JP2007045186A - 車両用後方視認装置 - Google Patents

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喜代蔵 川野
Shinya Akagi
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Abstract

【課題】 視認の良好化と見栄えの良好化とを両立させる。
【解決手段】 車両としてのハッチバック車1の後端部2のバックウインドウ2aの下方位置であってナンバープレート3を取付けるための凹部4に、車両後方を撮像するカメラヘッド部10が、撮像方向を上下方向で可変させる駆動機構としてのギヤードモータ12を介して回動可能に設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の後方を視認することができる車両用後方視認装置に関するものである。
上述した車両用後方視認装置としては、車両の後部に、後向きにCCDカメラ等のカメラのカメラヘッド部を取付けた構成のものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
かかる後方視認装置による場合には、車両の後方に障害物等が存在すると、その障害物等をカメラヘッド部にて捉えることにより検知することができ、そしてカメラヘッド部にて捉えた画像信号を、接続配線を介して車内の信号処理部に送って信号処理し、車内モニタに障害物等を表示させることにより、或いは障害物等への異常接近を警報の発生により運転者に知らせることができる。
実開平6−936号公報
ところで、カメラヘッド部の取付け方としては、車両内側よりも外側に取付けられる。つまり、車両内側に取付ける場合、車体外板部分ではカメラの視界確保のために比較的大きな孔を開設する必要があり、一方、バックウインドウのガラス部分では運転者が後方を見るときに邪魔になって視界を狭くするという理由による。
しかしながら、以上のような理由により、カメラヘッド部を車両後方の外側に取付ける場合にあっても、カメラヘッド部が固定状態で取付けられていたため、車両の種類によってはカメラヘッド部の取付け位置が制限を受けて視認領域が狭くなり、一方、視認領域を良好にするために取付け位置の制限を解除すると今度は、いくら小型化したとしてもカメラヘッド部の外観が目立って見栄えが悪くなるという相反する結果となって、表1に示すように視認の良好化と見栄えの良好化とを両立させることが困難であった。
Figure 2007045186
表1の内容を具体的に説明する。図8(a)に示すように、セダンやハッチバック車よりも車高が高い高車高車101に対して低位置や高位置などにカメラヘッド部100を取付け可能であるが、低位置に相当するバックウインドウより下方位置、例えばナンバープレート取付け用凹部にカメラヘッド部100を取付けた場合には、カメラヘッド部100の外観が目立つことがなく見栄えは良好であるが、地面との距離が接近するために視認領域(右上がりのハッチング)が狭いという難点があり、一方、天井に近い高位置にカメラヘッド部100を取付けた場合には、視認領域(右下がりのハッチング)は問題ないが、カメラヘッド部100が外側に大きく突出してカメラヘッド部100の外観が目立って見栄えが悪いという難点がある。また、図8(b)に示すように、セダン102に対してはカメラヘッド部100を見栄えの良好化のために低位置であるナンバープレート取付け用凹部に取付けることになるが、その場合には、高車高車101において低位置にカメラヘッド部100を取付けた場合と同様に、見栄えは良好であるものの視認領域(右上がりのハッチング)が狭いという難点がある。更に、図8(c)及び(d)に示すように、ハッチバック車103に対してはカメラヘッド部100を天井に近い高位置、又は低位置(ナンバープレート取付け用凹部)に取付け可能であるが、図8(d)に示す低位置の場合にはセダン102の場合と同様に見栄えは良好であるものの視認視野(右上がりのハッチング)が狭く、一方図8(c)に示す高位置の場合には高車高車101の高位置にカメラヘッド部100を取付けた場合と同様にカメラヘッド部100の外観が目立って見栄えが悪く、しかも、視認視野(右上がりのハッチング)が遠方になって死角領域104が発生し、障害物との相対的な位置関係が確認し難いという難点がある。