JPH1172814A - カメラシステム、カメラボディ及び交換レンズ - Google Patents

カメラシステム、カメラボディ及び交換レンズ

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JPH1172814A
JPH1172814A JP9233468A JP23346897A JPH1172814A JP H1172814 A JPH1172814 A JP H1172814A JP 9233468 A JP9233468 A JP 9233468A JP 23346897 A JP23346897 A JP 23346897A JP H1172814 A JPH1172814 A JP H1172814A
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JP
Japan
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unit
lens
camera
correction
shake
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Application number
JP9233468A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Maeda
敏彰 前田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH1172814A publication Critical patent/JPH1172814A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム全体としてブレ補正装置を有効に同
調及び動作することができるカメラシステム、カメラボ
ディ及び交換レンズを提供する。 【解決手段】 カメラボディ及びこのカメラボディに着
脱自在の交換レンズは、ブレ補正装置と、ブレ補正モー
ドを切り替えるモード切替スイッチとをそれぞれ備えて
いる。カメラボディ及び交換レンズのブレ補正装置は、
例えば、交換レンズ側のモード切替スイッチの切替動作
に係わらず、カメラボディ側のモード切替スイッチが選
択した補正モードに基づいて動作する。このモード切替
スイッチが自動選択モード(補正モード3)に選択(S
160)されているときには、カメラボディ及び交換レ
ンズのブレ補正装置は、補正能力やブレの度合いなどの
撮影状況に応じていずれか一方が動作(S140,15
0)する。その結果、これらが同時に駆動して、無駄な
電力を消費してしまうのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレを補正するブ
レ補正装置を搭載したカメラシステム、カメラボディ及
び交換レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラボディと交換レンズと
が公知のシリアル通信により電気的に接続されたカメラ
システムが知られている。このようなカメラシステム
は、交換レンズの固有データや状態データなどを交換レ
ンズ側からカメラボディ側に伝達して、自動焦点合わせ
機構や露光状態の制御などの撮影制御を行っている。ま
た、カメラシステムの自動化が進み、手持ち撮影時など
の手ブレなどに起因するブレを補正するブレ補正装置が
知られている。
【0003】このようなブレ補正装置は、角速度センサ
や加速度センサによりカメラの角速度や加速度を検出
し、その出力信号に基づいてカメラの振動状態に応じた
ブレ補正量を演算している。そして、交換レンズ内に設
けた光学的な補正手段が、光軸に対して直交する面内に
像をシフトし、光学的処理によりブレを補正している。
また、結像面に配置したCCD(Charge Cou
pled Device;電荷転送素子)の出力信号の
変動によりブレ状態を検出し、信号(画像)処理手段の
みでブレを補正するブレ補正装置も知られている。さら
に、カメラシステムの振動状態を検出し、この振動状態
に応じてシャッタ動作を制御して、ブレを極力防止する
ブレ補正装置も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなブレ補正装
置を備えるカメラボディと、ブレ補正装置を備える交換
レンズとを組み合わせて使用すると、それぞれのブレ補
正装置が同調をとらずに、単独で動作する可能性があ
る。このために、かえってブレ補正動作が不安定になっ
たり、全体として消費電力が増大する可能性がある。
【0005】本発明の課題は、システム全体としてブレ
補正装置を有効に同調及び動作することができるカメラ
システム、カメラボディ及び交換レンズを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、第1(14)及び第2のブレ
補正部(13,15)と、前記第1のブレ補正部を作動
する第1の作動部(9)と、前記第2のブレ補正部を作
動する第2の作動部(4,8)と、前記第1及び前記第
2の作動部を制御する制御部(3,4,12)とを含
み、前記制御部は、撮影状況に応じて、前記第1又は前
記第2の作動部を作動(S150,S140)させるこ
とを特徴とするカメラシステムである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のカメ
ラシステムにおいて、前記第1のブレ補正部は、撮影光
学系の光路を変更するブレ補正光学系(14)を備え、
前記第2のブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換す
る画像情報変換部(13)を備え、前記第1の作動部
は、前記ブレ補正光学系を駆動する駆動部(9)を備
え、前記第2の作動部は、被写体像をブレのない画像に
修復する画像修復部(4)を備えることを特徴とするカ
メラシステムである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1に記載のカメ
ラシステムにおいて、前記第1のブレ補正部は、撮影光
学系の光路を変更する第1のブレ補正光学系(14)を
備え、前記第2のブレ補正部は、撮影光学系の光路を変
更する第2のブレ補正光学系(15)を備え、前記第1
の作動部は、前記第1のブレ補正光学系を駆動する第1
の駆動部(9)を備え、前記第2の作動部は、前記第2
のブレ補正光学系を駆動する第2の駆動部(8)を備え
ることを特徴とするカメラシステムである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1に記載のカメ
ラシステムにおいて、前記第1のブレ補正部は、撮影光
学系の光路を変更するブレ補正光学系(14)を備え、
前記第2のブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換す
