JPH1136792A - 鋼製セグメント - Google Patents

鋼製セグメント

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JPH1136792A
JPH1136792A JP9205530A JP20553097A JPH1136792A JP H1136792 A JPH1136792 A JP H1136792A JP 9205530 A JP9205530 A JP 9205530A JP 20553097 A JP20553097 A JP 20553097A JP H1136792 A JPH1136792 A JP H1136792A
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JP
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steel
main girder
segment
steel segment
tunnel
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JP9205530A
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Minoru Inada
実 鰰田
Yoichi Sano
陽一 佐野
Michio Sasaki
道夫 佐々木
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震等によりセグメントに大きな応力が発生
した場合、セグメント全体の変位で吸収し、しかも構造
が簡単な鋼製セグメントを提供する。 【解決手段】 平行配置の主桁20と、左右の主桁20
間を連結する縦リブ23及び継手板21と、前記の各部
材に固着するスキンプレート22とからなる鋼製セグメ
ントにおいて、前記主桁20を構造用圧延鋼材で構成
し、主桁20を除く、継手板とスキンプレート22等の
主要部材を、外部応力によりトンネル軸方向変位及び、
外部応力吸収可能な低降伏点鋼又は極低降伏点鋼で構成
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下水道,地下鉄
道,地下道路,電力電信管路,地下水路,あるいは共同
溝等のトンネルを、シールド工法等で築造する場合に使
用する鋼製セグメント(坑道覆工体)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル覆工に用いられる鋼製セ
グメントに使用される鋼材は、一般構造用圧延鋼材及
び、溶接構造用圧延鋼材である。
【0003】一方、この種の鋼製セグメントが施工され
た後における地震や地盤の不等沈下等対策として、図1
8〜図20に示すように、鋼製セグメントに可とうゴム
を取り付けたものがあった。
【0004】図18には異なる地層を横方向に貫通する
トンネル1を鋼製セグメント2によって構築した例が示
されている。同図において、基盤層3に接して軟弱地盤
4と地盤改良部5があり、地表面においては図示の位置
に、建物6、河川7、伏越し部8、構造物廻り10など
が存在し、又所定の間隔で地表面からトンネル1にかけ
て立坑11が掘削されている。
【0005】前記のトンネル1において、鋼製セグメン
ト2の間にはゴムリングからなる可撓セグメント12が
次の理由で設けられる。すなわち、地層の境目、地盤
急変部における不等沈下。軟弱地盤における圧密沈
下。河川、運河、道路等の伏越し部における変位およ
び応力吸収。構造物との取り合い部における変位およ
び応力吸収。上記箇所における地震時の伸縮、曲げ、
捩じれ、剪断等の複雑な応力解放のために可撓セグメン
ト12が設置される。
【0006】前記の可撓セグメント12は、図19,図
20に示すように蛇腹状のゴム体13の両端に固定ボル
ト14により主リング15を取付けて構成され、主リン
グ15と鋼製セグメント2とが固定ボルトで結合され
る。なお、前記固定ボルト14及び、ゴム体13とその
外側のスキンプレート16を除く特殊部材や補助部材は
図示省略する。
【0007】前記において、地盤に地震、不等沈下等に
より、トンネルを構成する各鋼製セグメント2に変位及
び、応力が作用したとき、前記可撓セグメント12が伸
縮し、又は折り曲がって、その両側の鋼製セグメント2
