JPH11164290A - 車両用後方監視装置 - Google Patents
車両用後方監視装置Info
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- JPH11164290A JPH11164290A JP9345899A JP34589997A JPH11164290A JP H11164290 A JPH11164290 A JP H11164290A JP 9345899 A JP9345899 A JP 9345899A JP 34589997 A JP34589997 A JP 34589997A JP H11164290 A JPH11164290 A JP H11164290A
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- Japan
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- transmission
- vehicle
- center
- drive
- video camera
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車後部に設置した撮像装置により自動車
の後方の状況を監視する装置の制御方式を改良すること
である。 【解決手段】 ビデオカメラ１が自動車後部に設置され
ており、撮像した自動車の後方の状況を示す映像が運転
席の前方のモニターテレビ５に表示される。運転者は操
作スイッチ７を操作することによりビデオカメラ１の向
きを上下左右に任意に変更できる。変速機を後退操作す
ると、後退位置検出器３からの後退位置検出信号が制御
装置４に入力され、制御装置４はその時のビデオカメラ
１の向きに拘らず、ビデオカメラ１を自動的に中央下向
きにする駆動信号を駆動装置２に与える。
の後方の状況を監視する装置の制御方式を改良すること
である。 【解決手段】 ビデオカメラ１が自動車後部に設置され
ており、撮像した自動車の後方の状況を示す映像が運転
席の前方のモニターテレビ５に表示される。運転者は操
作スイッチ７を操作することによりビデオカメラ１の向
きを上下左右に任意に変更できる。変速機を後退操作す
ると、後退位置検出器３からの後退位置検出信号が制御
装置４に入力され、制御装置４はその時のビデオカメラ
１の向きに拘らず、ビデオカメラ１を自動的に中央下向
きにする駆動信号を駆動装置２に与える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用後方監視装
置に係わり、特に自動車後部に設置した撮像装置により
自動車の後部を監視する装置の制御手段の改良に関す
る。
置に係わり、特に自動車後部に設置した撮像装置により
自動車の後部を監視する装置の制御手段の改良に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の車両用後方監視装置には、例え
ば、特開昭６０−１９１８４８号に開示されているよう
に、バックギアに応動するリバーススイッチのオン作動
により、ビデオカメラが所定回数の左右掃引撮像を行う
ものがある。また、特開昭６２−１２２４８７号に開示
されているように、自動車の変速装置に連動し、後退の
時ビデオカメラを自動車の後部近くの地面に向けるよう
にしたものもある。
ば、特開昭６０−１９１８４８号に開示されているよう
に、バックギアに応動するリバーススイッチのオン作動
により、ビデオカメラが所定回数の左右掃引撮像を行う
ものがある。また、特開昭６２−１２２４８７号に開示
されているように、自動車の変速装置に連動し、後退の
時ビデオカメラを自動車の後部近くの地面に向けるよう
にしたものもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前者の装置
では後退時、左右の広範囲に渡って撮像監視できるが、
上下方向に対する配慮がないため車両後部近くの地面を
写すように上下角度を設定すると、前方への高速走行時
には後方を走行する車両等の走行状態の把握が困難にな
