JPH11158908A - 作業機のブーム構造及びブーム部材の製造方法 - Google Patents
作業機のブーム構造及びブーム部材の製造方法Info
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- JPH11158908A JPH11158908A JP33212797A JP33212797A JPH11158908A JP H11158908 A JPH11158908 A JP H11158908A JP 33212797 A JP33212797 A JP 33212797A JP 33212797 A JP33212797 A JP 33212797A JP H11158908 A JPH11158908 A JP H11158908A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 筒状のブーム部材を、左右側部の応力集中を
緩和しながら簡単かつ安価に製作できるようにする。 【解決手段】 両端に連結部材21、23、25を取り
付けるブーム部材22、24を筒状に形成し、この筒状
ブーム部材22、24の断面形状を、上下面a、bと左
右側面c、dと4隅の傾斜面e、f、g、hとで略八角
形に形成している。
緩和しながら簡単かつ安価に製作できるようにする。 【解決手段】 両端に連結部材21、23、25を取り
付けるブーム部材22、24を筒状に形成し、この筒状
ブーム部材22、24の断面形状を、上下面a、bと左
右側面c、dと4隅の傾斜面e、f、g、hとで略八角
形に形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の作
業機のブーム構造及びブーム部材の製造方法に関するも
のである。
業機のブーム構造及びブーム部材の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の作業機のブームは、特開平6−3
13325号公報に開示されているように、基端に機体
側連結部材を取り付けた第1ブーム部材と、先端に作業
具側連結部材を取り付けた第2ブーム部材と、第1ブー
ム部材の前端と第2ブーム部材の後端とに固着のアクチ
ュエータ連結部材とを有し、第1・第2ブーム部材及び
アクチュエータ連結部材は筒状に形成され、アクチュエ
ータ連結部材にブームシリンダ連結部とバケットシリン
ダ連結部とが形成されている。
13325号公報に開示されているように、基端に機体
側連結部材を取り付けた第1ブーム部材と、先端に作業
具側連結部材を取り付けた第2ブーム部材と、第1ブー
ム部材の前端と第2ブーム部材の後端とに固着のアクチ
ュエータ連結部材とを有し、第1・第2ブーム部材及び
アクチュエータ連結部材は筒状に形成され、アクチュエ
ータ連結部材にブームシリンダ連結部とバケットシリン
ダ連結部とが形成されている。
【0003】前記第1・第2ブーム部材の断面形状は、
テーパ丸管をエクトロール成形とプレス成形とで断面四
角形に成形していて、ブーム中央側から前後両端側へ縦
長四角形から円形に次第に近づくように変形されてお
り、強度的に最もつらいコーナ部の溶接を廃止し、応力
集中を緩和して、曲げと捩じりの複合荷重に対する耐久
性を向上できるように、四角形の角部は円弧状、いわゆ
るR面取りが施されている。
テーパ丸管をエクトロール成形とプレス成形とで断面四
角形に成形していて、ブーム中央側から前後両端側へ縦
長四角形から円形に次第に近づくように変形されてお
り、強度的に最もつらいコーナ部の溶接を廃止し、応力
集中を緩和して、曲げと捩じりの複合荷重に対する耐久
性を向上できるように、四角形の角部は円弧状、いわゆ
るR面取りが施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のよう
に、ブーム部材の角部にR面取りを施していると、図1
7に示すように、曲げ応力集中の緩和効果はあるが、曲
げ応力のピークが左右側部に集中し過ぎるという問題が
あり、また、テーパ丸管の四角成形及び所要半径のR面
取りは極めて加工困難であり、例え素材に板金を使用し
てもR面取りは、プレス成形がやり難くかつ成形型も高
価になり、ブーム部材をコスト高にする原因になってい
る。
に、ブーム部材の角部にR面取りを施していると、図1
7に示すように、曲げ応力集中の緩和効果はあるが、曲
げ応力のピークが左右側部に集中し過ぎるという問題が
あり、また、テーパ丸管の四角成形及び所要半径のR面
取りは極めて加工困難であり、例え素材に板金を使用し
てもR面取りは、プレス成形がやり難くかつ成形型も高
価になり、ブーム部材をコスト高にする原因になってい
る。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑み、筒状のブーム部材をの断面形状を略八角形に形成
することにより、応力集中をより効果的に緩和しながら
