JPH11167135A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JPH11167135A
JPH11167135A JP9335213A JP33521397A JPH11167135A JP H11167135 A JPH11167135 A JP H11167135A JP 9335213 A JP9335213 A JP 9335213A JP 33521397 A JP33521397 A JP 33521397A JP H11167135 A JPH11167135 A JP H11167135A
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JP
Japan
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lens
power supply
battery
unit
shake
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JP9335213A
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English (en)
Inventor
Jun Matsushima
潤 松島
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影装置本体側の電源の寿命を延ばしてブレ
を補正することができるカメラシステムを提供する。 【解決手段】 レンズ側バッテリ5は、ブレ補正レンズ
駆動系15などに電源を供給するブレ補正用の専用電源
である。レンズ側CPU3は、レンズ側バッテリ5が交
換レンズ1に装着されているか否かを、バッテリ着脱検
知部18で検出するとともに、レンズ側バッテリ5が所
定電圧値よりも大きいか否かを、バッテリチェック部3
8で検出する。レンズ側バッテリ5が装着されていなか
ったり、所定電圧値よりも小さいときには、レンズ側C
PU3は、ボディ側バッテリ6への切替えをバッテリ切
替スイッチ8に指示する。そして、レンズ側CPU3
は、全押しスイッチSW2のON動作時(レリーズ時)
にのみブレ補正レンズ駆動系15を駆動制御して、ボデ
ィ側バッテリ6の電力消費を抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレを補正するブ
レ補正装置を搭載したカメラシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、スチルカメラやビデオカメラ
などの光学系に生ずるブレを補正するために、手ブレな
どによる振動を抑制して像の安定化を図るブレ補正装置
が知られている。このブレ補正装置は、ブレを補正する
ブレ補正レンズと、このブレ補正レンズを駆動する駆動
部と、振動を検出し、振動検出信号を出力するセンサ
と、この振動検出信号に基づいて、ブレ補正量を演算す
る演算部と、このブレ補正量に応じて、ブレを打ち消す
方向にブレ補正レンズを駆動制御する制御部などから構
成されている。
【0003】図6は、従来のブレ補正装置のブロック図
である。角速度センサ120a,120bは、カメラに
生ずる水平方向及び垂直方向の振動をそれぞれ検出する
センサである。角速度センサ120a,120bは、検
出した角速度信号をそれぞれフィルタ130a,130
bに出力する。フィルタ130a,130bは、この角
速度信号から低域周波数成分を除去した信号をアンプ1
31a,131bに出力する。アンプ131a,131
bは、フィルタ130a,130bの出力信号をそれぞ
れ増幅し、CPU30内のA/Dコンバータ300に出
力する。
【0004】ボイスコイルモータ(以下、VCMとい
う)151a,151bは、ブレ補正レンズ19を駆動
するためのモータである。VCM151aは、ブレ補正
レンズ19を水平方向(X方向)に駆動し、VCM15
1bは、ブレ補正レンズ19を垂直方向(Y方向)に駆
動する。
【0005】位置検出センサ140a,140bは、ブ
レ補正レンズ19の位置を検出するためのセンサであ
る。位置検出センサ140aは、水平方向(X方向)に
おけるブレ補正レンズ19の位置を検出し、位置検出セ
ンサ140bは、垂直方向(Y方向)におけるブレ補正
レンズ19の位置を検出する。位置検出センサ140
a,140bは、それぞれ検出した位置検出信号を位置
センサ処理回路141に出力し、位置センサ処理回路1
41は、この位置検出信号を増幅する。
【0006】CPU30は、角速度信号及び位置検出信
号に基づいてブレ補正量を演算し、このブレ補正量に応
じたブレ補正信号を出力する中央処理部である。CPU
30は、アンプ131a,131bの出力信号及び位置
センサ処理回路141の出力信号を、内蔵するA/Dコ
ンバータ300によりA/D変換し、所定の処理をした
後にブレ補正信号を発生する。CPU30は、このブレ
補正信号をD/Aコンバータ310によりA/D変換
し、VCM駆動部150に出力する。
【0007】VCM151a,151bは、VCM駆動
部150の出力信号に基づいて、ブレ補正レンズ19を
駆動し、ブレ補正レンズ19がブレを補正する。
