JPH11162655A - 照明システム - Google Patents

照明システム

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JPH11162655A
JPH11162655A JP9340795A JP34079597A JPH11162655A JP H11162655 A JPH11162655 A JP H11162655A JP 9340795 A JP9340795 A JP 9340795A JP 34079597 A JP34079597 A JP 34079597A JP H11162655 A JPH11162655 A JP H11162655A
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illuminance
brightness
lighting
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JP9340795A
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English (en)
Inventor
Michiko Iwai
美稚子 岩井
Junichi Kato
潤一 加藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自然光と人工照明とによって生じる照度分布の
大きな変化する境界点をめだなないようにした照明シス
テムを提供することにある。 【解決手段】照明器具10cの制御部4では目標照度L
0 に越えている照度L2 が目標照度L0 よりも充分明る
く、差が一定の変極点水準を越えているか否かを判断し
て越えていると、照明器具10cの明るさ検出部20c
が検出している被照射面と照明器具10bの明るさ検出
部20cが検出している被照射面との間に作業者Mに暗
さ感を与える照明分布の変極点が存在していると判断
し、照明器具10cの制御部4では、自然光Xのみによ
る照度分布から人工照明Yが加わって目標照度L0 に制
御された照度分布Zに連結されるまでの照度分布が緩や
かになるように目標照度を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務所施設等の全
般照明において、窓から入射する自然光を利用するとと
もに、被照射面の照度を略一定に制御する照明システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の事務所施設等の全般照明において
は、屋外の方向に向けて代表的に設置された自然光検出
手段により、自然光による窓際の照度を検出して、該照
度が充分に得られる時には、窓際に沿って配列された数
列の照明器具を一律に亘り消灯したり、調光点灯したり
する、例えば、照度バランス形プサリ連続調光装置を用
いた照明システムがあった。
【0003】また、自然光や人工照明により照射される
被照射面からの反射光を検出し、被照射面の照度を略一
定の照度になるように、フィードバック制御するものも
あった。さらに、特開平8−195283号公報に開示
されているように、窓際に沿って配列された一列目の照
明器具に対応して設けた光検知部で検知される被照射面
の反射光量に基づいて、二列目以降の照明器具の被照射
面に対応する反射光量を記憶部より読出し、その読み出
された反射光量になるように照明器具の点灯状態を制御
するものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した照
度バランス形プサリ連続調光装置においては、自然光を
制御する照明器具列等を中央監視部にて設定する必要が
あった。また、例えば、北側の自然光を代表として、全
方向の窓側に配置された照明器具列の制御に用いる等の
方法を取るため、方向によっては照度のばらつきが生じ
るという問題もあった。
【0005】また、自然光と人工照明を含めてフィード
バック制御する照明システムにおいては、図29に示す
ように、各照明器具10a…に明るさ検出部20a…を
備え、各明るさ検出部20a…によって反射光量として
検出される各照明器具10a…が照射する被照射面たる
机3上面の明るさが検出されその明るさ、つまり照度が
一定の目標照度になるように照明器具10a…のランプ
の光出力を調整するものであるが、窓100からは自然
光Xが差し込んでおり、自然光Xだけでも窓100際の
照明器具10a、10bの直下では目標照度L0 を上回
っている照度L1 やL2 になっているため夫々の照明器
具10a,10bのランプは下限点状態(消灯状態)に
制御されている状態となっている。一方照明器具10c
による照明エリアからは自然光Xだけでは、目標照度L
0 を満たさないため、照明器具のランプの光、つまり人
工照明Yによって明るさが補われ、その合成光で照明さ
れるようになっている。
【0006】しかし、この場合照明器具10cによる照
明エリアの照度は目標照度L0 に保たれるが、隣接する
