JP3566674B2 - シールド洞道の覆工構造及びシールド洞道の施工方法 - Google Patents

シールド洞道の覆工構造及びシールド洞道の施工方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本線から分岐する立坑などの連絡坑が構築されるシールド洞道の、セグメントリングによる覆工構造及び施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シールド工法によるシールド洞道(シールドトンネル)の施工に際して、本線のシールド洞道から分岐する、例えば、立坑などの連絡坑を構築する場合がある。このような場合、シールド洞道には、将来形成される連絡坑の開口部に対して、例えば、以下に示されるような補強がなされる。
【0003】
前記シールド洞道の覆工は、図22及び図23に示すように、複数の円環状のセグメントリング71、補強リング72、桁材73、柱リング74により構成されている。これらセグメントリング71,…は、シールド洞道の軸方向に接合されて、円筒状の壁部を形成するようになっている。この円筒状の壁部を構成するセグメントリング71,…に、連絡坑の開口部70を形成する場合には、開口部70の形成によって、セグメントリング71,…の、土圧等の荷重に対する支持強度が低下するため、それに対して何らかの補強が必要となる。そこで、セグメントリング71,…の内周面には、図20に示すように、開口部70を囲むように、H鋼等の桁材73,73及び柱リング74,74が接合され、桁材73,73の周方向にはH鋼を曲げ加工した補強リング72,…が組み付けられて、セグメントリング71,…に対する補強がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の方法では、セグメントリング71,…の内周面に、補強リング72,…、柱リング74,74及び桁材73,73を溶接して、開口部70が形成されるセグメントリング71,…に対する補強が行われていたため、これら補強部材によって断面方向の桁高が嵩み、シールド洞道の中空径が小さくなっていた。また、セグメントリング71,…と補強リング72,…とが溶接により接合されていたため、セグメントリング71,…からの反力が桁材73,73に必ずしも伝達されているとは限らず、それが原因で、セグメントリング71,…に大きな変形が生じることがあった。また、セグメントリング71,…を組み立てた後に、補強リング72,…、桁材73,73及び柱リング74,74を、セグメントリング71,…の内周面に溶接していく補強作業は、非常に手間がかかるものであった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、連絡坑の開口部を形成する際に、セグメントリングの形成後に行われる補強作業を省略することが可能であるとともに、土圧等の荷重に対する支持強度を向上させて開口部の形成位置におけるシールド洞道の中空径を拡大させることが可能なシールド洞道の覆工構造及び施工方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、本線から分岐する立坑などの連絡坑53が構築されるシールド洞道50の覆工構造であって、前記連絡坑の開口部52の少なくとも形成位置に配置された複数のセグメントリング1〜3を構成するセグメント15〜34の少なくとも一部には、前記開口部が形成される前記セグメントリングを補強する補強部材4〜5が設けられ、前記補強部材は、前記開口部を挟んで、シールド洞道の周方向に沿って配置される二つの第一の補強部材と、前記開口部を挟んで、シールド洞道の軸方向に沿って配置されるとともに、両端部が前記第一の補強部材に接合された二つの第二の補強部材とを備えることを特徴とする。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、補強部材がセグメント内に設けられているため、開口部に対する補強がセグメントリングに一体化され、従来のように、開口部周辺のセグメントリングの内周面上に、補強部材を組みつけたものと比べて断面性能及び剛性が高められることとなる。また、土圧等の荷重に対する支持強度が向上されるため、補強部材の大きな変形等の発生を低減させることができる。また、狭いシールド洞道での手間のかかる補強部材の組みつけ作業をする必要がなくなるため、施工工程の短縮が図ることができる。