JPH11156796A - シート材料の打抜き方法および装置 - Google Patents

シート材料の打抜き方法および装置

Info

Publication number
JPH11156796A
JPH11156796A JP9340601A JP34060197A JPH11156796A JP H11156796 A JPH11156796 A JP H11156796A JP 9340601 A JP9340601 A JP 9340601A JP 34060197 A JP34060197 A JP 34060197A JP H11156796 A JPH11156796 A JP H11156796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punching
sheet material
line
cylinder
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9340601A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Isowa
保之 磯輪
Atsuhisa Hirohata
敦久 廣畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isowa Corp
Original Assignee
Isowa Industry Co Ltd
Isowa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isowa Industry Co Ltd, Isowa Corp filed Critical Isowa Industry Co Ltd
Priority to JP9340601A priority Critical patent/JPH11156796A/ja
Priority to GB9727473A priority patent/GB2331478A/en
Priority to FR9800557A priority patent/FR2771327A1/fr
Priority to IT98MI000198A priority patent/IT1298540B1/it
Priority to DE19805319A priority patent/DE19805319A1/de
Publication of JPH11156796A publication Critical patent/JPH11156796A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F1/00Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
    • B26F1/38Cutting-out; Stamping-out
    • B26F1/384Cutting-out; Stamping-out using rotating drums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/26Means for mounting or adjusting the cutting member; Means for adjusting the stroke of the cutting member
    • B26D2007/2692Means for mounting or adjusting the cutting member; Means for adjusting the stroke of the cutting member the rollers or cylinders being mounted skewed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B2100/00Rigid or semi-rigid containers made by folding single-piece sheets, blanks or webs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B2100/00Rigid or semi-rigid containers made by folding single-piece sheets, blanks or webs
    • B31B2100/002Rigid or semi-rigid containers made by folding single-piece sheets, blanks or webs characterised by the shape of the blank from which they are formed
    • B31B2100/0022Rigid or semi-rigid containers made by folding single-piece sheets, blanks or webs characterised by the shape of the blank from which they are formed made from tubular webs or blanks, including by tube or bottom forming operations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B2110/00Shape of rigid or semi-rigid containers
    • B31B2110/30Shape of rigid or semi-rigid containers having a polygonal cross section
    • B31B2110/35Shape of rigid or semi-rigid containers having a polygonal cross section rectangular, e.g. square
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B50/00Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons
    • B31B50/14Cutting, e.g. perforating, punching, slitting or trimming
    • B31B50/146Cutting, e.g. perforating, punching, slitting or trimming using tools mounted on a drum
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B50/00Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons
    • B31B50/14Cutting, e.g. perforating, punching, slitting or trimming
    • B31B50/20Cutting sheets or blanks

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 打抜き刃や罫刃およびダイシリンダ等の使用
寿命を延ばすことができ、併せて軽量化を図る。 【解決手段】 ダイシリンダ19の軸線が、基準線に対
して所要角度だけ傾斜するよう設定される。ダイ18
は、湾曲ボード17の端縁部と平行な横基線が、ダイシ
リンダ19の軸線と平行となる状態で位置決めされる。
基準線と平行な横打抜き線24をシート材料11に施す
横打抜き刃16aは、湾曲ボード17の横基線に対して
ダイシリンダ19における軸線の基準線に対する傾斜角
と略同一角度で傾斜する。横打抜き線24と直交する縦
打抜き線25をシート材料11に施す縦打抜き刃16b
は、横打抜き刃16aと直交するよう湾曲ボード17に
配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイシリンダと
アンビルシリンダとの間にシート材料を通過させること
により、ダイシリンダに配設された打抜き刃でシート材
料に所要形状の打抜きを施す打抜き方法および装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】枚葉の段ボールシート等のシート材料を
所要形状に打抜いて、組立て・解体自在な函体の基材と
なるブランク等を形成する手段として、打抜き装置が好
適に使用されている。この打抜き装置は、所要形状の打
抜き刃を湾曲形状のボードに植設したダイを着脱可能に
巻装したダイシリンダと、このダイシリンダと軸線を平
行にして配設され、前記打抜き刃の刃先を食込み状態で
受容するウレタン材質のアンビルを巻装したアンビルシ
リンダとを備える。そして両シリンダは、歯車列を介し
て共通に接続される外部駆動源により相互に反対方向に
駆動されたり、または各シリンダが夫々別の外部駆動源
により単独駆動されるようになっている。従って、両シ
リンダ間に水平供給された段ボールシートに代表される
シート材料は、前記打抜き刃とアンビルとにより挟圧さ
れて前方へ送られ、この過程で該シート材料に所要形状
の打抜き(所謂「ソフトカット」)が施される。
【0003】なお、前記打抜き装置では、アンビルシリ
ンダにウレタン材質のアンビルを巻装した「ソフトカッ
ト」形式のものの他に、鉄系の硬質材料を用いたシリン
ダの外周にステンレス、アルミニウムまたは銅等のシリ
ンダの硬度より軟かい材料を材質とする鋼板を巻装した
ものを使用し、打抜き刃を鋼板外周面に当接することで
シート材料を打抜き加工したり、あるいは鋼板を巻装す
ることなくシリンダの外周面に打抜き刃を直接当接する
ことでシート材料を打抜き加工する、所謂「ハードカッ
ト」形式のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記打抜き装置では、
シート給送方向と直交する基準線に対し、ダイシリンダ
の軸線が平行となるよう配設されている。従って、前記
ダイに配設されて基準線と平行な横打抜き線をシート材
料に施すための横打抜き刃も、該基準線と平行となるよ
う設定される。このように設定した横打抜き刃でシート
材料に打抜きを施すに際しては、シート材料に対して該
刃はその全長に亘って一度に当接するため、ダイシリン
ダやアンビルシリンダには瞬間的に大きな応力が作用す
る。このような衝撃荷重が繰返し両シリンダに加えられ
