JPH11159293A - 合成セグメント - Google Patents
合成セグメントInfo
- Publication number
- JPH11159293A JPH11159293A JP9339448A JP33944897A JPH11159293A JP H11159293 A JPH11159293 A JP H11159293A JP 9339448 A JP9339448 A JP 9339448A JP 33944897 A JP33944897 A JP 33944897A JP H11159293 A JPH11159293 A JP H11159293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tunnel
- composite segment
- face
- convex portion
- segment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】シールド工法などに用いられ、鋼殻1Aと内部
のコンクリートで構成される合成セグメント1の製造コ
ストを安価にし、十分な寸法精度があり、角辺部が欠け
たりすることのないようにする。 【解決手段】合成セグメント1は、トンネル軸方向の端
面および周方向の端面の合計4つの各端面は、市販の溝
形鋼3、5、7、9で形成される。外側には、スキンプ
レート15が配置され、内部にはコンクリートが充填さ
れる。トンネル周方向端面に形成されたL字状の凸部1
7は、合成セグメント1の連結の際に、凹部19に嵌合
する。また、トンネル軸方向端面に形成された凸部21
は、円筒状の金属材からなる先端に複数のスリットが形
成され、この先端を受ける凹部23の内部には、略チュ
ーリップ状の凸ガイド35が設けられ、受けた凸部21
の筒状の内部に挿入され、凸部21はチューリップ状に
変形し、強固に連結される。
のコンクリートで構成される合成セグメント1の製造コ
ストを安価にし、十分な寸法精度があり、角辺部が欠け
たりすることのないようにする。 【解決手段】合成セグメント1は、トンネル軸方向の端
面および周方向の端面の合計4つの各端面は、市販の溝
形鋼3、5、7、9で形成される。外側には、スキンプ
レート15が配置され、内部にはコンクリートが充填さ
れる。トンネル周方向端面に形成されたL字状の凸部1
7は、合成セグメント1の連結の際に、凹部19に嵌合
する。また、トンネル軸方向端面に形成された凸部21
は、円筒状の金属材からなる先端に複数のスリットが形
成され、この先端を受ける凹部23の内部には、略チュ
ーリップ状の凸ガイド35が設けられ、受けた凸部21
の筒状の内部に挿入され、凸部21はチューリップ状に
変形し、強固に連結される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばシールド
工法により掘削後のトンネル内側を支えるために筒状の
構造体として構築されるセグメントに関し、特に、この
構造体が分割されてなるセグメント単体が略箱状の鋼殻
の内部にコンクリートが詰められて構成される場合の前
記鋼殻の構造に関する。
工法により掘削後のトンネル内側を支えるために筒状の
構造体として構築されるセグメントに関し、特に、この
構造体が分割されてなるセグメント単体が略箱状の鋼殻
の内部にコンクリートが詰められて構成される場合の前
記鋼殻の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のようにシールド工法では、シール
ド掘削機が掘削したトンネルの内壁は、セグメントと呼
ばれる筒状の構造体が支える。この構造体1は、トンネ
ル軸方向に短く分割されたリング体が、トンネル軸方向
に連結されてなる。
ド掘削機が掘削したトンネルの内壁は、セグメントと呼
ばれる筒状の構造体が支える。この構造体1は、トンネ
ル軸方向に短く分割されたリング体が、トンネル軸方向
に連結されてなる。
【0003】即ち、図示しないシールド掘削機は、既に
構築された構造体をベースにして、油圧シリンダを働か
せ掘進を行う。そして、1個のリング体のトンネル軸方
向幅分だけ掘進が行われると、油圧シリンダが縮めら
れ、新しいリング体が掘削機の後方と既に構築されてい
る構造体との間に連結される。
構築された構造体をベースにして、油圧シリンダを働か
せ掘進を行う。そして、1個のリング体のトンネル軸方
向幅分だけ掘進が行われると、油圧シリンダが縮めら
れ、新しいリング体が掘削機の後方と既に構築されてい
る構造体との間に連結される。
【0004】この新しいリング体は、円周方向に複数に
分割されてなるセグメントから構成される。このセグメ
ントは、鋼製のもの、コンクリート製のもの、コンクリ
ートの周囲を鋼板で覆ったもの(合成セグメント)があ
る。このうち合成セグメントは、湾曲した四角形の略箱
状の鋼板の内部にコンクリートが充填されて構成され
る。このような合成セグメントは、シールド工法におけ
る一次覆工材として用いられる。また、合成セグメント
は、大口径シールド工法あるいは地下河川用シールド工
法、送水管用シールド工法等のように、高強度、高止水
性が要求される場合にも用いられる。
分割されてなるセグメントから構成される。このセグメ
ントは、鋼製のもの、コンクリート製のもの、コンクリ
ートの周囲を鋼板で覆ったもの(合成セグメント)があ
る。このうち合成セグメントは、湾曲した四角形の略箱
状の鋼板の内部にコンクリートが充填されて構成され
る。このような合成セグメントは、シールド工法におけ
る一次覆工材として用いられる。また、合成セグメント
は、大口径シールド工法あるいは地下河川用シールド工
法、送水管用シールド工法等のように、高強度、高止水
性が要求される場合にも用いられる。
【0005】合成セグメントは、他のセグメントと同様
に、ボルトによって互いに連結されるものであったが、
施工速度を速めるために、ボルトなしで凹凸により連結
できる合成セグメントに関する技術はある。
に、ボルトによって互いに連結されるものであったが、
施工速度を速めるために、ボルトなしで凹凸により連結
できる合成セグメントに関する技術はある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の合成セグメントは、確かにボルトレスの連結が可能
ではあるが、実際製造する際には、鋼板をトンネルの湾
曲に合わせて切断したものを溶接して四角形の各辺を専
用に製作し、さらにこれら各辺を溶接する必要がある。
セグメントは、互いに正確に連結されるものであり、一
定以上の寸法精度を要求される。よって、前記各辺の製
作精度も一定以上のものが要求される。
来の合成セグメントは、確かにボルトレスの連結が可能
ではあるが、実際製造する際には、鋼板をトンネルの湾
曲に合わせて切断したものを溶接して四角形の各辺を専
用に製作し、さらにこれら各辺を溶接する必要がある。
セグメントは、互いに正確に連結されるものであり、一
定以上の寸法精度を要求される。よって、前記各辺の製
作精度も一定以上のものが要求される。
【0007】このため合成セグメントの製造コストは高
くなってしまうものであった。これに対し、コンクリー
ト製セグメントは、鋼材を使わないぶん安価にできる
が、桁高を大きくしない限り強度に限界があり、また使
用する際に角辺部が欠けたりしてもろさを有するもので
あった。
くなってしまうものであった。これに対し、コンクリー
ト製セグメントは、鋼材を使わないぶん安価にできる
が、桁高を大きくしない限り強度に限界があり、また使
用する際に角辺部が欠けたりしてもろさを有するもので
あった。
