JPH11162295A - 遅れスイッチ - Google Patents
遅れスイッチInfo
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- JPH11162295A JPH11162295A JP32356097A JP32356097A JPH11162295A JP H11162295 A JPH11162295 A JP H11162295A JP 32356097 A JP32356097 A JP 32356097A JP 32356097 A JP32356097 A JP 32356097A JP H11162295 A JPH11162295 A JP H11162295A
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Abstract
ッチを提供する。 【解決手段】ケース1はボディ10とカバー80とで構
成される。操作部たるハンドル90によるセット操作時
には、カード26の被押圧部26aがアーム50のカー
ド押圧部52により押されカード26が押し下げられ、
吸盤23bはカード26の移動に伴って移動し被吸着体
24に吸着保持される。吸盤23bと被吸着体24との
間に形成される空間にはカード26の空気取込口26e
からの空気が空気透過部材圧入部23d内部の空気透過
部材32を通じて入り込む。ハンドル90のセット解除
操作時には、被吸着体24への吸盤23bの吸着力が復
帰ばね27のばね力よりも弱くなるとカード26が前方
へ移動し、接触ばね押圧部26cにより接触ばね70が
押し上げられ、可動接点72が固定接点64aから開離
する。端子板63a,63cには外部電線が接続され
る。
Description
せる遅れスイッチに関するものである。
の換気扇及び照明負荷の操作に用いるものが知られてい
る(特開昭61−55825号公報参照)。この従来の
遅れスイッチは、操作部たるハンドルの操作で換気扇と
照明負荷とを夫々オンし、次の操作ハンドルの操作で照
明負荷をオフし、換気扇を一定時間後にオフする制御機
能を持つものである。
成のものでは、上記一定時間を決める遅延ユニットの構
造が複雑で製造コストが高い、ハンドルの操作に遅延ユ
ニットのギアが連動するので操作感触が悪い、遅延ユニ
ットの遅延機能による各種騒音が生じる、等の問題があ
った。
あり、その目的は、低コストで遅延動作の信頼性が高く
騒音が小さな遅れスイッチを提供することにある。
目的を達成するために、操作部と、操作部のセット操作
に連動して移動する吸盤と、該吸盤と共動してスイッチ
機構を開閉するカードと、該移動した吸盤を吸着保持す
る被吸着体と、吸盤が被吸着体から離れる方向に吸盤を
付勢する復帰ばねと、スイッチ機構が電気的に接続され
るとともに外部電線が接続される端子と、少なくとも吸
盤及び被吸着体及びカード及び復帰ばねが納装されるケ
ースとを備え、操作部によるセット解除操作時には、吸
盤の被吸着体への吸着力と復帰ばねのばね力とのバラン
スにより吸盤が被吸着体から離れるまでに遅れ時間があ
ることを特徴とするのであって、吸盤の被吸着体への吸
着力と復帰ばねのばね力とのバランスにより遅れ時間が
決まるから、従来のようなギアが不要となり、従来の遅
延ユニットを有する遅れスイッチに比べて構成が簡単で
信頼性が高く、低コスト化が図れるとともに、騒音が小
さくなる。また、従来のようなギアが必要ないので、操
作部の操作がスムーズになる。
て、ケースは、前面が開口されたボディと後面の一部が
開口されボディに結合されるカバーとで構成され、端子
がケース内に納装され、カバーは、ケースへの外部電線
の挿入方向の延長線上に電線逃がし用リブが突設され、
電線逃がし用リブは、ケースの少なくとも吸盤及び被吸
着体及びカード及び復帰ばねが納装される空間と反対側
へ傾斜する傾斜面を有するので、外部電線をケース内へ
過度に挿入した場合には、外部電線の先端側が電線逃が
し用リブによって、吸盤及び被吸着体及びカード及び復
帰ばねが納装された空間と反対側の空間に逃げるから、
外部電線が吸盤、被吸着体、カード、復帰ばねなどに接
触するのを防止することができ、動作の信頼性を高める
ことができる。
て、操作部のセット操作に連動して回動しカードを移動
させるアームを備え、ケースは、前面が開口されたボデ
ィと後面が開口されボディに結合されるカバーとで構成
され、ボディは、アームの回転軸が軸着される凹状の軸
受部が前端面に凹設されているので、ボディから軸受部
が突出していないことにより、軸受部の破損する可能性
を少なくすることができる。
て、操作部のセット操作に連動して回動しカードを移動
させるアームを備え、ケースは、前面が開口されたボデ
ィと後面が開口されボディに結合されるカバーとで構成
