JPH11171727A - 身体洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】メイク汚れや皮脂汚れなどに対して優れた洗浄
力を有し、かつ洗浄後の官能特性にも優れる身体洗浄剤
組成物を提供すること。 【解決手段】ピロリドン化合物、界面活性剤及び水を必
須成分として含有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、医薬部外品、化粧
品等に適用される身体洗浄剤組成物に関し、更に詳しく
は、メイク汚れや皮脂汚れなどに対して優れた洗浄力を
有し、かつ洗浄後の官能特性に優れる洗浄剤組成物に関
する。

【０００２】

【従来の技術】口紅、ファンデーション、アイシャド
ー、マスカラ等のメイクアップ化粧料、サンスクリーン
剤、ヘアーリンス、ヘアートリートメント、ヘアースタ
イリング剤等の毛髪処理剤等は、多量の油分やシリコー
ン、顔料等を含有している。このため、石鹸や陰イオン
界面活性剤などを主体とする通常の洗浄剤では、可溶
化、乳化、分散が不十分であり、メイク汚れや皮脂汚れ
等を十分に除去することは困難である。

【０００３】そこで、従来このような汚れを除去する目
的で、洗浄剤に油性基剤を配合することによって洗浄力
の強化を図っているが、毛穴に詰まる顔料等の固体状の
汚れ、皮脂の汚れ等に対する洗浄力は不十分であり、洗
浄後に油性感が残るという欠点を有していた。また、毛
髪を洗浄するシャンプー等に用いた場合、配合した油性
基剤の影響により洗浄性や起泡性が低下する等の欠点を
有していた。

【０００４】一方、従来より有機溶剤としてＮ−メチル
−２−ピロリドン等のピロリドン化合物が知られてい
る。これらは化学プラントや精密機械部品、電気部品等
の油の除去に用いる脱脂用洗浄剤としての利用が開示さ
れている（特開昭４９−１２８９０８号公報、特開平４
−６８０９４号公報、特開平７−５３９９８号公報）。
また、台所や台所用品などの油汚れの除去を目的とした
洗浄剤への利用も開示されている（特開平９−１５１３
９５号公報）。しかしながら、これらの発明の産業上の
利用分野は本発明のそれとは単に異なるだけではなく、
これらの発明に係る化学プラントや精密機械、台所等の
油汚れは、本発明が対象とする身体に生じるメイク汚れ
や皮脂汚れとで質的に顕著に相違するものである。ま
た、その両者の洗浄工程や、洗浄剤として求められる特
性も全く異なるものである。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、メイク汚れ
や皮脂汚れなどに対して優れた洗浄力を持ち、かつ洗浄
後の官能特性も優れる新規の身体洗浄剤組成物を提供す
ることを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を解決するために鋭意研究した結果、ピロリドン化合
物、界面活性剤及び水を必須成分とする身体洗浄剤組成
物が、その相乗効果により、本目的を達成することを見
いだした。

【０００７】すなわち、本発明の請求項１は、ピロリド
ン化合物の一種または二種以上及び、界面活性剤及び、
水を必須成分として含有することを特徴とする身体洗浄
剤組成物である。

【０００８】また、本発明の請求項２は、ピロリドン化
合物が、一般式（１）

【０００９】

【化５】

【００１０】（但し、式中Ｒ₁ は炭素原子数１〜１８の
飽和及び不飽和、直鎖及び分岐鎖のアルキル基を示す）
で表されるＮ−アルキル−２−ピロリドンである請求項
１記載の身体洗浄剤組成物である。

【００１１】さらに本発明の請求項３は、ピロリドン化
合物が、Ｎ−メチル−２−ピロリドンである請求項１又
は２記載の身体洗浄剤組成物である。

【００１２】さらにまた、本発明の請求項４は、界面活
性剤が、非イオン界面活性剤であることを特徴とする請
求項１、２又は３記載の身体洗浄剤組成物である。

【００１３】さらに本発明の請求項５は、界面活性剤
が、糖誘導体であることを特徴とする請求項１、２、３
又は４記載の身体洗浄剤組成物である。

【００１４】なおも、本発明の請求項６は、界面活性剤
が、一般式（２）

【００１５】

【化６】

【００１６】（但し、式中Ｒ₂ ＣＯは、炭素原子数７〜
２１の飽和又は不飽和、直鎖又は分岐鎖の脂肪酸残基で
ある。）で表されるトレハロースモノ脂肪酸エステル又
は、一般式（３）

【００１７】

【化７】

【００１８】（但し、式中Ｒ₃ ＣＯは、炭素原子数７〜
２１の飽和又は不飽和、直鎖又は分岐鎖の脂肪酸残基で
ある。）で表されるトレハロースジ脂肪酸エステル若し
くは、一般式（４）