また、開口部は、シールド洞道の周方向に沿って環状に配置される二つの第一の補強部材と、シールド洞道の軸方向に沿って配置されるとともに、両端部が第一の補強部材に接合された二つの第二の補強部材とによって四方を囲まれているため、セグメントリングの覆工後に改めて補強部材を敷設する必要がなくなり、作業性の向上、施工工程の短縮を図ることができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、前記補強部材が、あらかじめ、前記セグメント内に収まるように設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、補強部材がセグメント内からはみ出すことなく収まっているため、セグメントリングを形成した際に、シールド洞道の中空径を最大限に生かすことができるとともに、特に二次覆工をしない場合に、開口部の形成位置におけるシールド洞道の中空径を拡大することが可能となる。
【0010】
請求項3記載の発明は、前記補強部材は、前記セグメントを組み合わせて複数の前記セグメントリングを形成した際に、前記セグメント間で前記補強部材が連続するようにつながることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明によれば、セグメントを組み合わせてセグメントリングを形成した際に、補強部材がセグメント間でつながるように組み合わせることにより、一体物の補強部材が複数のセグメントにわたって設置されている場合とほぼ同等の断面性能及び剛性を発揮することができる。また、セグメントごとに補強部材が分割された状態となっているため、シールド洞道内への搬送作業が容易となり、作業性の向上、施工工程の短縮を図ることができる。
【0014】
請求項4記載の発明は、前記連絡坑の開口部の少なくとも形成位置に配置された複数の前記セグメントリングを構築した際に、前記セグメントリング同士の接合部における剪断強度を強化するための強化部55が、前記第二の補強部材のセグメントリング間の接合部分において、二つの前記セグメントリングの接合部を越えて一方のセグメントリングから他方のセグメントリングに至るように配置されることを特徴とする。
【0015】
請求項4記載の発明によれば、セグメントリング間の隣接する第二の補強部材内に連続するように強化部が設けられているため、セグメントリングの軸方向のせん断強度を強化することができる。また、強化部を設ける方法は容易であるため、簡単な方法で第二の補強部材を強化することができるとともに、強化にかかるコストを低減することができる。したがって、セグメントリング間の接続に用いられるボルトのサイズアップを必要とせず、全て同じサイズのボルトを使用することが可能となる。よって、部品の管理を容易にすることができ、また、接続に用いる工具も少なくて済むため、施工能率が向上する。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載のシールド洞道の覆工構造を用いたシールド洞道の施工方法であって、あらかじめ、前記補強部材が設けられた前記セグメントを製造した後に、少なくとも前記開口部の形成位置に配置されるセグメントリングを形成するに際し、前記補強部材が設けられた前記セグメントを用いることを特徴とする。
【0017】
請求項5記載の発明によれば、セグメントリングを形成する前に、あらかじめ補強部材をセグメント内に設けるだけの簡単な施工方法で請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態を図1〜図18を参照して詳細に説明する。
本発明のシールド洞道50の覆工は、図4に示すように、複数の円環状のセグメントリングによって構成され、本線のシールド洞道50から分岐する立坑などの連絡坑53の開口部52が形成されることを想定して施工されている。
この例では、開口部52が三つ並んだセグメントリングにわたるように形成されるものとして、図4に示すように、三つ並んだセグメントリングの一方の端部から第一のセグメントリング1、第二のセグメントリング2、第三のセグメントリング3と名付けて、以下、シールド洞道50の開口部52周囲の覆工構造について説明する。
【0019】
まず、シールド工法によるシールド洞道50の施工方法について説明する。
シールド工法は、先端面にカッターディスクを備えた筒状のシールド機を用いて、シールド機が備えるシールドジャッキをセグメントの先端面に押しつけ、このセグメントから推進反力を得て、これをシールド機の後方に押し出すようにしながら順次推進、掘削作業を行い、トンネルの内壁面を覆う覆工体としての、セグメントリングを順次組み立てることによりトンネル等を構築する工法である。非開削工法となることから、道路交通に支障を与えずにすむなど周辺環境への影響が小さく、都市のような狭い施工区域での施工に適した工法である。
【0020】
