JP2016024869A - 照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】LED管を制御する無線モジュールの待機電力を効率良く削減することを課題とする。
【解決手段】管理装置は、少なくとも一つのグループに分けられた照明の調光レベルを決定し、決定された調光レベルによる調光指示を出力する。制御装置は、調光指示に基づき、グループ内の全ての照明が消灯する状態に遷移するか否かを判定し、グループ内の全ての照明が消灯する状態に遷移すると判定された場合に、照明に電力供給を行なう電源装置に対して、対応するグループの照明への電力供給を停止させる指示を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明システムに関する。
従来、無線モジュールの小型化や低価格化により、各機器を、ネットワーク配線をせずに制御できることが知られている。これにより、商業施設やオフィス等が入居するビルでは、BEMS(Building Energy Management System)等により、照明として利用されるLED(Light Emitting Diode)管それぞれに対して、省エネルギーや快適性を求めた制御が行なわれるようになってきている。
省エネルギーの制御に関して、特許文献1(特開2010−206914号公報)では、リモートコントローラが付随しない電気機器への通電を、該電気機器への電源供給路上に設けられた電源スイッチをリモート制御することにより、待機電力等の電力を削減する技術が開示されている。また、特許文献2(特開2011−078177号公報)では、電源プラグ接続手段に供給する供給電力値が待機電力値に相当するかを検出した後、所定時間が経過したら、電源プラグ接続手段に対する電力供給を停止する技術が開示されている。
しかしながら、上述した従来技術では、LED管を制御する無線モジュールの待機電力を効率良く削減することが困難であるという問題がある。具体的には、上述した従来技術は、待機電力を削減するための技術が開示されているものの、手動による制御や、電源タップを利用した制御であるため、無線モジュールを用いて膨大な数のLED管を制御する際の待機電力の削減には適用できない。また、膨大な数のLED管を利用する場合は、省エネルギーのために一部のLED管を点灯させたとしても、待機電力は相当な量になるため、この待機電力をいかに削減するかが重要である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、LED管を制御する無線モジュールの待機電力を効率良く削減することが可能である照明システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る照明システムは、管理装置と制御装置とを有する照明システムであって、前記管理装置は、少なくとも一つのグループに分けられた照明の調光レベルを決定する決定部と、決定された前記調光レベルによる調光指示を出力する調光指示出力部と、を有し、前記制御装置は、前記調光指示に基づき、前記グループ内の全ての前記照明が消灯する状態に遷移するか否かを判定する判定部と、前記グループ内の全ての前記照明が消灯する状態に遷移すると判定された場合に、前記照明に電力供給を行なう電源装置に対して、対応する前記グループの前記照明への電力供給を停止させる指示を出力する供給指示出力部とを有する。
本発明の一つの様態によれば、LED管を制御する無線モジュールの待機電力を効率良く削減することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る照明システムのシステム構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る管理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係る制御装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、実施の形態1に係る電源装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図5は、実施の形態1に係る管理装置、制御装置及び電源装置の機能構成例を示すブロック図である。 図6は、実施の形態1に係る照明システムによる処理の流れの例を示す処理シーケンス図である。 図7は、実施の形態2に係る照明システムのシステム構成例を示す図である。 図8は、実施の形態2に係るLED管の目標照度の例を説明する図である。 図9は、実施の形態2に係る管理装置、制御装置及び電源装置の機能構成例を示すブロック図である。 図10は、実施の形態2に係る照明システムによる処理の流れの例を示す処理シーケンス図である。 図11は、実施の形態3に係る照明システムのシステム構成例を示す図である。 図12は、実施の形態3に係るLED管の目標照度の例を説明する図である。 図13は、実施の形態3に係る管理装置、制御装置及び電源装置の機能構成例を示すブロック図である。 図14は、実施の形態3に係る照明システムによる処理の流れの例を示す処理シーケンス図である。 図15は、実施の形態4に係る照明システムのシステム構成例を示す図である。 図16は、実施の形態4に係る待機電力の削減の例を説明する図である。 図17は、実施の形態4に係る管理装置、制御装置及び電源装置の機能構成例を示すブロック図である。 図18は、実施の形態4に係る照明システムによる処理の流れの例を示す処理シーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る照明システムの実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、各実施の形態は、内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることができる。
(実施の形態1)
[実施の形態1に係るシステム構成]
図1を用いて、実施の形態1に係る照明システムのシステム構成を説明する。図1は、実施の形態1に係る照明システムのシステム構成例を示す図である。
図1に示すように、照明システム1には、管理装置10と、制御装置20と、電源装置30と、複数のLED管とが含まれる。これらのうち、管理装置10は、照明システム1において省エネルギーを実現するための処理を制御する制御元となる装置である。例えば、管理装置10は、BEMS等である。管理装置10は、LED管を調光するためのアルゴリズムを実行することによりLED管の調光レベルを決定し、LED管に対する調光指示を出力する。LED管を調光するためのアルゴリズムは、照明システム1において省エネルギーを実現するための任意のアルゴリズムである。
制御装置20は、無線モジュールを有し、管理装置10によって出力された調光指示をもとに、LED管の調光制御を行なう。すなわち、制御装置20は、制御元である管理装置10による調光制御を仲介し、LED管の調光制御を行なう。また、制御装置20は、管理装置10によって出力された調光指示をもとに、照明システム1に含まれたLED管の全てが消灯する状態に遷移するか否かを判定する。そして、制御装置20は、LED管の全てが消灯する状態に遷移すると判定した場合に、LED管に電力供給を行なう電源装置30に対して、LED管への電力供給を停止させる指示を出力する。
