JP2003154894A

JP2003154894A - 車両用監視装置

Info

Publication number: JP2003154894A
Application number: JP2001355569A
Authority: JP
Inventors: Sumio Sakuma; 純夫佐久間; Takao Tejima; 孝男手島
Original assignee: Car Mate Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Car Mate Manufacturing Co Ltd
Priority date: 2001-11-21
Filing date: 2001-11-21
Publication date: 2003-05-27

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】車両に設置したカメラによる撮映と、複数の
障害物検知センサを用いる車両用監視装置を提供する。【解決手段】車両に設置した複数のカメラと、車外映
像を監視する映像表示モニターと、障害物を検知する複
数のセンサーと、センサー出力によりカメラの撮影方向
を切換える切換え手段とよりなり、シフトレバーが後進
位置にあることを検出手段により検知し、障害物センサ
ーが障害物を検知し、カメラ方向切換え手段がオートモ
ードにある時、カメラ方向を下方向に切換える。カメラ
を内蔵する筐体にはカメラ上方向の時に望遠、下方向を
向いた時用の広角のレンズを備える。左右の障害物セン
サーの一方が障害物を検知した場合にはカメラをその方
向下方に切換え、両障害物センサーが検知した場合には
中央下方を、何も検知しない場合には中央上方へ切換え
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は車両用監視装置、特
に、車両に設置したカメラにより車外を撮影できる車両
用監視装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、自動車の変速装置に連動し、後退
の時ビデオカメラを自動車の後部近くの地面に向けるよ
うにしたものは特開昭62−122487号に示されている。

【０００３】また、車両の運転状態に応じて、カメラで
撮影された映像の上下方向の一部を選択、もしくはカメ
ラで撮影された映像の上下方向を圧縮する画像処理手段
を備える後方監視装置において、前進時における高速走
行時は電子ズームを行ない、低速走行時には映像の範囲
を広げ、後退時には、リバースギヤ信号により映像を圧
縮するとともにカメラを下方に傾斜（チルト）し、更に
距離センサを用い、後方障害物までの距離に応じたカメ
ラのチルト角を設定するようにしたものは特開平9−482
83号に示されている。

【０００４】また、自動車後部に設置した映像装置の向
きを操作スイッチにより上下左右に任意に変更出来、車
両の変速機の後退位置を検出した時に、映像装置を中央
下向きにするものは特開平11−164290号に示されてい
る。

【０００５】更に、車両の前方または後方を監視する車
載カメラにおいて、車両の速度に応じてズームレンズを
制御する手段と、車両のシフトレバーの状態から車両の
前進または後退を検知し、レンズの光軸の角度を制御す
る手段を具備するものは特開平11−312300号に示されて
いる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記特開
昭62−122487号では自動車の変速装置に連動させる為に
は、変速装置もしくは変速操作部より後退信号を検出す
るため、車購入後に車両用監視装置を取り付ける場合、
車種毎に異なる検出装置および配線方法を設定する必要
があり、コストが高くなる上、配線時の作業も難しいも
のとなっていた。

【０００７】又、袋小路などの長い距離を後退する場合
も、変速機に連動して自動的に下方視界に切り替わって
しまう為、後方視界が見渡せず不便であった。

【０００８】また、特開平9−48283号では、リバースギ
ヤ信号によりカメラを下方に下げるため、車購入後に車
両用監視装置を取り付ける場合、車種毎に異なる検出装
置および配線方法を設定する必要があり、コストが高く
なる上、配線時の作業も難しいものとなっていた。更に
袋小路などの長い距離を後退する場合も、変速機に連動
して自動的に下方視界に切り替わってしまう為、後方視
界が見渡せず不便であった。

【０００９】又、画像処理手段を用いて走行状態に応
じ、映像の上下方向の一部を選択、もしくはカメラで撮
影された映像の上下方向を圧縮する画像処理手段は非常
に高価なものになってしまう。更に、距離センサを用
い、後方障害物までの距離に応じたカメラのチルト角設
定を行なった場合、後退時の車から障害物までの距離感
がつかめず危険であった。

【００１０】また、特開平11−164290号では変速機の後
退位置検出器によりカメラを自動的に中央下方に下げる
ため、車購入後に車両用監視装置を取り付ける場合、車
種毎に異なる検出装置および配線方法を設定する必要が
あり、コストが高くなる上、配線時の作業も難しいもの
となっていた。

【００１１】又、自動車後部に設置した映像装置を操作
スイッチにより上下左右に任意に変更出来ても、変速機
の後退位置を検出した時には、映像装置を中央下向きに
なってしまうため、袋小路などの長い距離を後退する場
合も、変速機に連動して自動的に下方視界に切り替わっ
てしまう為、後方視界が見渡せず不便であった。

