JP2511780Y2 - カ―トン用台座 - Google Patents

カ―トン用台座

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JP2511780Y2 JP1990117854U JP11785490U JP2511780Y2 JP 2511780 Y2 JP2511780 Y2 JP 2511780Y2 JP 1990117854 U JP1990117854 U JP 1990117854U JP 11785490 U JP11785490 U JP 11785490U JP 2511780 Y2 JP2511780 Y2 JP 2511780Y2
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carton
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、球状の食品を持ち運ぶために使用されるカ
ートンに係わるものであり、詳しくは該カートンの底に
挿入される台座に関するものである。
[従来の技術] 従来から、メロン、西瓜等の球状の食品を一つずつ収
納して持ち運ぶために板紙製のキャリーカートンが広く
使用されている。そして、その中に収納した球状食品を
安定させるために、従来は、第4図(a)に示されるよ
うな板紙製の底仕切11が使用されている。この底仕切
は、第4図(b)に示す形状で供給されており、カート
ン内に食品を収納する前に第4図(a)のように組み立
ててからその底に挿入されるものである。そして、底仕
切11には複数の切込み12が中心部の穴13から放射状に設
けられているので、球状食品が収納されると、切込みが
設けられている部分が下方に折れ、食品の底部がその部
分に収まるので安定して支えるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記の底仕切11は組み立てる前には積
み重ねた状態となっているので、一枚ずつ取るのが面倒
であり、さらに、カートンへ挿入する時には組み立てな
ければならないことから梱包時の作業性が悪いという問
題点があった。また、底仕切11は紙製で強度がないこと
から、食品を安定して支えるために、組み立てた大きさ
はカートンの内面に隙間なく入る寸法にされており、こ
のためカートン内への挿入がしづらいという問題点があ
った。
また、球状食品を取り出した後でカートンを折り畳む
場合には、中の底仕切11を手で取り出す必要があるの
で、使用済みカートンを廃棄するのが面倒であるという
問題点もあった。
本考案は、従来の台座が有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、カ
ートン内への挿入が簡単であるとともに、使用済みカー
トンの廃棄処分も簡単に行えるカートン用台座を提供し
ようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のカートン用台座
は、カートンの底に挿入されて球状の食品を支える台座
であって、該台座は薄板状の熱可塑性樹脂で形成され、
その中央に円形凹状の窪み部と該窪み部に連接して周囲
に脚部を備えており、前記窪み部は中心を挟んで対向す
る2つの位置及びその位置と実質的に直交する2つの位
置にそれぞれ延長壁面を有し、該延長壁面は上部に前記
窪み部の中心に向けて突き出た状態の突出部を有して載
置した球状食品の径より小さくなるように形成されてお
り、前記脚部は前記延長壁面の部分と延長壁面のない部
分に対応した辺からなる多角形とされ、該多角形はカー
トンの内面に沿った4つの辺を有するように形成されて
いることを特徴としている。
また、上記窪み部の底には孔を設けてもよい。そし
て、上記カートン用台座は、全体が発泡プラスチックで
一体形成することが好ましいものである。
[作用] カートンの底にセットされた台座は、カートンの内面
形状に沿った4つの辺によりがたつきが防止され、台座
に載置された球状食品は、その大きさに若干の違いがあ
っても円形凹状の窪み部により安定して支えられる。
そして、台座に載置された球状食品は窪み部の延長壁
面上部にある突出部によりその底部が挟持された状態と
なるので、球状食品をカートンから取り出す時には台座
が共に取り出される。
また、窪み部の底に設けられた孔は、通気を良くする
作用がある。
[実施例] 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案に係るカートン用台座の一実施例を示
す斜視図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第
1図に示すカートン用台座の使用状態を示す斜視図であ
る。
本実施例のカートン用台座1は発泡ポリスチレンから
なり、第2図から分かるように全体として薄板状のもの
であって、その中央に円形凹状の窪み部2と、この窪み
部2に連設して周囲に多角形状の脚部3とを備えてい
る。そして、窪み部2は中心を挟んで対向する2つの位
置及びその位置と実質的に直交する2つの位置にそれぞ
れ延長壁面4を有し、この延長壁面4は上部に窪み部2
の中心に向けて突き出た状態の突出部7を有して載置し
た球状食品の径より小さくなるように形成されている。
また、脚部3は延長壁面4の部分に対応した辺aと延長
壁面4のない部分に対応した辺bからなる多角形とされ
ており、第3図に示すように、それぞれの辺aはカート
ンCの内面に沿うように形成されている。また、第3図
に示す挿入状態から90度ずらした状態でそれぞれの辺b
もカートンCの内面に沿うように形成されている。
