JPH11158089A - 1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの合成 - Google Patents
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの合成Info
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- JPH11158089A JPH11158089A JP26871798A JP26871798A JPH11158089A JP H11158089 A JPH11158089 A JP H11158089A JP 26871798 A JP26871798 A JP 26871798A JP 26871798 A JP26871798 A JP 26871798A JP H11158089 A JPH11158089 A JP H11158089A
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- tetrachloro
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/093—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
- C07C17/20—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms
- C07C17/202—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction
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- C07C17/21—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms with simultaneous increase of the number of halogen atoms
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、触媒の存在下液相で、フッ化水素
と、特に1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンと
を反応させることによる1,1,1,3,3−ペンタフ
ルオロプロパンの製造に関する。 【解決手段】 チタンをベースとする触媒を使用するこ
とにより、アンチモンをベースとする触媒で発生する腐
食の問題を回避することができる。
と、特に1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンと
を反応させることによる1,1,1,3,3−ペンタフ
ルオロプロパンの製造に関する。 【解決手段】 チタンをベースとする触媒を使用するこ
とにより、アンチモンをベースとする触媒で発生する腐
食の問題を回避することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フッ素化炭化水素
の分野に関し、より詳細には、1,1,1,3,3−ペ
ンタフルオロプロパンの製造を目的とする。
の分野に関し、より詳細には、1,1,1,3,3−ペ
ンタフルオロプロパンの製造を目的とする。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】オゾ
ン層の分解のため、完全にハロゲン化したクロロフルオ
ロカーボン(CFC)の製造制限が1986年以降計画
され(モントリオール議定書)、最終的に(1992年
のコペンハーゲン条約)、1995年末にはこれらの製
品を全面的に放棄する基本方針が定められた。
ン層の分解のため、完全にハロゲン化したクロロフルオ
ロカーボン(CFC)の製造制限が1986年以降計画
され(モントリオール議定書)、最終的に(1992年
のコペンハーゲン条約)、1995年末にはこれらの製
品を全面的に放棄する基本方針が定められた。
【0003】これら化合物の代替物質を探す研究は先
ず、水素原子を含む物質(HCFC)、次いで、塩素を
含まない物質、すなわちフルオロ炭化水素に焦点が絞ら
れた。これらフルオロ炭化水素のうち、C3化合物に対
しての関心が高まりを見せている。
ず、水素原子を含む物質(HCFC)、次いで、塩素を
含まない物質、すなわちフルオロ炭化水素に焦点が絞ら
れた。これらフルオロ炭化水素のうち、C3化合物に対
しての関心が高まりを見せている。
【0004】F245faの名称で知られる1,1,
1,3,3−ペンタフルオロプロパンはオゾン層に対し
て危険性のない物質である。したがって、CFCに代わ
る可能性がある代替物質の範疇に入っており、これを使
用することは、とりわけ発泡剤として(JP52392
51)、ロケットエンジンガスおよび電子工業用洗浄溶
剤として(DD298419)、さらには冷却液として
(JP2272086)、数々の特許出願で取り上げら
れている。
1,3,3−ペンタフルオロプロパンはオゾン層に対し
て危険性のない物質である。したがって、CFCに代わ
る可能性がある代替物質の範疇に入っており、これを使
用することは、とりわけ発泡剤として(JP52392
51)、ロケットエンジンガスおよび電子工業用洗浄溶
剤として(DD298419)、さらには冷却液として
(JP2272086)、数々の特許出願で取り上げら
れている。
【0005】1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロ
パンはさまざまな方法で調製することができるが、特
に、1,1,3,3,3−ペンタフルオロ−1−プロペ
ンの接触水素化により(Knunyantsら, Iz
vest. Akad. Nauk. S.S.S.
R., Otdel. Khim. Nauk.196
0, 1412−1418; C.A.55:349c
および Kinet.Katal.1967, 8
(6), 1290−1299; C.A.69:35
10n)、1,2,2−トリクロロ−1,1,3,3,
3−ペンタフルオロプロパンの水素化分解により(米国
特許第2942036号)、−テトラヒドロフランと三
フッ化コバルトとの反応により(Burdonら,J.