ることにより、両シリンダの軸受部等の使用寿命が短か
くなる問題がある。そこで、軸受部等の機械強度を高め
る対策が採られているが、この場合には装置が大型化し
たり製造コストが嵩む欠点を招く。また、殊に前述した
「ハードカット」形式の場合は、ダイの横打抜き刃が鋼板
やシリンダ外周面に直に当接するため、振動が発生した
り刃が損傷する等の問題があった。
【0005】更に、打抜き装置では、打抜きに併せて箱
等の折曲げのための罫線をシート材料に施すため、前記
湾曲ボードに罫線用の罫刃を植設したダイを用いる場合
がある。このときには、基準線と平行な罫線(横罫)を入
れるための横罫刃にも前記横打抜き刃と同様に大きな衝
撃荷重が加わり、罫線が強く入って罫線割れを生ずる問
題が指摘される。すなわち、打抜き装置では、湾曲ボー
ドから突出する打抜き刃の刃先をアンビルに食込ませる
ことにより、シート材料の打抜きを可能とするものであ
るため、打抜き運転が長時間に亘ると、当該アンビルの
表面は前記刃先食込みによる損傷を余儀なくされ、アン
ビルは前記損傷により刃先食込み部位が不可避的に摩耗
する。そしてこの場合は、打抜きを確実に行なうために
ダイシリンダとアンビルシリンダとの軸間距離を縮め、
アンビルに対する打抜き刃の食込み量を確保するが、こ
のときに罫刃とアンビルシリンダとの間隔も小さくな
り、従って罫線が強く入って罫線割れを招くこととなっ
ていた。また、「ハードカット」形式の場合においても、
経時的に打抜き刃の刃先が丸くなって良好な打抜きが行
なわれなくなるので、そのときにはダイシリンダとアン
ビルシリンダとの軸間距離を縮めることが行なわれ、前
述したと同様に罫線割れを生ずる問題があった。
【0006】なお、アンビルにおける打抜き刃の刃先食
込み部位のみが摩耗する結果として、該アンビルの表面
に凹凸が生じて、前記罫刃による罫線入れが良好になさ
れなくなる問題を招くこともある。これに対しては、ダ
イシリンダを軸方向にシフトすることで、アンビルに対
する打抜き刃の刃先食込み部位を変えることが行なわれ
ているが、前記横打抜き刃に関しては該シリンダの軸線
と平行であるから良好な結果を期待し得なかった。
【0007】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであって、打抜き刃や罫刃およびダイシリンダ
等の使用寿命を延ばすことができ、併せて軽量化を図り
得るシート材料の打抜き方法および装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係るシート
材料の打抜き方法は、シート給送方向の前端縁が該給送
方向と直交する基準線と平行になる基準姿勢の枚葉のシ
ート材料を、基準線に対して軸線が所要角度だけ傾斜す
るよう配置された対をなす相互に反対方向に回転するダ
イシリンダとアンビルシリンダとの間に供給し、前記シ
ート材料を、両シリンダの傾斜角度に応じて基準姿勢の
まま下流側に向けて斜めに平行移動させつつ、前記ダイ
シリンダに配設された打抜き刃によって基準線と平行な
横打抜き線およびシート給送方向と平行な縦打抜き線を
打抜くようにしたことを特徴とする。
【0009】前述した課題を解決し、所期の目的を好適
に達成するため、本願の別の発明に係るシート材料の打
抜き方法は、シート給送方向の前端縁が該給送方向と直
交する基準線と平行になる基準姿勢の枚葉のシート材料
を、基準線に対して軸線が所要角度だけ傾斜するよう配
置された対をなす相互に反対方向に回転するダイシリン
ダとアンビルシリンダとの間に、搬送装置を介して供給
し、前記両シリンダの回転作用によって下流側に移送さ
れるシート材料の上流側を、前記搬送装置で平行移動を
許容する状態で保持することで、該シート材料を両シリ
ンダの傾斜角度に応じて基準姿勢のまま下流側に向けて
斜めに平行移動させ、この過程で前記ダイシリンダに配
設された打抜き刃によって基準線と平行な横打抜き線お
よびシート給送方向と平行な縦打抜き線を打抜くように
したことを特徴とする。
【0010】前述した課題を解決し、所期の目的を好適
に達成するため、本願の更に別の発明に係るシート材料
の打抜き方法は、シート給送方向の前端縁が該給送方向
と直交する基準線と平行になる基準姿勢の枚葉のシート
材料を、基準線に対して軸線が所要角度だけ傾斜するよ
う配置された対をなす相互に反対方向に回転するダイシ
リンダとアンビルシリンダとの間に供給し、前記ダイシ
リンダに配設されて該シリンダのシート給送方向上流側
に傾いている端部側に位置する端部が、ダイシリンダの
回転方向の先行側となるよう傾斜すると共に、この先行
端を通って前記軸線と平行な横基線に対する傾斜角度が
軸線と基準線との傾斜角と略同一に設定されている横打
抜き刃により、前記ダイシリンダおよびアンビルシリン
ダの傾斜角度に応じてシート材料を基準姿勢のまま下流
側に向けて斜めに平行移動させつつ、その前端縁と平行
な横打抜き線を長手方向の一端から他端に向けて徐々に
打抜くと共に、前記ダイシリンダに配設されて横打抜き
刃と直交する縦打抜き刃により、前記ダイシリンダおよ
びアンビルシリンダの傾斜角度に応じてシート材料を基
準姿勢のまま斜めに平行移動させつつ、その前端縁と直
交する側端縁と平行な縦打抜き線を長手方向の一端から
他端に向けて徐々に打抜くようにしたことを特徴とす
る。
【0011】前述した課題を解決し、所期の目的を好適
に達成するため、本願の更に別の発明に係るシート材料
の打抜き方法は、シート給送方向の前端縁が該給送方向
と直交する基準線と平行になる基準姿勢の枚葉のシート
材料を、基準線に対して軸線が所要角度だけ傾斜するよ
う配置された対をなす相互に反対方向に回転するダイシ
リンダとアンビルシリンダとの間に、搬送装置を介して
供給し、前記両シリンダの回転作用によって下流側に移
送されるシート材料の上流側を、前記搬送装置で平行移
動を許容する状態で保持することで、該シート材料を両
シリンダの傾斜角度に応じて基準姿勢のまま下流側に向
けて斜めに平行移動させ、この過程において、前記ダイ
シリンダに配設されて該シリンダのシート給送方向上流
側に傾いている端部側に位置する端部が、ダイシリンダ
の回転方向の先行側となるよう傾斜すると共に、この先
行端を通って前記軸線と平行な横基線に対する傾斜角度
が軸線と基準線との傾斜角と略同一に設定されている横
打抜き刃により、シート材料にその前端縁と平行な横打
抜き線を長手方向の一端から他端に向けて徐々に打抜く
と共に、前記ダイシリンダに配設されて横打抜き刃と直
交する縦打抜き刃により、シート材料にその前端縁と直
交する側端縁と平行な縦打抜き線を長手方向の一端から
他端に向けて徐々に打抜くようにしたことを特徴とす
る。
【0012】前述した課題を解決し、所期の目的を好適
に達成するため、本願の更に別の発明に係るシート材料
の打抜き方法は、相互に反対方向に回転するダイシリン
ダとアンビルシリンダを、その軸線がシート給送方向と
直交する基準線に対して所要角度だけ傾斜する傾斜姿勢
に位置決めした際には、両シリンダの間にシート給送方
向の前端縁が基準線と平行になる基準姿勢で搬送装置を
介して供給される枚葉のシート材料を、両シリンダの回
転作用によって下流側に移送されるシート材料の上流側
を搬送装置で平行移動を許容する状態で保持すること
で、両シリンダの傾斜角度に応じて基準姿勢のまま下流
側に向けて斜めに平行移動させつつ、前記ダイシリンダ
に配設された打抜き刃によって基準線と平行な横打抜き
線およびシート給送方向と平行な縦打抜き線を打抜き、
前記両シリンダの軸線を基準線と平行になる基準姿勢に
位置決めした際には、両シリンダの間に基準姿勢で搬送
装置を介して供給される枚葉のシート材料を、基準姿勢
のまま下流側に向けて真っ直に移動させつつ、前記ダイ
シリンダに配設された打抜き刃によって基準線と平行な
横打抜き線およびシート給送方向と平行な縦打抜き線を
打抜くようにしたことを特徴とする。
【0013】前述した課題を解決し、所期の目的を好適
に達成するため、本願の別の発明に係るシート材料の打
抜き装置は、湾曲ボードに打抜き刃を植設したダイが着
脱可能に巻装されて所定方向に回転駆動されるダイシリ
ンダと、このダイシリンダと平行に配設されて該シリン
ダと反対方向に回転駆動されるアンビルシリンダとを備
え、両シリンダの間に、シート給送方向の前端縁が該給
送方向と直交する基準線と平行になる基準姿勢で枚葉の
シート材料を供給し、このシート材料に前記打抜き刃を
介して所要形状の打抜きを施す打抜き装置において、前
記ダイシリンダおよびアンビルシリンダは、その軸線が
前記基準線に対して所要角度だけ傾斜するよう配置さ
れ、前記ダイは、シート材料の前端縁と平行な横打抜き
線を打抜く横打抜き刃および該横打抜き刃と直交してシ
ート材料の前端縁と直交する側端縁と平行な縦打抜き線
を打抜く縦打抜き刃を備え、前記ダイシリンダに対して
ダイは、前記横打抜き刃におけるダイシリンダのシート
給送方向上流側に傾いている端部側に位置する端部が、
該シリンダの回転方向の先行側となるよう傾斜した状態
で巻装され、前記横打抜き刃の先行端を通って軸線と平
行な横基線に対する横打抜き刃の傾斜角度は、前記軸線
と基準線との傾斜角と略同一に設定されると共に、前記
縦打抜き刃におけるダイシリンダの回転方向先行端を通
って前記横基線と直交する縦基線に対する縦打抜き刃の
傾斜角度は、前記軸線と基準線との傾斜角と略同一に設
定され、前記ダイシリンダとアンビルシリンダとの間
に、前記シート材料を基準姿勢で供給する搬送装置は、
両シリンダでシート材料が挟圧されて移送される際には
該シート材料の平行移動を許容するよう構成されている
ことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るシート材料の
打抜き方法および装置につき、好適な実施例を挙げて、
添付図面を参照しながら以下説明する。
【0015】図1および図2は、実施例に係る打抜き装
置10を、段ボールシート加工装置の典型であるプリン
タダイカッタに採用した概略構成図である。この加工装
置は、段ボールシートに代表されるシート材料11を1
枚づつ繰出し供給するシート供給装置12のシート給送
方向下流側に、シート材料11に所要の印刷を施す複数
(実施例では3基)のプリンタユニット13が配置され、
このプリンタユニット13の下流側に、シート搬送装置
14および所要の多色印刷がなされたシート材料11に
打抜きを施す打抜き装置10が配置されて構成される。
なお、シート供給装置12と各プリンタユニット13の
機械中心C1,C2はシート給送方向Pに整列一致し、シ
ート供給装置12から供給されるシート材料11は、そ