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、視認の良好化と見栄えの良好化とを両立させることができる車両用後方視認装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る車両用後方視認装置は、車両の後端部のバックウインドウより下方位置に、車両後方を撮像するカメラヘッド部が、撮像方向を上下方向で可変させる駆動機構を介して回動可能に設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明に係る車両用後方視認装置は、請求項1に記載の車両用後方視認装置において、前記カメラヘッド部が前記バックウインドウより下方のナンバープレート取付用凹部に設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明に係る車両用後方視認装置は、請求項1または2に記載の車両用後方視認装置において、前記撮像方向が車両後方の遠方と近傍とのいずれか一方を向くように前記カメラヘッド部が切換制御手段により切換制御されることを特徴とする。
請求項4の発明に係る車両用後方視認装置は、請求項3に記載の車両用後方視認装置において、前記切換制御手段は、車両後方の障害物までの距離を計測する距離センサを備え、該距離センサによる計測距離に基づき前記カメラヘッド部の向く方向を切換制御することを特徴とする。
請求項5の発明に係る車両用後方視認装置は、請求項4に記載の車両用後方視認装置において、前記距離センサによる前記障害物までの計測距離が所定距離以下の場合に警報を発することを特徴とする。
請求項6の発明に係る車両用後方視認装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の車両用後方視認装置において、前記駆動機構は電動モータと減速ギヤとを有し、前記カメラヘッド部の回動を、該減速ギヤを介して行う構成となっていることを特徴とする。
本発明装置による場合には、車両後方を撮像するカメラヘッド部が、撮像方向を上下方向で可変させる駆動機構を介して回動可能に設けられているので、カメラヘッド部を上下方向に回動させることで撮像方向を上下方向で可変できる。このため、カメラヘッド部を車両後端部の任意の高さ位置に設置してもよいので、見栄えが悪い高い位置を回避してバックウインドウより下方位置という低い位置に設置させ得る。また、その低い位置にカメラヘッド部を設置しても、カメラヘッド部の上下方向の回動により撮像方向を上下方向で可変させることで視認領域を広げることができる。よって、視認の良好化と見栄えの良好化とを両立させることができる。更に、バックウインドウより下方位置にカメラヘッド部を外付けするので、運転者の目視による後方視界を妨げず、しかも車両外板に接続配線を通す防水処理の容易な小さな孔を要するもののカメラ視認用の大きな孔を開ける必要もない。
請求項2の発明による場合には、カメラヘッド部がナンバープレート取付用凹部に設けられるので、カメラヘッド部をより目立たなくすることができ、見栄えを更に良好にさせ得る。
請求項3の発明による場合には、切換制御手段がカメラヘッド部の撮像方向を車両後方の遠方と近傍の2方向に切換制御する。このため、マユュアル操作によって撮像方向を上下方向に連続的に変化させる場合よりも容易かつ迅速に撮像方向を切換えることが可能となる。
請求項4の発明による場合には、距離センサが計測する車両後方の障害物までの距離に基づき切換制御手段がカメラヘッド部の向く方向を切換制御するので、障害物までの距離により適切な視認範囲を撮像し得るとともに、障害物の位置が遠方か近傍かの判断を運転者が行うことなく自動的に障害物の視認が可能になる。この場合において、特に、請求項5のように、距離センサによる障害物までの計測距離が所定距離以下の場合に警報を発する構成としたときには、障害物への接近を運転者に注意を促して障害物との衝突を未然に防止することができる。
請求項6の発明による場合には、カメラヘッド部が減速ギヤにより減速状態でゆっくりと回動するので、任意の角度にカメラヘッド部が向くように回動停止させ得る。よって、例えば運転者が運転席に居ながら遠隔操作を行っても、障害物へ正確に向くようにカメラヘッド部を停止させることができる。
以下に、本発明の内容を具体的に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る車両用後方視認装置を組み込んだハッチバック車を示す右側面図であり、図2はそのハッチバック車の後端部を左斜め後方から見た図である。