【0008】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、ボルトレスの連結が可能で、安価
で、十分な寸法精度があり、角辺部が欠けたりすること
のない合成セグメントを提供することを目的とする。
になされたもので、ボルトレスの連結が可能で、安価
で、十分な寸法精度があり、角辺部が欠けたりすること
のない合成セグメントを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、第一の発明は、下記の特徴を有するトンネル内壁
の合成セグメントである。 (a)全体が所定の曲率で湾曲した四角形の略箱状を有
し、前記四角形の向かい合う一対の湾曲した辺はトンネ
ル軸方向の端面を形成し、他の向かい合う一対の直線的
な辺はトンネル周方向の端面を形成し、(b)前記一対
の湾曲した辺は、溝形鋼または山形鋼を曲げ加工するこ
とで形成され、溝形鋼または山形鋼の角部によって前記
略箱状の角辺部が形成され、(c)かつ、前記略箱状の
内部にはコンクリートが充填され、(d)トンネル周方
向端面およびトンネル軸方向端面には、隣接する合成セ
グメント同士が互いに連結するための凹部または凸部が
形成されている。
めに、第一の発明は、下記の特徴を有するトンネル内壁
の合成セグメントである。 (a)全体が所定の曲率で湾曲した四角形の略箱状を有
し、前記四角形の向かい合う一対の湾曲した辺はトンネ
ル軸方向の端面を形成し、他の向かい合う一対の直線的
な辺はトンネル周方向の端面を形成し、(b)前記一対
の湾曲した辺は、溝形鋼または山形鋼を曲げ加工するこ
とで形成され、溝形鋼または山形鋼の角部によって前記
略箱状の角辺部が形成され、(c)かつ、前記略箱状の
内部にはコンクリートが充填され、(d)トンネル周方
向端面およびトンネル軸方向端面には、隣接する合成セ
グメント同士が互いに連結するための凹部または凸部が
形成されている。
【0010】第二の発明は、さらに、四角形の他の向か
い合う一対の直線的な辺も、溝形鋼または山形鋼で形成
され、湾曲した辺と四角形の角部で互いに溶接されてい
ることを特徴とする合成セグメントである。
い合う一対の直線的な辺も、溝形鋼または山形鋼で形成
され、湾曲した辺と四角形の角部で互いに溶接されてい
ることを特徴とする合成セグメントである。
【0011】第三の発明は、さらに、トンネル内壁に接
する外側には、スキンプレートが配置され、溝形鋼また
は山形鋼に溶接されていることを特徴とする合成セグメ
ントである。
する外側には、スキンプレートが配置され、溝形鋼また
は山形鋼に溶接されていることを特徴とする合成セグメ
ントである。
【0012】第四の発明は、さらに、トンネル周方向端
面に形成された凹部または凸部は、既に連結されトンネ
ル内壁を覆工している他の合成セグメントに隣接して、
当該合成セグメントをトンネル軸方向にはめ込む際に、
互いに嵌合して連結する形状を有することを特徴とする
合成セグメントである。
面に形成された凹部または凸部は、既に連結されトンネ
ル内壁を覆工している他の合成セグメントに隣接して、
当該合成セグメントをトンネル軸方向にはめ込む際に、
互いに嵌合して連結する形状を有することを特徴とする
合成セグメントである。
【0013】第五の発明は、さらに、トンネル周方向端
面に形成された凹部または凸部は、凸部がトンネル軸方
向に先端を向けたL字状を有し、凹部が前記L字状の凸
部に嵌合する形状を有することを特徴とする合成セグメ
ントである。
面に形成された凹部または凸部は、凸部がトンネル軸方
向に先端を向けたL字状を有し、凹部が前記L字状の凸
部に嵌合する形状を有することを特徴とする合成セグメ
ントである。
【0014】第六の発明は、さらに、トンネル周方向端
面に形成された凹部または凸部は、凸部がT字状の断面
を有してトンネル軸方向に伸び、凹部は、前記凸部のT
字状断面が嵌合できるT字状断面を有することを特徴と
する合成セグメントである。
面に形成された凹部または凸部は、凸部がT字状の断面
を有してトンネル軸方向に伸び、凹部は、前記凸部のT
字状断面が嵌合できるT字状断面を有することを特徴と
する合成セグメントである。
【0015】第七の発明は、さらに、トンネル軸方向端
面に形成された凹部または凸部は、既に連結されトンネ
ル内壁を覆工している他の合成セグメントに突き合わせ
て、当該合成セグメントをトンネル軸方向にはめ込む際
に、互いに嵌合して連結し、嵌合により凸部が変形する
形状を有することを特徴とする合成セグメントである。
面に形成された凹部または凸部は、既に連結されトンネ
ル内壁を覆工している他の合成セグメントに突き合わせ
て、当該合成セグメントをトンネル軸方向にはめ込む際
に、互いに嵌合して連結し、嵌合により凸部が変形する
形状を有することを特徴とする合成セグメントである。
【0016】第八の発明は、さらに、凸部は、円筒状の
金属材からなる先端をトンネル軸方向に向けて形成さ
れ、円筒状の金属材の表面には円筒軸方向に複数のスリ
ットが形成され、凹部は、前記凸部の先端を受けるよう
にトンネル軸方向に向けて形成され、凹部の内部には、
受けた凸部の筒状の内部に挿入される略チューリップ状
の凸ガイドが設けられ、この凸ガイドに所定の間隙を介
して凹部の内周面は同様にチューリップ状に形成された
ことを特徴とする合成セグメントである。
金属材からなる先端をトンネル軸方向に向けて形成さ
れ、円筒状の金属材の表面には円筒軸方向に複数のスリ
ットが形成され、凹部は、前記凸部の先端を受けるよう
にトンネル軸方向に向けて形成され、凹部の内部には、
受けた凸部の筒状の内部に挿入される略チューリップ状
の凸ガイドが設けられ、この凸ガイドに所定の間隙を介
して凹部の内周面は同様にチューリップ状に形成された
ことを特徴とする合成セグメントである。
【0017】第九の発明は、さらに、トンネル軸方向端
面および軸方向端面には、シール溝を兼ねる凹条、また
はこの凹条に嵌合する凸条が設けられたことをを特徴と
する合成セグメントである。
面および軸方向端面には、シール溝を兼ねる凹条、また
はこの凹条に嵌合する凸条が設けられたことをを特徴と
する合成セグメントである。
【0018】第十の発明は、さらに、一対の湾曲した辺
のみが、溝形鋼または山形鋼を曲げ加工することで形成
され、溝形鋼または山形鋼の角部によって前記略箱状の
角部が形成され、トンネル内壁に接する外側には、スキ
ンプレートが配置されて前記溝形鋼または山形鋼に溶接
され、前記一対の直線的な辺は、コンクリートが露出し
ていることを特徴とする合成セグメントである。
のみが、溝形鋼または山形鋼を曲げ加工することで形成
され、溝形鋼または山形鋼の角部によって前記略箱状の
角部が形成され、トンネル内壁に接する外側には、スキ
ンプレートが配置されて前記溝形鋼または山形鋼に溶接
され、前記一対の直線的な辺は、コンクリートが露出し
ていることを特徴とする合成セグメントである。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を、図1乃
至図5において説明する。図1は、この実施形態の合成
セグメント1を構成する鋼材の部分、すなわち鋼殻1A
である。鋼殻1Aに図示しない鉄筋が配筋された後にコ
ンクリートが充填されて、合成セグメント1が構成され
る。なお、鉄筋を配さない場合もある。
至図5において説明する。図1は、この実施形態の合成
セグメント1を構成する鋼材の部分、すなわち鋼殻1A
である。鋼殻1Aに図示しない鉄筋が配筋された後にコ
ンクリートが充填されて、合成セグメント1が構成され
る。なお、鉄筋を配さない場合もある。
【0020】この鋼殻1Aは、トンネルの円弧形状の一
