JP4053862B2 - 照明システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、照度センサを用いて照度制御を行う照明システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の照明装置は、被照射面からの反射光を検出する明かりセンサと、明かりセンサの検出値に応じた制御信号を出力する制御ブロックと、制御ブロックからの調光信号を受けて、被照射面照度が略一定になるようにランプの光出力を制御する点灯装置と、制御ブロックからの調光信号を変換する信号変換器とから構成される。このような照明装置の構成で、例えば閉空間の窓側に設置されたランプの領域▲1▼と、中央付近に設置された明かりセンサが接続された制御ブロックとランプの領域▲2▼と、また壁側に設置されたランプの領域▲3▼として、前記制御ブロックが設置された領域▲2▼と夫々信号変換器を介して前記領域▲1▼及び領域▲3▼が接続される構成で、明かりセンサでの検出結果に基づき制御ブロックから送出される調光信号の値が調光率60%であったとする。
【0003】
窓側の領域▲1▼へ送出される調光信号は信号変換器で所定値(例えば10%)減じた値の調光信号に変換され、また、壁側の領域▲3▼へ送出される調光信号は別の信号変換器で所定値(例えば10%)加えた値の調光信号に変換されて伝達され、これにより、窓側の領域▲1▼は調光率50%で、制御ブロックと直に接続されたランプの領域▲2▼は調光率60%で、壁側の領域▲3▼は70%でそれぞれ点灯する。このように外光利用の可否などに応じて信号変換器で変換する調光率を予め決定しておき、変換した調光信号で各領域のランプの調光制御を行うことで、各領域の照度を適正に制御することを可能とするものである(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−118686号公報(第3頁、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の照明装置においては、制御ブロックからの調光信号を変換したい調光信号分だけ信号変換器が必要となり、コストアップを招くという問題点があった。また、夜間など外光が利用できない時間帯においては、窓側の領域▲1▼が暗くなってしまうという問題点があった。さらに、制御したい領域内でレイアウト変更が生じ、信号変換器の増設などが必要になった場合に、再施工が必要になるなど手間が掛かってしまうという問題点があった。
【0006】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、閉空間内の複数の照度領域をそれぞれ適正な照度で制御するとともに、照度制御しようとする領域にレイアウト変更が生じた場合に、各領域の照明器具の照度設定変更に容易に対応可能で、また、外光量に応じた照度領域のよりきめ細かな照度制御を可能とする照明システムを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る照明システムは、外光量検知センサと、光源と、該光源を点灯させる点灯装置と、被照射面の照度を検出する照度センサと、該照度センサの検出値に基づいて被照射面の照度を所定の目標値となるように前記光源の光出力を制御し、他の照明器具へ調光信号を送出する調光信号出力部を有する制御装置とを備える第一の照明器具と、光源と、該光源を点灯させる点灯装置と、前記第一の照明器具から送出された調光信号を入力する調光信号入力部と、外部から調光率補正値の設定をする補正信号を入力する入力部と、入力部に入力された補正信号により複数の調光率補正値が設定される設定部と前記外光量検知センサからの外光量の信号を入力し、入力された外光量と予め設定されている複数の閾値との大小関係によって、前記設定部に設定されている複数の調光率補正値に対応した補正処理の実行に切り替える切替部を有し、前記調光信号入力部に入力された調光信号を前記設定部に設定されている複数の調光率補正値のうち、切り替えられた補正処理に対応する調光率補正値に基づいて補正して、補正後の調光信号で前記光源の光出力を制御する制御装置とを備える第二の照明器具と、を備えた。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における照明システムを構成する第一の照明器具及び第二の照明器具の構成を示す構成ブロック図である。
図において、1は被照射面の反射光を検出する照度センサ6を搭載する第一の照明器具(以下、照明器具1という)である。この照明器具1には光源3と、該光源3を点灯させる点灯装置4と、前記照度センサ6の検出値によって予め設定された目標照度となるよう前記光源3の光出力を制御する制御装置5aを有している。また、前記制御装置5aには他の照明器具2へ調光信号を送出する調光信号出力部8を備えるものである。
【0009】
