JPH11157595A - 液晶パネルモジュールの包装構造 - Google Patents
液晶パネルモジュールの包装構造Info
- Publication number
- JPH11157595A JPH11157595A JP9323649A JP32364997A JPH11157595A JP H11157595 A JPH11157595 A JP H11157595A JP 9323649 A JP9323649 A JP 9323649A JP 32364997 A JP32364997 A JP 32364997A JP H11157595 A JPH11157595 A JP H11157595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- liquid crystal
- crystal panel
- case
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】耐水性に優れ、且つ荷崩れが生じにくくした液
晶パネルモジュールの包装構造を提供する。 【解決手段】同じ構成、大きさの上下の本体部１ａ，１
ａからなる合成樹脂製のケース１内に発泡スチロール製
の緩衝材１０，１１，１２により保護された状態で多数
枚の液晶パネルモジュール２を立設状態で収納する。
晶パネルモジュールの包装構造を提供する。 【解決手段】同じ構成、大きさの上下の本体部１ａ，１
ａからなる合成樹脂製のケース１内に発泡スチロール製
の緩衝材１０，１１，１２により保護された状態で多数
枚の液晶パネルモジュール２を立設状態で収納する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルモジュ
ールを多数枚同時に収納梱包するようにした液晶パネル
モジュールの包装構造に関するものである。
ールを多数枚同時に収納梱包するようにした液晶パネル
モジュールの包装構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、液晶パネルモジュールを多数
枚同時に収納梱包する場合、段ボール製のケース内に各
液晶パネルモジュールを立てた状態で多数枚並べて収納
していた。
枚同時に収納梱包する場合、段ボール製のケース内に各
液晶パネルモジュールを立てた状態で多数枚並べて収納
していた。
【０００３】しかしながら、段ボール製のケースは耐水
性に劣り、雨水などの水分に触れるとそれが内部に浸透
し、液晶パネルモジュールに悪影響を及ぼすという問題
があった。また、段ボール製のケースは積み重ねによっ
て荷崩れが生じ易く、液晶パネルモジュールを損傷させ
るという問題があった。
性に劣り、雨水などの水分に触れるとそれが内部に浸透
し、液晶パネルモジュールに悪影響を及ぼすという問題
があった。また、段ボール製のケースは積み重ねによっ
て荷崩れが生じ易く、液晶パネルモジュールを損傷させ
るという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、耐水性に優れ、且つ荷崩れが生じ
にくくした液晶パネルモジュールの包装構造を提供する
ことを目的とするものである。
題を解決するもので、耐水性に優れ、且つ荷崩れが生じ
にくくした液晶パネルモジュールの包装構造を提供する
ことを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、同じ構成、大きさの上下の本体部からなる
合成樹脂製のケース内に発泡スチロール製の緩衝材によ
り保護された状態で多数枚の液晶パネルモジュールを立
設状態で収納してなることを要旨とするものである。ま
た本発明は、本体部はその開口部を上に向けたとき、平
面形状が長方形に形成され、前記開口部の周りには側壁
部の上端から水平に外向きに連設された板部を備え、こ
の板部の上面には外周の半分の範囲に亘って連続する凸
部が形成されているとともに、外周の残りの半分の範囲
に亘って連続する凹部が形成されており、開口部を上に
向けた下側の本体部の上に開口部を下に向けた上側の本
体部を載せたとき、下側の本体部の凸部と上側の本体部
の凹部が嵌まり合い、また下側の本体部の凹部と上側の
本体部の凸部が嵌まり合い、上下の本体部の水平な板部
間の水密を保持するように構成してなることを要旨とす
るものである。さらに本発明は、開口部を上に向けた状
態での本体部の底面には、コーナー部近傍において環状
のリブが形成されている。本体部の底面の１本の対角線
上に位置するリブは、残りの１本の対角線上に位置する
リブよりも一回り大きく形成され、下側の本体部と上側
の本体部とを組み合わせてなるケースを複数段積み重ね
たとき、下側のケースの上面において１本の対角線上に
位置するリブと上側のケース１の底面において残りの１
本の対角線上に位置するリブが互いに嵌合し、また下側
のケースの上面において残りの１本の対角線上に位置す