間が伸縮し又は折り曲がることにより、各鋼製セグメン
ト2に加わるトンネル軸方向変位や応力が吸収される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、地盤
の不等沈下等により鋼製セグメントに働く応力を、鋼製
セグメント自体で吸収できるようにした構造的改良方法
は存在せず、セグメント間にゴム体13からなる可撓セ
グメント12を介設する方法が唯一の手段として採用さ
れている。しかし、この可撓セグメント12は、可とう
ゴム体13をはじめとする特殊部材や、所定の強度を得
るための補強部材が多く、通常のセグメントと比較して
極端に製造コストが高く不経済である。さらに、可撓セ
グメント12は構造が複雑で、鋼製セグメント2との接
続作業その他において施工性に難があった。
【0009】本発明は、前記の課題を解決したもので、
鋼製セグメント自体に前記地盤の不等沈下等により作用
する応力吸収機能を付与し、さらに、構造が簡潔で、低
コスト,施工容易性を実現した鋼製セグメントを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明に係る鋼製セグメントは、平行配置の主桁
と、左右の主桁間を連結する縦リブ及び継手板と、前記
の各部材に固着するスキンプレートとからなる鋼製セグ
メントにおいて、前記主桁を構造用圧延鋼材で構成し、
主桁を除く、継手板とスキンプレート等の主要部材を、
外部応力によりトンネル軸方向変位及び、応力吸収可能
に低降伏点鋼と極低降伏点鋼のいずれかで構成したこと
を特徴とする。また、本発明において、前記平行配置の
主桁の間には、この主桁と同一材料からなる中間主桁を
配設するとよい。また、本発明において、前記主桁と主
桁の間又は、主桁と中間主桁の間に、トンネル軸方向に
ジャッキ反力を伝達する仮設縦リブを取外し自在に配設
するとよい。この仮設縦リブは、両端部に逆雄ねじ部を
有し、中間部に回転操作部を有する駆動軸と、駆動軸両
端の前記逆雄ねじ部にそれぞれ雌ねじ部が螺合する押圧
杆とから構成するとよい。
【0011】本発明の鋼製セグメントによると、地盤の
不等沈下その他の原因で鋼製セグメントに一定値以上の
応力が作用したとき、前記主桁を除く他の低降伏点鋼又
は極低降伏点鋼からなる継手板、スキンプレート等の主
要部材が前記応力によって、降伏し、塑性変形を起こす
ことにより、セグメント全体で応力吸収して構造物の安
全を確保する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1〜図5は本発明の第1実施形態
に係る鋼製セグメント19を示し、各図において、一対
の主桁20が平行に配設され、左右の主桁20の両端部
間が継手板21で連結されており、前記の主桁20と継
手板21とで組まれた矩形のセグメント枠の外端面にス
キンプレート22が溶接で固定される。さらに、左右の
主桁20の間には、トンネル円周方向に所定の間隔をあ
けて複数の補強用の縦リブ23が配設されその両端が溶
接で固定されている。
【0013】さらに、継手板21には、鋼製セグメント
19をトンネル円周方向にボルト接合するための複数の
ボルト孔24が開設され、主桁20には、複数の鋼製セ
グメント19をトンネル円周方向に接合して構成される
セグメントリング間をトンネル軸方向にボルト接合する
ためのボルト孔25が開設されている。また、鋼製セグ
メントの内側中央位置において、セグメント組立時にシ
ールド機械のエレクター装置でつり上げるためのつり手
金具26が縦リブ23とスキンプレート22の内面に溶
接で固定され、さらに、スキンプレート22を内外に貫
通して、セグメントリングの背面に裏込めを行うための
グラウト注入孔27が設けられている。
【0014】本発明では前記の鋼製セグメント19にお
いて、主桁20は、一般構造用圧延鋼材(JIS G 3101)
及び、溶接構造用圧延鋼材(JIS G 3106)で構成され、
この主桁20を除く縦リブ23と、継手板21と、スキ
ンプレート22は低降伏点鋼又は、極低降伏点鋼で構成
されている。低降伏点鋼とは、降伏点を低くすることに
より伸び性能を大幅に向上させ、地震時や地盤沈下が激
しい箇所等に適応する大きな変形性能を有する鋼材であ
る。具体的には、実験結果から、0.2%耐力(N/m
m2 )が90〜130,引張強さ(N/mm2 )が200