部を構成する湾曲を有して全体が四角形の略箱状であ
り、6面を有する。即ち、四角形の向かい合う一対の湾
曲した辺が形成するトンネル軸方向の両端面、四角形の
他の向かい合う一対の直線的な辺が形成するトンネル周
方向の両端面、及びトンネル半径方向の内周面と外周面
を有する。
部を構成する湾曲を有して全体が四角形の略箱状であ
り、6面を有する。即ち、四角形の向かい合う一対の湾
曲した辺が形成するトンネル軸方向の両端面、四角形の
他の向かい合う一対の直線的な辺が形成するトンネル周
方向の両端面、及びトンネル半径方向の内周面と外周面
を有する。
【0021】このうち、軸方向端面、及び周方向端面
は、溝形鋼3、5、7、9によって形成される。軸方向
端面を形成する溝形鋼3、5は、所定の長さに切断さ
れ、ロール成形などにより所定の湾曲に曲げ加工されて
使用される。この曲げ加工により、加工硬化による剛性
アップを得られる。また、周方向端面の溝形鋼7、9
は、所定の長さに切断されて使用される。溝形鋼の断面
の開口部は、合成セグメント1の内側に向けて配置され
る。
は、溝形鋼3、5、7、9によって形成される。軸方向
端面を形成する溝形鋼3、5は、所定の長さに切断さ
れ、ロール成形などにより所定の湾曲に曲げ加工されて
使用される。この曲げ加工により、加工硬化による剛性
アップを得られる。また、周方向端面の溝形鋼7、9
は、所定の長さに切断されて使用される。溝形鋼の断面
の開口部は、合成セグメント1の内側に向けて配置され
る。
【0022】各溝形鋼3、5、7、9の角辺部11によ
って、合成セグメント1の略箱状の角辺部が形成され
る。また、各溝形鋼3、5、7、9は、軸方向端面のも
の3、5と周方向端面のもの7、9が、合成セグメント
1の四角形の角部で斜めに切断され、この切断部分13
で突き合わされ斜めに溶接され四角形の枠が形成され
る。
って、合成セグメント1の略箱状の角辺部が形成され
る。また、各溝形鋼3、5、7、9は、軸方向端面のも
の3、5と周方向端面のもの7、9が、合成セグメント
1の四角形の角部で斜めに切断され、この切断部分13
で突き合わされ斜めに溶接され四角形の枠が形成され
る。
【0023】さらに、溶接された溝形鋼3、5、7、9
が形成する枠に対し、トンネル内壁に面する外側(図1
下側)に、鋼製のスキンプレート15が配置され溶接さ
れる。このようにして完成した略箱状の鋼殻の内部に
は、図示しない鉄筋が配筋される。その後、略箱状の内
部にコンクリートが充填され、養生される。
が形成する枠に対し、トンネル内壁に面する外側(図1
下側)に、鋼製のスキンプレート15が配置され溶接さ
れる。このようにして完成した略箱状の鋼殻の内部に
は、図示しない鉄筋が配筋される。その後、略箱状の内
部にコンクリートが充填され、養生される。
【0024】さて、トンネル軸方向端面および軸方向端
面を形成する溝形鋼3、5、7、9には、各合成セグメ
ント1同士が互いに連結するために、種々の凹部または
凸部が形成されている。
面を形成する溝形鋼3、5、7、9には、各合成セグメ
ント1同士が互いに連結するために、種々の凹部または
凸部が形成されている。
【0025】まず、トンネル周方向端面には、L字状の
凸部17と凹部19が形成される(図3(A)参照)。
すなわち、周方向端面の溝形鋼7、9はトンネル軸に平
行であり、この溝形鋼7、9のトンネル軸方向の一方の
端に、L字状の凸部17が先端をトンネル軸方向に向け
て設けられる。他方の端には、L字状の凸部17が嵌合
できるL字状の形状の凹部19が形成される。なお、L
字状の凸部17の先端は、同じ周方向端面に設けられる
凹部19の方を向いている。
凸部17と凹部19が形成される(図3(A)参照)。
すなわち、周方向端面の溝形鋼7、9はトンネル軸に平
行であり、この溝形鋼7、9のトンネル軸方向の一方の
端に、L字状の凸部17が先端をトンネル軸方向に向け
て設けられる。他方の端には、L字状の凸部17が嵌合
できるL字状の形状の凹部19が形成される。なお、L
字状の凸部17の先端は、同じ周方向端面に設けられる
凹部19の方を向いている。
【0026】また、二つのトンネル周方向端面では、凸
部17と凹部19が設けられるトンネル軸方向の位置
は、逆である。すなわち、図1中、右の溝形鋼9の凸部
17は右奥に、凹部19は右手前に形成され、左の溝形
鋼7の凸部17は左手前に、凹部は左奥に形成される。
部17と凹部19が設けられるトンネル軸方向の位置
は、逆である。すなわち、図1中、右の溝形鋼9の凸部
17は右奥に、凹部19は右手前に形成され、左の溝形
鋼7の凸部17は左手前に、凹部は左奥に形成される。
【0027】次に、トンネル軸方向端面には、円筒状の
凸部21と、この凸部と嵌合することで凸部をチューリ
ップ状に変形させる凹部23が設けられる(図4(A)
参照)。
凸部21と、この凸部と嵌合することで凸部をチューリ
ップ状に変形させる凹部23が設けられる(図4(A)
参照)。
【0028】すなわち、軸方向端面の溝形鋼3、5はト
ンネル周方向に湾曲して伸びており、一方の溝形鋼3に
は孔20が開けられ、コンクリート22に埋め込まれた
円筒状の金属材からなる凸部21が、この孔20を通っ
て、先端をトンネル軸方向に向けて突設される。この円
筒状の金属材の表面には円筒軸方向に伸びるスリット2
5が円筒の円周方向に複数形成される。なお、凸部21
の基部27は拡径しており、定着用鉄筋29によってコ
ンクリート22中に定着される。または、基部27を直
接溝形鋼3、5に溶接取り付けしてもよい。
ンネル周方向に湾曲して伸びており、一方の溝形鋼3に
は孔20が開けられ、コンクリート22に埋め込まれた
円筒状の金属材からなる凸部21が、この孔20を通っ
て、先端をトンネル軸方向に向けて突設される。この円
筒状の金属材の表面には円筒軸方向に伸びるスリット2
5が円筒の円周方向に複数形成される。なお、凸部21
の基部27は拡径しており、定着用鉄筋29によってコ
ンクリート22中に定着される。または、基部27を直
接溝形鋼3、5に溶接取り付けしてもよい。
【0029】他方の溝形鋼5には、凹部23が、前記凸
部21の先端を受けるようにトンネル軸方向に向けて形
成される。凹部23を構成する金物31は、溝形鋼5に
開けられた孔33の内部でコンクリート22に埋め込ま
れている。凹部23の内部には、受けた凸部21の筒状
の内部に挿入される略チューリップ状の凸ガイド35が
設けられる。この凸ガイド35に所定の間隙37を介し
て、凹部23の内周面は同様にチューリップ状に形成さ
れる。なお、金物31は定着用鉄筋29によりコンクリ
ート22中に定着される。または、金物31を直接溝形
鋼5に溶接取り付けしてもよい。。
部21の先端を受けるようにトンネル軸方向に向けて形
成される。凹部23を構成する金物31は、溝形鋼5に
開けられた孔33の内部でコンクリート22に埋め込ま
れている。凹部23の内部には、受けた凸部21の筒状
の内部に挿入される略チューリップ状の凸ガイド35が
設けられる。この凸ガイド35に所定の間隙37を介し
て、凹部23の内周面は同様にチューリップ状に形成さ
れる。なお、金物31は定着用鉄筋29によりコンクリ
ート22中に定着される。または、金物31を直接溝形
鋼5に溶接取り付けしてもよい。。
【0030】さらに、トンネル軸方向端面および軸方向
端面を形成する溝形鋼3、5、7、9には、合成セグメ
ント1が連結した状態での止水を行うシール材39を取
り付ける凹条41および凸条43(図2参照)が形成さ
れる。凹条41および凸条43は、合成セグメント1が
連結した状態で互いに嵌合するように、例えば、図1中
の奥側と左側の溝形鋼3、7に凹条41を形成し、手前