Chem. Soc. C, 1969, 13, 1
739−1746)調製することができる。
パンはさまざまな方法で調製することができるが、特
に、1,1,3,3,3−ペンタフルオロ−1−プロペ
ンの接触水素化により(Knunyantsら, Iz
vest. Akad. Nauk. S.S.S.
R., Otdel. Khim. Nauk.196
0, 1412−1418; C.A.55:349c
および Kinet.Katal.1967, 8
(6), 1290−1299; C.A.69:35
10n)、1,2,2−トリクロロ−1,1,3,3,
3−ペンタフルオロプロパンの水素化分解により(米国
特許第2942036号)、−テトラヒドロフランと三
フッ化コバルトとの反応により(Burdonら,J.
Chem. Soc. C, 1969, 13, 1
739−1746)調製することができる。
【0006】これらの方法は工業的には使用できないた
め、最近、欧州特許出願EP703205および国際特
許出願WO9601797の中で、フッ化水素と1,
1,1,3,3−ペンタクロロプロパン、または1,
1,1,3,3−ペンタクロロプロパンの一部をフッ素
化した誘導体とを、液相で、触媒の存在下に反応させる
ことにより、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロ
パンを製造することが提案された。出発物質として使用
する1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンは、広
く入手が可能な工業製品である四塩化炭素と塩化ビニル
の1段階反応で簡単に調製することができる。「1,
1,1,3,3−ペンタクロロプロパンの一部をフッ素
化した誘導体」とは、ここでは3−クロロ−1,1,
1,3−テトラフルオロプロパン(F244)、3,3
−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロプロパン(F2
43)、1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペ
ン(F1233zd)、1,1,3,3−テトラクロロ
−1−フルオロプロパン(F241)、1,3,3−ト
リクロロ−1,1−ジフルオロプロパン(F242)、
1,3,3−トリクロロ−3−フルオロプロペン(F1
231zd)、1,3−ジクロロ−3,3−ジフルオロ
プロペン(F1232zd)および1,3,3,3−テ
トラフルオロプロペン(F1234ze)のような中間
反応化合物を意味する。
め、最近、欧州特許出願EP703205および国際特
許出願WO9601797の中で、フッ化水素と1,
1,1,3,3−ペンタクロロプロパン、または1,
1,1,3,3−ペンタクロロプロパンの一部をフッ素
化した誘導体とを、液相で、触媒の存在下に反応させる
ことにより、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロ
パンを製造することが提案された。出発物質として使用
する1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンは、広
く入手が可能な工業製品である四塩化炭素と塩化ビニル
の1段階反応で簡単に調製することができる。「1,
1,1,3,3−ペンタクロロプロパンの一部をフッ素
化した誘導体」とは、ここでは3−クロロ−1,1,
1,3−テトラフルオロプロパン(F244)、3,3
−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロプロパン(F2
43)、1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペ
ン(F1233zd)、1,1,3,3−テトラクロロ
−1−フルオロプロパン(F241)、1,3,3−ト
リクロロ−1,1−ジフルオロプロパン(F242)、
1,3,3−トリクロロ−3−フルオロプロペン(F1
231zd)、1,3−ジクロロ−3,3−ジフルオロ
プロペン(F1232zd)および1,3,3,3−テ
トラフルオロプロペン(F1234ze)のような中間
反応化合物を意味する。
【0007】上記二つの出願では一般的に触媒は金属誘
導体、特にIIIa、IVaおよびVa族、またIV
b、VbおよびVIb族に属する金属の誘導体の中から
選択できると記載されているが、好ましくはアンチモン
の誘導体、特に1,1,1,3,3−ペンタクロロプロ
パンの変換率と1,1,1,3,3−ペンタフルオロプ
ロパンに対する選択性とが高い五ハロゲン化アンチモン
を使用することが推奨されている。
導体、特にIIIa、IVaおよびVa族、またIV
b、VbおよびVIb族に属する金属の誘導体の中から
選択できると記載されているが、好ましくはアンチモン
の誘導体、特に1,1,1,3,3−ペンタクロロプロ
パンの変換率と1,1,1,3,3−ペンタフルオロプ
ロパンに対する選択性とが高い五ハロゲン化アンチモン