一方、2は前記照明器具1からの調光信号をもとに制御される第二の照明器具(以下、照明器具2という)である。この照明器具2と前記照明器具1と異なるところは、前記照度センサ6を備えていないことと、前記制御装置5aの代わりに照明器具1から送出される前記調光信号が入力される調光信号入力部9と、例えばリモコンなどの設定器15によって設定された調光率補正値の例えば赤外線信号による補正信号を受信する入力部14と、該入力部14で受信された前記調光率補正値を設定する設定部10を有する制御装置5bを備えるものである。尚、調光率補正値の設定は、おもに照明システムの設置施工時などに前記設定器15を使用し、夫々の照明器具2に設定するものである。
【0010】
図2は、閉空間内に例えば前記照明器具1と2台の照明器具2による照明システムの配置構成の一例を示す構成模式図である。尚、図は天井に配置したものを上から見たものである。また、図2において図1と同一または相当部分には同一符号を付し説明を省略する。
図2に示す照明システムの一例においては、照度センサ6を搭載する照明器具1を窓側に配置し、中央付近と壁側に夫々照明器具2を配置したものであり、前記照明器具1の調光信号出力部8から送出される調光信号は信号線7を介して前記中央付近と壁側の2台の照明器具2へ伝達される構成となっている。
【0011】
また、前記2台の照明器具2の夫々制御装置5bの設定部10には、前述のようにこの照明システムの設置施工時に予め前記設定器15によって、前記調光信号入力部9へ入力される照明器具1からの調光信号が示す調光率に対して、例えば10%加えるようにする調光率補正値が、入力部14を介して夫々設定されている。
【0012】
このように、本実施の形態では照明器具1からの調光信号が示す調光率に対して、前記2台の照明器具2に同じ調光率補正値(10%増加)が設定されることから、この照明システムの照度制御グループとしては、図2に示すように、窓側に配置された前記照明器具1の例えば第一の照度グループと、前記照明器具1からの調光信号を前記調光率補正値で補正して、同じ調光率で制御される2台の照明器具2の例えば第二の照度グループで構成される照明システムとなっている。
【0013】
次に、上記のように構成された照明システムの動作について、図1及び図2を併用して説明する。
まず、照明器具1に搭載された照度センサ6によって被照射面である床面からの反射光で照度を検出し、床面の照度が予め設定された照度となるように、照明器具1の光源3の光出力を制御する。ここでは例えば照明器具1の光出力の制御の割合、即ち調光率が60%で点灯するものとする。照明器具1は光源3の光出力を調光率60%で点灯するよう制御するとともに、制御装置5aの調光信号出力部8から他の前記2台の照明器具2に対して、信号線7を介して調光率60%という調光信号を送出する。一方、前記照明器具1からの調光信号が夫々の調光信号入力部9に入力された前記2台の照明器具2は、入力された調光率60%という調光信号を設定部10に予め設定されている調光率補正値(ここでは前述した10%増加)で補正して、調光率60%に10%を加算した調光率70%で夫々光源3を点灯させるように制御する。
【0014】
以上のように、太陽光などの外光が利用可能な窓側の照明器具1の第一の照度グループは、入射する外光量に応じて照明器具1の光出力を制御した結果が目標照度となるように光源3が調光制御されるため、外光利用可能な分照明器具1は光出力を抑え無駄な電力を消費することなく省エネが図れる。また、外光の利用が期待できない中央付近と壁側2台の照明器具2の第二の照度グループは、前記第一の照度グループの照明器具1の調光率に対して補正した分明るく調光制御されることになり、第一の照度グループの照明器具1の調光率に連動して暗くなりすぎることが無いように制御されるため快適性を損なわない照明環境を得ることが可能となる。
【0015】
次に、上記図2に示す窓側に配置された照明器具1による第一の照度グループと、照明器具1からの調光信号を設定された調光率補正値で補正して、同じ調光率で制御される中央付近と壁側に配置された2台の照明器具2による第二の照度グループからなる照明システム例で、例えば照度制御しようとする領域にレイアウト変更が生じ、図3に示すように窓側の照明器具1と中央付近の照明器具2による第一の照度グループと壁側の照明器具2による第二の照度グループ構成に変更する場合について説明する。
【0016】
まず、前記中央付近の照明器具2に対して前記設定器15を用い、調光率補正値をゼロ(即ち補正無し)とする補正信号を送信する。この補正信号を入力部14で受信し設定部10に調光率補正値をゼロに設定変更する。設定部10に調光率補正値がゼロに設定された前記中央付近の照明器具2は、調光信号入力部9に入力される前記照明器具1からの調光率60%(前述同様とする)という調光信号に対し補正を行うことなく、照明器具1と同じ調光率で光源3を点灯させるように制御する。
一方、壁側の照明器具2は、調光信号入力部9に入力された照明器具1からの調光率60%という調光信号を設定部10に予め設定されている調光率補正値(前述同様10%増加)で補正して、調光率70%で光源3を点灯させるように制御する。したがって、照度制御領域のグループの構成は、前述の図3に示すように窓側の照明器具1と中央付近の照明器具2による第一の照度グループと、壁側の照明器具2による第二の照度グループとに変更されることになる。
【0017】