〜300,伸び(%)が50以上の低降伏点鋼又は、極
低降伏点鋼がよいことが確認され、この範囲の特性を有
する材料として、BT−LYP100(新日本製鉄
(株)商品名)がある。
【0015】前記鋼製セグメント19において、継手板
21は低降伏点鋼又は極低降伏点鋼が使用されているの
で、トンネル円周方向にボルト接合する際、ボルト本数
が少ないと、この少数のボルトの周辺にのみ極部的に力
が作用して、外からの応力に対して継手板21の全体が
均等に力を負担して塑性変形できず、応力吸収機能が十
分発揮できない不具合が考えられる。そこで、第1の実
施形態では、継手板21に多数のボルト孔24を開設
し、図4に示すようにトンネル円周方向に接合する鋼製
セグメント19のこの継手板21同士を接合し、この継
手板21に開設の多数のボルト孔24に接合用ボルト2
8を挿入し、ナット30を締結してセグメント同士を結
合するように構成される。
【0016】つまり本発明では、溶接構造用圧延鋼材か
らなる主桁20と、低降伏点鋼又は極低降伏点鋼からな
る縦リブ23と、継手板21と、スキンプレート22を
具備する鋼製セグメント19は、トンネルの周壁を所定
の力で支える強度を有し、なおかつ、地震等によりセグ
メントを変位させるような一定以上の応力が作用すると
きにはじめて、前記縦リブ23と継手板21とスキンプ
レート22が降伏し、塑性変形を起こすことで、鋼製セ
グメント全体で応力を吸収し、構造物の安全を確保す
る。
【0017】本発明の第1実施形態の鋼製セグメント1
9において、主桁20を除く、縦リブ23と継手体21
とスキンプレート22のすべてを低降伏点鋼又は極低降
伏点鋼で構成しているが、これらのうちの一部を同降伏
点鋼で構成することで、本発明の技術思想を具体化する
ことも可能である。また、前記において、主桁20と縦
リブ23と継手板21とスキンプレート22の接合に
は、通常の軟鋼用溶接材料を使用し一般的な溶接施工が
可能である。
【0018】本発明の第1実施形態における変形例とし
て、前記主桁20の間に中間主桁(図示せず)が配設さ
れた鋼製セグメントにおいて、縦リブ23と継手板21
とスキンプレート22を低降伏点鋼又は、極低降伏点鋼
で構成した場合も発明の第1実施形態と同様の作用効果
を奏する。
【0019】図6〜図8には、本発明の第2実施形態に
係る鋼製セグメント19aが示されている。この第2実
施形態では、主桁20aを溝形鋼で構成し、かつ左右の
主桁20aの開口部31を対向配置した点が、第1実施
形態における平板からなる主桁20と相異しており、各
部材に使用される鋼材と、他の構成は第1実施形態と同
じである。第2実施形態では主桁20aは溝形鋼からな
るので、その強度が第1実施形態の主桁20よりも強
く、かつ主桁20aと他の部材、つまり縦リブ23と継
手板21とスキンプレート22との結合強度が一層向上
する。
【0020】図9〜図12には、発明の第3実施形態に
係る鋼製セグメント19bが示されている。この第3実
施形態では、平板状の左右の主桁20bの円弧両端部を
対向側に直角に折曲げることで、この折曲げ部を両端部
継手板32とし、中間部継手板21aと両端部継手板3
2を接合部39で軟鋼用溶接材料を使用して一般溶接施
工により溶接している。つまり、第3実施形態では低降
伏点鋼または極低降伏点鋼からなる中間部継手板21a
と、溶接構造用圧延鋼材からなる両端部継手板32とか
らセグメント継手板が構成され、それぞれにボルト孔2
4,24aが開設されている。
【0021】本発明の第3実施形態では、中間部継手板
21aと両端部継手板39に開設のボルト孔24,24
aに接合用ボルトを挿入して、トンネル円周方向に隣接
のセグメント同士を接合するので、第1実施形態におけ
る低降伏点鋼の継手板21のみを介してボルト接合する
構造に比べ、継手部強度が上がるので、より強度が要求
される場合など、用途に応じて第3実施形態の鋼製セグ
メント19bを選択使用できる。なお、他の構成は発明
の第1実施形態と同じであるので、同等要素に同一符号
を付して説明を省略する。
【0022】図13〜図15は発明の第4実施形態を示
す。この第4実施形態に係る鋼製セグメント19cで
は、左右の主桁20cのそれぞれの内側にこの主桁20
cと同じ溶接構造用圧延鋼材からなる中主桁33が設け
られていて、主桁20cと中主桁33とは所定間隔で配