【0008】フィルム面上に撮影される像とファインダ
で観察される像は、一眼レフカメラでは、同一の撮影レ
ンズを通して得られる。このために、ブレ補正装置を撮
影レンズに組み込んだときには、露光期間中だけではな
く、撮影者がファインダを覗いて構図を決定しようとし
ている間も、ブレ補正の効果を得ることができる。例え
ば、300mm以上の焦点距離をもつ望遠レンズを使用
するときには、撮影者は、ファインダ像を手持ちの状態
で安定させることができるために、撮影時の構図決定が
容易になる。
【0009】このようなブレ補正装置によって、ファイ
ンダ像を観察しているときにもブレ補正の効果を得よう
とすると、ブレ補正装置のアクチュエータが作動し続け
るために、露光期間中だけブレ補正装置を駆動するとき
に比べて、電力消費量が増大する。このために、カメラ
ボディ側からブレ補正装置に給電すると、カメラボディ
内の電源が短期間で消費してしまうという問題があっ
た。
【0010】特開平4−301825号公報は、カメラ
ボディ側の電源とは別に、交換レンズ側に電源を設けた
カメラシステムを開示している。カメラボディ側の電源
は、絞り駆動用アクチュエータ、フォーカス駆動用アク
チュエータ及びズーム駆動用アクチュエータの少なくと
も一つに給電し、交換レンズ側の電源は、ブレ補正装置
にのみ給電している。このカメラシステムは、フォーカ
シングなどの撮影時に必要な電源を、カメラボディ側の
電源から供給し、交換レンズ側の電源を、ブレ補正装置
の動作のみに使用している。このために、フォーカシン
グなどの撮影に影響する駆動をカメラボディ側の電源に
より行うために、電力消費の大きいブレ補正装置によっ
て交換レンズ内の電源が消費しても、撮影が不可能にな
ることはない。また、ブレ補正装置を使用しないとき
に、交換レンズ内の電源をOFF状態にしたり、交換レ
ンズ内から電源を取り外しても、フォーカシングなどの
駆動は、カメラボディ側の電源で行うために、撮影に支
障が生ずることはない。
【0011】特開平5−107611号公報は、カメラ
ボディ側及び交換レンズ側にそれぞれ電源を設け、それ
ぞれの電源の消耗度を検出する検出手段をカメラボディ
側と交換レンズ側に設けたカメラシステムを開示してい
る。このカメラシステムは、カメラボディ側及び交換レ
ンズ側の電源の消耗度を検出手段が検出し、いずれか一
方の電源が消耗したときには、他方の電源から給電を行
っている。このために、フォーカシングなどの撮影に必
要な機能には支障がなく、フォーカシングやブレ補正な
どの機能を多少とも長く行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのカメ
ラシステムは、例えば、交換レンズ側の電源を取り外し
たときには、カメラボディ側の電源の消耗が激しく、カ
メラボディ側の電源を頻繁に交換する必要があった。こ
のために、シャッタチャンスを逃してしまうという問題
があった。
【0013】本発明の課題は、撮影装置本体側の電源の
寿命を延ばしてブレを補正することができるカメラシス
テムを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定するものではない。すなわ
ち、請求項1の発明は、ブレを補正するブレ補正光学系
(19)と、前記ブレ補正光学系を駆動する駆動部(1
5)と、動作モードに応じて、前記駆動部を駆動制御す
る制御部(3)と、前記駆動部に電源を供給する第1
(6)及び第2の給電部(5)と、前記第1及び/又は
第2の給電部の電源の状態を検出(S102,S10
3)する電源状態検出部(18,38)とを含み、前記
制御部は、前記電源状態検出部の検出結果に応じて、動
作モードを変更(S114)することを特徴とするカメ
ラシステム(1,2)である。
【0015】請求項2の発明は、請求項1に記載のカメ
ラシステムにおいて、前記動作モードは、少なくとも、
撮影準備状態及び撮影動作状態であるときにブレを補正
する第1の補正モードと、撮影動作状態であるときにの
みブレを補正する第2の補正モードとを含むことを特徴
とするカメラシステムである。
【0016】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のカメラシステムにおいて、前記動作モードは、
少なくとも、広い駆動範囲(190a)でブレを補正す
る第1の補正モードと、狭い駆動範囲(190b)でブ
レを補正する第2の補正モードとを含むことを特徴とす
るカメラシステムである。
【0017】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載のカメラシステムにおいて、
前記電源状態検出部の検出結果に応じて、前記第1又は
第2の給電部のいずれか一方の電源に切り替える(S1
13)給電切替部(8)を備えることを特徴とするカメ
ラシステムである。
【0018】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載のカメラシステムにおいて、
前記第1の給電部は、撮影装置本体(2)側に設けられ
た本体側電源(6)であり、前記第2の給電部は、前記
撮影装置本体に装着可能な付属品(1)に設けられたブ
レ補正用電源(5)であることを特徴とするカメラシス
テムである。
