JP3726933B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調光レベル間の調光変化速度を制御する制御部を備えた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
調光レベル間の明るさが急激に変化しないようにした照明装置は、一般的な調光装置に見られ、例えば特開昭62ー47992号公報(従来例)に示すものがある。この従来例の調光装置を図5に示す。この従来例は、調光レベル設定手段によって現在の調光レベルから設定された調光レベルに達するまでの移行速度を可変抵抗VRによって可変することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来例は調光レベルの移行速度が可変抵抗VRによって自由に設定できるが、その移行速度は設定された速度に一定に保たれるものである。例えば、全光状態(100%)から消灯状態(0%)に変化させた時の移行時間は、50%調光から消灯状態(0%)に変化させた時の移行時間の2倍である。移行速度が一定であると多様な照明制御ができない欠点があり、また、例えば人間の感覚上の明るさの変化が追随できないという不具合がある。
【0004】
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、調光レベル間の移行期間内での移行速度を可変して多様な照明制御が可能となる照明装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の照明装置の発明は、照明負荷と;照明負荷の調光率を設定する調光設定部と;調光率に基づき照明負荷を付勢する調光点灯装置と;調光率の変化度合いまたは変更前の調光率の少なくとも一方に対応した異なる調光変化速度を予め記憶しており、調光率が変更された時に、記憶している調光変化速度によって変更後の調光状態に移行するまでの調光変化速度を制御する制御部と;を有することを特徴とする。
【0006】
本発明および次の発明において、特に言及しない限り用語の定義および技術的意味は次のとおりとする。
【0007】
照明負荷とは、蛍光ランプ、電球、高圧放電ランプなど照明に通常利用されている光源を意味する。
【0008】
調光点灯装置は、照明負荷に供給する電力を可変できるものであり、インバータ点灯装置の他、コアとコイルで構成された安定器などを利用したもの等も包含する。
【0009】
調光は連続調光および段調光のいずれでもよい。
【0010】
調光率の変化度合いとは、設定された調光率と変更された調光率との差分をいう。
【0011】
調光変化速度の可変とは、調光率を変化する過程において調光速度が変化することを意味し、その変化は連続的なものや段階的に変化するもの等のいずれであってもよい。
【0012】
調光設定部によって調光率が変更されると、照明装置の制御部は調光率の変化度合いまたは変更前の調光率に基づき、入力されて記憶されている調光変化速度の調光変化速度信号を調光点灯装置に送出する。照明負荷は調光変化速度信号に応じた調光変化をして変更された調光率となる。ここで、調光変化速度を連続的に変化するか段階的に変化するかなどは、例えば制御部に記憶されたシーケンスに従い制御することで実現できる。
【0013】
調光率の変更による明るさの変化速度は、任意に設定でき照明制御の多様性を供することができる。また、例えば人間の感覚上の明るさの変化が追随できるので不快感を与えるということがない。
【0014】
請求項2に記載の照明装置の発明は、照明負荷と;照明負荷の調光率を設定する調光設定部と;照明負荷の照射領域の明るさを検出する光センサと;光センサにより検出された照射領域の明るさと設定された調光率に対応した所定の明るさとの差分を抑制するように調光率を変更する補正手段と;調光率の変化度合い、変更前の調光率または上記差分の大きさのいずれか一に対応した異なる調光変化速度を予め記憶しており、調光率が変更された時に、記憶している調光変化速度によって変更後の調光状態に移行するまでの調光変化速度を制御する制御部と;を有することを特徴とする。
【0015】
光センサは照射領域の照度を直接検出するものや、照射領域の反射光を検出するものの他、明るさに相関した他の要素を間接的に検出するものであってもよい。
【0016】
外光などにより照明装置の照射領域が明るくなったり暗くなったりすると、その明るさを光センサが検出して、その明るさと調光設定部において設定した調光率に対応した所定の明るさとの差分を制御部が演算して、設定されている調光率に対応した所定の明るさとなる調光率を算出して調光率を変更する。
【0017】
調光率が変更されると、照明装置の制御部は調光率の変化度合いまたは変更前の調光率あるいは光センサにより検出された照射領域の明るさと設定された調光率に対応した所定の明るさとの差分に基づき、入力されて記憶されている調光変化速度の調光変化速度信号を調光点灯装置に送出する。照明負荷は調光変化速度信号に応じた調光変化をして変更した調光率となる。すなわち、調光変化速度信号は、調光率の変化度合いまたは変更前の調光率あるいは光センサにより検出された照射領域の明るさと設定された調光率に対応した所定の明るさとの差分に応じて、制御部で制御される。また、調光変化速度を連続的に変化するか段階的に変化するかなどは、例えば制御部に記憶されたシーケンスに従い制御することで実現できる。
【0018】
また、調光率を変更して所定の明るさを増減したい時は、調光設定部において手動で調光率を変更できる。
【0019】
光センサが明るさを検出するので所定の明るさで照明装置の照射領域は照明され、また、所定の明るさは調光設定部において調光率を変更することによって自由に設定できる。この時、調光率の変更による明るさの変化速度は、例えば人間に不快感などを与えることがないように、人の感覚上の明るさの変化が追随できるように自由に設定できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の照明装置のブロック図、図2は本発明の照明装置の照明器具である。
【0021】