電源装置30は、LED管に対して電力供給を行なう。また、電源装置30は、制御装置20からの指示に従い、LED管への電力供給を開始したり停止したりする。LED管は、無線モジュールを有し、通信により制御される機器の一例である。実施の形態1では、照明システム1に含まれる複数のLED管全てが一つのグループであるものとして説明する。例えば、LED管は、制御装置20による調光制御に従い調光される。無線モジュールは各LED管に搭載されるため、LED管が消灯している状態であっても、制御装置20からの無線による調光制御に従うために電力が消費される。このようなLED管は、ひとつのフロアで数百本設置されることがあり、無線モジュールの待機電力だけでも全体としてかなりの電力を消費する。
つまり、照明システム1では、LED管を調光するためのアルゴリズムの実行に応じて出力された調光指示をもとに、待機電力が発生する無線モジュールを有するLED管の全てが消灯する状態に遷移する場合に、LED管への電力供給を停止させる。この結果、照明システム1は、膨大な数のLED管を制御する無線モジュールの待機電力を効率良く削減することができる。
[管理装置のハードウェア構成]
次に、図2を用いて、実施の形態1に係る管理装置10のハードウェア構成を説明する。図2は、実施の形態1に係る管理装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)12と、RAM(Random Access Memory)13と、ROM(Read Only Memory)14と、通信I/F(Interface)15とを有する。これらのハードウェアは、バス11により互いに接続される。
CPU12は、管理装置10の動作を統括的に制御する。CPU12は、RAM13をワークエリア(作業領域)として、ROM14等に格納されたプログラムを実行することで、管理装置10全体の動作を制御する。通信I/F15は、外部装置(例えば、制御装置20等)と通信するためのインタフェースである。
[制御装置のハードウェア構成]
次に、図3を用いて、実施の形態1に係る制御装置20のハードウェア構成を説明する。図3は、実施の形態1に係る制御装置20のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、制御装置20は、CPU22と、RAM23と、ROM24と、通信I/F25とを有する。これらのハードウェアは、バス21により互いに接続される。CPU22は、制御装置20の動作を統括的に制御する。CPU22は、RAM23をワークエリア(作業領域)として、ROM24等に格納されたプログラムを実行することで、制御装置20全体の動作を制御する。通信I/F25は、外部装置(例えば、管理装置10や電源装置30、LED管等)と通信するためのインタフェースである。
[電源装置のハードウェア構成]
次に、図4を用いて、実施の形態1に係る電源装置30のハードウェア構成を説明する。図4は、実施の形態1に係る電源装置30のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、電源装置30は、CPU32と、RAM33と、ROM34と、通信I/F35とを有する。これらのハードウェアは、バス31により互いに接続される。CPU32は、電源装置30の動作を統括的に制御する。CPU32は、RAM33をワークエリア(作業領域)として、ROM34等に格納されたプログラムを実行することで、電源装置30全体の動作を制御する。通信I/F35は、外部装置(例えば、制御装置20等)と通信するためのインタフェースである。
[実施の形態1に係る機能構成]
次に、図5を用いて、実施の形態1に係る管理装置10、制御装置20及び電源装置30の機能構成を説明する。図5は、実施の形態1に係る管理装置10、制御装置20及び電源装置30の機能構成例を示すブロック図である。
図5に示すように、管理装置10は、実行部110と、調光指示出力部120と、通信部130とを有する。上記各部は、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。
実行部110は、LED管等の照明を調光するためのアルゴリズムを実行し、LED管の調光レベルを決定する。かかる実行部110は、「決定部」の一例である。実行部110によって実行されるアルゴリズムは、任意のもので良いが、省エネルギーを実現するためのアルゴリズムである方が好ましい。より具体的には、実行部110は、省エネルギーを実現するためのアルゴリズムであって、各LED管を調光するためのアルゴリズムを実行する。アルゴリズムの実行結果となるLED管の調光情報は、段階的に指定可能であるものとする。例えば、LED管の調光情報は、明るさの状態によって1〜5の5段階のレベルに分けられ、0%を消灯している状態とし、100%を最も明るい状態であるものとして、「レベル1:0%」、「レベル2:25%」、「レベル3:50%」、「レベル4:75%」、「レベル5:100%」のように表すことができる。また、LED管の調光情報には、何れのLED管に対する調光であるかを表す情報等も含まれる。なお、上述した調光情報の段階のレベル分けは一例である。
調光指示出力部120は、LED管等の照明に対する調光指示を出力する。より具体的には、調光指示出力部120は、実行部110におけるアルゴリズムの実行による各LED管の調光情報を含む調光指示を、通信部130を介して、制御装置20に対して送信する。通信部130は、管理装置10と制御装置20との通信を制御する。例えば、通信部130は、調光指示出力部120によって出力された調光指示を、制御装置20に対して送信する。
制御装置20は、通信部210と、判定部220と、供給指示出力部230と、調光制御部240とを有する。上記各部は、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。
通信部210は、管理装置10と制御装置20との通信を制御する。例えば、通信部210は、管理装置10によって送信された調光指示を受信し、判定部220と調光制御部240とに対して出力する。また、通信部210は、制御装置20と電源装置30との通信を制御する。例えば、通信部210は、後述する供給指示出力部230によって出力された指示を、電源装置30に対して送信する。また、通信部210は、制御装置20と各LED管との通信を制御する。例えば、通信部210は、後述する調光制御部240によって出力された調光制御情報を、各LED管に対して送信する。
判定部220は、調光指示をもとに、LED管等の照明全てが消灯する状態に遷移するか否かを判定する。より具体的には、判定部220は、管理装置10によって送信された調光指示を受け付けると、受け付けた調光指示に含まれる調光情報と、LED管の現在の点灯状態とをもとに、全てのLED管が消灯する状態に遷移するか否かを判定する。LED管の現在の点灯状態は、後述する調光制御部240による調光制御結果等から、制御装置20で保持させておいても良いし、各LED管から適宜取得しても良い。そして、判定部220は、全てのLED管が消灯する状態に遷移すると判定した場合に、全てのLED管が消灯する状態に遷移する旨を、供給指示出力部230に対して出力する。