照明器具10bによる照明エリアの照度は目標照度L0
以上であるため照明器具10b、10cの照明エリアの
境目において、自然光Xによる照度分布と、人工照明Y
の照度分布によって目標照度L0 に設定された照度分布
Zとの間に不自然な境界点(以下この点を変極点と称す
る)Hが生じる。このような照度分布の変極点がある
と、変極点近傍に机3を置いて作業エリアとしている場
合、そこで作業する作業者Mに、いわゆる『暗さ感』を
与えるという問題があった。
【0007】また、上記特開平8−195283号公報
に示される例では、反射光量を検出する被照射面の反射
率が不規則な場合等には対応できないという問題があっ
た。本発明の目的は、上記の問題点を解決するために、
自然光を利用しながら自然光に人工照明を加えて一定照
度に制御する照明システムにおいて、自然光と人工照明
によって生じる照度分布が大きく変化する境界点(変極
点)をめだなないようにした照明システムを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、照明器具と、照明器具による被
照射面の反射光を受光して明るさを検出する明るさ検出
部と、該明るさ検出部の検出明るさから、当該被照射面
の照度が目標照度となるように当該照明器具のランプの
光出力を制御する制御部とを備えた照明装置からなり、
明るさ検出部の検出照度に基づいて自然光と人工照明に
よって生じる照度分布が所定以上に変化する被照射面の
照度の境界点を検出する手段と、照度分布が所定以上に
変化しないように被照射面の目標照度を補正する補正手
段を制御部に備えたことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記照明装置が複数あって、夫々の被照射面に対
応する明るさ検出部の検出照度を比較して境界点を検出
する手段を制御部に設けたことを特徴とする。請求項3
の発明では、請求項1又は2の発明において、前記被照
射面に複数の検出エリアを設定するとともに、各検出エ
リアに対応するように複数個の明るさ検出部を設け、各
被照射面の照度分布を比較して境界点を検出する手段を
制御部に設けたことを特徴とする。
【0010】請求項4の発明では、請求項1乃至3の発
明において、前記補正手段が、被照射面の照度分布の傾
きを緩やかにするように目標照度を補正する手段である
ことを特徴とする。請求項5の発明では、請求項2又は
3の発明において、前記補正手段が、検出された境界点
において、隣接する被照射面の照度の差が小さくなるよ
うに補正する手段であることを特徴とする。
【0011】請求項6の発明では、請求項4又は5の発
明において、前記補正手段が、検出された境界点におい
て、明るさ検出部の感度を補正する手段であることを特
徴とする。請求項7の発明では、請求項4又は5の発明
において、前記補正手段が、検出された境界点におい
て、被照射面の目標照度を変化させて補正する手段であ
ることを特徴とする。
【0012】請求項8の発明では、請求項4又は5の発
明において、前記補正手段が、明るい検出エリアの被照
射面の照度を無視して、暗い検出エリアの被照射面の照
度が目標照度になるように補正する手段であることを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施形態】以下、本発明について、図面を参照
して説明する。 (実施形態1)本実施形態の照明システムは、図2に示
すように、照明器具10a…と、明るさ検出部20a…
と、制御部4とからなる照明装置を複数備えたもので、
照明装置は明るさ検出部20a…及び制御部4を照明器
具10a…に一体化しており、図1に示すように事務所
のような室内の天井面に配列され、明るさ検出部20a
…は照明器具10a…が照明する被照射面の反射光を受
光して被照射面の明るさ、つまり照度を検出するもので
ある。ここで建物には窓100が開口しており、この窓
100に並行する形で照明装置を複数列に配置してい
る。勿論列方向にも複数配置して事務所全般の照明シス
テムを構築している。図3は3行6列に照明装置を配置
した例を示している。
【0014】図1では説明を分かりやすくするために、
その内の一行を示し、窓100際から、照明器具10
a,10b…を6列配置している状態を示し、夫々の照
明器具10a,10b…には被照射面の照度を上述のよ
うに検出する明るさ検出部20a,20b…を設けてあ
る。これらの照明器具10a〜10fの制御部4は、明
るさ検出部20a〜20fが検出する被照射面の照度が
一定の目標照度L0 (例えば、机上面の平均照度が75
0lx)になるように夫々の照明器具10a〜10fの
ランプの光出力を調整するフィードバック制御を行って
いる。
【0015】また、同一行にある照明器具10a〜10
fの各制御部4は信号線5により隣接するもの同士が連
携接続され、夫々の明るさ検出部20a〜20fの検出
信号の授受が行えるようになっている。図3は各行(x
方向)で隣接する同一行の各列の照明器具10a…が連
携接続され、検出信号の授受の状態を矢印イ、ロで示し