シールド機には円筒状のシールド機本体の内周壁に沿ってシールドジャッキがシールド機本体の軸方向に複数設けられている。これらの各シールドジャッキは主にシリンダとピストンロッドとから構成されている。
各シリンダはシールド機本体内に設けられている油圧発生装置にそれぞれ接続されている。各ピストンロッドは一端がシリンダと連結され、他端がシールド機本体の後方に向けられている。
そして、シリンダ内に油圧発生装置により油圧が供給されると、シールド機本体の後方へ伸長し、シールド機本体後部に設けられたセグメントに当接し、シールド機本体を前方に押し出すようにされている。
また、各ピストンロッドの伸長量及び各ピストンロッドの伸長の始動/停止がオペレータにより操作されている。このようなシールド機によれば、シールド機の推進に伴って、シールド機の後部ではシールド機本体内に設けられたエレクタによりセグメントリングが形成され覆工が形成される。
【0021】
次に、上述のシールド工法によって形成される第一〜第三のセグメントリング1〜3の構成について説明する。
第一のセグメントリング1は、図1、図4〜図9に示すように、A型、A型、B型、B型、K型の円弧形状の鋼製セグメントが組み合わされて構成されている。
【0022】
型セグメント16には、図5に示すように、スキンプレート6、主桁7、縦リブ8、横リブ8a、継手板9、第一の補強部材4等が備えられている。
スキンプレート6は、円弧形状に湾曲された長方形状の板材であり、シールド洞道50の壁面の骨組みとなるものである。
主桁7は、スキンプレート6と同様に湾曲された板材であり、隣接するセグメントリングとの接続部となる。主桁7は、スキンプレート6の長尺側となる二辺に対応して配置され、二枚の主桁7の長尺側の一方の辺が溶接などの手法によってスキンプレート6に接合されている。また、主桁7には、隣接するセグメントリングと接続するための複数のボルト孔10が形成されている(図では3個ずつ)。
【0023】
縦リブ8は、スキンプレート6、主桁7の補強を目的とする長方形状の板材であり、スキンプレート6の短尺側の辺に平行に複数備えられている。また、縦リブ8の長尺側の端部が一方の主桁7と他方の主桁7とに接合されている。また、縦リブ8の長尺側の一方の辺が、スキンプレート6の内周面に溶接などの手法によって接合されている。
横リブ8aは、スキンプレート6の長尺側の辺に平行に複数備えられている。また、横リブ8aの一方の端部は縦リブ8に接合され、他方の端部は、継手板9に接合されている。
【0024】
継手板9は、長方形状の板材であり、セグメントの接続部となる。継手板9は、スキンプレート6の短尺側の二辺に対応して配置され、二枚の継手板9の長尺側の一方の辺が溶接などの手法によってスキンプレート6に接合されている。また、継手板9には、隣接するセグメントと接続するためのボルト孔10がそれぞれ形成されている(図では2個ずつ)。
また、上述の構成により、継手板9の端部は、主桁7の端部とスキンプレート6の頂点にて当接されることになる。
【0025】
第一の補強部材4は、主桁7とほぼ同様の形状を有するとともに、主桁7に沿って、互いに間隔をあけて配置された板材41と、これら板材41同士の間に複数箇所で架け渡されるように配置された板体42とから、梯子状(円弧形状)に形成されたものである。板材41は、スキンプレート6と同様に湾曲され、主桁7の厚さと等しいか、あるいは、主桁7より薄く形成されている。また、第一の補強部材4は、スキンプレート6の長尺側の辺に平行に、かつ、スキンプレート6の短尺側の長さの略1/3となる位置に設置されている。また、第一の補強部材4は、それぞれの両端が一方の継手板9と他方の継手板9とに接合されている。
【0026】
また、図18に示すように、ボルト孔10周囲には、ボルトボックス12が備えられており、隣接するセグメントを接続した際にコーキング材14を注入するためのコーキング溝13が形成される構造となっている。また、スキンプレート6の長尺側方向及び短尺側方向の中心線のほぼ交点の位置には、裏込材を注入するための円筒形状の注入孔11がスキンプレート6の内周面から外周面に貫通するように備えられている。
【0027】
型セグメント17は、図6に示すように、前記A型セグメント16とほぼ同様の構成を有しており、第一の補強部材4を備えている。さらに、A型セグメント17には、第二の補強部材5が前記縦リブ8と平行に設置されるとともに、A型セグメント17の一方の端部に設けられている。また、第二の補強部材5の一方の端部が第一の補強部材4の一方の端部と接合され、かつ、第二の補強部材5の他方の端部が第一の補強部材4から遠い方の主桁7と接合されている。第二の補強部材5は、前記第一の補強部材4より広い間隔をおいて設置された二枚の板材51によって形成されている。また、第二の補強部材5は、主桁7と第一の補強部材4との間において、二枚の縦リブ8に替えて設けられており、二枚の縦リブ8よりわずかに広い間隔で板材51が配置されている。また、板材51は、縦リブ8より厚いものとされている。また、主桁7において、第二の補強部材5が接合されている部分には、ボルト孔10が二箇所ずつ形成されている。また、第二の補強部材5から遠い方の継手板9には、ボルト孔10が三箇所形成されている。なお、他の部材は前記A型セグメント16と同様に形成、設置されているため、説明を省略する。
