JPH07272861A - 照明システム - Google Patents

照明システム

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JPH07272861A
JPH07272861A JP6064161A JP6416194A JPH07272861A JP H07272861 A JPH07272861 A JP H07272861A JP 6064161 A JP6064161 A JP 6064161A JP 6416194 A JP6416194 A JP 6416194A JP H07272861 A JPH07272861 A JP H07272861A
Authority
JP
Japan
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lighting
wall
daylight
lighting device
controlled
Prior art date
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Pending
Application number
JP6064161A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Shikakura
智明 鹿倉
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁際の第2の照明装置14b を制御対象16から
除外し、制御対象16の第1の照明装置14a を制御したと
きも、壁面の明るさを一定に保ち、快適性を確保する。 【構成】 昼光が採光される採光部12を有するとともに
この採光部12以外に壁13を有する照明空間11に、第1の
照明装置14a を配設する。第1の照明装置14a を採光部
12から採光される昼光量に応じて制御する昼光連動制御
装置を備える。壁面または壁際に、昼光連動制御装置の
制御対象外の第2の照明装置14b を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば窓などの昼光が
採光される採光部を有する照明空間の照明システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばオフィス照明においては、
窓から採光される昼光量に応じて窓際の照明装置を自動
的に点滅あるいは調光するようにして省エネルギー化を
図るようにした照明システムが利用されている。
【0003】従来の照明システムは、例えば特開平1−
86485号公報に記載されているように、窓が設けら
れた面に直交する両側が壁になっているオフィスの場
合、例えば窓際の全てを制御対象とし、この制御対象の
照明装置を昼光量に応じて点滅制御あるいは調光制御す
るようにしている。そして、制御対象には、窓際でかつ
壁面または壁際に配設される照明装置も含まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の照明シ
ステムでは、窓際でかつ壁面または壁際に配設される照
明装置も制御対象に入り、点滅制御あるいは調光制御さ
れるため、壁面または壁際の照明装置を消灯あるいは減
光したとき、壁面への照度が減少して、壁面が暗くな
る。
【0005】ところで、文献「Control System and Day
lighting Control for Office Lighting/A Tenner and
C Grundel(1993 Lux Europa )」には、全体の照明に
対する評価は被験者に対向する壁面の評価に大きく影響
を受けるものであり、壁面が明るいほど快適と評価され
ることが実験結果として記載されている。
【0006】そのため、従来の照明システムでは、制御
対象に含まれる壁面または壁際の照明装置を消灯あるい
は減光したとき、壁面の照度が減少して暗くなり、快適
性を損なうものであった。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、壁面または壁際の照明装置を制御対象から除外し
て、制御対象の照明装置が制御されたときにも、壁面の
明るさを一定に保ち、快適性を確保できる照明システム
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
昼光が採光される採光部を有するとともにこの採光部以
外に壁を有する照明空間に配設される第1の照明装置
と、この第1の照明装置を前記採光部から採光される昼
光量に応じて制御する昼光連動制御装置と、前記壁面ま
たは壁際に配設され、前記昼光連動制御装置の制御対象
外の第2の照明装置とを備えたものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第1の照明装置は天井照明装置であり、第
2の照明装置は壁面を照明する壁照明装置である。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、第2の照明装置を制御する第2の
制御装置を備えるものである。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、第2の照明装置は複数個配設され、第2の
制御装置は第2の照明装置の複数個を各々独立制御する
ものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、壁面または壁際の第
2の照明装置を制御対象から除外するため、昼光連動制
御装置の制御対象の第1の照明装置が制御されたときに
も、壁面の明るさが一定に保たれ、快適性が確保され
る。
【0013】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加えて、第2の照明装置で壁照明を行なう
場合でも、壁面の照度への影響が少なく、壁面の明るさ
が一定に保たれる。
【0014】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載の発明の作用に加えて、第2の照明装置が第2の
制御装置で制御される。
【0015】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明の作用に加えて、複数個の第2の照明装置が第2の
制御装置で各々独立制御される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の照明システムの一実施例の構
成を図1および図2を参照して説明する。
【0017】図1は照明空間11の説明図を示し、この照
明空間11は、略矩形状に形成され、図面左辺に昼光が採
光される採光部としての窓12が形成され、他の各辺には
壁13が形成されている。
【0018】照明空間11の天井面には、天井用の照明装
置14が窓12に平行にA〜J列および壁13から平行にa〜
h列にそれぞれ配設されている。この照明装置14は、直
管形ランプを使用する照明器具を用い、その長手方向を
窓12と直交する方向つまり窓12と平行に配設されてい
る。
【0019】さらに、照明空間11の窓12の付近には、窓
12から照明空間11に採光される昼光量を検知するセンサ
15が配設されている。
【0020】そして、昼光が採光される窓12側の近傍が
昼光に連動して制御を行なう制御対象16とされる。この
制御対象16のA〜C列までの3列およびb〜g列までが
第1の照明装置14a とされる。また、壁際のa,h列が
制御対象外とされる第2の照明装置14b とされる。
【0021】図2は照明システムのブロック図を示し、
昼光連動制御装置としての主操作盤21を備え、この主操
作盤21には、伝送線22を介して、センサ15、オンオフ端
末機23、調光端末機24、スイッチ25、入力端末機26が接
続されている。
【0022】そして、オンオフ端末機23は、制御対象16
外の壁際(a列、h列)の第2の照明装置14b を含む残
りの照明装置14と接続され、それら照明装置14を点滅制
御する。
【0023】また、調光端末機24は、制御対象16の第1
の照明装置14a と接続され、それらの第1の照明装置14