ている。
【0016】ここで図1の検出信号の授受について詳説
すると、照明器具10aの制御部4においては、照明器
具10bの明るさ検出部20bの検出照度を照明器具1
0bの制御部4を通じて取り込み、照明器具10aに設
けてある明るさ検出部20aの検出照度と比較するよう
になっている。同様に照明器具10bの制御部4におい
ては、照明器具10a,10cの明るさ検出部20a,
2cの検出照度を照明器具10a、10cの制御部4を
通じて取り込み、照明器具10bに設けてある明るさ検
出部20bの検出照度と比較するようになっている。
【0017】以下同様に照明器具10cの制御部4にお
いては、照明器具10b,10dの明るさ検出部20
b,2dの検出照度を照明器具10b、10dの制御部
4を通じて取り込み、照明器具10cに設けてある明る
さ検出部20cの検出照度と比較するようになってい
る。照明器具10dの制御部4においては、照明器具1
0c,10eの明るさ検出部20c,2eの検出照度を
照明器具10c、10eの制御部4を通じて取り込み、
照明器具10dに設けてある明るさ検出部20dの検出
照度と比較するようになっている。
【0018】照明器具10eの制御部4においては、照
明器具10d,10fの明るさ検出部20d,2fの検
出照度を照明器具10d、10fの制御部4を通じて取
り込み、照明器具10eに設けてある明るさ検出部20
eの検出照度と比較するようになっている。照明器具1
0fの制御部4においては、照明器具10eの明るさ検
出部20eの検出照度を照明器具10eの制御部4を通
じて取り込み、照明器具10fに設けてある明るさ検出
部20fの検出照度と比較するようになっている。
【0019】ここで各照明器具10a〜10fにおい
て、夫々の被照射面の照度が目標照度L0 となるように
対応する明るさ検出部20a〜20dが検出する照度に
基づいて各照明器具10a〜10dの制御部4が夫々の
ランプの光出力を制御する場合、窓100から室内に入
る自然光Xにより照明器具10aに対応する被照射面の
照度L1 は目標照度L0 より高いため、照明器具10a
ではランプは下限点灯(消灯)される。同様に照明器具
10bに対応する被照射面の照度L2 は目標照度L0
り高いため、照明器具10aと同様に照明器具10bの
ランプは下限点灯(消灯)される。次の列の照明器具1
0cに対応する被照射面では、窓100から室内に入る
自然光Xだけでは、目標照度L0 に達しないため、照明
器具10cのランプを、被照射面の照度が目標照度L0
となるように制御部4がフィードバック制御によって調
光点灯する。以降の照明器具10d〜10fでも10c
と同様にランプを、制御部4でフィードバック制御によ
って調光点灯して夫々の被照射面の照度を目標照度L0
に設定することになる。つまり以上の制御は図29で示
した従来例の問題点を含むことになる。
【0020】そこで各照明器具10a〜10fの制御部
4は上述のように隣接する列の照明器具の明るさ検出部
の検出照度と自己の照明器具に設けた明るさ検出部の検
出照度とを比較して、自然光Xの照度分布と、人工照明
の照度分布が加わって目標照度L0 に成った一定の照度
分布Zとの境界点、つまり変極点を検出する動作がなさ
れるのである。
【0021】まず照明器具10aの制御部4での明るさ
検出部20aの検出照度L1 と明るさ検出部20bの検
出照度L2 との比較結果はL1 >L2 (>L0 )とな
る。また照明器具10bの制御部4での明るさ検出部2
0bの検出照度L1 と、明るさ検出部20aの検出照度
1 及び明るさ検出部20cの検出照度L0 との比較結
果はL1 >L2 >L0 となる。
【0022】更に照明器具10cの制御部4での明るさ
検出部20cの検出照度L0 と、明るさ検出部20bの
検出照度L2 及び明るさ検出部20dの検出照度L0
の比較結果はL2 >L0 =L0 となる。また更に照明器
具10dの制御部4での明るさ検出部20dの検出照度
0 と、明るさ検出部20cの検出照度L0 及び明るさ
検出部20eの検出照度L0 との比較結果はL0 =L0
=L0 となる。
【0023】更にまた照明器具10eの制御部4での明
るさ検出部20eの検出照度L0 と、明るさ検出部20
dの検出照度L0 及び明るさ検出部20fの検出照度L
0 との比較結果はL0 =L0 =L0 となる。照明器具1
0fの制御部4での明るさ検出部20fの検出照度L0
と、明るさ検出部20eの検出照度L0 との比較結果は
0 =L0 となる。
【0024】従って照明器具10cの制御部4では比較
結果及び取り込んだ検出照度データから隣接する照明器
具10bの明るさ検出部20bの検出照度L2 が目標照
度L0 よりも充分明るいことから、照明器具10bが窓
100側に有り、別の隣接する照明器具10dのランプ
がフィードバック制御されていることが分かる。また自
己の照明器具10cにおいてもフィードバック制御によ
る調光点灯を行っていることを認識している。
【0025】そこで、照明器具10cの制御部4では目
標照度L0 を越えている照度L2 が目標照度L0 よりも