【0028】
型セグメント15は、図7に示すように、前記A型セグメント16とほぼ同様の構成を有しており、B型セグメント15の一方の継手板9は、K型セグメント19と接合するために、A型セグメント16及びA型セグメント17の継手板9がセグメントリングの径方向に沿っているのに対して、B型セグメント15の一方の継手板9は、B型セグメント15の内周の距離がA型セグメント16及びA型セグメント17より短くなるように傾いている。言い換えると、スキンプレート6の内周面から見てセグメントリングの径方向に対して内側へ少し傾いた状態とされている。なお、他の部材は前記A型セグメント16と同様に形成、設置されているため、説明を省略する。
【0029】
型セグメント18は、図8に示すように、前記B型セグメント15とほぼ同様の構成を有しており、前記B型セグメント15に第二の補強部材5が縦リブ8に平行に、かつ、スキンプレート6の長尺側の長さの略1/3となる位置に設置した構成となっている。また、第二の補強部材5の一方の端部が第一の補強部材4と接合され、かつ、第二の補強部材5の他方の端部が第一の補強部材4から遠い方の主桁7と接合されている。また、セグメント18の一方の継手板9は、K型セグメント19と接合するために、スキンプレート6の内周面から見てセグメントリングの径方向に対して内側へ少し傾いた状態とされている。また、第二の補強部材5に近い方の継手板9には、ボルト孔10が三箇所形成されている。なお、他の部材は前記B型セグメント15と同様に形成、設置されているため、説明を省略する。
【0030】
型セグメント19は、図9に示すように、第一のセグメントリング1のキーセグメントである。K型セグメント19には、前記A型セグメント16と同様、スキンプレート6、主桁7、縦リブ8、横リブ8a、継手板9、第一の補強部材4等が備えられている。ここで、K型セグメント19は、セグメントリングを形成した際の周方向の長さが軸方向の長さよりも短いため、スキンプレート6において、主桁7を接合する辺が短尺側、継手板9を接合する辺が長尺側となる。
【0031】
型セグメント19は、スキンプレート6の短尺側となる二辺に対応して配置され、二枚の主桁7の長尺側の一方の辺が溶接などの手法によってスキンプレート6に接合されている。また、主桁7には、ボルト孔10が形成されている(図では1個ずつ)。
縦リブ8は、スキンプレート6の長尺側の辺に平行に複数備えられている。また、縦リブ8の長尺側の端部が一方の主桁7と他方の主桁7とに接合されている。また、縦リブ8の長尺側の一方の辺が、スキンプレート6の内周面に溶接などの手法によって接合されている。
横リブ8aは、スキンプレート6の短尺側の辺に平行に複数備えられている。また、横リブ8aの一方の端部は縦リブ8に接合され、他方の端部は、継手板9に接合されている。
【0032】
継手板9は、スキンプレート6の長尺側の二辺に対応して配置され、二枚の継手板9の長尺側の一方の辺が溶接などの手法によってスキンプレート6に接合されている。また、継手板9には、ボルト孔10がそれぞれ形成されている(図では2個ずつ)。また、上述の構成により、継手板9の端部は、主桁7の端部とスキンプレート6の頂点にて当接されることになる。また、セグメント19の両側の継手板9は、前記B型セグメント15及び前記B型セグメント18と接合するために、スキンプレート6の内周面から見てセグメントリングの径方向に対して外側へ少し傾いた状態とされている。
【0033】
第一の補強部材4は、スキンプレート6の短尺側の辺に平行に、かつ、スキンプレート6の長尺側の長さの略1/3となる位置に設置されている。また、第一の補強部材4は、それぞれの両端が一方の継手板9と他方の継手板9とに接合されている。なお、他の部材は上述の各セグメントと同様に形成、設置されているため、説明を省略する。
【0034】
第二のセグメントリングは、図2、図4、図10〜図13に示すように、A型、A型、B型、K型の円弧板状の鋼製セグメントが組み合わされて構成されている。
【0035】