のシート幅方向中心(シート給送方向Pと交差する方向
の中心)を機械中心C1,C2と一致した状態で各プリンタ
ユニット13を通過して印刷が施されるようにするのが
一般的である。但し、シート供給装置12の機械中心C
にシート材料11のシート幅方向中心を一致させずに使
用する場合もあるが、そのときでもシート幅方向中心と
プリンタユニット13における印版の対応する中心は一
致される。
【0016】前記打抜き装置10は、シート給送方向P
と交差する方向に離間する一対のフレーム15,15間
に、シート材料11のパスラインを挟んで上下の関係
で、所要形状の打抜き刃16を湾曲形状の湾曲ボード1
7に植設したダイ18を着脱可能に巻装したダイシリン
ダ19と、前記打抜き刃16の刃先を食込み状態で受容
するウレタン材質のアンビル20を巻装したアンビルシ
リンダ21とが(図4参照)軸線L1を平行にして回転自
在に配設されている。
【0017】前記両シリンダ19,21は図示しない歯
車列を介して接続され、前記シート供給装置12、各プ
リンタユニット13およびシート搬送装置14を駆動す
る主駆動モータ22とは独立した独立モータ23によ
り、歯車列を介して両シリンダ19,21を相互に反対
方向に回転駆動するよう構成されている。従って、両シ
リンダ19,21間にシート搬送装置14を介して水平
供給されたシート材料11は、前記打抜き刃16とアン
ビル20とにより挟圧されて下流側へ送られ、この過程
で該シート材料11に所要形状の打抜きが施される。ま
た打抜き装置10の機械中心C3は、前記シート供給装
置12およびプリンタユニット13の機械中心C1,C2
とシート給送方向Pに整列一致するよう設定される(図
2参照)。
【0018】なお実施例では、シート材料11は長辺
(前端縁および後縁端)11aと短辺(両側端縁)11bと
が直交する矩形状に形成され、その長辺11aがシート
給送方向Pと直交する基準線L2と平行で、かつ短辺1
1bがシート給送方向Pと平行になる基準姿勢で打抜き
装置10に供給されるよう構成される。またアンビルシ
リンダ21としては、前述した「ソフトカット」形式のも
のの他に、鉄系の硬質材料を用いたシリンダの外周にス
テンレス、アルミニウムまたは銅等のシリンダの硬度よ
り軟かい材料を材質とする鋼板を巻装したものを使用
し、打抜き刃を鋼板外周面に当接することでシート材料
を打抜き加工したり、または鋼板を巻装することなくシ
リンダの外周面に打抜き刃を直接当接することでシート
材料を打抜き加工する、所謂「ハードカット」形式のもの
を採用することができる。
【0019】前記一対のフレーム15,15の対向面
は、シート給送方向Pに対して所要角度で平行に傾斜
し、両フレーム15,15間に配設された両シリンダ1
9,21の軸線L1が、前記基準線L2に対して平面的に
観察した際に所要角度θ1だけ傾斜するよう設定される
(図5参照)。そして、このように両シリンダ19,21
を傾斜配置することで、前記シート搬送装置14を介し
て水平供給されたシート材料11は、前記打抜き刃16
とアンビル20とにより挟圧されて下流側へ送られる際
に、図8に示す如く、両シリンダ19,21の傾斜角度
に応じて基準姿勢のまま下流側に向けて斜めに平行移動
させられる。なお、ダイシリンダ19およびアンビルシ
リンダ21の傾斜角θ1は、好適には0.5〜10°の間
に設定される。また実施例では、両シリンダ19,21
(傾斜角θ1)は、図2において駆動側(独立モータ23が
配置される側)の軸端がシート搬送装置14から遠ざか
る方向に傾いているが、操作側の軸端がシート搬送装置
14から遠ざかる方向に傾いていてもよい。
【0020】前記ダイ18の湾曲ボード17は、ダイシ
リンダ19の外周と略同一の内径で円弧状に湾曲された
ものであって、その湾曲方向と交差する端縁部と平行な
横基線L3が、ダイシリンダ19の軸線L1と平行となる
状態で該シリンダ19に位置決めされる(図6,図7参
照)。この湾曲ボード17には、前記打抜き刃16の植
設位置から外れた位置に複数の取付穴17aが穿設さ
れ、また前記ダイシリンダ19には、軸および周方向に
所要間隔で複数の取付穴48が穿設されており、湾曲ボ
ード17は、複数の取付穴17aに挿通したボルト(図
示せず)を対応のダイシリンダ19の取付穴48に螺挿
することで固定されるよう構成される(図10参照)。な
お、この取付穴17aの穿設位置は、該取付穴17aを
介してダイシリンダ19に固定された湾曲ボード17に
おける前記シート材料11の最前端縁側の横打抜き線2
4を打抜く横打抜き刃16aの長手方向の中心Cがシー
ト材料11の打抜き位置に到来した際に、該中心Cを打
抜き装置10の機械中心C3と一致させる位置に設けら
れている(図9参照)。またダイシリンダ19の取付穴4
8は、オーダ変更に際して湾曲ボード17の寸法等が変
わっても対応し得るように、外周の略全体に所要パター
ンで設けられている。
【0021】前記湾曲ボード17に植設される打抜き刃
16のうち、前記基準線L2(長辺11a)と平行な横打
抜き線24をシート材料11に施す横打抜き刃16a
は、図5に示す如く、ダイシリンダ19のシート給送方
向上流側に傾いている端部側(図2の操作側)に位置する
端部Aが、ダイシリンダ19の回転方向の先行側となる
よう傾斜すると共に、この先行端Aを通る横基線L3
対する傾斜角度θ1'が、前記軸線L1の基準線L2に対す
る傾斜角θ1と略同一に設定されている。
【0022】すなわち、前記基準線L2に対してダイシ
リンダ19およびアンビルシリンダ21の軸線L1を傾
斜配置すると共に、ダイシリンダ19に巻装されるダイ
18における横打抜き刃16aを、ダイシリンダ19の
シート給送方向上流側に傾いている端部側に位置する端
部Aをダイシリンダ19の回転方向の先行側となるよう
傾斜することで、両シリンダ19,21間に基準姿勢で
水平供給された後に該基準姿勢のまま下流側に向けて斜
めに平行移動させられるシート材料11に、横打抜き刃
16aがその長手方向一端部側から他端部側に徐々に当
接して打抜きが施される。これにより、横打抜き刃16
aがその全長に亘ってシート材料11に一度に当接する
ことで大きな応力が両シリンダ19,21や横打抜き刃
16a自体に加わるのを防止するようになっている。
【0023】また前記湾曲ボード17に植設される打抜
き刃16のうち、前記横打抜き線24と直交する縦打抜
き線25をシート材料11に施す縦打抜き刃16bは、
図5に示す如く、前記横打抜き刃16aと直交するよう
湾曲ボード17に配設される。すなわち、ダイシリンダ
19に対して湾曲ボード17を横基線L3と軸線L1とが
平行になるよう巻装した状態では、縦打抜き刃16b
は、そのダイシリンダ19の回転方向先行端Bを通って
前記横基線L3と直交する縦基線L4に対する当該縦打抜
き刃16bの傾斜角度θ1”は、前記軸線L1と基準線L
2との傾斜角θ1と略同一となる。そして、このように縦
打抜き刃16bを配置することで、基準姿勢のまま下流
側に向けて斜めに平行移動させられるシート材料11
に、縦打抜き刃16bがその長手方向一端部側から他端
部側に徐々に当接して打抜きが施される。これによりシ
ート材料11には、前記横打抜き刃16aで打抜かれた
横打抜き線24と直交する縦打抜き線25が打抜かれる
(図3参照)。
【0024】前記ダイ18における打抜き刃16の配設
状態を更に詳細に説明すると、前記横打抜き刃16a
は、ダイ18をダイシリンダ19に巻装した状態で螺旋
状に位置すると共に、該横打抜き刃16aにおける延在
方向の各部位における刃先から刃基に向かう鉛直線は常
にダイシリンダ19の軸線L1と交差(直交)するよう設
定される。これにより、横打抜き刃16aの刃先に加わ
る荷重を常にダイシリンダ19の軸心で受けることがで
き、該シリンダ19に偏心方向の荷重が加わることで振
動等が発生するのを防止し得る。また縦打抜き刃16b
は、前記ダイ18をダイシリンダ19に巻装した状態で
螺旋状に位置すると共に、該縦打抜き刃16bにおける
延在方向の各部位における刃先から刃基に向かう鉛直線
は常にダイシリンダ19の軸線L1と交差するよう設定
される。すなわち、縦打抜き刃16bにおいても、刃先
に加わる荷重を常にダイシリンダ19の軸心で受けるこ
とができ、シリンダ19が振動するのを防止することが
できる。
【0025】なお、前述したように傾斜配置されている
ダイシリンダ19に湾曲ボード17を巻装する際には、
前記シート材料11の最前端縁側(最下流側)の横打抜き
線24を打抜く回転方向前側の横打抜き刃16aの長手
方向の中心Cを基準として位置決めされる。すなわち、
前側の横打抜き刃16aの長手方向の中心C(図9参照)
が、ダイシリンダ19の回転によってシート材料11の
打抜き位置に到来した際に、該中心Cが前記プリンタユ
ニット13の機械中心C2または印版中心、すなわちシ
ート材料11のシート幅方向中心と一致するよう位置決
めされる。これにより、プリンタユニット13の機械中
心C2または印版中心にシート幅方向中心を一致した状
態で打抜き装置10に供給されるシート材料11には、
印刷箇所と対応する適正位置に打抜きを施すことができ
る。また、前側の横打抜き刃16aの長手方向の中心C
とシート材料11のシート幅方向中心とを一致させるこ
とで、該シート材料11を打抜いた際に発生する幅方向
両側のトリム部分44の幅を均等とすることができる
(図3参照)。
【0026】前記湾曲ボード17には、シート材料11
に横罫26と縦罫27とを施す横罫刃28と縦罫刃29
とが植設される。そして、横罫刃28は横打抜き刃16
aと平行に配置されると共に、縦罫刃29は縦打抜き刃
16bと平行に配置され、横罫刃28については、横打
抜き刃16aと同様に長手方向(延在方向)の一端から他
端に向けて徐々にシート材料11に当接して罫線入れを
施すよう構成される。また湾曲ボード17に対する横罫
刃28および縦罫刃29の植設条件は、前記横打抜き刃
16aおよび縦打抜き刃16bと同じである。すなわち
横罫刃28は、ダイ18をダイシリンダ19に巻装した
状態で螺旋状に位置すると共に、該横罫刃28における
延在方向の各部位における刃先から刃基に向かう鉛直線
は常にダイシリンダ19の軸線L1と交差(直交)するよ
う設定される。また横罫刃28と直交するよう湾曲ボー
ド17に植設される縦罫刃29は、前記ダイ18をダイ
シリンダ19に巻装した状態で螺旋状に位置すると共
に、該縦罫刃29における延在方向の各部位における刃
先から刃基に向かう鉛直線は常にダイシリンダ19の軸
線L1と交差するよう設定される。
【0027】前記加工装置を構成する各プリンタユニッ
ト13は、図1に示す如く、シート材料11のパスライ
ンを挟んで印版(図示せず)が巻装される印刷シリンダ3