充分明るく、差が一定の変極点水準を越えている(L2
−L0 )>ρ ρ:変極点水準)か否かを判断して越え
ていると、照明器具10cの明るさ検出部20cが検出
している被照射面と照明器具10bの明るさ検出部20
cが検出している被照射面との間に作業者Mに暗さ感を
与える照明分布の変極点Hが存在していると判断し、照
明器具10cの制御部4では、自然光Xのみによる照度
分布から人工照明Yの照度分布が加わって目標照度L0
に制御された照度分布Zに連結されるまでの照度分布が
緩やかになるように照明器具10cの被照射面の目標照
度をL0 から例えば照度L2 と目標照度L0 との中間値
Leに補正し、その補正した目標照度Leとなるように
ランプを調光点灯させる。図1では、上記補正した目標
照度Leによって照明器具10cのランプを調光点灯し
た場合の照度分布を示しており、照明器具10bの直下
にも照明器具10cのランプによる人工照明Yが入り込
み、照明器具10bの明るさ検知部2bの検知照度もL
2 ’に上がることになる。従って図29で示すように暗
さ感を与えるような変極点が、図1で示す被照射面の照
度分布では無くなり、各照明器具10a〜10fでの明
るさ検出部20a〜2fの検出照度は、図4に示すよう
になる。
【0026】ここで各照明器具10a〜10fでの明る
さ検出部20a〜20fの検出照度の比較は、図4で示
すように照明器具10aの制御部4では、明るさ検出部
20aの検出照度L1 ’と明るさ検出部20bの検出照
度L2 ’とを比較し、照明器具10bの制御部4では、
明るさ検出部20bの検出照度L2 ’と明るさ検出部2
0aの検出照度L1 ’及び明るさ検出部20cの検出照
度Leとを比較し、照明器具10cの制御部4では、明
るさ検出部20cの検出照度Leと明るさ検出部20b
の検出照度L2 ’及び明るさ検出部20dの検出照度L
0 とを比較し、照明器具10dの制御部4では、明るさ
検出部20dの検出照度L0 と明るさ検出部20cの検
出照度Le及び明るさ検出部20eの検出照度L0 とを
比較し、照明器具10eの制御部4では、明るさ検出部
20eの検出照度L0 と明るさ検出部20dの検出照度
0 及び明るさ検出部20fの検出照度L0 とを比較
し、照明器具10fの制御部4では、明るさ検出部20
fの検出照度L0 と明るさ検出部20eの検出照度L0
とを比較して、照明器具10a及び10bではランプを
下限点灯(消灯)、その他の照明器具10c〜10fで
はフィードバック制御によってランプを調光点灯させ
る。
【0027】照明器具10dの制御部4での検出照度の
比較結果はLe>L0 =L0 となっているが、LeとL
0 の関係は(Le−L0 )<ρ (ρ;変極点水準)と
なっており、照明器具10dの直下付近は、目標照度L
0 に照度分布が移行するための境界点が存在するが、一
定水準以下であるため不快感を与えるような変極点とは
ならない。仮に照明器具10dの被照射面内でも一定水
準以上の照度分布において差があれば、照明器具10d
の直下でも変極点があると判断し、照明器具10cの場
合と同様に目標照度をL0 から所定値だけ高く補正設定
する。
【0028】次に自然光Xの光量が減少してきたとき、
図1において照明器具10cの被照射面では、目標照度
が上述のように補正されているため、隣接する照明器具
10dよりも高くなっており、そのため図5に示すよう
に照明器具10cの被照射面の照度が、隣接する照明器
具10b、10cの被照射面の照度L2 ”,L0 より高
くなる。
【0029】照明器具10cの制御部4では各明るさ検
出部20b,20c、20dの検出照度L2 ”,Le,
0 と比較するとL2 ”<Le>L0 となっており、照
明器具10cの被照射面の照度分布Zには山ができるこ
とになる。図6は図5の状態を各部の状態を図4と同様
にまとめた図である。このように隣接する照明器具の明
るさ検出部の検出照度と自己の照明器具の明るさ検出照
度とを比較して照度分布に山ができる状態が検出され
る、制御部4では目標照度を元々のL0 に変更する。
【0030】すると被照射面照度分布Zは山となってい
た部分が図7に示すように平坦となる。つまり照明器具
10cのランプが調光点灯されると、窓100側に隣接
する照明器具10bの直下の照度が低下して照明器具1
0cのランプの人工照明Y’が自然光Xに加わっても目
標照度L0 以下となるため、照明器具10bの制御部4
では照明器具10bの被照射面が目標照度L0 となるよ
うにランプをフィードバック制御により調光点灯させて
照明器具10bの被照射面の照度を目標照度L0に制御
する。
【0031】従って照明器具10bの直下から照明器具
10fの被照射面に至る照度分布Zは平坦となるのであ
る。この状態で照明器具10bの制御部4が比較する明
るさ検出部20a,20b,20cの比較結果はL1
>L0 =L0 となるが、この場合検出照度L1 ”とL0
との差が一定水準以上(ρ以上)にないため、変極点が
存在しないと判断され、照明器具10bでは目標照度の
補正は行われず、通常の制御が行われる。