側と右側の溝形鋼5、9に凸条43を形成する。これら
凹条41および凸条43は、溝形鋼3、5、7、9に後
加工しても良いし、注文製造によるものでも良い。
端面を形成する溝形鋼3、5、7、9には、合成セグメ
ント1が連結した状態での止水を行うシール材39を取
り付ける凹条41および凸条43(図2参照)が形成さ
れる。凹条41および凸条43は、合成セグメント1が
連結した状態で互いに嵌合するように、例えば、図1中
の奥側と左側の溝形鋼3、7に凹条41を形成し、手前
側と右側の溝形鋼5、9に凸条43を形成する。これら
凹条41および凸条43は、溝形鋼3、5、7、9に後
加工しても良いし、注文製造によるものでも良い。
【0031】(この実施形態の作用・効果)以下、図
5、図3、および図4に基づいて、この実施形態の合成
セグメント1を連結し、筒状の構造体を構築する作業に
ついて説明する。
5、図3、および図4に基づいて、この実施形態の合成
セグメント1を連結し、筒状の構造体を構築する作業に
ついて説明する。
【0032】即ち、筒状の構造体を構成する各リング体
45は、それぞれ6種類の形状(P1、P2、P3、P
4、P5、P6)を有する合成セグメント1によって構
成される。そのうちの1種類(P2)が前記図1に示す
ものである。今、6種類の形状の合成セグメント1がN
列目まで連結され、N個のリング体45が構成されてい
るものとする。なお、図5は筒状の形状を平面的に展開
した図である。
45は、それぞれ6種類の形状(P1、P2、P3、P
4、P5、P6)を有する合成セグメント1によって構
成される。そのうちの1種類(P2)が前記図1に示す
ものである。今、6種類の形状の合成セグメント1がN
列目まで連結され、N個のリング体45が構成されてい
るものとする。なお、図5は筒状の形状を平面的に展開
した図である。
【0033】N+1列目の合成セグメント1を連結する
に際しては、まずP1の合成セグメント1を、N列目の
合成セグメント1に対し千鳥状となるように、トンネル
軸方向にシールド掘削機の油圧ジャッキによって押し、
連結する。この時、軸方向側端面に設けられた円筒状の
凸部21がチューリップ状の凹部23に受けられ嵌合す
る。このP1の合成セグメント1はトンネルの底部にく
るものである。
に際しては、まずP1の合成セグメント1を、N列目の
合成セグメント1に対し千鳥状となるように、トンネル
軸方向にシールド掘削機の油圧ジャッキによって押し、
連結する。この時、軸方向側端面に設けられた円筒状の
凸部21がチューリップ状の凹部23に受けられ嵌合す
る。このP1の合成セグメント1はトンネルの底部にく
るものである。
【0034】次に、P2の合成セグメント1を円周方向
に位置決めした後、同様に油圧ジャッキによって押し、
N列目の合成セグメント1に押し付ける。この押しつけ
により、周方向に隣接するP1の合成セグメント1との
間でL字状の凸部17と凸部19は嵌合する。同時に、
軸方向端面に設けられた円筒状の凸部21がチューリッ
プ状の凹部23に受けられ嵌合する。
に位置決めした後、同様に油圧ジャッキによって押し、
N列目の合成セグメント1に押し付ける。この押しつけ
により、周方向に隣接するP1の合成セグメント1との
間でL字状の凸部17と凸部19は嵌合する。同時に、
軸方向端面に設けられた円筒状の凸部21がチューリッ
プ状の凹部23に受けられ嵌合する。
【0035】同様にしてP1の合成セグメント1に対
し、P3の合成セグメント1を連結する。更に、P2の
合成セグメント1に対しP4の合成セグメント1を連結
し、同様にP3の合成セグメント1に対しP5の合成セ
グメント1を連結する。最後にP6の合成セグメント1
を連結する。
し、P3の合成セグメント1を連結する。更に、P2の
合成セグメント1に対しP4の合成セグメント1を連結
し、同様にP3の合成セグメント1に対しP5の合成セ
グメント1を連結する。最後にP6の合成セグメント1
を連結する。
【0036】このP6の合成セグメント1は図5に示す
ように台形形状をしており、油圧ジャッキで押し付ける
方向に向かって先細となるようテーパーが付けられる。
従って、このP6の合成セグメント1を押し付けて連結
すれば、他の合成セグメント1は強固に支持されること
となる。
ように台形形状をしており、油圧ジャッキで押し付ける
方向に向かって先細となるようテーパーが付けられる。
従って、このP6の合成セグメント1を押し付けて連結
すれば、他の合成セグメント1は強固に支持されること
となる。
【0037】以上の連結において、図3(B)に示すよ
うに、L字状の凸部17がL字状の凹部19に嵌合する
ことで、トンネル周方向の連結が強固に行われ、周方向
の引っ張りにも耐えられる。
うに、L字状の凸部17がL字状の凹部19に嵌合する
ことで、トンネル周方向の連結が強固に行われ、周方向
の引っ張りにも耐えられる。
【0038】また、図4(B)に示すように、円筒状の
凸部21が、チューリップ状の凹部23に受けられ嵌合
することでチューリップ状に閉じて変形し、トンネル軸
方向の連結が強固に行われ、軸方向の引っ張りにも耐え
られる。すなわち、凸部21の円筒状の金属材の先端に
は、スリット25が形成されており、凹部23に嵌合す
ることで、凸ガイド35と凹部23の内周面との間隙3
7に沿って、チューリップ状に変形する。
凸部21が、チューリップ状の凹部23に受けられ嵌合
することでチューリップ状に閉じて変形し、トンネル軸
方向の連結が強固に行われ、軸方向の引っ張りにも耐え
られる。すなわち、凸部21の円筒状の金属材の先端に
は、スリット25が形成されており、凹部23に嵌合す
ることで、凸ガイド35と凹部23の内周面との間隙3
7に沿って、チューリップ状に変形する。
【0039】この変形により、凸部21と凹部23はし
っかりとした嵌合を行い、トンネル半径方向に連結をず
らそうとする大きな剪断力も受け持つことができる。し
かも、この変形を元に戻すほどの引っ張り力が加わらな
い限り、嵌合が外れることがない。
っかりとした嵌合を行い、トンネル半径方向に連結をず
らそうとする大きな剪断力も受け持つことができる。し
かも、この変形を元に戻すほどの引っ張り力が加わらな
い限り、嵌合が外れることがない。
【0040】さらに、以上の連結で、図2(B)に示す
ように、シール材39を取り付けた凹条41に凸条43
が嵌合するので、シール材39による止水効果のみなら
ず、合成セグメント1の位置決めが容易になり、前記剪
断力の一部も受け持つことができる。
ように、シール材39を取り付けた凹条41に凸条43
が嵌合するので、シール材39による止水効果のみなら
ず、合成セグメント1の位置決めが容易になり、前記剪
断力の一部も受け持つことができる。
【0041】以上説明したように、この実施形態によれ
ば、既に市販され、あるいはきわめて安価に入手できる
溝形鋼3、5、7、9を用いて、合成セグメントの四角
形の辺に用いることができる。溝形鋼3、5は曲げ加工
するか、他の溝形鋼7、9はそのまま使えるので、合成
セグメントの製造コストを低く抑えることが可能であ
る。
ば、既に市販され、あるいはきわめて安価に入手できる
溝形鋼3、5、7、9を用いて、合成セグメントの四角
形の辺に用いることができる。溝形鋼3、5は曲げ加工
するか、他の溝形鋼7、9はそのまま使えるので、合成
セグメントの製造コストを低く抑えることが可能であ
る。
【0042】また、ある程度の寸法精度も満足できる。
もっとも、市販の溝形鋼を用いるので、例えば1〜2m
m程度の誤差は生じる可能性はあるが、大きな断面積を
有するシール材39を用いて、その誤差を吸収すること