型セグメント23は、A型セグメント16の第一の補強部材4を取り除き、第二の補強部材5が設置されたものと同様の構成である。第二の補強部材5は、スキンプレート6の長尺側の長さの略1/3となる位置に備えられ、両端が主桁7に接合されている。また、主桁7において、第二の補強部材5が接合されている部分には、ボルト孔10が二箇所ずつ形成されている。また、第二の補強部材5に近い方の継手板9には、ボルト孔10が三箇所形成されている。なお、他の部材は前記A型セグメント16と同様に形成、設置されているため、説明を省略する。
【0036】
型セグメント22は、図11に示すように、A型セグメント23の長尺側の中間に設置されている縦リブ8を取り除き、A型セグメント23に設置されている第二の補強部材5を長尺側の中間に移動した構成である。なお、他の部材は前記A型セグメント16と同様に形成、設置されているため、説明を省略する。
【0037】
B型セグメント21は、図12に示すように、B型セグメント15から第一の補強部材4を取り除いたものと同様の構成である。なお、他の部材は前記B型セグメント15と同様に形成、設置されているため、説明を省略する。
【0038】
K型セグメント25は、図13に示すように、第二のセグメントリング2のキーセグメントであり、K型セグメント19から第一の補強部材4を取り除いたものと同様の構成である。なお、他の部材は前記K型セグメント19と同様に形成、設置されているため、説明を省略する。
【0039】
第三のセグメントリング3は、図3、図4、図5、図9、図14〜図16に示すように、A型、A型、B型、B′型、K型の円弧形状の鋼製セグメントが組み合わされて構成されている。なお、A型セグメント16及びK型セグメント19については、上述と同様の構成であるため、説明を省略する。
【0040】
型セグメント33は、図14に示すように、前記A型セグメント17内部に備えられた各部材をA型セグメント17の短尺側の中心線に対して反転させた配置としたものである。なお、各部材は前記A型セグメント17と同様に形成、設置されているため、説明を省略する。
【0041】
型セグメント34は、図15に示すように、前記B型セグメント18内部に備えられた各部材をB型セグメント18の短尺側の中心線に対して反転させた配置としたものである。なお、各部材は前記B型セグメント18と同様に形成、設置されているため、説明を省略する。
【0042】
′型セグメント31は、図16に示すように、前記B型セグメント15内部に備えられた各部材をB型セグメント15の短尺側の中心線に対して反転させた配置としたものである。なお、各部材は前記B型セグメント15と同様に形成、設置されているため、説明を省略する。
【0043】
なお、上述の各セグメントは、キーセグメントであるK型セグメント19及びK型セグメント25以外は同様の大きさとなっており、セグメント製作の能率を向上させるとともに、セグメントの主桁7及び継手板9のボルト孔10の間隔をほぼ等しくすることで、セグメントにかかる土圧等を均等に分散させることができる。また、各セグメントは、上述のものに限らず、シールド洞道50の径及び開口部52の大きさによって、任意に変更可能である。また、第一及び第二の補強部材4〜5は、施工前の構造設計により決定された所定の位置に設置され、各セグメントにできるだけ均等に土圧がかかるような配置となっている。
【0044】
第一のセグメントリング1は、図1に示すように、シールド洞道50の底部にA型セグメント16が設置され、該A型セグメント16の開口部52側の端部にてA型セグメント17、他方の端部にてB型セグメント15が継ぎボルト11(M20等)を介して接続される。また、前記A型セグメント17のA型セグメント16との接続部と反対側の端部には、B型セグメント18の一方の端部が接続される。最後に、B型セグメント15とB型セグメント18との間にキーセグメントであるK型セグメント19をはめ込み、接続することによって第一のセグメントリング1は完成する。なお、セグメントの接続の際に、隣接するセグメントリング同士は、ボルトボックス12を介して挿入される継ぎボルト11によって接続される。また、前記コーキング溝13からコーキング材14を流入することにより、セグメント及びセグメントリング同士の継ぎ目の止水性を高めるとともに、継ぎボルト11の腐食を防止する。
【0045】
第二のセグメントリング2は、シールド洞道50の底部に一方のB型セグメント21が設置され、該B型セグメント21の開口部52側の端部にてA型セグメント22が継ぎボルト11を介して接続される。同様に、A型セグメント22の開口部52側の端部には、A型セグメント23の一方の端部が接続され、他方の端部には、他方のB型セグメント21が継ぎボルト11を介して接続される。最後に、一方のB型セグメント21と他方のB型セグメント21との間にキーセグメントであるK型セグメント25をはめ込み、接続することによって第二のセグメントリング2は完成する。なお、セグメントの継ぎ目のコーキングについては、上述の第一のセグメントリング1と同様である。