【0032】図8は図7の状態を各部の状態を図4,図
6と同様にまとめた図である。図9は本実施形態での変
極点として判断するか否かの各事例についてまとめて図
示したもので、図9(a)は被照射面の検出照度(●
点)が目標照度L0 に対して所定値+εを加えた値で、
窓側に隣接する照明器具10の被照射面の検出照度L1
との差αが変極点と判断するための一定水準ρより小さ
い場合を示しており、この場合変極点として扱わない。
【0033】また図9(b)は被照射面の検出照度(●
点)が目標照度L0 にあって、窓側に隣接する照明器具
10の被照射面の検出照度L1 との差αが変極点と判断
するための一定水準ρより小さい場合を示しており、こ
の場合も変極点として扱わない。また図9(c)は、制
御部4が照射面の検出照度(●点)と窓側に隣接する照
明器具10の被照射面の検出照度L1 との差βが変極点
と判断するための一定水準ρより大きい場合を示してい
るが、目標照度L0 ±εの範囲外に照射面の検出照度
(●点)があるため、この場合も変極点として扱わな
い。
【0034】図9(d)は被照射面の検出照度(●点)
が目標照度L0 にあって窓側に隣接する照明器具10の
被照射面の検出照度L1 との差βが一定水準ρより大き
い場合を示しており、この場合変極点として扱う。また
図9(e)は被照射面の検出照度(●点)が目標照度L
0 に所定値+εを加えた値であって、窓側に隣接する照
明器具10の被照射面の検出照度L1 との差βが一定水
準ρより大きい場合を示しており、この場合も変極点と
して扱う。
【0035】更に図9(f)は被照射面の検出照度(●
点)が目標照度L0 に所定値−εを引いた値であって、
窓側に隣接する照明器具10の被照射面の検出照度L1
との差βが一定水準ρより大きい場合を示しており、こ
の場合も変極点として扱う。ところで図2で示す実施形
態では隣接する照明器具10a…の明るさ検出部20a
…の検出照度のデータを制御部4を介してやり取りする
ことができるようにしてあるが、図10に示すように各
照明器具10a…の明るさ検出部20a…が隣接する照
明器具の制御部4に直接検出照度データを与えるように
しても勿論良い。
【0036】また図11に示すように各照明器具10a
…に対応する制御部4の内の一つ、例えば照明器具10
aに対応する制御部4に、他の照明器具に対応する制御
部4を信号線5で接続し、照明器具10aに対応する制
御部4で各明るさ検出部20a…の検出照度データを集
中して集め、隣接関係にある照明器具の制御部へ検出照
度データを送るようにしても良い。
【0037】又図12に示すように照明装置として照明
器具10を複数備え、これら照明器具10を一つの制御
部4で制御してこれら複数の照明器具10で一つの照明
エリアを照明し、該照明エリアの被照射面の照度を一つ
の明るさ検出部20で検出するようにしても良い。上記
図12の例では一つの照明装置が照明するエリアの被照
射面の照度を一つの明るさ検出部20で検出する構成で
あったが、図13,図14に示すように複数の明るさ検
出部20を一つの照明装置に対して設けて照明装置の照
明エリア、つまり被照射面を上記各明るさ検出部20に
対応して図15に示すように複数の検出エリア(図15
では一つの枡目が一つの検出エリアを示す)を設定し
て、これら検出エリアの検出照度で被照射面の照度分布
が検知できるようにして良い。
【0038】この場合には検知エリアが目標照度、若し
くは目標照度に近いレベル内(目標照度L0 ±ε)であ
って、それに隣接する検知エリアの照度が一定水準以上
(ρ≧)高いこと等の基準を設けて判断する。また変極
点が存在するため、目標照度を補正設定する場合の方法
としては、上述のように変極点があると判断された被照
射面(照明エリア)の検出照度と、該検出照度よりも高
い隣接する窓側の照明装置の被照射面(照明エリア)の
検出照度との中間値を目標照度と補正設定する方法以外
に、図16に示すように例えば変極点があると判断され
た被照射面の検出照度をE0とし、目標照度をEEとし
た場合における目標照度の補正設定方法としては次の方
法がある。
【0039】つまり、図16(a)に示すように明る
さ、窓側の検出エリアIの被照射面の検出照度がE1
で、それに隣接する検出エリアIIの被検出面の検出照度
がE0で両者の差が一定水準以上あって、検出エリアII
に変極点があると判断された場合には検知エリアIの検
出照度E1と目標照度EEとの中間値を図16(b)に
示すように検出エリアIIの補正目標照度EE0とする方
法や、或いは検知エリアIの検出照度E1と、変極点の
ある検出エリアIIに窓側とは反対側にて隣接する検出エ
リアIII の検出照度E2との中間値に検出エリアIIの補
正目標照度EE0とする方法を用いても良い。ここでこ
れらの方法を式で示すと、 E1とEEの中間値とする場合には(EE0=a ×(E1-E
E)+EE):aは一定定数 E1とE0の中間値とする場合には(EE0=a ×(E1-E
0)+E0):aは一定定数 E1とE2の中間値とする場合には(EE0=a ×(E1-E