【0019】請求項6の発明は、請求項5に記載のカメ
ラシステムにおいて、前記電源状態検出部は、前記ブレ
補正用電源が装着されているか否かを検出(S102)
する電源着脱検出部(18)を備え、前記ブレ補正用電
源が装着されていないときには、前記給電切替部は、前
記本体側電源に切替える(S113)とともに、前記制
御部は、前記第2の補正モードに変更(S114)する
ことを特徴とするカメラシステムである。
【0020】請求項7の発明は、請求項5又は請求項6
に記載のカメラシステムにおいて、前記電源状態検出部
は、前記ブレ補正用電源が所定電圧以下であるか否かを
検出(S103)する電圧検出部(38)を備え、前記
ブレ補正用電源が所定電圧以下であるときには、前記給
電切替部は、前記本体側電源に切替える(S113)と
ともに、前記制御部は、前記第2の補正モードに変更
(S114)することを特徴とするカメラシステムであ
る。
【0021】請求項8の発明は、請求項1から請求項7
までのいずれか1項に記載のカメラシステムにおいて、
前記補正モードの変更を表示する表示部(39)を備え
ることを特徴とするカメラシステムである。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図面を参
照して、本発明の第1実施形態について、さらに詳しく
説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るカメラ
システムのブロック図である。本発明の第1実施形態に
係るカメラシステムは、カメラボディ2と、このカメラ
ボディ2に着脱自在に装着された交換レンズ1とからな
る。
【0023】交換レンズ1は、第1のレンズ群21と、
第2のレンズ群22と、主光学系の光軸(以下、光軸と
いう)Iと略直交する方向に駆動することによって、ブ
レを補正する第3のレンズ群(以下、ブレ補正レンズと
いう)19と、光軸I方向に移動することによって、図
示しない結像面に被写体像を結ぶための焦点調整をする
第4のレンズ群(フォーカスレンズ)20とからなる撮
影レンズ系を備えている。
【0024】ブレ検出センサ12は、水平方向及び垂直
方向の振動を検出し、振動検出信号を出力するセンサで
ある。ブレ検出センサ12は、図6に示す角速度センサ
120a,120bに相当する。ブレ検出センサ12
は、検出した振動検出信号をブレ検出処理系13に出力
する。
【0025】ブレ検出処理系13は、ブレ検出センサ1
2からの振動検出信号について所定の処理をするもので
ある。ブレ検出処理系13は、処理した振動検出信号を
レンズ側CPU3に出力する。ブレ検出処理系13は、
図6に示すフィルタ130a,130bと、アンプ13
1a,131bとに相当する。
【0026】ブレ補正レンズ位置検出系14は、ブレ補
正レンズ19の位置を検出し、検出した位置検出信号に
ついて所定の処理をするものである。ブレ補正レンズ位
置検出系14は、図6に示す位置検出センサ140a,
140bと、位置センサ処理回路141とに相当する。
【0027】ブレ補正レンズ駆動系15は、ブレ補正レ
ンズ19を駆動するためのものである。ブレ補正レンズ
駆動系15は、レンズ側CPU3が出力するブレ補正信
号に基づいて、ブレ補正レンズ19を駆動する。ブレ補
正レンズ駆動系15は、図6に示すVCM駆動部150
と、VCM151a,151bとに相当する。
【0028】センタロック駆動系16は、ブレ補正レン
ズ19を固定するためのものである。センタロック駆動
系16は、例えば、撮影光学系全体の光軸Iとブレ補正
レンズ19の中心とが一致するように、このブレ補正レ
ンズ16をロックする。センタロック駆動系16は、図
示しないアクチュエータを備えている。
【0029】フォーカス駆動系17は、第4のレンズ群
20を光軸I方向に駆動させて、フォーカシング動作を
させるものである。フォーカス駆動系17は、図示しな
いフォーカスアクチュエータを備えている。
【0030】レンズ側バッテリ5は、ブレ補正レンズ駆
動系15及びセンタロック駆動系16を駆動するため
に、ブレ補正用の専用電源を供給するものである。レン
ズ側バッテリ5は、交換レンズ1内に着脱自在に設けら
れている。レンズ側バッテリ5は、例えば、カメラ用の
リチウム電池、アルカリマンガン電池又はNi−Cd乾
電池などが使用される。
【0031】バッテリ着脱検知部18は、交換レンズ1
内におけるレンズ側バッテリ5の装着状態を検知するも
のである。バッテリ着脱検知部18は、レンズ側バッテ
リ5を装着しているか否かに関する装着情報をレンズ側
CPU3に出力する。
【0032】バッテリチェック部38は、レンズ側バッ
テリ5の電圧を監視するものである。バッテリチェック
部38は、レンズ側バッテリ5の電圧に関する電圧情報
をレンズ側CPU3に出力する。
【0033】バッテリ切替スイッチ8は、ブレ補正レン
ズ駆動系15及びセンタロック駆動系16への電源の供
給元を、ボディ側バッテリ6とレンズ側バッテリ5との
間で切り替えるスイッチである。バッテリ切替スイッチ
8は、レンズ側CPU3が出力する切替信号に基づい
て、ブレ補正レンズ駆動系15及びセンタロック駆動系
16への電源の供給元を、レンズ側バッテリ5又はボデ
ィ側バッテリ6に切り替える。