る画像情報変換部(13)を備え、前記第1の作動部
は、前記ブレ補正光学系を駆動する第1の駆動部(9)
を備え、前記第2の作動部は、前記画像情報変換部を駆
動する第2の駆動部(8)を備えることを特徴とするカ
メラシステムである。
【0010】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載のカメラシステムにおいて、
前記制御部は、判定項目に基づいて、前記第1又は前記
第2の作動部を作動(S150,S140)させ、前記
判定項目は、消費電力に関する第1の項目、補正可能範
囲及び/又は分解能に関する第2の項目、焦点距離に関
する第3の項目、ブレ補正の応答速度に関する第4の項
目の少なくとも一つであることを特徴とするカメラシス
テムである。
【0011】請求項6の発明は、請求項5に記載のカメ
ラシステムにおいて、前記制御部は、前記判定項目毎
に、前記第1及び前記第2の作動部の優劣を判定し、各
判定項目毎の判定結果の合計に基づいて、前記第1又は
前記第2の作動部を作動させることを特徴とするカメラ
システムである。
【0012】請求項7の発明は、請求項6に記載のカメ
ラシステムにおいて、前記判定項目は、前記第1の項
目、前記第2の項目、前記第3の項目、前記第4の項目
の順に重み付けがされていることを特徴とするカメラシ
ステムである。
【0013】請求項8の発明は、請求項5から請求項7
までのいずれか1項に記載のカメラシステムにおいて、
前記制御部は、ブレ振幅に応じて、前記第2の項目を判
定することを特徴とするカメラシステムである。
【0014】請求項9の発明は、請求項5から請求項8
までのいずれか1項に記載のカメラシステムにおいて、
前記制御部は、焦点距離に応じて、前記第3の項目を判
定することを特徴とするカメラシステムである。
【0015】請求項10の発明は、請求項5から請求項
9までのいずれか1項に記載のカメラシステムにおい
て、前記制御部は、ブレ振動の速さに応じて、前記第4
の項目を判定することを特徴とするカメラシステムであ
る。
【0016】請求項11の発明は、請求項1から請求項
10までのいずれか1項に記載のカメラシステムにおい
て、ブレ補正モードを切り替える第1及び第2の補正モ
ード切替部を備え、前記制御部は、前記第1の補正モー
ド切替部の切替動作にかかわらず、前記第2の補正モー
ド切替部が選択するブレ補正モードに基づいて、前記第
1又は前記第2の作動部を作動させることを特徴として
いるカメラシステムである。
【0017】請求項12の発明は、レンズ側ブレ補正部
(14)と、前記レンズ側ブレ補正部を作動するレンズ
側作動部(9)とを含む交換レンズ(2)に装着可能な
カメラボディ(1)において、ボディ側ブレ補正部(1
3,15)と、前記ボディ側ブレ補正部を作動するボデ
ィ側作動部(4,8)と、前記ボディ側作動部を制御す
るボディ側制御部(4)とを含み、前記ボディ側制御部
は、撮影状況に応じて、前記ボディ側作動部を作動(S
140)させ又は前記レンズ側作動部の作動を前記交換
レンズ側に指示(S150)することを特徴としている
カメラボディである。
【0018】請求項13の発明は、請求項12に記載の
カメラボディにおいて、前記ボディ側ブレ補正部は、被
写体像を画像情報に変換する画像情報変換部(13)を
備え、前記ボディ側作動部は、被写体像をブレのない画
像に修復する画像修復部(4)を備えることを特徴とす
るカメラボディである。
【0019】請求項14の発明は、請求項12に記載の
カメラボディにおいて、前記ボディ側ブレ補正部は、撮
影光学系の光路を変更するブレ補正光学系(15)を備
え、前記ボディ側作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動
するボディ側駆動部(8)を備えることを特徴とするカ
メラボディである。
【0020】請求項15の発明は、請求項12に記載の
カメラボディにおいて、前記ボディ側ブレ補正部は、被
写体像を画像情報に変換する画像情報変換部(13)を
備え、前記ボディ側作動部は、前記画像情報変換部を駆
動するボディ側駆動部(8)を備えることを特徴とする
カメラボディである。
【0021】請求項16の発明は、請求項12から請求
項15までのいずれか1項に記載のカメラボディにおい
て、ブレ補正モードを切り替えるボディ側補正モード切
替部(5)を備え、前記ボディ側制御部は、レンズ側補
正モード切替部(10)の切替動作にかかわらず、前記
ボディ側補正モード切替部が選択するブレ補正モードに
基づいて、前記ボディ側作動部を作動(S140)させ
又は前記レンズ側作動部の作動を前記交換レンズ側に指
示(S150)することを特徴とするカメラボディであ
る。
【0022】請求項17の発明は、請求項12から請求
項15までのいずれか1項に記載のカメラボディにおい
て、ブレ補正モードを切り替えるボディ側補正モード切
替部(5)を備え、前記ボディ側制御部は、前記ボディ
側補正モード切替部の切替動作にかかわらず、レンズ側
補正モード切替部(10)が選択するブレ補正モードに
基づいて、前記ボディ側作動部を作動(S140)させ
又は前記レンズ側作動部の作動を前記交換レンズ側に指
示(S150)することを特徴とするカメラボディであ
る。
【0023】請求項18の発明は、ボディ側ブレ補正部
(13,15)と、前記ボディ側ブレ補正部を作動する
ボディ側作動部(4,8)とを含むカメラボディ(1)
に装着可能な交換レンズ(2)において、レンズ側ブレ
補正部(14)と、前記レンズ側ブレ補正部を作動する
レンズ側作動部(9)と、前記レンズ側作動部を制御す
るレンズ側制御部(3)とを含み、前記レンズ側制御部
は、撮影状況に応じて、前記レンズ側作動部を作動(S
150)させ又は停止(S140)させることを特徴と
する交換レンズである。
【0024】請求項19の発明は、請求項18に記載の
交換レンズにおいて、前記レンズ側ブレ補正部は、撮影
光学系の光路を変更するブレ補正光学系(14)を備
え、前記レンズ側作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動
するレンズ側駆動部(9)を備えることを特徴とする交
換レンズである。
【0025】請求項20の発明は、請求項18又は請求
項19に記載の交換レンズにおいて、ブレ補正モードを
切り替えるレンズ側補正モード切替部(10)を備え、
前記レンズ側制御部は、前記レンズ側補正モード切替部
の切替動作にかかわらず、ボディ側補正モード切替部
(5)が選択するブレ補正モードに基づいて、前記レン
ズ側作動部を作動(S150)させ又は停止(S14
0)させることを特徴とする交換レンズである。
【0026】請求項21の発明は、請求項18又は請求
項19に記載の交換レンズにおいて、ブレ補正モードを
切り替えるレンズ側補正モード切替部(10)を備え、
前記レンズ側制御部は、ボディ側補正モード切替部
(5)の切替動作にかかわらず、前記レンズ側補正モー
ド切替部が選択するブレ補正モードに基づいて、前記レ