2)+E2):aは一定定数 この他の方法としては目標照度EEに一定値を一律に加
えた値を補正目標照度EE0とする方法もある。 (実施形態2)本実施形態の照明システムは、図17に
示すように、9つの照明エリア0〜8の、それぞれの照
明エリア内に対応する明るさ検出部が配置されている。
上記実施形態ではこれら明るさ検出部は図示するように
全照明エリア1〜8の中央天井部に1つのセンサ部20
0として集中配置され、それぞれに対応する検出エリア
の照度を検出するように受光部を所定方向に向けてあ
る。ここでは1つの照明エリアに対応して9つの明るさ
検出部を配置してある。
【0040】つまり図17では、9×9=81個の明る
さ検出部0−0〜0−8、1−0〜1−8、・・・8−
0〜8−8が配置され、81区の検出エリアを構成して
いるものである。そして、各照明エリア0〜8の中央に
配置した明るさ検出部0−0〜8−0は、自らの照明エ
リア0〜8の明るさをも検出し、これら明るさ検出部0
−0〜8−0の周囲の明るさ検出部0−1〜8−1、0
−2〜8−2、・・・0−8〜8−8はそれぞれの隣接
する照明エリアの明るさを検出できるように構成されて
いる。尚上記実施形態1では明るさ検出部として20と
いう番号を付したがここでは(照明エリアの番号−明る
さ検出部の当該エリア内での番号)と示す。例えば照明
エリアが1で中央位置に対応する明るさ検出部は1−0
と示すのである。
【0041】また、それぞれの照明エリア0〜8には一
つの制御部4があり、図18に示すように、その制御部
4には9つの照明器具00〜88が接続されている。尚
実施形態1では照明器具には10という番号を付してい
たが図18では2桁の数字で固有の番号を示し、上位の
数字が照明エリアを、下位の数字が当該照明エリアの対
応位置を示すようになっている。
【0042】この実施形態の照明装置の動作について以
下に説明する。但し、明るさ検出部の検出値や目標値を
仮の値にて説明する。すなわち、目標照度は明るさ検出
部の検出値が1であればいいとし、検出値は大きい程明
るいものとする。例えば、各明るさ検出部0〜0−8、
1−0〜1−8、・・・8−0〜8−8の検出値が、図
19(図の升目が図17で示す明るさ検出部の位置と対
応する)に示すようになつている場合を例にして説明す
る。すなわち、検出値が1の検出エリアは人工照明によ
って目標照度に制御されているが、検出値が4や5の検
出エリアは自然光が多いため、人工照明を少なくしても
目標照度よりも明るくなっているエリアである。ここ
で、明るさ検出部1−1、2−1、3−1、4−1、6
−1などの検出エリアは検出値が5であり、明るさ検出
部1−8、2−6、3−6、4−3、6−3等の検出エ
リアは検出値が4である。したがって、照明エリア1、
2、3、4、6に隣接するエリアは窓側であることが解
る。
【0043】また、明るさ検出部の検出値が隣接した検
出エリアで4と1のように差が大きいところには、4−
1=3>ρと被照射面照度の差が変極点水準ρより大き
いので、照度分布に変極点が図20に示すようにできて
いる。そこで、制御部4では照明器具18、26、2
7、28、36、37、38、43、45、48、6
3、65、68の制御目標値を1から3に設定を変更す
る。
【0044】すると、変極点に隣接する検出エリアの検
出値の差は4−3=1となるため、変極点は無くなる
が、こんどは、検出エリア0−1、5−3、0−6、7
−6等と、検出エリア0−0、5−5、0−7、7−7
等との検出値の差が3−1=2となる。したがって、こ
の検出値の差が2の隣接する検出エリアの間に新たな変
極点が生じる。そこで、制御部4では照明器具00〜5
5、00〜77の制御目標値を1から2に設定変更す
る。すると、この新に生じた変極点に隣接する検出エリ
アの検出値の差が1となり、変極点が消滅する。
【0045】また、自然光が少なくなり、検出エリア間
の検出値の差が1以下になれば、制御部4で、対応する
照明器具の制御目標値を元の値に戻していく、そうすれ
ば検出エリア間に照度分布の変極点は生じない。このよ
うにして、本実施形態の照明システムを使用すれば、二
面に窓があるの場合においても、自然光が変化して不快
な照度分布の変極点の生ずることの無い照明環境が得ら
れる。
【0046】この例の照明システムは、図21に示すよ
うに、9つの照明エリア0〜8の、それぞれの照明エリ
アに4個の照明器具が配置したものにも実施できる。す
なわち、照明エリア0には、照明器具0A、0B、0
C、0D、照明エリア1には照明器具1A、1B、1
C、10Dというように照明器具が配置されている。こ
の場合も、明るさ検出部の検出値が、図19に示すよう
になっているとすれば、図22(a)(b)に示すよう
に、各明るさ検出部の縦方向の検出値の平均値及び横方
向の検出値の平均値と、隣接するそれぞれの方向の検出
値の平均値との差が大きい検出エリアの間に照度分布の
変極点が存在していることが解る。
【0047】したがって、制御部で照明器具0A、0
B、0C、5A、5B、7A、7Cの制御目標値を2.