また、カートン用台座1の窪み部2の底には孔5が設
けられており、収納した食品のムレ防止を図るようにし
ている。さらに、本実施例のカートン用台座1において
は、脚部の周辺にフランジ部分6を延設して、カートン
Cの底との接触面積を大きくし、安定度を増すようにし
ている。
上記の構成からなるカートン用台座1がカートンCの
底に挿入されると、4つの辺a又は4つの辺bが底の周
囲に接した状態となるので台座1はカートンCの中で回
転することなく確実にセットされる。そして、台座1上
に球状食品Mが載置されると、球状食品Mはその自重に
より円形凹状の窪み部2にスッポリと収まるとともに、
各突出部7が多少押し潰された状態となり、その変形の
反力で球状食品Mがしっかりと四方から挟持されて安定
した状態で支えられる。したがって、球状食品Mはその
大きさに若干の違いがあっても延長壁面4により四方か
ら挟持されて安定した状態で支えられることになる。
このように、台座1に載置された球状食品Mは窪み部
2の延長壁面4によりその底部が挟持された状態とされ
ているので、球状食品Mをカートンから真っ直ぐに取り
出すと、台座1は球状食品Mの底部にくっ付いた状態で
球状食品Mと共に取り出される。この場合、メロンのよ
うに表面に筋模様のある食品では、延長壁面4に挟持さ
れた状態での摩擦力が高いので、台座1が食品と共に取
り出される確度は非常に大きくなる。また、本考案のカ
ートン用台座1は辺a及び辺bがあることによって、例
えば脚部の平面形状が円形のものと比べれば、強度があ
り変形しにくいものである。
上述の実施例では発泡ポリスチレンをによりカートン
用台座1を形成したが、発泡ポリエチレン、発泡ポリウ
レタン等その他の発泡プラスチックにより形成すること
も可能である。そして、このような発泡プラスチックで
形成する場合には、それぞれもとの樹脂に発泡剤を配合
した成形材料をそのまま、或いは予備発泡したものを金
型に入れて加熱することにより成形品としてカートン用
台座が得られる。なお、本考案のカートン用台座は弾力
性及び可撓性の点から発泡プラスチックで形成するのが
最も好ましいが、熱可塑性樹脂を射出成形、真空成形又
は圧空成形して形成することも可能である。
[考案の効果] 本考案のカートン用台座は、以上のように構成されて
いるので、以下に記載のような効果を奏する。
カートン用台座がカートン内にがたつくことなく収納
されると共に、球状食品が円形凹状の窪み部に載置され
て窪み部の延長壁面上部に設けられた突出部によりしっ
かりと四方から挟持されるので、食品を安定した状態で
持ち運ぶことができる。
また、台座に載置された球状食品はその底部が窪み部
の延長壁面により挟持された状態となり、カートンから
球状食品を取り出す時に台座が共に取り出されるので、
カートンをすぐに折り畳むことができ、カートンの廃棄
処分を簡単に行うことができる。
特に、台座を発泡プラスチックで形成した場合には、
そのクッション性により食品はソフトに支持されるの
で、運搬中にカートンががたつくことがあっても表面に
傷が付くのを確実に防止でき、さらに、その可撓性によ
り球状食品の底部がしっかりと挟持されるので、球状食
品を取り出す時に台座も確実に取り出すことができる。
そして、カートン内への挿入時に組み立てる必要がな
くそのまま挿入でき、さらに、傾けるだけで容易に挿入
できるので、梱包時の作業効率を高めることができる。
また、窪み部の底に孔を設ける構成を採用することに
より、収納されている食品底部のムレを防止することが
できる。
また、台座だけで使用することも可能であるため、そ
の上に食品を載せて商品ディスプレイにも使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカートン用台座の一実施例を示す
斜視図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1
図に示すカートン用台座の使用状態を示す斜視図、第4
図(a)は従来使用されていた紙製の底仕切を示す斜視
図、第4図(b)は同じく展開図である。 1……カートン用台座、2……窪み部、3……脚部、4
……延長壁面、5……孔、6……フランジ部分、7……
突出部、a,b……辺、C……カートン、M……球状食品

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カートンの底に挿入されて球状の食品を支
    える台座であって、該台座は薄板状の熱可塑性樹脂で形
    成され、その中央に円形凹状の窪み部と該窪み部に連接
    して周囲に脚部を備えており、前記窪み部は中心を挟ん
    で対向する2つの位置及びその位置と実質的に直交する
    2つの位置にそれぞれ延長壁面を有し、該延長壁面は上
    部に前記窪み部の中心に向けて突き出た状態の突出部を
    有して載置した球状食品の径より小さくなるように形成
    されており、前記脚部は前記延長壁面の部分と延長壁面
    のない部分に対応した辺からなる多角形とされ、該多角
    形はカートンの内面に沿った4つの辺を有するように形
    成されていることを特徴とするカートン用台座。
  2. 【請求項2】前記窪み部の底に孔を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のカートン用台座。
  3. 【請求項3】全体が発泡プラスチックで一体形成されて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載のカートン
    用台座。
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