ができる。さらに、四角形の各辺に溝形鋼3、5、7、
9をもちいるので、従来のコンクリート製セグメントに
比べ、角辺部11が欠けたりせず、連結の精度を維持で
きる。
もっとも、市販の溝形鋼を用いるので、例えば1〜2m
m程度の誤差は生じる可能性はあるが、大きな断面積を
有するシール材39を用いて、その誤差を吸収すること
ができる。さらに、四角形の各辺に溝形鋼3、5、7、
9をもちいるので、従来のコンクリート製セグメントに
比べ、角辺部11が欠けたりせず、連結の精度を維持で
きる。
【0043】また、スキンプレート15により溝形鋼
3、5、7、9が接続され姿勢が維持されるので、コン
クリートの充填時に自立することができ、他の手段によ
って溝形鋼や山形鋼の姿勢を維持する必要がない。
3、5、7、9が接続され姿勢が維持されるので、コン
クリートの充填時に自立することができ、他の手段によ
って溝形鋼や山形鋼の姿勢を維持する必要がない。
【0044】(他の実施形態)以上の実施形態において
は、トンネル軸方向の連結を行う円筒状の凸部21は、
チューリップ状に変形するものであったが他の実施形態
においては、他の変形を行うものとすることができる。
は、トンネル軸方向の連結を行う円筒状の凸部21は、
チューリップ状に変形するものであったが他の実施形態
においては、他の変形を行うものとすることができる。
【0045】例えば、図6に示すようにラッパ状に変形
するものでも良い。(なお、この明細書において、同様
の働きをする部分については同一の番号を付す。)すな
わち、凹部23の内部に設けられる凸ガイド47は、略
円錐台形状を有し、凸ガイド47の周囲には拡径した空
間49が設けられている。これにより、凸部21が凹部
23に受け入れられ嵌合すると、略円錐台形状の凸ガイ
ド47は、凸部21の円筒状の先端に挿入されて、この
先端をスリット25に沿って割り、ラッパ状に広がって
変形する(図6(B))。
するものでも良い。(なお、この明細書において、同様
の働きをする部分については同一の番号を付す。)すな
わち、凹部23の内部に設けられる凸ガイド47は、略
円錐台形状を有し、凸ガイド47の周囲には拡径した空
間49が設けられている。これにより、凸部21が凹部
23に受け入れられ嵌合すると、略円錐台形状の凸ガイ
ド47は、凸部21の円筒状の先端に挿入されて、この
先端をスリット25に沿って割り、ラッパ状に広がって
変形する(図6(B))。
【0046】また、例えば、凸部が単に棒状をなし、凹
部が傾斜した棒状の空間を有するものであってもよい。
これにより、嵌合した凸部は、傾斜した空間に沿って変
形する。
部が傾斜した棒状の空間を有するものであってもよい。
これにより、嵌合した凸部は、傾斜した空間に沿って変
形する。
【0047】また、以上の実施形態においては、トンネ
ル周方向端面に形成された凸部17はL字状断面を有す
るものであったが、他の実施形態では、図7に示すよう
にT字状断面を有するものであってもよい。すなわち、
凸部51は、トンネルの半径を含む面できった断面が、
T字状の断面を有し、トンネル軸方向に伸びている。そ
して、凹部53は、凸部51のT字状断面がトンネル軸
方向に嵌合できるT字状断面を有する。この図7の実施
形態によれば、凹部53の開口部分が小さくて済み、合
成セグメント1の強度低下を抑えられる。
ル周方向端面に形成された凸部17はL字状断面を有す
るものであったが、他の実施形態では、図7に示すよう
にT字状断面を有するものであってもよい。すなわち、
凸部51は、トンネルの半径を含む面できった断面が、
T字状の断面を有し、トンネル軸方向に伸びている。そ
して、凹部53は、凸部51のT字状断面がトンネル軸
方向に嵌合できるT字状断面を有する。この図7の実施
形態によれば、凹部53の開口部分が小さくて済み、合
成セグメント1の強度低下を抑えられる。
【0048】また、以上の実施形態においては、合成セ
グメント1の四角形の4辺とも溝形鋼3、5、7、9で
あったが、他の実施形態では図8に示すように、四角形
のうち一対の湾曲した辺のみ、すなわちトンネル軸方向
端面のみを溝形鋼3、5で形成しても良い。
グメント1の四角形の4辺とも溝形鋼3、5、7、9で
あったが、他の実施形態では図8に示すように、四角形
のうち一対の湾曲した辺のみ、すなわちトンネル軸方向
端面のみを溝形鋼3、5で形成しても良い。
【0049】トンネル軸方向端面よりも、それほど精度
を要求されないトンネル周方向端面はコンクリートが露
出していても構わない。また、合成セグメントが千鳥状
に配置されることから、トンネル軸方向端面での連結が
しっかりしていれば、周方向端面が単に突き合わせの状
態でも、周方向の連結は十分に維持される。
を要求されないトンネル周方向端面はコンクリートが露
出していても構わない。また、合成セグメントが千鳥状
に配置されることから、トンネル軸方向端面での連結が
しっかりしていれば、周方向端面が単に突き合わせの状
態でも、周方向の連結は十分に維持される。
【0050】この場合に、周方向のコンクリート端面に
は、図9に示すようにシール材を保持するシール溝59
を形成することも容易にできる。
は、図9に示すようにシール材を保持するシール溝59
を形成することも容易にできる。
【0051】また、図10に示すように、シール溝59
のみならず、ホゾと呼ばれる凸部61および凹部63を
設け、連結を補助することも可能である。ホゾにより、
合成セグメント1の位置決めが容易になり、前記剪断力
の一部も受け持つことができる。
のみならず、ホゾと呼ばれる凸部61および凹部63を
設け、連結を補助することも可能である。ホゾにより、
合成セグメント1の位置決めが容易になり、前記剪断力
の一部も受け持つことができる。
【0052】さらに、コンクリートが露出したトンネル
周方向端面の連結は、別の連結手段で別個に行うことも
可能である。すなわち、例えば図11に示すように、コ
ンクリート22内に埋設された連結板65を互いに突き
合わせ、これら連結板65に開けたボルト孔67を連通
させ、両連結板65の背部に形成した作業用の凹部69
から、ボルト71を挿通し、ナット73に螺合して連結
することもできる。
周方向端面の連結は、別の連結手段で別個に行うことも
可能である。すなわち、例えば図11に示すように、コ
ンクリート22内に埋設された連結板65を互いに突き
合わせ、これら連結板65に開けたボルト孔67を連通
させ、両連結板65の背部に形成した作業用の凹部69
から、ボルト71を挿通し、ナット73に螺合して連結
することもできる。
【0053】また、トンネル軸方向端面のみを溝形鋼
3、5で形成して周方向端面はコンクリートが露出した
合成セグメントにおいては、内部はコンクリートのみ
(図12(A))でも良いし、鉄筋75を配した鉄筋コ
ンクリートでも良い(図12(B))。更には、スキン
プレート15をトンネル内壁に接する外側のみならず、
内側にも設けることもできる(図12(C))。
3、5で形成して周方向端面はコンクリートが露出した
合成セグメントにおいては、内部はコンクリートのみ
(図12(A))でも良いし、鉄筋75を配した鉄筋コ
ンクリートでも良い(図12(B))。更には、スキン
プレート15をトンネル内壁に接する外側のみならず、
内側にも設けることもできる(図12(C))。
【0054】さらに、以上の実施形態では、合成セグメ
ントの湾曲した辺には通常のコの字断面の溝形鋼3、5
が用いられたが、他の実施形態ではコの字の両先端が内
側に屈曲したリップ溝形鋼、パラレルフランジチャンネ
ル(PFC)、あるいは軽溝形鋼と呼ばれるものを用い
ても良い。
ントの湾曲した辺には通常のコの字断面の溝形鋼3、5
