JPH11158907A - 作業機のブーム構造 - Google Patents

作業機のブーム構造

Info

Publication number
JPH11158907A
JPH11158907A JP33212697A JP33212697A JPH11158907A JP H11158907 A JPH11158907 A JP H11158907A JP 33212697 A JP33212697 A JP 33212697A JP 33212697 A JP33212697 A JP 33212697A JP H11158907 A JPH11158907 A JP H11158907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
boom member
rear end
fixed
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33212697A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Takemura
俊彦 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP33212697A priority Critical patent/JPH11158907A/ja
Publication of JPH11158907A publication Critical patent/JPH11158907A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブームを構成する第1ブーム部材と第2ブー
ム部材とを互いに固着して、ブームの屈曲部分に加わる
応力集中を効果的に緩和しながら強固に連結できるよう
にする。 【解決手段】 基端に機体側連結部材21を取り付けた
第1ブーム部材22と、先端に作業具側連結部材23を
取り付けた第2ブーム部材24と、第1ブーム部材22
の前端と第2ブーム部材24の後端とに固着のアクチュ
エータ連結部材25とを有し、前記第1ブーム部材22
の前端と第2ブーム部材24の後端とを互いに固着して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の作
業機のブーム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の作業機のブームは、特開平6−3
13325号公報に開示されているように、基端に機体
側連結部材を取り付けた第1ブーム部材と、先端に作業
具側連結部材を取り付けた第2ブーム部材と、第1ブー
ム部材の前端と第2ブーム部材の後端とに固着のアクチ
ュエータ連結部材とを有し、第1・第2ブーム部材及び
アクチュエータ連結部材は筒状に形成され、アクチュエ
ータ連結部材にブームシリンダ連結部とバケットシリン
ダ連結部とが形成されている。
【0003】前記第1・第2ブーム部材は互いには連結
されていなく、アクチュエータ連結部材の前後端がそれ
らに溶着されており、ブームシリンダ連結部とバケット
シリンダ連結部とは、アクチュエータ連結部材の筒状部
に板材を溶着して突出形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、機体側連結部材、第1ブーム部材、作業具側連結部
材、第2ブーム部材及びアクチュエータ連結部材を、そ
れぞれ別個に形成してから溶着固定するので、小部品化
されて製作が容易になるが、アクチュエータ連結部材と
その前後の第1・第2ブーム部材とは、互いに筒形状物
同士の溶着であるため、アクチュエータ連結部材と第1
ブーム部材の溶着部、アクチュエータ連結部材と第2ブ
ーム部材の溶着部は、それぞれブーム長手方向で1ヵ所
しかなく、応力が集中し易い構造となっている。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑み、第1ブーム部材と第2ブーム部材とにアクチュエ
ータ連結部材を固着すると共に、第1ブーム部材と第2
ブーム部材とを互いに固着することにより、応力集中を
効果的に緩和しながら強固に連結できるようにした作業
機のブーム構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、基端に機体側連結部材を
取り付けた第1ブーム部材と、先端に作業具側連結部材
を取り付けた第2ブーム部材と、第1ブーム部材の前端
と第2ブーム部材の後端とに固着のアクチュエータ連結
部材とを有し、前記第1ブーム部材の前端と第2ブーム
部材の後端とを互いに固着していることである。
【0007】これによって、第1ブーム部材と第2ブー
ム部材とは、アクチュエータ連結部材を介在して連結さ