また、判定部220は、LED管等の照明全てが消灯している状態において、少なくとも一つが点灯する状態に遷移するか否かを判定する。より具体的には、判定部220は、管理装置10によって送信された調光指示を受け付けると、受け付けた調光指示に含まれる調光情報と、LED管の現在の点灯状態とをもとに、全てのLED管が消灯している状態から、少なくとも一つが点灯する状態に遷移するか否かを判定する。そして、判定部220は、全てのLED管が消灯している状態において、少なくとも一つが点灯する状態に遷移すると判定した場合に、全てのLED管が消灯している状態から少なくとも一つが点灯する状態に遷移する旨を、供給指示出力部230に対して出力する。
供給指示出力部230は、判定部220による判定結果に応じて、電源装置30に対して、LED管等の照明への電力供給を停止させる指示や、開始させる指示を出力する。より具体的には、供給指示出力部230は、判定部220によって、全てのLED管が消灯する状態に遷移すると判定された場合に、通信部210を介して、電源装置30に対してLED管への電力供給を停止させる指示を出力する。また、供給指示出力部230は、判定部220によって、全てのLED管が消灯している状態から少なくとも一つが点灯する状態に遷移すると判定された場合に、通信部210を介して、電源装置30に対してLED管への電力供給を開始させる指示を出力する。
調光制御部240は、調光指示をもとに、LED管等の照明の調光制御を行なう。より具体的には、調光制御部240は、管理装置10によって送信された調光指示を受け付けると、受け付けた調光指示に含まれる調光情報を、通信部210を介して各LED管に送信し、各LED管の調光制御を行なう。これにより、各LED管では、調光情報の各段階に応じた調光(消灯の状態を含む)が行なわれる。
電源装置30は、通信部310と、電源制御部320とを有する。上記各部は、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。
通信部310は、電源装置30と制御装置20との通信を制御する。例えば、通信部310は、制御装置20によって送信された電力供給に関する指示を受信し、電源制御部320に対して出力する。電源制御部320は、電力供給に関する指示をもとに、LED管等の照明へ供給する電力の電源を制御する。例えば、電源制御部320は、LED管への電力供給を停止させる指示を受け付けた場合に、電源をオフにするための制御を行なう。また、電源制御部320は、LED管への電力供給を開始させる指示を受け付けた場合に、電源をオンにするための制御を行なう。
[実施の形態1に係る処理シーケンス]
次に、図6を用いて、実施の形態1に係る照明システム1による処理の流れを説明する。図6は、実施の形態1に係る照明システム1による処理の流れの例を示す処理シーケンス図である。
図6に示すように、管理装置10において、実行部110は、各LED管を調光するためのアルゴリズムを実行し、各LED管に対する調光情報を出力する(ステップS101)。調光指示出力部120は、実行部110におけるアルゴリズムの実行による各LED管の調光情報を含む調光指示を、通信部130を介して、制御装置20に対して送信する(ステップS102)。
制御装置20において、判定部220は、管理装置10によって送信された調光指示と、LED管の現在の点灯状態とをもとに、全てのLED管が消灯している状態から少なくとも一つが点灯する状態に遷移するか否かを判定する(ステップS103)。このとき、判定部220によって、全てのLED管が消灯している状態から少なくとも一つが点灯する状態に遷移すると判定された場合に(ステップS103:Yes)、供給指示出力部230は、通信部210を介して、電源装置30に対してLED管への電力供給を開始させる指示を出力する(ステップS104)。これにより、電源装置30において、電源制御部320は、LED管への電力供給を開始させる指示を、通信部310を介して受信し、電源をオンにするための制御を行ない、LED管への電力供給を開始する(ステップS105)。
一方、判定部220によって、全てのLED管が消灯している状態から少なくとも一つが点灯する状態に遷移すると判定されなかった場合に(ステップS103:No)、調光制御部240は、調光指示をもとに、各LED管の調光制御を行なう(ステップS106)。また、調光制御部240は、ステップS104の処理後に、調光指示をもとに、各LED管(点灯させるLED管)の調光制御を行なう(ステップS106)。
また、判定部220は、調光指示と、LED管の現在の点灯状態とをもとに、全てのLED管が消灯する状態に遷移するか否かを判定する(ステップS107)。このとき、判定部220によって、全てのLED管が消灯する状態に遷移すると判定された場合に(ステップS107:Yes)、供給指示出力部230は、通信部210を介して、電源装置30に対してLED管への電力供給を停止させる指示を出力する(ステップS108)。これにより、電源装置30において、電源制御部320は、LED管への電力供給を停止させる指示を、通信部310を介して受信し、電源をオフにするための制御を行ない、LED管への電力供給を停止する(ステップS109)。一方、判定部220によって、全てのLED管が消灯する状態に遷移すると判定されなかった場合に(ステップS107:No)、制御装置20は、処理を終了する。
[実施の形態1による効果]
照明システム1は、LED管を調光するためのアルゴリズムの実行結果として得られた調光指示をもとに、LED管の全てが消灯する状態に遷移すると判定した場合に、LED管への電力供給を停止させる。この結果、照明システム1は、膨大な数のLED管を制御する無線モジュールの待機電力を効率良く削減することができる。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、全てのLED管が消灯する状態に遷移する場合に、LED管への電力供給を停止させる場合を説明した。LED管に対する電力供給の制御については、LED管を複数のグループに分けたうえで、グループごとに電力供給を制御するようにしても良い。そこで、実施の形態2では、外光による照度の大きさに応じてグループ分けされたLED管に対する電力供給の制御について説明する。
[実施の形態2に係るシステム構成]
図7を用いて、実施の形態2に係る照明システムのシステム構成を説明する。図7は、実施の形態2に係る照明システムのシステム構成例を示す図である。なお、実施の形態2に係る各装置のハードウェア構成は、実施の形態1に係る各装置のハードウェア構成と同様である。
図7に示すように、照明システム1aには、管理装置10aと、制御装置20a〜制御装置20a(nは自然数)と、電源装置30〜電源装置30と、複数のLED管とが含まれる。すなわち、照明システム1aには、1台の管理装置10aと、n台の制御装置20aと、n台の電源装置30と、nグループ(グループ数がn)に分けられた複数のLED管とが含まれる。
例えば、図7はある居室を示しており、図7左方に窓が設置されている居室とする。すなわち、図7では、窓側に近い順に、縦線で表されたLED管をひとつのグループとし、横線で表されたLED管をひとつのグループとし、斜線で表されたLED管をひとつのグループとして、グループ分けされている。そして、このようなLED管のグループごとに、制御装置20a(制御装置20a〜制御装置20a)と、電源装置30(電源装置30〜電源装置30)とが配置されている。