り、一方前方への高速走行時に適した上下角度に設定す
ると後退時には車両後部近くの状況が把握できないとい
う問題がある。また、自動的に撮像器が所定回数の左右
掃引撮像を行うため、運転者が気になる画像があっても
撮像範囲が勝手に移動してしまうため、確認がしづらい
という問題もあった。
では後退時、左右の広範囲に渡って撮像監視できるが、
上下方向に対する配慮がないため車両後部近くの地面を
写すように上下角度を設定すると、前方への高速走行時
には後方を走行する車両等の走行状態の把握が困難にな
り、一方前方への高速走行時に適した上下角度に設定す
ると後退時には車両後部近くの状況が把握できないとい
う問題がある。また、自動的に撮像器が所定回数の左右
掃引撮像を行うため、運転者が気になる画像があっても
撮像範囲が勝手に移動してしまうため、確認がしづらい
という問題もあった。
【０００４】これに対し、後者の装置では後退時カメラ
を自動的に後部近くの地面に設けることにより、上記前
者の欠点は解消されるものの、左右方向に関しての配慮
がないため、必ずしも運転者にとって十分な後方監視が
できるとは言い難かった。
を自動的に後部近くの地面に設けることにより、上記前
者の欠点は解消されるものの、左右方向に関しての配慮
がないため、必ずしも運転者にとって十分な後方監視が
できるとは言い難かった。
【０００５】これらを解決する手段として、カメラのレ
ンズに広角のものを使うことも考えられるが、広角レン
ズは周辺の画像が歪むため、歪を補正する手段が別途必
要になったり、正確な距離が掴み難かったりという問題
が残る。従って本発明の目的は上述した従来の車両用後
方監視装置の問題点を解決することにある。
ンズに広角のものを使うことも考えられるが、広角レン
ズは周辺の画像が歪むため、歪を補正する手段が別途必
要になったり、正確な距離が掴み難かったりという問題
が残る。従って本発明の目的は上述した従来の車両用後
方監視装置の問題点を解決することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明の車両用後方監視装置は、車両の後
部に取り付けた撮像装置と、この撮像装置を上下左右に
回動操作する駆動装置と、運転席近傍に設けられ駆動装
置を操作する操作スイッチと、変速機の変速位置を検出
し後退位置検出時に後退位置検出信号を出力する検出器
と、撮像装置の向きに拘らず変速機の上記後退位置信号
により撮像装置を中央下向きにする制御信号を上記駆動
装置に与える制御装置と、からなることを要旨とする。
め、請求項１の発明の車両用後方監視装置は、車両の後
部に取り付けた撮像装置と、この撮像装置を上下左右に
回動操作する駆動装置と、運転席近傍に設けられ駆動装
置を操作する操作スイッチと、変速機の変速位置を検出
し後退位置検出時に後退位置検出信号を出力する検出器
と、撮像装置の向きに拘らず変速機の上記後退位置信号
により撮像装置を中央下向きにする制御信号を上記駆動
装置に与える制御装置と、からなることを要旨とする。
【０００７】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、上記制御装置は、後退位置検出により撮像装置を中
央下向きにした後、操作スイッチによる撮像装置の上下
左右操作のための駆動信号を前記駆動装置に与えること
を要旨とする。
て、上記制御装置は、後退位置検出により撮像装置を中
央下向きにした後、操作スイッチによる撮像装置の上下
左右操作のための駆動信号を前記駆動装置に与えること
を要旨とする。
【０００８】請求項３の発明は、請求項２の発明におい
て、上記制御装置は、後退位置検出により撮像装置を中
央下向きにした後、変速機を後退位置以外に操作した
時、撮像装置を上下方向のみ所定角度位置まで回動させ
る駆動信号を上記駆動装置に与えることを要旨とする。
て、上記制御装置は、後退位置検出により撮像装置を中
央下向きにした後、変速機を後退位置以外に操作した
時、撮像装置を上下方向のみ所定角度位置まで回動させ
る駆動信号を上記駆動装置に与えることを要旨とする。
【０００９】請求項４の発明は、請求項２または３の発