簡単かつ安価に製作できるようにした作業機のブーム構
造を提供することを目的とする。また、本発明は、平坦
状板金を折曲成形することにより、断面略八角形のブー
ムを簡単かつ容易に形成できるようにした作業機のブー
ム部材の製造方法を提供することを目的とする。
鑑み、筒状のブーム部材をの断面形状を略八角形に形成
することにより、応力集中をより効果的に緩和しながら
簡単かつ安価に製作できるようにした作業機のブーム構
造を提供することを目的とする。また、本発明は、平坦
状板金を折曲成形することにより、断面略八角形のブー
ムを簡単かつ容易に形成できるようにした作業機のブー
ム部材の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明物における課題解
決のための具体的手段は、両端に連結部材を取り付ける
ブーム部材を筒状に形成し、この筒状ブーム部材の断面
形状を、上下面と左右側面と4隅の傾斜面とで略八角形
に形成していることである。これによって、筒状ブーム
部材の4隅の角が傾斜面取りとなり、4隅の応力集中が
緩和され、R面取りより簡単かつ安価に製作される。
決のための具体的手段は、両端に連結部材を取り付ける
ブーム部材を筒状に形成し、この筒状ブーム部材の断面
形状を、上下面と左右側面と4隅の傾斜面とで略八角形
に形成していることである。これによって、筒状ブーム
部材の4隅の角が傾斜面取りとなり、4隅の応力集中が
緩和され、R面取りより簡単かつ安価に製作される。
【0007】本発明物における課題解決のための第2の
具体的手段は、第1の具体的手段に加えて、筒状ブーム
部材の断面形状を左右及び/又は上下に対称に形成して
いることである。これによって、筒状ブーム部材の左右
及び/又は上下の応力バランスが均衡される。
具体的手段は、第1の具体的手段に加えて、筒状ブーム
部材の断面形状を左右及び/又は上下に対称に形成して
いることである。これによって、筒状ブーム部材の左右
及び/又は上下の応力バランスが均衡される。
【0008】本発明物における課題解決のための第3の
具体的手段は、第1又は2の具体的手段に加えて、筒状
ブーム部材の上下面と各傾斜面の左右方向幅を略2対1
から6対1に設定していることである。これによって、
筒状ブーム部材の4隅の応力集中が効果的に緩和され
る。本発明物における課題解決のための第4の具体的手
段は、第1〜3のいずれかの具体的手段に加えて、筒状
ブーム部材の各傾斜面の左右方向幅と上下方向高さの比
を略1対1から4対1に設定していることである。
具体的手段は、第1又は2の具体的手段に加えて、筒状
ブーム部材の上下面と各傾斜面の左右方向幅を略2対1
から6対1に設定していることである。これによって、
筒状ブーム部材の4隅の応力集中が効果的に緩和され
る。本発明物における課題解決のための第4の具体的手
段は、第1〜3のいずれかの具体的手段に加えて、筒状
ブーム部材の各傾斜面の左右方向幅と上下方向高さの比
を略1対1から4対1に設定していることである。
【0009】これによって、筒状ブーム部材の4隅の応
力集中が効果的に緩和される。本発明物における課題解
決のための第5の具体的手段は、第1〜4のいずれかの
具体的手段に加えて、筒状ブーム部材は板金を8ヵ所で
折曲して形成していることである。これによって、筒状
ブーム部材は板金で安価にかつ容易に製作される。
力集中が効果的に緩和される。本発明物における課題解
決のための第5の具体的手段は、第1〜4のいずれかの
具体的手段に加えて、筒状ブーム部材は板金を8ヵ所で
折曲して形成していることである。これによって、筒状
ブーム部材は板金で安価にかつ容易に製作される。
【0010】本発明方法における課題解決のための具体
的手段は、両端に連結部材を取り付ける筒状ブーム部材
の製造方法であって、平坦状板金の左右方向略中央を支
持してその左右を外面側に折曲し、この板金の左右各側
部を中央側から左右各端側へ4ヵ所で内面側に折曲し、
前記略中央の折曲部を平坦に成形して左右両側端を近づ
け、この左右両側端を互いに連結することである。
的手段は、両端に連結部材を取り付ける筒状ブーム部材
の製造方法であって、平坦状板金の左右方向略中央を支
持してその左右を外面側に折曲し、この板金の左右各側
部を中央側から左右各端側へ4ヵ所で内面側に折曲し、
前記略中央の折曲部を平坦に成形して左右両側端を近づ
け、この左右両側端を互いに連結することである。
【0011】これによって、筒状ブーム部材は安価なプ
レス型で簡単かつ容易に製作される。
レス型で簡単かつ容易に製作される。
【0012】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図10において、1は土木、建設等に使
用されるバックホーで、クローラ走行部2を有する走行
機体3に旋回台4が縦軸回り回転自在に支持され、旋回
台4上にエンジン、運転席5、日除け装置6及び操縦装
置7等が搭載され、旋回台4の前部にバックホー装置8