ンズ側作動部を作動(S150)させ又は停止(S14
0)させることを特徴とする交換レンズである。
【0027】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、図面を参照して、本発明の第1
実施形態について、さらに詳しく説明する。まず、本発
明の第1実施形態に係るカメラシステムについて、ブレ
補正装置をそれぞれ搭載した一眼レフカメラ及び交換レ
ンズを例に挙げて説明する。図1は、本発明の第1実施
形態に係るカメラシステムのブロック図である。
【0028】(カメラシステム)本発明の第1実施形態
に係るカメラシステムは、図1に示すように、後述する
ボディ側CPU4、ボディ側切替スイッチ5、振動検出
器7、メインCPU12、CCD13及びROM20な
どを備えるカメラボディ1と、このカメラボディ1に着
脱自在に装着され、レンズ側CPU3、レンズ側駆動部
9、レンズ側切替スイッチ10、振動検出器11、ブレ
補正光学系14、レンズ側補正レンズ位置検出部17、
測距エンコーダ18及びROM19などを備える交換レ
ンズ2とから構成されている。CCD13は、ボディ側
ブレ補正装置を構成しており、ブレ補正光学系14、レ
ンズ側駆動部9及びレンズ側補正レンズ位置検出部17
は、レンズ側ブレ補正装置を構成している。
【0029】(カメラボディ)CCD13は、撮影光学
系を透過した被写体像を画像情報に変換する光電変換素
子である。CCD13は、蓄積した画像データを、ボデ
ィ側CPU4に出力する。
【0030】振動検出器7は、カメラボディ1の振動状
態を検知するセンサなどである。振動検出器7は、例え
ば、カメラボディ1に生じるブレを検出し、このブレに
応じた角速度信号、角加速度信号又は加速度信号(以
下、ブレ検出信号という)を出力する角速度センサ、角
加速度センサ又は加速度センサなどである。振動検出器
7は、センサ周りの信号を処理する処理回路を備えてい
る。
【0031】ボディ側CPU4は、カメラボディ1内に
設けられた中央処理部である。ボディ側CPU4は、例
えば、CCD13が蓄積した画像データをデータ圧縮処
理したり、ブレ検出信号に基づいてブレ補正量をブレデ
ータとして演算したりする。また、ボディ側CPU4
は、画像データとこの画像データを出力したときのブレ
データとに基づいて、画像処理によって像面をシフトす
るように補正し、被写体像をブレのない元の画像に修復
する。さらに、ボディ側CPU4は、ボディ側切替スイ
ッチ5の切替動作によって使用者が選択した補正モード
を検出したり、ROM20に記憶したカメラボディ1に
関する固有データを読み出したりする。ボディ側CPU
4は、演算したブレ補正量をブレデータとして記憶した
り、圧縮した画像データを書き込んだりするメモリ部を
備えている。ボディ側CPU4には、ボディ側切替スイ
ッチ5と、振動検出器7と、メインCPU12と、CC
D13と、ROM20とが接続されている。また、ボデ
ィ側CPU14は、電気接点群6を介してシリアル通信
によってレンズ側CPU3と通信の授受を行う。
【0032】メインCPU12は、例えば、所定の判定
項目に基づいて、カメラボディ1側及び交換レンズ2側
のブレ補正装置のいずれが優れているかを判定し、その
結果の基づいて、いずれか一方のブレ補正装置を選択す
る中央処理部である。メインCPU12は、判定結果に
基づいて、ボディ側CPU4又はレンズ側CPU3にブ
レ補正開始又はブレ補正停止のコマンドを出力する。
【0033】ボディ側切替スイッチ5は、補正モードを
切り替えるためのスイッチである。ボディ側切替スイッ
チ5は、カメラボディ1に設けられ、カメラボディ1側
又は交換レンズ2側でブレ補正を行うか否かを選択す
る。図2は、本発明の第1実施形態に係るカメラシステ
ムにおけるカメラボディを示す図であり、図2(A)
は、このカメラボディを概略的に示す正面図であり、図
2(B)は、このカメラボディ側の切替スイッチを示す
拡大図である。図3は、本発明の第1実施形態に係るカ
メラシステムにおけるボディ側切替スイッチの補正モー
ドを示す図である。
【0034】図2(B)に示すように、ボディ側切替ス
イッチ5は、例えば、カメラボディ1側のブレ補正装置
をオフするVR(Vibration Reducti
on)−OFFモード(以下、補正モード0という)
と、カメラボディ1側のブレ補正装置をオンするBOD
Y−VRモード(以下、補正モード1という)と、交換
レンズ2側のブレ補正装置をオンにするLENS−VR
モード(以下、補正モード2という)と、補正モード1
又は補正モード2を自動的に選択するAUTOモード
(以下、補正モード3という)の4つのモードに切り替
えることができる。そして、ボディ側切替スイッチ5
は、切替動作によってこれらのモードから特定のモード
を設定する。本発明の第1実施形態に係るカメラシステ
ムでは、ボディ側CPU4は、使用者が選択した補正モ
ードに関するコマンドをレンズ側CPU3及びメインC
PU12に送信する。
【0035】(交換レンズ)図1に示すブレ補正光学系
14は、撮影光学系の少なくとも一部を構成し、撮影光
学系の光路を変更する光学系である。ブレ補正光学系1
4は、例えば、光軸に対して直交又は略直交する方向に
駆動することによって、光学的に像シフトしブレを補正
するブレ補正レンズである。
【0036】レンズ側駆動部9は、ブレ補正光学系を駆
動するためのものである。レンズ側駆動部9は、例え
ば、光軸に対して直交又は略直交する方向にブレ補正光
学系14を電磁駆動方式により駆動するものである。レ
ンズ側駆動部9は、例えば、ヨークと、このヨークとの
間に磁界を形成するマグネットと、ヨークとマグネット
との間に配置されたコイルと、マグネットを固定するヨ
ークとを備えている。
【0037】振動検出器11は、交換レンズ2の振動状
態を検知するセンサなどである。振動検出器11は、交
換レンズ2に生じるブレを検出し、このブレに応じたブ
レ検出信号を出力する角速度センサ、角加速度センサ又
は加速度センサなどである。振動検出器11は、センサ
周りの信号を処理する処理回路を備えている。
【0038】測距エンコーダ18は、被写体までの距離
情報(被写体距離情報)を検出するためのエンコーダで
ある。測距エンコーダ18は、交換レンズ1内に設けら
れている。
【0039】レンズ側CPU3は、交換レンズ3内に設
けられた中央処理部である。レンズ側CPU3は、例え
ば、ブレ検出信号に基づいてブレ補正量を演算したり、
このブレ補正量に基づいて、レンズ側駆動部9の駆動又
は駆動停止を制御したりする。また、レンズ側CPU3
は、レンズ側切替スイッチ10が選択した補正モードを
検出したり、ROM20に記憶したカメラボディ1に関
する固有データを読み出したりする。レンズ側CPU3
には、レンズ側駆動部9と、レンズ側切替スイッチ10
と、振動検出器11と、レンズ側補正レンズ位置検出部
17と、測距エンコーダ18と、ROM19とが接続さ