を使用することが推奨されている。
【0008】上記二つの出願の実施例はすべて、触媒と
して、五ハロゲン化アンチモン(SbCl5またはSb
F5)を使用して実施された。残念なことに、これらの
触媒を使用するとかなりの腐食現象を伴うため、このよ
うな製法を工業的に使用することは困難である。
して、五ハロゲン化アンチモン(SbCl5またはSb
F5)を使用して実施された。残念なことに、これらの
触媒を使用するとかなりの腐食現象を伴うため、このよ
うな製法を工業的に使用することは困難である。
【0009】一方、国際特許出願WO97/08117
には、塩素化オレフィンから2段階でフッ素化脂肪族化
合物を調製する方法が記載されている。この方法では中
間物質としてクロロフルオロオレフィンを使用する。
には、塩素化オレフィンから2段階でフッ素化脂肪族化
合物を調製する方法が記載されている。この方法では中
間物質としてクロロフルオロオレフィンを使用する。
【0010】この国際特許出願の実施例1には、必然的
に中間物質としての1−クロロ−3,3,3−トリフル
オロプロペンを経る、1,1,3,3−テトラクロロ−
1−プロペン(同じくF1230zaと称される)から
のF245faの調製が記載されている。この出願で
は、中間物質のクロロフルオロオレフィンの転換工程だ
けが触媒すべきであると教示されている。この工程のた
めに考えられる触媒は、Sb、Sn、Tiのフッ化物、
特にSb(V)とTi(IV)の混合物である。しか
し、この方法は工業的に実施するのは難しい。
に中間物質としての1−クロロ−3,3,3−トリフル
オロプロペンを経る、1,1,3,3−テトラクロロ−
1−プロペン(同じくF1230zaと称される)から
のF245faの調製が記載されている。この出願で
は、中間物質のクロロフルオロオレフィンの転換工程だ
けが触媒すべきであると教示されている。この工程のた
めに考えられる触媒は、Sb、Sn、Tiのフッ化物、
特にSb(V)とTi(IV)の混合物である。しか
し、この方法は工業的に実施するのは難しい。
【0011】四塩化チタンのようなチタンをベースにし
た化合物は、アセチレンから1,1−ジフルオロエタン
へのフッ素化反応(米国特許第2830100号)、ト
リクロロエチレンから1,1,2−トリクロロ−1−フ
ルオロエタンへのフッ素化反応(米国特許第43831
28号)、または塩化ビニルから1−クロロ−2−フル
オロエタンの合成(特許FR1534403)で、液相
フッ素化触媒として既に使用されている。A.E.Fe
iring(J. of FluorineChemi
stry 13(1979)7−18)は、TiCl4
により触媒されるテトラクロロエチレンに対するHFの
付加の研究を行った。このチタン化合物はまた、塩化ビ
ニリデンから1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンへ
のフッ素化反応(欧州特許EP378942)、トリフ
ルオロエチレンから1,1,1,2−テトラフルオロエ
タンへのフッ素化反応(欧州特許EP574077)ま
たは1,1,1,3,3,3−ヘキサクロロプロパンか
ら1−クロロ−1,1,3,3,3−ペンタフルオロプ
ロパンへのフッ素化反応(国際特許出願WO95/04
022)のためにも触媒として使用されている。塩化ビ
ニリデンから1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンの
合成のためにニトロ基を含む溶媒またはスルホン(国際
特許出願94/13607)、また最近ではトリクロロ
エチレンからF134aへのフッ素化のためにSbCl
5(J.Chem.Soc.Chem.Communi
cations 1994(7)867)を用いること
で、TiCl4およびSbCl3間の若干の相乗効果も明
らかになっている(米国特許第5202509号)。
た化合物は、アセチレンから1,1−ジフルオロエタン
へのフッ素化反応(米国特許第2830100号)、ト
リクロロエチレンから1,1,2−トリクロロ−1−フ
ルオロエタンへのフッ素化反応(米国特許第43831
28号)、または塩化ビニルから1−クロロ−2−フル
オロエタンの合成(特許FR1534403)で、液相
フッ素化触媒として既に使用されている。A.E.Fe
iring(J. of FluorineChemi
stry 13(1979)7−18)は、TiCl4
により触媒されるテトラクロロエチレンに対するHFの
付加の研究を行った。このチタン化合物はまた、塩化ビ
ニリデンから1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンへ
のフッ素化反応(欧州特許EP378942)、トリフ
ルオロエチレンから1,1,1,2−テトラフルオロエ
タンへのフッ素化反応(欧州特許EP574077)ま
たは1,1,1,3,3,3−ヘキサクロロプロパンか
ら1−クロロ−1,1,3,3,3−ペンタフルオロプ
ロパンへのフッ素化反応(国際特許出願WO95/04
022)のためにも触媒として使用されている。塩化ビ