図8は、実施の形態2に係るLED管の目標照度の例を説明する図である。例えば、図8において、グループ1は、居室の窓側により近い位置に設置されたLED管のグループである。そして、居室の窓側に近い順に、グループ1、グループ2、グループ3、グループ4、グループ5とする。また、実線は居室内における目標照度を表し、破線は外光による照度を表し、一点鎖線は目標照度に必要な照度を表している。このようなグループは、外光による照度の大きさに応じて予め分けられる。例えば、グループ1は、外光による照度が「500(lux)」程度の位置に設置された複数のLED管により構成される。同様に、グループ5は、外光による照度が「120(lux)」程度の位置に設置された複数のLED管により構成される。なお、外光による照度は、グループ分けのために、あるときに照度センサ等の環境センサによって測定された値を示すものである。したがって、例示した値でグループ分けすることを限定するものではない。
図8に示すように、窓側により近いグループ1の位置では、外光による照度「500(lux)」が目標照度「400(lux)」よりも大きいため、目標に必要な照度は「0(lux)」となる。このときのLED管の調光情報のレベルは、「0%」となる。同様に、窓側からより遠いグループ5の位置では、外光による照度「120(lux)」だけでは目標照度「400(lux)」に「280(lux)」だけ足りない(目標に必要な照度「280(lux)」)。このときのLED管の調光情報のレベルは、「70%」となる。
上述した構成において、管理装置10aは、外光による照度の大きさに応じてグループ分けされたLED管の目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行し、LED管に対する調光指示を出力する。制御装置20aは、管理装置10aによって出力された調光指示をもとに、照明システム1aに含まれたグループ内の全てのLED管が消灯する状態に遷移するか否かを判定する。そして、制御装置20aは、グループ内のLED管の全てが消灯する状態に遷移すると判定した場合に、グループごとに配置された電源装置30に対して、対応するグループのLED管への電力供給を停止させる指示を出力する。これらにより、電源装置30は、制御装置20aからの指示に従い、LED管への電力供給を停止する。
つまり、照明システム1aは、外光による照度の大きさに応じてグループ分けされたLED管の目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行することで、LED管自体の省エネルギーを実現するとともに、目標照度に達しているグループへの電源供給を停止するので、膨大な数のLED管を制御する無線モジュールの待機電力をより効率良く削減することができる。
[実施の形態2に係る機能構成]
次に、図9を用いて、実施の形態2に係る管理装置10a、制御装置20a及び電源装置30の機能構成を説明する。図9は、実施の形態2に係る管理装置10a、制御装置20a及び電源装置30の機能構成例を示すブロック図である。実施の形態2では、実施の形態1に係る各装置と同様の構成については同一の符号を付し、同様の構成については詳細な説明を省略する場合がある。
図9に示すように、管理装置10aは、実行部110aと、調光指示出力部120と、通信部130とを有する。上記各部は、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。
実行部110aは、外光による照度の大きさに応じてグループ分けされたLED管等の照明の目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行する。より具体的には、実行部110aは、目標照度が予め設定された状況において、照度センサ等の環境センサにより測定された外光による照度の大きさに応じてグループ分けされた各LED管の目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行する。なお、管理装置10aは、調光制御するLED管を認識しているので、グループごとに調光制御を仲介する制御装置20aに対して、対応する調光指示を出力する。
制御装置20aは、通信部210と、判定部220と、供給指示出力部230aと、調光制御部240とを有する。上記各部は、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。
供給指示出力部230aは、判定部220による判定結果に応じて、グループごとに配置された電源装置30に対して、LED管等の照明への電力供給を停止させる指示や、開始させる指示を出力する。より具体的には、供給指示出力部230aは、判定部220によって、グループ内の全てのLED管が消灯する状態に遷移すると判定された場合に、通信部210を介して、グループに対応する電源装置30に対してLED管への電力供給を停止させる指示を出力する。また、供給指示出力部230aは、判定部220によって、グループ内の全てのLED管が消灯している状態から少なくとも一つが点灯する状態に遷移すると判定された場合に、通信部210を介して、グループに対応する電源装置30に対してLED管への電力供給を開始させる指示を出力する。
電源装置30は、通信部310と、電源制御部320とを有する。上記各部は、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。なお、電源装置30による処理は、実施の形態1と同様である。
[実施の形態2に係る処理シーケンス]
次に、図10を用いて、実施の形態2に係る照明システム1aによる処理の流れを説明する。図10は、実施の形態2に係る照明システム1aによる処理の流れの例を示す処理シーケンス図である。なお、実施の形態1に係る照明システム1による処理の流れと同様のステップについては説明を省略する場合がある。具体的には、ステップS202及びステップS203は、ステップS102及びステップS103における処理と同様である。また、ステップS205〜ステップS207及びステップS209は、ステップS105〜ステップS107及びステップS109における処理と同様である。
図10に示すように、管理装置10aにおいて、実行部110aは、外光による照度の大きさに応じてグループ分けされた各LED管の目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行し、各LED管に対する調光情報を出力する(ステップS201)。調光指示出力部120は、実行部110aにおけるアルゴリズムの実行による各LED管の調光情報を含む調光指示を、通信部130を介して、制御装置20aに対して送信する(ステップS202)。
制御装置20aにおいて、判定部220によって、グループ内の全てのLED管が消灯している状態から少なくとも一つが点灯する状態に遷移すると判定された場合に(ステップS203:Yes)、供給指示出力部230aは、通信部210を介して、対応する電源装置30に対してLED管への電力供給を開始させる指示を出力する(ステップS204)。