このハッチバック車1の後端部2には、車両後方を撮像するカメラヘッド部10と、車両後方の障害物までの距離を計測する距離センサ11とが設けられている。カメラヘッド部10は、後端部2のバックウインドウ2aより下方位置、例えばナンバープレート3を取付けるために前側に窪ませた凹部4の範囲内であって車外に取付けられている。カメラヘッド部10としては、本実施形態ではCCD撮像素子を有するもので、このカメラヘッド部10は、図3に示すように駆動機構としてのギヤードモータ12の軸12aにより回動可能になっていて、撮像方向を上下方向で可変できる。ギヤードモータ12の回動制御は、例えば運転席周りに設けた図示しない駆動切換スイッチ(SW)の切換により、後述する制御装置20による自動制御と、例えば運転席周りに設けた手動操作部によるマニュアル制御とのいずれかを選択できるようになっている。
カメラヘッド部10にて捉えられた画像信号は、図示しない接続配線を介して車内のダッシュボード内に設けた制御装置20に備わった信号処理部31(図4参照)へ送られて信号処理され、運転席の前側に設けられたモニタ(図示せず)に表示されるようになっている。
上記距離センサ11はハッチバック車1の後端部のバンパー5に取付けられている(図2参照)。本実施形態では、バンパー5の右側と左側の2箇所に距離センサ11が設けられている。距離センサ11としては、本実施形態では超音波を発信させてから障害物からの反射を捉えるまでの時間により距離を計測する方式のものを用いている。距離センサ11における超音波の発信方向は、車両後方の水平方向よりも若干下向きに設定されており、距離センサ11により捉えられた障害物までの距離信号は、前記制御装置20の切換制御部(切換制御手段)32に与えられる(図4参照)。なお、距離センサ11の検出媒体として、超音波の代わりに電波などを用いてもよい。また、距離センサ11は、バンパー5の右左2箇所に設ける必要はなく、1箇所又は3箇所以上の任意の位置に設けるようにしてもよい。
制御装置20は、図4に示すように、上記信号処理部31、切換制御部32の他に、警報発生部33、電源制御部34などを備える。
上記切換制御部32には、前記距離センサ11からの距離信号、AT(オートマチック)操作やマニュアル操作される操作レバーがリバース位置にセットされるとそれを検知するリバースセンサ23からのリバース位置検知信号(R)、および前記駆動切換スイッチ(SW)からの選択信号(ギヤードモータ12の自動制御かマニュアル制御かに関する信号)が入力される。そして、切換制御部32は、リバース位置検知信号の入力時間t1が0.5秒より長く、かつ前記選択信号が自動制御である場合には、前記距離センサ11からの距離信号に基づきギヤードモータ12を回転制御してカメラヘッド部10の撮像方向を調整する。本実施形態では、距離センサ11にて検出された障害物までの距離が所定の第1距離(例えば2m)よりも長い場合には、カメラヘッド部10の撮像方向を遠方(右下がりのハッチング)に設定し、障害物までの距離が第1距離よりも短い場合には、カメラヘッド部10の撮像方向を近傍(右上がりのハッチング)に設定する(図1参照)。なお、カメラヘッド部10の撮像方向を遠方に設定することを、近傍に設定することよりも先に行う。これは、一般的に初期状態の方がハッチバック車1から障害物までの距離が長いからである。
警報発生部33には、上記距離センサ11により捉えられた障害物までの距離信号、および前記リバースセンサ23からのリバース位置検知信号などが入力される。この警報発生部33は、前記選択信号が自動制御、マニュアル制御に拘わらず、リバースセンサ23からのリバース位置検知信号の入力時間t1が0.5秒より長い場合には、障害物までの距離が、第1距離よりも短い第2距離(例えば50cm)以下になると、運転者の近傍、例えば図5に示すように運転者右側のサイドミラー取付部21に設けたスピーカ22から、障害物に異常接近したことを知らせる警告音を発生させる。
電源制御部34には、リバースセンサ23からの前記リバース位置検知信号が入力される。そして、電源制御部34は、リバース位置検知信号(R)がオフ状態からオン状態に変化し、そのオン状態の入力時間t1が一定時間、例えば本実施形態では0.5秒より長い場合には、カメラヘッド部10を待機状態から撮像可能なオン状態に切換え制御し、かつ、距離センサ11をオン状態にするとともにギヤードモータ12を通電可能なオン状態にする。一方、電源制御部34は、リバース位置検知信号がオン状態からオフ状態になってからの経過時間t2が一定時間、例えば本実施形態では0.5秒より長い場合には、カメラヘッド部10、距離センサ11及びギヤードモータ12をオフ状態に切換え制御する。また、この電源制御部34は、エンジン始動に伴ってカメラヘッド部10を前記待機状態にするようになっている。