明において、位置保持スイッチを設け、この位置保持ス
イッチ操作時には、後退位置検出により撮像装置を中央
下向きにした後、変速機を後退位置以外に操作すること
により、前記制御装置は、撮像装置を変速機の後退位置
への操作前の角度位置または中央上向きの角度位置に復
帰させる駆動信号を上記駆動装置に与えることを要旨と
する。
明において、位置保持スイッチを設け、この位置保持ス
イッチ操作時には、後退位置検出により撮像装置を中央
下向きにした後、変速機を後退位置以外に操作すること
により、前記制御装置は、撮像装置を変速機の後退位置
への操作前の角度位置または中央上向きの角度位置に復
帰させる駆動信号を上記駆動装置に与えることを要旨と
する。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の態様を図１に示
す。同図において、１は車両の後部に取り付けたビデオ
カメラ、２はモータ及びモータコントロール・ユニット
等からなる駆動装置、３は後退位置検出器、４は制御装
置（マイクロコンピュータ）、５は車内の運転席の前方
に設置されたモニターテレビ、６は位置保持スイッチ、
７は運転席近傍に設けられた操作スイッチである。
す。同図において、１は車両の後部に取り付けたビデオ
カメラ、２はモータ及びモータコントロール・ユニット
等からなる駆動装置、３は後退位置検出器、４は制御装
置（マイクロコンピュータ）、５は車内の運転席の前方
に設置されたモニターテレビ、６は位置保持スイッチ、
７は運転席近傍に設けられた操作スイッチである。
【００１１】操作スイッチ７は、例えば、ミラー・コン
トロール・スイッチのようなリモートコントロールスイ
ッチで、この操作スイッチ７を運転者が操作することに
より操作信号が制御装置４に送られ、この装置より駆動
装置２に駆動信号が与えられビデオカメラ１の向きを上
下左右に任意に変更することができる。
トロール・スイッチのようなリモートコントロールスイ
ッチで、この操作スイッチ７を運転者が操作することに
より操作信号が制御装置４に送られ、この装置より駆動
装置２に駆動信号が与えられビデオカメラ１の向きを上
下左右に任意に変更することができる。
【００１２】後退位置検出器３は、例えば、変速機の後
退位置への変速に連動して後退位置検出信号を発生する
リバース・スイッチであり、この後退位置検出信号が制
御装置４に入力されると、その時のビデオカメラ１の向
きに拘らず、制御装置４は駆動装置２に所定の駆動信号
を与えて駆動装置２はビデオカメラ１を自動的に中央下
向きに設定する。従って通常の走行時は運転者が適宜走
行状態に応じたビデオカメラ１の向きを自由に選択で
き、一方後退への変速機操作により自動的にビデオカメ
ラ１が中央下向きとなるため、常に最も注意を払わなけ
ればならない車両の後部地面近くの状況を把握でき、こ
れらを特別な歪補正手段を用いることなく、しかも適正
な距離感をもって監視できる。
退位置への変速に連動して後退位置検出信号を発生する
リバース・スイッチであり、この後退位置検出信号が制
御装置４に入力されると、その時のビデオカメラ１の向
きに拘らず、制御装置４は駆動装置２に所定の駆動信号
を与えて駆動装置２はビデオカメラ１を自動的に中央下
向きに設定する。従って通常の走行時は運転者が適宜走
行状態に応じたビデオカメラ１の向きを自由に選択で
き、一方後退への変速機操作により自動的にビデオカメ
ラ１が中央下向きとなるため、常に最も注意を払わなけ
ればならない車両の後部地面近くの状況を把握でき、こ
れらを特別な歪補正手段を用いることなく、しかも適正
な距離感をもって監視できる。
【００１３】そして後退位置検出によりビデオカメラ１
を中央下向きに設定した後でも、操作スイッチ７による
ビデオカメラ１の上下左右操作は可能であり、この時、
制御装置４は操作スイッチ７からの操作信号に応答して
ビデオカメラ１の上下左右操作のための駆動信号を駆動
装置２に与えてビデオカメラ１を上下左右の所望位置に
設定する。これにより運転者はその場その場の状況に応
じて任意方向の安全確認を行うことができる。
を中央下向きに設定した後でも、操作スイッチ７による