【００１９】

【化８】

【００２０】（但し、式中Ｒ₄ は、炭素原子数７〜２１
の飽和又は不飽和、直鎖又は分岐鎖の炭化水素基であ
り、Ｒ₅ は、水素原子、又は炭素原子数７〜２１の飽和
又は不飽和、直鎖又は分岐鎖の炭化水素基である。）で
表されるアルキリデントレハロースからなる群から選ば
れるトレハロース誘導体の一種又は二種以上であること
を特徴とする請求項１、２、３、４又は５記載の身体洗
浄剤組成物である。

【００２１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳述
する。

【００２２】本発明に用いるピロリドン化合物として
は、例えば、２−ピロリドン、３−ピロリドン、Ｎ−メ
チル−３−ピロリドン，Ｎ−エチル−３−ピロリドン，
Ｎ−プロピル−３−ピロリドン、５−メチル−２−ピロ
リドン、５−エチル−２−ピロリドン、５−プロピル−
２−ピロリドン等を挙げることができる。これらピロリ
ドン化合物の内、好ましいものとして上記一般式（１）
で表されるＮ−アルキル−２−ピロリドンを挙げること
ができる。更に、安全性や原料の入手等の理由により特
に好ましいものとしては、Ｎ−メチル−２−ピロリドン
を挙げることができる。尚、ここに挙げたピロリドン化
合物は、単独で用いてもよく、また、２種以上を混合し
て用いることができる。

【００２３】本発明に用いる界面活性剤とは、陰イオン
界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、及
び非イオン界面活性剤である。これらの界面活性剤は、
単独で用いてもよく、また、２種類以上を混合して用い
ることができる。

【００２４】即ち、陰イオン界面活性剤としては、アル
キル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、アル
キルアミド硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルス
ルホコハク酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルアミドリ
ン酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、アシルアミ
ノ酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、脂肪酸石鹸等
を挙げることができる。これら陰イオン界面活性剤のア
ルキル鎖長の炭素原子数は８から２２であり、好ましく
は１２から１８である。また、これら陰イオン界面活性
剤の対イオンとしては、アルカリ金属イオン、アルカリ
土類金属イオン、アルカノールアミンイオン、アンモニ
ウムイオン、塩基性アミノ酸等を挙げることができる。

【００２５】上述の陽イオン界面活性剤としては、アル
キルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルア
ンモニウム塩、アルキルベンジルジメチルアンモニウム
塩等を挙げることができる。これら陽イオン界面活性剤
のアルキル鎖長の炭素原子数は８から２６であり、好ま
しくは１２から２２である。また、これら陽イオン界面
活性剤の対イオンとしては、塩素イオンあるいは臭素イ
オン等である。

【００２６】上述の両性界面活性剤としては、アルキル
カルボキシベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキ
ルアミドプロピルベタイン等のベタイン型両性界面活性
剤、イミダゾリン型両性界面活性剤、アミノ酸型両性界
面活性剤等を挙げることができる。これら両性界面活性
剤のアルキル鎖長の炭素原子数は８から２２であり、好
ましくは１２から１８である。

【００２７】一方、本発明に用いる界面活性剤の内、好
ましいものとして非イオン界面活性剤を挙げることがで
きる。この非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステル及びその酸化エチレン誘導体、プロピレングリコ
ール脂肪酸エステル及びその酸化エチレン誘導体、ポリ
オキシエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリエーテ
ル変性シリコーン等を挙げることができる。これら非イ
オン界面活性剤の中でアルキル基を有するもののアルキ
ル鎖長の炭素原子数は８から１２であり、好ましくは１
２から１８である。

【００２８】これら非イオン界面活性剤の内、好ましい
ものとしてアルキルグルコシドやショ糖脂肪酸エステ
ル、トレハロース誘導体等の糖誘導体等を挙げることが
できる。特に好ましい糖誘導体としては、下記のトレハ
ロース誘導体である。すなわち、特開平５−１６８８９
３号公報等で開示している皮膚安全性に優れる上記一般
式（２）で表されるトレハロースモノ脂肪酸エステル又
は、上記一般式（３）で表されるトレハロースジ脂肪酸
エステル、若しくは、特開平９−３０８７号公報等で開
示している上記一般式（４）で表されるアルキリデント
レハロースからなるトレハロース誘導体である。

【００２９】これらのトレハロース誘導体は、特開平５
−１６８８９３号公報や特開平９−３０８７号公報等で
開示している方法等によって合成することにより得るこ
とができる。また、未反応のトレハロースやトリエステ
ル以上の置換体であるポリエステルを除去して用いても
よく、除去せずにそのまま用いても良い。