が装着されている。
いて説明する。図10において、1は土木、建設等に使
用されるバックホーで、クローラ走行部2を有する走行
機体3に旋回台4が縦軸回り回転自在に支持され、旋回
台4上にエンジン、運転席5、日除け装置6及び操縦装
置7等が搭載され、旋回台4の前部にバックホー装置8
が装着されている。
【0013】バックホー装置8は、旋回台4前部のブラ
ケット9に旋回ブラケット10が縦軸回り揺動自在に枢
支され、この旋回ブラケット10にブーム11とブーム
シリンダ12の各基部が横軸回り揺動自在に枢支され、
ブーム11の先端にアームシリンダ13によって駆動さ
れるアーム14が枢支連結され、アーム14の先端にシ
リンダ15によって駆動されるバケット等の作業具16
が枢支連結されている。
ケット9に旋回ブラケット10が縦軸回り揺動自在に枢
支され、この旋回ブラケット10にブーム11とブーム
シリンダ12の各基部が横軸回り揺動自在に枢支され、
ブーム11の先端にアームシリンダ13によって駆動さ
れるアーム14が枢支連結され、アーム14の先端にシ
リンダ15によって駆動されるバケット等の作業具16
が枢支連結されている。
【0014】図1〜10に示す実施の形態において、前
記ブーム11は、基端(後端)に機体側連結部材21を
取り付けた第1ブーム部材22と、先端(前端)に作業
具側連結部材23を取り付けた第2ブーム部材24と、
第1ブーム部材22の前端と第2ブーム部材24の後端
とに固着のアクチュエータ連結部材25とを有し、側面
視くの字状に形成されている。
記ブーム11は、基端(後端)に機体側連結部材21を
取り付けた第1ブーム部材22と、先端(前端)に作業
具側連結部材23を取り付けた第2ブーム部材24と、
第1ブーム部材22の前端と第2ブーム部材24の後端
とに固着のアクチュエータ連結部材25とを有し、側面
視くの字状に形成されている。
【0015】前記第1ブーム部材22と第2ブーム部材
24とは、板金をテーパ角筒状に形成したものであり、
第1ブーム部材22の基部に旋回ブラケット10と枢支
連結する連結部材21を嵌合して溶着し、第2ブーム部
材24の先端にアーム14と枢支連結する連結部材23
を嵌合して溶着している。前記くの字状ブーム11は、
屈曲部分で第1ブーム部材22の前端と第2ブーム部材
24の後端とを互いに突き合わせて溶着しており、その
突き合わせ継手35付近の接合部は上部分が切り欠かれ
ていて、この切欠部36Bを覆うようにアクチュエータ
連結部材25が溶着されている。
24とは、板金をテーパ角筒状に形成したものであり、
第1ブーム部材22の基部に旋回ブラケット10と枢支
連結する連結部材21を嵌合して溶着し、第2ブーム部
材24の先端にアーム14と枢支連結する連結部材23
を嵌合して溶着している。前記くの字状ブーム11は、
屈曲部分で第1ブーム部材22の前端と第2ブーム部材
24の後端とを互いに突き合わせて溶着しており、その
突き合わせ継手35付近の接合部は上部分が切り欠かれ
ていて、この切欠部36Bを覆うようにアクチュエータ
連結部材25が溶着されている。
【0016】このアクチュエータ連結部材25は、第1
ブーム部材22の前端と第2ブーム部材24の後端の両
下側に渡って固着された連結材25Aと、第1ブーム部
材22の前端と第2ブーム部材24の後端の両上側に渡
って固着された連結材25Bとを有する。連結材25A
は第1、第2ブーム部材22、24の接合部を下側から
覆うように溶着されたカバー板26Aと、このカバー板
26Aから立設状に突出した左右一対の縦板27Aとを
有し、左右縦板27Aにブームシリンダ(アクチュエー
タ)12を連結するピンを挿通するピン受け部28Aを
形成している。
ブーム部材22の前端と第2ブーム部材24の後端の両
下側に渡って固着された連結材25Aと、第1ブーム部
材22の前端と第2ブーム部材24の後端の両上側に渡
って固着された連結材25Bとを有する。連結材25A
は第1、第2ブーム部材22、24の接合部を下側から
覆うように溶着されたカバー板26Aと、このカバー板
26Aから立設状に突出した左右一対の縦板27Aとを
有し、左右縦板27Aにブームシリンダ(アクチュエー
タ)12を連結するピンを挿通するピン受け部28Aを
形成している。
【0017】連結材25Bは第1、第2ブーム部材2
2、24の接合部を上側から覆うように溶着されたカバ
ー板26Bと、このカバー板26Bから立設状に突出し
た左右一対の縦板27Bとを有し、左右縦板27Bにア
ームシリンダ(アクチュエータ)13を連結するピンを
挿通するピン受け部28Bを形成している。前記第1ブ
ーム部材22及び第2ブーム部材24は、連結部材2
1、23との連結端部の形状及び向きが異なるが、全体
形状が略同一で略同じように製作することができ、板金
を幅方向8ヵ所で折曲して、その両端を溶着することに
より、上下面a、bと左右側面c、dと4隅の傾斜面
e、f、g、hとで略八角形の角筒形状に形成されてい