され、カバーは、アームの回転軸が軸着される凹状の軸
受部が後端面に凹設されているので、カバーに軸受部を
設けたことにより、カバーの前端側に設けられる操作部
とアームとの距離が小さくなり、ボディに軸受部を設け
た場合に比べて操作部の操作力を小さくすることができ
て操作力が安定し、また、カバーから軸受部が突出して
いないことにより、軸受部の破損する可能性を少なくす
ることができる。
て、カバー、ボディのパーティングラインを段付にし、
ボディはカバー側へ突出した部分に上記軸受部が凹設さ
れているので、ボディ内の収納スペースを小さくするこ
となしに且つカバーの強度を確保しつつ、カバーの前端
側に設けられる操作部とアームとの距離を小さくするこ
とができ、操作部の操作力を小さくすることができて操
作力が安定する。
スイッチのケース1は、図1乃至図4に示すように、合
成樹脂製のボディ10と、合成樹脂製のカバー80とを
一対の略コ字形の組立枠40にて結合して形成される。
はそれぞれ肩部80bが突設され、各肩部80bそれぞ
れの側面には組立枠40の脚片40dが嵌め込まれる凹
部80cが形成されている。一方、ボディ10の前端側
には、上記凹部80cに対応する部位に、組立枠40の
脚片40dが嵌め込まれる凹部18が形成されている。
したがって、ボディ10にカバー80を結合するときに
は、カバー80の各肩部80bの前面側からそれぞれ組
立枠40を嵌合し(組立枠40の脚片40dをカバー8
0の凹部80cとボディ10の凹部18とに嵌め込
み)、この組立枠40の両脚片40dの先端部に形成さ
れた略V字形の引掛爪40aをそれぞれボディ10の側
面に形成された段部15に係合させることによって、カ
バー80とボディ10とが組立枠40により固定され
る。
の取付枠に該取付枠の開口窓からケース1の前面が露出
する形で最大3個まで連設して取り付けることができる
ように寸法設定された単位寸法の埋込型の配線器具の1
個分に相当する寸法に形成されている。すなわち、ケー
ス1は、例えばJIS規格で規格化されている大角形連
用配線器具の取付枠に最大3個まで取り付けることがで
きる配線器具の1個分の寸法に形成されており、上記取
付枠に設けられた取付孔に係合可能な一対の係合爪40
bが組立枠40の両端部から突設されている。また、各
組立枠40には、金属製の取付枠に取り付ける際に取付
枠の係止爪が係止される係止孔40cが設けてある。
がケース1の前面から突出するような形でハンドル90
を収納する開口部81が形成されており、カバー80の
内側面には、ハンドル90の両側面に突設された凸部9
5が係合される凹部82が形成されている。したがっ
て、ハンドル90を開口部81に収納する時にハンドル
90の両側面の凸部95をカバー80の凹部82にそれ
ぞれ挿入係合することによって、カバー80の凹部82
がハンドル90の揺動支点となる。
鍔部90cが突設され、ハンドル90の後面の側端部か
らは、三角形状の一対のガイド片90a(図3(b)及
び図4参照)及び半円状の一対のアーム押圧片90b
(図1(b)、図3(b)、図4参照)が突設されてい
る。ここに、一対のアーム押圧片90bそれぞれの先端
部は後述の略コ字形のアーム50の基端部50bの前面
側に形成された湾曲部50aに係脱するようになってい
る。また、ハンドル90の前部には、透明なネームカバ
ー93が嵌着される。ネームカバー93とハンドル90
との間にはネームシート94(図4参照)が挟持され
る。なお、ハンドル90は上述の鍔部90cが形成され
ていることにより、ハンドル90とカバー80との間の
隙間を隠すことができる。
され、透光窓91には透光性を有する材料により形成さ
れた透光部材92が取り付けられている。なお、ネーム
シート94には、ハンドル90の透光窓91に対向する
部位に孔94aを設けてある。ところで、ハンドル90
の後面側にはコイルスプリング96の一端側が嵌め込ま
れる凹部97が形成されており、コイルスプリング96
の他端側は揺動体73(図5参照)のばね支持部75
a,75b間で受けられている。揺動体73はコイルス
プリング96の働きでハンドル90の傾斜方向と逆方向
に傾くようになっていて(図1(b)及び図3(b)参
照)、ハンドル90の揺動終点でコイルスプリング96
が、く字形または逆く字形に屈曲させられ、コイルスプ
リング96が真っ直ぐな状態に戻ろうとする復元力によ
ってハンドル90がその位置で確実に固定されるように
なっている。
に、略中央に遅延素子収納部12が形成され、遅延素子
収納部12の両側に端子収納部13,14が形成されて
いる。遅延素子収納部12には遅延素子20が収納さ
れ、端子収納部14には後述の端子601 ,602 が収
納され、端子収納部13には後述の端子603 ,604
が収納される。ところで、本実施形態では、カバー8
0、ボディ10のパーティングラインを段付にし、該段