が用いられたが、他の実施形態ではコの字の両先端が内
側に屈曲したリップ溝形鋼、パラレルフランジチャンネ
ル(PFC)、あるいは軽溝形鋼と呼ばれるものを用い
ても良い。
【0055】また、溝形鋼の代わりに山形鋼77、79
を用いても良い(図12(D))。この山形鋼は、図に
示すように、先端をスキンプレート15の両端に溶接
し、この溶接によりスキンプレートの両端において形成
されるコの字は、合成セグメントの内側を向くようにす
る。この山形鋼は、不等辺山形鋼でも良いし、不等辺不
等厚山形鋼、等辺山形鋼、バルブプレート、あるいは軽
山形鋼と呼ばれるものでも良い。
を用いても良い(図12(D))。この山形鋼は、図に
示すように、先端をスキンプレート15の両端に溶接
し、この溶接によりスキンプレートの両端において形成
されるコの字は、合成セグメントの内側を向くようにす
る。この山形鋼は、不等辺山形鋼でも良いし、不等辺不
等厚山形鋼、等辺山形鋼、バルブプレート、あるいは軽
山形鋼と呼ばれるものでも良い。
【0056】さらに、以上の実施形態では、トンネル軸
方向の連結は、変形によって強固な嵌合をする特殊な凸
部21と凹部23を用いるものであったが、他の実施形
態では、単に凹凸による嵌合で連結が行われても良い。
方向の連結は、変形によって強固な嵌合をする特殊な凸
部21と凹部23を用いるものであったが、他の実施形
態では、単に凹凸による嵌合で連結が行われても良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、第一乃至第九の発
明のうちいずれか一の発明によれば、ボルトレスで連結
でき、しかも既に市販され、あるいはきわめて安価に入
手できる溝形鋼や山形鋼を曲げ加工して、合成セグメン
トの四角形の辺に用いることができるので、合成セグメ
ントの製造コストを低く抑えることが可能である。ま
た、ある程度の寸法精度も満足できる。さらに、少なく
とも、四角形のうち湾曲した辺に溝形鋼や山形鋼をもち
いるので、この部分においては角部が欠けたりせず、特
に重要なトンネル軸方向の連結の精度を維持できる。
明のうちいずれか一の発明によれば、ボルトレスで連結
でき、しかも既に市販され、あるいはきわめて安価に入
手できる溝形鋼や山形鋼を曲げ加工して、合成セグメン
トの四角形の辺に用いることができるので、合成セグメ
ントの製造コストを低く抑えることが可能である。ま
た、ある程度の寸法精度も満足できる。さらに、少なく
とも、四角形のうち湾曲した辺に溝形鋼や山形鋼をもち
いるので、この部分においては角部が欠けたりせず、特
に重要なトンネル軸方向の連結の精度を維持できる。
【0058】また、第二の発明によれば、さらに、合成
セグメントの四角形のうち直線的な辺にも溝形鋼や山形
鋼をもちいるので、この部分においても角部が欠けたり
せず、トンネル周方向の連結の精度も維持できる。
セグメントの四角形のうち直線的な辺にも溝形鋼や山形
鋼をもちいるので、この部分においても角部が欠けたり
せず、トンネル周方向の連結の精度も維持できる。
【0059】また、第三の発明によれば、さらに、スキ
ンプレートにより溝形鋼や山形鋼が接続され姿勢が維持
されるので、コンクリートの充填時に、他の手段によっ
て溝形鋼や山形鋼の姿勢を維持する必要がない。
ンプレートにより溝形鋼や山形鋼が接続され姿勢が維持
されるので、コンクリートの充填時に、他の手段によっ
て溝形鋼や山形鋼の姿勢を維持する必要がない。
【図1】この発明の一実施形態に係る合成セグメントの
鋼殻を示す斜視図である。
鋼殻を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II断面図であり、(A)は連結
後の状態を示す図、(B)は(A)の要部を示す図であ
る。
後の状態を示す図、(B)は(A)の要部を示す図であ
る。
【図3】図1のIII−III断面図であり、(A)は
連結前の状態を示す図、(B)は連結後の状態を示す図
である。
連結前の状態を示す図、(B)は連結後の状態を示す図
である。
【図4】図1のIV−IV断面図であり、(A)は連結
前の状態を示す図、(B)は連結後の状態を示す図であ
る。
前の状態を示す図、(B)は連結後の状態を示す図であ
る。
【図5】図1の合成セグメントにより筒状の構造体を構
築する際の展開図を示すもので、(A)は展開図、
(B)は(A)のP2の合成セグメントを示す図であ
る。
築する際の展開図を示すもので、(A)は展開図、
(B)は(A)のP2の合成セグメントを示す図であ
る。
【図6】図4に対応する他の実施形態を示すもので
(A)は連結前の状態を示す図、(B)は連結後の状態
を示す図である。
(A)は連結前の状態を示す図、(B)は連結後の状態
を示す図である。
【図7】図1に対応する他の実施形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】図1に対応する他の実施形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】図8におけるコンクリート充填後のX−X断面
図である。
図である。
【図10】図9に対応する他の実施形態を示す図であ
る。
る。
【図11】図9に対応する他の実施形態を示す図であ
る。
る。
【図12】(A)図8におけるコンクリート充填後のX
III方向からの側面図、(B)は(A)に対応する他
の実施形態を示す図、(C)は(A)に対応する他の実
施形態を示す図、(D)は(A)に対応する他の実施形
態を示す図である。
III方向からの側面図、(B)は(A)に対応する他
の実施形態を示す図、(C)は(A)に対応する他の実
施形態を示す図、(D)は(A)に対応する他の実施形
態を示す図である。
1 合成セグメント 1A 鋼殻 3、5、7、9 溝形鋼 11 角辺部 13 切断部分 15 スキンプ
レート 17 L字状の凸部 19 L字状の
凹部 21 円筒状の凸部 23 凹部 25 スリット 27 基部 29 定着用鉄筋 31 金物 33 孔 35 凸ガイド 37 間隙 39 シール材 41 凸条 43 凹条 47 凸ガイド 49 空間 51 T字状断面を有する凸部 53 凹部 55 凸部 57 凹部 59 シール溝 61 凸部 63 凹部 65 連結板 67 ボルト孔 69 作業用の
凹部 71 ボルト 73 ナット 75 鉄筋 77、79 山
形鋼
レート 17 L字状の凸部 19 L字状の
凹部 21 円筒状の凸部 23 凹部 25 スリット 27 基部 29 定着用鉄筋 31 金物 33 孔 35 凸ガイド 37 間隙 39 シール材 41 凸条 43 凹条 47 凸ガイド 49 空間 51 T字状断面を有する凸部 53 凹部 55 凸部 57 凹部 59 シール溝 61 凸部 63 凹部 65 連結板 67 ボルト孔 69 作業用の
凹部 71 ボルト 73 ナット 75 鉄筋 77、79 山
形鋼
Claims (10)
- 【請求項1】 下記の特徴を有するトンネル内壁の合成
セグメント。 (a)全体が所定の曲率で湾曲した四角形の略箱状を有
し、前記四角形の向かい合う一対の湾曲した辺はトンネ
ル軸方向の端面を形成し、他の向かい合う一対の直線的
な辺はトンネル周方向の端面を形成し、(b)前記一対
の湾曲した辺は、溝形鋼または山形鋼を曲げ加工するこ
とで形成され、溝形鋼または山形鋼の角部によって前記
略箱状の角辺部が形成され、(c)かつ、前記略箱状の
内部にはコンクリートが充填され、(d)トンネル周方
向端面およびトンネル軸方向の形鋼端面には、隣接する
合成セグメント同士が互いに連結するための凹部または
凸部が形成されている。 - 【請求項2】 前記四角形の他の向かい合う一対の直線