【0034】表示部39は、ブレ補正制御に関する情報
などを表示するものである。表示部39は、ブレ補正レ
ンズ駆動系15の制御状態を表示し、ブレ補正制御(ブ
レ補正モード)の変更などに関する情報を表示する。
【0035】レンズ側CPU3は、ブレ検出処理系13
及びブレ補正レンズ位置検出系14の出力信号に基づい
てブレ補正量を演算し、このブレ補正量に応じたブレ補
正信号を出力したり、ブレ補正レンズ駆動系15をフィ
ードバック制御したり、このブレ補正レンズ駆動系15
の動作開始や停止を制御したり、バッテリ切替スイッチ
8の切替えを制御したり、センタロック駆動系16、フ
ォーカス駆動系17などを制御したりする中央処理部で
ある。
【0036】レンズ側CPU3は、ブレ補正モードに応
じて、ブレ補正レンズ駆動系15を駆動制御する。ここ
で、ブレ補正モードは、半押しスイッチSW1がON動
作したときや、全押しスイッチSW2がON動作したと
きに、ブレ補正レンズ系15を駆動制御する第1のブレ
補正モードと、全押しスイッチSW2がON動作したと
きにのみブレ補正レンズ系15を駆動制御する第2のブ
レ補正モードとからなる。
【0037】レンズ側CPU3は、バッテリ着脱検知部
18が出力する装着情報に基づいて、交換レンズ1内に
レンズ側バッテリ5が装着されているか否かを判断す
る。また、レンズ側CPU3は、バッテリチェック部3
8が出力する電圧情報に基づいて、レンズ側バッテリ5
が所定電圧値よりも大きいか否かを判断する。レンズ側
CPU3は、この装着情報及び/又は電圧情報に基づい
て、ブレ補正モードを変更する。さらに、レンズ側CP
U3は、ブレ補正モードを変更したときには、ブレ補正
制御を変更する旨の警告を表示するように、表示部39
に指示する。
【0038】カメラボディ2は、ボディ側CPU4と、
交換レンズ1側に設けられた測光部23、測距部24、
シャッタ部25、給送部26及びチャージ部27などに
電源を供給するボディ側バッテリ6と、電源安定化手段
7と、半押しスイッチSW1と、全押しスイッチSW2
などを内蔵している。
【0039】電源安定化手段7は、シャッタ部25及び
給送部26などの図示しないアクチュエータに、ボディ
側バッテリ6が電源を供給したときに生ずる変動に対
し、安定した電源を供給するためのものである。電源安
定化手段7は、測光部23、測距部24、シャッタ部2
5、給送部26、チャージ部27及びボディ側CPU4
などの電気回路と接続しており、これらに安定した電源
を供給している。また、電源安定化手段7は、ブレ検出
センサ12、ブレ検出処理系13、ブレ補正レンズ位置
検出系14及びレンズ側CPU3などの電気回路に、信
号系電源接点9を介して電源(信号系電源)を供給して
いる。
【0040】ボディ側CPU4は、測光部23、測距部
24、シャッタ部25、給送部26及びチャージ部27
などを制御する中央処理部である。ボディ側CPU4に
は、測光部23と、測距部24と、シャッタ部25と、
給送部26と、チャージ部27と、半押しスイッチSW
1と、全押しスイッチSW2と、通信用接点10を介し
てレンズ側CPU3とが接続されている。
【0041】半押しスイッチSW1は、一連の撮影準備
動作を開始するためのスイッチである。半押しスイッチ
SW1は、図示しないレリーズスイッチの半押し動作に
連動してON動作する。
【0042】全押しスイッチSW2は、カメラの露光動
作などの撮影動作を開始させるためのスイッチである。
全押しスイッチSW2は、レリーズスイッチの全押しに
連動してON動作する。
【0043】交換レンズ1及びカメラボディ2には、信
号系電源接点9と、通信用接点10と、パワー系電源接
点11とが設けられている。
【0044】信号系電源接点9は、カメラボディ2側の
電源安定化手段7と、交換レンズ1側のブレ検出センサ
12、ブレ検出処理系13、ブレ補正レンズ位置検出系
14及びレンズ側CPU3などの電気回路とを接続する
ための接点である。信号系電源接点9は、ブレ検出セン
サ12、ブレ検出処理系13、ブレ補正レンズ位置検出
系14及びレンズ側CPU3などの電気回路に、電源安
定化手段7から信号系電源を供給している。
【0045】通信用接点10は、図1において簡略化し
て示しているが、ボディ側CPU4からのフォーカス位
置などの指令値や、カメラボディ2に関する種々の情報
(ボディ情報)をレンズ側CPU3に送信するための接
点である。また、通信用接点10は、交換レンズ1側の
種々の情報(レンズ情報)をボディ側CPU4に送信す
るための接点である。
【0046】パワー系電源接点11は、ブレ補正レンズ
駆動系15及びセンタロック駆動系16のアクチュエー
タ駆動用の電源(パワー電源)を供給し、ボディ側バッ
テリ6から交換レンズ1側にこの電源を伝達するための
接点である。パワー系電源接点11は、バッテリ切替ス
イッチ8とボディ側バッテリ6とを接続するとともに、
フォーカス駆動系17とボディ側バッテリ6とを接続し
ている。
【0047】つぎに、レンズ側CPU3の動作を中心に
して、本発明の第1実施形態に係るカメラシステムの動
作を説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係るカ
メラシステムの動作を説明するフローチャートである。
