JPH0313382Y2 - - Google Patents

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JPH0313382Y2
JPH0313382Y2 JP1985043975U JP4397585U JPH0313382Y2 JP H0313382 Y2 JPH0313382 Y2 JP H0313382Y2 JP 1985043975 U JP1985043975 U JP 1985043975U JP 4397585 U JP4397585 U JP 4397585U JP H0313382 Y2 JPH0313382 Y2 JP H0313382Y2
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JP
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vehicle
television
television camera
changeover switch
power
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JP1985043975U
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JPS61162187U (ja
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車の後方監視装置に係り、特に自
動車の後方の死角部分を運転者が運転席に居なが
らにして十分に確認できるようにした監視装置に
関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点〕 従来より自動車の後部に何らかのセンサを取り
付けて後方を監視しようとする装置が知られてい
る。
第6図は従来装置を示すもので、この装置では
車体1の後部バンパ2上に赤外線センサ3を装置
したり、あるいは後部バンパ2の前面に超音波セ
ンサ4を取り付けたりしている。
しかし乍らこの種の装置は、障害物に対する距
離のみを測定し表示するシステムであつて、運転
者にとつての車体後方の情報としては必ずしも十
分なものではないし、各センサの検知できる方向
は極めて限定されているため、死角をなくすため
には数多くのセンサを必要とする。
また赤外線センサ3、超音波センサ4は車体外
部に露出して取り付けられるため、センサそのも
のを雨、ゴミ、ほこり等に耐える構造にしなけれ
ばならないので、製造コストが上昇するばかり
か、自動車の外観上も好ましいものではない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、車
体の後方を運転席から十分に確認できる後方監視
装置の提供を目的とし、そのための構成として、
リアコンビネーシヨンランプ内にテレビカメラを
内蔵させ、このテレビカメラの受像機を車内の運
転席近傍に配したことを特徴としている。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本考案実施例の構造を示す
もので、第1図に示すように車体1のリヤパネル
5に配置された一対のリアコンビネーシヨンラン
プ6内にはそれぞれ独立したテレビカメラ7,7
が収納されている。第2図、第3図はリアコンビ
ネーシヨンランプ付近の拡大図であつて、テレビ
カメラ7,7はリアコンビネーシヨンランプ6内
において後方に向けて設置されており、信号伝達
用のケーブル8は車室内に導かれている。そして
テレビカメラ7,7の向きは車室内より運転者が
操作可能であり、必要に応じてその方向を選択す
ることができる。またテレビカメラ7のレンズに
は広角レンズが採用され、その向きを固定してい
ても十分に広い範囲で後方を確認できることが望
ましい。
第4図は車室内の運転席近傍を示す図で、テレ
ビカメラ7と接続されたテレビ受像機9がコンソ
ールボツクス10内に配置されている。テレビ受
像機9の側方のパネル上には、この監視システム
のオン・オフを手動にて行うための電源スイツチ
あるいはテレビカメラ7の向きを選択するスイツ
チ等の制御部11が設けられ、運転者は制御部1
1の操作によつて自在に監視システムをコントロ
ールできる。
このような装置は、通常走行中、あるいは後退
時において操作する。従つて、種々操作による動
作に代えて、例えば前進走行中にあればその速度
が設定値以下になつたことを検出手段によつて検
出した場合、後退時であればバツクギヤが入つた
ことを検出手段によつて検出した場合に、テレビ
カメラ7及びテレビ受像機9の電源をオンするよ
うにしてもよい。また左右テレビカメラ7,7の
切換えは前記制御部11に設けた切換スイツチに
よつて運転者が必要に応じて選択すればよい。
尚、テレビ受像機9は必要な場合に瞬時に表示可
能とするため、自動車走行用メインスイツチがオ
ンの場合は常にプレヒート回路により予熱させて
おくことが好ましい。
第5図は後方監視装置の電気回路の一例を示す
ものである。
すなわち、テレビカメラ7及びテレビ受像機9
と電源12と間には切換スイツチ13が設けられ
ており、3個の切換接点13a,13b,13c
のうち1の接点13aにテレビカメラ7及びテレ
ビ受像機9が直接接続されるとともに、リレース
イツチ14を介してテレビカメラ7及びテレビ受