以上のように、照明器具2の制御装置5b内に、調光率補正値を設定する設定部10を設け、例えばリモコンなどの設定器15を用いて調光率補正値を容易に設定変更できるので、照度制御しようとする領域にレイアウト変更が生じた場合などに、変更が必要な照明器具2の設定部10に対して予め設定されている調光率補正値を設定器15を用いて設定変更することにより、新たな配線変更などの工事を必要とすることなく、容易に照度制御領域のグループ変更を行うことが可能となる。
【0018】
尚、前記設定部10への調光率補正値の設定方法について、例えばリモコンなどの設定器15からの赤外線信号による設定としているが、これに限られるものではなく、照明器具2に例えばスイッチを設け、このスイッチによって調光率補正値を設定する方法など、設定の方法についてはどのような形態でも構わない。
【0019】
また、照明器具1から送出する調光信号の伝達手段として信号線7を使って照明器具2へ伝達する説明としたが、調光信号の伝達手段は信号線のような有線に限るものではなく、例えば光や電波を使った無線による伝達手段でもよい。
【0020】
また、上記実施の形態において、照明器具1から他の照明器具2への調光信号を伝達する信号線7の接続の仕方は一例を示すものであり、これに限られるものではない。
【0021】
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2を示す照明システムの配置構成の一例を示す構成模式図である。尚、図4において上記実施の形態1の図1、図2、図3と同一または相当部分には同一符号を付し説明を省略する。
図4に示す照明システムの一例においては、閉空間内の窓側に3台の照明器具2を配置し、また中央付近に照度センサ6を搭載する照明器具1と2台の照明器具2を配置し、さらに壁側に3台の照明器具2を配置するようにしたものである。
【0022】
前記窓側3台の照明器具2の設定部10には、上記実施の形態1同様に照明システムの設置施工時に予め前記設定器15によって、システム稼動時などに夫々の調光信号入力部9に入力される前記照明器具1からの調光信号が示す調光率に対して、例えば10%下げるように補正する調光率補正値が、入力部14を介して夫々設定されている。
また、中央2台の照明器具2の設定部10には、上記同様に予め前記設定器15によって、夫々の調光信号入力部9に入力される前記照明器具1からの調光信号が示す調光率に対して、調光率補正値ゼロ(即ち補正無し)の値が、入力部14を介して夫々設定されている。
また、壁側3台の照明器具2の設定部10には、上記同様に予め設定器15によって、夫々の調光信号入力部9に入力される前記照明器具1からの調光信号が示す調光率に対して、例えば10%加えるように補正する調光率補正値が、入力部14を介して夫々設定されいる。
【0023】
次に、上記のように構成された照明システムの動作について、図4をもとに説明する。
まず、照明器具1に搭載された照度センサ6によって被照射面である床面からの反射光で照度を検出し、床面の照度が予め設定された照度となるように、照明器具1の光源3の光出力を制御する。ここでは例えば照明器具1の光出力の制御の割合、即ち調光率が60%で点灯するものとする。照明器具1は光源3の光出力を調光率60%で点灯するよう制御するとともに、制御装置5aの調光信号出力部8から他の照明器具2に対して、信号線7を介して調光率60%という調光信号を送出する。前記照明器具1からの調光率60%という調光信号を受信した中央の2台の照明器具2は、前述のように夫々の設定部10に予め調光率補正値ゼロが設定されていることから、照明器具1からの調光信号にしたがって同じ調光率60%で光源3を点灯するよう調光制御する。したがって、中央の2台の照明器具2は照明器具1と同じ調光率で制御されるため、図4に示すように照明器具1と2台の照明器具2とで例えば第一の照度グループが構成される。
【0024】
一方、窓側の3台の照明器具2は、前述のように夫々の設定部10に予め10%減の調光率補正値が設定されていることから、夫々の調光信号入力部9に入力された照明器具1からの調光率60%という調光信号から10%減らし、調光率50%で光源3を点灯するよう調光制御する。したがって、窓側3台の照明器具2は、照明器具1からの調光率60%という調光信号に対して10%減らす同じ調光率で制御されるため、図4に示すようにこの3台で例えば第二の照度グループが構成される。
また一方、壁側の3台の照明器具2は、前述のように夫々の設定部10に予め10%増の調光率補正値が設定されていることから、夫々の調光信号入力部9に入力された照明器具1からの調光率60%という調光信号に10%加え、調光率70%で光源3を点灯するよう調光制御する。したがって、壁側3台の照明器具2は、照明器具1からの調光率60%という調光信号に対して10%加える同じ調光率で制御されるため、図4に示すようにこの3台で例えば第三の照度グループが構成される。
【0025】
以上のように、窓側の第二の照度グループを構成している3台の照明器具2は、