図2において、照明器具2のランプソケット3,3間には照明負荷としての蛍光ランプ4が接続され、照明器具2の内部には蛍光ランプ4を付勢する調光点灯装置5が収納され、蛍光ランプ4と調光点灯装置5は図示しない配線によって接続されている。さらに、照明器具2の端部側には光センサ6が搭載されている。調光点灯装置5および光センサ6は、図示しない配線によって後述の図1に示す制御ユニット10に接続されている。照明器具2は天井7等に設置され下面側に照射領域8が形成されている。光センサ6は照射領域8からの反射光を受光して照射領域8の明るさを検出している。照射領域8には、蛍光ランプ4からの照射光の他に外光9などが照射される。
【0022】
図1において、制御ユニット10には照明装置1の制御部11,蛍光ランプ4の調光率を設定する調光設定部12,光センサ6の出力を入力する光センサ入力部13などから構成されている。制御部11には演算処理を行う補正手段としてのマイコン14が搭載され、制御部11は照明器具2に収納された調光点灯装置5に配線(図示せず)により接続されている。また、調光設定部12には調光率可変手段としての調光器15が接続されている。なお、制御ユニット10は本実施の形態では照明器具2と別置としたが、照明器具2内に収納してもよく、照明器具2と併設してもよい。また、光センサ6は照明器具2に搭載せずに別置して、照射領域8の明るさを直接的または間接的に検出してもよい。さらに、調光器15は調光率が制御ユニット10の調光設定部12で設定できれば設ける必要はない。
【0023】
次に、本発明の実施の形態の作用を述べる。
【0024】
設定された調光率において照明器具2の蛍光ランプ4が照射領域8を所定の明るさで照明している時、光センサ6はその照明領域8の明るさを検出して、その出力Sは光センサ入力部13を介して制御部11のマイコン14に入力されている。一方、調光器15によって設定された調光率は、調光率設定値Cとして調光設定部12を経由して制御部11のマイコン14に入力されている。光センサ6の出力Sおよび調光率設定値Cの両者は増幅,演算処理されて互いに比較されている。この時、設定した調光率に対応した所定の明るさが、光センサ6によって検出された照射領域8の明るさと一致している時、両者のレベル差はゼロとなる。
【0025】
照射領域8に外光9などが入光すると明るさが増加し、光センサ6の出力Sも増加する。すると、設定した調光率に対応する調光率設定値Cと光センサ6の出力Sとの間に差分が生じる。マイコン14は照射領域8が所定の明るさとなるように調光率を演算して調光変化速度信号とともに調光点灯装置5に送出する。調光点灯装置5により蛍光ランプ4は変更された調光率で点灯される。調光変化速度は、調光率の変化度合い、変更前の調光率または光センサ6により検出された照射領域8の明るさと設定された調光率に対応した所定の明るさとの差分の大きさのいずれか一に対応した異なる複数を有して、制御部11に入力されて予め記憶されており、制御部11で制御される。調光率の変化度合い、変更前の調光率または前記差分の選択および組み合わせは適宜設定すればよい。
【0026】
図3に、マイコン14の内部処理のフローチャート図の一例を示す。例えば、変更前の調光率が70%で所定の明るさに対して相対的な差分が80%の時は、4%/秒の調光変化速度で調光制御される。変更前の調光率が高いほど、上記差分が大きいほど調光変化速度を速くしている。
【0027】
図4には、段階的に調光変化速度を可変した場合の一例を示す。調光率の高い所では速い速度で制御し、調光率が低くなった所で遅く制御される。
【0028】
照射領域8に外光9などの入光が遮断して明るさが減少した場合は、当初の設定した調光率になるように制御部11は照明装置1を制御する。
【0029】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、調光率の変更による明るさの変化速度は任意に設定できて照明制御の多様性を成すことができる。また、例えば人間の感覚上の明るさの変化が追随できるので不快感を与えるということがない。
【0030】
請求項2の発明によれば、光センサが明るさを検出して照明装置を制御するので所定の明るさで照明され、その所定の明るさは調光設定部において調光率を変更することによって自由に設定できるとともに、明るさの変化速度は人間に不快感を与えることがないように人間の感覚上の明るさの変化が追随できるように自由にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置のブロック図。
【図2】本発明の照明装置の照明器具の断面図。
【図3】本発明の照明装置のマイコンの内部処理のフローチャート図の一例。
【図4】本発明の照明装置の調光変化速度による制御の一例。
【図5】従来の調光制御装置のブロック図。
【符号の説明】
1 照明装置
4 蛍光ランプ
5 調光点灯装置
6 光センサ
11 制御部
12 調光設定部
14 補正手段としてのマイコン

Claims (2)

  1. 照明負荷と;
    照明負荷の調光率を設定する調光設定部と;
    調光率に基づき照明負荷を付勢する調光点灯装置と;
    調光率の変化度合いまたは変更前の調光率の少なくとも一方に対応した異なる調光変化速度を予め記憶しており、調光率が変更された時に、記憶している調光変化速度によって変更後の調光状態に移行するまでの調光変化速度を制御する制御部と;
    を有することを特徴とする照明装置。
  2. 照明負荷と;
    照明負荷の調光率を設定する調光設定部と;
    照明負荷の照射領域の明るさを検出する光センサと;
    光センサにより検出された照射領域の明るさと設定された調光率に対応した所定の明るさとの差分を抑制するように調光率を変更する補正手段と;
    調光率の変化度合い、変更前の調光率または上記差分の大きさのいずれか一に対応した異なる調光変化速度を予め記憶しており、調光率が変更された時に、記憶している調光変化速度によって変更後の調光状態に移行するまでの調光変化速度を制御する制御部と;
    を有することを特徴とする照明装置。
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