れている。
【0040】レンズ側切替スイッチ10は、補正モード
を切り替えるためのスイッチである。レンズ側切替スイ
ッチ10は、交換レンズ2に設けられ、交換レンズ2側
又はカメラボディ1側でブレ補正を行うか否かを選択す
る。図4は、本発明の第1実施形態に係るカメラシステ
ムにおける交換レンズを示す図であり、図4(A)は、
この交換レンズを概略的に示す正面図であり、図4
(B)は、この交換レンズ側の切替スイッチを示す拡大
図である。レンズ側切替スイッチ10は、ボディ側切替
スイッチ5と同一構造であり、その詳細な説明は、省略
する。本発明の第1実施形態に係るカメラシステムで
は、レンズ側切替スイッチ10によって選択された補正
モードが、ボディ側切替スイッチ5によって選択された
補正モードと一致しないときがある。この場合には、ボ
ディ側CPU4及びレンズ側CPU3は、ボディ側切替
スイッチ5によって選択された補正モードに対するコマ
ンドモードに基づいて、ブレ補正のための演算及び制御
をそれぞれ行う。
【0041】図1に示すレンズ側補正レンズ位置検出部
17は、例えば、光軸と直交又は略直交する平面内にお
けるブレ補正光学系の位置を検出するものである。レン
ズ側補正レンズ位置検出部17は、例えば、IRED
と、ブレ補正光学系17とともに移動し、IREDから
入射する光束を制限するスリット部材と、このスリット
部材を通過した光束が入射するPSDとを備えている。
レンズ側補正レンズ位置検出部17は、スリット部材の
駆動とともにPSD上で移動する光の位置を検出し、ブ
レ補正光学系17の駆動位置情報をレンズ側CPU3に
出力する。
【0042】つぎに、本発明の第1実施形態に係るカメ
ラシステムの動作を説明する。図5は、本発明の第1実
施形態に係るカメラシステムの動作を説明するフローチ
ャートである。ステップ(以下、Sとする)100にお
いて、ボディ側CPU4は、電源電圧が十分であるか否
かを判断する。ボディ側CPU4は、ブレ補正動作の保
証に対して電源電圧が十分か否かを、図示しないバッテ
リチェック回路によって判定する。電源電圧が十分であ
るときには、S110に進み、図示しない電源供給部
は、振動検出器7,11の双方に電源を供給し、振動検
出器7,11がON動作(電源ON)する。その結果、
振動検出器7,11は、カメラボディ1及び交換レンズ
2に生じる振動をそれぞれ検出する。そして、ボディ側
CPU4及びレンズ側CPU3は、それぞれ入力したブ
レ検出信号に基づいて、ブレ補正量を演算する。また、
レンズ側CPU3は、カメラボディ1に装着された交換
レンズ2に関するブレ補正機能のデータや、装着された
交換レンズ2がブレ補正装置を有するか否かの判別信号
などを、ボディ側CPU4に電気接点群6を介して伝達
する。電源電圧が十分ではないときには、S130に進
む。
【0043】S110において、ボディ側CPU4は、
ボディ側切替スイッチ5によりブレ補正機能が有効にな
っているか否かを判断する。ボディ側CPU4は、ボデ
ィ側切替スイッチ5が補正モード0に設定されているか
否かを判断する。ボディ側切替スイッチ5が補正モード
0に設定されていないときには、S120に進む。一
方、ボディ側切替スイッチ5が補正モード0(補正機能
が無効)に設定されているときには、S130に進む。
【0044】S120において、ボディ側CPU4は、
ボディ側切替スイッチ5が補正モード1,2,3のいず
れに設定されているかを判断する。ボディ側切替スイッ
チ5が補正モード1に設定されているときには、S14
0に進み、補正モード2に設定されているときには、S
150に進み、補正モード3に設定されているときに
は、S160に進む。
【0045】S130において、ボディ側CPU4は、
レンズ側CPU3にブレ補正機能を無効にする信号を出
力する。そして、ボディ側CPU4は、被写体像をブレ
のない画像に修復するための画像修復動作を行わずに、
カメラボディ1側のブレ補正動作を中止する。
【0046】S140において、カメラボディ1側のブ
レ補正装置がON動作し、交換レンズ2側のブレ補正装
置がOFF動作する。ボディ側CPU4は、レンズ側C
PU3にブレ補正機能を無効にするために、ブレ補正停
止のコマンドを出力する。レンズ側CPU3は、このコ
マンドを処理し、レンズ側駆動部9の状態を電気接点群
6を介して、ボディ側CPU4に出力する。一方、ボデ
ィ側CPU4は、画像データとこの画像データを出力し
たときのブレデータとに基づいて、被写体像をブレのな
い画像に修復する。その結果、カメラボディ1側のブレ
補正装置と交換レンズ2側のブレ補正装置とが独立して
動作するのを防止することができる。
【0047】S150において、カメラボディ1側のブ
レ補正装置がOFF動作し、交換レンズ2側のブレ補正
装置がON動作する。ボディ側CPU4は、カメラボデ
ィ1側のブレ補正動作を行わず(停止し)、ブレ補正開
始のコマンドをレンズ側CPU3に出力する。レンズ側
CPU3は、このコマンドを処理し、ボディ側切替スイ
ッチ5が選択した補正モードに基づいて、レンズ側駆動
部9を駆動制御する。その結果、カメラボディ1側のブ
レ補正装置と交換レンズ2側のブレ補正装置とが独立し
て動作するのを防止することができる。なお、レンズ側
CPU3は、レンズ側駆動部9の制御状態をボディ側C
PU4に伝達する。
【0048】S160において、補正モードが自動選択
される。ボディ側切替スイッチ5が補正モード3に設定
されているときには、補正モード1又は補正モード2が
自動的に選択される。
【0049】S170において、メインCPU12は、
補正モード1又は補正モード2のいずれか一方を自動的
に選択する。ボディ側CPU4及びレンズ側CPU3
は、補正モード1又は補正モード2のいずれか一方を選
択するために、例えば、以下の判定項目1から判定項目
8までに関する情報をメインCPU12に送信する。
【0050】判定項目1は、カメラボディ1側及び交換
レンズ2側のブレ補正装置が補正可能な最大範囲(ブレ
補正装置の補正ストローク)である。判定項目2は、カ
メラボディ1側及び交換レンズ2側のブレ補正装置が補
正可能な最小分解能(精度)である。判定項目3は、カ
メラボディ1側及び交換レンズ2側のブレ補正装置の応
答速度であり、これは、振動検出器7,11、レンズ側
CPU3、ボディ側CPU4及びレンズ側駆動部9など
を含むブレ補正システムの周波数特性である。判定項目
4は、カメラボディ1側及び交換レンズ2側のブレ補正
装置の消費電力である。これは、振動検出器7,11、
レンズ側CPU3、ボディ側CPU4及びレンズ側駆動
部9などから構成されるカメラボディ1側及び交換レン
ズ2側のブレ補正装置のそれぞれの消費電力である。判
定項目5は、撮影レンズの焦点距離である。判定項目6
は、被写体距離であり、測距エンコーダ18が出力する
被写体距離情報に基づいて、レンズ側CPU3が演算す
る。判定項目7は、ブレ振幅であり、振動検出器7及び
振動検出器11がそれぞれ検出したブレ検出信号に基づ