ニリデンから1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンの
合成のためにニトロ基を含む溶媒またはスルホン(国際
特許出願94/13607)、また最近ではトリクロロ
エチレンからF134aへのフッ素化のためにSbCl
5(J.Chem.Soc.Chem.Communi
cations 1994(7)867)を用いること
で、TiCl4およびSbCl3間の若干の相乗効果も明
らかになっている(米国特許第5202509号)。
【0012】文献研究から、TiCl4は、2重結合へ
のHF付加を触媒するために最も多く使われており、飽
和基質に対するCl−F交換にはあまり使用されていな
いことが分かった。
のHF付加を触媒するために最も多く使われており、飽
和基質に対するCl−F交換にはあまり使用されていな
いことが分かった。
【0013】
【課題を解決するための手段】今回、予期に反して、T
iCl4およびより一般的にはチタンをベースにした化
合物が、1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン、
1,1,3,3−テトラクロロ−1−プロペン(F12
30za)または1,3,3,3−テトラクロロ−1−
プロペン(F1230zd)から1,1,1,3,3−
ペンタフルオロプロパンへのフッ素化反応の優れた触媒
であることが発見された。これらの触媒は、アンチモン
をベースにした触媒で生じるような腐食に関する欠点を
持たず、活性が高い。さらに、アンチモンとは異なり、
チタン触媒は還元による不活性化が無く、所望の最終製
品(F245fa)を得るためにリサイクルできないC
6重質化合物をほとんど副生することがない。
iCl4およびより一般的にはチタンをベースにした化
合物が、1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン、
1,1,3,3−テトラクロロ−1−プロペン(F12
30za)または1,3,3,3−テトラクロロ−1−
プロペン(F1230zd)から1,1,1,3,3−
ペンタフルオロプロパンへのフッ素化反応の優れた触媒
であることが発見された。これらの触媒は、アンチモン
をベースにした触媒で生じるような腐食に関する欠点を
持たず、活性が高い。さらに、アンチモンとは異なり、
チタン触媒は還元による不活性化が無く、所望の最終製
品(F245fa)を得るためにリサイクルできないC
6重質化合物をほとんど副生することがない。
【0014】本発明は、したがって、1,1,1,3,
3−ペンタクロロプロパン(F240fa)、F240
faの一部をフッ素化した誘導体、1,1,3,3−テ
トラクロロ−1−プロペン(F1230za)または
1,3,3,3−テトラクロロ−1−プロペン(F12
30zd)から選択される化合物Aとフッ化水素の液相
での反応による1,1,1,3,3−ペンタフルオロプ
ロパン(F245fa)の製造方法に係り、触媒として
チタンをベースとする化合物を使用することを特徴とす
る。
3−ペンタクロロプロパン(F240fa)、F240
faの一部をフッ素化した誘導体、1,1,3,3−テ
トラクロロ−1−プロペン(F1230za)または
1,3,3,3−テトラクロロ−1−プロペン(F12
30zd)から選択される化合物Aとフッ化水素の液相
での反応による1,1,1,3,3−ペンタフルオロプ
ロパン(F245fa)の製造方法に係り、触媒として
チタンをベースとする化合物を使用することを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】F1230zdおよびF1230
zaは、触媒として、AlF3、AlCl3、FeC
l3、TiCl4のようなリュイス酸の存在下に、20〜
100℃の温度でF240faの脱塩化水素により調製
することが可能である。1,1,1,3,3−ペンタク
ロロプロパンの一部をフッ素化した誘導体は、たとえば
Sbをベースにしたフッ素化触媒の存在下に、240f
aをHFと反応させて調製することができる。
zaは、触媒として、AlF3、AlCl3、FeC
l3、TiCl4のようなリュイス酸の存在下に、20〜
100℃の温度でF240faの脱塩化水素により調製
することが可能である。1,1,1,3,3−ペンタク
ロロプロパンの一部をフッ素化した誘導体は、たとえば
Sbをベースにしたフッ素化触媒の存在下に、240f
aをHFと反応させて調製することができる。
【0016】チタンをベースにした化合物として、好ま
しくは、塩化物、フッ化物またはクロロフッ化物のよう
なチタンのハロゲン化物を用いるが、酸化物またはオキ
シハロゲン化物も使用が可能である。そして四塩化チタ
ンが特に有利であることが分かった。
しくは、塩化物、フッ化物またはクロロフッ化物のよう
なチタンのハロゲン化物を用いるが、酸化物またはオキ
シハロゲン化物も使用が可能である。そして四塩化チタ
ンが特に有利であることが分かった。
【0017】本発明による方法の実施は、それ自体既知