照明器具1が指示する調光率よりも下げた調光率で光源3を点灯するよう制御するが、照明器具1からなる第一の照度グループよりもより多くの外光を利用することが可能であるため、外光利用が可能な分光出力を抑え無駄な電力を消費することなく省エネを図ることが可能となる。また、中央の前記照明器具1と第一の照度グループを構成している2台の照明器具2は、予め調光率補正値ゼロを設定することによって、照明器具1からの調光信号にしたがって同じ調光率で光源3を点灯するよう制御するため、照明器具1と同じ光出力で点灯することが可能で同一グループを構成する照明器具1間で光出力に差が生じない良好な照明環境を得ることができる。また、外光の利用がほとんど期待できない壁側の第三の照度グループを構成している3台の照明器具2は、照明器具1が指示する調光率60%よりも明るく点灯することで、第一の照度グループの調光率に連動して暗くなりすぎることが無いように制御されるため快適性を損なわない照明環境を得ることが可能となる。
【0026】
また、上記図4に示す照明システムの構成例において、照度制御しようとする領域にレイアウト変更が生じ照度設定領域変更の必要が生じた場合においても、上記実施の形態1で説明したのと同様に、変更が必要な照明器具2の設定部10に
対して設定されている調光率補正値を設定器15を用いて再設定変更することにより、新たな配線変更などの工事を必要とすることなく、容易に照度制御領域のグループ変更を行うことが可能となる。
【0027】
尚、前記設定部10への調光率補正値の設定方法について、例えばリモコンなどの設定器15からの赤外線信号による設定としているが、これに限られるものではなく、照明器具2に例えばスイッチを設け、このスイッチによって調光率補正値を設定する方法など、設定の方法についてはどのような形態でも構わない。
【0028】
また、照明器具1から送出する調光信号の伝達手段として信号線7を使って照明器具2へ伝達する説明としたが、調光信号の伝達手段は信号線のような有線に限るものではなく、例えば光や電波を使った無線による伝達手段でもよい。
【0029】
また、上記実施の形態において、照明器具1から他の照明器具2への調光信号を伝達する信号線7の接続の仕方は一例を示すものであり、これに限られるものではない。
【0030】
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3における照明システムを構成する第二の照明器具(以下、照明器具2という)の構成を示す構成ブロック図である。
尚、図5において、上記実施の形態1で示す図1の照明器具2と同一または相当部分には同一符号を付し説明を省略する。また、設定器15は図示しないが、上記図1に示すのと同様であるので、説明を省略する。また、第一の照明器具(以下、照明器具1という)の構成は、上記図1に示す照明器具1と同様であるので、説明を省略する。
図5において、前記照明器具2は、制御装置5bに切替部11を付加した構成としたものである。前記切替部11は、外部信号の例えば後述する外光量検知センサの出力信号が入力され、その入力された信号と切替部11に予め設定されている閾値との大小関係の比較により、例えば外部信号が閾値よりも大きければ前記設定部10に設定された調光率補正値の処理を実行するように、外部信号が閾値よりも小さければ調光率補正値の処理を実行しないように切り替える。
【0031】
図6は、前記図5に示した照明器具2と前記照明器具1による照明システムの配置構成の一例を示す構成模式図である。尚、図6において、上記実施の形態2で示した図4と同一または相当部分には同一符号を付し説明を省略する。
図6において、12は閉空間内に配置された各照明器具2の前記切替部11と信号線13を介して接続され、窓から差し込む太陽光などの外光量を検出し、その外光量の信号を前記各照明器具2の切替部11に送出する外光量検知センサである。図7の外光量と外光量検知センサ12の出力の関係と、前記切替部11に予め設定されている閾値の関係を表した図に示すように、外光量が多いほど外光量検知センサ12の出力は大きくなり、前記各照明器具2の切替部11は前記出力信号が示す外光量が予め設定されている閾値よりも大きい場合は、前記設定部10に設定されている調光率補正値の処理を実行するように、閾値よりも小さい場合には、調光率補正値の処理を実行しないように切り替える。
【0032】
次に、上記のように構成された照明システムの動作について、図6、図7をもとに説明する。
まず、上記実施の形態2同様に閉空間内中央2台の照明器具2の設定部10には、設定器15により予め調光率補正値ゼロ(即ち補正無し)の値が設定されており、また、窓側3台の照明器具2の設定部10には設定器15により予め10%減の調光率補正値が設定されている。さらに、壁側3台の照明器具2の設定部10には設定器15により予め10%増の調光率補正値が設定されているものとする。したがって、中央2台の照明器具2は調光率補正値ゼロが設定されていることから、前述したように照明器具1から指示される調光率で調光制御されるため、図6に示すように照明器具1と例えば第一の照度グループが構成される。また、窓側3台の照明器具2は、照明器具1から指示される調光率に対して同じ10%減の調光率補正値が設定されていることから、この3台で例えば第二の照度グループが構成される。さらに、壁側3台の照明器具2は、照明器具1から指示される調光率に対して同じ10%増の調光率補正値が設定されていることから、この3台で例えば第三の照度グループが構成される。
