JPH10199682A - 照明器具の点灯制御装置 - Google Patents

照明器具の点灯制御装置

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JPH10199682A
JPH10199682A JP9000140A JP14097A JPH10199682A JP H10199682 A JPH10199682 A JP H10199682A JP 9000140 A JP9000140 A JP 9000140A JP 14097 A JP14097 A JP 14097A JP H10199682 A JPH10199682 A JP H10199682A
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JP
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illuminance
lighting
cpu
night
signal
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JP9000140A
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English (en)
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Yoshinobu Yaguchi
喜信 矢口
Teruyuki Taniguchi
輝行 谷口
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点灯照度より低い照度で消灯させることがで
きる照明器具の点灯制御装置を提供することである。 【解決手段】 本発明の照明器具の点灯制御装置は、照
度検出手段1と、CPU2と、負荷制御手段3と、照度
Sが24時間の中で予め設定された点灯照度A以下とな
る時間nを計数、記憶する記憶手段とを有するものであ
って、CPU2は、検出した照度Sを点灯照度Aと比較
し、照度Sが点灯照度A以下の時に夜と判定する手段
と、検出した照度Sを点灯照度Aより高い値に設定され
た消灯照度Bと比較し、照度Sが消灯照度B以上の時ま
たは記憶された時間nが経過した時に昼と判定する手段
とを有し、CPU2が昼と判定したとき照明器具4を消
灯させ、CPU2が夜と判定したとき照明器具4を点灯
させる手段を備えているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具の点灯制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の照明器具の点灯制御装置は、特開
平1−41198号公報に記載されている。上記公報記
載の照明器具の制御装置は、照明制御領域の照度を検出
する照度検出手段と、人体検知信号を出力する人体検知
手段と、(a)照度検知手段が低照度検知信号を出力
し、かつ人体検知手段が人体検知信号を出力しないこと
を条件に、照明器具を低輝度点灯し、(b)照度検知手
段が低照度検知信号を出力し、かつ人体検知手段が人体
検知信号を出力することを条件に、照明器具を高輝度点
灯し、(c)照度検知手段が低照度検知信号を出力せ
ず、かつ人体検知手段が人体検知信号を出力しないこと
を条件に、照明器具を消灯する制御手段を有しているも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の従来技術において、夕方に点灯を開始する点灯
照度と朝方に消灯する消灯照度を同じにすると、照度検
知手段で検知した照度が点灯照度に近づくと、微妙な照
度の変動で照明が点滅するという問題がある。そこで、
消灯照度を点灯照度より高く設定すれば、上記の点滅す
るという問題を回避することができるが、朝方の消灯が
遅れがちとなる。しかしながら、夕方は暗くなってくる
と点灯するが、朝方は少しぐらい暗くても早めに消灯し
て、電気代を節約したいという顧客の要望に応えられな
いという問題がある。本発明は、上記のこのような問題
点に着眼してなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、点灯照度より低い照度で消灯させることができる