また、制御装置20aにおいて、判定部220によって、グループ内の全てのLED管が消灯する状態に遷移すると判定された場合に(ステップS207:Yes)、供給指示出力部230aは、通信部210を介して、対応する電源装置30に対してLED管への電力供給を停止させる指示を出力する(ステップS208)。
[実施の形態2による効果]
照明システム1aは、外光による照度に応じてグループ分けされたLED管の目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行し、実行結果として得られた調光指示をもとに、グループ内のLED管の全てが消灯する状態に遷移すると判定した場合に、対応するグループのLED管への電力供給を停止させる。この結果、照明システム1aは、膨大な数のLED管を制御する無線モジュールの待機電力をより効率良く削減することができる。
(実施の形態3)
上記実施の形態2では、外光による照度の大きさに応じてグループ分けされたLED管の目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行する場合を説明した。LED管のグループ分けや実行されるアルゴリズムについては、他の形態により実現することができる。そこで、実施の形態3では、電源装置30ごとにLED管をグループ分けし、所定範囲内の複数のLED管の目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行する場合を説明する。
[実施の形態3に係るシステム構成]
図11を用いて、実施の形態3に係る照明システムのシステム構成を説明する。図11は、実施の形態3に係る照明システムのシステム構成例を示す図である。なお、実施の形態3に係る各装置のハードウェア構成は、実施の形態1に係る各装置のハードウェア構成と同様である。
図11に示すように、照明システム1bには、管理装置10bと、制御装置20bと、電源装置30〜電源装置30と、複数のLED管とが含まれる。なお、図11では、4台の電源装置30(電源装置30〜電源装置30)を示しているが、電源装置30の数は4台に限られるものではない。例えば、電源装置30の数をn台(nは自然数)とすると、照明システム1bには、1台の管理装置10bと、1台の制御装置20bと、n台の電源装置30と、nグループ(グループ数がn)に分けられた複数のLED管とが含まれる。
例えば、図11はある居室を示しており、所定範囲内の複数のLED管それぞれを異なるグループに分け、所定範囲内の複数のLED管をひとまとまりとしたときの目標照度を達成するように、LED管の調光制御を行なう。例えば、所定範囲は、互いに近傍に存在する4、5本等の所定数のLED管が含まれる範囲とする。所定範囲に含まれるLED管の本数は、電源装置30の数に対応する。つまり、電源装置30を4台設置する場合には、互いに近傍に存在する4本のLED管をひとまとまりとする。図11の例では、縦線で表されたLED管をひとつのグループとし、横線で表されたLED管をひとつのグループとし、斜線で表されたLED管をひとつのグループとし、網掛けで表されたLED管をひとつのグループとして、グループ分けされている。そして、縦線、横線、斜線及び網掛けで表されたLED管のうち、互いに近傍に存在するLED管をひとまとまりとして、このようなLED管のグループごとに、電源装置30(電源装置30〜電源装置30)が配置されている。
図12は、実施の形態3に係るLED管の目標照度の例を説明する図である。例えば、図12では、居室全体の明るさが外光によって変化する場合を考える。また、目標照度は、「400(lux)」とする。実線は居室内における目標照度を表し、破線は外光による照度を表し、一点鎖線は目標照度に必要な照度を表している。実施の形態3では、互いに近傍に存在する所定数のLED管をひとまとまり(1セット)として、1セット内の全てのLED管を点灯させた状態を、1セットでの調光情報のレベル「100%」とし、1セット内の全てのLED管を消灯させた状態を、1セットでの調光情報のレベル「0%」とする。
例えば、図12に示すように、居室全体が「明るい」ときは、外光による照度「400(lux)」が目標照度「400(lux)」に達しているため、目標に必要な照度は「0(lux)」となる。このときの1セットでの調光情報のレベルは、「0%」となる。また、居室全体が「少し明るい」ときは、外光による照度「300(lux)」だけでは目標照度「400(lux)」に「100(lux)」だけ足りない(目標に必要な照度「100(lux)」)。このときの1セットでの調光情報のレベルは、「25%」となる。1セットでの調光情報のレベルが「25%」である場合には、4本のLED管のうち1本を点灯させ、残り3本のLED管を消灯させる。また、消灯させる3本のLED管への電力供給は停止させて良い。このように、それぞれ別のグループに分けられた、互いに近傍に存在する4本のLED管を1セットとして、目標照度を達成するために点灯・消灯させ、消灯させたLED管のグループへの電力供給を停止させる。
上述した構成において、管理装置10bは、電源装置30ごとにグループ分けされ、異なる電源装置30からの電力供給を受ける複数のLED管であって、互いに近傍に存在する複数のLED管をひとまとまりとしたときの目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行する。そして、管理装置10bは、アルゴリズムの実行結果をもとに、LED管に対する調光指示を出力する。制御装置20bは、管理装置10bによって出力された調光指示をもとに、照明システム1bに含まれたグループ内の全てのLED管が消灯する状態に遷移するか否かを判定する。そして、制御装置20bは、グループ内のLED管の全てが消灯する状態に遷移すると判定した場合に、グループごとに配置された電源装置30に対して、対応するグループのLED管への電力供給を停止させる指示を出力する。これらにより、電源装置30は、制御装置20bからの指示に従い、LED管への電力供給を停止する。なお、何れの電源装置30に対して指示を出力するかについては、各LED管の識別情報や、各LED管への電力供給を行なう電源装置30の識別情報、各LED管が属するグループの識別情報等を、管理装置10bや制御装置20b等に対応付けて保持させておき、識別する処理を実行すれば良い。
つまり、照明システム1bは、LED管を電源装置30ごとにグループ分けし、異なる電源装置30からの電力供給を受ける、互いに近傍に存在することを表す所定範囲内の複数のLED管を1セットとして、1セットのLED管の目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行する。この結果、LED管自体の省エネルギーを実現するとともに、目標照度に達しているグループへの電力供給を停止するので、膨大な数のLED管を制御する無線モジュールの待機電力をより効率良く削減することができる。
[実施の形態3に係る機能構成]
次に、図13を用いて、実施の形態3に係る管理装置10b、制御装置20b及び電源装置30の機能構成を説明する。図13は、実施の形態3に係る管理装置10b、制御装置20b及び電源装置30の機能構成例を示すブロック図である。実施の形態3では、実施の形態1に係る各装置と同様の構成については同一の符号を付し、同様の構成については詳細な説明を省略する場合がある。