ビデオカメラ１の上下左右操作は可能であり、この時、
制御装置４は操作スイッチ７からの操作信号に応答して
ビデオカメラ１の上下左右操作のための駆動信号を駆動
装置２に与えてビデオカメラ１を上下左右の所望位置に
設定する。これにより運転者はその場その場の状況に応
じて任意方向の安全確認を行うことができる。
【００１４】更に上述したように後退操作によりビデオ
カメラ１を中央下向きに設定した後、左右角度を操作し
てから、再度変速機の後退操作を解除した時に、ビデオ
カメラ１を左右角度位置を変えることなく上下のみ所定
角度位置まで回動させるようにすることができる。この
時、制御装置４は変速機を後退位置以外に操作したこと
に応答してビデオカメラ１を上下方向のみに所定角度位
置まで回動させる駆動信号を駆動装置２に与えて設定す
る。このようにすると、変速機の後退操作の解除前後で
の左右方向の変化がないため、そのまま前進走行を始め
ても運転者が違和感を覚えることがない。
カメラ１を中央下向きに設定した後、左右角度を操作し
てから、再度変速機の後退操作を解除した時に、ビデオ
カメラ１を左右角度位置を変えることなく上下のみ所定
角度位置まで回動させるようにすることができる。この
時、制御装置４は変速機を後退位置以外に操作したこと
に応答してビデオカメラ１を上下方向のみに所定角度位
置まで回動させる駆動信号を駆動装置２に与えて設定す
る。このようにすると、変速機の後退操作の解除前後で
の左右方向の変化がないため、そのまま前進走行を始め
ても運転者が違和感を覚えることがない。
【００１５】また、位置保持スイッチ６は、例えば、制
御装置４に接続されたリセットスイッチであり、この位
置保持スイッチ６の操作時には、後退位置検出によりビ
デオカメラ１を中央下向きにした後、制御装置４は変速
機を後退位置以外への操作をすることにより、ビデオカ
メラ１を変速機の後退位置への操作前の角度位置または
中央上向きの角度位置に復帰させる駆動信号を駆動装置
２に与えてビデオカメラをその位置に復帰させる。これ
により、後退前の状態に再度操作し直さなくてもすむの
で、操作性が良くなる。
御装置４に接続されたリセットスイッチであり、この位
置保持スイッチ６の操作時には、後退位置検出によりビ
デオカメラ１を中央下向きにした後、制御装置４は変速
機を後退位置以外への操作をすることにより、ビデオカ
メラ１を変速機の後退位置への操作前の角度位置または
中央上向きの角度位置に復帰させる駆動信号を駆動装置
２に与えてビデオカメラをその位置に復帰させる。これ
により、後退前の状態に再度操作し直さなくてもすむの
で、操作性が良くなる。
【００１６】
【実施例】以下図面に示す本発明の実施例を説明する。
図２は撮像装置としてのＣＣＤカメラ１の駆動装置２の
構成例を示す。同図において、２１はＣＣＤカメラ１を
載置している上下左右に移動可能な移動台、２２はモー
タコントロール（サーボ）ユニット、２３は左右駆動用
ギアードモータ、２４は上下駆動用ギアードモータ、２
５，２６は夫々モータ２３，２４に連動するポテンショ
メータで、これらモータ及びポテンショメータはモータ
コントロール・ユニット２２に接続され、駆動信号に応
じた上下左右の角度位置に移動台２１を設定するように
モータを駆動するサーボ回路を構成している。
図２は撮像装置としてのＣＣＤカメラ１の駆動装置２の
構成例を示す。同図において、２１はＣＣＤカメラ１を
載置している上下左右に移動可能な移動台、２２はモー
タコントロール（サーボ）ユニット、２３は左右駆動用
ギアードモータ、２４は上下駆動用ギアードモータ、２
５，２６は夫々モータ２３，２４に連動するポテンショ
メータで、これらモータ及びポテンショメータはモータ
コントロール・ユニット２２に接続され、駆動信号に応
じた上下左右の角度位置に移動台２１を設定するように
モータを駆動するサーボ回路を構成している。
【００１７】図３は制御装置４及び操作スイッチ７の構
成例を示す。同図において、４１はマイクロコンピュー
タ・ユニット、４２は降下型スイッチングレギュレー
タ、４３，４４は３端子レギュレータ、４５は駆動装置
２からのケーブル２７の接続端子、４６はテレビモニタ