る。
2、24の接合部を上側から覆うように溶着されたカバ
ー板26Bと、このカバー板26Bから立設状に突出し
た左右一対の縦板27Bとを有し、左右縦板27Bにア
ームシリンダ(アクチュエータ)13を連結するピンを
挿通するピン受け部28Bを形成している。前記第1ブ
ーム部材22及び第2ブーム部材24は、連結部材2
1、23との連結端部の形状及び向きが異なるが、全体
形状が略同一で略同じように製作することができ、板金
を幅方向8ヵ所で折曲して、その両端を溶着することに
より、上下面a、bと左右側面c、dと4隅の傾斜面
e、f、g、hとで略八角形の角筒形状に形成されてい
る。
【0018】各ブーム部材22、24の断面形状は左右
対称でかつ上下対称に形成され、上下面a、bの左右方
向幅L1と各傾斜面e、f、g、hの左右方向幅L2と
は略2対1から6対1に設定されている。また、各ブー
ム部材22、24の各傾斜面e、f、g、hは、左右方
向幅L2と上下方向高さHの比が略1対1から4対1に
設定している。
対称でかつ上下対称に形成され、上下面a、bの左右方
向幅L1と各傾斜面e、f、g、hの左右方向幅L2と
は略2対1から6対1に設定されている。また、各ブー
ム部材22、24の各傾斜面e、f、g、hは、左右方
向幅L2と上下方向高さHの比が略1対1から4対1に
設定している。
【0019】図3、6に示すブーム部材断面形状の第1
具体例は、L1:L2を略2:1に、L2:Hを略4:
1にそれぞれ設定しており、図17に示すR面取りブー
ムに比して、ブーム左右側端の曲げ応力が十分小さくな
っている。図7に示すブーム部材断面形状の第2具体例
は、L1:L2を略2:1に、L2:Hを略2:1にそ
れぞれ設定しており、第1具体例に比して上下面a、b
と傾斜面e、f、g、hとの境界部で曲げ応力が大きい
が、R面取りブームに比して、ブーム左右側端の曲げ応
力が十分小さくなっている。
具体例は、L1:L2を略2:1に、L2:Hを略4:
1にそれぞれ設定しており、図17に示すR面取りブー
ムに比して、ブーム左右側端の曲げ応力が十分小さくな
っている。図7に示すブーム部材断面形状の第2具体例
は、L1:L2を略2:1に、L2:Hを略2:1にそ
れぞれ設定しており、第1具体例に比して上下面a、b
と傾斜面e、f、g、hとの境界部で曲げ応力が大きい
が、R面取りブームに比して、ブーム左右側端の曲げ応
力が十分小さくなっている。
【0020】図8に示すブーム部材断面形状の第3具体
例は、L1:L2を略6:1に、L2:Hを略1:1に
それぞれ設定しており、第1具体例に比して上下面a、
bと傾斜面e、f、g、hとの境界部で曲げ応力が大き
いが、R面取りブームに比して、ブーム左右側端の曲げ
応力が十分小さくなっている。前記各具体例を勘案する
と、第1具体例が最も曲げ応力が小さくなり最適であ
り、この場合にL1:L2を略6:1に設定することも
でき、L1:L2は略1:1〜6:1で、L2:Hは略
1:1〜4:1の範囲で適用可能であり、この範囲でR
面取りブームよりもブーム左右側端の曲げ応力が小さく
でき、優れていることが明らかとなっている。
例は、L1:L2を略6:1に、L2:Hを略1:1に
それぞれ設定しており、第1具体例に比して上下面a、
bと傾斜面e、f、g、hとの境界部で曲げ応力が大き
いが、R面取りブームに比して、ブーム左右側端の曲げ
応力が十分小さくなっている。前記各具体例を勘案する
と、第1具体例が最も曲げ応力が小さくなり最適であ
り、この場合にL1:L2を略6:1に設定することも
でき、L1:L2は略1:1〜6:1で、L2:Hは略
1:1〜4:1の範囲で適用可能であり、この範囲でR
面取りブームよりもブーム左右側端の曲げ応力が小さく
でき、優れていることが明らかとなっている。
【0021】なお、前記第2、第3具体例は、R面取り
ブームに比して曲げ応力のピーク値が高いが、そのピー
ク位置は左右側面c、dから離れており、曲げ応力が左
右方向に平均化され、これが捩じり応力に対して有効に
働き、曲げと捩じりの複合荷重に対してより耐久性を向
上できるようになる。ブーム部材22、24は上側が引
っ張り力を下側が圧縮力を主に受けるので、それらを考
慮して、1つのブーム部材で前記各具体例の比率を組み
合わせて適用してもよく、上側に対して下側を、左側に
対して右側を、それぞれ異なった比率で形成して、断面
形状を上下非対称又は左右非対称に形成してもよく、例
えば、下傾斜面g、hに第1具体例を、上傾斜面e、f
に第2具体例をそれぞれ適用して、応力バランスの均衡
を計るようにしてもよい。
ブームに比して曲げ応力のピーク値が高いが、そのピー
ク位置は左右側面c、dから離れており、曲げ応力が左
右方向に平均化され、これが捩じり応力に対して有効に
働き、曲げと捩じりの複合荷重に対してより耐久性を向
上できるようになる。ブーム部材22、24は上側が引
っ張り力を下側が圧縮力を主に受けるので、それらを考