れると同時に、互いに直接固着され、溶着位置がブーム
長手方向に複数箇所となり、応力が分散される。本発明
における課題解決のための第2の具体的手段は、第1の
具体的手段に加えて、前記アクチュエータ連結部材は、
第1ブーム部材の前端と第2ブーム部材の後端の両下側
に渡って固着されるブームシリンダ連結用連結材と、第
1ブーム部材の前端と第2ブーム部材の後端の両上側に
渡って固着される作業具側シリンダ連結用連結材とを有
することである。
【0008】これによって、圧縮力及び収縮力が加わる
ブームの上面側と下面側とを集中的に補強する。本発明
における課題解決のための第3の具体的手段は、第1の
具体的手段に加えて、前記アクチュエータ連結部材は、
第1ブーム部材の前端と第2ブーム部材の後端の両下側
及び両上側に渡って固着される上下カバー板と、ブーム
シリンダ連結用連結部と作業具側シリンダ連結用連結部
とを上下に有する板材とを備え、この板材は第1ブーム
部材の前端と第2ブーム部材の後端と上下カバー板とを
上下に貫通して固着していることである。
【0009】これによって、第1ブーム部材と第2ブー
ム部材の接合をより強固にすると共に、アクチュエータ
連結部材の強度も向上する。本発明における課題解決の
ための第4の具体的手段は、第3の具体的手段に加え
て、前記板材は左右2枚を間隔をおいて配置しているこ
とである。これによって、第1ブーム部材と第2ブーム
部材の接合をより強固にすると共に、アクチュエータ連
結部材の強度も向上する。
【0010】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図10において、1は土木、建設等に使
用されるバックホーで、クローラ走行部2を有する走行
機体3に旋回台4が縦軸回り回転自在に支持され、旋回
台4上にエンジン、運転席5、日除け装置6及び操縦装
置7等が搭載され、旋回台4の前部にバックホー装置8
が装着されている。
【0011】バックホー装置8は、旋回台4前部のブラ
ケット9に旋回ブラケット10が縦軸回り揺動自在に枢
支され、この旋回ブラケット10にブーム11とブーム
シリンダ12の各基部が横軸回り揺動自在に枢支され、
ブーム11の先端にアームシリンダ13によって駆動さ
れるアーム14が枢支連結され、アーム14の先端にシ
リンダ15によって駆動されるバケット等の作業具16
が枢支連結されている。
【0012】図1〜10に示す実施の形態において、前
記ブーム11は、基端(後端)に機体側連結部材21を
取り付けた第1ブーム部材22と、先端(前端)に作業
具側連結部材23を取り付けた第2ブーム部材24と、
第1ブーム部材22の前端と第2ブーム部材24の後端
とに固着のアクチュエータ連結部材25とを有し、側面
視くの字状に形成されている。
【0013】前記第1ブーム部材22と第2ブーム部材
24とは、板金をテーパ角筒状に形成したものであり、
第1ブーム部材22の基部に旋回ブラケット10と枢支
連結する連結部材21を嵌合して溶着し、第2ブーム部
材24の先端にアーム14と枢支連結する連結部材23
を嵌合して溶着している。前記くの字状ブーム11は、
屈曲部分で第1ブーム部材22の前端と第2ブーム部材
24の後端とを互いに突き合わせて溶着しており、その
突き合わせ継手35付近の接合部は上部分が切り欠かれ
ていて、この切欠部36Bを覆うようにアクチュエータ
連結部材25が溶着されている。前記切欠部36Bを形
成することにより、第1、第2ブーム部材22、24の
接合部の上部分の湾曲加工を不要にしている。
【0014】このアクチュエータ連結部材25は、第1
ブーム部材22の前端と第2ブーム部材24の後端の両
下側に渡って固着された連結材25Aと、第1ブーム部
材22の前端と第2ブーム部材24の後端の両上側に渡
って固着された連結材25Bとを有する。連結材25A
は第1、第2ブーム部材22、24の接合部を下側から
覆うように溶着されたカバー板26Aと、このカバー板
26Aから立設状に突出した左右一対の縦板27Aとを
有し、左右縦板27Aにブームシリンダ(アクチュエー
タ)12を連結するピンを挿通するピン受け部28Aを
形成している。
【0015】連結材25Bは第1、第2ブーム部材2
2、24の接合部を上側から覆うように溶着されたカバ
ー板26Bと、このカバー板26Bから立設状に突出し
た左右一対の縦板27Bとを有し、左右縦板27Bにア
ームシリンダ(アクチュエータ、作業具側シリンダ)1
3を連結するピンを挿通するピン受け部28Bを形成し
ている。
【0016】前記第1ブーム部材22及び第2ブーム部
材24は、連結部材21、23との連結端部の形状及び
向きが異なるが、全体形状が略同一で略同じように製作
することができ、板金を幅方向8ヵ所で折曲して、その
両端を溶着することにより、上下面a、bと左右側面