いて、ボディ側CPU4及びレンズ側CPU3が演算す
る。判定項目8は、ブレ振動の速さであり、振動検出器
7及び振動検出器11がそれぞれ検出したブレ検出信号
に基づいて、ボディ側CPU4及びレンズ側CPU3が
フーリエ変換処理により周波数特性として演算する。
【0051】判定項目1から判定項目5は、カメラボデ
ィ1及び交換レンズ2に関する固有の値であり、ROM
19,20に固有データとして予め書き込んでいる。ボ
ディ側CPU4及びレンズ側CPU3は、ROM19,
20に記憶したこれらの固有データを読み出して、メイ
ンCPU12に送信する。
【0052】例えば、メインCPU12は、ブレ振幅が
大きいと判断したときには、判定項目1に基づいて、カ
メラボディ1側又は交換レンズ2側のブレ補正装置のう
ち、補正可能範囲の広いいずれか一方の装置に優先ポイ
ントを立てる。また、メインCPU12は、カメラボデ
ィ1側及び交換レンズ2側のブレ補正装置の補正可能な
最大範囲よりもブレ振幅が小さいと判断したときには、
判定項目2に基づいて、補正可能な分解能が高いいずれ
か一方の装置に、優先ポイントを立てる(判定手順
1)。そして、メインCPU12は、ブレ振動が速い
(周波数が高い)と判断したときには、判定項目3に基
づいて、カメラボディ1側又は交換レンズ2側のブレ補
正装置のうち応答速度が速いいずれか一方の装置に、優
先ポイントを立てる(判定手順2)。つぎに、メインC
PU12は、判定項目4に基づいて、カメラボディ1側
又は交換レンズ2側のブレ補正装置のうち消費電力が小
さいいずれか一方の装置に、優先ポイントを立てる(判
定手順3)。さらに、メインCPU12は、判定項目5
及び判定項目6に基づいて、レンズの焦点距離及び被写
体距離を参照する。メインCPU12は、撮影状況に応
じてブレの要因が異なるために、以下の表1に示すよう
な優先ポイントを立てる(判定手順4)。
【0053】
【表1】
【0054】表1に示すように、焦点距離が長く、か
つ、被写体距離が近い場合であって、撮影倍率が高いと
きには、カメラの平行ブレの要因が被写体に対して大き
くなる。ここで、平行ブレとは、カメラを中心にカメラ
本体が角速度を生じない方向、例えば、横方向に平行移
動して生ずるブレをいう。このために、メインCPU1
2は、結像面により近い箇所に振動検出器7を備えるカ
メラボディ1側のブレ補正装置に、優先ポイントを立て
る。
【0055】一方、表1に示すように、被写体距離が遠
方にあり、撮影倍率が低いときには、角度ブレの要因が
支配的になる。ここで、角度ブレとは、肩、腕、肘など
の人体の軸を中心に、人体に保持したカメラが回転して
発生する角速度を生ずるブレをいう。このために、メイ
ンCPU12は、結像面から距離をおいた交換レンズ2
側のブレ補正装置に優先ポイントを立てる。
【0056】メインCPU12は、判定項目1から判定
項目8に基づいて、カメラボディ1側又は交換レンズ2
側のブレ補正装置の優劣を、判定手順1から判定手順4
にしたがって判定して、優先ポイントの高いいずれか一
方の装置を選択する。そして、メインCPU12は、カ
メラボディ1側又は交換レンズ2側のブレ補正装置を駆
動又は駆動停止するためのコマンドを、ボディ側CPU
4又はレンズ側CPU3に送信する。
【0057】例えば、メインCPU12は、判定手順1
において、交換レンズ2側のブレ補正装置の判定項目1
が大きい(補正可能範囲が広い)と判定したときには、
交換レンズ2側の優先ポイントを「+1」とする。ま
た、メインCPU12は、カメラボディ1側のブレ補正
装置の判定項目2が細かい(分解能が高い)と判定した
ときには、カメラボディ1側の優先ポイントを「+1」
とする。そして、メインCPU12は、判定手順2にお
いて、カメラボディ1側のブレ補正装置の判定項目3が
高い(応答速度が高速)と判定したときには、カメラボ
ディ1側の優先ポイントを「+1」とする。さらに、メ
インCPU12は、判定手順4において、判定項目5が
長い(撮影レンズの焦点距離が望遠50mmよりも長
い)と判定したときには、交換レンズ2側の優先ポイン
トを「+1」とする。また、メインCPU12は、判定
項目6が遠い(被写体距離が遠い)と判定したときに
は、交換レンズ2側の優先ポイントを「+1」とする。
【0058】この具体例では、カメラボディ1側のブレ
補正装置は、優先ポイントの合計が「+2」となり、交
換レンズ2側のブレ補正装置は、優先ポイントの合計が
「+3」となる。その結果、メインCPU12は、交換
レンズ2側のレンズ側駆動部9を駆動開始するためのコ
マンドをレンズ側CPU3に送信し、ブレ補正停止のコ
マンドをボディ側CPU4に送信する。
【0059】判定項目1から判定項目8までの各項目
は、優先ポイントの重み付けを必ずしも等しくする必要
がない。優先ポイントの重み付けは、高いほうから順に
次のように定めることもできる。例えば、判定項目4
(消費電力)は、「+3.0」に、判定項目1(補正ス
トローク)、判定項目2(分解能)及び判定項目7(ブ
レ振幅)は、「+1.8」に定める。また、判定項目5
(焦点距離)及び判定項目6(被写体距離)は、「+
1.5」に、判定項目8(ブレ振動の速さ)及び判定項
目3(応答速度)は、「+1.0」に定める。この場合
には、先の具体例において、カメラボディ1側のブレ補
正装置は、優先ポイントの合計が「+2.8」となり、
交換レンズ2側のブレ補正装置は、優先ポイントの合計
が「+4.8」となる。その結果、メインCPU12
は、交換レンズ2側のブレ補正装置を選択する。なお、
判定項目1,2,7は、ブレ振幅が大きければ補正スト
ロークの広いブレ補正装置を優先し、いずれの補正装置
でも補正できるブレ振幅であれば、分解能の高いほうを
優先する点において、これらの判定項目は、いずれも相
関関係にあり、独立して選択することができない。
【0060】本発明の第1実施形態に係るカメラシステ
ムは、カメラボディ1側及び交換レンズ2側のブレ補正
装置に関して、ボディ側CPU4及びレンズ側CPU3
が互いに通信を行い、カメラボディ1側又は交換レンズ
2側のブレ補正装置を、撮影状況に応じて選択してい
る。このために、カメラボディ1側及び交換レンズ2側
のブレ補正装置がそれぞれ単独でブレ補正動作を同時に
行うことがない。その結果、本発明の第1実施形態に係
るカメラシステムは、ブレ補正に関して1つの統率のと
れたカメラシステムとして機能し、安定かつ効率的にブ
レ補正装置が動作し、ブレ補正のために無駄な電力を消
費するのを抑えることができる。
【0061】本発明の第1実施形態に係るカメラシステ
ムは、判定項目1から判定項目8までの項目に基づい
て、カメラボディ1側又は交換レンズ2側のブレ補正装
置の優劣を判定手順1から判定手順4にしたがって判定
している。そして、判定手順1から判定手順4までの判
定結果を優先ポイントとして合計し、カメラボディ1側
又は交換レンズ2側のブレ補正装置のいずれか一方の装
置を選択している。その結果、カメラボディ1側又は交