るリブと上側のケースの底面において１本の対角線上に
位置するリブが互いに嵌合するように構成してなること
を要旨とするものである。
に本発明は、同じ構成、大きさの上下の本体部からなる
合成樹脂製のケース内に発泡スチロール製の緩衝材によ
り保護された状態で多数枚の液晶パネルモジュールを立
設状態で収納してなることを要旨とするものである。ま
た本発明は、本体部はその開口部を上に向けたとき、平
面形状が長方形に形成され、前記開口部の周りには側壁
部の上端から水平に外向きに連設された板部を備え、こ
の板部の上面には外周の半分の範囲に亘って連続する凸
部が形成されているとともに、外周の残りの半分の範囲
に亘って連続する凹部が形成されており、開口部を上に
向けた下側の本体部の上に開口部を下に向けた上側の本
体部を載せたとき、下側の本体部の凸部と上側の本体部
の凹部が嵌まり合い、また下側の本体部の凹部と上側の
本体部の凸部が嵌まり合い、上下の本体部の水平な板部
間の水密を保持するように構成してなることを要旨とす
るものである。さらに本発明は、開口部を上に向けた状
態での本体部の底面には、コーナー部近傍において環状
のリブが形成されている。本体部の底面の１本の対角線
上に位置するリブは、残りの１本の対角線上に位置する
リブよりも一回り大きく形成され、下側の本体部と上側
の本体部とを組み合わせてなるケースを複数段積み重ね
たとき、下側のケースの上面において１本の対角線上に
位置するリブと上側のケース１の底面において残りの１
本の対角線上に位置するリブが互いに嵌合し、また下側
のケースの上面において残りの１本の対角線上に位置す
るリブと上側のケースの底面において１本の対角線上に
位置するリブが互いに嵌合するように構成してなること
を要旨とするものである。
【０００６】この構成により、多数枚の液晶パネルモジ
ュールが立設状態で合成樹脂製のケース内に発泡スチロ
ール製の緩衝材により保護された状態で収納されている
ので、前記従来例で述べたような段ボール製のケースを
用いる場合に比べて耐水性に優れる。また、開口部を上
に向けた下側の本体部の上に開口部を下に向けた上側の
本体部を載せたとき、下側の本体部の凸部と上側の本体
部の凹部が嵌まり合い、また下側の本体部の凹部と上側
の本体部の凸部が嵌まり合い、上下の本体部の水平な板
部間の水密を保持するように構成してあるので、上下の
本体部の水平な板部間から水が浸入することを防止でき
る。また、ケースの上下の本体部を同じ構成、大きさと
することにより、１種類の本体部を作るだけで良く、コ
ストダウンを図ることができる。さらに、ケースを複数
段積み重ねたとき、下側のケースの上面に位置するリブ
と上側のケースの底面に位置するリブが互いに嵌合し、
また下側のケースの上面に位置するリブと上側のケース
の底面に位置するリブが互いに嵌合することにより上下
のケースの位置ずれがなく、荷崩れが生じにくくなり、
液晶パネルモジュールの損傷を防止することができる。
ュールが立設状態で合成樹脂製のケース内に発泡スチロ
ール製の緩衝材により保護された状態で収納されている
ので、前記従来例で述べたような段ボール製のケースを
用いる場合に比べて耐水性に優れる。また、開口部を上
に向けた下側の本体部の上に開口部を下に向けた上側の
本体部を載せたとき、下側の本体部の凸部と上側の本体
部の凹部が嵌まり合い、また下側の本体部の凹部と上側
の本体部の凸部が嵌まり合い、上下の本体部の水平な板
部間の水密を保持するように構成してあるので、上下の
本体部の水平な板部間から水が浸入することを防止でき
る。また、ケースの上下の本体部を同じ構成、大きさと
することにより、１種類の本体部を作るだけで良く、コ
ストダウンを図ることができる。さらに、ケースを複数
段積み重ねたとき、下側のケースの上面に位置するリブ
と上側のケースの底面に位置するリブが互いに嵌合し、
また下側のケースの上面に位置するリブと上側のケース
の底面に位置するリブが互いに嵌合することにより上下
のケースの位置ずれがなく、荷崩れが生じにくくなり、
液晶パネルモジュールの損傷を防止することができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図１〜図７において、
１は多数枚の液晶パネルモジュール２を同時に収納梱包
するためにポリプロピレンなどの合成樹脂を材料として
作られたケースで、このケース１は上下方向の中央部で
２分割できるように構成されている。即ち、ケース１は
上下の同じ構成、大きさの本体部１ａ，１ａにより構成
されており、２つの本体部１ａ，１ａからなるケース１
内に多数枚の液晶パネルモジュール２が収納されてい
る。
いて、図面に基づいて説明する。図１〜図７において、
１は多数枚の液晶パネルモジュール２を同時に収納梱包
するためにポリプロピレンなどの合成樹脂を材料として
作られたケースで、このケース１は上下方向の中央部で