c、dと4隅の傾斜面e、f、g、hとで略八角形の角
筒形状に形成されている。
【0017】各ブーム部材22、24の断面形状は左右
対称でかつ上下対称に形成され、上下面a、bの左右方
向幅L1と各傾斜面e、f、g、hの左右方向幅L2と
は略2対1から6対1に設定されている。また、各ブー
ム部材22、24の各傾斜面e、f、g、hは、左右方
向幅L2と上下方向高さHの比が略1対1から4対1に
設定している。
【0018】図3、6に示すブーム部材断面形状の第1
具体例は、L1:L2を略2:1に、L2:Hを略4:
1にそれぞれ設定しており、図17に示すR面取りブー
ムに比して、ブーム左右側端の曲げ応力が十分小さくな
っている。図7に示すブーム部材断面形状の第2具体例
は、L1:L2を略2:1に、L2:Hを略2:1にそ
れぞれ設定しており、第1具体例に比して上下面a、b
と傾斜面e、f、g、hとの境界部で曲げ応力が大きい
が、R面取りブームに比して、ブーム左右側端の曲げ応
力が十分小さくなっている。
【0019】図8に示すブーム部材断面形状の第3具体
例は、L1:L2を略6:1に、L2:Hを略1:1に
それぞれ設定しており、第1具体例に比して上下面a、
bと傾斜面e、f、g、hとの境界部で曲げ応力が大き
いが、R面取りブームに比して、ブーム左右側端の曲げ
応力が十分小さくなっている。前記各具体例を勘案する
と、第1具体例が最も曲げ応力が小さくなり最適であ
り、この場合にL1:L2を略6:1に設定することも
でき、L1:L2は略1:1〜6:1で、L2:Hは略
1:1〜4:1の範囲で適用可能であり、この範囲でR
面取りブームよりもブーム左右側端の曲げ応力が小さく
でき、優れていることが明らかとなっている。
【0020】なお、前記第2、第3具体例は、R面取り
ブームに比して曲げ応力のピーク値が高いが、そのピー
ク位置は左右側面c、dから離れており、曲げ応力が左
右方向に平均化され、これが捩じり応力に対して有効に
働き、曲げと捩じりの複合荷重に対してより耐久性を向
上できるようになる。ブーム部材22、24は上側が引
っ張り力を下側が圧縮力を主に受けるので、それらを考
慮して、1つのブーム部材で前記各具体例の比率を組み
合わせて適用してもよく、上側に対して下側を、左側に
対して右側を、それぞれ異なった比率で形成して、断面
形状を上下非対称又は左右非対称に形成してもよく、例
えば、下傾斜面g、hに第1具体例を、上傾斜面e、f
に第2具体例をそれぞれ適用して、応力バランスの均衡
を計るようにしてもよい。
【0021】図9に基づいて各ブーム部材22、24の
製造方法を説明する。所要幅及び所要長さを有する平坦
状板金Pを用意し、その左右方向略中央S1を支持して
その左右を外面側に折曲する(工程ア、イ)。この板金
Pの左右各側部を中央S1側から左右各端側へ上面aの
幅の半分の寸法位置S2で内面側に折曲し(工程ウ)、
この寸法位置S2から左右各端側へ傾斜面e、fの長さ
位置S3で内面側に折曲し(工程エ)、さらに、長さ位
置S3から左右各端側へ左右側面c、dの高さ寸法位置
S4で内面側に折曲し(工程オ)、この高さ寸法位置S
4から左右各端側へ傾斜面g、hの長さ位置S5で内面
側に折曲し(工程カ)、その後、前記略中央S1の折曲
部を平坦になるように成形して、これにより平坦な上面
aを形成すると同時に、略C字状に折曲されていた板金
Pの左右両側端を互いに近づけ、この左右両側端を互い
に溶着にて連結して下面bを形成する(工程キ、ク、又
はケ)。
【0022】この板金Pの左右両側端溶着は、長さ位置
S5から左右端までの寸法を下面bの半分に設定する
と、工程(キ)のように突き合わせ継手を形成すること
になり、少なくとも一方を半分より長く設定すると、工
程(ク)のように重ね継手を形成することになり、両方
を半分より短く設定してあて板29を当てると、工程
(ケ)のようにあて板継手を形成することになる。
【0023】各ブーム部材22、24はブーム屈曲部分
から前後端にいくに従って先細りテーパになっており、
これは各面aからhの幅を次第に狭くすることによって
も形成できるが、ここでは左右側面c、dの幅(高さ)
のみを狭くすることにより実施していて、上下面a、b
及び傾斜面e〜hの幅を全長同一にすることにより、プ
レス加工をより簡単かつ安価にしている。
【0024】図1、2、5において、前記第1ブーム部
材22の前端内部及び第2ブーム部材24の後端内部に
は筒状内部を閉鎖するように板材37A、37Bが設け
られ、第1ブーム部材22の後端にはパイプ材38が固
着されていて、このパイプ材38の両端に鍛造等で形成
された左右一対の連結部材21が溶着されており、ま
た、第2ブーム部材24の前端にもパイプ材39が固着
されていて、このパイプ材39の両端に鍛造等で形成さ