付としたことによりカバー80側へ突出したボディ10
の突出部分10b(図6参照)の前端面に、上述のアー
ム50の基端部50bから突設された回転軸511 ,5
12 (図7参照)が軸着される凹状の軸受部551 ,5
52 が凹設されており、アーム50を回動自在としてい
る。ここに、軸受部551 ,552 はボディ10の前端
面に凹設してあることにより、ボディ10から突出する
ような軸受部を設けた場合に比べて軸受部の破損する可
能性を少なくすることができる。また、カバー80、ボ
ディ10のパーティングラインを段付にしたことにより
カバー80側へ突出したボディ10の突出部分10bに
軸受部551 ,552 を凹設したので、ボディ10内の
収納スペースを小さくすることなしに且つカバー80の
強度を確保しつつ、カバー80の前端側に設けられる操
作部たるハンドル90とアーム50との距離を小さくす
ることができ、ハンドル90の操作力を小さくすること
ができて操作力が安定する。
が軸着される凹状の軸受部551 ,552 は、図8に示
すように、カバー80の後端面に凹設するようにしても
よい。この場合には、カバー80に軸受部551 ,55
2 を設けたことにより、カバー80の前端側に設けられ
るハンドル90のカード押圧片90bとアーム50との
距離が小さくなり、ボディ10に軸受部551 ,552
を設けた場合に比べてハンドル90の操作力を小さくす
ることができて操作力が安定し、また、カバー80から
軸受部551 ,552 が突出していないことにより、軸
受部551 ,552 の破損する可能性を少なくすること
ができる。
延素子20は、図9に示すように、略コ字形のカード2
6と、カード26の移動時にカード26の両脚片をガイ
ドするガイド溝21b(図3(b)及び図9に示すリブ
21aとリブ21a’との間の溝)が形成された枠体2
1と、カード26を前方(図1(b)の上方へ)付勢す
るコイルスプリングよりなる復帰ばね27と、シリコン
ゴムなどのゴムにより形成され弾性的に撓むことができ
るようになっている吸盤ブロック23と、吸盤ブロック
23の吸盤23bの吸着面43(図1(b)参照)が吸
着される八角柱状の被吸着体24と、後述の空気透過部
材32と、後面開口した箱状であって吸盤23b及び被
吸着体24が収納される素子用ケース22と、素子用ケ
ース22の後面に粘着テープなどにより接着される防塵
用のフィルタ25とを備えている。ここに、本実施形態
では、素子用ケース22の後面開口部がフィルタ25に
より塞がれるので、素子用ケース22の後方から素子用
ケース22の内部に塵や埃などの異物が侵入するのを防
止することができる。なお、フィルタ25はフッ素系繊
維材料(テフロン繊維材料)により構成されている。と
ころで、吸盤ブロック23は、上述の吸盤23b、吸盤
23bと一体に同じ材料により形成された吸盤カバー2
3aなどにより構成されている。ここに、吸盤23bと
吸盤カバー23aとを一体形成しているので、低コスト
化が可能となる。
圧入される円筒状の空気透過部材圧入部23dが連続一
体に形成されている。空気透過部材圧入部23dの先端
側には円筒状のシャフト42が設けられている。シャフ
ト42の外周にはシャフト42の軸方向と略平行する一
対の棒状のカード保持用ピン42b(図2及び図9参
照)が一体に形成されており、シャフト42をカード2
6に結合するには、シャフト42を素子用ケース22の
前面に形成された挿通孔22e(図9参照)に後方から
挿通させ、両カード保持用ピン42bそれぞれの先端部
をカード26の基端部26fにおいて後述の接触ばね押
圧部26cの両側に形成された挿通孔26dに挿入して
レーザなどにより加熱して固着すればよい。なお、吸盤
ブロック23は、吸盤カバー23aの前端部に鍔部23
cが形成されており、鍔部23cが素子用ケース22に
対して固定される。
2と吸盤ブロック23とが結合されているので、カード
26の移動に応じて吸盤ブロック23の形状が変化する
(図1(b)及び図3(b)参照)。ところで、カード
26の基端部26fの後部には、カード26とシャフト
42とを結合した状態で空気透過部材圧入部23dの内
部空間23fとカード26の外部との間の空気の通路を
構成する切欠き部よりなる空気取込口26eが形成され
ている。また、吸盤ブロック23は、吸盤23bの内周
底面に上記内部空間23fと連通する通気孔23gが形
成されており、吸盤23bの内部空間と上記空気取込口
26eとの間が連通するようになっている。本実施形態
では、空気透過部材圧入部23dの内部空間23fに、
例えば多孔質セラミック(例えば、多孔質アルミナセラ
ミック)よりなる空気透過部材32(図1(b)参照)
が配設されている。ここに、空気透過部材32はの形状
は円柱状であって、外周をゴムチューブ33によりシー