ステップ(以下、Sとする)100において、半押しス
イッチSW1がON動作する。カメラボディ1の半押し
スイッチSW1がON動作すると、レンズ側CPU3が
一連の制御を開始する。
【0048】S101において、表示部39がOFF動
作する。ボディ側CPU4は、半押しスイッチSW1の
ON動作に基づいて、表示部39のOFF動作に関する
コマンドを、通信用接点10を介してレンズ側CPU3
に送信する。レンズ側CPU3は、このコマンドに基づ
いて、表示部39にOFF動作を指示する。
【0049】S102において、レンズ側CPU3は、
レンズ側バッテリ5が装着されているか否かを判断す
る。レンズ側CPU3は、バッテリ着脱検知部18が出
力する装着情報に基づいて、レンズ側バッテリ5が装着
されているか否かを判断する。レンズ側バッテリ5が交
換レンズ1に装着されているときには、S103に進
み、レンズ側バッテリ5が交換レンズ1から取り外され
ているときには、S113に進む。
【0050】S103において、レンズ側CPU3は、
レンズ側バッテリ5が所定電圧値よりも大きいか否かを
判断する。レンズ側CPU3は、バッテリチェック部3
8が出力する電圧情報に基づいて、レンズ側バッテリ5
が所定電圧値よりも大きいか否かを判断する。レンズ側
バッテリ5が所定電圧値よりも大きいときには、S10
4に進み、レンズ側バッテリ5が所定電圧値以下である
ときには、S113に進む。
【0051】S104において、バッテリ切替スイッチ
8は、レンズ側バッテリ5に切り替える。レンズ側バッ
テリ5は、交換レンズ1に装着されており、かつ、所定
電圧値よりも大きいために、レンズ側CPU3は、ボデ
ィ側バッテリ6からの電源をレンズ側バッテリ5からの
電源に切り替えるように、バッテリ切替スイッチ8を制
御する。バッテリ切替スイッチ8は、ブレ補正レンズ駆
動系15及びセンタロック駆動系16とレンズ側バッテ
リ5とを接続する。
【0052】S105において、レンズ側CPU3は、
半押しブレ補正要求を送信する。レンズ側CPU3は、
半押しブレ補正に関するコマンドを通信用接点10を介
して、ボディ側CPU4に送信する。
【0053】S106において、レンズ側CPU3は、
半押しブレ補正開始信号を受信する。レンズ側CPU3
は、ボディ側CPU4が送信する半押しブレ補正開始に
関するコマンドを受信する。
【0054】S107において、センタロックが解除
(OFF動作)される。レンズ側CPU3は、ブレ補正
レンズ19のセンタロック解除を、センタロック駆動系
16に指示する。センタロック駆動系16は、ブレ補正
レンズ19を固定している図示しない固定部材を駆動し
て、ブレ補正レンズ19の固定を解除する。
【0055】S108において、半押しブレ補正が開始
される。レンズ側CPU3は、ブレ補正レンズ駆動系1
5にブレ補正信号を出力し、ブレ補正レンズ19は、フ
ァインダを観察しながら構図を決定するときに有効な、
半押し動作中のブレ補正を開始する。なお、半押しブレ
補正は、撮影者が構図変更などを行うために、全押しブ
レ補正(レリーズブレ補正)に比べて、ブレ補正レンズ
19の駆動時間が長い。
【0056】S109において、レンズ側CPU3は、
レリーズブレ補正指示を受信したか否かを判断する。ボ
ディ側CPU4は、全押しスイッチSW2のON動作を
検出することによって、露光中にブレを補正するレリー
ズブレ補正開始に関するコマンドを、レンズ側CPU3
に送信する。レンズ側CPU3がこのコマンドを受信し
たときには、S110に進み、レンズ側CPU3がこの
コマンドを受信しなかったときには、S111に進む。
【0057】S110において、レリーズブレ補正が開
始される。レンズ側CPU3は、レリーズブレ補正開始
に関するコマンドに基づいて、ブレ補正レンズ駆動系1
5にブレ補正信号を出力し、ブレ補正レンズ19が露光
中のブレを補正する。なお、レリーズブレ補正は、露光
時間のみのブレ補正であるために、ブレ補正レンズ19
の駆動時間は、半押しブレ補正に比べて短い。
【0058】S111において、レンズ側CPU3は、
半押しブレ補正指示を受信したか否かを判断する。ボデ
ィ側CPU4は、半押しスイッチSW1のON動作又は
OFF動作を検出する。ボディ側CPU4は、半押しス
イッチSW1がON動作したときには、ブレ補正開始に
関するコマンドをレンズ側CPU4に送信する。ブレ補
正開始のコマンドをレンズ側CPU3が受信したときに
は、S107に戻り、ブレ補正開始のコマンドをレンズ
側CPU3が受信しなかったときには、S112に進
む。
【0059】S112において、センタロックが開始
(ON動作)される。レンズ側CPU3は、ブレ補正レ
ンズ19のセンタロック開始を、センタロック駆動系1
6に指示する。センタロック駆動系16は、図示しない
固定部材を駆動して、ブレ補正レンズ19を固定し、S
101に戻る。
【0060】S113において、バッテリ切替スイッチ
8は、ボディ側バッテリ6に切り替える。S113に進
むときには、S102において、交換レンズ1内にレン
ズ側バッテリ5が装着されていないと判断されたか、S
103において、レンズ側バッテリ5が所定電圧値より
も小さいと判断されている。このために、レンズ側CP
U3は、レンズ側バッテリ5からの電源をボディ側バッ