慮して、1つのブーム部材で前記各具体例の比率を組み
合わせて適用してもよく、上側に対して下側を、左側に
対して右側を、それぞれ異なった比率で形成して、断面
形状を上下非対称又は左右非対称に形成してもよく、例
えば、下傾斜面g、hに第1具体例を、上傾斜面e、f
に第2具体例をそれぞれ適用して、応力バランスの均衡
を計るようにしてもよい。
【0022】図9に基づいて各ブーム部材22、24の
製造方法を説明する。所要幅及び所要長さを有する平坦
状板金Pを用意し、その左右方向略中央S1を支持して
その左右を外面側に折曲する(工程ア、イ)。この板金
Pの左右各側部を中央S1側から左右各端側へ上面aの
幅の半分の寸法位置S2で内面側に折曲し(工程ウ)、
この寸法位置S2から左右各端側へ傾斜面e、fの長さ
位置S3で内面側に折曲し(工程エ)、さらに、長さ位
置S3から左右各端側へ左右側面c、dの高さ寸法位置
S4で内面側に折曲し(工程オ)、この高さ寸法位置S
4から左右各端側へ傾斜面g、hの長さ位置S5で内面
側に折曲し(工程カ)、その後、前記略中央S1の折曲
部を平坦になるように成形して、これにより平坦な上面
aを形成すると同時に、略C字状に折曲されていた板金
Pの左右両側端を互いに近づけ、この左右両側端を互い
に溶着にて連結して下面bを形成する(工程キ、ク、又
はケ)。
製造方法を説明する。所要幅及び所要長さを有する平坦
状板金Pを用意し、その左右方向略中央S1を支持して
その左右を外面側に折曲する(工程ア、イ)。この板金
Pの左右各側部を中央S1側から左右各端側へ上面aの
幅の半分の寸法位置S2で内面側に折曲し(工程ウ)、
この寸法位置S2から左右各端側へ傾斜面e、fの長さ
位置S3で内面側に折曲し(工程エ)、さらに、長さ位
置S3から左右各端側へ左右側面c、dの高さ寸法位置
S4で内面側に折曲し(工程オ)、この高さ寸法位置S
4から左右各端側へ傾斜面g、hの長さ位置S5で内面
側に折曲し(工程カ)、その後、前記略中央S1の折曲
部を平坦になるように成形して、これにより平坦な上面
aを形成すると同時に、略C字状に折曲されていた板金
Pの左右両側端を互いに近づけ、この左右両側端を互い
に溶着にて連結して下面bを形成する(工程キ、ク、又
はケ)。
【0023】この板金Pの左右両側端溶着は、長さ位置
S5から左右端までの寸法を下面bの半分に設定する
と、工程(キ)のように突き合わせ継手を形成すること
になり、少なくとも一方を半分より長く設定すると、工
程(ク)のように重ね継手を形成することになり、両方
を半分より短く設定してあて板29を当てると、工程
(ケ)のようにあて板継手を形成することになる。
S5から左右端までの寸法を下面bの半分に設定する
と、工程(キ)のように突き合わせ継手を形成すること
になり、少なくとも一方を半分より長く設定すると、工
程(ク)のように重ね継手を形成することになり、両方
を半分より短く設定してあて板29を当てると、工程
(ケ)のようにあて板継手を形成することになる。
【0024】各ブーム部材22、24はブーム屈曲部分
から前後端にいくに従って先細りテーパになっており、
これは各面aからhの幅を次第に狭くすることによって
も形成できるが、ここでは左右側面c、dの幅(高さ)
のみを狭くすることにより実施していて、上下面a、b
及び傾斜面e〜hの幅を全長同一にすることにより、プ
レス加工をより簡単かつ安価にしている。
から前後端にいくに従って先細りテーパになっており、
これは各面aからhの幅を次第に狭くすることによって
も形成できるが、ここでは左右側面c、dの幅(高さ)
のみを狭くすることにより実施していて、上下面a、b
及び傾斜面e〜hの幅を全長同一にすることにより、プ
レス加工をより簡単かつ安価にしている。
【0025】図1、2、5において、前記第1ブーム部
材22の前端内部及び第2ブーム部材24の後端内部に
は筒状内部を閉鎖するように板材37A、37Bが設け
られ、第1ブーム部材22の後端にはパイプ材38が固
着されていて、このパイプ材38の両端に鍛造等で形成
された左右一対の連結部材21が溶着されており、ま
た、第2ブーム部材24の前端にもパイプ材39が固着
されていて、このパイプ材39の両端に鍛造等で形成さ
れた左右一対の連結部材23が溶着されている。連結部
材21、23はそれぞれ第1、第2ブーム部材22、2
4にも直接溶接されている。
材22の前端内部及び第2ブーム部材24の後端内部に
は筒状内部を閉鎖するように板材37A、37Bが設け
られ、第1ブーム部材22の後端にはパイプ材38が固
着されていて、このパイプ材38の両端に鍛造等で形成
された左右一対の連結部材21が溶着されており、ま
た、第2ブーム部材24の前端にもパイプ材39が固着
されていて、このパイプ材39の両端に鍛造等で形成さ
れた左右一対の連結部材23が溶着されている。連結部
材21、23はそれぞれ第1、第2ブーム部材22、2
4にも直接溶接されている。
【0026】また、前記実施の形態においては、カバー