図13に示すように、管理装置10bは、実行部110bと、調光指示出力部120と、通信部130とを有する。上記各部は、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。
実行部110bは、電源装置30ごとにグループ分けされたLED管であって、異なる電源装置30からの電力供給を受ける所定範囲内の複数のLED管をひとまとまりとしたときの目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行する。より具体的には、実行部110bは、異なる電源装置30からの電力供給を受けるLED管であって、互いに近傍に存在する所定範囲内の複数のLED管を1セットとして、この1セットで目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行する。そして、実行部110bは、アルゴリズムの実行結果をもとに、LED管に対する調光指示を出力する。
調光指示に含まれる調光情報はLED管を点灯・消灯させることを表す情報であり、1本のLED管に対する調光情報のレベルは「0%」又は「100%」となる。つまり、1セットでの調光情報のレベルを「50%」とする実行結果である場合には、1セットに含まれるLED管の半数の調光情報のレベルは「100%」となり、残り半数の調光情報のレベルは「0%」となる。なお、何れのLED管を消灯する状態に遷移させるかについては、予め定めておけば良い。
例えば、LED管4本で1セットであり、それぞれのLED管がグループA〜グループDに属する場合には、以下のように制御すれば良い。1セットでの調光情報のレベルを「75%」にする場合には、グループAに属するLED管を消灯させる。また、1セットでの調光情報のレベルを「50%」にする場合には、グループA及びグループBに属するLED管を消灯させる。また、1セットでの調光情報のレベルを「25%」にする場合には、グループA、グループB及びグループCに属するLED管を消灯させる。
制御装置20bは、通信部210と、判定部220と、供給指示出力部230bと、調光制御部240とを有する。上記各部は、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。
供給指示出力部230bは、判定部220による判定結果に応じて、グループごとに配置された電源装置30に対して、LED管等の照明への電力供給を停止させる指示や、開始させる指示を出力する。より具体的には、供給指示出力部230bは、判定部220によって、グループ内の全てのLED管が消灯する状態に遷移すると判定された場合に、通信部210を介して、グループに対応する電源装置30に対してLED管への電力供給を停止させる指示を出力する。また、供給指示出力部230bは、判定部220によって、グループ内の全てのLED管が消灯している状態から少なくとも一つが点灯する状態に遷移すると判定された場合に、通信部210を介して、グループに対応する電源装置30に対してLED管への電力供給を開始させる指示を出力する。
電源装置30は、通信部310と、電源制御部320とを有する。上記各部は、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。なお、電源装置30による処理は、実施の形態1と同様である。
[実施の形態3に係る処理シーケンス]
次に、図14を用いて、実施の形態3に係る照明システム1bによる処理の流れを説明する。図14は、実施の形態3に係る照明システム1bによる処理の流れの例を示す処理シーケンス図である。なお、実施の形態1に係る照明システム1による処理の流れと同様のステップについては説明を省略する場合がある。具体的には、ステップS302及びステップS303は、ステップS102及びステップS103における処理と同様である。また、ステップS305〜ステップS307及びステップS309は、ステップS105〜ステップS107及びステップS109における処理と同様である。
図14に示すように、管理装置10bにおいて、実行部110bは、互いに近傍に存在する所定範囲内のLED管を1セットとしたときの目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行し、各LED管に対する調光情報を出力する(ステップS301)。調光指示出力部120は、実行部110bにおけるアルゴリズムの実行による各LED管の調光情報を含む調光指示を、通信部130を介して、制御装置20bに対して送信する(ステップS302)。
制御装置20bにおいて、判定部220によって、グループ内の全てのLED管が消灯している状態から少なくとも一つが点灯する状態に遷移すると判定された場合に(ステップS303:Yes)、供給指示出力部230bは、通信部210を介して、対応する電源装置30に対してLED管への電力供給を開始させる指示を出力する(ステップS304)。
また、制御装置20bにおいて、判定部220によって、グループ内の全てのLED管が消灯する状態に遷移すると判定された場合に(ステップS307:Yes)、供給指示出力部230bは、通信部210を介して、対応する電源装置30に対してLED管への電力供給を停止させる指示を出力する(ステップS308)。
[実施の形態3による効果]
照明システム1bは、異なる電源装置30からの電力供給を受ける所定範囲内の複数のLED管を1セットとしたときの目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行し、実行結果として得られた調光指示をもとに、グループ内のLED管の全てが消灯する状態に遷移すると判定した場合に、対応するグループのLED管への電力供給を停止させる。この結果、照明システム1bは、膨大な数のLED管を制御する無線モジュールの待機電力をより効率良く削減することができる。
(実施の形態4)
上記実施の形態2では、外光による照度の大きさに応じてグループ分けされたLED管の目標照度を達成するためのアルゴリズムを実行する場合を説明した。LED管のグループ分けや実行されるアルゴリズムについては、他の形態により実現することができる。そこで、実施の形態4では、居室等の領域や、組織ごとにLED管をグループ分けされたLED管に対する電力供給の制御について説明する。
[実施の形態4に係るシステム構成]
図15を用いて、実施の形態4に係る照明システムのシステム構成を説明する。図15は、実施の形態4に係る照明システムのシステム構成例を示す図である。なお、実施の形態4に係る各装置のハードウェア構成は、実施の形態1に係る各装置のハードウェア構成と同様である。
図15に示すように、照明システム1cには、管理装置10cと、制御装置20c〜制御装置20cと、電源装置30〜電源装置30と、複数のLED管とが含まれる。なお、図15では、3台の制御装置20c(制御装置20c〜制御装置20c)を示しているが、制御装置20cの数は3台に限られるものではない。また、図15では、3台の電源装置30(電源装置30〜電源装置30)を示しているが、電源装置30の数は3台に限られるものではない。例えば、制御装置20c及び電源装置30それぞれの数をn台(nは自然数)とすると、照明システム1cには、1台の管理装置10cと、n台の制御装置20cと、n台の電源装置30と、nグループ(グループ数がn)に分けられた複数のLED管とが含まれる。