テリ6からの電源に切り替えるように、バッテリ切替ス
イッチ8を制御する。バッテリ切替スイッチ8は、パワ
ー系電源接点11を介して、ブレ補正レンズ駆動系15
及びセンタロック駆動系16とボディ側バッテリ6とを
接続する。
【0061】S114において、レンズ側CPU3は、
レリーズのみブレ補正要求を送信する。レンズ側CPU
3は、全押しスイッチSW1がON動作したときにのみ
ブレを補正するレリーズのみブレ補正に関するコマンド
を、通信用接点10を介してボディ側CPU4に送信す
る。半押しブレ補正は、撮影者が構図変更などを行うた
めに、全押しブレ補正(レリーズブレ補正)に比べて、
ブレ補正レンズ19の駆動時間が長くなる。このため
に、ボディ側バッテリ6の消費電力が大きくなる。一
方、レリーズブレ補正は、露光時間のみブレを補正する
ために、ブレ補正レンズ19の駆動時間が短くなる。本
発明の実施形態では、レンズ側バッテリ5が装着されて
いないときや、電圧が低下したときには、露光時間のみ
ブレ補正レンズ19を駆動して、ボディ側バッテリ6の
電力消費を少なくしている。
【0062】S115において、表示部39がON動作
する。ボディ側CPU4は、レリーズのみブレ補正に関
するコマンドに基づいて、表示部39のON動作に関す
るコマンドを、通信用接点10を介してレンズ側CPU
3に送信する。レンズ側CPU3は、このコマンドに基
づいて、表示部39にON動作を指示する。表示部39
は、ブレ補正制御を変更する旨の警告を表示する。
【0063】S116において、レンズ側CPU3は、
レリーズブレ補正指示を受信したか否かを判断する。ボ
ディ側CPU4は、全押しスイッチSW2のON動作を
検出することによって、露光中にブレを補正するレリー
ズブレ補正開始に関するコマンドを、レンズ側CPU3
に送信する。レンズ側CPU3がこのコマンドを受信し
たときには、S117に進み、レンズ側CPU3がこの
コマンドを受信しなかったときには、S112に進む。
【0064】S117において、センタロックが解除
(OFF動作)される。レンズ側CPU3は、ブレ補正
レンズ19のセンタロック解除を、センタロック駆動系
16に指示する。センタロック駆動系16は、ブレ補正
レンズ19を固定している図示しない固定部材を駆動し
て、ブレ補正レンズ19の固定を解除する。
【0065】S118において、レリーズブレ補正が開
始される。レンズ側CPU3は、レリーズブレ補正開始
に関するコマンドに基づいて、ブレ補正レンズ駆動系1
5にブレ補正信号を出力し、ブレ補正レンズ19が露光
中のブレを補正する。
【0066】以上説明したように、本発明の第1実施形
態に係るカメラシステムは、以下に記載する効果を有す
る。 (1) バッテリ着脱検知部18及びバッテリチェック
部38は、レンズ側バッテリ5の状態を検出し、レンズ
側CPU3は、この検出結果に応じて、ブレ補正モード
を変更している。その結果、レンズ側CPU3は、レン
ズ側バッテリ5の状態に応じて、ブレ補正モードを変更
するために、ボディ側バッテリ6の電力が消耗するのを
防止することができる。
【0067】(2) バッテリ切替スイッチ8は、レン
ズ側バッテリ5を交換レンズ1から取り外したり、レン
ズ側バッテリ5の電圧が低下したときには、ボディ側バ
ッテリ6からの電源に切り替えている。そして、レンズ
側CPU3は、一般的に、ブレ補正レンズ19を短時間
で駆動する全押しスイッチSW2のON動作時(レリー
ズ時)にのみ、ブレ補正レンズ駆動系15を駆動制御し
て、ブレを補正する。このために、ボディ側バッテリ6
の電力消費が少なくなって、ボディ側バッテリの寿命を
長くすることができる。その結果、撮影に影響するフォ
ーカシングなどの駆動を支障なく行うことができる。ま
た、ブレ補正レンズ駆動系15が少なくともレリーズ時
には動作するために、ブレの少ない写真を撮影すること
ができる。
【0068】(3) 表示部39は、第1のブレ補正モ
ードから第2のブレ補正モードに、レンズ側CPU3が
ブレ補正モードを変更したときに、ブレ補正制御を変更
する旨の警告を表示する。このために、ブレ補正制御の
変更を撮影者に確実に知らせることができる。
【0069】(第2実施形態)図3は、本発明の第2実
施形態に係るカメラシステムにおけるブレ補正範囲を示
す図である。本発明の第2実施形態に係るカメラシステ
ムは、第1実施形態のブレ補正モードとは異なる他の実
施形態である。本発明の第2実施形態は、広いブレ補正
範囲190a内でブレ補正レンズ19を駆動する第1の
ブレ補正モードと、狭いブレ補正範囲190b内でブレ
補正レンズ19を駆動する第2のブレ補正モードとから
なる。ブレ補正レンズ駆動系15は、ブレ補正範囲19
0a,190bの中心Oからx軸方向及び/又はy軸方
向に、ブレ補正レンズ19を駆動する。
【0070】レンズ側CPU3は、レンズ側バッテリ5
が装着されており、かつ、レンズ側バッテリ5が所定電
圧値よりも大きいときには、ボディ側バッテリ6からレ
ンズ側バッテリ5に、バッテリ切替スイッチ8によって
電源の供給元を切り替える。そして、レンズ側CPU3
は、広いブレ補正範囲190a内でブレ補正レンズ19
を駆動するように、ブレ補正レンズ駆動系15を駆動制