a を連続的に調光させる。
【0024】したがって、制御対象16外の第2の照明装
置14b を含む残りの照明装置14には点滅のみを行なう点
灯ユニットを組み込んだ点滅用照明器具が用いられ、ま
た、制御対象16の第1の照明装置14a には調光点灯ユニ
ットを組み込んだ調光用照明器具が用いられる。
【0025】そして、主操作盤21には、昼光量に対して
制御対象16の第1の照明装置14a を調光する調光率が予
め設定されている。そのため、主操作盤21は、センサ15
で検知される昼光量に応じて調光率を求め、この調光率
を調光端末機24に出力制御する機能を有している。
【0026】また、スイッチ25は、点滅スイッチやセン
サ解除スイッチを備えている。さらに、入力端末機26に
は、外部から点滅制御信号などが入力される。
【0027】次に、本実施例の作用を説明する。
【0028】主操作盤21は、スイッチ25の点灯操作によ
り、点灯信号をオンオフ端末機23および調光端末機24に
出力する。そのため、オンオフ端末機23および調光端末
機24によって全ての照明装置14を点灯させる。
【0029】また、主操作盤21は、照明空間11に採光さ
れる昼光量を検知するセンサ15から検知信号を入力し、
この検知された昼光量に応じて調光率を求め、求めた調
光率を調光端末機24に出力する。
【0030】そのため、調光端末機24によって、制御対
象16内の第1の照明装置14a を調光させる。すなわち、
昼光量が多いほど減光し、昼光量が少ないほど100%
出力に近い状態に調光する。
【0031】このとき、制御対象16の第1の照明装置14
a を減光させたとしても、窓12の両側の壁際の第2の照
明装置14b は全点灯状態にあるため、壁13の照度への影
響は少なく、壁面の明るさが一定に保たれ、快適性が確
保される。
【0032】次に、図3は他の実施例を示し、この実施
例では、照明空間11の相対する両面に窓12が設けられる
とともに窓12と直交する両側に壁13が設けられ、各照明
装置14の長手方向を窓12の方向つまり壁13と平行に配設
されている。
【0033】そして、この実施例においても、両窓12の
付近が制御対象16とされ、壁際の第2の照明装置14b は
制御対象16外とするとともにその第2の照明装置14b が
図示しない第2の制御装置で独立制御されるようにす
る。
【0034】したがって、制御対象16の第1の照明装置
14a のブロック、壁際の第2の照明装置14b のブロッ
ク、中央の第3の照明装置14c のブロックに区分され
る。
【0035】このように第2の照明装置14b のブロック
を独立制御することにより、例えば中央のブロックの第
3の照明装置14c を初期照度制御などにより調光して運
用する場合でも、第2の照明装置14b は全点灯させるこ
とで壁面の明るさを確保できる。
【0036】なお、第2の制御装置で複数の第2の照明
装置14b を各々独立制御するようにしてもよく、この場
合、壁面全体の照明効果を容易に設定できる。
【0037】また、第2の制御装置は昼光連動制御装置
としての主操作盤21と一体化してもよい。
【0038】また、壁際に配設される第2の照明装置14
b としては、天井照明装置に限らず、ブラケットによっ
て照明器具本体が支持されて壁13に向かって光を照射す
るような壁照明装置や、壁面に取り付けた壁照明装置を
用いてもよい。この場合、第2の照明装置14b が制御対
象16であると壁13の照度への影響が大きいが、第2の照
明装置14b を制御対象16外とすることによって壁13の照
度への影響を少なくできる。
【0039】また、制御対象16の第1の照明装置14a は
複数の場合に限らず1つの場合もある。
【0040】また、窓12と直交する両側面のうち、一側
面のみが壁13で、他側面も窓のような場合もある。
【0041】また、採光部としては、窓12に限られず、
アトリウムなど昼光を採光できるものも含まれる。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、壁面また
は壁際の第2の照明装置を制御対象から除外するため、
昼光連動制御装置の制御対象の第1の照明装置が制御さ
れたときにも、壁面の明るさが一定に保たれ、快適性を
確保できる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、第2の照明装置で壁照明を行
なう場合でも、壁面の照度への影響が少なく、壁面の明
るさを一定に保てる。
【0044】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明の効果に加えて、第2の照明装置を第
2の制御装置で制御できる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明の効果に加えて、複数個の第2の照明装置を第
2の制御装置で各々独立制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明システムの一実施例を示す照明空
間を説明する説明図である。
【図2】同上実施例の照明システムのブロック図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例を示す照明空間を説明する
説明図である。
【符号の説明】
11 照明空間 12 採光部としての窓 14a 第1の照明装置 14b 第2の照明装置 21 昼光連動制御装置としての主操作盤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昼光が採光される採光部を有するととも
    にこの採光部以外に壁を有する照明空間に配設される第
    1の照明装置と、 この第1の照明装置を前記採光部から採光される昼光量
    に応じて制御する昼光連動制御装置と、 前記壁面または壁際に配設され、前記昼光連動制御装置
    の制御対象外の第2の照明装置とを備えたことを特徴と
    する照明システム。
  2. 【請求項2】 第1の照明装置は天井照明装置であり、
    第2の照明装置は壁面を照明する壁照明装置であること
    を特徴とする請求項1記載の照明システム。
  3. 【請求項3】 第2の照明装置を制御する第2の制御装
    置を備えることを特徴とする請求項1または2記載の照
    明システム。
  4. 【請求項4】 第2の照明装置は複数個配設され、第2
    の制御装置は第2の照明装置の複数個を各々独立制御す
    ることを特徴とする請求項3記載の照明システム。
JP6064161A 1994-03-31 1994-03-31 照明システム Pending JPH07272861A (ja)

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JP6064161A JPH07272861A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 照明システム

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JP6064161A JPH07272861A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 照明システム

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ID=13250076

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JP (1) JPH07272861A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013187153A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013187153A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明制御システム

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