照明器具の点灯制御装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
照明制御領域の照度Sを検出する照度検出手段と、演算
処理手段(以下CPUと呼称する)と、照明器具の点灯
/消灯を制御する負荷制御手段と、照度Sが24時間の
中で予め設定された点灯照度A以下となる時間nを計数
し、計数した時間nを記憶する記憶手段とを有する照明
器具の点灯制御装置であって、照度検出手段は検出した
照度SをCPUに出力する手段を備え、CPUは、検出
した照度Sを点灯照度Aと比較し、照度Sが点灯照度A
以下の時に夜と判定する手段と、検出した照度Sを点灯
照度Aより高い値に設定された消灯照度Bと比較し、照
度Sが消灯照度B以上の時または記憶された時間nが経
過した時に昼と判定する手段とを有し、CPUが昼と判
定したとき、負荷制御手段に昼信号を出力して照明器具
を消灯させ、CPUが夜と判定したとき、負荷制御手段
に夜信号を出力して照明器具を点灯させる手段を備えて
いることを特徴とする照明器具の点灯制御装置である。
【0005】請求項2記載の発明は、照明制御領域周辺
の照度Sを検出する照度検出手段と、CPUと、照明器
具の点灯/消灯を制御する負荷制御手段とを有する照明
器具の点灯制御装置であって、照度検出手段は検出した
照度SをCPUに出力する手段と、CPUは照度Sの時
間変化量ΔSを求める手段とを備え、CPUは、検出し
た照度Sを点灯照度Aと比較し、照度Sが点灯照度A以
下の時に夜と判定する手段と、CPUが夜と判定してい
て、照度Sの時間変化量ΔSが予め定められた変化量Δ
Sn以上で増加したときに尚夜と判定する手段と、照度
Sの時間変化量ΔSが予め定められた一定範囲内での変
化量ΔSn以下で、点灯照度Aより低く設定された低消
灯照度C以上になると昼と判定すると共に、照度Sを点
灯照度Aより高く設定された高消灯照度Dと比較し、照
度Sが高消灯照度D以上のときも昼と判定する手段を有
しCPUが昼と判定したとき、負荷制御手段に昼信号を
出力して照明器具を消灯させ、CPUが夜と判定したと
き、負荷制御手段に夜信号を出力して照明器具を点灯さ
せる手段を備えていることを特徴とする照明器具の点灯
制御装置である。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の照明器具の点灯制御装置において、照明制御領域
に人が存在することを検出し、人体検知信号を出力する
人体検知手段と、照明器具を高輝度と低輝度とに調光す
る調光手段とを備え、前記人体検知手段が人体検知信号
をCPUに出力し、かつ、前記CPUが夜と判定したと
き、CPUが負荷制御手段に高輝度点灯信号を出力して
照明器具を高輝度で点灯させる手段と、人体検知手段が
人体検知信号を出力せず、かつ、CPUが夜と判定した
とき、CPUが負荷制御手段に低輝度点灯信号を出力し
て照明器具を低輝度で点灯させる手段を備えているもの
である。
【0007】(作用)請求項1記載の本発明の照明器具
の点灯制御装置において、CPUは、検出した照度Sを
点灯照度Aより高い値に設定された消灯照度Bと比較
し、照度Sが消灯照度B以上の時または記憶された時間
nが経過した時に昼と判定する手段を有し、CPUが昼
と判定したとき、負荷制御手段に昼信号を出力して照明
器具を消灯させる手段を備えている。従って、照度Sが
点灯照度Aより高く設定された消灯照度Bに達していな
くても、時間nが経過すれば消灯されるので、点灯照度
以下で消灯できる。
【0008】また、照度Sが一時的に暗くなって照明器
具を点灯させても、OR判定(照度Sが消灯照度B以上
の時または記憶された時間nが経過した時に昼と判定)
のため、照度Sが再び消灯照度以上になればすぐに消灯
する。
【0009】請求項2記載の本発明の照明器具の点灯制
御装置において、CPUは照度Sの時間変化量ΔSを求
める手段とを備えている。照度Sの時間変化量ΔSが予
め定められた変化量ΔSn以下であって、点灯照度Aよ
り低く設定された低消灯照度C以上になると昼と判定す
るので、朝方は少しぐらい暗くても早めに消灯して、電
気代を節約できる。また、CPUが夜と判定していて、
照度Sの時間変化量ΔSが予め定められた変化量ΔSn
以上で増加したときに夜と判定する手段を有しているの