板26Bに立設した2枚の縦板27Bは、左右間隔が大
きく開けられていて、その間にシリンダ13、15へ圧
油を供給する油圧ホース40が配置できるようになって
いる。図11はブーム部材製造方法の第2具体例を示し
ており、ブーム部材の周長の半分の幅を有する平坦状板
金Pを2枚用意し、それぞれをプレス加工で、側面cと
d、傾斜面e、fとj、h及び上下面 a、bを半分づ
つ持つ半割ブーム41A、41Bを形成し、この半割ブ
ーム41A、41Bを最中状に対向させて突き合わせ溶
接している。
板26Bに立設した2枚の縦板27Bは、左右間隔が大
きく開けられていて、その間にシリンダ13、15へ圧
油を供給する油圧ホース40が配置できるようになって
いる。図11はブーム部材製造方法の第2具体例を示し
ており、ブーム部材の周長の半分の幅を有する平坦状板
金Pを2枚用意し、それぞれをプレス加工で、側面cと
d、傾斜面e、fとj、h及び上下面 a、bを半分づ
つ持つ半割ブーム41A、41Bを形成し、この半割ブ
ーム41A、41Bを最中状に対向させて突き合わせ溶
接している。
【0027】この第2具体例の製造方法は、前記実施の
形態で示した方法に比して、溶着部分が倍増するが、プ
レス加工は容易になる。図12はブーム11の第2具体
例を示しており、前記実施の形態と異なる点は、屈曲部
分の第1ブーム部材22の前端と第2ブーム部材24の
後端とは下側にも切欠部36Aが形成され、2枚の縦板
27Bは左右間隔が小さく、その外側にシリンダ13、
15へ圧油を供給する油圧ホース40が配置されてい
る。
形態で示した方法に比して、溶着部分が倍増するが、プ
レス加工は容易になる。図12はブーム11の第2具体
例を示しており、前記実施の形態と異なる点は、屈曲部
分の第1ブーム部材22の前端と第2ブーム部材24の
後端とは下側にも切欠部36Aが形成され、2枚の縦板
27Bは左右間隔が小さく、その外側にシリンダ13、
15へ圧油を供給する油圧ホース40が配置されてい
る。
【0028】前記油圧ホース40は傾斜面e、fを利用
して配置され、第1、第2ブーム部材22、24の上面
aから大きく突出しないようにしている。図13、14
に示すブーム11の第3具体例において、アクチュエー
タ連結部材25は、ブームシリンダ連結用連結部と作業
具シリンダ連結用連結部とを上下に有する左右一対の板
材30A、30Bと上下のカバー板26A、26Bとを
有し、上下各カバー板26A、26Bに2本の溝を形成
して、その溝に左右板材30A、30Bを貫通して溶接
により固着しており、前記左右板材30A、30Bは上
下中途にくびれ部31が形成されている。
して配置され、第1、第2ブーム部材22、24の上面
aから大きく突出しないようにしている。図13、14
に示すブーム11の第3具体例において、アクチュエー
タ連結部材25は、ブームシリンダ連結用連結部と作業
具シリンダ連結用連結部とを上下に有する左右一対の板
材30A、30Bと上下のカバー板26A、26Bとを
有し、上下各カバー板26A、26Bに2本の溝を形成
して、その溝に左右板材30A、30Bを貫通して溶接
により固着しており、前記左右板材30A、30Bは上
下中途にくびれ部31が形成されている。
【0029】第1ブーム部材22の前端と第2ブーム部
材24の後端にも板材30A、30Bに対応した溝が形
成され、これを板材30A、30Bに嵌合しながら前記
アクチュエータ連結部材25と組合せ、第1ブーム部材
22の前端と第2ブーム部材24の後端とを突き合わせ
溶接すると共に、それらにアクチュエータ連結部材25
を溶着している。
材24の後端にも板材30A、30Bに対応した溝が形
成され、これを板材30A、30Bに嵌合しながら前記
アクチュエータ連結部材25と組合せ、第1ブーム部材
22の前端と第2ブーム部材24の後端とを突き合わせ
溶接すると共に、それらにアクチュエータ連結部材25
を溶着している。
【0030】図15、16に示すブーム11の第4具体
例において、前記第3具体例と同様に、アクチュエータ
連結部材25は左右一対の板材30A、30Bと上下の
カバー板26A、26Bとを有し、左右板材30A、3
0Bを上下カバー板26A、26Bと第1ブーム部材2
2の前端及び第2ブーム部材24の後端とに貫通し、こ
れらを互いに溶接により固着しており、前記左右板材3
0A、30Bには中央に抜き孔32が形成されている。
例において、前記第3具体例と同様に、アクチュエータ
連結部材25は左右一対の板材30A、30Bと上下の
カバー板26A、26Bとを有し、左右板材30A、3
0Bを上下カバー板26A、26Bと第1ブーム部材2
2の前端及び第2ブーム部材24の後端とに貫通し、こ
れらを互いに溶接により固着しており、前記左右板材3
0A、30Bには中央に抜き孔32が形成されている。
【0031】なお、本発明は前記実施の形態及び具体例
に限定されるものではなく、種々変形することができ