0と圧胴31とが相互に反対方向に回転するよう配設さ
れると共に、印刷シリンダ30の配設側にはインキ転移
機構32が配設される。プリンタユニット13の印刷シ
リンダ30は、前記打抜き装置10におけるダイシリン
ダ19の配設位置とは反対側(図では下側)となる関係に
設定される。なお、プリンタユニット13における印刷
シリンダ30と圧胴31との関係が上下逆の場合(上刷
り印刷)は、打抜き装置10のダイシリンダ19とアン
ビルシリンダ21との関係も対応して上下逆に配置され
る。但し、打抜き刃16のみの場合(横罫刃28や縦罫
刃29等の罫線刃が無い場合)は、印刷シリンダ30と
ダイシリンダ19を同一側に配置することも可能であ
る。
【0028】前記最下流側のプリンタユニット13の下
流側に、同一構成の2基のシート搬送装置14が直列に
配置され、両搬送装置14によって所要の印刷が施され
たシート材料11を打抜き装置10に供給するよう構成
される。各シート搬送装置14は、シートパスラインの
上方に配設された空気室33を備え、該空気室33に
は、図示しないブロワ等の吸引手段に連通するダクト3
4が接続され、吸引手段を作動させることによって空気
室33内を負圧状態とするよう構成される。空気室33
の下面には、図11に示すような所要のパターンで複数
の開口33aが開設される。また空気室33の内部に、
回転駆動される複数の搬送部材としての送りコロ35が
回転自在に配設され、各送りコロ35は、対応する開口
33aから外周面を下方に突出した状態で位置決めされ
ている。すなわち、空気室33の負圧による吸引力によ
って送りコロ35にシート材料11の上面を当接させる
ことで、該送りコロ35の回転による送り力がシート材
料11に付与されて搬送される。なお、シート搬送装置
14では、前記プリンタユニット13で印刷されていな
いシート材料11の上面を吸着保持して搬送するので、
該シート材料11の印刷面を汚すことなく搬送し得る。
従って、プリンタユニット13での印刷が上刷りの場合
には、シート搬送装置14は実施例とは逆にシート材料
11の下面を吸着保持して搬送するよう構成される。
【0029】前記シート搬送装置14における空気室3
3に形成される負圧は、前記打抜き装置10によりシー
ト材料11が下流側に向けて斜めに平行移動されるのを
許容する値に設定される。これにより、シート材料11
の円滑な平行移動を許容して該材料11に正確な打抜き
を施し得るよう構成される。
【0030】前記シート供給装置12、各プリンタユニ
ット13およびシート搬送装置14は、図2に示す如
く、歯車列36を介して連結され、主駆動モータ22に
よって各機構が回転駆動されるよう構成される。また主
駆動モータ22と、前記打抜き装置10を駆動する独立
モータ23とは、制御手段37により駆動制御され、シ
ート供給装置12により所要のタイミングで1枚づつプ
リンタユニット13に向けて基準姿勢で送り出されたシ
ート材料11に、各プリンタユニット13で予め設定さ
れた位置に所要の印刷が施された後、シート搬送装置1
4を介して打抜き装置10に水平に供給されると共に、
当該打抜き装置10で、シート材料11の印刷が施され
た位置と対応する部分が正確に打抜かれるよう設定され
る。
【0031】前記打抜き装置10の下流側に、バイブレ
ーションコンベヤ38およびスタッカ39が直列に配置
され、該打抜き装置10で所要形状に打抜かれた製品
を、バイブレーションコンベヤ39を介してスタッカ3
9に積層するよう構成されている。なお、打抜き装置1
0で打抜かれるシート材料11は、前述したように下流
側に向けて斜めに平行移動するので、打抜き装置10の
上流側に配置されるシート搬送装置14、プリンタユニ
ット13およびシート供給装置12の機械中心C1,C2
と前記バイブレーションコンベヤ38およびスタッカ3
9の機械中心は、シート材料11の平行移動量だけ偏位
している。
【0032】
【実施例の作用】次に、前述した実施例に係る打抜き装
置の作用につき説明する。前記主駆動モータ22により
駆動されるシート供給装置12により所要のタイミング
で1枚づつプリンタユニット13に向けて供給されるシ
ート材料11は、そのシート幅方向中心がプリンタユニ
ット13の機械中心C2または印版中心と一致する基準
姿勢となっている。このシート材料11には、各プリン
タユニット13で予め設定された位置に所要の印刷が施
される。そして、印刷が施されたシート材料11は、前
記シート搬送装置14で印刷が施されていない上面が吸
着保持された状態で、前記送りコロ35の回転力によっ
て下流側に搬送される。
【0033】前記シート搬送装置14を介してダイシリ
ンダ19とアンビルシリンダ21との間に1枚づつ水平
に供給されるシート材料11は、図3に示す如く、その
長辺11aが基準線L2と平行で、かつ短辺11bがシ
ート給送方向Pと平行になる基準姿勢となっている。言
い替えれば、シート材料11に施される横打抜き線24
の形成予定位置(図3に二点鎖線で図示)が、基準線L2
と平行となる姿勢でシート材料11が供給される。
【0034】前記独立モータ23により相互に反対方向
に回転駆動されている両シリンダ19,21間に基準姿
勢で水平供給されたシート材料11は、前記打抜き刃1
6とアンビル20とにより挟圧されて下流側に移送され
る。このとき、前記シート搬送装置14によってシート
材料11の上流側が平行移動を許容する状態で保持され
ているから、該シート材料11は、図8に示すように、
両シリンダ19,21の傾斜角度に応じて基準姿勢のま
ま下流側に向けて斜めに平行移動させられ、この過程で
該シート材料11に所要形状の打抜きが施される。すな
わち、前記ダイ18における横打抜き刃16aについて
は、該打抜き刃16aの長手方向一方の先行端Aがシー
ト材料11に当接して打抜きが開始され、ダイシリンダ
19の回転に伴って他方の後行端に向けて徐々に横打抜
き刃16aがシート材料11に当接して打抜きが施され
る。前述した如く、基準線L2に対して角度θ1で傾斜配
置されているダイシリンダ19に対し、該シリンダ19
に巻装されるダイ18の横打抜き刃16aを、ダイシリ
ンダ19のシート給送方向上流側に傾いている端部側に
位置する端部Aが、ダイシリンダ19の回転方向の先行
側となるよう略同一角度θ1'だけ傾斜させたことで、下
流側に向けて斜めに平行移動するシート材料11に該横
打抜き刃16aで打抜かれた横打抜き線24は、図3に
示すように基準線L2(長辺11a)と平行になる。
【0035】また、前記ダイ18における縦打抜き刃1
6bについては、該打抜き刃16bの長手方向一方の先
行端Bがシート材料11に当接して打抜きが開始され、
ダイシリンダ19の回転に伴って他方の後行端に向けて
徐々に縦打抜き刃16bがシート材料11に当接して打
抜きが施される。この縦打抜き刃16bにおいては、前
記横打抜き刃16aと直交しているから、下流側に向け
て基準姿勢のまま斜めに平行移動するシート材料11に
該縦打抜き刃16bで打抜かれた縦打抜き線25は、図
3に示すようにシート給送方向P(短辺11b)と平行に
なる。
【0036】なお、前述したように、前側の横打抜き刃
16aの長手方向の中心Cは、ダイシリンダ19の回転
によってシート材料11の打抜き位置に到来した際にシ
ート材料11のシート幅方向中心と一致するよう位置決
めされているから、抜き位置に対して印刷位置が幅方向
にずれることはなく、またシート材料11を打抜いた際
に発生する幅方向両側のトリム部分44の幅は均等にな
る。また、前記ダイ18における横打抜き刃16aおよ
び縦打抜き刃16bは、図10に示すように、ダイシリ
ンダ19の取付穴48と干渉しない位置に臨むよう設定
されているので、各打抜き刃16a,16bはその全長
に亘ってダイシリンダ19の外周面で確実に支持されて
いる。従って、シート材料11の打抜きに際して各打抜
き刃16a,16bが径方向に変動することで確実な打
抜きを施し得なくなるのを防止し得る。両打抜き刃16
a,16bと取付穴48との関係は、前記湾曲ボード1
7に設けた各取付穴17aを適宜の取付穴48に夫々対
応させてボルト固定することにより決められるものであ
る。
【0037】すなわち、シート材料11に横打抜き線2
4を施すための横打抜き刃16aは、その全長に亘って
一度にシート材料11に当接することなく徐々に当接す
るので、ダイシリンダ19やアンビルシリンダ21およ
び横打抜き刃16a自体に大きな応力(衝撃力)が加わる
ことはない。従って、両シリンダ19,21の軸受部等
の機械強度を高めることなく使用寿命を延ばすことがで
き、小型化およびコスト低減を図り得る。またダイ18
についても、横打抜き刃16aの支持強度を高めるため
に湾曲ボード17の厚みを大きくしたり刃物の倒れを防
ぐための支持具を取付ける必要もなく、ダイ18自体の
コスト低減を図ると共にメンテナンス費用も少なくて済
む。更には、横打抜き刃16aおよび縦打抜き刃16b
における各鉛直線がダイシリンダ19の軸線L1と交差
するよう設定されることで、横打抜き刃16aおよび縦
打抜き刃16bに加わる荷重を常にダイシリンダ19の
軸心で受けることができ、該シリンダ19に偏心方向の
荷重が加わることで振動等が発生するのを防止し得る。
これにより、ダイシリンダ19の支持構造を簡略化する
ことも可能となる。
【0038】前記打抜き刃16による打抜きと同時に、
横罫刃28により横打抜き線24と平行な横罫26が施
されると共に、縦罫刃29により縦打抜き線25と平行
な縦罫27が施される。このとき、ダイ18における横
罫刃28については、その全長に亘って一度にシート材
料11に当接することなく徐々に当接するので、シート
材料11に横罫26が強く入ることはなく、罫線割れの
発生を防止し得る。またダイ18における縦罫刃29に
ついても、ダイシリンダ19の回転に伴って長手方向の
一端から他端に向けて該刃19がシート材料11に徐々
に当接する。更には、横罫刃28および縦罫刃29に加
わる衝撃荷重は小さく、該刃28,29の使用寿命を長
くし得る。なお、実施例では打抜き装置10を、上流側
のシート搬送装置14、プリンタユニット13およびシ
ート供給装置12を駆動する主駆動モータ22とは別の
独立モータ23で駆動するよう構成してあるので、当該
打抜き装置10で生ずる振動等が他の機構に伝わるのを
防止することができる。更に、シート材料11を基準姿
勢のままで打抜き装置10に供給し得るので、該打抜き
装置10の上流側に位置する各装置としては従来から用
いられている構成のものを使用することができ、大きな
設備変更をすることなく導入し得る。
【0039】ここで、前記ダイシリンダ19の外周にダ