で、例えば、車のヘッドライ等で急激な照度Sの変化が
生じても、これを除外できる。
【0010】請求項3記載の本発明の照明器具の点灯制
御装置において、人体検知手段が人体検知信号をCPU
に出力し、かつ、前記CPUが夜と判定したとき、CP
Uが負荷制御手段に高輝度点灯信号を出力して照明器具
を高照度で点灯させる手段と、人体検知手段が人体検知
信号を出力せず、かつ、CPUが夜と判定したとき、C
PUが負荷制御手段に低輝度点灯信号を出力して照明器
具を低照度で点灯させる手段を備えているものである。
従って、夜間、人が出入りするときは高照度で、人の出
入りがないときは低照度となるので、安全で電気代の節
約も図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、請求項1記載の本発明に係
る一実施例を、図1と図2を参照して説明する。図1は
照明器具の点灯制御装置の回路ブロック図、図2は図1
の点灯制御装置の動作状態を示すグラフ図で、(イ)図
は縦軸に照度Sを、横軸に時間をとって示すグラフ図、
(ロ)図は照明器具の点灯/消灯状態を示すグラフ図で
ある。図において、1は照度検出回路、2はCPU、3
は負荷制御回路、4は照明器具、5は電源、6は電源回
路である。
【0012】本実施例の点灯制御装置は、照度検出回路
1と、CPU2と、照明器具4の点灯/消灯を制御する
負荷制御回路3とを有するものである。照度検出回路1
は、照明器具4で照明する照明制御領域の照度Sを検出
する光センサーと、検出した照度Sを電気信号に変換し
てCPU2に出力する手段を備えている。CPU2は、
照度Sが予め設定された点灯照度A(本実施例では10
ルックスに設定)以下となる時間nをタイマーで計数
し、この計数した時間nを記憶する記憶手段を有してい
る。
【0013】そして、CPU2は、検出した照度Sを点
灯照度Aと、この点灯照度Aより高く設定された消灯照
度B(本実施例では50ルックスに設定)と比較する。
この比較で、照度Sが点灯照度A以下の時に、CPU2
は夜と判定する手段を備えている。また、照度Sが消灯
照度B以上の時、または前記記憶された点灯照度A以下
となる時間nが経過した時に、CPU2は昼と判定する
手段を備えている。CPU2が昼と判定したとき、負荷
制御回路3に昼信号を出力して照明器具4を消灯させ、
CPU2が夜と判定したとき、負荷制御回路3に夜信号
を出力して照明器具4を点灯させる手段が、CPU2に
は備えられている。
【0014】つぎに、上記本実施例に示した点灯制御装
置の使用方法について、図2の動作図を参照しながら説
明する。点灯制御装置に電源回路6を接続し、電源5
(交流100V)を供給して、照度Sを検出する。電源
供給を開始した当日は、時間nがまだ記憶されていない
ので、朝方に照度Sが消灯照度B以上になると消灯する
(図2の)。
【0015】ついで、夕方になると照度Sが低下して点
灯照度A以下になると点灯し(図2の)、その後、電
源投入より24時間以上経過すると、点灯照度A以下と
なる時間nが計数記憶されているので、消灯照度Bより
時間xだけ早い時点で消灯する(図2の)。
【0016】(実施例の作用)本実施例の照明器具の点
灯制御装置において、CPU2は、検出した照度Sを点
灯照度Aより高い値に設定された消灯照度Bと比較し、
照度Sが消灯照度B以上の時、または記憶された点灯照
度A以下となる時間nが経過した時に昼と判定する手段
を有し、CPU2が昼と判定したとき、負荷制御手段3
に昼信号を出力して照明器具4を消灯させる手段を備え
ている。従って、照度Sが点灯照度Aより高く設定され
た消灯照度Bに達していなくても、時間nが経過すれば
消灯されるので、点灯照度A以下で消灯でき、朝方の消
灯を早めることができる。
【0017】つぎに、請求項1と3に係る本発明の別の
実施例を、図3と図4を参照して説明する。図3は照明
器具の点灯制御装置の回路ブロック図、図4は図3の点
灯制御装置の動作状態を示すグラフ図で、(イ)図は縦
軸に照度Sを、横軸に時間をとって示すグラフ図、
(ロ)図は照明器具の点灯/消灯状態を示すグラフ図で
ある。図において、1は照度検出回路、2AはCPU、
3は負荷制御回路、4は照明器具、5は電源、6は電源
回路、7は人体検出回路、8はゼロクロス検出回路であ
る。
【0018】本実施例の照明器具の点灯制御装置は、前