２分割できるように構成されている。即ち、ケース１は
上下の同じ構成、大きさの本体部１ａ，１ａにより構成
されており、２つの本体部１ａ，１ａからなるケース１
内に多数枚の液晶パネルモジュール２が収納されてい
る。
【０００８】前記本体部１ａはその開口部３を上に向け
たとき、平面形状が長方形に形成され、前記開口部３の
周りには側壁部４の上端から水平に外向きに連設された
板部５と、この板部５の外周から下向きに連設された板
部６とを備え、この板部６と側壁部４との間に指などを
掛ける空間が形成され、また前記板部５の上面には外周
の半分の範囲に亘って連続する凸部７が形成されている
とともに、外周の残りの半分の範囲に亘って連続する凹
部８が形成されている。従って、本体部１ａを２つ用意
し、開口部３を上に向けた下側の本体部１ａの上に開口
部３を下に向けた上側の本体部１ａを載せたとき、下側
の本体部１ａの凸部７と上側の本体部１ａの凹部８が嵌
まり合い、また下側の本体部１ａの凹部８と上側の本体
部１ａの凸部７が嵌まり合い、上下の本体部１ａ，１ａ
の水平な板部５，５間の水密を保持できるように構成さ
れている。
たとき、平面形状が長方形に形成され、前記開口部３の
周りには側壁部４の上端から水平に外向きに連設された
板部５と、この板部５の外周から下向きに連設された板
部６とを備え、この板部６と側壁部４との間に指などを
掛ける空間が形成され、また前記板部５の上面には外周
の半分の範囲に亘って連続する凸部７が形成されている
とともに、外周の残りの半分の範囲に亘って連続する凹
部８が形成されている。従って、本体部１ａを２つ用意
し、開口部３を上に向けた下側の本体部１ａの上に開口
部３を下に向けた上側の本体部１ａを載せたとき、下側
の本体部１ａの凸部７と上側の本体部１ａの凹部８が嵌
まり合い、また下側の本体部１ａの凹部８と上側の本体
部１ａの凸部７が嵌まり合い、上下の本体部１ａ，１ａ
の水平な板部５，５間の水密を保持できるように構成さ
れている。
【０００９】さらに、前記本体部１ａの開口部３を上に
向けた状態での本体部１ａの底面（裏面）には、コーナ
ー部近傍において環状のリブ９ａ，９ａ，９ｂ，９ｂが
形成されている。本体部１ａの底面（裏面）の１本の対
角線上に位置するリブ９ａ，９ａは、残りの１本の対角
線上に位置するリブ９ｂ，９ｂよりも一回り大きく形成
され、下側の本体部１ａと上側の本体部１ａとを組み合
わせてなるケース１を複数段積み重ねたとき、下側のケ
ース１の上面に位置するリブ９ａ，９ａと上側のケース
１の底面に位置するリブ９ｂ，９ｂが互いに嵌合し、ま
た下側のケース１の上面に位置するリブ９ｂ，９ｂと上
側のケース１の底面に位置するリブ９ａ，９ａが互いに
嵌合するように構成されている。
向けた状態での本体部１ａの底面（裏面）には、コーナ
ー部近傍において環状のリブ９ａ，９ａ，９ｂ，９ｂが
形成されている。本体部１ａの底面（裏面）の１本の対
角線上に位置するリブ９ａ，９ａは、残りの１本の対角
線上に位置するリブ９ｂ，９ｂよりも一回り大きく形成
され、下側の本体部１ａと上側の本体部１ａとを組み合
わせてなるケース１を複数段積み重ねたとき、下側のケ
ース１の上面に位置するリブ９ａ，９ａと上側のケース
１の底面に位置するリブ９ｂ，９ｂが互いに嵌合し、ま
た下側のケース１の上面に位置するリブ９ｂ，９ｂと上
側のケース１の底面に位置するリブ９ａ，９ａが互いに
嵌合するように構成されている。
【００１０】次に、以上のように構成されたケース１内
に液晶パネルモジュール２を立てた状態で多数枚並べて
収納する場合について説明する。先ず、下側の本体部１
ａの開口部３を上に向けて開放させた状態で、この下側
の本体部１ａ内底部において長辺側に沿う２本の縁部に
発泡スチロールからなる緩衝材１０，１０をセットし、
これら緩衝材１０，１０に互いに対向するように形成さ
れたＬ型の溝部１０ａ，１０ａに液晶パネルモジュール
２の下端を嵌入させる。前記溝部１０ａ，１０ａは緩衝
材１０，１０に等間隔おきに多数形成され、互いに対向
するＬ型の溝部１０ａ，１０ａに液晶パネルモジュール
２の両側下端部を嵌入させて液晶パネルモジュール２を
立設状態で支持するものである。なお、液晶パネルモジ
ュール２の一端側における上端部および下端部には張り
出し部２ａおよび２ｂが形成されている。液晶パネルモ
ジュール２の両側下端部は前述のように緩衝材１０，１
０により支持されるのであるが、この状態では前記溝部
１０ａ，１０ａと液晶パネルモジュール２の両側下端部
との間に僅かに隙間が存在するように構成されているた
め、下側の本体部１ａ内において下側の本体部１ａの長
辺側に沿う一方の内面と液晶パネルモジュール２の前記
一端側における端面との間に発泡スチロールからなる緩
衝材１１を介在させることにより液晶パネルモジュール
２の他端側を、この他端側を支持する緩衝材１０側に押
し付け、その結果多数枚の液晶パネルモジュール２の下