【0046】
第三のセグメントリング3は、シールド洞道50の底部にA型セグメント16が設置され、該A型セグメント16の開口部52側の端部にてA型セグメント33、他方の端部にてB′型セグメント31が継ぎボルト11を介して接続される。同様に、A型セグメント33の開口部52側の端部には、B型セグメント34の一方の端部が継ぎボルト11を介して接続される。最後に、B′型セグメント31とB型セグメント34との間にキーセグメントであるK型セグメント19をはめ込み、接続することによって第三のセグメントリング3は完成する。なお、セグメントの継ぎ目のコーキングについては、上述の第一のセグメントリング1と同様である。
【0047】
上述のセグメントの配置で第一〜第三のセグメントリング1〜3を組み立てると、図4に示すように、開口部52を挟んで第一の補強部材4が第一のセグメントリング1及び第三のセグメントリング3内でシールド洞道50の周方向に沿って環状に配置された状態となる。また、開口部52を形成することにより、シールド洞道50の周方向に沿ったセグメント同士の接合部分(第一のセグメントリング1内のセグメント17,18及び第三のセグメントリング3内のセグメント33,34)の一部が切り取られる箇所においては、あらかじめ、セグメント同士が3個以上の継ぎボルト11で接合されている。
これにより、セグメント同士の接合部分の一部が切り取られても、セグメント同士が2本以上の継ぎボルト11で接合されるようになっている。
【0048】
また、開口部52を挟んで第二の補強部材5がシールド洞道50の軸方向に沿って配置されるとともに、第二の補強部材5の両端部が第一のセグメントリング1及び第三のセグメントリング3内に配置された第一の補強部材4に接合された状態となる。また、第二の補強部材5を有するセグメントをセグメントリング間で接合する際に、第二の補強部材5に対応する部分が2本の継ぎボルト11で接合されている。
【0049】
さらに、セグメントリング間の接続部分を強化するため、以下に示す方法で強化する。
例えば、図19に示すように、隣接するセグメントリング間に第二の補強部材5が連続するように配置されている箇所(B型セグメント18とA型セグメント23間、A型セグメント23とB型セグメント34間、A型セグメント17とA型セグメント22間、A型セグメント22とA型セグメント33間)においては、どちらか一方側の第二の補強部材5内、すなわち、二枚の板材51に挟まれた箇所に強化部としてH形鋼55を備えておく。そして、セグメントリングの接続後、H形鋼55を第二の補強部材5に沿って摺動させ、H形鋼55を上述の隣接するセグメントリングの接合部を越えて一方のセグメントリングから他方のセグメントリングに至るように配置する。その際、二枚の板材51に挟まれる部分の主桁7は取り除かれており、継ぎボルト11での接続は、二枚の板材51に挟まれる部分の外側にて接合される。なお、板材51にレール等のガイドを備えておくと、H形鋼55を摺動する際の作業性を向上させることができる。
【0050】
また、図20に示すように、上述の隣接するセグメントリング間に第二の補強部材5が連続するように配置されている箇所において、どちらか一方側のセグメントリングにおける二枚の板材51に挟まれる部分に、H形鋼55の継ぎ目側に近い方の一端をヒンジ56にて回動自在に固定しておく。そして、セグメントリングの接続後、H形鋼55をヒンジ56を中心として180度回動させ、H形鋼55を上述の隣接するセグメントリング間にわたって配置する。なお、H形鋼55の回動させた側の端部を固定する機構を他方のセグメントリングに備えておき、H形鋼55を固定できるようにしておくことが望ましい。また、図19、図20において、H形鋼55は、二つのセグメントリング間にまたがって配置されるとともに、それぞれのセグメントリングにおいて、第二の補強部材5の二枚の板材51に挟まれた状態に配置される。すなわち、H形鋼55は、セグメントに固定された板材51等のように、セグメントリングの周方向に沿って、H形鋼55を挟む間隔をあけて配置された二つの部材や枠状の部材に囲まれた状態でこれらの部材からせん断力を伝達されるようになっている。なお、強化部55は、H形鋼以外の部材でもよく、他の形状の鋼材を用いても良い。
【0051】
また、図21に示すように、隣接するセグメントのスキンプレート6における二枚の板材51に挟まれる軸方向の辺を一方を凹部57、他方を凸部(強化部)55に形成し、これらを噛み合わせることで強化部としての機能を持たせる方法も可能である。この方法を用いると、H形鋼を取り付ける必要がなく、継ぎボルト11のみによる接続でありながら、高いせん断強度を発揮させることができる。