前記駆動切換スイッチ(SW)によりマニュアル制御が選択された場合には、前記リバース位置検知信号の入力時間t1が0.5秒より長いときは、カメラヘッド部10の撮像方向を手動操作部によるギヤードモータ12の操作量に応じた方向に一致させる。つまり、遠方から近傍までの任意の方向に設定される。このマニュアル制御におけるギヤードモータ12への通電は、制御装置20を介して行っても、或いは、手動操作部から直接行われるようにしてもよい。
このように構成された本実施形態における車両用後方視認装置の動作内容の一例を、図6に示すフローチャートに基づき説明する。
まず、エンジンを始動させると、電源制御部34はカメラヘッド部10の電源を入れて待機状態にする(ステップS1)。かかる準備が完了した後、リバースセンサ23からリバース位置検知信号を入力すると(ステップS3)、その入力時間t1が0.5秒より長いか否かを判定する(ステップS5)。そして、長い場合には、カメラヘッド部10を待機状態から撮像可能なオン状態にし(ステップS7)、続いてギヤードモータ12の電源をオン状態にし(ステップS9)、距離センサ11の電源をオン状態にする(ステップS10)。
次に、駆動切換スイッチ(SW)からの選択信号が自動制御かマニュアル制御かを判定し(ステップS11)、自動制御の場合には、切換制御部32はカメラヘッド部10の撮像方向を遠方、つまり上向きに作動させ(ステップS15)、距離センサ11にて検出された障害物までの距離が2m(第1距離)未満であるか否かを判定する(ステップS17)。そして、障害物までの距離が2m未満になると、カメラヘッド部10の撮像方向を近傍、つまり下向きに作動させる(ステップS19)。
しかる後、障害物までの距離が50cm(第2距離)未満であるか否かを判定する(ステップS21)。そして、50cm未満であると、警報発生部33は警報を発生させる(ステップS25)。この警報発生により、障害物への接近を運転者に注意を促して障害物との衝突を未然に防止することができる。
その後、リバース位置検知信号がオフか否かを判定し(ステップS27)、リバース位置検知信号がオフ状態になってからの経過時間t2が0.5秒より長いか否かを判定する(ステップS29)。そして、長い場合には、警報発生部33は警報を停止し(ステップS31)、電源制御部34はカメラヘッド部10をオフ状態にし(ステップS33)、距離センサ11をオフ状態にし(ステップS35)、ギヤードモータ12をオフ状態にする(ステップS37)。
一方、ステップS11において、駆動切換スイッチ(SW)でマニュアル制御か選択された場合には、前述したように手動操作部によるギヤードモータ12への通電制御が行われ(ステップS13)、その後、上述したステップS21〜S37と同様の制御が行われる。
したがって、本実施形態による場合には、車両後方を撮像するカメラヘッド部10が、撮像方向を上下方向で可変させる駆動機構(ギヤードモータ12)を介して回動可能に設けられているので、カメラヘッド部10を上下方向に回動させることで撮像方向を上下方向で可変できる。このため、上述したようにカメラヘッド部10をハッチバック車1の後端部2の任意の高さ位置に設置してもよいので、見栄えが悪い高い位置を回避してナンバープレート取付け用凹部4という低い位置に設置させ得る。また、その低い位置にカメラヘッド部10を設置しても、カメラヘッド部10の上下方向の回動により撮像方向を上下方向で可変させることで、図1に右上がりのハッチングと右下がりのハッチングで示したように視認領域を広げることができるとともに、死角領域の発生を回避させ得る。よって、表2に示すように、ハッチバック車1において視認の良好化と見栄えの良好化とを両立させることができる。
Figure 2007045186
なお、上述した実施形態では、切換制御部(切換制御手段)によりカメラヘッド部の撮像方向を車両後方の遠方と近傍の2方向のいずれかに自動的に切換制御する構成と、マニュアル操作によりカメラヘッド部の撮像方向を車両後方の遠方から近傍までの任意の方向に切換制御する構成とを組み込んでいるが、本発明は切換制御部による自動的な切換制御とマニュアル操作による切換制御とのいずれか一方としてもよい。この場合において、切換制御部により遠近2方向のいずれかに自動的に切換え制御するときには、マニュアル操作により撮像方向を上下方向に連続的に変化させる場合よりも容易かつ迅速に撮像方向を切換えることが可能となる。