ー５への出力端子である。７１は上下駆動用スイッチ、
７２は左右駆動用スイッチで、操作スイッチ７を構成す
る。７３はリセットスイッチで、前記位置保持スイッチ
に相当する。７４は電源オンオフスイッチ、７５は車載
電池（２４Ｖ）、７６は車両のＡＣＣスイッチ、７７は
リバース（ＲＥＶ）スイッチで、前記後退位置検出器に
相当する。スイッチ７１，７２，７３，７４で、例え
ば、ミラー・コントロール・スイッチのようなリモート
コントロールスイッチを構成する。
成例を示す。同図において、４１はマイクロコンピュー
タ・ユニット、４２は降下型スイッチングレギュレー
タ、４３，４４は３端子レギュレータ、４５は駆動装置
２からのケーブル２７の接続端子、４６はテレビモニタ
ー５への出力端子である。７１は上下駆動用スイッチ、
７２は左右駆動用スイッチで、操作スイッチ７を構成す
る。７３はリセットスイッチで、前記位置保持スイッチ
に相当する。７４は電源オンオフスイッチ、７５は車載
電池（２４Ｖ）、７６は車両のＡＣＣスイッチ、７７は
リバース（ＲＥＶ）スイッチで、前記後退位置検出器に
相当する。スイッチ７１，７２，７３，７４で、例え
ば、ミラー・コントロール・スイッチのようなリモート
コントロールスイッチを構成する。
【００１８】スイッチ７１，７２を操作すると、上下、
左右駆動用の操作信号がマイクロコンピュータ・ユニッ
ト４１に入力されて、マイクロコンピュータ・ユニット
４１は前記駆動信号が駆動装置２のモータコントロール
・ユニット２２に与えるので、ギアードモータ２３，２
４が駆動されて、移動台２１を左右に回動又は上下動さ
せてＣＣＤカメラ１の向きを上下左右に任意に変更す
る。
左右駆動用の操作信号がマイクロコンピュータ・ユニッ
ト４１に入力されて、マイクロコンピュータ・ユニット
４１は前記駆動信号が駆動装置２のモータコントロール
・ユニット２２に与えるので、ギアードモータ２３，２
４が駆動されて、移動台２１を左右に回動又は上下動さ
せてＣＣＤカメラ１の向きを上下左右に任意に変更す
る。
【００１９】また変速機の後退操作によりリバーススイ
ッチ７７がオンになると、前記後退位置信号がマイクロ
コンピュータ・ユニット４１に入力され、マイクロコン
ピュータ・ユニット４１はＣＣＤカメラ１を自動的に中
央下向きに設定する駆動信号をモータコントロール・ユ
ニット２２に与える。
ッチ７７がオンになると、前記後退位置信号がマイクロ
コンピュータ・ユニット４１に入力され、マイクロコン
ピュータ・ユニット４１はＣＣＤカメラ１を自動的に中
央下向きに設定する駆動信号をモータコントロール・ユ
ニット２２に与える。
【００２０】また、その後のスイッチ７１，７２の操
作、更には再度変速機の後退操作の解除によるＣＣＤカ
メラ１の駆動操作は前述した通りである。更に、位置保
持スイッチとしてのリセットスイッチ７３の操作による
ＣＣＤカメラ１の復帰駆動操作も前述した通りである。
作、更には再度変速機の後退操作の解除によるＣＣＤカ
メラ１の駆動操作は前述した通りである。更に、位置保
持スイッチとしてのリセットスイッチ７３の操作による
ＣＣＤカメラ１の復帰駆動操作も前述した通りである。
【００２１】モータコントロール・ユニット２２は、ギ
アードモータ２３，２４の回転角度を、パルスの幅で制
御する。従って、例えば、マイクロコンピュータ・ユニ
ット４１は、スイッチ７１，７２の操作に応答して図４
に示すパルスａ（中心位置）、ｂ（上又は右）、ｃ（下
又は左）の駆動信号を出力する。
アードモータ２３，２４の回転角度を、パルスの幅で制
御する。従って、例えば、マイクロコンピュータ・ユニ
ット４１は、スイッチ７１，７２の操作に応答して図４
に示すパルスａ（中心位置）、ｂ（上又は右）、ｃ（下
又は左）の駆動信号を出力する。
【００２２】このため図５に示すように、スイッチ７
１，７２の操作によりコンデンサＣ1，Ｃ2への抵抗Ｒ1
〜Ｒ4を介しての充放電による夫々の両端電圧の変化量
を、Ａ／Ｄ変換器及びパルス幅変調器（ＰＷＭ）により
パルス幅変化量に変換する。但し、このＡ／Ｄ変換器及
びＰＷＭはマイクロコンピュータ・ユニット４１の機能