イ18の横打抜き刃16aが螺旋状に位置しているの
で、前記アンビルシリンダ21のアンビル20に対して
横打抜き刃16aは軸方向に真っ直には食込まない。従
って、アンビルシリンダ21を軸方向にシフトすること
により、アンビル20に対する横打抜き刃16aの刃先
食込み部位を変えることができる。すなわち、常に同じ
場所に横打抜き刃16aが食込むことによる偏減りを防
止し、アンビル20の使用寿命を延ばすことができる。
またアンビル20の同じ場所のみが摩耗するのを防止し
て均等に摩耗させることができるから、アンビル表面に
凹凸が発生することに起因する罫入れ不良や罫線割れ等
を未然に防ぎ得る。更には、横打抜き刃16aがアンビ
ル20の周方向に傾斜している(螺旋状に位置する)こと
で、アンビル20に食込んだ横打抜き刃16aが離間す
る際にはアンビル20のカスを掻き出す作用を奏する。
なお、ダイ18の縦打抜き刃16bに関しても、シート
給送方向Pに対して傾斜するよう構成されているので、
横打抜き刃16aの場合と同様にアンビル20の偏減り
を防止し得ると共にカスを掻き出す作用を有する。
【0040】前記打抜き装置10により打抜きが施され
たシート材料11は、前記バイブレーションコンベヤ3
8で挟持されることで、前記シート給送方向Pと平行に
移動し、該コンベヤ38でカスが分離された後に、スタ
ッカ39に積層される。
【0041】
【別実施例について】図12および図13は、シート搬
送装置の別実施例を示すものであって、図12に示すシ
ート搬送装置40は、シート材料11のパスラインを挟
んで上下に一対のフィードロール41,41を回転自在
に配設し、両ロール41,41を相互に反対方向に回転
駆動することで、シート材料11をダイシリンダ19と
アンビルシリンダ21との間に水平に供給するよう構成
される。また図13に示すシート搬送装置42は、シー
ト材料11のパスラインを挟んで上下に一対の無端ベル
ト43,43を走行可能に配設し、両無端ベルト43,4
3を相互に反対方向に走行駆動することで、シート材料
11をダイシリンダ19とアンビルシリンダ21との間
に水平に供給するよう構成される。そして、何れの構成
においても、フィードロール41,41または無端ベル
ト43,43によるシート材料11の挟圧力は、シート
材料11が打抜き装置10を通過する際に平行移動する
のを許容する値に設定されている。
【0042】そして、前記別実施例に係るシート搬送装
置40,42を用いた場合であっても、打抜き装置10
により下流側に向けて基準姿勢のまま斜めに平行移動す
るシート材料11に、横打抜き線24および縦打抜き線
25を適正に打抜くことができる。なお、空気室と無端
ベルトとを組合わせ、空気室内に形成される負圧によっ
てシート材料を無端ベルトに当接し、該ベルトの走行に
よってシート材料を搬送する構成も採用可能である。
【0043】前記実施例では、シート材料11を打抜い
た際に発生する幅方向両側のトリム部分44の幅を均等
とするために、ダイシリンダ19に湾曲ボード17を巻
装する際に、前側の横打抜き刃16aの長手方向の中心
Cを基準として位置決めする場合につき説明したが、そ
の他の方法によって該中心Cとシート幅方向中心とを一
致させるようにしてもよい。例えば図14に示すよう
に、ダイシリンダ19をフレーム15,15に対して軸
方向に移動可能に枢支すると共に、該シリンダ19の軸
端に回転自在に配設した調節ネジ45を、フレーム15
にハウジング46を介して固定したナット47に螺挿す
る。そして、調節ネジ45を所要方向に回転してダイシ
リンダ19を軸方向に移動調節することで、該シリンダ
19の任意位置に巻装した湾曲ボード17における前側
の横打抜き刃16aの長手方向の中心Cを、打抜き位置
に到来した際にシート幅方向中心と一致するよう位置決
めすることができる。すなわち、この場合は、湾曲ボー
ド17に対する横打抜き刃16aの植設位置や、ダイシ
リンダ19に対する湾曲ボード17の巻装位置を気にす
る必要はない。そして、ダイシリンダ19を移動調節す
る場合は、その移動量等を制御手段37に記憶してお
き、該記憶データを次回にフィードバックさせることも
可能である。
【0044】また、ダイシリンダ19を軸方向に移動調
節するのに代えて、打抜き装置10の全体を移動調節し
たり、あるいはダイシリンダ19に配設した横打抜き刃
16aの長手方向の中心Cを基準として、打抜き装置1
0に供給されるシート材料11の給送位置を幅方向に変
更することで対応し得る。なお、シート材料11の給送
位置を変更する場合は、前記プリンタユニット13やシ
ート供給装置12自体を移動調節可能に構成し、その機
械中心C1,C2を位置調節したり、シート供給装置12
ではシート材料11の幅方向両側を保持するサイドガイ
ド等を調節したり、あるいはプリンタユニット13では
印刷シリンダ30を、前記ダイシリンダ19の移動機構
と同様な方式で軸方向に移動調節可能に構成して調節す
る。またプリンタユニット13では、該ユニット13自
体や印刷シリンダ30を調節することなく、該シリンダ
30への印版の取付け位置を対応的に変更することでも
対応可能である。そして、このようにシート材料11の
給送位置を変更する場合は、サイドガイドや印刷シリン
ダ30の移動量等を制御手段37に記憶しておき、該記
憶データを次回にフィードバックさせることも可能であ
る。
【0045】ここで、前記ダイ18に植設される縦横の
打抜き刃16a,16bおよび縦横の罫刃28,29の形
状については、実施例のような矩形状のブランクを打抜
くものに限定されるものでなく、各種型式のブランクに
合わせて形成される。また図15に示すように、1枚の
シート材料11から2枚のブランクを打抜く場合は、同
一形状の打抜き刃16,16が湾曲ボード17の長手方
向に並列に配置される。そして、このように複数の打抜
き刃16を配設した場合においては、前記シート材料1
1の最前端縁側の横打抜き線24,24を打抜く2本の
横打抜き刃16a,16aと整列一致して該刃群の左右
に離間する端部間の長さの仮想線を設定し、該仮想線の
長手方向の中心C’を基準として、湾曲ボード17がダ
イシリンダ19に位置決めされる。すなわち、仮想線の
長手方向の中心C’が、ダイシリンダ19の回転に伴っ
てシート材料11の打抜き位置に到来した際に、該中心
C’が前記シート搬送装置14から供給されるシート材
料11のシート幅方向中心と一致(プリンタユニット1
3の機械中心C2または印版中心と一致)するよう位置決
めされる。これにより、プリンタユニット13において
左右に配設された印版により印刷が施され、そのシート
幅方向中心がプリンタユニット13の機械中心C2また
は印版中心に一致した状態で打抜き装置10に供給され
るシート材料11には、シート幅方向中心を挟む左右の
適正位置に各打抜き刃16,16で確実な打抜きを施す
ことができる。そしてこの場合においても、シート材料
11から2枚のブランクが打抜かれることにより発生す
る幅方向両側のトリム部分の幅は均等となる。
【0046】なお、1枚のシート材料11から3枚以上
のブランクを打抜く場合にも、ダイシリンダ19に対し
てダイ18は同様に位置決めされる。また、仮想線の中
心C’をシート幅方向中心に一致させる調節方法として
は、前述した各種の方法が実施可能である。また、前記
縦打抜き刃16bの傾斜角θ1”とダイシリンダ19に
設けられる取付穴48のピッチとの関係により、前述し
たように1枚のシート材料11から2枚または3枚以上
の製品を打抜く場合において、前記仮想線の中心C’を
通って縦打抜き刃16bと平行なラインがダイシリンダ
19の取付穴48に重なり合う場合は、該中心C’と打
抜き装置10の機械中心C3との位置をずらして湾曲ボ
ード17をダイシリンダ19に取付けるようにする(図
15参照)。
【0047】ここで、前記シート材料11の種類や仕様
によっては、前述したように横打抜き刃16aを傾斜さ
せる必要がない場合がある。そこで、例えば図16およ
び図17に示す如く、前記打抜き装置10を、前記両シ
リンダ19,21の軸線L1が基準線L2に対して傾斜す
る傾斜姿勢(図16)と、軸線L1が基準線L2と平行にな
る基準姿勢(図17)とに位置決め変更可能に構成し、シ
ート材料11の種類や仕様によって打抜き装置10の姿
勢を任意に変更するようにしてもよい。この別実施例で
は、打抜き装置10を構成する一方のフレーム15の支
点Fを中心として該装置10が水平揺動可能に構成され
ると共に、他方のフレーム15に位置決め用シリンダ4
9のピストンロッド49aが連結されている。すなわ
ち、位置決め用シリンダ49を正逆方向に付勢すること
で、打抜き装置10を傾斜姿勢と基準姿勢とに位置決め
することができる。また、打抜き装置10を図17に示
すように基準姿勢とした場合は、前記ダイシリンダ19
に配設されるダイ18における打抜き刃50は、その横
打抜き刃50aが前記横基線L3と平行に設定されると
共に、該横打抜き刃50aと直交する縦打抜き刃50b
はシート給送方向Pと平行に設定される。そして、前記
基準姿勢で打抜き装置10に供給されるシート材料11
は、その姿勢のまま下流側に真っ直に移動されつつ打抜
き刃50により横打抜き線24および縦打抜き線25が
打抜かれる。なお、打抜き装置10を傾斜姿勢と基準姿
勢とに変更する手段としては、位置決め用シリンダ以外
の各種の機構を採用可能である。
【0048】実施例ではダイシリンダとアンビルシリン
ダとを1基の独立モータで回転駆動するよう構成した
が、各シリンダを夫々別のモータで回転駆動したり、あ
るいはシート供給装置やプリンタユニット等を駆動する
主駆動モータにギヤやラインシャフト等を用いて連繋し
て回転駆動するようにしてもよい。また実施例では、シ
ート材料に矩形状の打抜きを施す打抜き刃を例に挙げて
説明したが、その打抜き形状については矩形状に限定さ
れるものでなく、各種フラップ等を含む形状であっても
よい。そして、各種の打抜き形状に合わせて設置される
打抜き刃における横打抜き刃および縦打抜き刃が、前述
した設定で位置決めされていればよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るシート
材料の打抜き方法および装置によれば、前端縁をシート
給送方向と直交する基準線と平行になる基準姿勢で供給
される枚葉のシート材料を、前記基準線に対して軸線が
所要角度だけ傾斜するよう配置したダイシリンダとアン
ビルシリンダとで基準姿勢のまま下流側に向けて斜めに
平行移動させつつ打抜きを施すことにより、ダイシリン
ダに配設された打抜き刃によって基準線と平行な横打抜
き線およびシート給送方向と平行な縦打抜き線を打抜く