御する。一方、レンズ側CPU3は、レンズ側バッテリ
5が装着されていないときや、レンズ側バッテリ5が所
定電圧値よりも小さいときには、レンズ側バッテリ5か
らボディ側バッテリ6に、バッテリ切替スイッチ8によ
って電源の供給元を切り替える。そして、レンズ側CP
U3は、狭いブレ補正範囲190b内でブレ補正レンズ
19を駆動するように、ブレ補正レンズ駆動系15を駆
動制御する。
【0071】本発明の第2実施形態に係るカメラシステ
ムは、第1実施形態の効果に加えて、以下の効果を有す
る。ブレ補正レンズ19は、レンズ側バッテリ5が装着
されていないときや、レンズ側バッテリ5が所定電圧値
よりも小さいときには、狭いブレ補正範囲190b内で
駆動して、ブレを補正する。その結果、ブレ補正レンズ
19の駆動量が少なくなるために、ボディ側バッテリ6
の電力消費を少なくすることができる。
【0072】(第3実施形態)図4は、本発明の第3実
施形態に係るカメラシステムのブロック図である。な
お、以下の説明において、図1に示す部分と同一の部分
は、同一の番号を付して説明し、その部分の詳細な説明
については省略する。本発明の第3実施形態に係るカメ
ラシステムは、交換レンズ1の外部に着脱自在に取り付
けられたバッテリパック100内に、レンズ側バッテリ
5が設けられている。レンズ側バッテリ5は、外部パワ
ー系電源接点110を介して、バッテリ切替スイッチ8
に接続されている。レンズ側バッテリ5は、交換レンズ
1内に設けられたバッテリ着脱検知部18及びバッテリ
チェック部38によって、装着状況及び電圧値が検出さ
れている。
【0073】(第4実施形態)図5は、本発明の第4実
施形態に係るカメラシステムのブロック図である。な
お、以下の説明において、図1に示す部分と同一の部分
は、同一の番号を付して説明し、その部分の詳細な説明
については省略する。本発明の第4実施形態に係るカメ
ラシステムは、カメラボディ2の外部に着脱自在に取り
付けられたバッテリパック200内に、ボディ側バッテ
リ6が設けられている。ボディ側バッテリ6は、外部パ
ワー系電源接点11,210を介して、バッテリ切替ス
イッチ8に接続されている。また、ボディ側バッテリ6
は、外部パワー系電源接点220を介して、電源安定化
手段7に接続されている。
【0074】(他の実施形態)本発明は、以上説明した
実施形態に限定するものではなく、以下に記載するよう
に、種々の変形又は変更が可能であって、それらも本発
明の均等の範囲内である。 (1) 本発明の実施形態は、カメラボディ(撮影装置
本体)2に装着可能な付属品として、ブレ補正装置を内
蔵した交換レンズ1を例に挙げて説明したが、ブレ補正
装置を内蔵した中間アダプタと交換レンズ1又はカメラ
ボディ2との組み合わせについても、本発明を適用する
ことができる。
【0075】(2) 本発明の実施形態は、レンズ側バ
ッテリ5の状態をレンズ側CPU3が判断しているが、
ボディ側CPU4によって判断し、その結果に応じて、
バッテリ切替スイッチ8の切替動作をレンズ側CPU3
に指示してもよい。
【0076】(3) 本発明の実施形態は、レンズ側バ
ッテリ5の電源を専用電源として、ブレ補正レンズ駆動
系15に優先して供給しているが、ボディ側バッテリ6
の電源をブレ補正用の専用電源としてもよい。この場合
には、バッテリ着脱検知部18及びバッテリチェック部
38をカメラボディ2側に設け、ボディ側バッテリ6が
装着されていないようなときには、レンズ側バッテリ5
側の電源に切り替えることができる。また、バッテリ着
脱検知部18及びバッテリチェック部38を、交換レン
ズ1及びカメラボディ2の双方に設けてもよい。この場
合には、レンズ側バッテリ5及びボディ側バッテリ6の
一方が装着されていないようなときには、他方の電源に
切り替えることができる。
【0077】(4) 本発明の実施形態は、レンズ側C
PU3を交換レンズ1側に設け、ボディ側CPU4をカ
メラボディ2側に設けているが、これに限定するもので
はない。例えば、これらを一つのCPUにして交換レン
ズ1又はカメラボディ2に設けてもよいし、レンズ側C
PU3又はボディ側CPU4のいずれか一方を省略して
もよい。
【0078】(5) 本発明の実施形態は、半押しスイ
ッチSW1がON動作したときに、バッテリ着脱検知部
18及びバッテリチェック部38がレンズ側バッテリ5
の状態を検出しているが、これに限定するものではな
い。例えば、半押しスイッチSW1がON動作している
間に、レンズ側バッテリ5の状態を周期的に検出しても
よい。
【0079】(6) 本発明の実施形態は、交換レンズ
1側に表示部39を設けているが、カメラボディ2側の
ファインダ光学系内にこの表示部39を設けてもよい。
【0080】(7) 本発明の第2実施形態は、レンズ
側バッテリ5の電圧が低下したときには、例えば、半押
しスイッチSW1のON動作時に、狭いブレ補正範囲1
90b内でブレ補正レンズ19を駆動し、全押しスイッ
チSW2のON動作時に、広いブレ補正範囲190a内
でブレ補正レンズ19を駆動してもよい。また、ブレの
振幅が所定値よりも小さいときにのみブレ補正レンズ1
9を駆動して、ボディ側バッテリ6の消費電力の低減を
図ってもよい。