記実施例の点灯制御装置に、人体検出回路7と、ゼロク
ロス検出回路8を追加して設けたものである。従って、
前記実施例に示したものと同じものは同符号を付け、追
加したものは別符号を付けて説明する。
【0019】人体検出回路7は、照明制御領域に人が存
在することを、人体より放射される熱線を焦電センサー
で受光し、電圧変換、増幅して人体検出信号をCPU2
Aに出力するものである。
【0020】ゼロクロス検出回路8は、交流100Vの
電圧を検出し、検出した電圧がゼロとなるゼロクロス信
号をパルス出力してCPU2Aに送る。すると、CPU
2Aは、ゼロクロス信号でゼロ電圧のタイミングをと
り、調光率に相当する時間を遅らせて負荷制御回路3に
信号を送る。負荷制御回路3はトライアックで構成さ
れ、CPU2Aからの信号で位相制御されることで、照
明の調光を行う。すなわち、トライアックはゲートへ信
号入力されると導通して電流が流れ、交流100Vのゼ
ロ電圧で遮断する。交流100Vの位相の任意のタイミ
ングにより電流量が異なり、これにより調光率が変わ
り、照明器具4を高輝度(100%点灯)と低輝度(2
0%点灯)とに調光するものである。
【0021】本実施例の点灯制御装置において、上記人
体検出回路7が人体検出信号をCPU2Aに出力し、か
つ、このCPU2Aが夜と判定したとき(前記実施例と
同様、照度Sが点灯照度A以下のとき)、図4(ロ)図
に示すように、CPU2Aが負荷制御回路3に高輝度点
灯信号を出力して照明器具4を高照度(100%点灯)
で点灯させる。また、人体検出回路7が人体検出信号を
CPU2Aに出力せず、かつ、このCPU2Aが夜と判
定したとき、CPU2Aが負荷制御回路3に低輝度点灯
信号を出力して照明器具4を低照度(20%点灯)で点
灯させる。
【0022】(本実施例の作用)従って、本実施例の照
明器具の点灯制御装置は、夜間、人が出入りするときは
高照度(100%点灯)で、人の出入りがないときは低
照度(20%点灯)となるので、安全で電気代の節約も
図れる。
【0023】つぎに、請求項2に係る本発明の他の実施
例を、図5を参照して説明する。図5は点灯制御装置の
動作状態を示すグラフ図で、(イ)図は縦軸に照度S
を、横軸に時間をとって示すグラフ図、(ロ)図は照明
器具の点灯/消灯状態を示すグラフ図である。
【0024】本実施例の照明器具の点灯制御装置は、図
1に示した回路ブロック図と基本的に同じであるので図
示省略するが、照明制御領域の照度Sを検出する照度検
出手段1と、CPU2と、照明器具4の点灯/消灯を制
御する負荷制御手段3とを有するものである。照度検出
手段1は、検出した照度SをCPU2に出力する手段
を、そしてCPU2は照度Sの時間変化量ΔSを求める
手段を有している。
【0025】CPU2は、上記検出した照度Sを点灯照
度A(10ルックス)と比較し、照度Sが点灯照度A以
下の時に夜と判定する手段と、CPU2が夜と判定して
いて、照度Sの時間変化量ΔSが予め定められた範囲内
の変化量ΔSn以上で増加したときも尚夜と判定する手
段を有している。
【0026】また、CPU2は、照度Sの時間変化量Δ
Sが予め定められた範囲内の変化量ΔSn以下であっ
て、点灯照度Aより低く設定された低消灯照度C(10
ルックス未満)以上になると昼と判定すると共に、照度
Sを点灯照度Aより高く設定された高消灯照度D(50
ルックス)と比較し、照度Sが高消灯照度D以下の時も
昼と判定する手段を有している。
【0027】そして、CPU2が昼と判定したとき、負
荷制御手段3に昼信号を出力して照明器具4を消灯さ
せ、CPU2が夜と判定したとき、負荷制御手段3に夜
信号を出力して照明器具4を点灯させる手段を備えてい
る。
【0028】つぎに、上記点灯制御装置の動作状態を、
図5を参照して説明する。昼から夜にかけて暗くなる
と、照明制御領域周辺の照度Sが低くなり、点灯照度A
以下になると照明器具4が点灯する(図5の)。照明
点灯時に照明の明かりで照度Sが一時少し高くなるが、
高消灯照度D以下のため点灯状態を続ける。そして、周
囲がさらに暗くなると照度Sはまた下降し始め、最小値
に到達する。この最小値は周囲の状況で異なり、例えば
他の光源があるとその状況における照度迄しか降下しな
い。
【0029】照度Sが低消灯照度C以下にならないとき