換レンズ2側のブレ補正装置を、撮影状況に応じて効率
的に選択することができる。特に、判定項目1から判定
項目8までの各項目に重み付けをすることによって、よ
り効率的かつ有効にブレ補正装置が動作する。
【0062】本発明の第1実施形態に係るカメラシステ
ムは、レンズ側切替スイッチ10の切替動作に係わら
ず、ボディ側切替スイッチ5が選択した補正モードに基
づいて、カメラボディ1側又は交換レンズ2側のブレ補
正装置を選択している。このために、ボディ側切替スイ
ッチ5及びレンズ側切替スイッチ10によって選択され
た補正モードに基づいて、カメラボディ1側及び交換レ
ンズ2側のブレ補正装置がそれぞれ単独で同時に動作す
るのを確実に防止することができる。
【0063】〔第2実施形態〕図6は、本発明の第2実
施形態に係るカメラシステムのブロック図である。な
お、以下の説明において、図1に示した部材と同一の部
材は、同一の番号を付して説明し、その部材の詳細な説
明については省略する。
【0064】(カメラシステム)本発明の第2実施形態
に係るカメラシステムは、図6に示すように、ボディ側
CPU4、ボディ側切替スイッチ5、振動検出器7、ボ
ディ側駆動部8、メインCPU12、ブレ補正光学系1
5、ボディ側補正レンズ位置検出部16及びROM20
などを備えるカメラボディ1と、このカメラボディ1に
着脱自在に装着され、レンズ側CPU3、レンズ側駆動
部9、レンズ側切替スイッチ10、振動検出器11、ブ
レ補正光学系14、レンズ側補正レンズ位置検出部17
及びROM19などを備える交換レンズ2とから構成さ
れている。ブレ補正光学系15、ボディ側駆動部8及び
ボディ側補正レンズ位置検出部16は、ボディ側ブレ補
正装置を構成する。
【0065】(カメラボディ)ブレ補正光学系15は、
撮影光学系の少なくとも一部を構成し、撮影光学系の光
路を変更する光学系である。ブレ補正光学系15は、例
えば、光軸に対して直交又は略直交する方向に駆動する
ことによって、光学的に像シフトしブレを補正するブレ
補正レンズである。このブレ補正光学系は、例えば、図
示しないファインダ光学系に光束を導く図示しないクイ
ックリターンミラーと焦点面との間に、配置されてい
る。
【0066】ボディ側駆動部8は、ブレ補正光学系15
を駆動するためのものである。ボディ側駆動部8は、図
1に示すレンズ側駆動部9と同一構造であり、その詳細
な説明については省略する。
【0067】ボディ側CPU4は、カメラボディ1内に
設けられた中央処理部である。ボディ側CPU4は、例
えば、振動検出器7が出力するブレ検出信号に基づいて
ブレ補正量を演算したり、このブレ補正量に基づいてボ
ディ側駆動部8を駆動制御したり、ボディ側切替スイッ
チ5の切替動作によって使用者が選択した補正モードを
検出したりする。ボディ側CPU4には、ボディ側切替
スイッチ5と、振動検出器7と、ボディ側駆動部8と、
メインCPU12と、ボディ側補正レンズ位置検出部1
6と、ROM20とが接続されている。
【0068】ボディ側補正レンズ位置検出部16は、例
えば、光軸と直交又は略直交する平面内におけるブレ補
正光学系の位置を検出するものである。ボディ側補正レ
ンズ位置検出部16は、図1に示すレンズ側補正レンズ
位置検出部17と同一構造であり、その詳細な説明につ
いては省略する。
【0069】〔第3実施形態〕図7は、本発明の第3実
施形態に係るカメラシステムのブロック図である。 (カメラシステム)本発明の第3実施形態に係るカメラ
システムは、図7に示すように、ボディ側CPU4、ボ
ディ側切替スイッチ5、振動検出器7、ボディ側駆動部
8、メインCPU12、CCD13、CCD位置検出部
16及びROM20などを備えるカメラボディ1と、こ
のカメラボディ1に着脱自在に装着され、レンズ側CP
U3、レンズ側駆動部9、レンズ側切替スイッチ10、
振動検出器11、ブレ補正光学系14、レンズ側補正レ
ンズ位置検出部17及びROM19などを備える交換レ
ンズ2とから構成されている。CCD13、ボディ側駆
動部8及びCCD位置検出部16は、ボディ側ブレ補正
装置を構成する。
【0070】(カメラボディ)ボディ側駆動部8は、C
CD13を駆動するためのものである。ボディ側駆動部
8は、例えば、光軸に対して直交又は略直交する方向に
CCD13を電磁駆動方式によって駆動するものであ
る。
【0071】ボディ側CPU4は、カメラボディ1内に
設けられた中央処理部である。ボディ側CPU4は、例
えば、CCD13が蓄積した画像データをデータ圧縮処
理したり、ブレ検出信号に基づいてブレ補正量を演算し
たり、このブレ補正量及びCCD13の画像データに基
づいて、被写体像をブレのない画像に修復したり、ボデ
ィ側切替スイッチ5の切替動作によって使用者が選択し
た補正モードを検出したりする。ボディ側CPU4は、
演算したブレ補正量をブレデータとして記憶したり、圧
縮した画像データを書き込んだりするメモリ部を備えて
いる。ボディ側CPU4には、ボディ側切替スイッチ5
と、振動検出器7と、ボディ側駆動部8と、メインCP
U12と、CCD位置検出部16と、ROM20とが接
続されている。
【0072】CCD位置検出部16は、光軸と直交する
平面内におけるCCD13の位置を検出するものであ
る。CCD位置検出部16は、例えば、CCD13とと
もに移動するIREDと、IREDからの光束を制限す
る光束制限部材と、IRED及び光束制限部材と一定の
間隔を開けて取り付けられたPSDとを備えている。C
CD位置検出部16は、IREDの駆動とともにPSD
上を移動する光スポットの位置を検出し、CCD13の
駆動位置情報をボディ側CPU4に出力する。
【0073】〔他の実施形態〕以上説明した実施形態に
限定されることはなく、種々の変形や変更が可能であっ
て、それらも本発明の均等の範囲内である。例えば、本
発明の実施形態に係るカメラシステムは、振動検出器
7,11のブレ検出信号を利用しているが、いずれか一
方の振動検出器7,11のブレ検出信号に基づいて、ブ
レ補正を行うこともできる。また、ボディ側CPU4、
レンズ側CPU3及びメインCPU12は、それぞれ独
立したCPUであっても、同一のCPUであっても構わ
ない。さらに、電気接点群6は、レンズデータ通信用の
既存の端子を用いても良いし、専用の通信用電気端子を
新たに設けてもよい。
【0074】本発明の実施形態に係るカメラシステム
は、判定項目1から判定項目8までに基づいて、カメラ
ボディ1側又は交換レンズ2側のブレ補正装置を選択し
ているが、判定項目はこれらに限定するものではない。
また、これらの判定項目の少なくとも一つに基づいて、
ブレ補正装置の選択を行うこともできる。さらに、判定
項目1から判定項目5までの固有データに基づいて、ブ
レ補正装置の選択を行ってもよい。この場合には、ブレ
検出信号が出力されず、ブレ振幅やブレ振動の速さを演
算できなくても、これらの固有データに基づいて、ブレ
補正装置を効率的に選択することができる。そして、ブ