的な辺も、溝形鋼または山形鋼で形成され、湾曲した辺
と四角形の角部で互いに溶接されていることを特徴とす
る請求項1記載の合成セグメント。 - 【請求項3】 前記トンネル内壁に接する外側には、ス
キンプレートが配置され、溝形鋼または山形鋼に溶接さ
れていることを特徴とする請求項1、または2記載の合
成セグメント。 - 【請求項4】 前記トンネル周方向端面に形成された凹
部または凸部は、既に連結されトンネル内壁を覆工して
いる他の合成セグメントに隣接して、当該合成セグメン
トをトンネル軸方向にはめ込む際に、互いに嵌合して連
結する形状を有することを特徴とする請求項1、2、ま
たは3記載の合成セグメント。 - 【請求項5】 前記トンネル周方向端面に形成された凹
部または凸部は、凸部がトンネル軸方向に先端を向けた
L字状を有し、凹部が前記L字状の凸部に嵌合する形状
を有することを特徴とする請求項4記載の合成セグメン
ト。 - 【請求項6】 前記トンネル周方向端面に形成された凹
部または凸部は、凸部がT字状の断面を有してトンネル
軸方向に伸び、凹部は、前記凸部のT字状断面が嵌合で
きるT字状断面を有することを特徴とする請求項4記載
の合成セグメント。 - 【請求項7】 前記トンネル軸方向端面に形成された凹
部または凸部は、既に連結されトンネル内壁を覆工して
いる他の合成セグメントに突き合わせて、当該合成セグ
メントをトンネル軸方向にはめ込む際に、互いに嵌合し
て連結し、嵌合により凸部が変形する形状を有すること
を特徴とする請求項1、2、または3記載の合成セグメ
ント。 - 【請求項8】 前記凸部は、円筒状の金属材からなる先
端をトンネル軸方向に向けて形成され、円筒状の金属材
の表面には円筒軸方向に複数のスリットが形成され、凹
部は、前記凸部の先端を受けるようにトンネル軸方向に
向けて形成され、凹部の内部には、受けた凸部の筒状の
内部に挿入される略チューリップ状の凸ガイドが設けら
れ、この凸ガイドに所定の間隙を介して凹部の内周面は
同様にチューリップ状に形成されたことを特徴とする請
求項7記載の合成セグメント。 - 【請求項9】 前記トンネル軸方向端面および軸方向端
面には、シール溝を兼ねる凹条、またはこの凹条に嵌合
する凸条が設けられたことをを特徴とする請求項1乃至
8のうち、いずれかの1項に記載の合成セグメント。 - 【請求項10】 前記一対の湾曲した辺のみが、溝形鋼
または山形鋼を曲げ加工することで形成され、溝形鋼ま
たは山形鋼の角部によって前記略箱状の角部が形成さ
れ、トンネル内壁に接する外側には、スキンプレートが
配置されて前記溝形鋼または山形鋼に溶接され、前記一
対の直線的な辺は、コンクリートが露出していることを
特徴とする請求項1乃至9のうち、いずれかの1項に記
載の合成セグメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9339448A JPH11159293A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 合成セグメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9339448A JPH11159293A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 合成セグメント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11159293A true JPH11159293A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18327567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9339448A Pending JPH11159293A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 合成セグメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11159293A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003027894A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-29 | Nippon Steel Corp | 合成セグメント |
JP2006188826A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Iip:Kk | コンクリート部材の結合装置 |
JP2007224498A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Jfe Metal Products & Engineering Inc | トンネル用セグメントの止水構造 |
CN106014445A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-10-12 | 游连章 | 一种盾构管片的护角 |
JP2016216892A (ja) * | 2015-05-14 | 2016-12-22 | 大成建設株式会社 | セグメントの継手構造 |
JP2018080476A (ja) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 大成建設株式会社 | セグメントの継手構造 |
CN110080799A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-08-02 | 黄河勘测规划设计研究院有限公司 | 适于护盾式tbm的边钢内嵌式钢组合管片制造方法 |
CN110080797A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-08-02 | 黄河勘测规划设计研究院有限公司 | 适于护盾式tbm的全包钢板式钢组合管片制造方法 |
CN110080798A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-08-02 | 黄河勘测规划设计研究院有限公司 | 适于护盾式tbm的夹层式钢组合管片制造方法 |
CN113982629A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-28 | 成都未来智隧科技有限公司 | 隧道支护结构 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04350298A (ja) * | 1991-05-29 | 1992-12-04 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 合成セグメント |
JPH08296397A (ja) * | 1995-04-26 | 1996-11-12 | Tokyu Constr Co Ltd | シールドセグメント及びシールド工法 |
JPH08312294A (ja) * | 1995-05-19 | 1996-11-26 | Nippon Kokan Light Steel Kk | セグメント継手とセグメントの連結構造 |
JPH09125883A (ja) * | 1995-11-07 | 1997-05-13 | Kubota Corp | 連結装置 |