ルしたものが上記内部空間23fに圧入されている。
ように、上記挿通孔22eの周辺に復帰ばね27の一端
部が嵌め込まれるばね受け溝22bが形成されている。
一方、カード26の基端部26fの後面には略凹形の一
対のばね受け溝26b(図2参照)が形成されていて、
復帰ばね27の他端部を保持するようになっている。と
ころで、遅延素子20は、吸盤23bが被吸着体24に
吸着した状態で吸盤23bと被吸着体24との間に形成
される空間に、上記空気取込口26eから上記内部空間
23fに入り込む空気が空気透過部材32を通じて吸盤
23bの通気孔23gから入り込むようになっている。
したがって、アーム50の両脚片よりなるカード押圧部
52がカード26の両脚片よりなる被押圧部26aの先
端から離れると、吸盤23bの被吸着体24への吸着力
が徐々に弱くなり、この吸着力が復帰ばね27の復元力
よりも弱くなって吸盤23bが被吸着体24から離れる
のである。
アーム50の湾曲部50aの内周面に沿って湾曲部50
aから脱するように移動して、アーム50のカード押圧
部52がカード26の被押圧部26aを離れた時点から
所定時間(以下、遅れ時間と称す)遅れてカード26が
前方(図3(b)における上方)へ移動するのである。
したがって、上述の空気透過部材32の空気の透過率や
サイズ(断面積や長さ)、吸盤23bの材料や、被吸着
体24の材料等を変えることで遅れ時間を調整すること
ができるのである。
を上述のように多孔質セラミックにより構成してあり、
空気の透過係数の温度依存や湿度依存が小さいので、使
用環境の温度変化や湿度変化による遅れ時間の変動を小
さくでき、遅れ時間を高精度にすることができる。とこ
ろで、本実施形態では、吸盤カバー23aによって吸盤
23bと素子用ケース22の外側とが仕切られているの
で、吸盤23bと被吸着体24との間に塵等の異物が侵
入するのを防ぐことができ、吸盤23bと被吸着体24
との吸着状態が安定し、遅れ時間を略一定にすることが
できる。
り構成され、両側面それぞれに前端から後端にわたって
ボディ10に対する位置決め用突部21c(図4及び図
7参照)が一体に突設されている。一方、ボディ10
は、図4及び図6に示すように、遅延素子収納部12の
内側面に、上記位置決め用突部21cをガイドする位置
決め溝16aが形成されている。
カード26の被押圧部26a(両脚片)をスライド自在
にガイドするガイド溝21bが形成されており、遅延素
子20を組み立てた状態ではカード26の被押圧部26
a,26aの先端が枠体21の前面よりも突出するよう
になっている(図4参照)。また、枠体21と素子用ケ
ース22とは、素子用ケース22の前面の四隅近傍から
前方へ突設された突部22cによって位置決めされて固
定される。
よりなる上述の端子601 ,602(図4参照)が納装
されている。ここに、端子601 は、端子板63aと鎖
錠ばね611 とで構成され、鎖錠ばね61は、端子板6
3aと鎖錠ばね611 との間に電線挿入口171 (図3
(c)参照)に挿入された電線に食い込んで抜け止めを
する鎖錠片61bと、電線に弾接する接触片61aとを
備えている。したがって、電線挿入口171 を通して鎖
錠ばね611 と端子板63aとの間に、鎖錠片61b側
から電線を挿入すると、接触片61a及び鎖錠片61b
のばね力によって電線が端子板63aとの間に挟持さ
れ、かつ鎖錠片61bが電線に食い込むことによって電
線を引き抜くことができなくなる。同様に端子602 は
端子板63bと鎖錠ばね612 とで構成され、電線挿入
口172 (図3(c)参照)に挿入された電線が接触片
61a及び鎖錠片61bのばね力によって端子板63a
との間に挟持される。また、端子収納部14には、両鎖
錠ばね611 ,612 に跨がるように解除釦62aが配
設される。解除釦62aは両鎖錠ばね611 ,612の
鎖錠片61bに当接しており、解除釦62aが鎖錠片6
1bに当接する部位は鎖錠片61b,61bが端子板6
3a,63bとの間に電線を挟持する部位からずれてい
る。また、解除釦62aに対応する部位でボディ10の
後壁には操作孔19(図3(b),(c)参照)が形成
されており、操作孔19にマイナスドライバの先端など
を挿入して解除釦62aを押すことにより、電線に食い
込んでいる鎖錠片61b,61bを電線から圧接解除方
向に撓ませて電線の引き抜きが可能となるようにしてあ
る。
と一対の鎖錠ばね613 ,614 とで構成される速結端
子よりなる一対の端子603 ,604 (図4参照)が納
装されている。ここに、端子603 ,604 は端子板6
3cを共通としている。端子603 は電線挿入口173
(図3(c)参照)に挿入された電線が鎖錠ばね61 3
の接触片61a及び鎖錠片61bのばね力によって端子