像機9は他の1の接点13cにも接続される。
前記リレースイツチ14は車速に応じてON−
OFF動作するものであり、車速パルスを受ける
車速判断回路15に、この車速判断回路15の出
力によりON−OFF制御されるトランジスタ16
を介して接続されている。
尚リレースイツチ14は前記切換スイツチ13
と連動し、切換スイツチ13が接点13cに接触
した状態で導通する第2の切換スイツチ17によ
り電源12に接続されているものである。
この回路動作は次の通りである。
まず、テレビカメラ7、テレビ受像機9を常時
動作させる場合は、切換スイツチ13を1の接点
13aに接続する。この状態ではテレビカメラ7
及びテレビ受像機9は車速に関係なく常に電源供
給が行われて動作する。次に切換スイツチ13を
他の接点13b側にすると、テレビカメラ7及び
テレビ受像機9の電源は常にOFFであり、不要
な場合の電力を節約することができる。
切換スイツチ13を接点13c側に導通させる
と、連動する第2の切換スイツチ17もONとな
り、リレースイツチ14は電源に接続状態とな
る。そこで、車速判断回路15が動作して出力
し、トランジスタ16がONされると、リレース
イツチ14が動作し、テレビカメラ7及びテレビ
受像機9は電源がONとなつて動作し始めるが、
車速判断回路15が動作しなければ、トランジス
タ16はOFFであり、リレースイツチ14も
OFFとなるから、テレビカメラ7及びテレビ受
像機9電源がOFFとなつては動作しない。
本考案実施例においては、前記車速判断回路1
5を、例えば車速が15〔Km/h〕以下でON、そ
れ以上でOFFとなるように基準設定値を定め、
車速に応じて自動的にテレビカメラ7及びテレビ
受像機9が動作するようにした。このようにする
ことによつて、車庫入れや幅員のせまい道路上で
のすれちがいの際などの低速走行時にのみ、後方
を十分に確認できる。また車速判断回路15がバ
ツクギヤを入れたことを検知して動作するように
すれば、後退時の回路としても上記電気回路は同
様に利用できる。
〔考案の効果〕
本考案は以上の如くであるから、テレビカメラ
によつて車体後方の実像を極めて良好な状態で運
転席から十分に確認することができ、安全運転上
極めて効果的であるとともに、テレビカメラはリ
アコンビネーシヨンランプ内に組込まれているた
め、カメラ自体の防水、防塵構造は考慮する必要
がなく、構造は簡単なものとすることができ、し
かも外観を損なうこともない。
また、テレビカメラで把握した実像を電気信号
に変換し、この信号をケーブルを介してテレビ受
像機に送るので、車体内における監視装置の接
続、配索作業が極めて容易となり、さらに、切換
スイツチにより、車速が設定値以下になつたこと
又はバツクギヤが入つたことを検出した時のみ、
テレビカメラ及びテレビ受像機へ自動的に電源供
給を行うので、車両の後部情報が必要な時のみ車
室内のテレビ受像機がONとなつて情報を得るこ
とができ、通常走行時はOFFとなることで、常
時テレビ受像機がON状態となつて運転に支障を
きたすようなことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した車体の外観図、第2
図は車体後部の部分拡大図、第3図はテレビカメ
ラの取付状態を示す車体後部側面図、第4図は本
考案実施例における運転席近傍の外観図、第5図
は本考案実施例における電気回路図、第6図は従
来装置を示す車体後部の外観図である。 1……車体、6……リアコンビネーシヨンラン
プ、7……テレビカメラ、9……テレビ受像機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に装着されたリアコンビネーシヨンランプ
    内に設置した車体の後方を広範囲に確認するテレ
    ビカメラと、車室内の運転席近傍に配され、前記
    テレビカメラとケーブルを介して接続されたテレ
    ビ受像機と、前記テレビカメラ及びテレビ受像機
    に常時電源供給を行い動作させるオン位置と、常
    時電源供給を行わないオフ位置と、電源供給を自
    動的に制御するオート位置との1つを選択する切
    換スイツチと、車速が設定値以下になつたこと又
    はバツクギヤが入つたことを検出する検出手段と
    を備え、前記切換スイツチがオート位置にある場
    合に、前記検出手段による検出時のみ、前記テレ
    ビカメラ及びテレビ受像機に電源供給を行うよう
    にしたことを特徴とする自動車の後方監視装置。
JP1985043975U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH0313382Y2 (ja)

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JPS61162187U JPS61162187U (ja) 1986-10-07
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JP2005174287A (ja) * 2003-10-02 2005-06-30 Daimler Chrysler Ag 自動車内の視界条件を改善するための装置

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