【0033】
上記構成で、照明器具1に搭載の照度センサ6によって被照射面である床面からの反射光で照度を検出し、床面の照度が予め設定された照度となるように自身の光源の光出力を制御する。いま外光がある昼間等で例えば照明器具1の光出力の制御の割合、即ち調光率が60%で点灯するものとする。照明器具1は自身の光源3の光出力を調光率60%で点灯するよう制御するとともに、調光信号出力部8から調光率60%を示す調光信号を他の照明器具2に送出する。送出された調光信号は各照明器具2の調光信号入力部9に入力される。
一方、前記外光量検知センサ12で外光量が検知され、その検知された外光量の信号が信号線13を介して前記各照明器具2の切替部11に入力される。そして、昼間等で入力された外光量の信号が、図7に示すように前記切替部11に予め設定されている閾値よりも大きければ、前記各照明器具2の切替部11は設定部10に設定された調光率補正値の処理を実行するように切り替える。この調光率補正値の処理実行の指示によって各照明器具2は、前記調光信号入力部9に入力された照明器具1からの調光率60%を示す調光信号に対して、夫々の設定部10に設定された調光率補正値で補正処理を実行して、夫々光源3の光出力を制御する。
【0034】
したがって、この場合照明器具1からの調光信号が示す調光率が前述した60%とすると、中央の前記照明器具1と2台の照明器具2の第一の照度グループは調光率60%で、窓側3台の照明器具2の第二の照度グループは10%減らし調光率50%で、また、壁側3台の照明器具2の第三の照度グループは10%加えて調光率70%で夫々点灯制御されることになる。
【0035】
次に、外光がなくなる夜間等で、例えば照度センサ6搭載の照明器具1の光出力の制御の割合、即ち調光率が70%で点灯するものとする。ここで照明器具1の調光率が70%に上昇するのは外光がなくなる分昼間の場合に比べて光出力を上昇させて予め設定された目標照度に達するように動作するためである。照明器具1は自身の光源3の光出力を調光率70%で点灯するよう制御するとともに、調光信号出力部8から調光率70%を示す調光信号を他の照明器具2に送出する。送出された調光信号は各照明器具2の調光信号入力部9に入力される。
一方、前記外光量検知センサ12から外光量の信号が信号線13を介して前記各照明器具2の切替部11に入力される。そして、夜間等で入力された外光量の信号が、図7に示すように前記切替部11に予め設定されている閾値よりも小さければ、前記各照明器具2の切替部11は設定部10に設定された調光率補正値の処理を実行しないように切り替える。
【0036】
したがって、この場合照明器具1から調光率70%を示す調光信号が他の照明器具2に送出されると、他の照明器具2は設定された調光率補正値の処理を実行しないで照明器具1からの調光率70%を示す調光信号にしたがって全照明器具が調光率70%で点灯制御されることになる。
【0037】
以上のように、各照明器具2の設定部10に調光率補正値が設定されている場合においても、例えば外光量検知センサからの外光量情報によって外光がなくなる例えば夜間等に調光率補正値処理の実行が適当でない場合には、設定された調光率補正値の処理を実行しないように切替えをして、照明器具1から指示される調光率と同じ光出力で全照明器具を点灯制御するようにしたため、一部の照明器具が暗くなりすぎることが無い良好な照明環境を得ることが可能となる。
【0038】
尚、前記設定部10への調光率補正値の設定方法について、例えばリモコンなどの設定器15からの赤外線信号による設定としているが、これに限られるものではなく、照明器具2に例えばスイッチを設け、このスイッチによって調光率補正値を設定する方法など、設定の方法についてはどのような形態でも構わない。
【0039】
また、照明器具1から送出する調光信号の伝達手段として信号線7を使って照明器具2へ伝達する説明としたが、調光信号の伝達手段は信号線のような有線に限るものではなく、例えば光や電波を使った無線による伝達手段でもよい。
【0040】
また、上記実施の形態において、照明器具1から他の照明器具2への調光信号を伝達する信号線7の接続の仕方は一例を示すものであり、これに限られるものではない。
【0041】
また、上記実施の形態において外光量検知センサ12から送出する外光量の信号の伝達手段として信号線13を使って各照明器具2へ伝達するよう説明したが、信号の伝達手段は信号線のような有線に限るものではなく、光や電波を使った無線による伝達手段でもよい。
【0042】
また、上記実施の形態においては、外光量検知センサ12を用いて、該外光量検知センサ12からの外光量の出力と各照明器具2の切替部11に設定された閾値との大小関係から、例えば昼間、夜間などで設定部10に設定された調光率補正値の処理を実行するか否かを切替部11で切り替えるようにしたが、例えばタイマーを用いて、タイマーで設定された時刻によって、例えば昼間などの外光が利用できる時間帯と夜間などの外光が利用できない時間帯とで設定部10に設定された調光率補正値の処理を実行するか否かを切替部11で切り替えるようにしてもよい。
【0043】
実施の形態4.