【0081】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、第1及び/又は第2の給電部の電源の状態に応じ
て、動作モードを変更することで、双方又は一方の電源
が必要以上に消耗するのを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムの
ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムの
動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態に係るカメラシステムに
おけるブレ補正範囲を示す図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係るカメラシステムの
ブロック図である。
【図5】本発明の第4実施形態に係るカメラシステムの
ブロック図である。
【図6】従来のブレ補正装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 交換レンズ 2 カメラボディ 3 レンズ側CPU 4 ボディ側CPU 5 レンズ側バッテリ 6 ボディ側バッテリ 8 バッテリ切替スイッチ 15 ブレ補正レンズ駆動系 16 センタロック駆動系 18 バッテリ着脱検知部 38 バッテリチェック部 39 表示部 190a,190b ブレ補正範囲

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレを補正するブレ補正光学系と、 前記ブレ補正光学系を駆動する駆動部と、 動作モードに応じて、前記駆動部を駆動制御する制御部
    と、 前記駆動部に電源を供給する第1及び第2の給電部と、 前記第1及び/又は第2の給電部の電源の状態を検出す
    る電源状態検出部とを含み、 前記制御部は、前記電源状態検出部の検出結果に応じ
    て、動作モードを変更すること、 を特徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカメラシステムにおい
    て、 前記動作モードは、少なくとも、撮影準備状態及び撮影
    動作状態であるときにブレを補正する第1の補正モード
    と、撮影動作状態であるときにのみブレを補正する第2
    の補正モードとを含むこと、 を特徴とするカメラシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のカメラシ
    ステムにおいて、 前記動作モードは、少なくとも、広い駆動範囲でブレを
    補正する第1の補正モードと、狭い駆動範囲でブレを補
    正する第2の補正モードとを含むこと、 を特徴とするカメラシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のカメラシステムにおいて、 前記電源状態検出部の検出結果に応じて、前記第1又は
    第2の給電部のいずれか一方の電源に切り替える給電切
    替部を備えること、 を特徴とするカメラシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載のカメラシステムにおいて、 前記第1の給電部は、撮影装置本体側に設けられた本体
    側電源であり、 前記第2の給電部は、前記撮影装置本体に装着可能な付
    属品に設けられたブレ補正用電源であること、 を特徴とするカメラシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のカメラシステムにおい
    て、 前記電源状態検出部は、前記ブレ補正用電源が装着され
    ているか否かを検出する電源着脱検出部を備え、 前記ブレ補正用電源が装着されていないときには、前記
    給電切替部は、前記本体側電源に切替えるとともに、前
    記制御部は、前記第2の補正モードに変更すること、 を特徴とするカメラシステム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載のカメラシ
    ステムにおいて、 前記電源状態検出部は、前記ブレ補正用電源が所定電圧
    以下であるか否かを検出する電圧検出部を備え、 前記ブレ補正用電源が所定電圧以下であるときには、前
    記給電切替部は、前記本体側電源に切替えるとともに、
    前記制御部は、前記第2の補正モードに変更すること、 を特徴とするカメラシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか1
    項に記載のカメラシステムにおいて、 前記補正モードの変更を表示する表示部を備えること、 を特徴とするカメラシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001290188A (ja) * 2000-04-10 2001-10-19 Ricoh Co Ltd カメラの誤撮影防止装置
JP2009282457A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Nikon Corp レンズ鏡筒、光学機器

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