端部が下側の本体部１ａ内にがたつくことなく支持され
ることになる。なお、図面に示す実施の形態では下側の
本体部１ａの長辺側に沿う２本の各縁部に２等分された
緩衝材１０をセットしているが、各縁部における緩衝材
１０は１本の連続するものであっても良い。また、前記
緩衝材１１も同様に２等分されているが、１本の連続す
るものであっても良い。前述のように多数枚の液晶パネ
ルモジュール２の下端部が下側の本体部１ａ内にがたつ
くことなく支持された状態で、液晶パネルモジュール２
の両側上端部に前記緩衝材１０と同様に等間隔おきに多
数のＬ型の溝部１２ａが形成された発泡スチロールから
なる緩衝材１２を当てがい、この緩衝材１２の前記溝部
１２ａに液晶パネルモジュール２の両側上端部を嵌入さ
せる。このとき、液晶パネルモジュール２の一端側にお
ける上端部の前記張り出し部２ａから延設されたケーブ
ル１３の先端のコネクター１４は張り出し部２ａの先端
部下端と前記緩衝材１２前記溝部１２ａとの間隙よりも
下側に突出している。
に液晶パネルモジュール２を立てた状態で多数枚並べて
収納する場合について説明する。先ず、下側の本体部１
ａの開口部３を上に向けて開放させた状態で、この下側
の本体部１ａ内底部において長辺側に沿う２本の縁部に
発泡スチロールからなる緩衝材１０，１０をセットし、
これら緩衝材１０，１０に互いに対向するように形成さ
れたＬ型の溝部１０ａ，１０ａに液晶パネルモジュール
２の下端を嵌入させる。前記溝部１０ａ，１０ａは緩衝
材１０，１０に等間隔おきに多数形成され、互いに対向
するＬ型の溝部１０ａ，１０ａに液晶パネルモジュール
２の両側下端部を嵌入させて液晶パネルモジュール２を
立設状態で支持するものである。なお、液晶パネルモジ
ュール２の一端側における上端部および下端部には張り
出し部２ａおよび２ｂが形成されている。液晶パネルモ
ジュール２の両側下端部は前述のように緩衝材１０，１
０により支持されるのであるが、この状態では前記溝部
１０ａ，１０ａと液晶パネルモジュール２の両側下端部
との間に僅かに隙間が存在するように構成されているた
め、下側の本体部１ａ内において下側の本体部１ａの長
辺側に沿う一方の内面と液晶パネルモジュール２の前記
一端側における端面との間に発泡スチロールからなる緩
衝材１１を介在させることにより液晶パネルモジュール
２の他端側を、この他端側を支持する緩衝材１０側に押
し付け、その結果多数枚の液晶パネルモジュール２の下
端部が下側の本体部１ａ内にがたつくことなく支持され
ることになる。なお、図面に示す実施の形態では下側の
本体部１ａの長辺側に沿う２本の各縁部に２等分された
緩衝材１０をセットしているが、各縁部における緩衝材
１０は１本の連続するものであっても良い。また、前記
緩衝材１１も同様に２等分されているが、１本の連続す
るものであっても良い。前述のように多数枚の液晶パネ
ルモジュール２の下端部が下側の本体部１ａ内にがたつ
くことなく支持された状態で、液晶パネルモジュール２
の両側上端部に前記緩衝材１０と同様に等間隔おきに多
数のＬ型の溝部１２ａが形成された発泡スチロールから
なる緩衝材１２を当てがい、この緩衝材１２の前記溝部
１２ａに液晶パネルモジュール２の両側上端部を嵌入さ
せる。このとき、液晶パネルモジュール２の一端側にお
ける上端部の前記張り出し部２ａから延設されたケーブ
ル１３の先端のコネクター１４は張り出し部２ａの先端
部下端と前記緩衝材１２前記溝部１２ａとの間隙よりも
下側に突出している。
【００１１】以上のように下側の本体部１ａ内に多数枚
の液晶パネルモジュール２を前記緩衝材１０，１１，１
２により支持した後、液晶パネルモジュール２の上部を
覆うように前記下側の本体部１ａの上に上側の本体部１
ａを載せる。この状態において、上側の本体部１ａの下
面の前記凸部７が下側の本体部１ａの上面の凹部８に嵌
合し、上側の本体部１ａの下面の前記凹部８が下側の本
体部１ａの上面の凸部７に嵌合する。これにより、上側
の本体部１ａは下側の本体部１ａに対して位置決めされ
る。そして、最終的には下側の本体部１ａの上に上側の
本体部１ａが載った状態でケース１の外側からバンドが
掛けられる。なお、下側の本体部１ａの上に載せられた
上側の本体部１ａの内部には液晶パネルモジュール２の
両側上端部を保護する緩衝材１２が位置し、緩衝材１２
の上面が上側の本体部１ａの内部上面に当接するもので
ある。
の液晶パネルモジュール２を前記緩衝材１０，１１，１
２により支持した後、液晶パネルモジュール２の上部を
覆うように前記下側の本体部１ａの上に上側の本体部１
ａを載せる。この状態において、上側の本体部１ａの下
面の前記凸部７が下側の本体部１ａの上面の凹部８に嵌
合し、上側の本体部１ａの下面の前記凹部８が下側の本
体部１ａの上面の凸部７に嵌合する。これにより、上側
の本体部１ａは下側の本体部１ａに対して位置決めされ
る。そして、最終的には下側の本体部１ａの上に上側の