【００３０】また、本発明の必須成分である、ピロリド
ン化合物、界面活性剤、水の特性を効果的に発揮させる
ためには、ピロリドン化合物を０．０５〜５０重量％、
界面活性剤を０．０５〜４０重量％、残部を水とする配
合量が好ましく、更に好ましくはピロリドン化合物を１
〜３０重量％、界面活性剤を０．５〜３０重量％、残部
を水とする配合量である。更に、ピロリドン化合物とし
てＮ−メチル−２−ピロリドンを用い、界面活性剤とし
てトレハロース誘導体である上記一般式（２）で表され
るトレハロースモノ脂肪エステル、上記一般式（３）で
表されるトレハロースジ脂肪酸エステル及び上記一般式
（４）で表されるアルキリデントレハロースとを用い、
配合量は、Ｎ−メチル−２−ピロリドンを１〜３０重量
％、トレハロース誘導体を０．５〜３０重量％、残部を
水とすることが特に好ましい。

【００３１】本発明の身体洗浄剤組成物は、人体に用い
る全ての洗浄剤に適用することが可能である。例えば、
洗顔剤、クレンジング剤、ボデイシャンプー、サンスク
リーン除去剤、頭髪用洗浄剤、染毛用や脱色用洗浄剤、
マスカラ用除去剤、マニキュア除去剤、エナメル除去剤
などの医薬部外品や化粧品として用いることができる。
また、剤型としてもその用途に応じて、水溶液の他、エ
タノール水溶液、エマルション、サスペンション、ゲ
ル、液晶、エアゾール等の各種形態とすることができ
る。

【００３２】また、本発明の洗浄剤組成物には、本発明
の効果を損なわない範囲において、必要に応じて油脂
類、色素、香料、防腐剤、顔料、酸化防止剤、キレート
剤、紫外線吸収剤、高分子系粘剤、糖類、塩類、多価ア
ルコール、ビタミン類、アミノ酸、ｐＨ調製剤等を配合
することができる。

【００３３】

【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を詳
説するが、本発明は、これらの実施例及び比較例に限定
されるものではない。

【００３４】また、本発明で行った身体洗浄剤組成物の
評価法は下記の通りである。

【００３５】（１）洗浄力試験法 市販豚皮（アロアスクＤ、大鵬薬品工業製）２．５cm×
２．５cmに、口紅を１５mg塗布した。その後、洗浄剤組
成物を４００mg塗布し１０分間放置した後に、温水に移
し、液温４０℃、浴比１：１００の条件により、１０分
間撹拌洗浄した。次いで、流水で６０秒すすいだ後に、
水分を拭き取り、洗浄前後の色差を測定（色彩色差計
ＣＲ−３２１、ミノルタ製）することにより、その洗浄
力を色差の変化率である百分率で求め、以下の基準で判
定した。 ◎：８０％以上 О：６５％以上８０％未満 △：５０％以上６５％未満 ×：５０％未満

【００３６】（２）洗浄力実用テスト ヒト上腕内側部の３cm×３cm面に約２０mgの口紅を塗布
し、洗浄剤組成物を用いて一定圧、一定回数マッサージ
を行い、流水で洗い流し、その洗浄過程及び洗浄後の状
態を以下の基準により肉眼で判定することにより評価を
行った。 ◎：直ちに殆どの口紅が溶解し、最終的に残留を認めな
い О：すぐには溶解しないが、徐々に溶解し、最終的に残
留を認めない △：洗浄力を認めるが、最終的に残留を認める ×：ほとんど除去されない

【００３７】（３）官能評価 被験者３０名を用いて、上腕内側部の３cm×３cm面に約
２０mgの口紅を塗布し、洗浄剤組成物を用いて一定圧、
一定回数マッサージを行い、流水で洗い流し、洗浄後の
官能特性について、「さらさらした」「しっとりした」
と回答した人数で示した。

【００３８】実施例１〜６、比較例１〜３（メイク落と
し用洗浄剤組成物） 表１及び表２に示すメイク落とし洗浄剤組成物を常法に
より製造し、上記の各試験を実施した。その結果を表１
及び表２に併せて示す。なお、表中の成分量は重量％
（以下、ｗｔ％と略す）である。

【００３９】

【表１】

【００４０】

【表２】

【００４１】表１及び表２から、本発明のメイク落とし
洗浄剤組成物である実施例１〜６はいずれも、本発明の
必須条件を満たさない比較例１〜３と比べ、諸特性の全
てに亘って優れていた。また、各実施例は配合特性にお
いても異常は認められなかった。

