させたものである。図3(イ)において、24はカウン
タウエイトを示す。
【0025】図3(イ)に示すようにすると、一方の桁
揚ジャッキ20又は21の部分でビーム架台22を水平
方向へ回動変位させることができ、又、図3(ロ)に示
すようにすると、一方の桁揚ジャッキ20又は21の部
分でビーム架台22を水平方向へスライド変位させるこ
とができるので、図2(ヘ)に示すように、前進する中
央の桁揚ジャッキ19と後退する左右の桁揚ジャッキ2
0,21とがすれ違うときに、ビーム架台22を上記の
如く変位させることによって、ビーム架台22をその都
度撤去する必要性をなくすことができる。したがって、
より効率的に作業を進めることができる。
【0026】なお、上記実施の形態では、桁揚ジャッキ
19,20,21の前進、後退移動をノンフリクション
プレート6に設けたガイド溝3,4,5によってガイド
させるようにした場合を示したが、これらガイド溝3,
4,5に代えて、ガイドロッドを、桁揚ジャッキ19,
20,21の基台部19a,20a,21aに、相対的
に移動できるように貫通配置してもよいこと、その他本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の橋桁連続送り
出し装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 橋桁を送り出す方向に延びるベースフレームの幅方
向中央位置に、水平ジャッキの駆動でベースフレームの
長手方向へ向けて所定の移動ストロークが得られるよう
に桁揚ジャッキを鉛直に組み付け、且つ上記ベースフレ
ーム上の中央の桁揚ジャッキを幅方向で挟む左右位置
に、水平ジャッキの駆動でベースフレームの長手方向へ
向けて所定の移動ストロークが得られるように桁揚ジャ
ッキを鉛直に組み付け、更に、該左右の桁揚ジャッキの
上端間に、橋桁を受けるためのビーム架台を着脱可能に
掛け渡した構成としてあるので、中央の水平ジャッキに
よる中央の桁揚ジャッキの前進後退移動と左右の水平ジ
ャッキによる左右の桁揚ジャッキの前進後退移動とを交
互に行わせ、且つ橋桁を中央の桁揚ジャッキと左右の桁
揚ジャッキ上のビーム架台との間で橋桁の受け渡しを行
わせるようにすることにより、橋桁を水平方向へ連続的
に送り出すことができ、そのため、橋梁の架設工事に要
する期間を大幅に短縮することができる。したがって、
鉄道、国道上等の送り出し期間の限定された区間及び長
支間の橋梁送り出し架設工事に適用して極めて有利とな
る。 (2) 中央の水平ジャッキと左右の水平ジャッキを幅方向
に並列配置したことから、装置全長を長大化することな
くコンパクトな構造とすることができ、橋脚天端面等の
スペース的に制約を受ける場所であっても支障なく設置
することができる。 (3) 左右の桁揚ジャッキの前進移動で送り出すときの橋
桁を、左右の桁揚ジャッキの上端間に掛け渡したビーム
架台で受けられるようにしてあることから、左右の桁揚
ジャッキと中央の桁揚ジャッキとの間で橋桁を受け渡し
ても、橋桁を常に一定の位置で安定支持することができ
る。 (4) 左右の桁揚ジャッキの上端間にビーム架台を着脱可
能に掛け渡すことに代えて、左右いずれか一方の桁揚ジ
ャッキの上端面部に、ビーム架台を水平方向へ回動可能
又はスライド可能に保持させた構成とすることにより、
中央の桁揚ジャッキの前進時と左右の桁揚ジャッキの後
退時に、ビーム架台を水平方向へ変位させることができ
るので、上記前進、後退時のすれ違いに支障を来すこと
がなく、能率よく作業を進めることができる。 (5) 左右の桁揚ジャッキの載荷重を、中央の桁揚ジャッ
キの載荷重のそれぞれ半分に設定した構成とすることに
より、合理的な設計とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の橋桁連続送り出し装置の実施の一形態
を示すもので、(イ)は概略側面図、(ロ)は平面図、
(ハ)は(イ)のA−A方向矢視図である。
【図2】橋桁を水平方向へ送り出す手順を示すもので、
(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)はそれぞれ異な
る状態を示す概略図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示すもので、(イ)
はビーム架台を回動方式とした状態を、又、(ロ)はビ
ーム架台をスライド方式とした状態を示す部分概略正面
図である。
【図4】橋桁の架設工法の一例を示すもので、(イ)
(ロ)(ハ)はいずれも作業工程を示す概略図である。
【符号の説明】
1 橋桁 2 ベースフレーム 8,9,10 水平ジャッキ 19,20,21 桁揚ジャッキ 22 ビーム架台 23 旋回フレーム 25 スライド受部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 橋桁を送り出す方向に延びるベースフレ
    ームの幅方向中央位置に、水平ジャッキの駆動でベース
    フレームの長手方向へ向けて所定の移動ストロークが得
    られるように桁揚ジャッキを鉛直に組み付け、且つ上記
    ベースフレーム上の中央の桁揚ジャッキを幅方向で挟む
    左右位置に、水平ジャッキの駆動でベースフレームの長
    手方向へ向けて所定の移動ストロークが得られるように
    桁揚ジャッキを鉛直に組み付け、更に、該左右の桁揚ジ
    ャッキの上端間に、橋桁を受けるためのビーム架台を着
    脱可能に掛け渡した構成を有することを特徴とする橋桁
    連続送り出し装置。
  2. 【請求項2】 左右の桁揚ジャッキの上端間にビーム架
    台を着脱可能に掛け渡すことに代えて、左右いずれか一
    方の桁揚ジャッキの上端面部に、ビーム架台を水平方向
    へ回動可能又はスライド可能に保持させた請求項1記載
    の橋桁連続送り出し装置。
  3. 【請求項3】 左右の桁揚ジャッキの載荷重を、中央の
    桁揚ジャッキの載荷重のそれぞれ半分に設定した請求項
    1又は2記載の橋桁連続送り出し装置。
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