本体部１ａが載った状態でケース１の外側からバンドが
掛けられる。なお、下側の本体部１ａの上に載せられた
上側の本体部１ａの内部には液晶パネルモジュール２の
両側上端部を保護する緩衝材１２が位置し、緩衝材１２
の上面が上側の本体部１ａの内部上面に当接するもので
ある。
【００１２】ところで、前記上下の本体部１ａ，１ａお
よび前記緩衝材１０，１１，１２には帯電防止剤が混入
され、液晶パネルモジュール２に対する静電気による影
響を防止するように構成されている。
よび前記緩衝材１０，１１，１２には帯電防止剤が混入
され、液晶パネルモジュール２に対する静電気による影
響を防止するように構成されている。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、多数枚の
液晶パネルモジュールが立設状態で合成樹脂製のケース
内に発泡スチロール製の緩衝材により保護された状態で
収納されているので、前記従来例で述べたような段ボー
ル製のケースを用いる場合に比べて耐水性に優れる。ま
た、開口部を上に向けた下側の本体部の上に開口部を下
に向けた上側の本体部を載せたとき、下側の本体部の凸
部と上側の本体部の凹部が嵌まり合い、また下側の本体
部の凹部と上側の本体部の凸部が嵌まり合い、上下の本
体部の水平な板部間の水密を保持するように構成してあ
るので、上下の本体部の水平な板部間から水が浸入する
ことを防止できる。また、ケースの上下の本体部を同じ
構成、大きさとすることにより、１種類の本体部を作る
だけで良く、コストダウンを図ることができる。さら
に、ケースを複数段積み重ねたとき、下側のケースの上
面に位置するリブと上側のケースの底面に位置するリブ
が互いに嵌合し、また下側のケースの上面に位置するリ
ブと上側のケースの底面に位置するリブが互いに嵌合す
ることにより上下のケースの位置ずれがなく、荷崩れが
生じにくくなり、液晶パネルモジュールの損傷を防止す
ることができる。
液晶パネルモジュールが立設状態で合成樹脂製のケース
内に発泡スチロール製の緩衝材により保護された状態で
収納されているので、前記従来例で述べたような段ボー
ル製のケースを用いる場合に比べて耐水性に優れる。ま
た、開口部を上に向けた下側の本体部の上に開口部を下
に向けた上側の本体部を載せたとき、下側の本体部の凸
部と上側の本体部の凹部が嵌まり合い、また下側の本体
部の凹部と上側の本体部の凸部が嵌まり合い、上下の本
体部の水平な板部間の水密を保持するように構成してあ
るので、上下の本体部の水平な板部間から水が浸入する
ことを防止できる。また、ケースの上下の本体部を同じ
構成、大きさとすることにより、１種類の本体部を作る
だけで良く、コストダウンを図ることができる。さら
に、ケースを複数段積み重ねたとき、下側のケースの上
面に位置するリブと上側のケースの底面に位置するリブ
が互いに嵌合し、また下側のケースの上面に位置するリ
ブと上側のケースの底面に位置するリブが互いに嵌合す
ることにより上下のケースの位置ずれがなく、荷崩れが
生じにくくなり、液晶パネルモジュールの損傷を防止す
ることができる。
【図１】本発明の一実施の形態におけるケースの上下の
本体部の分解斜視図である。
本体部の分解斜視図である。
【図２】同下側の本体部と液晶パネルモジュールと緩衝
材の分解斜視図である。
材の分解斜視図である。
【図３】同下側の本体部内に液晶パネルモジュールを組
み込んだ状態を示す斜視図である。
み込んだ状態を示す斜視図である。
【図４】同下側の本体部内に組み込まれた液晶パネルモ
ジュールを上側の本体部で覆った状態を示す斜視図であ
る。
ジュールを上側の本体部で覆った状態を示す斜視図であ
る。
【図５】図４のＸ−Ｘ断面図である。
【図６】図４のＹ−Ｙ拡大断面図である。
【図７】上下のケースを積み重ねた状態において下側の
ケースの上面に位置するリブと上側のケースの底面に位
置するリブが互いに嵌合する状態を示す水平断面図であ
る。
ケースの上面に位置するリブと上側のケースの底面に位
置するリブが互いに嵌合する状態を示す水平断面図であ
る。
１ ケース １ａ 本体部 ２ 液晶パネルモジュール ２ａ 張り出し部 ２ｂ 張り出し部 ３ 開口部 ４ 側壁部 ５ 板部 ６ 板部 ７ 凸部 ８ 凹部 ９ａ リブ ９ｂ リブ １０ 緩衝材 １０ａ 溝部 １１ 緩衝材 １２ 緩衝材 １２ａ 溝部 １３ ケーブル １４ コネクター
Claims (3)
- 【請求項１】 同じ構成、大きさの上下の本体部からな
る合成樹脂製のケース内に発泡スチロール製の緩衝材に
より保護された状態で多数枚の液晶パネルモジュールを
立設状態で収納してなることを特徴とする液晶パネルモ
ジュールの包装構造。 - 【請求項２】 本体部はその開口部を上に向けたとき、
平面形状が長方形に形成され、前記開口部の周りには側
壁部の上端から水平に外向きに連設された板部を備え、
この板部の上面には外周の半分の範囲に亘って連続する