の方法で、バッチ式、半バッチ式または連続的に行うこ
とが可能である。
の方法で、バッチ式、半バッチ式または連続的に行うこ
とが可能である。
【0018】バッチ法では、反応開始前に反応体をあら
かじめ導入した撹拌オートクレーブ内で操作を行う。そ
の際オートクレーブ内の圧力は、自己生成圧力であり、
反応の進捗と共に変化する。
かじめ導入した撹拌オートクレーブ内で操作を行う。そ
の際オートクレーブ内の圧力は、自己生成圧力であり、
反応の進捗と共に変化する。
【0019】本方法を半バッチプロセスで実施する際に
使用する装置は、簡易冷却器または還流塔(return col
umn)を上に乗せたオートクレーブと還流冷却器で構成
されており、圧力調節弁を備えている。上記と同様にす
べての反応体をあらかじめオートクレーブ内に導入する
が、低沸点の反応生成物(特にF245fa)は反応中
に連続的に抽出される。
使用する装置は、簡易冷却器または還流塔(return col
umn)を上に乗せたオートクレーブと還流冷却器で構成
されており、圧力調節弁を備えている。上記と同様にす
べての反応体をあらかじめオートクレーブ内に導入する
が、低沸点の反応生成物(特にF245fa)は反応中
に連続的に抽出される。
【0020】本発明による方法を連続法で実施する際
は、半バッチ法と同じ装置を用いて、反応体を連続し
て、好ましくはHF中の触媒溶液から成る媒質内に導入
する。
は、半バッチ法と同じ装置を用いて、反応体を連続し
て、好ましくはHF中の触媒溶液から成る媒質内に導入
する。
【0021】使用する触媒の量は広範囲に変化させるこ
とができる。この量は一般に、HF1モル当たり0.0
005〜0.1モル、好ましくは0.001〜0.05
モルである。いずれの場合も、HFに対する溶解度未満
の触媒量で実施することが好ましい。
とができる。この量は一般に、HF1モル当たり0.0
005〜0.1モル、好ましくは0.001〜0.05
モルである。いずれの場合も、HFに対する溶解度未満
の触媒量で実施することが好ましい。
【0022】本発明による触媒は腐食を生じさせないの
で、バッチ法または半バッチ法で使用するフッ化水素の
量は、一般にF240fa1モル当たり0.5〜50モ
ル、好ましくは2〜20モルである。連続方法の場合
は、HFから成る媒質中に反応体を注入しながら操作を
行うのが好ましい。
で、バッチ法または半バッチ法で使用するフッ化水素の
量は、一般にF240fa1モル当たり0.5〜50モ
ル、好ましくは2〜20モルである。連続方法の場合
は、HFから成る媒質中に反応体を注入しながら操作を
行うのが好ましい。
【0023】本発明による方法の実施温度は、一般に3
0〜180℃であってよい。好ましくは、70〜150
℃に選択され、特に100〜140℃である。
0〜180℃であってよい。好ましくは、70〜150
℃に選択され、特に100〜140℃である。
【0024】半バッチまたは連続法で操作を行う際、操
作圧力は、反応媒質を液相に維持するように選択する。
一般に、5〜50バール、好ましくは10〜40バール
に設定される。
作圧力は、反応媒質を液相に維持するように選択する。
一般に、5〜50バール、好ましくは10〜40バール
に設定される。
【0025】冷却器の温度は、反応中に排出される可能
性のある生成物の量および性質に応じて調整する。一般
に、−50〜150℃、好ましくは0〜100℃であ
る。
性のある生成物の量および性質に応じて調整する。一般
に、−50〜150℃、好ましくは0〜100℃であ
る。
【0026】
【実施例】本発明を制限することなく例証している以下
の実施例において、示されている百分率はモル百分率で
ある。
の実施例において、示されている百分率はモル百分率で
ある。
【0027】実施例1 上記の半バッチ法により、17℃の工業用水が供給され
ている冷却器を上に乗せた、ステンレススチール316
L製の小さな試験片(重さ5g、表面積760mm2)
が入っている1リットルのステンレススチール316L
製の撹拌を行ったオートクレーブ内で操作を行った。こ
のオートクレーブ内に、HFを228g(11.4モ
ル)およびTiCl4を11.8g(0.062モル)
入れた。次に、オートクレーブを、2重カバー内を循環
する油浴で110℃に加熱した。反応媒質の温度を安定
させた後、F240faを1時間当たり19g(0.0
9モル/時)の割合で連続供給し、生成物の最も揮発性
の部分を、20バールに設定した圧力調節弁を介して、
連続的にガス抜きを行った。水洗浄器内、乾燥器内を通
過させた後、これらの生成物を液体窒素で冷却したステ
ンレススチール製のトラップに集めた。
ている冷却器を上に乗せた、ステンレススチール316
L製の小さな試験片(重さ5g、表面積760mm2)
が入っている1リットルのステンレススチール316L
製の撹拌を行ったオートクレーブ内で操作を行った。こ
のオートクレーブ内に、HFを228g(11.4モ
ル)およびTiCl4を11.8g(0.062モル)
入れた。次に、オートクレーブを、2重カバー内を循環