は(図5のとの間)点灯し続け、朝方になって、高
消灯照度D以上になると消灯する(図5の)。また、
図5の〜間のように、照度Sが低消灯照度C以下で
安定していて、朝方になって、予め定められた変化量Δ
Sn(例えば、夜明け時の自然光の変化量)で照度Sが
変化し、低消灯照度C以上になると、照明が消灯する
(図5の)。この際、における消灯時間は時間xだ
け早く消灯する。
【0030】なお、上記点灯制御装置の動作状態におい
て、照度変化量ΔSが設定された変化量ΔSn(自然光
の変化量に相当するように設定されている)以上になる
場合(例えば、他の光源が発生し、照度Sが急激に変化
した場合)、低消灯照度C以上になっても照明は消灯し
ない。
【0031】(本実施例の作用)本実施例の照明器具の
点灯制御装置において、CPU2が照度Sの時間変化量
ΔSを求める手段を備え、照度Sの時間変化量ΔSが予
め定められた変化量ΔSn以下であって、点灯照度Aよ
り低く設定された低消灯照度C以上になると昼と判定す
るので、朝方は少しぐらい暗くても早めに消灯して、電
気代を節約できる。また、CPU2が夜と判定してい
て、照度Sの時間変化量ΔSが予め定められた変化量Δ
Sn以上で増加したときに夜と判定する手段を有してい
るので、例えば、急激な照度Sの変化が生じても、これ
を除外できる。
【0032】つぎに、請求項2と3記載の発明に係る他
の実施例を、図6を参照して説明する。図6は点灯制御
装置の動作状態を示すグラフ図で、(イ)図は縦軸に照
度Sを、横軸に時間をとって示すグラフ図、(ロ)図は
照明器具の点灯/消灯状態を示すグラフ図である。
【0033】本実施例の照明器具の点灯制御装置は、前
記実施例の点灯制御装置に、第2実施例と同様、人体検
出回路7と、ゼロクロス検出回路8を追加して設けたも
のである。人体検出回路7とゼロクロス検出回路8は、
前記第2実施例に使用したものと同じであるので、説明
を省略する。
【0034】本実施例の点灯制御装置において、上記人
体検出回路7が人体検出信号をCPU2に出力し、か
つ、このCPU2が夜と判定したとき(図6の〜
間、あるいは〜間)、図6(ロ)図に示すように、
CPU2が負荷制御回路3に高輝度点灯信号を出力して
照明器具4を高輝度(100%点灯)で点灯させる。ま
た、人体検出回路7が人体検出信号をCPU2に出力せ
ず、かつ、このCPU2が夜と判定したとき、CPU2
が調光回路8と負荷制御回路3に低輝度点灯信号を出力
して照明器具4を低輝度(20%点灯)で点灯させる。
【0035】(本実施例の作用)従って、本実施例の照
明器具の点灯制御装置は、夜間、人が出入りするときは
高輝度(100%点灯)で、人の出入りがないときは低
輝度(20%点灯)となるので、安全で電気代の節約も
図れる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の照明器具の点灯
制御装置は、点灯照度A以下となる時間nを毎日計数
し、記憶更新するため、一年を通じて夜時間が異なって
も、常に一定時間だけ朝方早く消灯できるので、電気代
を節約できる。
【0037】また、照度Sが一時的に暗くなって照明器
具を点灯させても、OR判定(照度Sが消灯照度B以上
の時または記憶された時間nが経過した時に昼と判定)
のため、照度Sが再び消灯照度B以上になればすぐに消
灯する。
【0038】請求項2記載の本発明の照明器具の点灯制
御装置は、照度Sの時間変化量ΔSが予め定められた変
化量ΔSn以下で増加し、点灯照度Aより低く設定され
た低消灯照度C以上になると昼と判定する。従って、朝
方は少しぐらい暗くても早めに消灯するので、電気代を
節約できる。また、CPUが夜と判定していて、照度S
の時間変化量ΔSが予め定められた変化量ΔSn以上で
増加したときに夜と判定する手段を有しているので、例
えば、車のヘッドライ等で急激な照度Sの変化が生じて
も、これを除外できる。
【0039】請求項3記載の本発明の照明器具の点灯制
御装置は、夜間、人が出入りするときは高照度で、人の
出入りがないときは低照度となるので、安全で電気代の
節約も一層よく図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、照明器具の点灯制
御装置の回路ブロック図である。
【図2】図1の点灯制御装置の動作状態を示すグラフ図