ことができる。この場合に、打抜き刃における横打抜き
刃でシート材料に打抜きを施す際には、該刃の全長が一
度にシート材料に当接することはなく、横打抜き刃に加
わる応力を低減することができる。また横打抜き刃には
大きな衝撃荷重が加わらないので、その使用寿命を長く
し得る利点がある。
【0050】更に、ダイシリンダやアンビルシリンダに
も一度に大きな応力が作用しないから、両シリンダの軸
受部等の機械強度を高めることなく使用寿命を延ばすこ
とができ、小型化およびコスト低減を図り得る。更にま
た、アンビルシリンダにウレタン材質のアンビルを巻装
する構成を採用する場合は、横打抜き刃がダイシリンダ
の軸線に対して傾斜しているから、ダイシリンダを軸方
向にシフトすることで、アンビルに対する横打抜き刃の
刃先食込み部位を変えることができる。これによって、
アンビルに対する横打抜き刃の刃先食込みにより、その
表面に部分的な凹凸が生じるのを防止して、罫刃による
罫線入れが良好になされなくなる問題を未然に防止する
ことができる。また「ハードカット」形式においては、振
動や打抜き刃の損傷の発生を防止し得る。更に、シート
材料の仕様に応じてダイシリンダおよびアンビルシリン
ダを傾斜姿勢または基準姿勢としたもとで、該シート材
料に適した打抜きを施すことができる。
【0051】前記シート材料の最前端縁側の横打抜き線
を打抜く横打抜き刃や横打抜き刃群の長手方向の中心
が、シート材料の打抜き位置に到来した際に、該中心が
搬送装置から供給されるシート材料のシート幅方向中心
と一致するよう設定することで、抜き位置に対して印刷
位置が幅方向にずれることがなく、また打抜きに際して
発生する幅方向両側のトリム部分の幅を均等とし得る。
また湾曲ボードの取付穴は、該ボードをダイシリンダに
固定した際に、前述したように前側の横打抜き線の長手
方向の中心とシート材料のシート幅方向中心とを一致さ
せる位置に予め設けられているから、ダイの取付けを簡
単に行ない得る。
【0052】前記シート材料に横罫を入れる横罫刃を、
ダイシリンダの軸線に対して傾斜させることで、当該横
罫刃でシート材料に横罫を施す際には、該刃の全長が一
度にシート材料に当接することはないので、シート材料
に横罫が強く入るのを防止して、罫線割れの発生を未然
に防止し得る利点を有する。また横罫刃には大きな衝撃
荷重が加わらないので、その使用寿命を長くし得る利点
がある。更に、打抜き装置に対してシート材料を基準姿
勢のまま供給することができるので、打抜き装置の上流
側に配置される装置に関しては、従来から用いられてい
る構成のものを使用することができ、大きな設備変更を
することなく導入し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る打抜き装置が採用
されるプリンタダイカッタを示す概略構成図である。
【図2】実施例に係るプリンタダイカッタの要部を示す
概略平面図である。
【図3】実施例に係る打抜き装置の概略平面図である。
【図4】実施例に係る打抜き装置の概略側面図である。
【図5】実施例に係るダイシリンダおよび該シリンダか
ら取外したダイの湾曲ボードを展開した状態で示す概略
平面図である。
【図6】実施例に係るダイが巻装されたダイシリンダの
概略平面図である。
【図7】実施例に係るダイが巻装されたダイシリンダの
概略斜視図である。
【図8】シート材料が基準姿勢で斜めに平行移動する状
態を示す説明図である。
【図9】実施例に係るダイにおける前側の横打抜き刃の
中心を示す説明図である。
【図10】実施例に係るダイシリンダの取付穴と湾曲ボ
ードの取付穴との関係を示す説明図である。
【図11】実施例に係るシート搬送装置の底面図であ
る。
【図12】別実施例に係るシート搬送装置を打抜き装置
と共に示す説明図である。
【図13】更に別実施例に係るシート搬送装置を打抜き
装置と共に示す説明図である。
【図14】ダイシリンダを軸方向へ移動調節する手段を
示す概略図である。
【図15】ダイの別例を示す説明図である。
【図16】打抜き装置の別実施例を傾斜姿勢で示す概略
図である。
【図17】打抜き装置の別実施例を基準姿勢で示す概略
図である。
【符号の説明】
10 打抜き装置 11 シート材料 1
1a 長辺(前端縁) 11b 短辺(側端縁) 14 シート搬送装置 1
6 打抜き刃 16a 横打抜き刃 16b 縦打抜き刃 1
7 湾曲ボード 17a 取付穴 18 ダイ 1
9 ダイシリンダ 21 アンビルシリンダ 24 横打抜き
線 25 縦打抜き線 26 横罫 2
7 縦罫 28 横罫刃 29 縦罫刃 4
0 シート搬送装置 42 シート搬送装置 A 横打抜き刃の先行端 50 打抜き刃 50a 横打抜き刃 5
0b 縦打抜き刃 B 縦打抜き刃の先行端 C 横打抜き刃の中心 C' 仮想線の中心 C1 シート供給装置の機械
中心 C2 プリンタユニットの機械中心 C3 打抜き装置の
機械中心 L1 軸線 L2 基準線 P
シート給送方向 L3 横基線 L4 縦基線 θ1 実施例におけるダイシリンダの傾斜角 θ1' 実施例における横打抜き刃の傾斜角 θ1” 実施例における縦打抜き刃の傾斜角

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート給送方向(P)の前端縁(11a)が該給
    送方向(P)と直交する基準線(L2)と平行になる基準姿勢
    の枚葉のシート材料(11)を、基準線(L2)に対して軸線(L
    1)が所要角度(θ1)だけ傾斜するよう配置された対をな
    す相互に反対方向に回転するダイシリンダ(19)とアンビ
    ルシリンダ(21)との間に供給し、 前記シート材料(11)を、両シリンダ(19,21)の傾斜角度
    に応じて基準姿勢のまま下流側に向けて斜めに平行移動
    させつつ、前記ダイシリンダ(19)に配設された打抜き刃
    (16)によって基準線(L2)と平行な横打抜き線(24)および
    シート給送方向(P)と平行な縦打抜き線(25)を打抜くよ
    うにしたことを特徴とするシート材料の打抜き方法。
  2. 【請求項2】 シート給送方向(P)の前端縁(11a)が該給
    送方向(P)と直交する基準線(L2)と平行になる基準姿勢
    の枚葉のシート材料(11)を、基準線(L2)に対して軸線(L
    1)が所要角度(θ1)だけ傾斜するよう配置された対をな
    す相互に反対方向に回転するダイシリンダ(19)とアンビ
    ルシリンダ(21)との間に、搬送装置(14)を介して供給
    し、 前記両シリンダ(19,21)の回転作用によって下流側に移
    送されるシート材料(11)の上流側を、前記搬送装置(14)
    で平行移動を許容する状態で保持することで、該シート
    材料(11)を両シリンダ(19,21)の傾斜角度に応じて基準
    姿勢のまま下流側に向けて斜めに平行移動させ、この過
    程で前記ダイシリンダ(19)に配設された打抜き刃(16)に
    よって基準線(L2)と平行な横打抜き線(24)およびシート
    給送方向(P)と平行な縦打抜き線(25)を打抜くようにし
    たことを特徴とするシート材料の打抜き方法。
  3. 【請求項3】 シート給送方向(P)の前端縁(11a)が該給
    送方向(P)と直交する基準線(L2)と平行になる基準姿勢
    の枚葉のシート材料(11)を、基準線(L2)に対して軸線(L
    1)が所要角度(θ1)だけ傾斜するよう配置された対をな
    す相互に反対方向に回転するダイシリンダ(19)とアンビ
    ルシリンダ(21)との間に供給し、 前記ダイシリンダ(19)に配設されて該シリンダ(19)のシ
    ート給送方向上流側に傾いている端部側に位置する端部
    (A)が、ダイシリンダ(19)の回転方向の先行側となるよ
    う傾斜すると共に、この先行端(A)を通って前記軸線
    (L1)と平行な横基線(L3)に対する傾斜角度(θ1')が軸線
    (L1)と基準線(L2)との傾斜角(θ1)と略同一に設定され
    ている横打抜き刃(16a)により、前記ダイシリンダ(19)
    およびアンビルシリンダ(21)の傾斜角度に応じてシート
    材料(11)を基準姿勢のまま下流側に向けて斜めに平行移
    動させつつ、その前端縁(11a)と平行な横打抜き線(24)
    を長手方向の一端から他端に向けて徐々に打抜くと共
    に、 前記ダイシリンダ(19)に配設されて横打抜き刃(16a)と
    直交する縦打抜き刃(16b)により、前記ダイシリンダ(1
    9)およびアンビルシリンダ(21)の傾斜角度に応じてシー
    ト材料(11)を基準姿勢のまま斜めに平行移動させつつ、
    その前端縁(11a)と直交する側端縁(11b)と平行な縦打抜
    き線(25)を長手方向の一端から他端に向けて徐々に打抜
    くようにしたことを特徴とするシート材料の打抜き方
    法。
  4. 【請求項4】 シート給送方向(P)の前端縁(11a)が該給
    送方向(P)と直交する基準線(L2)と平行になる基準姿勢
    の枚葉のシート材料(11)を、基準線(L2)に対して軸線(L
    1)が所要角度(θ1)だけ傾斜するよう配置された対をな
    す相互に反対方向に回転するダイシリンダ(19)とアンビ
    ルシリンダ(21)との間に、搬送装置(14)を介して供給
    し、 前記両シリンダ(19,21)の回転作用によって下流側に移
    送されるシート材料(11)の上流側を、前記搬送装置(14)
    で平行移動を許容する状態で保持することで、該シート
    材料(11)を両シリンダ(19,21)の傾斜角度に応じて基準
    姿勢のまま下流側に向けて斜めに平行移動させ、 この過程において、前記ダイシリンダ(19)に配設されて
    該シリンダ(19)のシート給送方向上流側に傾いている端
    部側に位置する端部(A)が、ダイシリンダ(19)の回転方
    向の先行側となるよう傾斜すると共に、この先行端(A)
    を通って前記軸線(L1)と平行な横基線(L3)に対する傾斜
    角度(θ1')が軸線(L1)と基準線(L2)との傾斜角(θ1)と
    略同一に設定されている横打抜き刃(16a)により、シー
    ト材料(11)にその前端縁(11a)と平行な横打抜き線(24)
    を長手方向の一端から他端に向けて徐々に打抜くと共
    に、 前記ダイシリンダ(19)に配設されて横打抜き刃(16a)と
    直交する縦打抜き刃(16b)により、シート材料(11)にそ
    の前端縁(11a)と直交する側端縁(11b)と平行な縦打抜き