する油浴で110℃に加熱した。反応媒質の温度を安定
させた後、F240faを1時間当たり19g(0.0
9モル/時)の割合で連続供給し、生成物の最も揮発性
の部分を、20バールに設定した圧力調節弁を介して、
連続的にガス抜きを行った。水洗浄器内、乾燥器内を通
過させた後、これらの生成物を液体窒素で冷却したステ
ンレススチール製のトラップに集めた。
【0028】5時間反応させた後操作を中止し、ガスク
ロマトグラフィーにより、トラップされた気体と反応媒
質を分析した。この分析で、F240faの転換が88
%に達したことと以下の選択率が示された。
ロマトグラフィーにより、トラップされた気体と反応媒
質を分析した。この分析で、F240faの転換が88
%に達したことと以下の選択率が示された。
【0029】 F245fa :11% F244 :36% F243 :35% F1233zd :18% 示された百分率はモル百分率である。
【0030】F245faを分離した後、転換されなか
ったF240faならびに部分的にフッ素化された中間
体F244、F243およびF1233zdは反応器に
リサイクルすることができる。
ったF240faならびに部分的にフッ素化された中間
体F244、F243およびF1233zdは反応器に
リサイクルすることができる。
【0031】さらに、反応の間媒質中に保持したステン
レススチール316L製試験片を計量したところ、当初
の重量と比較して全く変化がなかった。したがって、腐
食は全く観察されなかった。
レススチール316L製試験片を計量したところ、当初
の重量と比較して全く変化がなかった。したがって、腐
食は全く観察されなかった。
【0032】実施例2 実施例1と同じ操作方法、同じ装置、同じ条件で操作を
行った。
行った。
【0033】連続的に供給されているオートクレーブ内
に、HFを245g(12.25モル)およびTiCl
4を12.5g(0.066モル)入れた。反応媒質を
110℃に加熱して、温度を安定させた後、F1230
zaを18g/時(0.1モル/時)の割合で供給し
た。生成物の最も揮発性の部分は、20バールに設定し
た圧力調節弁を介して、連続してガス抜きを行った。水
洗浄器内、次いで乾燥器内を通過させた後、これらの生
成物を、液体窒素で冷却したステンレススチール製トラ
ップ内に集めた。
に、HFを245g(12.25モル)およびTiCl
4を12.5g(0.066モル)入れた。反応媒質を
110℃に加熱して、温度を安定させた後、F1230
zaを18g/時(0.1モル/時)の割合で供給し
た。生成物の最も揮発性の部分は、20バールに設定し
た圧力調節弁を介して、連続してガス抜きを行った。水
洗浄器内、次いで乾燥器内を通過させた後、これらの生
成物を、液体窒素で冷却したステンレススチール製トラ
ップ内に集めた。
【0034】5時間反応させた後、操作を中止し、ガス
クロマトグラフィーで、トラップに溜まった気体と反応
媒質を分析した。この分析で、F1230zaの転換が
90%に達したことと以下の選択率が示された。
クロマトグラフィーで、トラップに溜まった気体と反応
媒質を分析した。この分析で、F1230zaの転換が
90%に達したことと以下の選択率が示された。
【0035】 F245fa : 8% F244 :25% F243 :25% F1233zd :39% 重質部分 : 3% 示されている百分率はモル百分率である。
【0036】F245faを分離した後、転換されなか
ったF1230zaならびに部分的にフッ素化された中
間体F244、F243、F1233zdは反応器にリ
サイクルすることができる。
ったF1230zaならびに部分的にフッ素化された中
間体F244、F243、F1233zdは反応器にリ
サイクルすることができる。
【0037】さらに、反応の間媒質中に保ったステンレ
ススチール316L製の試験片を計量したところ、当初
の重量と比較して全く差がなかった。したがって、腐食
は全く観察されなかった。
ススチール316L製の試験片を計量したところ、当初
の重量と比較して全く差がなかった。したがって、腐食
は全く観察されなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロラン・ウエンドランジエ フランス国、69230・サン−ジユニ・ラバ ル、アブニユ・ドユ・ジエネラル・ドウ・ ゴール、44
Claims (7)
- 【請求項1】 液相中で、1,1,1,3,3−ペンタ
クロロプロパン(F240fa)、F240faの一部
をフッ素化した誘導体、1,1,3,3−テトラクロロ
−1−プロペン(F1230za)または1,3,3,
3−テトラクロロ−1−プロペン(F1230zd)の
中から選択される化合物Aとフッ化水素とを反応させる
ことによる1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパ
ンの製造方法であって、触媒として、チタンをベースと