レ検出信号や焦点距離情報を検出して、ブレ振幅、ブレ
振動の速さ及び焦点距離を演算した後には、ブレ補正装
置をより一層効率的に選択することができる。
【0075】本発明の実施形態に係るカメラシステム
は、ボディ側切替スイッチ5の切替動作に係わらず、レ
ンズ側切替スイッチ10が選択した補正モードに基づい
て、カメラボディ1側又は交換レンズ2側のブレ補正装
置を選択することもできる。また、S170において、
カメラボディ1側又は交換レンズ2側のブレ補正装置を
選択しているが、このタイミングは、特に限定するもの
ではない。例えば、図示しないレリーズスイッチが撮影
準備状態(半押し状態)になったときに、サンプリング
を開始し、レリーズスイッチが撮影動作状態(全押し状
態)になったときに、決定してもよい。さらに、カメラ
ボディ1側又は交換レンズ2側のブレ補正装置を選択し
たときには、選択しなかった側の振動検出器は、ブレを
検出しつづけてもよい。
【0076】本発明の第2実施形態に係るカメラシステ
ムにおいて、例えば、ブレ補正光学系14は、上下方向
のブレ補正能力に優れ、ブレ補正光学系15は、水平方
向のブレ補正能力に優れるときには、いずれか一方のブ
レ補正光学系を選択してブレを補正することもできる。
【0077】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、ブレ補正に関して統一のとれたシステムとして機
能するために、システム全体としてブレ補正を安定かつ
効率的に行って、ブレ補正機能の誤動作を防止するとと
もに、ブレ補正のための無駄な電力消費を抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムの
ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムに
おけるカメラボディを示す図であり、(A)は、このカ
メラボディを概略的に示す正面図であり、(B)は、こ
のカメラボディ側の切替スイッチを示す拡大図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムに
おけるボディ側切替スイッチの補正モードを示す図であ
る。
【図4】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムに
おける交換レンズを示す図であり、(A)は、この交換
レンズを概略的に示す正面図であり、(B)は、この交
換レンズ側の切替スイッチを示す拡大図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムの
動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態に係るカメラシステムの
ブロック図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係るカメラシステムの
ブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラボディ 2 交換レンズ 3 レンズ側CPU 4 ボディ側CPU 5 ボディ側切替スイッチ 7,11 振動検出器 8 ボディ側駆動部 9 レンズ側駆動部 10 レンズ側切替スイッチ 12 メインCPU 13 CCD 14,15 ブレ補正光学系 18 測距エンコーダ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のブレ補正部と、 前記第1のブレ補正部を作動する第1の作動部と、 前記第2のブレ補正部を作動する第2の作動部と、 前記第1及び前記第2の作動部を制御する制御部とを含
    み、 前記制御部は、撮影状況に応じて、前記第1又は前記第
    2の作動部を作動させること、 を特徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカメラシステムにおい
    て、 前記第1のブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更する
    ブレ補正光学系を備え、 前記第2のブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換す
    る画像情報変換部を備え、 前記第1の作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する駆
    動部を備え、 前記第2の作動部は、被写体像をブレのない画像に修復
    する画像修復部を備えること、 を特徴とするカメラシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカメラシステムにおい
    て、 前記第1のブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更する
    第1のブレ補正光学系を備え、 前記第2のブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更する
    第2のブレ補正光学系を備え、 前記第1の作動部は、前記第1のブレ補正光学系を駆動
    する第1の駆動部を備え、 前記第2の作動部は、前記第2のブレ補正光学系を駆動
    する第2の駆動部を備えること、 を特徴とするカメラシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のカメラシステムにおい
    て、 前記第1のブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更する
    ブレ補正光学系を備え、 前記第2のブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換す
    る画像情報変換部を備え、 前記第1の作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する第
    1の駆動部を備え、 前記第2の作動部は、前記画像情報変換部を駆動する第
    2の駆動部を備えること、 を特徴とするカメラシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載のカメラシステムにおいて、 前記制御部は、判定項目に基づいて、前記第1又は前記
    第2の作動部を作動させ、 前記判定項目は、消費電力に関する第1の項目、補正可
    能範囲及び/又は分解能に関する第2の項目、焦点距離
    に関する第3の項目、ブレ補正の応答速度に関する第4
    の項目の少なくとも一つであること、 を特徴とするカメラシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のカメラシステムにおい
    て、 前記制御部は、前記判定項目毎に、前記第1及び前記第