れた左右一対の連結部材23が溶着されている。連結部
材21、23はそれぞれ第1、第2ブーム部材22、2
4にも直接溶接されている。
【0025】また、前記実施の形態においては、カバー
板26Bに立設した2枚の縦板27Bは、左右間隔が大
きく開けられていて、その間にシリンダ13、15へ圧
油を供給する油圧ホース40が配置できるようになって
いる。図11はブーム部材製造方法の第2具体例を示し
ており、ブーム部材の周長の半分の幅を有する平坦状板
金Pを2枚用意し、それぞれをプレス加工で、側面cと
d、傾斜面e、fとj、h及び上下面 a、bを半分づ
つ持つ半割ブーム41A、41Bを形成し、この半割ブ
ーム41A、41Bを最中状に対向させて突き合わせ溶
接している。
【0026】この第2具体例の製造方法は、前記実施の
形態で示した方法に比して、溶着部分が倍増するが、プ
レス加工は容易になる。図12はブーム11の第2具体
例を示しており、前記実施の形態と異なる点は、屈曲部
分の第1ブーム部材22の前端と第2ブーム部材24の
後端とは下側にも切欠部36Aが形成され、2枚の縦板
27Bは左右間隔が小さく、その外側にシリンダ13、
15へ圧油を供給する油圧ホース40が配置されてい
る。
【0027】前記油圧ホース40は傾斜面e、fを利用
して配置され、第1、第2ブーム部材22、24の上面
aから大きく突出しないようにしている。図13、14
に示すブーム11の第3具体例において、アクチュエー
タ連結部材25は、ブームシリンダ連結用連結部と作業
具側シリンダ(アームシリンダ13)連結用連結部とを
上下に有する左右一対の板材30A、30Bと上下のカ
バー板26A、26Bとを有し、上下各カバー板26
A、26Bに2本の溝を形成して、その溝に左右板材3
0A、30Bを貫通して溶接により固着しており、前記
左右板材30A、30Bは上下中途にくびれ部31が形
成されている。
【0028】第1ブーム部材22の前端と第2ブーム部
材24の後端にも板材30A、30Bに対応した溝が形
成され、これを板材30A、30Bに嵌合しながら前記
アクチュエータ連結部材25と組合せ、第1ブーム部材
22の前端と第2ブーム部材24の後端とを突き合わせ
溶接すると共に、それらにアクチュエータ連結部材25
を溶着している。
【0029】図15、16に示すブーム11の第4具体
例において、前記第3具体例と同様に、アクチュエータ
連結部材25は左右一対の板材30A、30Bと上下の
カバー板26A、26Bとを有し、左右板材30A、3
0Bを上下カバー板26A、26Bと第1ブーム部材2
2の前端及び第2ブーム部材24の後端とに貫通し、こ
れらを互いに溶接により固着しており、前記左右板材3
0A、30Bには中央に抜き孔32が形成されている。
【0030】なお、本発明は前記実施の形態及び具体例
に限定されるものではなく、種々変形することができ
る。例えば、ブーム11はフロントローダ等のブームに
も適用でき、第1ブーム部材22と第2ブーム部材24
とを同一形状にしてもよい。また、第1ブーム部材の前
端と第2ブーム部材の後端との継手は、突き合わせ継手
35以外の重ね継手、あて板継手、その他でもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した本発明物によれば、第1ブ
ーム部材の前端と第2ブーム部材の後端とにアクチュエ
ータ連結部材を固着すると共に、前記第1ブーム部材の
前端と第2ブーム部材の後端とを互いに直接固着してい
るので、ブームはブーム長手方向に複数箇所で固着さ
れ、応力が分散されて強固な連結ができる。
【0032】互いに直接固着された第1ブーム部材と第
2ブーム部材とを、その両下側及び両上側に渡ってブー
ムシリンダ連結用連結材と作業具側シリンダ連結用連結
材とで固着しているので、圧縮力及び収縮力が加わるブ
ームの上面側と下面側とを集中的に補強することができ
る。また、互いに直接固着された第1ブーム部材と第2
ブーム部材とを、その両下側及び両上側に渡って上下カ
バー板で固着すると共に、ブームシリンダ連結用連結部
と作業具側シリンダ連結用連結部とを上下に有する板材
をそれらを上下に貫通するように固着しているので、第
1ブーム部材と第2ブーム部材の接合をより強固にでき
ると共に、アクチュエータ連結部材の強度も向上でき
る。
【0033】さらに、前記板材は左右2枚を間隔をおい
て配置しているので、第1ブーム部材と第2ブーム部材
の接合強度及びアクチュエータ連結部材の強度をさらに
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブームの側面図であ
る。
【図2】同平面図である。
【図3】図1のX−X線断面図である。
【図4】図1のY−Y線断面図である。
【図5】ブームの中央部の拡大側面図である。