設の複数の連結梁34で連結されている。また、左右の
中主桁33の間に伸縮可能な仮設縦リブ35が配設して
あり、これらの構成が、発明の第1実施形態と相異す
る。
【0023】さらに説明すると、主桁20cと内側平行
主桁33との間は前記連結梁34で連結するだけでな
く、さらに底板(図示せず)で連結してその外側にスキ
ンプレート22を接合し、或いは、図示のように底板を
設けないで、直に主桁20cと中主桁33にスキンプレ
ート22を接合してもいずれでもよい。また、主桁と中
主桁33の円弧両端部における桁間には、これらと同じ
溶接構造用圧延鋼材からなり、ボルト孔24bを有する
端部補強継手板37と、これと一体の内側折り返し部3
8が設けられている。
【0024】また、左右の中主桁33の端部間には、低
降伏点鋼からなる中間部継手板21aが端部補強継手板
37と同一面上に設けられており、この補強継手板37
と中主桁33との接合部39は溶接で固着されている。
【0025】左右の中主桁33の間において、隣合う縦
リブ23間の空間に伸縮自在な仮設縦リブ35が着脱自
在に設けられている。仮設縦リブ35の伸縮構造は任意
でよいが、図示例では、両端に逆雄ねじ部40を有し、
中間に回転工具嵌着用角形部41又は、操作軸47の挿
入孔42を有する駆動軸43と、前記逆雄ねじ部40に
螺合する雌ねじ部44を一端に有し、他端に押圧板45
を有する押圧杆46とから構成されている。その他の構
成、つまり、縦リブ23、中間部継手板21a、スキン
プレート22が低降伏点鋼又は極低降伏点鋼で構成され
ることは第1の実施形態と同じである。
【0026】この第4実施形態の鋼製セグメント19c
は、主桁20cの強度と継手部の強度が第1実施形態の
鋼製セグメント19よりも増強されている。
【0027】さらに、トンネル内においてセグメントを
リングに組立てながら、これに反力をとってジャッキを
トンネル軸方向に伸長させることで掘削機(図示せず)
を掘進させる際、前記鋼製セグメント19cでは、トン
ネル軸方向のジャッキ反力は、掘削機側(これを前側と
する)に位置する主桁20c→中主桁33→仮設縦リブ
35→中主桁33→後側の主桁20cと伝わるので、そ
の反力が低降伏点鋼からなる縦リブ23と、中間継手板
21aと、スキンプレート22に及ばず、円滑に掘進機
を前進させることができる。また、トンネル後方で、前
記反力を受ける必要がなくなった鋼製セグメント19c
から順に、前記仮設縦リブ35を取外すものであり、以
後、この鋼製セグメント19cは応力吸収セグメントと
して機能する。仮設縦リブ35は、第1〜第3実施形態
にも適用できる。
【0028】本発明の鋼製セグメント19は、これら鋼
製セグメント19〜19cのみでトンネル全体を覆工し
てもよいし、各部材が全て溶接構造用圧延鋼材からなる
一般の鋼製セグメントと適宜組合わせて使用してもよ
い。例えば、地盤の不等沈下や、圧密沈下等が予想され
る場所において、一定の間隔で、この鋼製セグメント1
9〜19cでセグメントリングを構築する、つまり、従
来のゴム体を用いた可とうセグメントと同様の施工配置
もできる。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る鋼製セグメントは、地震等
により大きな外力がセグメントに集中して作用した場
合、スキンプレート、継手板等が塑性変形することによ
りその応力を吸収することができ、しかもセグメントに
発生する大荷重をセグメント全体で負担するため、セグ
メントの局所変位が小さく、荷重作用後も安定した構造
を保持できる。さらに、可とうゴムや特殊な補強部材を
必要としないため、セグメント構造が極めてシンプル
で、製造・施工が容易である。さらに、本発明に係る鋼
製セグメントの製造コストが飛躍的に削減でき、安価で
高性能な耐震・耐地盤沈下用の鋼製セグメントを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る鋼製セグメントの斜視図で
ある。
【図2】図1の鋼製セグメントの中央部長手方向断面図
である。
【図3】図1の鋼製セグメントの幅方向断面図である。
【図4】図1の鋼製セグメントのトンネル円周方向の接
合部構造を示すセグメント長手方向の断面図であ る。
【図5】図1の鋼製セグメントの各部材の分離斜視図で
ある。