JPH09144491A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-03 | Nippon Kokan Light Steel Kk | 合成セグメント |
JPH09256788A (ja) * | 1996-03-26 | 1997-09-30 | Atsushi Koizumi | 覆工材 |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP9339448A patent/JPH11159293A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04350298A (ja) * | 1991-05-29 | 1992-12-04 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 合成セグメント |
JPH08296397A (ja) * | 1995-04-26 | 1996-11-12 | Tokyu Constr Co Ltd | シールドセグメント及びシールド工法 |
JPH08312294A (ja) * | 1995-05-19 | 1996-11-26 | Nippon Kokan Light Steel Kk | セグメント継手とセグメントの連結構造 |
JPH09125883A (ja) * | 1995-11-07 | 1997-05-13 | Kubota Corp | 連結装置 |
JPH09144491A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-03 | Nippon Kokan Light Steel Kk | 合成セグメント |
JPH09256788A (ja) * | 1996-03-26 | 1997-09-30 | Atsushi Koizumi | 覆工材 |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003027894A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-29 | Nippon Steel Corp | 合成セグメント |
JP4494674B2 (ja) * | 2001-07-13 | 2010-06-30 | 新日本製鐵株式会社 | 合成セグメント |
JP2006188826A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Iip:Kk | コンクリート部材の結合装置 |
JP4642459B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2011-03-02 | 株式会社アイ・アイ・ピー | コンクリート部材の結合装置 |
JP2007224498A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Jfe Metal Products & Engineering Inc | トンネル用セグメントの止水構造 |
JP2016216892A (ja) * | 2015-05-14 | 2016-12-22 | 大成建設株式会社 | セグメントの継手構造 |
CN106014445A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-10-12 | 游连章 | 一种盾构管片的护角 |
JP2018080476A (ja) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 大成建設株式会社 | セグメントの継手構造 |
CN110080799A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-08-02 | 黄河勘测规划设计研究院有限公司 | 适于护盾式tbm的边钢内嵌式钢组合管片制造方法 |
CN110080797A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-08-02 | 黄河勘测规划设计研究院有限公司 | 适于护盾式tbm的全包钢板式钢组合管片制造方法 |
CN110080798A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-08-02 | 黄河勘测规划设计研究院有限公司 | 适于护盾式tbm的夹层式钢组合管片制造方法 |
CN113982629A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-28 | 成都未来智隧科技有限公司 | 隧道支护结构 |
CN113982629B (zh) * | 2021-10-29 | 2024-04-05 | 成都未来智隧科技有限公司 | 隧道支护结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11159293A (ja) | 合成セグメント | |
JPH1068287A (ja) | ライナープレート | |
JP2000303797A (ja) | 支保工継手およびそれを用いた支保工構造 | |
JPH10115189A (ja) | シールドセグメント | |
JP2003307100A (ja) | トンネル用セグメント | |
JPH10227199A (ja) | 大断面トンネルの施工方法 | |
JPH09195687A (ja) | セグメント | |
JPH0742494A (ja) | トンネル覆工用セグメント | |
JP6229400B2 (ja) | トンネル接続構造およびトンネル接続方法 | |
JPH10115197A (ja) | 鋼材のジョイント構造およびこれに用いられる補強プレート | |
JP2024131756A (ja) | セグメントの溶接治具及びセグメントの製造方法 | |
JPH11131994A (ja) | 覆工材 | |
JP5142808B2 (ja) | 異種トンネル接合構造及び方法 | |
JP3615833B2 (ja) | セグメントの接合構造 | |
JP4953654B2 (ja) | トンネル用セグメントの止水構造 | |
JP7356944B2 (ja) | シールド掘削工法 | |
JP6811299B1 (ja) | Bセグメントとkセグメントからなるセグメントセット、切り開きトンネル及びその施工方法 | |
JPH09189199A (ja) | ライナーピース | |
JP3566674B2 (ja) | シールド洞道の覆工構造及びシールド洞道の施工方法 | |
JPH11193693A (ja) | セグメントの継手構造、セグメント及びセグメントの組み立て方法 | |
JP6179387B2 (ja) | トンネル接続構造およびトンネル接続方法 | |
JPH09256788A (ja) | 覆工材 | |
JPH1077798A (ja) | トンネル支保材とその構成方法 | |
JP4734075B2 (ja) | セグメントの連結構造 | |
JPH074187A (ja) | 覆工用セグメントの継手構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040811 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060829 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070123 |