【図6】ブーム部材断面形状の第1具体例を示す断面図
と曲げ応力分布図である。
【図7】ブーム部材断面形状の第2具体例を示す断面図
と曲げ応力分布図である。
【図8】ブーム部材断面形状の第3具体例を示す断面図
と曲げ応力分布図である。
【図9】ブーム部材の製造方法を示す説明図である。
【図10】バックホーの全体側面図である。
【図11】ブーム部材製造方法の第2具体例を示す説明
図である。
【図12】ブームの第2具体例を示す断面図である。
【図13】ブームの第3具体例を示す側面図である。
【図14】ブームの第3具体例を示す断面図である。
【図15】ブームの第4具体例を示す側面図である。
【図16】ブームの第4具体例を示す断面図である。
【図17】R面取りをしたブーム部材の断面図と曲げ応
力分布図である。
【符号の説明】
8 バックホー装置 11 ブーム 12 ブームシリンダ 13 アームシリンダ(作業具側シリンダ) 14 アーム 16 作業具 21 機体側連結部材 22 第1ブーム 23 作業部側連結部材 24 第2ブーム 25 アクチュエータ連結部材 26 カバー板 27 縦板 35 突き合わせ継手

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端に機体側連結部材を取り付けた第1
    ブーム部材と、先端に作業具側連結部材を取り付けた第
    2ブーム部材と、第1ブーム部材の前端と第2ブーム部
    材の後端とに固着のアクチュエータ連結部材とを有し、
    前記第1ブーム部材の前端と第2ブーム部材の後端とを
    互いに固着していることを特徴とする作業機のブーム構
    造。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータ連結部材は、第1ブ
    ーム部材の前端と第2ブーム部材の後端の両下側に渡っ
    て固着されるブームシリンダ連結用連結材と、第1ブー
    ム部材の前端と第2ブーム部材の後端の両上側に渡って
    固着される作業具側シリンダ連結用連結材とを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の作業機のブーム構造。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータ連結部材は、第1ブ
    ーム部材の前端と第2ブーム部材の後端の両下側及び両
    上側に渡って固着される上下カバー板と、ブームシリン
    ダ連結用連結部と作業具側シリンダ連結用連結部とを上
    下に有する板材とを備え、この板材は第1ブーム部材の
    前端と第2ブーム部材の後端と上下カバー板とを上下に
    貫通して固着していることを特徴とする請求項1に記載
    の作業機のブーム構造。
  4. 【請求項4】 前記板材は左右2枚を間隔をおいて配置
    していることを特徴とする請求項3に記載の作業機のブ
    ーム構造。
JP33212697A 1997-12-02 1997-12-02 作業機のブーム構造 Pending JPH11158907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33212697A JPH11158907A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 作業機のブーム構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33212697A JPH11158907A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 作業機のブーム構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11158907A true JPH11158907A (ja) 1999-06-15

Family

ID=18251451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33212697A Pending JPH11158907A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 作業機のブーム構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11158907A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002103033A (ja) * 2000-09-28 2002-04-09 Furukawa Co Ltd 角筒の製造方法