る。例えば、ブーム11はフロントローダ等のブームに
も適用でき、ブーム部材22の構造は前記アーム14に
も適用でき、第1ブーム部材22と第2ブーム部材24
とを同一形状にしてもよい。
に限定されるものではなく、種々変形することができ
る。例えば、ブーム11はフロントローダ等のブームに
も適用でき、ブーム部材22の構造は前記アーム14に
も適用でき、第1ブーム部材22と第2ブーム部材24
とを同一形状にしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した本発明物によれば、筒状ブ
ーム部材の断面形状を、上下面と左右側面と4隅の傾斜
面とで略八角形に形成しているので、4隅の角が傾斜面
取りとなって応力集中がより効果的に緩和され、R面取
りより簡単かつ安価に製作できる。
ーム部材の断面形状を、上下面と左右側面と4隅の傾斜
面とで略八角形に形成しているので、4隅の角が傾斜面
取りとなって応力集中がより効果的に緩和され、R面取
りより簡単かつ安価に製作できる。
【0033】この筒状ブーム部材の断面形状を左右及び
/又は上下に対称に形成しているので、左右及び/又は
上下の応力バランスを均衡できる。また、筒状ブーム部
材の上下面と各傾斜面の左右方向幅を略2対1から6対
1に設定することにより、また各傾斜面の左右方向幅と
上下方向高さの比を略1対1から4対1に設定している
ので、筒状ブーム部材の4隅の応力集中を効果的に緩和
できる。
/又は上下に対称に形成しているので、左右及び/又は
上下の応力バランスを均衡できる。また、筒状ブーム部
材の上下面と各傾斜面の左右方向幅を略2対1から6対
1に設定することにより、また各傾斜面の左右方向幅と
上下方向高さの比を略1対1から4対1に設定している
ので、筒状ブーム部材の4隅の応力集中を効果的に緩和
できる。
【0034】さらに、筒状ブーム部材は板金を8ヵ所で
折曲して形成しているので、プレス加工で板金から安価
にかつ容易に製作できる。また、本発明方法によれば、
平坦状板金の左右方向略中央を支持してその左右を外面
側に折曲し、この板金の左右各側部を中央側から左右各
端側へ4ヵ所で内面側に折曲し、前記略中央の折曲部を
平坦に成形して左右両側端を近づけ、この左右両側端を
互いに連結するので、筒状ブーム部材を安価なプレス型
で板金から簡単かつ容易に製作できる。
折曲して形成しているので、プレス加工で板金から安価
にかつ容易に製作できる。また、本発明方法によれば、
平坦状板金の左右方向略中央を支持してその左右を外面
側に折曲し、この板金の左右各側部を中央側から左右各
端側へ4ヵ所で内面側に折曲し、前記略中央の折曲部を
平坦に成形して左右両側端を近づけ、この左右両側端を
互いに連結するので、筒状ブーム部材を安価なプレス型
で板金から簡単かつ容易に製作できる。
【図1】本発明の実施の形態を示すブームの側面図であ
る。
る。
【図2】同平面図である。
【図3】図1のX−X線断面図である。
【図4】図1のY−Y線断面図である。
【図5】ブームの中央部の拡大側面図である。
【図6】ブーム部材断面形状の第1具体例を示す断面図
と曲げ応力分布図である。
と曲げ応力分布図である。
【図7】ブーム部材断面形状の第2具体例を示す断面図
と曲げ応力分布図である。
と曲げ応力分布図である。
【図8】ブーム部材断面形状の第3具体例を示す断面図
と曲げ応力分布図である。
と曲げ応力分布図である。
【図9】ブーム部材の製造方法を示す説明図である。
【図10】バックホーの全体側面図である。
【図11】ブーム部材製造方法の第2具体例を示す説明
図である。
図である。
【図12】ブームの第2具体例を示す断面図である。
【図13】ブームの第3具体例を示す側面図である。
【図14】ブームの第3具体例を示す断面図である。
【図15】ブームの第4具体例を示す側面図である。
【図16】ブームの第4具体例を示す断面図である。
【図17】R面取りをしたブーム部材の断面図と曲げ応
力分布図である。
力分布図である。
8 バックホー装置 11 ブーム 12 ブームシリンダ 13 アームシリンダ 14 アーム 16 作業具 21 機体側連結部材 22 第1ブーム 23 作業部側連結部材 24 第2ブーム 25 アクチュエータ連結部材 a 上面 b 下面 c、d 側面 e〜h 傾斜面 L1 上下面の左右方向幅 L2 傾斜面の左右方向幅 H 傾斜面の上下方向高さ
Claims (6)
- 【請求項1】 両端に連結部材を取り付けるブーム部材
を筒状に形成し、この筒状ブーム部材の断面形状を、上
下面と左右側面と4隅の傾斜面とで略八角形に形成して
いることを特徴とする作業機のブーム構造。 - 【請求項2】 筒状ブーム部材の断面形状を左右及び/
又は上下に対称に形成していることを特徴とする請求項
1に記載の作業機のブーム構造。 - 【請求項3】 筒状ブーム部材の上下面と各傾斜面の左
右方向幅を略2対1から6対1に設定していることを特