【図6】第2実施形態に係る鋼製セグメントの斜視図で
ある。
【図7】図6の鋼製セグメントの中央部長手方向断面図
である。
【図8】図6の鋼製セグメントの幅方向断面図である。
【図9】第3実施形態に係る鋼製セグメントの斜視図で
ある。
【図10】図9の鋼製セグメントの中央部長手方向断面
図である。
【図11】図9の鋼製セグメントの幅方向断面図であ
る。
【図12】図9の鋼製セグメントの各部材の分離斜視図
である。
【図13】第4実施形態に係る鋼製セグメントの斜視図
である。
【図14】図13における仮設リブの斜視図である。
【図15】図13における仮設リブの取付け構造を示す
鋼製セグメントの幅方向の断面図である。
【図16】図13の一部拡大破断平面図である。
【図17】図13の鋼製セグメントの端部幅方向の断面
図である。
【図18】従来の地盤の不等沈下対応構造のトンネル覆
工の説明図である。
【図19】図18における可撓セグメントの拡大破断斜
視図である。
【図20】図19の可撓セグメントにおけるゴム体とそ
の結合構造を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 トンネル 2 鋼製セグメント 3 基盤層 4 軟弱地盤 5 地盤改良部 6 建物 7 河川 8 伏越し部 10 構造物廻り 11 立坑 12 可撓セグメント 13 ゴム体 14 固定ボルト 15 主リング 16 スキンプレート 19 鋼製セグメント 20 主桁 21 縦手板 22 スキンプレート 23 縦リブ 24 ボルト孔 25 ボルト孔 26 吊り手金具 27 グラウト注入孔 28 接合用ボルト 30 ナット 31 開口部 32 両端部継手板 33 中主桁 34 連結梁 35 仮設縦リブ 36 底板 37 端部補強継手板 38 内側折り返し部 39 接合部 40 逆雄ねじ部 41 角形部 42 操作棒挿入孔 43 駆動軸 44 雌ねじ部 45 押圧板 46 押圧杆 47 操作軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行配置の主桁と、左右の主桁間を連結
    する縦リブ及び継手板と、前記の各部材に固着するスキ
    ンプレートとからなる鋼製セグメントにおいて、前記主
    桁を構造用圧延鋼材で構成し、主桁を除く、継手板とス
    キンプレート等の主要部材を、外部応力によりトンネル
    軸方向変位及び、外部応力吸収可能に低降伏点鋼と極低
    降伏点鋼のいずれかで構成したことを特徴とする鋼製セ
    グメント。
  2. 【請求項2】 前記平行配置の主桁の間には、この主桁
    と同一材料からなる中間主桁が配設されている請求項1
    記載の鋼製セグメント。
  3. 【請求項3】 前記主桁と主桁の間又は、主桁と中間主
    桁の間に、トンネル軸方向にジャッキ反力を伝達する仮
    設縦リブを取外し自在に配設することを特徴とする請求
    項1又は2記載の鋼製セグメント。
  4. 【請求項4】 前記仮設縦リブは、両端部に逆雄ねじ部
    を有し、中間部に回転操作部を有する駆動軸と、駆動軸
    両端の前記逆雄ねじ部にそれぞれ螺合する雌ねじ部を有
    する押圧杆とからなる構成を特徴とする請求項3記載の
    鋼製セグメント。
JP9205530A 1997-07-16 1997-07-16 鋼製セグメント Withdrawn JPH1136792A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6642935B1 (en) 1999-05-14 2003-11-04 Nec Corporation Image displaying apparatus and method thereof
JP2009161988A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 Ohbayashi Corp 鋼製セグメント、シールドトンネルの構築方法
JP2013130036A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Hanshin Expressway Co Ltd 鋼製セグメント

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