    線(25)を長手方向の一端から他端に向けて徐々に打抜く
    ようにしたことを特徴とするシート材料の打抜き方法。
  5. 【請求項5】 前記ダイシリンダ(19)とアンビルシリン
    ダ(21)の回転作用によって下流側に移送されるシート材
    料(11)の上流側を、前記搬送装置(14)による吸引作用に
    よって平行移動を許容する状態で保持するようにした請
    求項2または4記載のシート材料の打抜き方法。
  6. 【請求項6】 相互に反対方向に回転するダイシリンダ
    (19)とアンビルシリンダ(21)を、その軸線(L1)がシート
    給送方向(P)と直交する基準線(L2)に対して所要角度(θ
    1)だけ傾斜する傾斜姿勢に位置決めした際には、両シリ
    ンダ(19,21)の間にシート給送方向(P)の前端縁(11a)が
    基準線(L2)と平行になる基準姿勢で搬送装置(14)を介し
    て供給される枚葉のシート材料(11)を、両シリンダ(19,
    21)の回転作用によって下流側に移送されるシート材料
    (11)の上流側を搬送装置(14)で平行移動を許容する状態
    で保持することで、両シリンダ(19,21)の傾斜角度に応
    じて基準姿勢のまま下流側に向けて斜めに平行移動させ
    つつ、前記ダイシリンダ(19)に配設された打抜き刃(16)
    によって基準線(L2)と平行な横打抜き線(24)およびシー
    ト給送方向(P)と平行な縦打抜き線(25)を打抜き、 前記両シリンダ(19,21)の軸線(L1)を基準線(L2)と平行
    になる基準姿勢に位置決めした際には、両シリンダ(19,
    21)の間に基準姿勢で搬送装置(14)を介して供給される
    枚葉のシート材料(11)を、基準姿勢のまま下流側に向け
    て真っ直に移動させつつ、前記ダイシリンダ(19)に配設
    された打抜き刃(50)によって基準線(L2)と平行な横打抜
    き線(24)およびシート給送方向(P)と平行な縦打抜き線
    (25)を打抜くようにしたことを特徴とするシート材料の
    打抜き方法。
  7. 【請求項7】 前記傾斜姿勢のダイシリンダ(19)に対し
    ては、該シリンダ(19)のシート給送方向上流側に傾いて
    いる端部側に位置する端部(A)が、ダイシリンダ(19)の
    回転方向の先行側となるよう傾斜すると共に、この先行
    端(A)を通って前記軸線(L1)と平行な横基線(L3)に対す
    る傾斜角度(θ1')が軸線(L1)と基準線(L2)との傾斜角
    1)と略同一に設定されている横打抜き刃(16a)および
    該横打抜き刃(16a)と直交する縦打抜き刃(16b)を備える
    打抜き刃(16)をダイシリンダ(19)に配設し、この打抜き
    刃(16)により前記シート材料(11)に横打抜き線(24)およ
    び縦打抜き線(25)を打抜くと共に、 前記基準姿勢のダイシリンダ(19)に対しては、前記横基
    線(L3)と平行に設定されている横打抜き刃(50a)および
    該横打抜き刃(50a)と直交する縦打抜き刃(50b)を備える
    打抜き刃(50)をダイシリンダ(19)に配設し、この打抜き
    刃(50)により前記シート材料(11)に横打抜き線(24)およ
    び縦打抜き線(25)を打抜くようにした請求項6記載のシ
    ート材料の打抜き方法。
  8. 【請求項8】 湾曲ボード(17)に打抜き刃(16)を植設し
    たダイ(18)が着脱可能に巻装されて所定方向に回転駆動
    されるダイシリンダ(19)と、このダイシリンダ(19)と平
    行に配設されて該シリンダ(19)と反対方向に回転駆動さ
    れるアンビルシリンダ(21)とを備え、両シリンダ(19,2
    1)の間に、シート給送方向(P)の前端縁(11a)が該給送方
    向(P)と直交する基準線(L2)と平行になる基準姿勢で枚
    葉のシート材料(11)を供給し、このシート材料(11)に前
    記打抜き刃(16)を介して所要形状の打抜きを施す打抜き
    装置において、 前記ダイシリンダ(19)およびアンビルシリンダ(21)は、
    その軸線(L1)が前記基準線(L2)に対して所要角度(θ1)
    だけ傾斜するよう配置され、 前記ダイ(18)は、シート材料(11)の前端縁(11a)と平行
    な横打抜き線(24)を打抜く横打抜き刃(16a)および該横
    打抜き刃(16a)と直交してシート材料(11)の前端縁(11a)
    と直交する側端縁(11b)と平行な縦打抜き線(25)を打抜
    く縦打抜き刃(16b)を備え、 前記ダイシリンダ(19)に対してダイ(18)は、前記横打抜
    き刃(16a)におけるダイシリンダ(19)のシート給送方向
    上流側に傾いている端部側に位置する端部(A)が、該シ
    リンダ(19)の回転方向の先行側となるよう傾斜した状態
    で巻装され、 前記横打抜き刃(16a)の先行端(A)を通って軸線(L1)と平
    行な横基線(L3)に対する横打抜き刃(16a)の傾斜角度(θ
    1')は、前記軸線(L1)と基準線(L2)との傾斜角(θ1)と略
    同一に設定されると共に、前記縦打抜き刃(16b)におけ
    るダイシリンダ(19)の回転方向先行端(B)を通って前記
    横基線(L3)と直交する縦基線(L4)に対する縦打抜き刃(1
    6b)の傾斜角度(θ1")は、前記軸線(L1)と基準線(L2)と
    の傾斜角(θ1)と略同一に設定され、 前記ダイシリンダ(19)とアンビルシリンダ(21)との間
    に、前記シート材料(11)を基準姿勢で供給する搬送装置
    (14)は、両シリンダ(19,21)でシート材料(11)が挟圧さ
    れて移送される際には該シート材料(11)の平行移動を許
    容するよう構成されていることを特徴とするシート材料
    の打抜き装置。
  9. 【請求項9】 前記搬送装置(14)は、内部を負圧状態と
    される空気室(33)および該空気室(33)の内部に形成され
    る負圧によって吸引される前記シート材料(11)が当接さ
    れる搬送部材(35)を備え、この搬送部材(35)の駆動力に
    よって該搬送部材(35)に当接するシート材料(11)を搬送
    するよう構成した請求項8記載のシート材料の打抜き装
    置。
  10. 【請求項10】 前記シート材料(11)の最前端縁側の横
    打抜き線(24)を打抜く横打抜き刃(16a)の長手方向の中
    心(C)が、シート材料(11)の打抜き位置に到来した際
    に、該中心(C)が前記搬送装置(14)から供給されるシー
    ト材料(11)のシート幅方向中心と略一致するよう設定さ
    れている請求項8または9記載のシート材料の打抜き装
    置。
  11. 【請求項11】 前記シート材料(11)の最前端縁側の横
    打抜き線(24)を打抜く全ての横打抜き刃群の長手方向の
    中心(C')が、シート材料(11)の打抜き位置に到来した際
    に、該中心(C')が前記搬送装置(14)から供給されるシー
    ト材料(11)のシート幅方向中心と略一致するよう設定さ
    れている請求項8または9記載のシート材料の打抜き装
    置。
  12. 【請求項12】 前記搬送装置(14)のシート給送方向上
    流側に直列に配置されたシート供給装置(12)およびプリ
    ンタユニット(13)の機械中心(C1,C2)と、前記打抜き装
    置(10)の機械中心(C3)とがシート給送方向(P)に整列一
    致すると共に、この打抜き装置(10)における前記ダイシ
    リンダ(19)に湾曲ボード(17)を固定するのに用いられる
    該ボード(17)に穿設される複数の取付穴(17a)は、該取
    付穴(17a)を介してダイシリンダ(19)に固定された湾曲
    ボード(17)における前記シート材料(11)の最前端縁側の
    横打抜き線(24)を打抜く横打抜き刃(16a)の長手方向の
    中心(C)がシート材料(11)の打抜き位置に到来した際
    に、該中心(C)を打抜き装置(10)の機械中心(C3)と略一
    致させる位置に設けられている請求項8,9または10
    記載のシート材料の打抜き装置。
  13. 【請求項13】 前記搬送装置(14)のシート給送方向上
    流側に直列に配置されたシート供給装置(12)およびプリ
    ンタユニット(13)の機械中心(C1,C2)と、前記打抜き装
    置(10)の機械中心(C3)とがシート給送方向(P)に整列一
    致すると共に、この打抜き装置(10)における前記ダイシ
    リンダ(19)に湾曲ボード(17)を固定するのに用いられる
    該ボード(17)に穿設される複数の取付穴(17a)は、該取
    付穴(17a)を介してダイシリンダ(19)に固定された湾曲
    ボード(17)における前記シート材料(11)の最前端縁側の
    横打抜き線(24)を打抜く全ての横打抜き刃(16a)の長手
    方向の中心(C')がシート材料(11)の打抜き位置に到来し
    た際に、該中心(C')を打抜き装置(10)の機械中心(C3)と
    略一致させる位置に設けられている請求項8,9または
    11記載のシート材料の打抜き装置。
  14. 【請求項14】 前記ダイ(18)は、前記横打抜き刃(16
    a)と平行な横罫刃(28)、および前記縦打抜き刃(16b)と
    平行な縦罫刃(29)を備え、前記シート材料(11)に、前記
    横罫刃(28)によって横打抜き線(24)と平行な横罫(26)を
    形成すると共に、前記縦罫刃(29)によって縦打抜き線(2
    5)と平行な縦罫(27)を形成するよう構成した請求項8〜
    13の何れかに記載のシート材料の打抜き装置。
  15. 【請求項15】 前記ダイシリンダ(19)およびアンビル
    シリンダ(21)は、その軸線(L1)が前記基準線(L2)に対し
    て所要角度(θ1)だけ傾斜する傾斜姿勢と、その軸線
    (L1)が基準線(L2)と平行になる基準姿勢とに位置決め可
    能に構成される請求項8〜14記載のシート材料の打抜
    き装置。