として実現される。なお、ＣＣＤカメラの部分だけでな
く、カメラ装置全体の位置を上下左右に移動制御するよ
うにしてもよい。
１，７２の操作によりコンデンサＣ1，Ｃ2への抵抗Ｒ1
〜Ｒ4を介しての充放電による夫々の両端電圧の変化量
を、Ａ／Ｄ変換器及びパルス幅変調器（ＰＷＭ）により
パルス幅変化量に変換する。但し、このＡ／Ｄ変換器及
びＰＷＭはマイクロコンピュータ・ユニット４１の機能
として実現される。なお、ＣＣＤカメラの部分だけでな
く、カメラ装置全体の位置を上下左右に移動制御するよ
うにしてもよい。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明の車両用後方監視装置によれば、下記のよう
な実用上優れた作用効果を得ることができる。 （１）運転者の操作により撮像装置の向きを上下左右に
任意に変更できると共に、撮像装置の向きに拘らず変速
機の後退位置信号により撮像装置を自動的に中央下向き
にすることにより、通常の走行時は運転者が適宜走行状
態に応じた撮像装置の向きを選択でき、一方後退時の変
速機操作により自動的に撮像装置が中央下向きとなるた
め、常に最も注意を払わなければならない後部地面近く
の状況を把握でき、これらを特別な歪補正手段を用いる
ことなく、しかも適正な距離感を持って監視できる。 （２）また、中央下向きにした後、操作スイッチによる
操作を可能とすれば、更にその場その場の状況に応じて
運転者が任意方向の安全確認を行うことができる。 （３）更に、後退操作により中央下向きにした後、左右
角度を操作して、再度変速機の後退操作を解除した時
に、撮像装置を左右方向角度を変えることなく上下のみ
所定角度位置まで回動させるようにすると、後退操作の
解除前後での左右方向の変化がないため、そのまま前進
走行を始めても運転者が違和感を覚えることがない。 （４）また、位置保持スイッチを設ければ、この位置保
持スイッチ操作時は、後退位置検出により撮像装置を中
央下向きにした後、変速機を後退位置以外に操作するこ
とにより、撮像装置を変速機の後退位置への操作前の角
度位置に復帰させるようにすると、後退前の状態に再度
操作し直さなくてすむので、操作性が良くなる。
に、本発明の車両用後方監視装置によれば、下記のよう
な実用上優れた作用効果を得ることができる。 （１）運転者の操作により撮像装置の向きを上下左右に
任意に変更できると共に、撮像装置の向きに拘らず変速
機の後退位置信号により撮像装置を自動的に中央下向き
にすることにより、通常の走行時は運転者が適宜走行状
態に応じた撮像装置の向きを選択でき、一方後退時の変
速機操作により自動的に撮像装置が中央下向きとなるた
め、常に最も注意を払わなければならない後部地面近く
の状況を把握でき、これらを特別な歪補正手段を用いる
ことなく、しかも適正な距離感を持って監視できる。 （２）また、中央下向きにした後、操作スイッチによる
操作を可能とすれば、更にその場その場の状況に応じて
運転者が任意方向の安全確認を行うことができる。 （３）更に、後退操作により中央下向きにした後、左右
角度を操作して、再度変速機の後退操作を解除した時
に、撮像装置を左右方向角度を変えることなく上下のみ
所定角度位置まで回動させるようにすると、後退操作の
解除前後での左右方向の変化がないため、そのまま前進
走行を始めても運転者が違和感を覚えることがない。 （４）また、位置保持スイッチを設ければ、この位置保
持スイッチ操作時は、後退位置検出により撮像装置を中
央下向きにした後、変速機を後退位置以外に操作するこ
とにより、撮像装置を変速機の後退位置への操作前の角
度位置に復帰させるようにすると、後退前の状態に再度
操作し直さなくてすむので、操作性が良くなる。
【図１】本発明の車両用後方監視装置の実施態様を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】本発明の車両用後方監視装置における駆動装置
等の構成例を示す概略図である。
等の構成例を示す概略図である。
【図３】本発明の車両用後方監視装置における制御装置
及び操作スイッチ等の回路構成例を示す回路図である。