また、上述した実施形態ではハッチバック車に適用しているが、本発明はこれに限らない。図7に示すように、高車高車1Aやセダン1Bに対しても同様に適用することができる。より具体的には、図7(a)に示す高車高車1Aに対しては、ナンバープレート取付け用凹部4にカメラヘッド部10を設け、バンパー5の左右に距離センサ11をそれぞれ設ける。一方、図7(b)に示すセダン1Bに対しては、ナンバープレート取付け用凹部4にカメラヘッド部10を設け、バンパー5の左右に距離センサ11をそれぞれ設ける。このような高車高車1Aやセダン1Bにおいても、上述した実施形態で説明したハッチバック車1と同様に、視認の良好化と見栄えの良好化とを両立させることができる(表2参照)。
更に、上述した実施形態ではカメラヘッド部をバックウインドウより下方位置のナンバープレート取付け用凹部に取付ける場合を例に挙げているが、本発明はこれに限らず、バックウインドウより下方位置であればよい。
更にまた、上述した実施形態では駆動機構としてギヤードモータを用いているが、本発明はこれに限らず、電動モータと減速ギアとが別体となっている構成のものを使用してもよい。この構成としても、カメラヘッド部が減速ギヤにより減速状態でゆっくりと回動するので、任意の角度にカメラヘッド部が向くように回動停止させ得、例えば運転者が運転席に居ながら遠隔操作を行っても、障害物へ正確に向くようにカメラヘッド部を停止させることができる。
本発明の一実施形態に係る車両用後方視認装置を組み込んだハッチバック車を示す右側面図である。 図1のハッチバック車の後端部を左斜め後方から見た図である。 カメラヘッド部と駆動機構を示す外観斜視図である。 車両用後方視認装置の制御装置を示すブロック図である。 警報を発生するスピーカ周りを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車両用後方視認装置の動作内容を説明するフローチャートである。 (a)は本発明を高車高車に適用した構成を示す右側面図、(b)は本発明をセダンに適用した構成を示す右側面図である。 従来技術による場合の問題点を説明するための図であり、(a)は高車高車にカメラヘッド部を取付ける場合、(b)はセダンにカメラヘッド部を取付ける場合、(c)及び(d)はハッチバック車にカメラヘッド部を取付ける場合である。
符号の説明
1 ハッチバック車
1A 高車高車
1B セダン
2 後端部
2a バックウインドウ
3 ナンバープレート
4 凹部
10 カメラヘッド部
11 距離センサ
12 ギヤードモータ
20 制御装置
32 切換制御部
33 警報発生部

Claims (6)

  1. 車両の後端部のバックウインドウより下方位置に、車両後方を撮像するカメラヘッド部が、撮像方向を上下方向で可変させる駆動機構を介して回動可能に設けられていることを特徴とする車両用後方視認装置。
  2. 請求項1に記載の車両用後方視認装置において、前記カメラヘッド部が前記バックウインドウより下方のナンバープレート取付用凹部に設けられていることを特徴とする車両用後方視認装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用後方視認装置において、前記撮像方向が車両後方の遠方と近傍とのいずれか一方を向くように前記カメラヘッド部が切換制御手段により切換制御されることを特徴とする車両用後方視認装置。
  4. 請求項3に記載の車両用後方視認装置において、前記切換制御手段は、車両後方の障害物までの距離を計測する距離センサを備え、該距離センサによる計測距離に基づき前記カメラヘッド部の向く方向を切換制御することを特徴とする車両用後方視認装置。
  5. 請求項4に記載の車両用後方視認装置において、前記距離センサによる前記障害物までの計測距離が所定距離以下の場合に警報を発することを特徴とする車両用後方視認装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の車両用後方視認装置において、前記駆動機構は電動モータと減速ギヤとを有し、前記カメラヘッド部の回動を、該減速ギヤを介して行う構成となっていることを特徴とする車両用後方視認装置。
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