    2の作動部の優劣を判定し、各判定項目毎の判定結果の
    合計に基づいて、前記第1又は前記第2の作動部を作動
    させること、 を特徴とするカメラシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のカメラシステムにおい
    て、 前記判定項目は、前記第1の項目、前記第2の項目、前
    記第3の項目、前記第4の項目の順に重み付けがされて
    いること、 を特徴とするカメラシステム。
  8. 【請求項8】 請求項5から請求項7までのいずれか1
    項に記載のカメラシステムにおいて、 前記制御部は、ブレ振幅に応じて、前記第2の項目を判
    定すること、 を特徴とするカメラシステム。
  9. 【請求項9】 請求項5から請求項8までのいずれか1
    項に記載のカメラシステムにおいて、 前記制御部は、焦点距離に応じて、前記第3の項目を判
    定すること、 を特徴とするカメラシステム。
  10. 【請求項10】 請求項5から請求項9までのいずれか
    1項に記載のカメラシステムにおいて、 前記制御部は、ブレ振動の速さに応じて、前記第4の項
    目を判定すること、 を特徴とするカメラシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10までのいずれ
    か1項に記載のカメラシステムにおいて、 ブレ補正モードを切り替える第1及び第2の補正モード
    切替部を備え、 前記制御部は、前記第1の補正モード切替部の切替動作
    にかかわらず、前記第2の補正モード切替部が選択する
    ブレ補正モードに基づいて、前記第1又は前記第2の作
    動部を作動させること、 を特徴とするカメラシステム。
  12. 【請求項12】 レンズ側ブレ補正部と、 前記レンズ側ブレ補正部を作動するレンズ側作動部と、 を含む交換レンズに装着可能なカメラボディにおいて、 ボディ側ブレ補正部と、 前記ボディ側ブレ補正部を作動するボディ側作動部と、 前記ボディ側作動部を制御するボディ側制御部とを含
    み、 前記ボディ側制御部は、撮影状況に応じて、前記ボディ
    側作動部を作動させ又は前記レンズ側作動部の作動を前
    記交換レンズ側に指示すること、 を特徴とするカメラボディ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のカメラボディにお
    いて、 前記ボディ側ブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換
    する画像情報変換部を備え、 前記ボディ側作動部は、被写体像をブレのない画像に修
    復する画像修復部を備えること、 を特徴とするカメラボディ。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載のカメラボディにお
    いて、 前記ボディ側ブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更す
    るブレ補正光学系を備え、 前記ボディ側作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する
    ボディ側駆動部を備えること、 を特徴とするカメラボディ。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載のカメラボディにお
    いて、 前記ボディ側ブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換
    する画像情報変換部を備え、 前記ボディ側作動部は、前記画像情報変換部を駆動する
    ボディ側駆動部を備えること、を特徴とするカメラボデ
    ィ。
  16. 【請求項16】 請求項12から請求項15までのいず
    れか1項に記載のカメラボディにおいて、 ブレ補正モードを切り替えるボディ側補正モード切替部
    を備え、 前記ボディ側制御部は、レンズ側補正モード切替部の切
    替動作にかかわらず、前記ボディ側補正モード切替部が
    選択するブレ補正モードに基づいて、前記ボディ側作動
    部を作動させ又は前記レンズ側作動部の作動を前記交換
    レンズ側に指示すること、 を特徴とするカメラボディ。
  17. 【請求項17】 請求項12から請求項15までのいず
    れか1項に記載のカメラボディにおいて、 ブレ補正モードを切り替えるボディ側補正モード切替部
    を備え、 前記ボディ側制御部は、前記ボディ側補正モード切替部
    の切替動作にかかわらず、レンズ側補正モード切替部が
    選択するブレ補正モードに基づいて、前記ボディ側作動
    部を作動させ又は前記レンズ側作動部の作動を前記交換
    レンズ側に指示すること、 を特徴とするカメラボディ。
  18. 【請求項18】 ボディ側ブレ補正部と、 前記ボディ側ブレ補正部を作動するボディ側作動部と、 を含むカメラボディに装着可能な交換レンズにおいて、 レンズ側ブレ補正部と、 前記レンズ側ブレ補正部を作動するレンズ側作動部と、 前記レンズ側作動部を制御するレンズ側制御部とを含
    み、 前記レンズ側制御部は、撮影状況に応じて、前記レンズ
    側作動部を作動又は停止させること、 を特徴とする交換レンズ。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の交換レンズにおい
    て、 前記レンズ側ブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更す
    るブレ補正光学系を備え、 前記レンズ側作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する
    レンズ側駆動部を備えること、 を特徴とする交換レンズ。
  20. 【請求項20】 請求項18又は請求項19に記載の交
    換レンズにおいて、 ブレ補正モードを切り替えるレンズ側補正モード切替部
    を備え、 前記レンズ側制御部は、前記レンズ側補正モード切替部
    の切替動作にかかわらず、ボディ側補正モード切替部が
    選択するブレ補正モードに基づいて、前記レンズ側作動
    部を作動又は停止させること、 を特徴とする交換レンズ。
  21. 【請求項21】 請求項18又は請求項19に記載の交
    換レンズにおいて、 ブレ補正モードを切り替えるレンズ側補正モード切替部
    を備え、 前記レンズ側制御部は、ボディ側補正モード切替部の切
    替動作にかかわらず、前記レンズ側補正モード切替部が
    選択するブレ補正モードに基づいて、前記レンズ側作動
    部を作動又は停止させること、 を特徴とする交換レンズ。
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