【００１２】更に、特開平11−312300号では車両の走行
状況（速度、ギヤ比）に応じてズームレンズを制御する
手段が開示されているが、ズームレンズが高価であると
ともに、重量も重く、サイズが大きくなるため、車の外
にカメラを設置する際見栄えが悪い上、重量の増加は角
度制御装置に対しても強度的負担となっていた。

【００１３】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。

【００１４】

【課題を解決するための手段】本発明の車両用監視装置
は、車外を撮影するカメラと、このカメラからの車外映
像を監視する映像表示モニターと、障害物を検知するセ
ンサーと、上前記検知センサーが障害物を検知したとき
上記カメラの撮影方向を上方向から下方向に切換える手
段とより成ることを特徴とする。

【００１５】また、本発明の車両用監視装置は、夫々異
なる方向の車外を撮影する複数の固定カメラと、この固
定カメラの１つからの車外映像を監視する映像表示モニ
ターと、障害物を検知するセンサーと、上記検知センサ
ーが障害物を検知したとき上記映像モニターに加えられ
る影像を上方向を撮影するカメラのものから下方向を撮
影するカメラのものに、切換える手段とより成ることを
特徴とする。

【００１６】また、本発明の車両用監視装置は、車外を
撮影するカメラと、このカメラからの車外映像を監視す
る映像表示モニターと、障害物を検知するセンサーと、
シフトレバー後退位置検出手段と、上記シフトレバーが
後退位置にある時に限り上記検知センサーが障害物を検
知したとき上記カメラの撮影方向を上方向から下方向に
切換える手段とより成ることを特徴とする。

【００１７】また、本発明の車両用監視装置は、車外を
撮影するカメラと、このカメラからの車外映像を監視す
る映像表示モニターと、障害物を検知するセンサーと、
オートモードを有し上記カメラの撮影方向を上方向から
下方向に切換える手動上下位置切替えスイッチと、上記
検知センサーが障害物を検知したとき上記手動上下位置
切替えスイッチがオートモードになっている時のみ上記
カメラの撮影方向を上方向から下方向に切換える手段と
より成ることを特徴とする。

【００１８】また、本発明の車両用監視装置は、車外を
撮影するカメラと、このカメラからの車外映像を監視す
る映像表示モニターと、上記カメラの撮影方向を上下方
向に切換える手段と、上方向を撮影するカメラ前面に配
置される狭角（望遠）レンズとより成ることを特徴とす
る。

【００１９】また、本発明の車両用監視装置は、車外を
撮影するカメラと、このカメラからの車外映像を監視す
る映像表示モニターと、上記カメラの撮影方向を上下方
向に切換える手段と、下方向を撮影するカメラ前面に配
置される広角レンズとより成ることを特徴とする。

【００２０】また、本発明の車両用監視装置は、車外を
撮影するカメラと、このカメラからの車外影像を監視す
る映像モニターと、複数の障害物を検知するセンサー
と、上記検知センサーが障害物を検知したとき上記カメ
ラの撮影方向を障害物の検知方向に切換える手段とより
成ることを特徴とする。

【００２１】上記複数のセンサーは、障害物を検知する
少なくとも左右２個所に配置したセンサーを有し、右の
センサーのみが障害物を検知した場合には上記カメラの
撮影方向を右下方向に切換え、左のセンサーのみが障害
物を検知した場合には上記カメラの撮影方向を左下方向
に切換え、左右のセンサーが障害物を検知した場合には
上記カメラの撮影方向を中央下方向に切換え、センサー
が障害物を検知しない場合には上記カメラの撮影方向を
中央上方向に切換える切換手段を有することを特徴とす
る。

【００２２】また、本発明の車両用監視装置は、車外を
撮影するカメラと、このカメラからの車外映像を監視す
る映像表示モニターと、上記カメラの撮影方向を上下方
向に切換える手段と、上記映像表示モニター上もしくは
その周囲の運転者が確認可能な位置に設けた、上記監視
映像を送るカメラの撮影方向を表示する表示手段とを有
することを特徴とする。

【００２３】また、本発明の車両用監視装置は、車外を
撮影するカメラと、このカメラからの車外映像を監視す
る映像表示モニターと、上記カメラの撮影方向を上下方
向に切換える手段と、運転者に報知する発音手段とを有
し、上記カメラの撮影方向の切換え時、もしくはカメラ
の撮影方向が下向きの状態において発音せしめることを
特徴とする。