JP9340601A 1997-11-25 1997-11-25 シート材料の打抜き方法および装置 Pending JPH11156796A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9340601A JPH11156796A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 シート材料の打抜き方法および装置
GB9727473A GB2331478A (en) 1997-11-25 1997-12-30 Sheet material die-cutting method and apparatus
FR9800557A FR2771327A1 (fr) 1997-11-25 1998-01-20 Procede et equipement de decoupage d'un materiau en forme de feuille
IT98MI000198A IT1298540B1 (it) 1997-11-25 1998-02-03 Procedimento di tranciatura a stampo di materiale in fogli e attrezzatura relativa
DE19805319A DE19805319A1 (de) 1997-11-25 1998-02-10 Stanzschneideverfahren für Bogenmaterial und zugehörige Vorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9340601A JPH11156796A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 シート材料の打抜き方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11156796A true JPH11156796A (ja) 1999-06-15

Family

ID=18338551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9340601A Pending JPH11156796A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 シート材料の打抜き方法および装置

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JPH11156796A (ja)
DE (1) DE19805319A1 (ja)
FR (1) FR2771327A1 (ja)
GB (1) GB2331478A (ja)
IT (1) IT1298540B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004230547A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Heidelberger Druckmas Ag 打抜き・溝付け用カウンタプレートと、それを製造する方法およびそれを利用して被印刷体の打抜きと溝付けを行う方法、ならびにそれを備えている機械
JP2013035107A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Toppan Printing Co Ltd ロータリーカット用金型及びこれを用いたロータリーカッター

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK174943B1 (da) * 2002-02-13 2004-03-15 Inter Ikea Sys Bv Maskine til udstansning af emner fra en bane af bølgepap samt til dannelse af bukkeanvisningslinier i emnerne
CN102666042B (zh) * 2009-09-28 2017-02-15 泰克工业股份有限公司 使用共同刀刃的模切刀
CN103372997B (zh) * 2012-04-28 2015-07-29 福州耕耘专利开发有限公司 刀模倾斜驱动顶辊式模切机
CN110271228B (zh) * 2019-07-23 2024-05-14 苏州安派思包装有限公司 一种用于加工蜂窝状牛皮包装卷纸的滚花设备
CN111806779B (zh) * 2020-06-30 2024-08-02 昆明三行智造科技有限公司 一种回转体滚压装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1259691B (de) * 1961-11-10 1968-01-25 Alfred Schmermund Umlaufende Schneidvorrichtung zum Erzeugen von geradlinigen Querschnitten in fortlaufend bewegten Papierbahnen
DE1436912C3 (de) * 1963-03-21 1975-07-17 F.L.Smithe Machine Co. Inc., New York, N.Y. (V.St.A.) Rotationsstanze für Papier
US3527127A (en) * 1967-09-12 1970-09-08 Smithe Machine Co Inc F L Method of shear cutting envelope blanks
US4014234A (en) * 1972-03-08 1977-03-29 Stanztechnik Gmbh Roeder & Spengler Cutting apparatus
US3977283A (en) * 1975-06-25 1976-08-31 F. L. Smithe Machine Company, Inc. Rotary panel cutter for cutting openings in a web
US4548112A (en) * 1984-07-20 1985-10-22 Marquip, Inc. Web cutting
DE3521238A1 (de) * 1985-06-13 1986-12-18 Werner H.K. Peters Maschinenfabrik Gmbh, 2000 Hamburg Querschneidmaschine in einer wellpappenanlage
AU7859491A (en) * 1990-05-10 1991-11-27 Byron L. Buck Rotary die cutting system for sheet material
JPH0732299A (ja) * 1993-07-22 1995-02-03 Tsukatani Hamono Seisakusho:Kk フレキシブルアンビルダイによる打抜装置
US5697277A (en) * 1994-05-17 1997-12-16 Best Cutting Die Company Multi use rotary die plate system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004230547A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Heidelberger Druckmas Ag 打抜き・溝付け用カウンタプレートと、それを製造する方法およびそれを利用して被印刷体の打抜きと溝付けを行う方法、ならびにそれを備えている機械
JP4699700B2 (ja) * 2003-01-28 2011-06-15 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト 打抜き・溝付け用カウンタプレートと、それを製造する方法およびそれを利用して被印刷体の打抜きと溝付けを行う方法、ならびにそれを備えている機械
JP2013035107A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Toppan Printing Co Ltd ロータリーカット用金型及びこれを用いたロータリーカッター

Also Published As

Publication number Publication date
GB9727473D0 (en) 1998-02-25
ITMI980198A1 (it) 1999-08-03
GB2331478A (en) 1999-05-26
IT1298540B1 (it) 2000-01-12
FR2771327A1 (fr) 1999-05-28
DE19805319A1 (de) 1999-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109195784B (zh) 纸板折叠装置及制盒机
JPH02261740A (ja) 板紙の供給装置
JPH02188364A (ja) 用紙搬送装置
WO2020021885A1 (ja) 印刷ユニット、印刷装置、製函機
JPH07156304A (ja) 印刷ラインの段ボールシートの移送装置
JPH11156796A (ja) シート材料の打抜き方法および装置
JPH10139243A (ja) 枚葉紙処理機
CN110799329B (zh) 纸板折叠装置及制盒机
JP3002164B2 (ja) 枚葉紙処理機
JPH11156798A (ja) シート材料のダイ
JP2000007163A (ja) 段ボール製函機の給紙装置
JP5029345B2 (ja) 用紙処理装置
JP2008114594A (ja) 枚葉紙印刷機において枚葉紙状基材を仕上げ加工するための装置および方法
JPH1179445A (ja) シート状材の給紙装置
JP2005060060A (ja) 枚葉シートの反り矯正装置
JPH04173624A (ja) 材料給送装置
JP2005074527A (ja) 屑分離装置
JPH1179444A (ja) 給紙装置
JPH11106072A (ja) 給紙装置
JP2002002983A (ja) シート積層体の底部からシート材料を連続的に送る装置
JPH11105160A (ja) シート姿勢矯正装置
JPH0445838Y2 (ja)
JPH1158298A (ja) ダイおよびこれが用いられるロータリーダイカッタ
JP4475657B2 (ja) 刷版製造装置
JPH1158669A (ja) 回転式印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040826