板63cとの間に挟持され、端子604 は電線挿入口1
74 (図3(c)参照)に挿入された電線が鎖錠ばね6
14 の接触片61a及び鎖錠片61bのばね力によって
端子板63cとの間に挟持される。また、端子収納部1
3には、端子収納部14と同様に両鎖錠ばね613 ,6
14 に跨がるように解除釦62bが配設され、ボディ1
0の後壁には操作孔19(図3(b),(c)参照)が
形成されている。
に各電線挿入口171 〜174 (図3参照)それぞれの
電線挿入方向(図8(a)の矢印Fの向き)の延長線上
に電線逃がし用リブ89が突設されている。ここに、電
線逃がし用リブ89は、アーム50や遅延素子20が納
装される空間と反対側へ傾斜する傾斜面89aを有する
ので、ケース1内へ上述の電線(図8(a)中の10
0)を過度に挿入した場合には、電線逃がし用リブ89
に対して遅延素子20が納装される空間と反対側に形成
される電線逃がし用凹所86に電線100(外部電線)
の先端が逃げる(収納される)から、電線100がアー
ム50や遅延素子20などの可動部(カードなど)に接
触するのを防止することができ、遅延動作に障害が発生
するのを防止でき、遅延動作の信頼性を高めることがで
きる。
納部13とがケース1の両端部側に離間して設けられて
いるので、端子601 ,602 と端子603 ,604 と
の間の絶縁性を高めることができる。上述の端子板63
a,63bは、それぞれ別の固定接点64a,64bを
有し、ケース1内において異なるスイッチ機構を形成し
ている。なお、端子板63cに結合される短冊状の接触
ばね70は、遅延素子20がない状態では可動接点72
が端子板63aの固定接点64aに接触し所定の接点圧
が得られるように付勢されている。
カード26の接触ばね押圧部26cの前方を通るように
端子板63cから延出されているので、接触ばね70が
接触ばね押圧部26cにより前方に押し上げられた状態
では、可動接点72が端子板63aの固定接点64aか
ら離れるようになっている。ここで、接触ばね70、可
動接点72、固定接点64aで1つのスイッチ機構(遅
れスイッチ機構)を構成している。
板65が一体に延出されており、リード板65の先端に
形成された凸状部66の両側部の立ち上がり部66aに
揺動体73の切欠き73a(図5参照)が係合し、この
凸状部66を支点として、揺動体73が揺動自在となっ
ている。一方、揺動体73には、可動接点74が固着さ
れる折曲片73bが一体に折曲形成されており、ハンド
ル90の操作に応じて、揺動体73先端の後面に形成さ
れた可動接点74と端子板63bの固定接点64bとが
接離するようになっている。なお、上述の一対のばね支
持部75a,75bは、ばね支持部75aの長さをばね
支持部75bよりも長くすることにより、ばね支持部7
5a側の折曲片73bに設けられた可動接点74と固定
接点64bとの接点圧を向上させている。リード板65
は枠体21の前部に形成された一対の支持片21e(図
4参照)から突設された柱状の端子仮保持用リブ21g
により仮保持される。
れた部位の一部が枠体21に形成された切欠部21f
(図9参照)により支持されて位置決めなされ、接触ば
ね70は、枠体21の前部に形成された一対の支持片2
1eの間の空間で可動して可動接点72が固定接点64
aと接離するようになっている。なお、ハンドル90の
後部にはネオンランプなどの発光素子77が実装された
プリント配線板76が配設され、発光素子77の一方の
リードはプリント配線板76の導電パターン及びリード
線(図示せず)を介して抵抗79の一方のリードに接続
されている。抵抗79の他方のリードは端子板63cに
リード線(図示せず)により接続されている。また、発
光素子77の他方のリードは略S字形の板ばね78(図
4及び図10参照)に電気的に接続される。ここに、板
ばね78は導電性を有し一端部78aがプリント配線板
76の接続孔76aに挿通されプリント配線板76の導
電パターンを介して発光素子77の上記他方のリードに
接続されている。すなわち、板ばね78と発光素子77
と抵抗79と端子板63cとが直列接続されている。と
ころで、板ばね78はハンドル90の操作に応じて端子
板63aに接離する接触部78cを有し、該接触部78
cは遅れスイッチのオフ状態(図1参照)では端子板6
3aに接触しており、遅れスイッチのオン状態(図3参
照)では端子板63aから離れている。
面側に結合されるプリント配線板76に実装されてハン
ドル90の透光窓91に対向する位置に配設されている
ので、透光部材92を通じて外部へ光が照射されるよう
になっている。したがって、本実施形態の遅れスイッチ
のオフ状態では、夜などの周囲が暗い場合であっても、
発光素子77の光によってケース1の位置を確認できる
ようになっている。
説明する。図1及び図2は本実施形態の遅れスイッチの