【００２４】また、本発明の車両用監視装置は、車外を
撮影するカメラと、このカメラからの車外映像を監視す
る映像表示モニターと、上記映像表示モニターを車両の
ルームミラーに取付け可能な取付け手段とを有すること
を特徴とする。

【００２５】また、上記ルームミラーに対する上記映像
表示モニターの上下方向位置を調整する位置調整手段を
有することを特徴とする。

【００２６】

【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。

【００２７】図１は本発明の車両用監視装置を取り付け
る車両本体１を示し、２はルームミラーである。

【００２８】本発明においては、車外を撮影するカメラ
３a，３bと、車外の障害物を検知するセンサー４a，４b
とを例えば車両本体１の前面及び背面に設け、車外映像
を監視する映像表示モニター５をルームミラー２に取付
手段６を介して着脱自在に設ける。

【００２９】図２はカメラ３a，３bの一つの詳細を示
し、７は車両本体１に取り付ける取付ベース、８はこの
取付ベース７に固定したカメラケース、９はこのカメラ
ケース８に枢支軸１０を中心に回動自在に設けた１個の
カメラ、１１はこのカメラ９を回動せしめるためのモー
タ、１２はカメラケース８の上向き部分に設けた狭角
（望遠）レンズ、１３はカメラケース８の下向き部分に
設けた広角レンズであって、上記センサー４a，４bが障
害物を検知したとき上記モータ１１により上記カメラ９
の向を上向きから下向きに切換えるようにする。

【００３０】図３〜図５はルームミラー２に対する映像
表示モニター５の取付手段６の詳細を示し、１４，１５
はルームミーラ２の上面に及び下面に夫々係合する部分
を有する上側係合板及び下側係合板、１６はこの上側及
び下側係合板１４，１５を互いに接近する方向に抑制す
る引張スプリング、１７はモニター５のケース、１８は
このケース１７に上下方向に形成したスリット、１９は
このスリット１８内に摺動自在に挿入したナット、２０
は上記ケース１７に形成した上記スリット１９に連通す
る上下方向に形成した幅狭のスリット、２１は上記上側
係合板１４の側面に形成した通孔、２２はねじである。

【００３１】この取付手段６においては、上側係合板１
４の通孔２１及びモニター５のケース１７のスリット２
０に通したねじ２２をスリット１８内のナット１９に螺
合することによって上記ケース１７の上下の任意の位置
に上記上側係合板１４を固定し、上側及び下側係合板１
４，１５によってルームミラー２を上下から弾性的に挟
持することによって上記モニター５を上下位置調節自在
にルームミラー２に取り付け得るようになる。

【００３２】本発明の他の実施例においては、図６に示
すようにカメラケース８内に２個のカメラ９a，９bを固
定し、一方のカメラ９aを上向きの狭角（望遠）レンズ
１２に対向せしめ、他方のカメラ９bを下向きの広角レ
ンズ１３に対向せしめる。

【００３３】本発明の上記各実施例によれば車のシフト
レバーの位置を検知する必要が無く、撮影方向の切り換
えに関しては障害物を検知するセンサーの電源のみを確
保するだけで良く、取付けが簡単であり、異なる車種で
も同じ装置で対応する事が出来るため、コスト的にも安
く作る事が出来る。

【００３４】また、前方向走行時など監視映像が上方向
（後ろ向き）の場合は狭角（望遠）の映像を映像表示モ
ニターに表示する事により、必要度の低い後向の映像を
カットすると供に、後方映像を拡大する事が出来る。
又、後退時など監視映像が下方向の場合は広角の映像を
映像表示モニターに表示する事により、車両の後方周囲
を死角なく広く監視出来る。

【００３５】更に、少なくとも上方向カメラ位置前面に
狭角（望遠）レンズ１２を配置し、もしくは、下方向の
カメラ位置の前面に広角レンズ１３のいずれかが配置さ
れる事により安価に、監視映像の視野角（画角）を適切
に変更する事が出来る。

【００３６】更に、映像表示モニター５を車両のルーム
ミラー２に取付け可能であるため、荷物運搬時の車両な
どでルームミラー２自身による後方監視が不可能な場合
でも、ルームミラー２に取付けた映像表示モニター５よ
り、通常の習慣化したルームミラー視認位置より後方監
視映像を得る事が出来、安全に運転をする事が出来る。
また、ルームミラー２に対して、映像表示モニター５が
上下方向に位置調整可能であるため図３に示すように映
像表示モニター５を極力車両本体１の屋根２３に近づけ
て、ルームミラー２に固定する事が出来、ルームミラー
２よりも上下方向の長い映像表示モニター５を用いた場
合でも、映像表示モニター５自身により前方視界が妨害
される事を防止できる。