5とし、照明器具0D、5C、5D、7B、7Cの制御
目標値を1.5として、照度の変極点を無くすることが
できる。また、この実施形態の照明装置は、図23に示
すように、一つの照明エリア0〜8に、一個の照明器具
が配置したものにも実施できる。すなわち、照明エリア
0には照明器具0E、照明エリア1には照明器具1Eと
いうように照明器具が配置されている。
【0048】この場合も、明るさ検出部の検出値が、図
19に示すようになっているとすれば、図24に示すよ
うに、照明エリア0〜8毎の明るさ検出部の平均値と、
隣接する照明エリアの平均値との差が大きい照明エリア
の間に照度分布の変極点が存在していることが解る。し
たがって、制御部4で照明器具0E、5E、7Eの制御
目標値を3とすれば、照度分布の変極点を無くすること
ができる。
【0049】また、上述した図23に示す照明器具の配
置を実施した実施形態の場合も、自然光が少なくなり、
検出エリア間の検出値の差が1.5以下になれば、制御
部4で、対応する照明器具の制御目標値を元の値に戻し
ていく、そうすれば検出エリア間に照度分布の変極点は
生じない。このようにして、この図23に示す例の照明
システムにおいても、自然光が変化して不快な照度分布
の変極点の生ずることの無い照明環境が得られる。
【0050】ところで自然光の入射する窓が照明エリア
1、4、6の一面側にのみ存在している場合には、図2
5に示すように変極点が生じ、明るさ検出部の検出値
が、図26に示すようになっている。明るさ検出部の検
出値が隣接した検出エリアで4.5と2のように差が大
きいところには、照度分布に変極点ができている。そこ
で、制御部4では図18の場合照明器具00、02、0
7、20、22、27、70、72、77の制御目標値
を1から3に設定を変更する。すると、図26に示すよ
うに変極点に隣接する検出エリアの検出値の差は4.5
−3=1.5となるため、変極点は無くなる。
【0051】また、自然光が少なくなり、検出エリア間
の検出値の差が1.5以下になれば、制御部4で、対応
する照明器具の制御目標値を元の値に戻していくと、検
出エリア間に照度分布の変極点は生じない。このように
して、この実施形態の照明システムを使用すれば、自然
光が変化して不快な照度分布の変極点の生ずることの無
い照明環境が得られる。
【0052】また図21に示すように、9つの照明エリ
ア0〜8の、それぞれの照明エリアに4個の照明器具が
配置したものにも変形実施できる。すなわち、照明エリ
ア0には、照明器具0A、0B、0C、0D、照明エリ
ア1には照明器具1A、1B、1C、1Dというように
照明器具が配置されている。この場合も、明るさ検出部
の検出値が、図26に示すようになっているとすれば、
図27(a)(b)に示すように、明るさ検出部の縦方
向の検出値の平均値は、隣接する検出エリア間で検出値
の平均値の差が大きいところに照度分布の変極点が存在
していることが解る。したがって、制御部4で照明器具
0B、0D、2B、2D、7B、7Dの制御目標値を3
とし、照度分布の変極点を無くすることができる。
【0053】また、更に図23に示すように、1つの照
明エリア0〜8に、1個の照明器具が配置したものにも
変形実施できる。すなわち、照明エリア0には照明器具
0E、照明エリア1には照明器具1Eというように照明
器具が配置されている。この場合も、明るさ検出部の検
出値が、図26に示すようになっているとすれば、図2
8に示すように、照明エリア毎の検出センサの平均値
と、隣接する照明エリアの平均値との差が大きい照明エ
リアの間に照度分布の変極点が存在していることが解
る。したがって、制御部で照明器具0E、2E、7Eの
制御目標値を3とすれば、照度分布の変極点を無くする
ことができる。
【0054】上述した各実施形態では、照度分布の変極
点の存在するエリアに対応する照明器具の目標照度の値
を補正して照度の変極点を無くした例について説明した
が、本発明はこの実施形態に限定されず、例えば、照度
の変極点の存在するエリアの明るさ検出部の感度を落と
して、目標照度になるように照明器具の点灯状態を制御
することによっても同様の効果が得られる。
【0055】また、隣接する明るさ検出部の検出値を比
較して、その検出値の差が一定の変曲水準ρ以内になる
ように補正する例について説明したが、例えば、窓から
入射する自然光による被照射面の照度が極端に大きく、
隣接する明るさ検出部の検出値の差が変曲水準ρ以内に
なるよう補正すると、不必要に室内を明るくしなければ
ならないような場合は、明るいエリアの明るさ検出部の
検出値を無視して、暗いエリアの明るさ検出部の検出値
を目標照度となるように制御し、補正を行なうこともで
きる。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明では、照明器具と、照明
器具による被照射面の反射光を受光して明るさを検出す
る明るさ検出部と、該明るさ検出部の検出明るさから、
当該被照射面の照度が目標照度となるように当該照明器
具のランプの光出力を制御する制御部とを備えた照明装
置からなり、明るさ検出部の検出照度に基づいて自然光
と人工照明によって生じる照度分布が所定以上に変化す
る被照射面の照度の境界点を検出する手段と、照度分布
が所定以上に変化しないように被照射面の目標照度を補
正する補正手段を制御部に備えたので、自然光を利用し
て省エネルギを図りつつ、自然光と人工照明によって生
じる被照射面の照度分布の大きく変化する境界点、つま
り変極点を無くして『暗さ感』を解消し、より快適な照
明環境を提供できるという効果がある。
【0057】請求項2の発明乃至請求項7の発明は、請
求項1の発明において、境界点、つまり変極点の自動検
出や、目標照度の補正等を行うための手段を実現できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の状態説明図である。
【図2】同上の回路構成図である。