オフ状態を示し、この状態で操作部たるハンドル90を
オン操作(セット操作)すると、ハンドル90のアーム
押圧片90bが回動し、アーム押圧片90bの先端部が
アーム50の湾曲部50aに沿って移動する。しかし
て、ハンドル90をオン操作すると、コイルスプリング
96が逆方向に傾くことによって図3に示すように揺動
体73に設けられた可動接点74が端子板63bの固定
接点64bと接触してこの電路がオン状態になるととも
に、アーム押圧片90bが回動することによってアーム
50が回動してアーム50の先端のカード押圧部52が
カード部26の被押圧部26aを押し、復帰ばね27の
付勢力に抗してカード26が移動し(図1(b)におけ
る下方へ押し下げられ)、接触ばね70の可動接点72
が端子板63aの固定接点64aに接触してこの電路が
オン状態になるのである。また、カード26が移動する
ことにより、吸盤23bが被吸着体24に接する位置ま
で押し下げられて吸盤23bが被吸着体24に吸着し、
カード26が押し下げられている状態では、吸盤23b
が被吸着体24に吸着保持される。
オン状態を示し、この状態でハンドル90をオフ操作
(セット解除操作)すると、アーム押圧片90bの先端
部がアーム50の湾曲部50aに沿って湾曲部50aか
ら脱するように移動することによりアーム50が回動
し、アーム50のカード押圧部52がカード26の被押
圧部26aから離れるように移動する。しかして、ハン
ドル90をオフ操作すると、コイルスプリング96が逆
方向に傾くことによって図1に示すように揺動体73に
設けられた可動接点74が端子板63bの固定接点64
bから開離して、上述の遅れ時間が経過すると、復帰ば
ね27の復元力によってカード26が前方へ移動し接触
ばね押圧部26cが接触ばね70を前方へ押すので、可
動接点72が固定接点64aから開離されこの電路(ス
イッチ機構)もオフ状態になる。
は、ハンドル90によるセット解除操作時には、吸盤2
3bの被吸着体24への吸着力と復帰ばね27のばね力
とのバランスにより吸盤23bが被吸着体24から離れ
るまでに遅れ時間があるので、従来のようなギアが不要
となり、従来の遅延ユニットを有する遅れスイッチに比
べて構成が簡単で信頼性が高く、低コスト化が図れると
ともに、騒音が小さくなる。本実施形態の遅れスイッチ
を例えばトイレの換気扇及び照明負荷の操作に用いる場
合、端子603 と端子604 とは共通の端子板63cを
有しているので、端子602 に照明負荷を接続し、端子
601 に換気扇を接続すればよい。この場合、ハンドル
90をオン操作(セット操作)すると、照明負荷が点灯
するとともに換気扇が運転され、ハンドル90をオフ操
作(セット解除操作)すると、照明負荷だけ直ちに消灯
され、遅れ時間の経過後に換気扇が停止される。したが
って、換気扇を直ちに止めたときに生じる不便をなく
し、しかも換気扇の消し忘れを防止することができる。
なお、この遅れスイッチは、トイレ以外の種々の場所で
の使用も可能である。また、遅れ時間は、使用環境や使
用目的に合わせて適宜設定すればよい。
実施形態の遅れスイッチの基本構成及び基本動作は実施
形態1と略同じであり、スイッチ機構を遅延素子20に
関係する1つだけにした点が相違する。つまり、本実施
形態では、実施形態1で説明した端子板63b及び固定
接点64bを備えていない点と、端子板63aの形状及
び揺動体73の形状が実施形態1と相違する。なお、実
施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付し説明を
省略する。
73は、図15に示すような略コ字形の形状であって、
実施形態1のような折曲片73b(図5参照)がなく可
動接点74は備えていない。なお、図16はカバー80
を取り外した状態の平面図である。次に、本実施形態の
遅れスイッチの動作を説明する。
ッチのオフ状態を示し、この状態で操作部たるハンドル
90をオン操作(セット操作)すると、ハンドル90の
アーム押圧片90bが回動し、アーム押圧片90bの先
端部がアーム50の湾曲部50aに沿って移動する。し
かして、ハンドル90をオン操作すると、コイルスプリ
ング96が逆方向に傾くことによってアーム押圧片90
bによりアーム50が回動してアーム50の先端のカー
ド押圧部52がカード部26の被押圧部26aを押し、
復帰ばね27の付勢力に抗してカード26が移動し(図
11(b)における下方へ押し下げられ)、接触ばね7
0の可動接点72が端子板63aの固定接点64aに接
触してこの電路がオン状態になるのである。また、カー
ド26が移動することにより、吸盤23bが被吸着体2
4に接する位置まで押し下げられて吸盤23bが被吸着
体24に吸着し、カード26が押し下げられている状態
では、吸盤23bが被吸着体24に吸着保持される。