及び操作スイッチ等の回路構成例を示す回路図である。
【図４】上記駆動装置によるモータの回転角度を制御す
るための駆動パルスを例示する波形図である。
るための駆動パルスを例示する波形図である。
【図５】上記駆動パルスの操作スイッチによる生成方法
の説明図である。
の説明図である。
１ ビデオカメラ ２ 駆動装置 ３ 後退位置検出器 ４ 制御装置 ５ モニターテレビ ６ 位置保持スイッチ ７ 操作スイッチ
Claims (4)
- 【請求項１】 車両の後部に取り付けた撮像装置と、 この撮像装置を上下左右に回動操作する駆動装置と、 運転席近傍に設けられ駆動装置を操作する操作スイッチ
と、 変速機の変速位置を検出し後退位置検出時に後退位置検
出信号を出力する検出器と、 撮像装置の向きに拘らず変速機の上記後退位置信号によ
り撮像装置を中央下向きにする制御信号を上記駆動装置
に与える制御装置と、からなることを特徴とする車両用
後方監視装置。 - 【請求項２】 上記制御装置は、後退位置検出により撮
像装置を中央下向きにした後、操作スイッチによる撮像
装置の上下左右操作のための駆動信号を前記駆動装置に
与えることを特徴とする請求項１記載の車両用後方監視
装置。 - 【請求項３】 上記制御装置は、後退位置検出により撮
像装置を中央下向きにした後、変速機を後退位置以外に
操作した時、撮像装置を上下方向のみ所定角度位置まで
回動させる駆動信号を上記駆動装置に与えることを特徴
とする請求項２記載の車両用後方監視装置。 - 【請求項４】 位置保持スイッチを設け、この位置保持
スイッチ操作時には、後退位置検出により撮像装置を中
央下向きにした後、変速機を後退位置以外に操作するこ
とにより、前記制御装置は、撮像装置を変速機の後退位
置への操作前の角度位置または中央上向きの角度位置に
復帰させる駆動信号を上記駆動装置に与えることを特徴
とする請求項２または３のいずれかに記載の車両用後方
監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9345899A JPH11164290A (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 車両用後方監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9345899A JPH11164290A (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 車両用後方監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11164290A true JPH11164290A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18379755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9345899A Pending JPH11164290A (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 車両用後方監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11164290A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001049527A1 (en) * | 2000-01-06 | 2001-07-12 | Johnson Controls Technology Company | System and method for enhancing vision in a vehicle |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-12-01 JP JP9345899A patent/JPH11164290A/ja active Pending
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