凸部が形成されているとともに、外周の残りの半分の範
囲に亘って連続する凹部が形成されており、開口部を上
に向けた下側の本体部の上に開口部を下に向けた上側の
本体部を載せたとき、下側の本体部の凸部と上側の本体
部の凹部が嵌まり合い、また下側の本体部の凹部と上側
の本体部の凸部が嵌まり合い、上下の本体部の水平な板
部間の水密を保持するように構成してなることを特徴と
する請求項１記載の液晶パネルモジュールの包装構造。 - 【請求項３】 開口部を上に向けた状態での本体部の底
面には、コーナー部近傍において環状のリブが形成され
ている。本体部の底面の１本の対角線上に位置するリブ
は、残りの１本の対角線上に位置するリブよりも一回り
大きく形成され、下側の本体部と上側の本体部とを組み
合わせてなるケースを複数段積み重ねたとき、下側のケ
ースの上面において１本の対角線上に位置するリブと上
側のケース１の底面において残りの１本の対角線上に位
置するリブが互いに嵌合し、また下側のケースの上面に
おいて残りの１本の対角線上に位置するリブと上側のケ
ースの底面において１本の対角線上に位置するリブが互
いに嵌合するように構成してなることを特徴とする請求
項１または２記載の液晶パネルモジュールの包装構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9323649A JPH11157595A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 液晶パネルモジュールの包装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9323649A JPH11157595A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 液晶パネルモジュールの包装構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11157595A true JPH11157595A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18157080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9323649A Pending JPH11157595A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 液晶パネルモジュールの包装構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11157595A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040024403A (ko) * | 2002-09-14 | 2004-03-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | Ｐｄｐ 모듈용 지지수단 |
| KR100447638B1 (ko) * | 2002-05-31 | 2004-09-08 | 김봉희 | 피디피 반제품의 포장용 지지부재 |
| KR100477748B1 (ko) * | 2002-09-04 | 2005-03-18 | 삼성에스디아이 주식회사 | Ｐｄｐ 모듈용 포장장치 |
| KR100484106B1 (ko) * | 2002-09-14 | 2005-04-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | Ｐｄｐ 모듈용 포장장치 |
| JP2007055634A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Sekisui Plastics Co Ltd | 板状体の搬送容器 |
| CN1323904C (zh) * | 2004-08-04 | 2007-07-04 | 友达光电股份有限公司 | 缓冲包装材料的隔板结构 |
| KR100996987B1 (ko) | 2002-06-10 | 2010-11-26 | 니폰 덴키 가라스 가부시키가이샤 | 판상물의 포장구조물 및 그 포장방법 |
| KR20110027130A (ko) * | 2009-09-09 | 2011-03-16 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시모듈의 포장 컨테이너 |
| WO2012058676A2 (en) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | Entegris, Inc. | Substrate shipper |