【００３７】本発明の更に他の実施例においては、更に
シフトレバー後退位置検出手段（図示せず）と、シフト
レバーが後退位置にある時に限り上記検知センサー（４
a，４b）の障害物検知の有無により、上記カメラ９の撮
影方向をモータ１１により上方向から下方向に切換える
ようにする。

【００３８】この実施例によれば車両の前進時もしくは
停車時において、後方から車両等が近づいた時に監視映
像が下向きに切換わってしまう事を防止出来る。

【００３９】本発明の他の実施例においては、オートモ
ードを有し、上記カメラ９の撮影方向を上方向から下方
向に切換える手動上下位置切替えスイッチ（図示せず）
を設け、上記検知センサー４a，４bの障害物検知の有無
もしくは手動上下位置切替えスイッチの操作により、カ
メラ９による監視映像が上下方向に切換える様にし、上
記手動上下位置切替えスイッチがオートモードＯＮにな
っている時のみ検知センサー４a，４bの障害物検知の有
無が手動上下位置切替えスイッチの操作よりも優先され
るようにする。

【００４０】この実施例によれば手動切換えと障害物を
検知するセンサー４a，４bによる切換を選択出来ること
により必要な監視映像を任意に選択する事ができ、簡単
な構造で車両の前進時もしくは停車時において、後方か
ら車両等が近づいた時に監視映像が下向きに切換わって
しまう事を防止し、さらに変速機のバック信号検知手段
を設けなくても後退時に最初から監視映像を下向きにす
る事ができる。

【００４１】本発明の更に他の実施例においては、障害
物を検知するセンサーを複数設け、撮影方向を切換可能
に構成されたカメラと、上記検知センサーの障害物検知
により、カメラによる監視映像を障害物の検知方向に切
換える様にする。

【００４２】例えば、少なくとも左右2個所に障害物を
検知するセンサーを配置し、カメラの撮影方向を少なく
とも中央上、右下、中央下、左下の４方向に切換可能と
し、右のセンサーのみが障害物を検知した場合には撮影
方向を右下方向に切換え、左のセンサーのみが障害物を
検知した場合には撮影方向を左下方向に切換え、左右の
センサーが障害物を検知した場合には撮影方向を中央下
方向に切換え、センサーが障害物を検知しない場合には
撮影方向を中央上方向に切換えるようにする。

【００４３】この実施例によれば手動で操作をする事な
く障害物が存在する方向に自動的に監視映像が切替わる
ため、常に監視映像の中央付近で障害物を映し出す事が
出来るため画像の歪みも少なく、運転者が障害物情報を
正確に察知する事ができる。

【００４４】本発明の他の実施例においては、映像表示
モニター５上もしくはその周囲の運転者が確認可能な位
置に、現在のカメラによる監視映像の撮影方向を表示す
る表示手段（図示せず）を設ける。

【００４５】この実施例のように監視映像の撮影方向を
運転者に知らせる事により、撮影方向を錯覚する事によ
る事故を防止する事が出来る。

【００４６】本発明の更に他の実施例においては、上記
カメラの撮影方向の切換え時、もしくはカメラの撮影方
向が下向きの状態においてこれを運転者に報知する発音
手段（図示せず）を設ける。

【００４７】このような発音手段を設ける事により、運
転者に注意を促し、事故を防止する事が出来る。

【００４８】

【発明の効果】上記のように本発明の車両用監視装置に
よれば、車両に対する障害物の検知を極めて簡単、容易
且つ確実に行なうことができる大きな利益がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の車両用監視装置を設けた車両の側面図
である。

【図２】本発明の車両用監視装置におけるカメラの説明
図である。

【図３】本発明の車両用監視装置におけるモニター取付
け手段の説明図である。

【図４】図３に示すモーター取付け手段の分解図であ
る。

【図５】図４のＡ−Ａ線断面図である。

【図６】本発明の車両用監視装置の他の実施例における
カメラの説明図である。

【符号の説明】

１車両本体２ルームミラー３a カメラ３a カメラ４a 検知センサー４b 検知センサー５映像表示モニター６取付手段７取付ベース８カメラケース９カメラ９a カメラ９b カメラ１０枢支軸１１モータ１２狭角（望遠）レンズ１３広角レンズ１４上側係合板１５下側係合板１６引張スプリング１７ケース１８スリット１９ナット２０孔２１通孔２２ねじ２３屋根