JP2006188858A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Kubota Corp ブーム
JP2007262826A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Kubota Corp ブーム
US7520713B2 (en) 2006-03-27 2009-04-21 Kubota Corporation Boom assembly
DE102017121518A1 (de) * 2017-09-15 2019-03-21 Liebherr-France Sas Baggerausleger und Bagger

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002103033A (ja) * 2000-09-28 2002-04-09 Furukawa Co Ltd 角筒の製造方法
JP4597340B2 (ja) * 2000-09-28 2010-12-15 古河機械金属株式会社 クレーンのブーム用角筒
JP2006188858A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Kubota Corp ブーム
US7442001B2 (en) 2005-01-05 2008-10-28 Kubota Corporation Boom assembly
JP4641800B2 (ja) * 2005-01-05 2011-03-02 株式会社クボタ ブーム
US7520713B2 (en) 2006-03-27 2009-04-21 Kubota Corporation Boom assembly
JP2007262826A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Kubota Corp ブーム
JP4606364B2 (ja) * 2006-03-29 2011-01-05 株式会社クボタ ブーム
DE102017121518A1 (de) * 2017-09-15 2019-03-21 Liebherr-France Sas Baggerausleger und Bagger
US11015317B2 (en) 2017-09-15 2021-05-25 Liebherr-France Sas Excavator boom and excavator

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100591423B1 (ko) 버킷식 굴삭기의 부움 및 그 제조방법
WO2008018194A1 (en) Boom
US4428173A (en) Load carrying structure and method of manufacture therefor
US20040161326A1 (en) Boom structure of construction machine and manufacturing method thereof
JP3789402B2 (ja) 建築鉄骨構造物の柱梁接合部交差方法
EP1640511B1 (en) Method for fabricating a working arm of a construction machine.
JPH03183824A (ja) 作業機のブームアセンブリ
JP3761404B2 (ja) バケット式掘削機の作業機用構造物及びその製造方法
JP5325578B2 (ja) パイプの補強構造およびこれを備えた建設機械のキャブ構造
JPH11158908A (ja) 作業機のブーム構造及びブーム部材の製造方法
US4161369A (en) Loader boom assembly
JPH11158907A (ja) 作業機のブーム構造
JP3336430B2 (ja) 鋼管矢板等の縦継ぎ装置
US4155470A (en) Strain reducing transfer member
JP2000265489A (ja) 作業機械の作業腕構造
JP5214387B2 (ja) 油圧ショベル
JP2000248573A (ja) 作業機械の作業腕構造
JPH1110383A (ja) 溶接部材及びその溶接部成形方法
JP2001115481A (ja) 作業機械の作業腕構造
KR102374296B1 (ko) 말뚝의 접합구조 및 말뚝의 접합구조의 시공방법
JPH08239899A (ja) 横使いh形鋼によるトラス架構
JPH11254178A (ja) 溶接強度構造物
KR200192128Y1 (ko) 파일 연결구
JP2001355314A (ja) 鉄筋の接続方法
JP2951271B2 (ja) 連結杭構造