【0052】
これにより、開口部52は、シールド洞道50の周方向を第一の補強部材4、軸方向を第二の補強部材5によって囲まれることになる。すなわち、開口部52はセグメントリングを覆工した後に補強部材を施さなくても、各セグメント内に設置された第一及び第二の補強部材4〜5によって補強されていることになる。また、セグメント間には、二枚の板材51に挟まれて強化部55が備えられており、シールド洞道50の軸方向のせん断強度を高めることができる。したがって、セグメントリングの接続に用いられる継ぎボルト11のサイズアップを必要とせず、全て同じサイズの継ぎボルト11を使用することが可能となる。よって、部品の管理を容易にすることができ、また、接続に用いる工具も少なくて済むため、施工能率が向上する。
【0053】
したがって、第一及び第二の補強部材4〜5が各セグメント内に収まっているため、開口部52に対する補強が第一〜第三のセグメントリング1〜3に一体化され、従来のように、開口部52周辺のセグメントリングの内周面上に、補強部材を組みつけたものと比べて断面性能及び剛性が高められることとなる。また、土圧等の荷重に対する支持強度が向上されるため、第一及び第二の補強部材4〜5の大きな変形等の発生を低減させることができる。また、開口部52の形成位置におけるシールド洞道50の中空径を拡大することが可能となる。また、狭いシールド洞道50での手間のかかる補強部材の組みつけ作業をする必要がなくなるため、施工工程の短縮を図ることができる。
【0054】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、セグメントは上記の鋼製セグメントに限らず、ダクタイルセグメント、鉄筋コンクリートセグメント、合成セグメント等を用いることができる。また、セグメントの形状、大きさ等は任意であって、施工状況に応じて変更可能である。
【0055】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、補強部材がセグメント内に設けられているため、開口部に対する補強がセグメントリングに一体化され、従来のように、開口部周辺のセグメントリングの内周面上に、補強部材を組みつけたものと比べて断面性能及び剛性が高められることとなる。また、土圧等の荷重に対する支持強度が向上されるため、補強部材の大きな変形等の発生を低減させることができる。また、狭いシールド洞道での手間のかかる補強部材の組みつけ作業をする必要がなくなるため、施工工程の短縮が図ることができる。また、開口部は、シールド洞道の周方向に沿って環状に配置される二つの第一の補強部材と、シールド洞道の軸方向に沿って配置されるとともに、両端部が第一の補強部材に接合された二つの第二の補強部材とによって四方を囲まれているため、セグメントリングの覆工後に改めて補強部材を敷設する必要がなくなり、作業性の向上、施工工程の短縮を図ることができる。
【0056】
請求項2記載の発明によれば、補強部材がセグメント内からはみ出すことなく収まっているため、セグメントリングを形成した際に、シールド洞道の中空径を最大限に生かすことができるとともに、開口部の形成位置におけるシールド洞道の中空径を拡大することが可能となる。
【0057】
請求項3記載の発明によれば、セグメントを組み合わせてセグメントリングを形成した際に、補強部材がセグメント間でつながるように組み合わせることにより、一体物の補強部材が複数のセグメントにわたって設置されている場合とほぼ同等の断面性能及び剛性を発揮することができる。また、セグメントごとに補強部材が分割された状態となっているため、シールド洞道内への搬送作業が容易となり、作業性の向上、施工工程の短縮を図ることができる。
【0059】
請求項4記載の発明によれば、セグメントリング間の隣接する第二の補強部材内に連続するように強化部が設けられているため、セグメントリングの軸方向のせん断強度を強化することができる。また、強化部を設ける方法は容易であるため、簡単な方法で第二の補強部材を強化することができるとともに、強化にかかるコストを低減することができる。したがって、セグメントリング間の接続に用いられるボルトのサイズアップを必要とせず、全て同じサイズのボルトを使用することが可能となる。よって、部品の管理を容易にすることができ、また、接続に用いる工具も少なくて済むため、施工能率が向上する。
【0060】
請求項5記載の発明によれば、セグメントリングを形成する前に、あらかじめ補強部材をセグメント内に設けるだけの簡単な施工方法で請求項1と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第一のセグメントリングを説明するための横断面図である。