図8は、この発明の実施の形態4における照明システムを構成する第二の照明器具(以下、照明器具2という)の構成を示す構成ブロック図である。
尚、図8において、上記実施の形態3で示す図5の照明器具2と同一または相当部分には同一符号を付し説明を省略する。また、設定器15は図示しないが、上記図1に示すのと同様であるので、説明を省略する。また、第一の照明器具(以下、照明器具1という)の構成は、上記図1に示す照明器具1と同様であるので、説明を省略する。
上記実施の形態3における照明器具2の制御装置5bは、切替部11に予め設定される閾値を1つとしたものであるが、本実施の形態における照明器具2の制御装置5bは、切替部11に予め設定される閾値を複数(ここでは2つ)設定可能とし、さらに設定部10に設定される調光率補正値を複数(ここでは2つ)設定可能にする構成としたものである。
したがって、図8に示すように制御装置5bの設定部10には、前記設定器15によって入力部14を介して調光率補正値A、Bの2つが設定され、切替部11には、閾値A、Bの2つが予め設定されている。
【0044】
図9は、前記図8に示した照明器具2と前記照明器具1による照明システムの配置構成の一例を示す構成模式図である。尚、図9において、上記実施の形態3で示した図6と同一または相当部分には同一符号を付し説明を省略する。
上記図9に示す照明システムの構成において、窓側3台と中央2台及び壁側3台の前記各照明器具2の制御装置5bの設定部10には、前記設定器15によって入力部14を介して、下表1に示すように2つの調光率補正値A、Bが予め設定されている。
【表1】
Figure 0004053862
したがって、中央2台の照明器具2は調光率補正値ゼロが設定されていることから、前述したように照明器具1から指示される調光率で調光制御されるため、図9に示すように照明器具1と例えば第一の照度グループが構成される。また、窓側3台の照明器具2は、照明器具1から指示される調光率に対して同じ調光率補正値が設定されていることから、この3台で例えば第二の照度グループが構成される。さらに、壁側3台の照明器具2も照明器具1から指示される調光率に対して同じ調光率補正値が設定されていることから、この3台で例えば第三の照度グループが構成される。
【0045】
図10は、外光量と外光量検知センサ12の出力の関係と設定部10の調光率補正値と切替部11の閾値との関係を表した図である。
図に示すように、外光量が多いほど外光量検知センサ12の出力は大きくなり、前記各照明器具2の切替部11は前記出力信号が示す外光量が予め設定されている閾値Aより大きい場合は、前記設定部10に設定されている上記表に示す設定Aの調光率補正値の処理を実行するように、また、閾値Aより小さく閾値Bより大きい場合(閾値A>センサ出力>閾値B)には、設定Bの調光率補正値の処理を実行するように、さらに、閾値Bより小さい場合には、調光率補正値の処理を実行しないように夫々切り替える。
【0046】
次に、上記のように構成された照明システムの動作について、図9、図10をもとに説明する。
上記構成で、照明器具1に搭載の照度センサ6によって被照射面である床面からの反射光で照度を検出し、床面の照度が予め設定された照度となるように自身の光源の光出力を制御する。いま外光がある晴天時で例えば照明器具1の光出力の制御の割合、即ち調光率が60%で点灯するものとする。照明器具1は自身の光源3の光出力を調光率60%で点灯するよう制御するとともに、調光信号出力部8から調光率60%を示す調光信号を他の照明器具2に送出する。送出された調光信号は各照明器具2の調光信号入力部9に入力される。
一方、前記外光量検知センサ12から外光量の信号が信号線13を介して前記各照明器具2の切替部11に入力される。そして、晴天時で入力された外光量の信号が、図10に示すように前記切替部11に予め設定されている閾値Aよりも大きければ、前記各照明器具2の切替部11は設定部10に設定されている上記設定Aの調光率補正値の処理を実行するように切り替える。この調光率補正値Aの処理実行の指示によって各照明器具2は、前記調光信号入力部9に入力された照明器具1からの調光率60%を示す調光信号に対して、夫々の設定部10に設定された調光率補正値Aで補正処理を実行して、夫々光源3の光出力を制御する。
【0047】
したがって、この場合照明器具1からの調光信号が示す調光率が前述した60%とすると、中央2台の照明器具2の設定部10に設定されている調光率補正値Aは(0%)であるので、中央2台の照明器具2は前記照明器具1から指示される調光率60%で光源3が点灯するよう調光制御される。また、窓側3台の照明器具2の設定部10に設定されている調光率補正値Aは(−10%)であるので、窓側3台の照明器具2は前記照明器具1からの調光率60%という調光信号から10%減らし、調光率50%で光源3を点灯するよう調光制御する。さらに、壁側3台の照明器具2の設定部10に設定されている調光率補正値Aは(+10%)であるので、壁側3台の照明器具2は照明器具1からの調光率60%という調光信号に10%加え、調光率70%で光源3を点灯するよう調光制御する。
【0048】