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続きＦターム(参考） 3D020 BA05 BA20 BC04 BC18 BD02 BD09 BE03 5C054 CD01 CD03 CE02 CF05 CG07 CG08 FD07 HA30 5H180 AA01 CC04 LL01 LL02 LL07

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】車外を撮影するカメラと、このカメラか
らの車外映像を監視する映像表示モニターと、障害物を
検知するセンサーと、上前記検知センサーが障害物を検
知したとき上記カメラの撮影方向を上方向から下方向に
切換える手段とより成ることを特徴とする車両用監視装
置。
【請求項２】夫々異なる方向の車外を撮影する複数の
固定カメラと、この固定カメラの１つからの車外映像を
監視する映像表示モニターと、障害物を検知するセンサ
ーと、上記検知センサーが障害物を検知したとき上記映
像モニターに加えられる影像を上方向を撮影するカメラ
のものから下方向を撮影するカメラのものに、切換える
手段とより成ることを特徴とする車両用監視装置。
【請求項３】車外を撮影するカメラと、このカメラか
らの車外映像を監視する映像表示モニターと、障害物を
検知するセンサーと、シフトレバー後退位置検出手段
と、上記シフトレバーが後退位置にある時に限り上記検
知センサーが障害物を検知したとき上記カメラの撮影方
向を上方向から下方向に切換える手段とより成ることを
特徴とする車両用監視装置。
【請求項４】車外を撮影するカメラと、このカメラか
らの車外映像を監視する映像表示モニターと、障害物を
検知するセンサーと、オートモードを有し上記カメラの
撮影方向を上方向から下方向に切換える手動上下位置切
替えスイッチと、上記検知センサーが障害物を検知した
とき上記手動上下位置切替えスイッチがオートモードに
なっている時のみ上記カメラの撮影方向を上方向から下
方向に切換える手段とより成ることを特徴とする車両用
監視装置。
【請求項５】車外を撮影するカメラと、このカメラか
らの車外映像を監視する映像表示モニターと、上記カメ
ラの撮影方向を上下方向に切換える手段と、上方向を撮
影するカメラ前面に配置される狭角（望遠）レンズとよ
り成ることを特徴とする車両用監視装置。
【請求項６】車外を撮影するカメラと、このカメラか
らの車外映像を監視する映像表示モニターと、上記カメ
ラの撮影方向を上下方向に切換える手段と、下方向を撮
影するカメラ前面に配置される広角レンズとより成るこ
とを特徴とする車両用監視装置。
【請求項７】車外を撮影するカメラと、このカメラか
らの車外影像を監視する映像モニターと、複数の障害物
を検知するセンサーと、上記検知センサーが障害物を検
知したとき上記カメラの撮影方向を障害物の検知方向に
切換える手段とより成ることを特徴とする車両用監視装
置。
【請求項８】上記複数のセンサーが、障害物を検知す
る少なくとも左右２個所に配置したセンサーを有し、右
のセンサーのみが障害物を検知した場合には上記カメラ
の撮影方向を右下方向に切換え、左のセンサーのみが障
害物を検知した場合には上記カメラの撮影方向を左下方
向に切換え、左右のセンサーが障害物を検知した場合に
は上記カメラの撮影方向を中央下方向に切換え、センサ
ーが障害物を検知しない場合には上記カメラの撮影方向
を中央上方向に切換える切換手段を有することを特徴と
する請求項７記載の車両用監視装置。
【請求項９】車外を撮影するカメラと、このカメラか
らの車外映像を監視する映像表示モニターと、上記カメ
ラの撮影方向を上下方向に切換える手段と、上記映像表
示モニター上もしくはその周囲の運転者が確認可能な位
置に設けた、上記監視映像を送るカメラの撮影方向を表
示する表示手段とを有することを特徴とする車両用監視
装置。
【請求項１０】車外を撮影するカメラと、このカメラ
からの車外映像を監視する映像表示モニターと、上記カ
メラの撮影方向を上下方向に切換える手段と、運転者に
報知する発音手段とを有し、上記カメラの撮影方向の切
換え時、もしくはカメラの撮影方向が下向きの状態にお
いて発音せしめることを特徴とする車両用監視装置。
【請求項１１】車外を撮影するカメラと、このカメラ
からの車外映像を監視する映像表示モニターと、上記映
像表示モニターを車両のルームミラーに取付け可能な取
付け手段とを有することを特徴とする車両用監視装置。
【請求項１２】上記ルームミラーに対する上記映像表
示モニターの上下方向位置を調整する位置調整手段を有
することを特徴とする請求項１１記載の車両用監視装
置。