徴とする請求項1又は2に記載の作業機のブーム構造。 - 【請求項4】 筒状ブーム部材の各傾斜面の左右方向幅
と上下方向高さの比を略1対1から4対1に設定してい
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の作
業機のブーム構造。 - 【請求項5】 筒状ブーム部材は板金を8ヵ所で折曲し
て形成していることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
かに記載の作業機のブーム構造。 - 【請求項6】 両端に連結部材を取り付ける筒状ブーム
部材の製造方法であって、平坦状板金の左右方向略中央
を支持してその左右を外面側に折曲し、この板金の左右
各側部を中央側から左右各端側へ4ヵ所で内面側に折曲
し、前記略中央の折曲部を平坦に成形して左右両側端を
近づけ、この左右両側端を互いに連結することを特徴と
する作業機のブーム部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33212797A JPH11158908A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 作業機のブーム構造及びブーム部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33212797A JPH11158908A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 作業機のブーム構造及びブーム部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11158908A true JPH11158908A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18251464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33212797A Pending JPH11158908A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 作業機のブーム構造及びブーム部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11158908A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002103033A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-09 | Furukawa Co Ltd | 角筒の製造方法 |
JP2002309607A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-23 | Komatsu Ltd | 油圧ショベルの作業機ブーム、アーム |
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US6840172B2 (en) | 2001-03-21 | 2005-01-11 | Yamahachi Kemikaru Kabushiki Kaisha | Multiple-seal-faced stamp of liquid-exuding type |
WO2007105327A1 (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Yanmar Co., Ltd. | 掘削作業機のブーム |
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WO2023016868A1 (de) * | 2021-08-09 | 2023-02-16 | Putzmeister Engineering Gmbh | Mastarm-segment für eine betonpumpe und verfahren zum herstellen eines mastarm-segments |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP33212797A patent/JPH11158908A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7670099B2 (en) | 2003-06-30 | 2010-03-02 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Working arm for construction machine and method of producing the same |
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