次に、曇りや雨天時で例えば照度センサ6搭載の照明器具1の光出力の制御の割合、即ち調光率が60%で点灯するものとする。照明器具1は自身の光源3の光出力を調光率60%で点灯するよう制御するとともに、調光信号出力部8から調光率60%を示す調光信号を他の照明器具2に送出する。送出された調光信号は各照明器具2の調光信号入力部9に入力される。
一方、前記外光量検知センサ12から外光量の信号が信号線13を介して前記各照明器具2の切替部11に入力される。そして、曇りや雨天時で入力された外光量の信号が、図10に示すように前記切替部11に予め設定されている閾値Aより小さく閾値Bより大きければ、前記各照明器具2の切替部11は設定部10に設定されている上記設定Bの調光率補正値の処理を実行するように切り替える。
この調光率補正値Bの処理実行の指示によって各照明器具2は、前記調光信号入力部9に入力された照明器具1からの調光率60%を示す調光信号に対して、夫々の設定部10に設定された調光率補正値Bで補正処理を実行して、夫々光源3の光出力を制御する。
【0049】
したがって、この場合照明器具1からの調光信号が示す調光率が前述した60%とすると、中央2台の照明器具2の設定部10に設定されている調光率補正値Bは(0%)であるので、中央2台の照明器具2は前記照明器具1から指示される調光率60%で光源3が点灯するよう調光制御される。また、窓側3台の照明器具2の設定部10に設定されている調光率補正値Bは(−5%)であるので、窓側3台の照明器具2は前記照明器具1からの調光率60%という調光信号から5%減らし、調光率55%で光源3を点灯するよう調光制御する。さらに、壁側3台の照明器具2の設定部10に設定されている調光率補正値Bは(+15%)であるので、壁側3台の照明器具2は照明器具1からの調光率60%という調光信号に15%加え、調光率75%で光源3を点灯するよう調光制御する。
【0050】
続いて、外光がなくなる夜間等で例えば照度センサ6搭載の照明器具1の光出力の制御の割合、即ち調光率が70%で点灯するものとする。ここで照明器具1の調光率が70%に上昇するのは外光がなくなる分昼間の場合に比べて光出力を上昇させて予め設定された目標照度に達するように動作するためである。照明器具1は自身の光源3の光出力を調光率70%で点灯するよう制御するとともに、調光信号出力部8から調光率70%を示す調光信号を他の照明器具2に送出する。送出された調光信号は各照明器具2の調光信号入力部9に入力される。
一方、前記外光量検知センサ12から外光量の信号が信号線13を介して前記各照明器具2の切替部11に入力される。そして、夜間等で入力された外光量の信号が、図10に示すように前記切替部11に予め設定されている閾値Bよりも小さければ、前記各照明器具2の切替部11は設定部10に設定された調光率補正値の処理を実行しないように切り替える。
【0051】
したがって、この場合照明器具1から調光率70%を示す調光信号が他の照明器具2に送出されると、他の照明器具2は設定された調光率補正値の処理を実行しないで照明器具1からの調光率70%を示す調光信号にしたがって全照明器具が調光率70%で点灯制御されることになる。
【0052】
以上のように、照明器具2の設定部10に複数の調光率補正値を、また切替部11に複数の閾値を夫々設定するようにして、外光量検知センサ12からの外光量の出力と前記切替部11に設定された複数の閾値との大小関係に基づいて、前記設定部10に設定された複数の調光率補正値から選択して調光率補正値の処理実行か、または処理を実行しないかを切り替えるようにしたので、上記実施の形態3よりもさらに木目細かな外光量に応じた照度制御が可能になる。
【0053】
尚、前記設定部10への調光率補正値の設定方法について、例えばリモコンなどの設定器15からの赤外線信号による設定としているが、これに限られるものではなく、照明器具2に例えばスイッチを設け、このスイッチによって調光率補正値を設定する方法など、設定の方法についてはどのような形態でも構わない。
【0054】
また、照明器具1から送出する調光信号の伝達手段として信号線7を使って照明器具2へ伝達する説明としたが、調光信号の伝達手段は信号線のような有線に限るものではなく、例えば光や電波を使った無線による伝達手段でもよい。
【0055】
また、上記実施の形態において、照明器具1から他の照明器具2への調光信号を伝達する信号線7の接続の仕方は一例を示すものであり、これに限られるものではない。
【0056】
また、上記実施の形態において外光量検知センサ12から送出する外光量の信号の伝達手段として信号線13を使って各照明器具2へ伝達するよう説明したが、信号の伝達手段は信号線のような有線に限るものではなく、光や電波を使った無線による伝達手段でもよい。
【0057】