| WO2012058678A2 (en) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | Entegris, Inc. | Substrate shipper |
| WO2012109822A1 (zh) * | 2011-02-18 | 2012-08-23 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 显示面板用的下缓冲结构及包装缓冲结构 |
| CN102874494A (zh) * | 2012-10-12 | 2013-01-16 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶模组包装箱 |
| WO2014056262A1 (zh) * | 2012-10-09 | 2014-04-17 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶模组包装箱 |
| TWI448410B (ja) * | 2012-08-16 | 2014-08-11 | ||
| TWI464096B (zh) * | 2011-10-12 | 2014-12-11 | San Ho Paper & Carton Co Ltd | Solar panel crates |
| DE112012006479B4 (de) | 2012-07-02 | 2018-07-19 | Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd. | Verpackungsvorrichtung für ein flaches Flüssigkristallanzeigenprodukt |
| WO2022198041A1 (en) * | 2021-03-19 | 2022-09-22 | Entegris, Inc. | Bag holder for blast freezing |
| USD1011551S1 (en) | 2021-03-19 | 2024-01-16 | Entegris, Inc. | Bag holding tray |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP9323649A patent/JPH11157595A/ja active Pending
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100447638B1 (ko) * | 2002-05-31 | 2004-09-08 | 김봉희 | 피디피 반제품의 포장용 지지부재 |
| KR100996987B1 (ko) | 2002-06-10 | 2010-11-26 | 니폰 덴키 가라스 가부시키가이샤 | 판상물의 포장구조물 및 그 포장방법 |
| KR100477748B1 (ko) * | 2002-09-04 | 2005-03-18 | 삼성에스디아이 주식회사 | Ｐｄｐ 모듈용 포장장치 |
| KR20040024403A (ko) * | 2002-09-14 | 2004-03-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | Ｐｄｐ 모듈용 지지수단 |
| KR100484106B1 (ko) * | 2002-09-14 | 2005-04-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | Ｐｄｐ 모듈용 포장장치 |
| CN1323904C (zh) * | 2004-08-04 | 2007-07-04 | 友达光电股份有限公司 | 缓冲包装材料的隔板结构 |
| JP2007055634A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Sekisui Plastics Co Ltd | 板状体の搬送容器 |
| JP4628220B2 (ja) * | 2005-08-23 | 2011-02-09 | 積水化成品工業株式会社 | 板状体の搬送容器 |
| KR20110027130A (ko) * | 2009-09-09 | 2011-03-16 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시모듈의 포장 컨테이너 |
| WO2012058678A2 (en) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | Entegris, Inc. | Substrate shipper |
| WO2012058676A2 (en) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | Entegris, Inc. | Substrate shipper |