のオン状態を示し、この状態でハンドル90をオフ操作
(セット解除操作)すると、アーム押圧片90bの先端
部がアーム50の湾曲部50aに沿って湾曲部50aか
ら脱するように移動することによりアーム50が回動
し、アーム50のカード押圧部52がカード26の被押
圧部26aから離れるように移動する。しかして、ハン
ドル90をオフ操作すると、コイルスプリング96が逆
方向に傾き、上述の遅れ時間が経過すると、復帰ばね2
7の復元力によってカード26が前方へ移動し接触ばね
押圧部26cが接触ばね70を前方へ押すので、可動接
点72が固定接点64aから開離されこの電路(スイッ
チ機構)がオフ状態になる。
どにおける照明負荷の操作に用いる場合には、端子60
1 と端子603 (又は端子604 )との間に照明負荷を
接続すればよい。この場合、ハンドル90をオン操作
(セット操作)すると、照明負荷が点灯し、ハンドル9
0をオフ操作(セット解除操作)すると、遅れ時間の経
過後に照明負荷が消灯される。したがって、例えば外出
時や帰宅時に照明負荷を点灯させた後にハンドル90を
オフ操作した場合、照明負荷が消灯されるまでに遅れ時
間があるので、人が玄関から離れる前に照明負荷が消灯
されてしまうような不都合をなくすことができる。
セット操作に連動して移動する吸盤と、該吸盤と共動し
てスイッチ機構を開閉するカードと、該移動した吸盤を
吸着保持する被吸着体と、吸盤が被吸着体から離れる方
向に吸盤を付勢する復帰ばねと、スイッチ機構が電気的
に接続されるとともに外部電線が接続される端子と、少
なくとも吸盤及び被吸着体及びカード及び復帰ばねが納
装されるケースとを備え、操作部によるセット解除操作
時には、吸盤の被吸着体への吸着力と復帰ばねのばね力
とのバランスにより吸盤が被吸着体から離れるまでに遅
れ時間があるので、吸盤の被吸着体への吸着力と復帰ば
ねのばね力とのバランスにより遅れ時間が決まるから、
従来のようなギアが不要となり、従来の遅延ユニットを
有する遅れスイッチに比べて構成が簡単で信頼性が高
く、低コスト化が図れるとともに、騒音が小さくなると
いう効果がある。また、従来のようなギアが必要ないの
で、操作部の操作がスムーズになるという効果がある。
て、ケースは、前面が開口されたボディと後面の一部が
開口されボディに結合されるカバーとで構成され、端子
がケース内に納装され、カバーは、ケースへの外部電線
の挿入方向の延長線上に電線逃がし用リブが突設され、
電線逃がし用リブは、ケースの少なくとも吸盤及び被吸
着体及びカード及び復帰ばねが納装される空間と反対側
へ傾斜する傾斜面を有するので、外部電線をケース内へ
過度に挿入した場合には、外部電線の先端側が電線逃が
し用リブによって、吸盤及び被吸着体及びカード及び復
帰ばねが納装された空間と反対側の空間に逃げるから、
外部電線が吸盤、被吸着体、カード、復帰ばねなどに接
触するのを防止することができ、動作の信頼性を高める
ことができるという効果がある。
て、操作部のセット操作に連動して回動しカードを移動
させるアームを備え、ケースは、前面が開口されたボデ
ィと後面が開口されボディに結合されるカバーとで構成
され、ボディは、アームの回転軸が軸着される凹状の軸
受部が前端面に凹設されているので、ボディから軸受部
が突出していないことにより、軸受部の破損する可能性
を少なくすることができるという効果がある。
て、操作部のセット操作に連動して回動しカードを移動
させるアームを備え、ケースは、前面が開口されたボデ
ィと後面が開口されボディに結合されるカバーとで構成
され、カバーは、アームの回転軸が軸着される凹状の軸
受部が後端面に凹設されているので、カバーに軸受部を
設けたことにより、カバーの前端側に設けられる操作部
とアームとの距離が小さくなり、ボディに軸受部を設け
た場合に比べて操作部の操作力を小さくすることができ
て操作力が安定し、また、カバーから軸受部が突出して
いないことにより、軸受部の破損する可能性を少なくす
ることができるという効果がある。
て、カバー、ボディのパーティングラインを段付にし、
ボディはカバー側へ突出した部分に上記軸受部が凹設さ
れているので、ボディ内の収納スペースを小さくするこ
となしに且つカバーの強度を確保しつつ、カバーの前端
側に設けられる操作部とアームとの距離を小さくするこ
とができ、操作部の操作力を小さくすることができて操
作力が安定するという効果がある。
図、(b)はオフ状態の断面図である。
(b)はオン状態の断面図、(c)は背面図である。
(b)は断面図である。
である。
面図、(b)は背面図である。
図、(b)はオフ状態の断面図である。
(b)はオン状態の断面図、(c)は背面図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 操作部と、操作部のセット操作に連動し