また、上記実施の形態においては、外光量検知センサ12を用いて、該外光量検知センサ12からの外光量の出力と各照明器具2の切替部11に設定された複数の閾値との大小関係から、設定部10に設定された複数の調光率補正値から選択して調光率補正値の処理実行か、または処理を実行しないかを切り替えるようにしたが、例えばタイマーを用いて、タイマーで設定された時刻情報によって、設定部10に設定された複数の調光率補正値から選択して調光率補正値の処理実行か、または処理を実行しないかを切替部11で切り替えるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、外光量検知センサと、光源と、該光源を点灯させる点灯装置と、被照射面の照度を検出する照度センサと、該照度センサの検出値に基づいて被照射面の照度を所定の目標値となるように前記光源の光出力を制御し、他の照明器具へ調光信号を送出する調光信号出力部を有する制御装置とを備える第一の照明器具と、光源と、該光源を点灯させる点灯装置と、前記第一の照明器具から送出された調光信号を入力する調光信号入力部と、外部から調光率補正値の設定をする補正信号を入力する入力部と、入力部に入力された補正信号により複数の調光率補正値が設定される設定部と前記外光量検知センサからの外光量の信号を入力し、入力された外光量と予め設定されている複数の閾値との大小関係によって、前記設定部に設定されている複数の調光率補正値に対応した補正処理の実行に切り替える切替部を有し、前記調光信号入力部に入力された調光信号を前記設定部に設定されている複数の調光率補正値のうち、切り替えられた補正処理に対応する調光率補正値に基づいて補正して、補正後の調光信号で前記光源の光出力を制御する制御装置とを備える第二の照明器具と、を備えたので、設定器の例えばリモコンなどを用いて調光率補正値を容易に設定変更することができ、照度制御しようとする領域にレイアウト変更が生じた場合などに、変更が必要な第二の照明器具の設定部に対して予め設定されている調光率補正値を設定器を用いて設定変更することにより、新たな配線変更などの工事を必要とすることなく、容易に照度制御領域のグループ変更を行うことが可能となる照明システムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における照明システムを構成する第一の照明器具及び第二の照明器具の構成を示す構成ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る照明システムの配置構成の一例を示す構成模式図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る照明システムの別の例を示す構成模式図である。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す照明システムの配置構成の一例を示す構成模式図である。
【図5】 この発明の実施の形態3における照明システムを構成する第二の照明器具の構成を示す構成ブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る照明システムの配置構成の一例を示す構成模式図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る外光量と外光量検知センサの出力の関係と切替部の閾値との関係を表した図である。
【図8】 この発明の実施の形態4における照明システムを構成する第二の照明器具の構成を示す構成ブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態4に係る照明システムの配置構成の一例を示す構成模式図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る外光量と外光量検知センサの出力の関係と設定部の調光率補正値と切替部の閾値との関係を表した図である。
【符号の説明】
1 第一の照明器具、 2 第二の照明器具、 3 光源、 4 点灯装置、 5a、5b 制御装置、 6 照度センサ、 7 信号線、 8 調光信号出力部、 9 調光信号入力部、 10 設定部、 11 切替部、 12 外光量検知センサ、 13 信号線、 14 入力部、 15 設定器。

Claims (2)

  1. 外光量検知センサと、
    光源と、
    該光源を点灯させる点灯装置と、
    被照射面の照度を検出する照度センサと、
    該照度センサの検出値に基づいて被照射面の照度を所定の目標値となるように前記光源の光出力を制御し、他の照明器具へ調光信号を送出する調光信号出力部を有する制御装置と
    を備える第一の照明器具と、
    光源と、
    該光源を点灯させる点灯装置と、
    前記第一の照明器具から送出された調光信号を入力する調光信号入力部、外部から調光率補正値の設定をする補正信号を入力する入力部、前記入力部に入力された補正信号により複数の調光率補正値が設定される設定部前記外光量検知センサからの外光量の信号を入力し、入力された外光量と予め設定されている複数の閾値との大小関係によって、前記設定部に設定されている複数の調光率補正値に対応した補正処理の実行切り替える切替部、を有し、前記調光信号入力部に入力された調光信号を前記設定部に設定されている複数の調光率補正値のうち、切り替えられた補正処理に対応する調光率補正値に基づいて補正して、補正後の調光信号を前記点灯装置に入力して前記光源の光出力を制御する制御装置と、
    を備える第二の照明器具と、
    を備えたことを特徴とする照明システム。
  2. 前記切替部は、前記設定部に設定されている複数の閾値のうち、最も小さい閾値よりも入力された外光量が大きい場合は、前記調光率補正値による補正処理を実行し、入力された外光量が小さい場合は補正処理を実行させないことを特徴とする請求項に記載の照明システム。
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