で、(イ)図は縦軸に照度Sを、横軸に時間をとって示
すグラフ図、(ロ)図は照明器具の点灯/消灯状態を示
すグラフ図である。
【図3】本発明の別の実施例であって、照明器具の点灯
制御装置の回路ブロック図である。
【図4】図3の点灯制御装置の動作状態を示すグラフ図
で、(イ)図は縦軸に照度Sを、横軸に時間をとって示
すグラフ図、(ロ)図は照明器具の点灯/消灯状態を示
すグラフ図である。
【図5】本発明の他の実施例であって、照明器具の点灯
制御装置の回路ブロック図である。
【図6】本発明の他の実施例であって、照明器具の点灯
制御装置の回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 照度検出回路 2 CPU回路 3 負荷制御回路 4 照明器具 5 電源 6 電源回路 7 人体検出回路 8 ゼロクロス検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明制御領域の照度Sを検出する照度検
    出手段と、演算処理手段(以下CPUと呼称する)と、
    照明器具の点灯/消灯を制御する負荷制御手段と、照度
    Sが24時間の中で予め設定された点灯照度A以下とな
    る時間nを計数し、計数した時間nを記憶する記憶手段
    とを有する照明器具の点灯制御装置であって、 照度検出手段は検出した照度SをCPUに出力する手段
    を備え、 CPUは、検出した照度Sを点灯照度Aと比較し、照度
    Sが点灯照度A以下の時に夜と判定する手段と、検出し
    た照度Sを点灯照度Aより高い値に設定された消灯照度
    Bと比較し、照度Sが消灯照度B以上の時または記憶さ
    れた時間nが経過した時に昼と判定する手段とを有し、 CPUが昼と判定したとき、負荷制御手段に昼信号を出
    力して照明器具を消灯させ、CPUが夜と判定したと
    き、負荷制御手段に夜信号を出力して照明器具を点灯さ
    せる手段を備えていることを特徴とする照明器具の点灯
    制御装置。
  2. 【請求項2】 照明制御領域周辺の照度Sを検出する照
    度検出手段と、CPUと、照明器具の点灯/消灯を制御
    する負荷制御手段とを有する照明器具の点灯制御装置で
    あって、 照度検出手段は検出した照度SをCPUに出力する手段
    と、CPUは照度Sの時間変化量ΔSを求める手段とを
    備え、 CPUは、検出した照度Sを点灯照度Aと比較し、照度
    Sが点灯照度A以下の時に夜と判定する手段と、CPU
    が夜と判定していて照度Sの時間変化量ΔSが予め定め
    られた変化量ΔSn以上で増加したときに尚夜と判定す
    る手段と、 照度Sの時間変化量ΔSが予め定められた一定の範囲内
    での変化量ΔSn以下で、点灯照度Aより低く設定され
    た低消灯照度C以上になると昼と判定すると共に、照度
    Sを点灯照度Aより高く設定された高消灯照度Dと比較
    し、照度Sが高消灯照度D以上のときも昼と判定する手
    段を有し CPUが昼と判定したとき、負荷制御手段に昼信号を出
    力して照明器具を消灯させ、CPUが夜と判定したと
    き、負荷制御手段に夜信号を出力して照明器具を点灯さ
    せる手段を備えていることを特徴とする照明器具の点灯
    制御装置。
  3. 【請求項3】 照明制御領域に人が存在することを検出
    し、人体検知信号を出力する人体検知手段と、照明器具
    を高輝度と低輝度とに調光する調光手段とを備え、 前記人体検知手段が人体検知信号をCPUに出力し、か
    つ、前記CPUが夜と判定したとき、CPUが負荷制御
    手段に高輝度点灯信号を出力して照明器具を高輝度で点
    灯させる手段と、人体検知手段が人体検知信号を出力せ
    ず、かつ、CPUが夜と判定したとき、CPUが負荷制
    御手段に低輝度点灯信号を出力して照明器具を低輝度で
    点灯させる手段を備えていることを特徴とする請求項1
    または2記載の照明器具の点灯制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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