て移動する吸盤と、該吸盤と共動してスイッチ機構を開
閉するカードと、該移動した吸盤を吸着保持する被吸着
体と、吸盤が被吸着体から離れる方向に吸盤を付勢する
復帰ばねと、スイッチ機構が電気的に接続されるととも
に外部電線が接続される端子と、少なくとも吸盤及び被
吸着体及びカード及び復帰ばねが納装されるケースとを
備え、操作部によるセット解除操作時には、吸盤の被吸
着体への吸着力と復帰ばねのばね力とのバランスにより
吸盤が被吸着体から離れるまでに遅れ時間があることを
特徴とする遅れスイッチ。 - 【請求項2】 ケースは、前面が開口されたボディと後
面の一部が開口されボディに結合されるカバーとで構成
され、端子がケース内に納装され、カバーは、ケースへ
の外部電線の挿入方向の延長線上に電線逃がし用リブが
突設され、電線逃がし用リブは、ケースの少なくとも吸
盤及び被吸着体及びカード及び復帰ばねが納装される空
間と反対側へ傾斜する傾斜面を有することを特徴とする
請求項1記載の遅れスイッチ。 - 【請求項3】 操作部のセット操作に連動して回動しカ
ードを移動させるアームを備え、ケースは、前面が開口
されたボディと後面が開口されボディに結合されるカバ
ーとで構成され、ボディは、アームの回転軸が軸着され
る凹状の軸受部が前端面に凹設されて成ることを特徴と
する請求項1記載の遅れスイッチ。 - 【請求項4】 操作部のセット操作に連動して回動しカ
ードを移動させるアームを備え、ケースは、前面が開口
されたボディと後面が開口されボディに結合されるカバ
ーとで構成され、カバーは、アームの回転軸が軸着され
る凹状の軸受部が後端面に凹設されて成ることを特徴と
する請求項1記載の遅れスイッチ。 - 【請求項5】 カバー、ボディのパーティングラインを
段付にし、ボディはカバー側へ突出した部分に上記軸受
部が凹設されて成ることを特徴とする請求項3記載の遅
れスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32356097A JP3755263B2 (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 遅れスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32356097A JP3755263B2 (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 遅れスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11162295A true JPH11162295A (ja) | 1999-06-18 |
JP3755263B2 JP3755263B2 (ja) | 2006-03-15 |
Family
ID=18156067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32356097A Expired - Fee Related JP3755263B2 (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 遅れスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3755263B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103557171A (zh) * | 2013-10-24 | 2014-02-05 | 姚立猛 | 自平衡风机装置 |
CN105655167A (zh) * | 2016-03-26 | 2016-06-08 | 温州市龙湾沙城忠天电器厂 | 一种开关 |
-
1997
- 1997-11-25 JP JP32356097A patent/JP3755263B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103557171A (zh) * | 2013-10-24 | 2014-02-05 | 姚立猛 | 自平衡风机装置 |
CN103557171B (zh) * | 2013-10-24 | 2015-11-18 | 姚立猛 | 自平衡风机装置 |
CN105655167A (zh) * | 2016-03-26 | 2016-06-08 | 温州市龙湾沙城忠天电器厂 | 一种开关 |
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JP3755263B2 (ja) | 2006-03-15 |
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