【図2】上記実施の形態の第二のセグメントリングを説明するための横断面図である。
【図3】上記実施の形態の第三のセグメントリングを説明するための横断面図である。
【図4】上記実施の形態のシールド洞道の開口部を説明するための縦断面図である。
【図5】上記実施の形態のA型セグメントを説明するための図である。
【図6】上記実施の形態のA型セグメントを説明するための図である。
【図7】上記実施の形態のB型セグメントを説明するための図である。
【図8】上記実施の形態のB型セグメントを説明するための図である。
【図9】上記実施の形態のK型セグメントを説明するための図である。
【図10】上記実施の形態のA型セグメントを説明するための図である。
【図11】上記実施の形態のA型セグメントを説明するための図である。
【図12】上記実施の形態のB型セグメントを説明するための図である。
【図13】上記実施の形態のK型セグメントを説明するための図である。
【図14】上記実施の形態のA型セグメントを説明するための図である。
【図15】上記実施の形態のB型セグメントを説明するための図である。
【図16】上記実施の形態のB′型セグメントを説明するための図である。
【図17】上記実施の形態の継ぎボルトを説明するための図である。
【図18】上記実施の形態のボルトボックスを説明するための図である。
【図19】上記実施の形態の強化部を設ける方法を説明するための図である。
【図20】上記実施の形態の強化部を設ける方法を説明するための図である。
【図21】上記実施の形態の強化部を設ける方法を説明するための図である。
【図22】従来技術として例示する、連絡坑の開口部に対する補強構造を説明するための縦断面図である。
【図23】上記従来技術の補強構造を説明するための横断面図である。
【符号の説明】
1 第一のセグメントリング
2 第二のセグメントリング
3 第三のセグメントリング
4 第一の補強部材
5 第二の補強部材
15 B型セグメント
16 A型セグメント
17 A型セグメント
18 B型セグメント
19 K型セグメント
21 B型セグメント
22 A型セグメント
23 A型セグメント
25 K型セグメント
31 B′型セグメント
33 A型セグメント
34 B型セグメント
50 シールド洞道
53 連絡坑
52 開口部
55 強化部

Claims (5)

  1. 本線から分岐する立坑などの連絡坑が構築されるシールド洞道の覆工構造であって、
    前記連絡坑の開口部の少なくとも形成位置に配置された複数のセグメントリングを構成するセグメントの少なくとも一部には、前記開口部が形成される前記セグメントリングを補強する補強部材が設けられ、
    前記補強部材は、前記開口部を挟んで、シールド洞道の周方向に沿って配置される二つの第一の補強部材と、前記開口部を挟んで、シールド洞道の軸方向に沿って配置されるとともに、両端部が前記第一の補強部材に接合された二つの第二の補強部材とを備えることを特徴とするシールド洞道の覆工構造。
  2. 前記補強部材が、あらかじめ、前記セグメント内に収まるように設けられていることを特徴とする請求項1記載のシールド洞道の覆工構造。
  3. 前記補強部材は、前記セグメントを組み合わせて複数の前記セグメントリングを形成した際に、前記セグメント間で前記補強部材が連続するようにつながることを特徴とする請求項1または2に記載のシールド洞道の覆工構造。
  4. 前記連絡坑の開口部の少なくとも形成位置に配置された複数の前記セグメントリングを構築した際に、
    前記セグメントリング同士の接合部における剪断強度を強化するための強化部が、
    前記第二の補強部材のセグメントリング間の接合部分において、
    二つの前記セグメントリングの接合部を越えて一方のセグメントリングから他方のセグメントリングに至るように配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のシールド洞道の覆工構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載のシールド洞道の覆工構造を用いたシールド洞道の施工方法であって、
    あらかじめ、前記補強部材が設けられた前記セグメントを製造した後に、少なくとも前記開口部の形成位置に配置されるセグメントリングを形成するに際し、前記補強部材が設けられた前記セグメントを用いることを特徴とするシールド洞道の施工方法。
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