する化合物を使用することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 化合物Aが、F240faまたはF24
0faの一部をフッ素化した誘導体である、請求項1に
記載の方法。 - 【請求項3】 化合物Aが、F1230zaまたは1,
3,3,3−テトラクロロ−1−プロペン(F1230
zd)である、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 チタンをベースとする化合物が、ハロゲ
ン化チタン、酸化チタンまたはオキシハロゲン化チタ
ン、好ましくは四塩化チタンである、請求項1から3の
いずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 HF/化合物Aのモル比が0.5〜5
0、好ましくは2〜20である、請求項1から4のいず
れか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 30〜180℃、好ましくは70〜15
0℃、特に100〜140℃の温度で操作を行う、請求
項1から5のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 HF1モル当たり触媒を0.0005〜
0.1モル、好ましくは0.001〜0.05モル使用
する、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
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---|---|---|---|
FR9711794 | 1997-09-23 | ||
FR9711794A FR2768726A1 (fr) | 1997-09-23 | 1997-09-23 | Synthese du 1, 1, 1, 3, 3-pentafluoropropane |
FR9801882 | 1998-02-17 | ||
FR9801882A FR2768727A1 (fr) | 1997-09-23 | 1998-02-17 | Synthese du 1,1,1,3,3-pentafluoropropane |
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---|---|
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JP26871798A Pending JPH11158089A (ja) | 1997-09-23 | 1998-09-22 | 1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの合成 |
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BE (1) | BE1011954A3 (ja) |
CA (1) | CA2245152A1 (ja) |
DE (1) | DE19843681A1 (ja) |
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GB (1) | GB2329386A (ja) |
IT (1) | IT1302243B1 (ja) |
NL (1) | NL1010169C2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007501843A (ja) * | 2003-08-08 | 2007-02-01 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFC−1233zd)の低温での製造 |
WO2010090086A1 (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-12 | セントラル硝子株式会社 | (z)-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンの精製方法 |
JP4617522B2 (ja) * | 1999-10-01 | 2011-01-26 | 旭硝子株式会社 | 1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの精製方法 |
JP4785251B2 (ja) * | 1998-12-18 | 2011-10-05 | ソルヴェイ(ソシエテ アノニム) | 少なくとも1種のハイドロフルオロアルカンとフッ化水素を含有する混合物の分離方法、ハイドロフルオロアルカンの調製方法及び共沸組成物 |
JP2012509324A (ja) * | 2008-11-19 | 2012-04-19 | アーケマ・インコーポレイテッド | ヒドロクロロフルオロオレフィンを製造するための方法 |
JP2012509323A (ja) * | 2008-11-19 | 2012-04-19 | アーケマ・インコーポレイテッド | ヒドロフルオロオレフィンを製造するための方法 |