| WO2012058678A3 (en) * | 2010-10-29 | 2012-06-21 | Entegris, Inc. | Substrate shipper |
| WO2012058676A3 (en) * | 2010-10-29 | 2012-06-21 | Entegris, Inc. | Substrate shipper |
| WO2012109822A1 (zh) * | 2011-02-18 | 2012-08-23 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 显示面板用的下缓冲结构及包装缓冲结构 |
| TWI464096B (zh) * | 2011-10-12 | 2014-12-11 | San Ho Paper & Carton Co Ltd | Solar panel crates |
| DE112012006479B4 (de) | 2012-07-02 | 2018-07-19 | Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd. | Verpackungsvorrichtung für ein flaches Flüssigkristallanzeigenprodukt |
| TWI448410B (ja) * | 2012-08-16 | 2014-08-11 | ||
| WO2014056262A1 (zh) * | 2012-10-09 | 2014-04-17 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶模组包装箱 |
| CN102874494A (zh) * | 2012-10-12 | 2013-01-16 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶模组包装箱 |
| CN102874494B (zh) * | 2012-10-12 | 2016-06-08 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶模组包装箱 |
| WO2022198041A1 (en) * | 2021-03-19 | 2022-09-22 | Entegris, Inc. | Bag holder for blast freezing |
| USD1011551S1 (en) | 2021-03-19 | 2024-01-16 | Entegris, Inc. | Bag holding tray |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11157595A (ja) | 液晶パネルモジュールの包装構造 | |
| JP5259243B2 (ja) | 板状体の搬送用容器 | |
| JP5162341B2 (ja) | ガラス基板搬送用トレイとガラス基板梱包体 | |
| CA2542872A1 (en) | Support post with locking feature | |
| US5415286A (en) | Packaging container for flat flexible circuits | |
| US20010027934A1 (en) | Support structure for packaging | |
| JP2007161309A (ja) | 果実用トレー | |
| KR100979375B1 (ko) | 제품 보호구조를 가지는 포장 용기 | |
| JP3544710B2 (ja) | 半導体結晶用容器 | |
| JP4007838B2 (ja) | 包装材 | |
| JPH1143149A (ja) | 運搬用容器 | |
| JP2003155091A (ja) | 部品搬送用包装トレー | |
| JP2990330B2 (ja) | 包装用支持枠 | |
| JP2006325976A (ja) | 収容箱 | |
| JP7498825B2 (ja) | 梱包用緩衝具 | |
| JP2511780Y2 (ja) | カ―トン用台座 | |
| JP2018188202A (ja) | 包装用容器 | |
| JP2018034809A (ja) | 集合包装容器 | |
| JPH0642736U (ja) | 包装材 | |
| JP5165512B2 (ja) | 果実包装用容器 | |
| JP3299578B2 (ja) | 運搬用容器 | |
| JPH0352654Y2 (ja) | ||
| JPS5836700Y2 (ja) | 包装用緩衝材 | |
| JPH01254577A (ja) | ブラウン管用ファンネルの包装体 | |
| JP2003291964A (ja) | 折り畳みコンテナー |