例えば、図15は、ユーザがLED管等の照明を点灯又は消灯させる機会が多い単位である居室や会議室等を示しており、この単位でLED管それぞれを異なるグループに分け、グループで目標照度を達成するように、LED管の調光制御を行なう。例えば、居室や会議室等の単位は、組織や領域の一例である。図15の例では、「居室」に含まれるLED管をひとつのグループとし、「会議室A」に含まれるLED管をひとつのグループとし、「会議室B」に含まれるLED管をひとつのグループとして、グループ分けされている。そして、このようなLED管のグループごとに、制御装置20c(制御装置20c〜制御装置20c)と、電源装置30(電源装置30〜電源装置30)とが配置されている。
図16は、実施の形態4に係る待機電力の削減の例を説明する図である。一般に、オフィス内では、居室や会議室単位でLED管等の照明を点灯又は消灯させるので、領域等の単位でLED管のグループを分ける。これにより、領域等の単位で全てのLED管が消灯された場合には、対応するグループのLED管への電力供給を停止させることができる。例えば、図16に示すように、LED管が4本ずつ設置された4部屋の会議室(会議室A〜会議室D)において、各時間帯で点灯・消灯される場合を考える。かかる場合に、グラフの白色の部分はLED管が消灯されており、このときの待機電力が無駄になっていることがわかる。この待機電力は、会議室単位のLED管のグループごとに電力供給を停止させることで、削減することができる。なお、居室や会議室等の領域を、組織の単位でさらに分けてグループを構成しても良い。
上述した構成において、管理装置10cは、居室や会議室等の単位で、LED管を調光するためのアルゴリズムを実行し、LED管に対する調光指示を出力する。制御装置20cは、管理装置10cによって出力された調光指示をもとに、居室や会議室等のグループ単位で、LED管の全てが消灯する状態に遷移するか否かを判定する。そして、制御装置20cは、グループ内のLED管の全てが消灯する状態に遷移すると判定した場合に、対応するLED管に電力供給を行なう電源装置30に対して、LED管への電力供給を停止させる指示を出力する。これらにより、電源装置30は、制御装置20cからの指示に従い、LED管への電力供給を停止する。
つまり、照明システム1cでは、組織や領域ごとの単位でグループ分けされたLED管を調光するためのアルゴリズムの実行に応じて出力された調光指示をもとに、グループ内のLED管の全てが消灯する状態に遷移する場合に、対応するグループのLED管への電力供給を停止させる。この結果、照明システム1cは、膨大な数のLED管を制御する無線モジュールの待機電力を効率良く削減することができる。
[実施の形態4に係る機能構成]
次に、図17を用いて、実施の形態4に係る管理装置10c、制御装置20c及び電源装置30の機能構成を説明する。図17は、実施の形態4に係る管理装置10c、制御装置20c及び電源装置30の機能構成例を示すブロック図である。実施の形態4では、実施の形態1に係る各装置と同様の構成については同一の符号を付し、同様の構成については詳細な説明を省略する場合がある。
図17に示すように、管理装置10cは、実行部110cと、調光指示出力部120と、通信部130とを有する。上記各部は、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。
実行部110cは、組織又は領域ごとにグループ分けされたLED管等の照明を調光するためのアルゴリズムを実行する。各グループに対応して実行されるアルゴリズムは、任意のもので良いが、省エネルギーを実現するためのアルゴリズムである方が好ましい。より具体的には、実行部110cは、居室や会議室等の単位でグループ分けされたLED管を調光するためのアルゴリズムを実行する。
制御装置20cは、通信部210と、判定部220と、供給指示出力部230cと、調光制御部240とを有する。上記各部は、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。
供給指示出力部230cは、グループごとに配置された電源装置に対して、LED管等の照明への電力供給を停止させる指示や、開始させる指示を出力する。より具体的には、供給指示出力部230cは、判定部220によって、グループ内の全てのLED管が消灯する状態に遷移すると判定された場合に、通信部210を介して、グループに対応する電源装置30に対してLED管への電力供給を停止させる指示を出力する。また、供給指示出力部230cは、判定部220によって、グループ内の全てのLED管が消灯している状態から少なくとも一つが点灯する状態に遷移すると判定された場合に、通信部210を介して、グループに対応する電源装置30に対してLED管への電力供給を開始させる指示を出力する。
電源装置30は、通信部310と、電源制御部320とを有する。上記各部は、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。なお、電源装置30による処理は、実施の形態1と同様である。
[実施の形態4に係る処理シーケンス]
次に、図18を用いて、実施の形態4に係る照明システム1cによる処理の流れを説明する。図18は、実施の形態4に係る照明システム1cによる処理の流れの例を示す処理シーケンス図である。なお、実施の形態1に係る照明システム1による処理の流れと同様のステップについては説明を省略する場合がある。具体的には、ステップS402及びステップS403は、ステップS102及びステップS103における処理と同様である。また、ステップS405〜ステップS407及びステップS409は、ステップS105〜ステップS107及びステップS109における処理と同様である。
図18に示すように、管理装置10cにおいて、実行部110cは、組織や領域等の単位(例えば、部屋ごと)でグループ分けされた各LED管を調光するためのアルゴリズムを実行し、各LED管に対する調光情報を出力する(ステップS401)。調光指示出力部120は、実行部110cにおけるアルゴリズムの実行による各LED管の調光情報を含む調光指示を、通信部130を介して、制御装置20cに対して送信する(ステップS402)。
制御装置20cにおいて、判定部220によって、グループ内の全てのLED管が消灯している状態から少なくとも一つが点灯する状態に遷移すると判定された場合に(ステップS403:Yes)、供給指示出力部230cは、通信部210を介して、グループに対応する電源装置30に対してLED管への電力供給を開始させる指示を出力する(ステップS404)。
また、制御装置20cにおいて、判定部220によって、グループ内の全てのLED管が消灯する状態に遷移すると判定された場合に(ステップS407:Yes)、供給指示出力部230cは、通信部210を介して、グループに対応する電源装置30に対してLED管への電力供給を停止させる指示を出力する(ステップS408)。
[実施の形態4による効果]