JP2014525893A (ja) * | 2011-04-25 | 2014-10-02 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン、トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、及びトランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを共製造するための統合方法 |
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CN103044245B (zh) * | 2012-12-12 | 2015-06-24 | 巨化集团技术中心 | 一种2-氟丙酸酯的制备方法 |
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WO2015104517A1 (fr) | 2014-01-13 | 2015-07-16 | Arkema France | Procede de production du e-1-chloro-3,3,3-trifluoropropene a partir du 1,1,3,3-tetrachloropropene |
FR3036398B1 (fr) | 2015-05-22 | 2019-05-03 | Arkema France | Compositions a base de 1,1,3,3-tetrachloropropene |
FR3081158B1 (fr) | 2018-05-16 | 2020-07-31 | Arkema France | Procede de production du 1-chloro-3,3,3-trifluoropropene. |
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EP0717728B1 (en) * | 1993-07-29 | 1998-11-04 | AlliedSignal Inc. | Process for the preparation of 1,1,1,3,3-pentafluoropropane |
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FR2724928B1 (fr) * | 1994-09-26 | 1996-10-31 | Atochem Elf Sa | Synthese de 1,1,1,3,3-pentafluoropropane |
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FR2740132B1 (fr) * | 1995-10-23 | 1997-12-19 | Solvay | Procede pour la preparation de 1,1,1,3,3-pentafluoropropane |
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-
1998
- 1998-02-17 FR FR9801882A patent/FR2768727A1/fr not_active Withdrawn
- 1998-09-22 KR KR1019980039217A patent/KR19990030026A/ko not_active Application Discontinuation
- 1998-09-22 AU AU86149/98A patent/AU8614998A/en not_active Abandoned
- 1998-09-22 JP JP26871798A patent/JPH11158089A/ja active Pending
- 1998-09-22 IT ITMI982041 patent/IT1302243B1/it active IP Right Grant
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- 1998-09-23 GB GB9820753A patent/GB2329386A/en not_active Withdrawn
- 1998-09-23 NL NL1010169A patent/NL1010169C2/nl active Search and Examination
- 1998-09-23 CN CN 98124354 patent/CN1217313A/zh active Pending
- 1998-09-23 BE BE9800682A patent/BE1011954A3/fr not_active IP Right Cessation
- 1998-09-23 DE DE1998143681 patent/DE19843681A1/de not_active Withdrawn
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