【図3】同上の連携接続説明図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】同上の状態説明図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】同上の状態説明図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【図9】同上の変極点の判断説明図である。
【図10】同上の別の例の回路構成図である。
【図11】同上の他の例の回路構成図である。
【図12】同上のその他の例の構成図である。
【図13】同上の更に別の例の構成図である。
【図14】同上の図13の例の回路構成図である。
【図15】同上の図13の例の検出エリアの説明図であ
る。
【図16】同上の目標照度の補正方法の説明図である。
【図17】本発明の実施形態2の明るさ検出部の検出エ
リアの説明図である。
【図18】同上の照明器具の配置例の説明図である。
【図19】同上の図18の配置例における動作説明図で
ある。
【図20】同上の変極点の検出位置の一例を示す説明図
である。
【図21】同上の照明器具の別の配置例の説明図であ
る。
【図22】同上の図21の配置例における動作説明図で
ある。
【図23】同上の照明器具の他の配置例の説明図であ
る。
【図24】同上の図23の配置例における動作説明図で
ある。
【図25】同上の変極点の検出位置の他例を示す説明図
である。
【図26】同上の図18の配置例における図25の場合
の動作説明図である。
【図27】同上の図21の配置例における図25の場合
の動作説明図である。
【図28】同上の図23の配置例における図25の場合
の動作説明図である。
【図29】従来例の状態説明図である。
【符号の説明】
10a… 照明器具 20a… 明るさ検出部 3 机 4 制御部 5 信号線 M 作業者 X 自然光 Y 人工照明

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明器具と、照明器具による被照射面の反
    射光を受光して明るさを検出する明るさ検出部と、該明
    るさ検出部の検出明るさから、当該被照射面の照度が目
    標照度となるように当該照明器具のランプの光出力を制
    御する制御部とを備えた照明装置からなり、明るさ検出
    部の検出照度に基づいて自然光と人工照明によって生じ
    る照度分布が所定以上に変化する被照射面の照度の境界
    点を検出する手段と、照度分布が所定以上に変化しない
    ように被照射面の目標照度を補正する補正手段を制御部
    に備えたことを特徴とする照明システム。
  2. 【請求項2】前記照明装置が複数あって、夫々の被照射
    面に対応する明るさ検出部の検出照度を比較して境界点
    を検出する手段を制御部に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の照明システム。
  3. 【請求項3】前記被照射面に複数の検出エリアを設定す
    るとともに、各検出エリアに対応するように複数個の明
    るさ検出部を設け、各被照射面の照度分布を比較して境
    界点を検出する手段を制御部に設けたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の照明システム。
  4. 【請求項4】前記補正手段が、被照射面の照度分布の傾
    きを緩やかにするように目標照度を補正する手段である
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載の照明システム。
  5. 【請求項5】前記補正手段が、検出された境界点におい
    て、隣接する被照射面の照度の差が小さくなるように補
    正する手段であることを特徴とする請求項2又は3記載
    の照明システム。
  6. 【請求項6】前記補正手段が、検出された境界点におい
    て、明るさ検出部の感度を補正する手段であることを特
    徴とする請求項4又は5記載の照明システム。
  7. 【請求項7】前記補正手段が、検出された境界点におい
    て、被照射面の目標照度を変化させて補正する手段であ
    ることを特徴とする請求項4又は5記載の照明システ
    ム。
  8. 【請求項8】前記補正手段が、明るい検出エリアの被照
    射面の照度を無視して、暗い検出エリアの被照射面の照
    度が目標照度になるように補正する手段であることを特
    徴とする請求項4又は5記載の照明システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6374782B2 (en) 2000-01-12 2002-04-23 Kioritz Corporation Air-fuel mixture generating device
JP2011529249A (ja) * 2008-07-23 2011-12-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 昼光レベルに自動適合する照明システム
JP2012533863A (ja) * 2009-07-21 2012-12-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 照明システムの調光
JP2015011905A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 東芝ライテック株式会社 照明システム
JP2015185365A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 東芝ライテック株式会社 照明システム、照明制御システム、および照明システムユニット
JP2016024869A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 株式会社リコー 照明システム

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