照明システム1cは、組織や領域等の単位でグループ分けされたLED管を調光するためのアルゴリズムを実行し、実行結果として得られた調光指示をもとに、グループ内のLED管の全てが消灯する状態に遷移すると判定した場合に、対応するグループのLED管への電力供給を停止させる。この結果、照明システム1cは、膨大な数のLED管を制御する無線モジュールの待機電力を効率良く削減することができる。
(実施の形態5)
さて、これまで本発明に係る照明システムの実施の形態について説明したが、上述した実施の形態以外にも種々の異なる形態にて実施されて良いものである。そこで、(1)構成、(2)プログラム、について異なる実施の形態を説明する。
(1)構成
上記文書中や図面中等で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタ等を含む情報は、特記する場合を除いて任意に変更することができる。また、図示した装置の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散又は統合の具体的形態は、図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負担や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に、分散又は統合することができる。例えば、管理装置10と制御装置20とを一体型の装置で実現しても良い。また、例えば、制御装置20と電源装置30とを一体型の装置で実現しても良い。
また、図7等において、複数の制御装置20aを配置した例を説明したが、制御装置20aは1台であっても良い。制御装置20aが1台である場合には、何れの電源装置30に対して指示を出力するかを識別するための情報を、管理装置10aや制御装置20a等に保持させておく。例えば、各LED管の識別情報や、各LED管への電力供給を行なう電源装置30の識別情報、各LED管が属するグループの識別情報等を対応付けて保持させておき、指示を出力する電源装置30を識別する。
また、上記実施の形態では、LED管等の照明を制御する場合を例に挙げたが、LED管以外にも、人感センサや温度センサ、湿度センサ、照度センサ等の通信により制御可能な機器であれば適用することができる。すなわち、待機電力が発生する機器に対して適用することができる。
(2)プログラム
また、照明システム1に係る各装置で実行されるプログラムは、一つの様態として、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしても良い。また、各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成しても良い。また、各装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成しても良い。
各装置で実行されるプログラムは、上述した各部(実行部110、調光指示出力部120)、(判定部220、供給指示出力部230、調光制御部240)、(電源制御部320)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が記憶媒体から上記プログラムを読み出して実行することにより、上記各部が主記憶装置上にロードされ、実行部110及び調光指示出力部120、判定部220、供給指示出力部230及び調光制御部240、電源制御部320が主記憶装置上に生成されるようになっている。
1 照明システム
10 管理装置
20 制御装置
30 電源装置
110 実行部
120 調光指示出力部
130 通信部
210 通信部
220 判定部
230 供給指示出力部
240 調光制御部
310 通信部
320 電源制御部
特開2010−206914号公報 特開2011−078177号公報

Claims (9)

  1. 管理装置と制御装置とを有する照明システムであって、
    前記管理装置は、
    少なくとも一つのグループに分けられた照明の調光レベルを決定する決定部と、
    決定された前記調光レベルによる調光指示を出力する調光指示出力部と、を有し、
    前記制御装置は、
    前記調光指示に基づき、前記グループ内の全ての前記照明が消灯する状態に遷移するか否かを判定する判定部と、
    前記グループ内の全ての前記照明が消灯する状態に遷移すると判定された場合に、前記照明に電力供給を行なう電源装置に対して、対応する前記グループの前記照明への電力供給を停止させる指示を出力する供給指示出力部と
    を有することを特徴とする照明システム。
  2. 前記判定部は、前記グループ内の全ての前記照明が消灯している状態において、前記グループ内で少なくとも一つの前記照明が点灯する状態に遷移するか否かを判定し、
    前記供給指示出力部は、前記グループ内で少なくとも一つの前記照明が点灯する状態に遷移すると判定された場合に、前記電源装置に対して、対応する前記グループの前記照明への電力供給を開始させる指示を出力することを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記制御装置は、
    前記調光指示に基づき、前記照明の調光制御を行なう調光制御部をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の照明システム。
  4. 前記決定部は、外光による照度の大きさに応じてグループ分けされた前記照明の目標照度を達成するための前記調光レベルを決定し、
    前記供給指示出力部は、前記グループごとに配置された前記電源装置に対して前記指示を出力することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の照明システム。
  5. 前記照明は、前記電源装置ごとにグループ分けされており、
    前記決定部は、異なる前記電源装置からの電力供給を受ける、所定範囲内の複数の前記照明の目標照度を達成するための前記調光レベルを決定し、
    前記供給指示出力部は、前記グループごとに配置された前記電源装置に対して前記指示を出力することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の照明システム。
  6. 前記決定部は、組織又は領域ごとにグループ分けされた前記照明の前記調光レベルを決定し、
    前記供給指示出力部は、前記グループごとに配置された前記電源装置に対して前記指示を出力することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の照明システム。
  7. 前記照明システムは、電源装置をさらに有し、
    前記電源装置は、
    前記制御装置によって出力された前記指示に従って、前記照明へ電力を供給する電源を制御する電源制御部を有することを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の照明システム。
  8. 前記管理装置と前記制御装置とが一体型であることを特徴とする請求項1〜7の何れか一つに記載の照明システム。
  9. 前記制御装置と前記電源装置とが一体型であることを特徴とする請求項1〜7の何れか一つに記載の照明システム。
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