【００４２】実施例７〜２０、比較例４〜６（メイク落
とし用洗浄剤組成物） 表３〜表６に示すメーク落とし用洗浄剤組成物を常法に
より製造し、前記の各試験を実施した。その結果を表３
〜表６に併せて示す。

【００４３】

【表３】

【００４４】

【表４】

【００４５】

【表５】

【００４６】

【表６】

【００４７】表３〜表６から、本発明のメーク落とし用
洗浄剤組成物である実施例６〜１９はいずれも、本発明
の必須条件を満たさない比較例４〜６と比べ、諸特性の
全てに亘って優れていた。また、各実施例は配合特性に
おいても異常は認められなかった。

【００４８】実施例２１、比較例７（洗顔用洗浄剤組成
物） 表５に示す洗顔用洗浄剤組成物を常法により製造し、被
験者２０名に対してサンスクリーン剤配合ファンデーシ
ョンを適量顔面に塗擦し、２時間経過した時点で鼻筋を
境とした左右に、実施例及び比較例を使用して洗顔さ
せ、比較官能評価試験を実施した。「洗浄性」と、洗浄
後の官能特性の「しっとり感」、「さらさら感」につい
て良好と回答した人数でその結果を評価した。その結果
を表７に併せて示す。

【００４９】

【表７】

【００５０】表７から、本発明の実施例２１の洗顔用洗
浄剤組成物は、本発明の必須条件を満たさない比較例７
と比べ、諸特性の全てに亘って優れていた。また、実施
例は配合特性においても異常は認められなかった。

【００５１】実施例２２、比較例８（頭髪用洗浄剤組成
物） 表８に示す頭髪用洗浄剤組成物を常法により製造し、被
験者２０名に対してヘアースプレーを適量頭髪に使用
し、２時間経過した時点で、頭髪の左右に実施例及び比
較例を使用して洗髪させ、比較官能試験を実施した。な
お、「洗浄性」と、洗浄後の官能特性の「しっとり
感」、「さらさら感」について良好と回答した人数でそ
の結果を評価した。その結果を表８に併せて示す。

【００５２】

【表８】

【００５３】表８から、本発明の実施例２２の頭髪用洗
浄剤組成物は、本発明の必須条件を満たさない比較例８
と比べ、諸特性の全てに亘って優れていた。また、実施
例は配合特性においても異常は認められなかった。

【００５４】

【発明の効果】以上の記載のように、本発明がメイク汚
れや皮脂汚れなどに対して優れた洗浄力を有し、かつ洗
浄後の官能特性に優れる新規の身体洗浄剤組成物を提供
することは明らかである。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ピロリドン化合物の一種または二種以上
   及び、界面活性剤及び、水を必須成分として含有するこ
   とを特徴とする身体洗浄剤組成物。
2. 【請求項２】 ピロリドン化合物が、一般式（１） 【化１】 （但し、式中Ｒ₁ は炭素原子数１〜１８の飽和及び不飽
   和、直鎖及び分岐鎖のアルキル基を示す）で表されるＮ
   −アルキル−２−ピロリドンである請求項１記載の身体
   洗浄剤組成物。
3. 【請求項３】 ピロリドン化合物が、Ｎ−メチル−２−
   ピロリドンである請求項１又は２記載の身体洗浄剤組成
   物。
4. 【請求項４】 界面活性剤が、非イオン界面活性剤であ
   ることを特徴とする請求項１、２又は３記載の身体洗浄
   剤組成物。
5. 【請求項５】 界面活性剤が、糖誘導体であることを特
   徴とする請求項１、２、３又は４記載の身体洗浄剤組成
   物。
6. 【請求項６】 界面活性剤が、一般式（２） 【化２】 （但し、式中Ｒ₂ ＣＯは、炭素原子数７〜２１の飽和又
   は不飽和、直鎖又は分岐鎖の脂肪酸残基である。）で表
   されるトレハロースモノ脂肪酸エステル又は、一般式
   （３） 【化３】 （但し、式中Ｒ₃ ＣＯは、炭素原子数７〜２１の飽和又
   は不飽和、直鎖又は分岐鎖の脂肪酸残基である。）で表
   されるトレハロースジ脂肪酸エステル、もしくは、一般
   式（４） 【化４】 （但し、式中Ｒ₄ は、炭素原子数７〜２１の飽和又は不
   飽和、直鎖又は分岐鎖の炭化水素基であり、Ｒ₅ は、水
   素原子、又は炭素原子数７〜２１の飽和又は不飽和、直
   鎖又は分岐鎖の炭化水素基である。）で表されるアルキ
   リデントレハロースからなる群から選ばれるトレハロー
   ス誘導体の一種又は二種以上であることを特徴とする請
   求項１、２、３、４又は５記載の身体洗浄剤組成物。